JP4008836B2 - 通信相手ユーザの自己情報登録方法、自己情報管理ノードおよび通信端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信相手ユーザの自己情報を登録する技術に関するものである。例えば、電話番号を含む電話の相手先の個人情報を、いわゆる「メモリダイヤル」に登録する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話ネットワークの移動機(携帯電話機)において、電話をかける相手の電話番号および氏名は、予めメモリに記憶されている。電話をかけたいときは、メモリから読み出された電話番号あるいは氏名を選択すれば、自動的に電話番号が携帯電話ネットワークに送出されて電話がかけられる。このような機能は、「メモリダイヤル」と呼ばれている。
【0003】
図9は、移動機のハードウエア構成の一例を説明するためのブロック構成図である。
制御部156は、CPU(Central Processing Unit)を含み、メモリ(ROM/RAM:Read Only Memory/Random Access Memory)160に記憶された制御プログラムによって、無線送受信部152および音声信号処理部153を制御し、電話の発着信制御を行う。
基地局からの受信信号は、アンテナ151で受信され、無線送受信部152で復調され、通話音声データについては音声信号処理部153に出力されてアナログ変換されスピーカ154から出力される。一方、マイクロフォン155から入力された通話音声は、音声信号処理部153においてデジタル変換されて無線送受信部152に出力され変調されてアンテナ151から基地局に送信される。
【0004】
制御部156は、また、液晶(LCD)等の表示部157、デジタル・カメラ部158、キー入力部159、外部インターフェース161に接続され、これらを制御する他、電子メールの送受信制御も行う。
キー入力部159は、電話番号入力や電子メールのテキスト入力、各種機能の設定を行う。送信する複数の相手先の電話番号および氏名は、メモリ(ROM/RAM)160内のメモリダイヤル記憶領域160aに登録される。
表示部157は、キー入力部159により入力され、メモリ160に格納された電子メールや、デジタル・カメラ部158で撮影された写真、または、メモリダイヤル記憶領域60aに登録された電話番号や氏名のリストを表示する。
上述した移動機の「メモリダイヤル」は、ユーザが自分の移動機に通信相手の氏名および電話番号を1件1件打ち込む入力作業を要するものであったので、そのデータ収集と入力操作が煩わしかった。
電話番号自体は、着信履歴に基づいて自動作成することが可能であるが、この着信履歴としては記憶されない氏名、その他については、手入力作業が必要である。
【0005】
これに対し、電子メール等のメッセージにて、通信相手から氏名および電話番号を受信する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、各通信相手ユーザに対し、氏名と電話番号を電子メールで送信するように依頼し、これを受信したときに「メモリダイヤル」に登録する操作を必要とすることから、手続きが煩わしかった。
また、移動機に自分の氏名および電話番号、顔写真、キャラクタデータ等の個人情報を登録しておき、発信側が個人情報の登録を選択したときには、発信側に登録されていた個人情報を受信側に送信し、受信側においては、発信側の個人情報を確認し、この個人情報の登録を選択したときには、受信側の「メモリダイヤル」に登録する技術が知られている(特許文献2参照)。
しかし、「メモリダイヤル」に登録するには、個々の通信相手からの登録要求を待ち、登録要求がある度に、登録するか否かを指示しなければなければない。
上述した従来技術は、いずれも、移動機が「メモリダイヤル」機能を有していることから、移動機の故障、紛失、盗難などで「メモリダイヤル」の登録情報を失った場合は、再度、個人情報の登録をしなければならない。
【0006】
これに対し、ネットワーク上のメモリ管理ノードに、メモリダイヤル等のデータを保存し、移動機のバックアップをする技術が知られている(特許文献3参照)。
図10は、メモリ管理ノードを有する携帯電話ネットワークの構成図である。
携帯電話ネットワーク171内に、各移動機のメモリを管理するメモリ管理ノード172および移動機の呼処理を行う呼処理ノード(交換機等を含む)が設置されている。
メモリ管理ノード172は、ある一人のユーザが複数の移動機174A〜174C(端末グループを構成する)を使用する場合、共有メモリバッファとして使用され、メモリダイヤル、発信履歴、着信履歴、着信メロディ、送信メール、受信メール、待ち受け画面、実行可能プログラム、および電子マネーのうち少なくとも1つを共有する。
一方、あるユーザが1台の移動機174Aを使用する場合であれば、メモリ管理ノード172は、この移動機174Aのメモリに記憶される上述したメモリダイヤル等を、移動機174Aのバックアップとして記憶する。
しかし、図10に示した構成には、通信相手の電話番号および氏名等の個人情報を登録する機能はない。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−188634号公報
【特許文献2】
特開2002−152361号公報
【特許文献3】
特開2002−185614号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、通信相手ユーザの意思を尊重して通信相手ユーザの自己情報のデータベースを構築する処理を省力化できる通信相手ユーザの自己情報登録方法、この方法に使用される自己情報管理ノードおよび通信端末を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、請求項1に記載の発明においては、複数の各ユーザの通信端末と、該ユーザ毎に、該ユーザのユーザ選択情報を含む自己情報と、通信相手ユーザのユーザ選択情報を含む通信相手ユーザの自己情報を登録して記憶する自己情報管理ノード、を有する通信ネットワークで実行される通信相手ユーザの自己情報登録方法であって、前記各ユーザの通信端末は、登録要求対象ユーザを指定した登録要求と登録承認対象ユーザを指定した登録承認を前記自己情報管理ノードに送信し、前記自己情報管理ノードは、前記各ユーザの通信端末から前記登録要求と前記登録承認を受信し、あるユーザの通信端末から受信した登録要求により指定された登録要求対象ユーザに関し、当該登録要求対象ユーザの通信端末から受信した登録承認により指定された登録承認対象ユーザ中に前記あるユーザが含まれていたときは、登録承認し、当該登録要求対象ユーザの自己情報を、前記あるユーザに関し、前記通信相手ユーザの自己情報として登録して記憶し、前記登録承認対象ユーザ中に前記あるユーザが含まれていなかったときは、登録拒否し、当該登録要求対象ユーザの自己情報を登録しないことを特徴とし、かつ、前記各ユーザの通信端末は、それぞれ、着信した通信相手のユーザと発信した通信相手のユーザを記憶しており、前記登録要求対象ユーザ、前記登録承認対象ユーザは、それぞれ、前記着信した通信相手のユーザ、前記発信した通信相手のユーザである。
