JP2004288395A - コネクタ構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パネルPに画成された第一の空間R1側の第一ハーネスW1と接続される第一コネクタ部材20と、第二の空間R2側の第二ハーネスW2と接続される第二コネクタ部材10と、を有するコネクタCに、第一コネクタ部材20の貫通口を介して第二コネクタ部材10の挿入口に挿入される軸部32を備えるレバー部材30を設け、更に、軸部32にカム部32bを設けると共に、カム部32bと係合するカムフォロア部を前記挿入口内に設け、カム部32bを、軸部32を回動中心としてレバー部材30を回動させたときに第一コネクタ部材20側に第二コネクタ部材10を引き寄せ可能な螺旋状に形成した。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はパネルの前面空間側と背面空間側とに設けられたハーネス同士を電気的に導通させるためのコネクタ構造に関するものであり、特に、車両のダッシュパネルに用いて好適なコネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のコネクタ構造としては、従来より、図15に示すような車両用コネクタ50が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この車両用コネクタ50は、エンジンルームA1と車室A2とを画成する車両のダッシュパネルに設けられており、ダッシュパネル1の開口1aに固定された車室側コネクタ部材60と、エンジンルームA1側から車室側コネクタ部材60に嵌着するエンジンルーム側コネクタ部材70と、を有している。
【0004】
車室側コネクタ部材60は、エンジンルーム側に臨むフード61aを有する車室側ハウジング61と、車室側ハウジング61の車室A2内に設けられたキャビティ62と、を有している。
【0005】
フード61aは、エンジンルーム側コネクタ部材60の一部を収納して嵌着するために設けられており、フード61aの内方に向けて突出するカムフォロア部61bが両側面に設けられている。
【0006】
また、キャビティ62には、図示しない車室側端子が収容され、この車室側端子と、車室内側に設けられた車室側ハーネス63、63・・・とが、電気接続箱64を介して電気的に導通するようになっている。
【0007】
一方、エンジンルーム側コネクタ部材70は、エンジンルームA1内に設けられたエンジンルーム側ハーネス74を挿通する導出部71と、導出部71の先端に設けられたケーシング72と、ケーシング72の外側面に設けられた支持軸72aに回動可能に軸支されたレバー73と、を有している。
【0008】
このケーシング72には、図示しないエンジンルーム側端子が収容されており、このエンジンルーム側端子がエンジンルーム側ハーネス74と接続されている。
【0009】
また、レバー73は支持軸72aを基礎円中心とするインボリュート状のカム溝73aが形成されており、カム溝73aの車室A2側には、カムフォロア部61b受け入れ用の開口73bが設けられている。
【0010】
そして、このような構成を有する車両用コネクタ50では、フード61a内にケーシング72を挿入し、開口73bを介してカムフォロア部61bがカム溝73a内に位置するまでエンジンルーム側コネクタ部材70を車室側コネクタ部材60に接近させる。
【0011】
そして、図16に示したように、レバー73を支持軸72aを回動中心として上方向に回動操作することにより、エンジンルーム側コネクタ部材70を車室側コネクタ部材60に更に接近させて嵌着させ、前記エンジンルーム側端子と前記車室側端子とを電気的に導通させて、エンジンルーム側ハーネス74と車室側ハーネス63とを電気的に導通させている。
【0012】
【特許文献1】
特開2002−2414号公報(第4−5頁、図5−図8)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車両用コネクタ50では、支持軸72aを回動中心としてレバー73を上方向に回動させるため、エンジンルーム側コネクタ部材70を車室側コネクタ部材60に嵌着させる際にレバー73が通過する軌道が大きなものとなってしまう。
【0014】
このため、エンジンルーム側コネクタ部材70を車室側コネクタ部材60に嵌着させるため、大きなスペースをエンジンルームA1に確保しなければならない、という問題があった。
【0015】
特に、大きな押圧力を作用させなければエンジンルーム側コネクタ部材70と車室側コネクタ部材60との嵌着をすることができない場合には、レバー73を大型にする必要があるため、従来の車両用コネクタ50では更に大きなスペースをエンジンルームA1に確保しなければならない、という問題があった。
【0016】