従って、自己情報管理ノード側で通信相手ユーザの自己情報の登録および記憶が自動的になされることから、通信相手ユーザの自己情報のデータベースを構築する処理を省力化できる。
また、通信端末の通信トラフィックが増加しないので、特に、携帯電話の場合は、通信端末と基地局間の限りある無線資源を浪費しない。
登録を要求する対象の通信相手ユーザの意思を尊重した上で、この通信相手ユーザの自己情報を収集することができる。ユーザの指示によって自己情報を登録して記憶しているので、不要な自己情報が登録され記憶されることがない。
ネットワーク上の自己情報管理ノードに登録して記憶しているので、通信端末側に記憶している通信相手ユーザの自己情報のバックアップが可能となる。
上述した通信端末が、携帯電話機、あるいは、固定電話機であり、通信相手ユーザ指定情報として電話番号を用いる場合は、ユーザのなりすましが困難であるので、自己情報のプライバシーを高度に保つことができる。
加えて、登録要求対象ユーザおよび登録承認対象ユーザの指定が簡単になる。また、登録要求対象ユーザは、着信した通信相手のユーザである。すなわち、既に登録を要求した対象のユーザ側から通信アクセスがあったので、この登録要求対象ユーザの自己情報を登録しても、プライバシーを侵害するおそれが少ない。
【0010】
請求項1に記載の発明では、通信相手ユーザ自己情報は、自己情報管理ノードに登録して記憶されているので、ユーザの通信端末は、自己情報管理ノードから、このユーザに関する通信相手ユーザの自己情報をダウンロードし、登録して記憶する。
あるいは、ユーザの通信端末側で、ある通信相手ユーザの自己情報を知りたいときに、自己情報管理ノードにアクセスし、通信相手ユーザの自己情報の中から、知りたい通信相手ユーザの自己情報をダウンロードしてもよい。
従って、ユーザの通信端末側では、このユーザに関する通信相手ユーザの自己情報を全てダウンロードしておくことは必ずしも要しない。
【0013】
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の通信相手ユーザの自己情報登録方法において、顧客情報管理ノードを有し、該顧客情報管理ノードは、前記ユーザ毎に該ユーザのユーザ選択情報を含む自己情報を記憶し、前記自己情報管理ノードは、前記顧客情報管理ノードから、前記ユーザ毎に該ユーザの自己情報を受信し、登録して記憶するものである。
従って、ユーザの自己情報を各ユーザの通信端末から送信する必要がなくなる。その結果、各ユーザの通信端末にユーザの自己情報を記憶させておかなくてもよい。
顧客情報管理ノードのセキュリティは高いことから、ユーザの自己情報の信頼性が高い。
なお、上述した請求項2に記載の発明に、上述した複数の各ユーザの通信端末から、当該ユーザの自己情報を自己情報管理ノードに送信し、自己情報管理ノードは、これを登録して記憶する機能を加えてもよい。
【0014】
請求項3に記載の発明においては、複数の各ユーザの通信端末とともに通信ネットワークを構成し、該ユーザ毎に、該ユーザのユーザ選択情報を含む自己情報と、通信相手ユーザのユーザ選択情報を含む通信相手ユーザの自己情報を登録して記憶する自己情報管理ノードであって、前記各ユーザの通信端末から、登録要求対象ユーザを指定した登録要求と登録承認対象ユーザを指定した登録承認を受信する受信手段と、あるユーザの通信端末から受信した登録要求により指定された登録要求対象ユーザに関し、当該登録要求対象ユーザの通信端末から受信した登録承認により指定された登録承認対象ユーザ中に前記あるユーザが含まれていたときは、登録承認し、当該登録要求対象ユーザの自己情報を、前記あるユーザに関し、前記通信相手ユーザの自己情報として登録して記憶し、前記登録承認対象ユーザ中に前記あるユーザが含まれていなかったときは、登録拒否し、当該登録承認対象ユーザの自己情報を登録しない自己情報登録手段を有し、前記各ユーザの通信端末は、それぞれ、着信した通信相手のユーザと発信した通信相手のユーザを記憶しており、前記登録要求対象ユーザ、前記登録承認対象ユーザは、それぞれ、前記着信した通信相手のユーザ、前記発信した通信相手のユーザである。
従って、請求項1に記載の通信相手ユーザの自己情報登録方法に使用する自己情報管理ノードを実現できる。
さらに、請求項3に記載の自己情報管理ノードは、登録して記憶した各ユーザに対する通信相手ユーザの自己情報を、各ユーザの通信端末にダウンロードして通信端末側に登録させる送信手段を有するようにしてもよい。
【0017】
請求項4に記載の発明においては、複数のユーザ毎に、該ユーザのユーザ選択情報を含む自己情報と、通信相手ユーザのユーザ選択情報を含む通信相手ユーザの自己情報を登録して記憶する自己情報管理ノードとともに通信ネットワークを構成する通信端末であって、登録要求対象ユーザを指定した登録要求と登録承認対象ユーザを指定した登録承認を前記自己情報管理ノードに送信することにより、該自己情報管理ノードに対し、当該通信端末から受信した登録要求により指定された登録要求対象ユーザに関し、当該登録要求対象ユーザの通信端末から受信した登録承認により指定された登録承認対象ユーザ中に当該通信端末のユーザが含まれていたときは、登録承認させ、当該登録要求対象ユーザの自己情報を、当該通信端末のユーザに関し、前記通信相手ユーザの自己情報として登録させて記憶させ、前記登録承認対象ユーザ中に当該通信端末のユーザが含まれていなかったときは、登録拒否し、当該登録要求対象ユーザの自己情報を登録させない送信手段と、前記自己情報管理ノードから、該自己情報管理ノードに登録され記憶された当該通信端末のユーザに関する、通信相手ユーザの自己情報をダウンロードして当該通信端末側に登録して記憶する登録手段と、着信した通信相手のユーザと発信した通信相手のユーザを記憶する記憶手段を有し、前記登録要求対象ユーザ、前記登録承認対象ユーザは、それぞれ、前記着信した通信相手のユーザ、前記発信した通信相手のユーザである。
従って、請求項1に記載の通信相手ユーザの自己情報登録方法に使用する通信端末を実現するとともに、通信相手ユーザの自己情報を通信端末側に登録して記憶できる。
【0020】
請求項5に記載の発明においては、上述した請求項3に記載の自己情報管理ノードを、コンピュータに実行させるプログラムの形態で実現するものである。
請求項6に記載の発明においては、上述した請求項4に記載の通信端末を、コンピュータに実行させるプログラムの形態で実現するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態を説明するための、通信相手ユーザの自己情報登録システムの構成図である。
通信相手ユーザの自己情報登録システムは、携帯電話ネットワーク1、この携帯電話ネットワーク1に加入している複数の各ユーザの移動機(例えば、ユーザA〜Cの移動機2A〜2C)、これら複数ユーザ毎に自己情報およびその通信相手の自己情報をネットワーク上で管理する自己情報管理ノード3、および、携帯電話ネットワークに加入しているユーザの管理をする顧客情報管理ノード4により構成される。
【0022】
移動機2A〜2Cは、通信要求する際に、携帯電話ネットワーク1の図示しない呼処理ノードに対し、ユーザ選択情報としての電話番号を通知することにより、呼設定が行われ通信相手と通話する。
移動機2A〜2Cは、メモリダイヤルリストA〜Cを作成する機能を有し、また、自己情報管理ノード3にアクセスする機能を有している。
移動機2A〜2Cは、移動機2A〜2CのユーザA〜Cの自己情報A〜Cを記憶している。この自己情報はユーザ固有の情報であり、個人情報にユーザ選択情報(電話番号)を加えたものである。
【0023】
図4(c)に自己情報の一例を示している。個人情報は、氏名、メールアドレス、住所、性別、生年月日、本人写真、住所地図、その他、勤務先名,勤務先住所,勤務先電話番号などである。ユーザ選択情報(電話番号)も個人情報と言えなくもないが、本明細書では個人情報から除いている。
個人情報は、ユーザに固有の情報であり、ユーザ情報あるいはユーザのプロパティということもできる。必ずしも、「人」に付帯する情報である必要はなく、例えば、ユーザの店舗情報や会社概要情報などでも構わない。
【0024】
移動機2A〜2Cは、メモリダイヤルデータベースA〜Cを有し、複数の通信相手ユーザそれぞれの自己情報を登録して記憶している。この自己情報の保存内容および保存形式は、ユーザA〜C自身の自己情報と同じものに統一することが好ましい。
移動機2Aは、発信時に、メモリダイヤルデータベースAに記憶されている、複数の通信相手の自己情報のリストを表示部に表示させたりして、通信しようとする相手をユーザに選択させる。選択された自己情報に含まれる電話番号(通信相手ユーザのユーザ選択情報)を、携帯電話ネットワーク1側に通知することにより、簡単な操作で発信が行える。
上述したメモリダイヤルデータベースA〜Cは、また、単なる「メモリダイヤル」に用いるだけでなく、その個人情報部分の情報を有効に利用することができる。
メモリダイヤルリストA〜Cについては、後述する。
【0025】
自己情報管理ノード3は、複数のユーザA〜Cの自己情報をネットワーク側で管理する装置である。ユーザA〜Cに1対1対応した個別ノードA〜Cを有する。個別ノードA〜Cは、各ユーザA〜Cの自己情報A〜C等を記憶している。個別ノードA〜Cは、必ずしも個別の装置を意味するものではなく、自己情報管理ノード3の部分構成をいう。結果として、ユーザA〜Cの移動機2A〜2Cは、それぞれ、対応する個別ノードA〜Cにのみアクセスできる。
自己情報管理ノード3は、例えば、データベースサーバで実現され、個別ノードは、そのディレクトリである。
ユーザ毎の個別ノードA〜Cは、検索キーとしてユーザA〜Cの電話番号A〜Cを記憶し、加えて、ユーザA〜Cの自己情報A(N)〜C(N)、ユーザA〜CのメモリダイヤルリストA(N)〜C(N)、ユーザA〜CのメモリダイヤルデータベースA(N)〜C(N)を記憶している。
ここで、(N)は、ネットワーク側の自己情報管理ノード3に記憶されるものであることを示す。
【0026】
自己情報A(N)〜C(N)は、後述する顧客情報管理ノード4において記憶されたユーザA〜Cの自己情報A(D)〜C(D)を受信して記憶したもの、あるいは、ユーザA〜Cの移動機2A〜2Cに記憶された自己情報A〜Cを受信して記憶したものである。自己情報A〜Cは、ユーザの編集によって変更される場合がある。自己情報A(N)〜C(N)は、受信した最新の自己情報によって更新される。
一方、メモリダイヤルリストA(N)〜C(N)は、移動機2A〜2CのユーザA〜Cが、メモリダイヤルデータベースA(N)〜C(N)、ひいては、メモリダイヤルデータベースA〜Cを新たに作成あるいは更新したいときに、移動機2A〜2C側から自己情報管理ノード3に、専用プロトコルまたはメール転送プロトコルを用いて、登録要求が送信される際に指定されるメモリダイヤルリストA〜Cを記憶したものである。
【0027】
図4(a)は、移動機2Aにおいて、ユーザAにより作成され記憶されたメモリダイヤルリストA、図4(b)は、移動機2Bにおいて、ユーザBにより作成され記憶されたメモリダイヤルリストBの具体例の説明図である。
メモリダイヤルリストA〜Cは、ユーザA〜C側から、その固有の自己情報の登録を要求する相手(登録要求対象ユーザ)であると同時に、逆に、ユーザA〜Cが、自身の自己情報A〜Cを相手に登録されることを承認する相手(登録承認対象ユーザ)でもあるという、通信相手ユーザを指定するリストである。端的に言えば、自己情報を相互に交換する通信相手ユーザを指定するリストである。この通信相手ユーザを指定するために、その電話番号(ユーザ選択情報)を用いている。
【0028】
自己情報管理ノード3は、各ユーザA〜Cの移動機2A〜2Cから受信した登録要求に含まれるメモリダイヤルリストA〜C、すなわち、メモリダイヤルリストA(N)〜C(N)に含まれている、あるユーザ、例えば、ユーザAの移動機2Aからの登録要求により指定される登録要求対象ユーザ、例えば、ユーザBを検索する。
次に、検索されたユーザBが、逆に、検索を要求した側の、あるユーザAが、登録承認対象ユーザに含まれている(メモリダイヤルリストB(N)に含まれる)と判定したときは、登録を承認し、この登録要求対象ユーザBの自己情報を収集し、上述したあるユーザAに関する、通信相手ユーザの自己情報として、ユーザAのメモリダイヤルデータベースA(N)に登録して記憶する。
【0029】
一方、登録要求対象ユーザであるユーザBが、上述したあるユーザAが登録承認対象ユーザに含まれていないと判定したときは、登録を拒否し、この登録要求対象ユーザBの自己情報は、メモリダイヤルデータベースA(N)に登録しないようにする。
メモリダイヤルリストA(N)に含まれる全ての登録要求対象ユーザに対して同様の、検索、承認チェック、収集、登録処理を繰り返す。
自己情報管理ノード3は、ユーザB,Cの移動機2B,2Cからの登録要求により指定されるメモリダイヤルリストB(N),C(N)に含まれる全ての登録要求対象ユーザについても、同様の処理を行うことにより、上述したユーザB,Cに対する通信相手ユーザの自己情報をメモリダイヤルデータベースB(N),C(N)に登録して記憶する。
【0030】
なお、メモリダイヤルリストA(N)に含まれる登録要求対象ユーザBを検索して、検索されたユーザBが、検索要求側のユーザAを登録承認対象ユーザにしていると判定したときは、上述したように、登録要求対象ユーザBの自己情報B(N)を収集し、メモリダイヤルデータベースA(N)に登録して記憶する。かつ、同時に、この時点で、検索要求側のユーザAの自己情報A(N)を収集して、メモリダイヤルデータベースB(N)に登録して記憶するようにして、検索に要する時間を短縮化してもよい。
【0031】
上述した自己情報管理ノード3の処理により、ユーザA〜CのメモリダイヤルデータベースA(N)〜C(N)が構築される。
次に、各ユーザの各移動機、例えば、ユーザAの移動機2Aは、ユーザAの個別ノードAのメモリダイヤルデータベースA(N)に登録され記憶されているユーザAの移動機2Aに対する通信相手ユーザの自己情報を、自己情報管理ノード3からダウンロードして、移動機2AのメモリダイヤルデータベースAに登録し記憶する。
その結果、各ユーザA〜Cの移動機2A〜2Cにおいても、ユーザA〜CのメモリダイヤルデータベースA〜Cが構築される。
【0032】
顧客情報管理ノード4は、顧客であるユーザA〜Cの顧客情報、例えば、課金種別,サービス種別,料金振替口座、課金時間などを登録しているものであり、例えば、契約者データベースサーバである。
図示の顧客情報管理ノード4では、ユーザの電話番号A〜Cを検索キーとして、各ユーザA〜Cの自己情報A(D)〜C(D)をも登録して記憶するようにしており、自己情報管理ノード3の各ユーザの個別ノードA〜Cに自己情報A(D)〜C(D)を送信できる通信機能を有している。ここで、(D)は、顧客情報管理ノード4に登録され記憶されている情報を示すために付した符号である。自己情報A〜C、A(N)〜C(N)、A(D)〜C(D)は、共通のフォーマットを使用すれば、メモリダイヤルデータベースA(N)〜C(N)、A〜Cの作成が容易になる。
【0033】
顧客情報管理ノード4は、移動機側で作成可能な自己情報A(D)〜C(D)を登録記憶して自己情報管理ノード3に送信することを必ずしも要しない。しかし、顧客情報管理ノード4には、各ユーザA〜Cが、通信ネットワーク加入申し込み時などにおいて申告され、ネットワーク事業者が真正なユーザの自己情報として自己情報A(D)〜C(D)を登録することにより、ユーザの自己情報の信頼性を高めることができる。
各ユーザA〜Cの移動機2A〜2Cにおいて記憶している自己情報A〜Cを、ユーザ認証を行った上で、顧客情報管理ノード4に送信し、固有の自己情報A(D)〜C(D)としたり、既に記憶されているものを更新するようにしてもよい。
【0034】
ユーザA〜Cの個別ノードA〜C、および、顧客情報管理ノード4においては、検索キーとしての電話番号A〜Cと、自己情報A(N)〜C(N)とを分けた形で記憶している。しかし、自己情報A(N)〜C(N)内にも電話番号A〜Cが含まれているから、電話番号A〜Cを、別に記憶することなく、自己情報A(N)〜C(N)内のものを用いて検索キーとしてもよい。また、検索キーとして、電話番号を記憶させるのに代えて、各ユーザ固有のユニークな番号、あるいは、移動機2A〜2Cのユニークな機器番号を記憶させて検索キーにしてもよい。
【0035】
上述した説明において、自己情報管理ノード3は、携帯電話ネットワーク1内に設置される1つの装置として説明した。しかし、自己情報管理機能を携帯電話ネットワーク1内に分散配置させるようにしてもよい。
すなわち、複数の各ユーザの通信端末は、複数のグループに分割され、自己情報管理ノード3は、この複数のグループ毎に、このグループに属する複数の各ユーザの自己情報を管理する、複数の「自己情報グループ管理ノード」により構成される。
各自己情報グループ管理ノードは、それぞれ、各グループのユーザ毎に、このユーザの自己情報と、通信相手ユーザの自己情報を登録し記憶する。
【0036】
各自己情報グループ管理ノードは、対応する各グループのユーザの移動機から登録要求を受信し、自身の自己情報グループ管理ノード内、および、複数の自己情報グループ管理ノード間にわたってデータ送受信を可能とし、登録要求対象ユーザの検索、承認チェック、および、登録要求対象ユーザの自己情報の収集を実行する。また、対応する各グループのユーザの移動機へメモリダイヤルデータベースのダウンロードを行う。
従って、通信ネットワークが複数の地域に分かれていたり、複数の電気通信事業者に分かれていたり、複数の国に分かれていたりした場合に、それぞれをグループとすることにより、複数のグループにまたがって、通信相手ユーザの自己情報を収集して登録し記憶することができる。
【0037】
図2は、図1に示した第1の実施形態の動作を説明するフローチャートである。図1に示したメモリダイヤルデータベースA(N)の登録を実例にあげて説明する。
自己情報管理ノード3、移動機2A、顧客情報管理ノード4のそれぞれが相互に関連して通信相手ユーザの自己情報の登録を実現する。大別して4つのフェーズに分けられる。
(1)顧客情報管理ノード4から自己情報管理ノード3への自己情報の送信
顧客情報管理ノード4のS51において、ユーザAの電話番号Aを自己情報管理ノード3に送信する。自己情報管理ノード3のS11において、電話番号Aを受信し、S12においてこの電話番号AをユーザAの個別ノードAに記憶する。
顧客情報管理ノード4のS52において、ユーザAの自己情報A(D)を自己情報管理ノード3に送信する。自己情報管理ノード3のS13において、自己情報A(D)を受信し、S14においてこの自己情報A(D)を、ユーザAの個別ノードAに自己情報A(N)として記憶する。
以上の処理にて、ユーザAの電話番号Aと自己情報Aとが、個別ノードAに記憶される。
【0038】
(2)端末機から自己情報管理ノードへの自己情報の送信
移動機2AのS31において、メモリダイヤルデータベースA(N)に記憶された自己情報A(N)を編集したいときは、S32に処理を進め、そうでないときには、S35に処理を進め次のフェーズに移行させる。
S32において、ユーザAは自己情報Aを入力し、S33において自己情報管理ノード3に対するアクセス機能を起動し、S34において自己情報Aを送信する。
自己情報管理ノード3のS15において自己情報Aを受信し、S16において個別ノードAの自己情報A(N)に、自己情報Aを上書きして、移動機2Aに完了を通知する。このようにして自己情報A(N)がユーザAにより編集される。
【0039】
(3)メモリダイヤルデータベースの作成
S35においてユーザAの操作により、図4(a)を参照して後述するメモリダイヤルリストAを入力する。
S36において自己情報管理ノード3に対するアクセス機能を起動し、S37においてメモリダイヤルリストAを送信する。
自己情報管理ノード3のS17において、メモリダイヤルリストAをユーザAの個別ノードAのメモリダイヤルリストA(N)に記憶する。
【0040】
次に、自己情報管理ノード3におけるメモリダイヤルデータベースの作成処理について、図3,図4を参照して説明する。
図3は、図2に示したフローチャートにおける、自己情報管理ノード3のメモリダイヤルデータベース作成の動作を説明するフローチャートである。
ユーザAの個別ノードAの処理とユーザBの個別ノードBの処理とに分けて説明する。
図4は、図1に示したメモリダイヤルリストA,Bの具体例、および、自己情報の一例を示す説明図である。
図4(a)に示すように、移動機2AからのメモリダイヤルリストAには、電話番号B〜Gが登録されており、図4(b)に示すように、移動機2BからのメモリダイヤルリストBには、電話番号A,H〜Lが登録されているものとする。
以下には、電話番号Bに対応するユーザBの自己情報をメモリダイヤルデータベースAに登録する場合について例示する。
このダイヤルリストAは、その自己情報を登録しておきたい通信相手であって、かつ、この通信相手にユーザAの自己情報A(N)を登録させてもよい通信相手を、通信相手の電話番号(ユーザ選択情報)で記憶している。
【0041】
個別ノードAの処理であるS61において、図4(a)に示したメモリダイヤルリストA(メモリダイヤルリストA(N)と同じものである)内の電話番号Bの検索を、自己情報管理ノード3の管理下にある他の個別ノードA〜Cの電話番号群において行う。
S62において、個別ノードBに電話番号Bを発見したときは、個別ノードB側に登録要求をするとともに、S64に処理を進める。
そうでないときは、S63に処理を進め、電話番号Bに関する処理を終了し、最初に戻り、次の電話番号C以降について同様の処理を繰り返す。
【0042】
個別ノードB側のS71において、個別ノードAの電話番号Aを取得し、S72において図4(b)に示されたメモリダイヤルリストB(N)の中に電話番号Aが存在するか否かを判定する。
メモリダイヤルリストB(N)は、登録承認リストでもあるから、電話番号Aが存在するということは、ユーザBがユーザAに対しユーザBの自己情報の登録を承認していることを意味する。
図4(b)の実例では電話番号Aが存在するから登録を承認し、S73に処理を進める。そうでないときは、個別ノードAに対して登録拒否を通知し、処理を終了する。
【0043】
S73において、自己情報B(N)を送信し、S74に処理を進めて電話番号Bに関する処理を終了し、最初に戻る。
一方、ユーザAの個別ノードAのS64において、自己情報B(N)を受信し、S65において、ユーザBの自己情報B(N)をメモリダイヤルデータベースA(N)の領域に記憶し、S66において終了し、最初に戻り、次の電話番号C以降について同様の処理を繰り返す。
その結果、自己情報管理ノード3内で、メモリダイヤルリストA(N)に存在する電話番号のユーザの自己情報を収集する。自己情報管理ノード3内の、他の複数の個別ノードも同様に、個別ノード間で通信相手ユーザの自己情報を収集する。
【0044】
(4)作成されたメモリダイヤルデータベースのダウンロード
再び、図2に戻って説明する。
移動機2AのS38において自己情報管理ノード3に対するアクセス機能を起動し、メモリダイヤルデータベースA(N)のダウンロードを要求する。
自己情報管理ノード3のS19において、ダウンロード要求を受信し、メモリダイヤルデータベースA(N)を移動機2Aに送信する。
移動機2AのS39において、メモリダイヤルデータベースA(N)を受信し、S40においてメモリダイヤルデータベースAに記憶する。
【0045】
上述した構成および動作によって、通信相手ユーザの自己情報の検索、収集、承認チェック処理をネットワーク側で自動的に実行させることができる。
その結果、ユーザA〜Cは、1件1件メモリダイヤルデータベースA〜Cの自己情報を入力することなく、メモリダイヤルリストA〜Cの作成と送信、および、メモリダイヤルデータベースA(N)〜C(N)のダウンロードのみで、メモリダイヤルデータベースA〜Cを構築できる。
また、ネットワーク側3にも、メモリダイヤルデータベースA(N)〜C(N)を構築しているため、移動機2A〜2C側のメモリダイヤルデータベースA〜Cのメモリバックアップができるので、移動機2A〜2Cの故障、紛失、盗難にてメモリダイヤルデータベースA〜Cを失った場合においても、同じ電話番号A〜Cを有するようにした移動機2A〜2Cであれば、単に、メモリダイヤルデータベースA(N)〜C(N)をダウンロードするだけで復活させることができる。
【0046】
図5は、本発明の第2の実施形態を説明するための通信相手ユーザの自己情報登録システムの構成図である。
全体構成は、図1を参照して説明した第1の実施形態と同じであり、図1とほぼ同様で対応関係がある箇所には同じ符号を付している。
第1の実施の形態と相違する点は、図1のメモリダイヤルリストA〜Cに代えて、発信履歴リストA〜C,着信履歴リストA〜Cを用いる点である。
各ユーザA〜Cの移動機2A〜2Cは、電話をかける際に、通信相手の電話番号を発信履歴リストA〜Cに自動記憶する機能がある。一方、電話の着信を受けた際に、通信相手の電話番号を着信履歴リストA〜Cに自動記憶する機能がある。
この実施の形態において、ユーザA〜CがメモリダイヤルデータベースA(N)〜C(N)、ひいては、A〜Cを作成あるいは更新したいときは、移動機2A〜2Cに記憶されている着信履歴リストA〜Cを伴う登録要求,発信履歴リストA〜Cを伴う登録承認を、専用プロトコルまたはメール転送プロトコルを用いて、自己情報管理ノード3に送信する。
【0047】
自己情報管理ノード3においては、受信した発信履歴リストA〜C,着信履歴リストA〜Cを、対応する個別ノードA〜Cに、発信履歴リストA(N)〜C(N),着信履歴リストA(N)〜C(N)として記憶する。
自己情報管理ノード3は、例えば、ユーザAの移動機2Aからの登録要求により指定される着信履歴リストA(N)に含まれる登録要求対象ユーザ、例えば、ユーザBを検索する。
次に、登録要求対象ユーザBに関し、検索を要求した側の、あるユーザAが、発信履歴リストB(N)で指定される登録承認対象ユーザに含まれていると判定したときは、登録承認し、この登録要求対象ユーザBの自己情報を収集し、上述したあるユーザAに関する、通信相手ユーザの自己情報として、メモリダイヤルデータベースA(N)に登録して記憶する。
【0048】
一方、登録要求対象ユーザBに関し、上述したあるユーザAが、発信履歴リストB(N)で指定される登録承認対象ユーザに含まれていないと判定したときは、登録拒否し、この登録要求対象ユーザBの自己情報を、メモリダイヤルデータベースA(N)に登録しないようにする。
着信履歴リストA(N)に含まれる全ての登録要求対象ユーザに対して同様の、検索、承認チェック、収集、登録処理を繰り返す。
自己情報管理ノード3は、ユーザB,Cの移動機2B,2Cからの登録要求により指定される着信履歴リストB(N),C(N)に含まれた全ての登録要求対象ユーザについても、同様の処理を行うことにより、上述したユーザB,Cに関する通信相手ユーザの自己情報をメモリダイヤルデータベースB(N),C(N)に登録して記憶する。
【0049】
上述したように、メモリダイヤルデータベースA〜Cを作成する側の着信履歴リスト内にある電話番号が登録要求対象を表し、登録要求対象側の発信履歴リスト内にある電話番号が登録承認対象を表す。
従って、原則として、着信履歴のある通信相手の自己情報をデータベース化する。しかし、データ収集したくない通信相手については、ユーザが予め着信履歴リストからその電話番号を削除しておけばよい。一方、自己情報が登録されることを承認しない通信相手については、ユーザが予め発信履歴リストからその電話番号を削除しておけばよい。
上述した説明において、自己情報管理ノード3は、携帯電話ネットワーク1内に設置される1つの装置として説明した。しかし、図1を参照して説明した第1の実施形態と同様に、自己情報管理機能を携帯電話ネットワーク1内に分散配置させてもよい。
【0050】
図6は、図5に示した第2の実施形態の動作を説明するフローチャートである。図5に示したユーザAの移動機2AのメモリダイヤルデータベースA(N)の登録を実例にあげて説明する。
図2を参照して説明した第1の実施形態では、顧客情報管理ノード4から自己情報管理ノード3への自己情報の送信フェーズ、移動機2A〜2Bから自己情報管理ノード3への自己情報の送信フェーズがあった。この第2の実施形態でも同様のフェーズが可能であるが記載は省略した。
図6に示した処理は、大別して、2つのフェーズに分けられる。
【0051】
(1)メモリダイヤルデータベースの作成処理
ユーザBの移動機2BのS101において携帯電話ネットワーク1に対して電話発信を行うと、ユーザAの移動機2AのS91において携帯電話ネットワーク1から電話着信を受ける。
移動機2BのS102において電話番号Aを携帯電話ネットワーク1を経由して移動機2Aに送信し、S103において発信履歴リストBに電話番号Aを記憶し、S104において自己情報管理ノード3に対するアクセス機能を起動し、S105においてユーザBの発信履歴リストBを有する登録承認を送信して処理を終了する。
【0052】
個別ノードBのS111において発信履歴リストBを受信し、これをS112において発信履歴リストB(N)に記憶して、図7を参照して後述するメモリダイヤルデータベースA(N)の作成に進む。
一方、移動機2AのS92において電話番号Bを受信し、これを表示部57(図9)に表示し、S93において着信履歴リストAに記憶し、S94において自己情報管理ノード3に対するアクセス機能を起動し、S95においてユーザAの着信履歴リストAを有する登録要求を送信する。
自己情報管理ノード3のS81において着信履歴リストAを受信し、これをS82においてユーザAの個別ノードAの着信履歴リストA(N)に記憶し、図7を参照して後述するメモリダイヤルデータベースの作成処理に進む。
【0053】
次に、自己情報管理ノード3側におけるメモリダイヤルデータベースの作成処理について、図7を参照して説明する。
図7は、図6に示したフローチャートにおける、自己情報管理ノード3のメモリダイヤルデータベース作成の動作を説明するフローチャートである。
ユーザAの個別ノードAの処理とユーザBの個別ノードBの処理とに分けて説明する。
図8は、図5に示した着信履歴リストA,Bおよび発信履歴リストA,Bの具体例を示す説明図である。
【0054】
図8(a)は移動機2Aの着信履歴リストAおよび発信履歴リストA、図8(b)は移動機2Bの着信履歴リストBおよび発信履歴リストBである。
図8(a)に示すように、移動機2Aの着信履歴リストAには、移動機2Bの電話番号Bが含まれ、図8(b)に示すように、移動機2Bの発信履歴リストBには、移動機2Aの電話番号Aが登録されている。
図7において、ユーザAの個別ノードAの処理として、S121において、着信履歴リストA(N)にある電話番号Bの検索を、自己情報管理ノード3内の他の個別ノードの電話番号において実行する。
S122において、ユーザBの電話番号Bを発見したときは、ユーザBの個別ノードBに対し登録要求を行うとともに、S124に処理を進める。そうでないときにはS123に処理を進め、電話番号Bに関する処理を終了し、最初に戻り、次の電話番号C以降について同様の処理を繰り返す。
個別ノードB側のS131において、ユーザAの電話番号Aを取得し、S132において、発信履歴リストB(N)内に電話番号Aが存在するか否かを判定する。
【0055】
図8(b)の実例では、発信履歴リストB(N)に電話番号Aが存在することから、登録を承認し、S133に処理を進める。
一方、発信履歴リストB(N)に電話番号Aが存在しないときは、ユーザAの個別ノードAに対し、登録拒否を通知し、処理を終了する。
S133において、自己情報B(N)をユーザAの個別ノードAに送信し、S134に処理を進めて最初に戻る。
ユーザAの個別ノードA側のS124において、自己情報B(N)を受信し、S125において、自己情報B(N)をメモリダイヤルデータベースA(N)内に記憶し、S126において終了し、最初に戻り、次の電話番号C以降について同様の処理を繰り返す。
その結果、着信履歴リストA(N)に存在する電話番号の通信相手ユーザの自己情報を、自己情報管理ノード3内で収集する。
他のユーザB,Cの個別ノードB,Cに関しても、同様に、着信履歴リストB(N),C(N)に存在する電話番号の通信相手ユーザの自己情報を、自己情報管理ノード3内で収集する。
【0056】
(2)作成されたメモリダイヤルデータベースのダウンロード処理
再び、図6に戻って説明する。
移動機2AのS96において、自己情報管理ノード3に対するアクセス機能を起動し、メモリダイヤルデータベースA(N)のダウンロードを要求して、S97に処理を進める。
個別ノードAのS83においてダウンロード要求を受信し、S84においてメモリダイヤルデータベースA(N)を移動機2Aに送信する。
移動機2AのS97においてメモリダイヤルデータベースA(N)を受信し、S98において、このメモリダイヤルデータベースA(N)をメモリダイヤルデータベースAに記憶する。
【0057】
上述したように、各移動機2A〜2CのユーザA〜Cは、その自己情報を登録したい登録要求対象ユーザとして、着信履歴リストに含まれている電話番号(通信相手ユーザ情報)を、自己情報管理ノード3に送信する。また、登録要求対象ユーザ側において、登録承認対象ユーザとして、発信履歴リストに含まれている電話番号(通信相手ユーザ情報)を、自己情報管理ノード3に送信する。
その結果、自己情報管理ノード3側が、登録承認をした通信相手ユーザの自己情報を収集してメモリダイヤルデータベースA(N)〜C(N)を構築し、これらを各移動機2A〜2Cがダウンロードすることにより、1件1件、通信相手ユーザの自己情報を入力することなく、メモリダイヤルデータベースA〜Cを構築できる。
また、自己情報管理ノード3のメモリダイヤルデータベースA(N)〜C(N)により、移動機2A〜2Cのメモリバックアップができる。
【0058】
図6に示した具体例では、ユーザA〜Cの移動機2A〜2Cの着信履歴リストA〜C、例えば、着信履歴リストAが更新されたときは、直ちに、対応するユーザAの個別ノードA内の着信履歴リストA(N)を更新するようにしている。また、ユーザA〜Cの移動機2A〜2Cの発信履歴リストA〜C、例えば、発信履歴リストAが更新されたときは、直ちに、自己情報管理ノード3の対応するユーザAの個別ノードA内の発信履歴リストA(N)を更新するようにしている。しかし、自己情報管理ノード3側の更新は、必ずしも、移動機2A〜2C側での更新に連動させなくてもよい。
また、メモリダイヤルデータベースA(N)〜C(N),A〜Cの作成は、対応するユーザA〜Cの移動機2A〜2Cの着信履歴リストA〜Cが更新されたときに行われるようにしている。しかし、着信履歴リストA〜Cの更新とは独立してメモリダイヤルデータベースの作成をしてもよい。
【0059】
図5〜図8を参照して説明した第2の実施形態においては、登録要求対象ユーザ、登録承認対象ユーザを、それぞれ、着信した通信相手のユーザ、発信した通信相手のユーザに固定的に指定している。これに代えて、登録要求対象ユーザ、登録承認対象ユーザの個別指定を、図1〜図4に示した第1の実施形態におけるダイヤルリストのように、ユーザが任意に指定できるようにしてもよい。
この場合でも、登録の承認が得られた通信相手ユーザの自己情報についてのみ登録できるようにしていることから、通信相手ユーザの自己情報のプライバシーに配慮している。
【0060】
登録要求対象ユーザおよびまたは登録承認対象ユーザとして、具体的に電話番号(ユーザ選択情報)を入力しないでも全ユーザを指定したり、特定のグループに属するユーザを指定したりする登録対象,登録承認を自己情報管理ノードに送信する機能を設けてもよい。
登録承認対象ユーザに全ユーザあるいはグループを指定したときは、会社の広報あるいは店の宣伝用に、全てのユーザに会社や店の自己情報の登録を許諾することができ、一種の電話帳機能,職業別電話帳機能を通信相手ユーザの自己情報登録サービスに持たせることができる。
上述した第2の実施形態のサービスに、自己情報を相互に交換する第1の実施形態を独立したサービスとして併存させてもよい。
上述した説明では、説明の都合上、携帯電話ネットワーク1上の全ユーザA〜Cが、通信相手ユーザの自己情報登録サービスに加入しているものとして説明した。しかし、携帯電話ネットワーク1上には、このサービスに加入していないユーザがいてもよい。
【0061】
上述した自己情報管理ノード3の通信相手ユーザの自己情報登録サービス機能は、サーバコンピュータにプログラムを実行させることにより実現することができる。
一方、移動機2A〜2Cの通信相手ユーザの自己情報登録サービス機能は、移動機の制御部(図9の156)内にあるCPUに制御プログラムを実行させることにより実現することができる。
JAVA(登録商標)対応の移動機であれば、予め組み込まれている制御プログラムでは通信相手ユーザの自己情報登録サービス機能を実現できないものでも、その後に、このサービス機能を有するJAVA(登録商標)アプリケーションプログラムをダウンロードやインストールすることによって実現できる。
【0062】
ユーザが、第3世代携帯電話サービス(3GPP)で規格化されたUSIM(Universal Subscriber Identity Module)のようなカードを移動機に挿入し、同じ電話番号で複数の移動機を使う場合には、このカードに通信相手の電話番号および個人情報を記憶できるので、同じメモリダイヤル情報と発信履歴情報、着信履歴情報を使用可能となり、複数の移動機へのメモリダイヤル情報の入力操作が省力化される。
上述した説明では、一国内の携帯電話ネットワークに適用した場合について説明した。これに対し、国際携帯電話ネットワークに適用することもできる。
この場合、ネットワークの各所に、図1,図5に示したような携帯電話ネットワークがある場合、これらの携帯電話ネットワーク間を接続し、国際ダイヤル番号付加、翻訳、禁則文字変換などの機能を持つ相互接続ノードを設ければ、全世界的に、言語および文字の壁を越えて、通信相手ユーザの自己情報を収集し、データベース化することができる。
【0063】
上述した説明では、通信ネットワークとして、携帯電話ネットワークを説明した。この他、PHS(Personal Handy-phone System)、加入者電話(固定電話)ネットワークなど、電話番号を用いてユーザを選択する通信ネットワークに適用することができる。
また、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータなどの通信端末がネットワークを介して相互接続された、インターネットやLAN(Local Area Network)などにおいて、電話番号以外のユーザ選択情報、例えばメールアドレスを用いて、通信相手ユーザの個人情報を収集し、ネットワーク側のサーバに設けた自己情報管理ノードのデータベース、ひいては、通信端末のデータベースに登録することもできる。
【0064】
【発明の効果】
上述した説明から明らかなように、本発明によれば、自己情報のデータベースを構築する際に、ユーザは、従来のメモリダイヤル機能のような、多数の通信相手ユーザの自己情報を手入力する必要がなくなり、入力操作が省力化されるという効果がある。その際、通信相手ユーザのプライバシーを尊重した収集が行われるという効果がある。
ユーザは、携帯電話等の通信端末の故障、紛失、盗難などで通信相手ユーザの自己情報を紛失した場合においても、ネットワーク側の自己情報管理ノードに記憶されている通信相手ユーザの自己情報を入手して容易に復活させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を説明するための、通信相手ユーザの自己情報登録システムの構成図である。
【図2】 図1に示した第1の実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図3】 図2に示したフローチャートにおける、自己情報管理ノードのメモリダイヤルデータベース作成の動作を説明するフローチャートである。
【図4】 図1に示したメモリダイヤルリストA,Bの具体例、および、自己情報の一例を示す説明図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態を説明するための通信相手ユーザの自己情報登録システムの構成図である。
【図6】 図5に示した第2の実施形態の動作を説明するフローチャートである。
【図7】 図6に示したフローチャートにおける、自己情報管理ノード3のメモリダイヤルデータベース作成の動作を説明するフローチャートである。
【図8】 図5に示した着信履歴リストA,Bおよび発信履歴リストA,Bの具体例を示す説明図である。
【図9】 移動機のハードウエア構成の一例を説明するためのブロック構成図である。
【図10】 メモリ管理ノードを有する携帯電話ネットワークの構成図である。
【符号の説明】
1…携帯電話ネットワーク1、2…ユーザA〜Cの移動機2A〜2C、3…自己情報管理ノード、4…顧客情報管理ノード
Claims (6)
- 複数の各ユーザの通信端末と、該ユーザ毎に、該ユーザのユーザ選択情報を含む自己情報と、通信相手ユーザのユーザ選択情報を含む通信相手ユーザの自己情報を登録して記憶する自己情報管理ノード、を有する通信ネットワークで実行される通信相手ユーザの自己情報登録方法であって、
前記各ユーザの通信端末は、登録要求対象ユーザを指定した登録要求と登録承認対象ユーザを指定した登録承認を前記自己情報管理ノードに送信し、
前記自己情報管理ノードは、前記各ユーザの通信端末から前記登録要求と前記登録承認を受信し、
あるユーザの通信端末から受信した登録要求により指定された登録要求対象ユーザに関し、当該登録要求対象ユーザの通信端末から受信した登録承認により指定された登録承認対象ユーザ中に前記あるユーザが含まれていたときは、登録承認し、当該登録要求対象ユーザの自己情報を、前記あるユーザに関し、前記通信相手ユーザの自己情報として登録して記憶し、前記登録承認対象ユーザ中に前記あるユーザが含まれていなかったときは、登録拒否し、当該登録要求対象ユーザの自己情報を登録しないことを特徴とし、かつ、
前記各ユーザの通信端末は、それぞれ、着信した通信相手のユーザと発信した通信相手のユーザを記憶しており、
前記登録要求対象ユーザ、前記登録承認対象ユーザは、それぞれ、前記着信した通信相手のユーザ、前記発信した通信相手のユーザである、
ことを特徴とする通信相手ユーザの自己情報登録方法。 - 顧客情報管理ノードを有し、
該顧客情報管理ノードは、前記ユーザ毎に該ユーザのユーザ選択情報を含む自己情報を記憶し、
前記自己情報管理ノードは、前記顧客情報管理ノードから、前記ユーザ毎に該ユーザの自己情報を受信し、登録して記憶する、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信相手ユーザの自己情報登録方法。 - 複数の各ユーザの通信端末とともに通信ネットワークを構成し、該ユーザ毎に、該ユーザのユーザ選択情報を含む自己情報と、通信相手ユーザのユーザ選択情報を含む通信相手ユーザの自己情報を登録して記憶する自己情報管理ノードであって、
前記各ユーザの通信端末から、登録要求対象ユーザを指定した登録要求と登録承認対象ユーザを指定した登録承認を受信する受信手段と、
あるユーザの通信端末から受信した登録要求により指定された登録要求対象ユーザに関し、当該登録要求対象ユーザの通信端末から受信した登録承認により指定された登録承認対象ユーザ中に前記あるユーザが含まれていたときは、登録承認し、当該登録要求対象ユーザの自己情報を、前記あるユーザに関し、前記通信相手ユーザの自己情報として登録して記憶し、前記登録承認対象ユーザ中に前記あるユーザが含まれていなかったときは、登録拒否し、当該登録承認対象ユーザの自己情報を登録しない自己情報登録手段を有し、
前記各ユーザの通信端末は、それぞれ、着信した通信相手のユーザと発信した通信相手のユーザを記憶しており、
前記登録要求対象ユーザ、前記登録承認対象ユーザは、それぞれ、前記着信した通信相手のユーザ、前記発信した通信相手のユーザである、
ことを特徴とする自己情報管理ノード。 - 複数のユーザ毎に、該ユーザのユーザ選択情報を含む自己情報と、通信相手ユーザのユーザ選択情報を含む通信相手ユーザの自己情報を登録して記憶する自己情報管理ノードとともに通信ネットワークを構成する通信端末であって、
登録要求対象ユーザを指定した登録要求と登録承認対象ユーザを指定した登録承認を前記自己情報管理ノードに送信することにより、該自己情報管理ノードに対し、当該通信端末から受信した登録要求により指定された登録要求対象ユーザに関し、当該登録要求対象ユーザの通信端末から受信した登録承認により指定された登録承認対象ユーザ中に当該通信端末のユーザが含まれていたときは、登録承認させ、当該登録要求対象ユーザの自己情報を、当該通信端末のユーザに関し、前記通信相手ユーザの自己情報として登録させて記憶させ、前記登録承認対象ユーザ中に当該通信端末のユーザが含まれていなかったときは、登録拒否し、当該登録要求対象ユーザの自己情報を登録させない送信手段と、
前記自己情報管理ノードから、該自己情報管理ノードに登録され記憶された当該通信端末のユーザに関する、通信相手ユーザの自己情報をダウンロードして当該通信端末側に登録して記憶する登録手段と、
着信した通信相手のユーザと発信した通信相手のユーザを記憶する記憶手段を有し、
前記登録要求対象ユーザ、前記登録承認対象ユーザは、それぞれ、前記着信した通信相手のユーザ、前記発信した通信相手のユーザである、
ことを特徴とする通信端末。 - 複数の各ユーザの通信端末とともに通信ネットワークを構成し、該ユーザ毎に、該ユーザのユーザ選択情報を含む自己情報と、通信相手ユーザのユーザ選択情報を含む通信相手ユーザの自己情報を登録して記憶する自己情報管理ノード用の通信相手ユーザの自己情報登録プログラムであって、
前記各ユーザの通信端末から、登録要求対象ユーザを指定した登録要求と登録承認対象ユーザを指定した登録承認を受信する受信ステップと、
あるユーザの通信端末から受信した登録要求により指定された登録要求対象ユーザに関し、当該登録要求対象ユーザの通信端末から受信した登録承認により指定された登録承認対象ユーザ中に前記あるユーザが含まれていたときは、登録承認し、当該登録要求対象ユーザの自己情報を、前記あるユーザに関し、前記通信相手ユーザの自己情報として登録して記憶し、前記登録承認対象ユーザ中に前記あるユーザが含まれていなかったときは、登録拒否し、当該登録承認対象ユーザの自己情報を登録しない自己情報登録ステップ、
をコンピュータに実行させることを特徴とし、かつ、
前記各ユーザの通信端末は、それぞれ、着信した通信相手のユーザと発信した通信相手のユーザを記憶しており、
前記登録要求対象ユーザ、前記登録承認対象ユーザは、それぞれ、前記着信した通信相手のユーザ、前記発信した通信相手のユーザである、
ことを特徴とする自己情報管理ノード用の通信相手ユーザの自己情報登録プログラム。 - 複数のユーザ毎に、該ユーザのユーザ選択情報を含む自己情報と、通信相手ユーザのユーザ選択情報を含む通信相手ユーザの自己情報を登録して記憶する自己情報管理ノードとともに通信ネットワークを構成する通信端末用の通信相手ユーザの自己情報登録プログラムであって、
登録要求対象ユーザを指定した登録要求と登録承認対象ユーザを指定した登録承認を前記自己情報管理ノードに送信することにより、該自己情報管理ノードに対し、当該通信端末から受信した登録要求により指定された登録要求対象ユーザに関し、当該登録要求対象ユーザの通信端末から受信した登録承認により指定された登録承認対象ユーザ中に当該通信端末のユーザが含まれていたときは、登録承認させ、当該登録要求対象ユーザの自己情報を、当該通信端末のユーザに関し、前記通信相手ユーザの自己情報として登録させて記憶させ、前記登録承認対象ユーザ中に当該通信端末のユーザが含まれていなかったときは、登録拒否し、当該登録要求対象ユーザの自己情報を登録させない送信ステップと、
前記自己情報管理ノードから、該自己情報管理ノードに登録され記憶された当該通信端末のユーザに関する、通信相手ユーザの自己情報をダウンロードして当該通信端末側に登録して記憶する登録ステップ、
をコンピュータに実行させることを特徴とし、かつ、
当該通信端末は、着信した通信相手のユーザと発信した通信相手のユーザを記憶する記憶手段を有し、
前記登録要求対象ユーザ、前記登録承認対象ユーザは、それぞれ、前記着信した通信相手のユーザ、前記発信した通信相手のユーザである、
ことを特徴とする通信端末用の通信相手ユーザの自己情報登録プログラム。
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