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、パネルの前面空間側と背面空間側とに設けられたハーネス同士を電気的に導通させる作業の省スペース化を図ることのできるコネクタ構造の提供を目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、第一の空間と第二の空間とを画成するパネルに形成された開口の周縁に前記第一の空間側から周縁部を当接させる第一コネクタ部材と、前記第二の空間側から前記第一コネクタ部材に嵌着すると共に、周縁部を前記開口の周縁に当接させて該周縁部と前記第一コネクタ部材の周縁部とで前記開口の周縁を挟持する第二コネクタ部材と、を有し、前記第一の空間側から前記第一コネクタ部材に接続される第一ハーネスと前記第二の空間側から前記第二コネクタ部材に接続される第二ハーネスとを電気的に導通させるコネクタ構造であって、前記パネルに沿うように延設する操作部と、該操作部から略直角に屈曲して前記第一の空間側から前記第一コネクタ部材の貫通口を介して前記第二コネクタ部材の挿入口に挿入される軸部と、を備えたレバー部材を有し、前記軸部にカム部を設けると共に、該カム部と係合するカムフォロア部を前記挿入口内に設け、前記カム部又はカムフォロア部のうち少なくとも一方を、前記軸部を回動中心として前記操作部を回動させたときに前記第一コネクタ部材側に前記第二コネクタ部材を引き寄せ可能な螺旋状に形成したことを特徴とするコネクタ構造である。
【0018】
このように構成された請求項1記載のものでは、前記カム部又はカムフォロア部のうち少なくとも一方を、前記軸部を回動中心として前記操作部を回動させたときに前記第一コネクタ部材側に前記第二コネクタ部材を引き寄せ可能な螺旋状に形成したため、前記カム部と前記カムフォロア部とを係合させ、前記軸部を回動中心として前記操作部を回動させれば、前記第一コネクタ部材側に前記第二コネクタ部材を引き寄せて、前記第二コネクタ部材を前記第一コネクタ部材に嵌着させることができる。
【0019】
しかも、前記操作部は前記軸部と略直角をなして前記パネルに沿うように延設しているため、前記軸部を回動中心として前記操作部を回動させても、該操作部が前記パネルと離れる方向に移動することがない。
【0020】
このため、前記第二コネクタ部材を前記第一コネクタ部材に嵌着するためのスペースを少なくすることができる。
【0021】
また、請求項2に記載の発明は、前記第一コネクタ部材は、リング状のシール部材を有し、前記軸部は、前記シール部材の中央部に挿通されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ構造である。
【0022】
このように構成された請求項2記載のものでは、前記軸部がリング状の前記シール部材の中央部に挿通されるため、前記第二コネクタ部材を前記第一コネクタ部材に嵌着する際、前記シール部材の全体に略均一に押圧力を作用させることができる。
【0023】
このため、前記シール部材の水密性の向上を図ることができる。
【0024】
また、請求項3に記載の発明は、前記第一コネクタ部材と前記第二コネクタ部材とを電気的に導通させるための端子部が、前記軸部を囲うように位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ構造である。
【0025】
このように構成された請求項3記載のものでは、前記端子部が前記軸部を囲うように位置するため、前記第二コネクタ部材を前記第一コネクタ部材に嵌着する際、前記端子部の全体に略均一に押圧力を作用させることができる。
【0026】
このため、前記第一コネクタ部材の前記端子部と前記第二コネクタ部材の前記端子部との接続を、より確実にすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図を参照して説明する。
【0028】
本実施形態のコネクタCは、図1に示すように、第一の空間としてのエンジンルームR1と、第二の空間としての車室R2と、を画成するパネルとしてのダッシュパネルPに配設されている。本実施形態においては、エンジンルームR1はダッシュパネルPの車両前方側(前面側)に、車室R2は車両後方側(背面側)に配置されている。
【0029】
コネクタCは、ダッシュパネルPに設けられた開口Hの周縁HaにエンジンルームR1側から周縁部20aを当接させる第一コネクタ部材20と、車室R2側から第一コネクタ部材20に嵌着すると共に、周縁部11bを周縁Haに当接させて周縁部20aと周縁部11bとで周縁Haを挟持する第二コネクタ部材10と、第一コネクタ部材20を引き寄せて第二コネクタ部材10と嵌着させるためのレバー部材30と、を有している。
【0030】
この第一コネクタ部材20は、図8に示すように、接続端子部25を有する第一コネクタ本体部21と、第一コネクタ本体部21の連通管アッパ部26の下方にスライド嵌合する連通管ロア22と、第一コネクタ本体部21をエンジンルームR1側から覆うカバー部材23と、リング状のシール部材28と、を有している。
【0031】
第一コネクタ本体部21は、図3に示すように、略円形を呈し、円柱状の接続端子部25から半径方向に延設するフランジ27と、このフランジ27の下方に設けられた切欠27aと、を有している。
【0032】
この切欠27aの上端部27bは、台形状に形成されている。
【0033】
そして、図1及び図4に示すように、連通管アッパ部26は、この上端部27bから車室R2側に向けて延設されている。
【0034】
連通管アッパ部26は、上端部27bと略同形状の台形状を呈すると共に下方が開放し、車室R2に向けて突出するよう延設されている。
【0035】
そして、連通管アッパ部26の車室R2側先端部の左右の下端からは、L字状に屈曲した係止片26a、26aが延設しており、この係止片26a、26aによってスライド溝26b、26bが形成されている。
【0036】
また、第一コネクタ本体部21は、フランジ27下端に設けられた小孔27c、27cと、フランジ27のやや上端よりに設けられて車室R2に向けて突出するシール部材係止用凸部27d、27dと、を有している。
【0037】
小孔27c、27cは、切欠27aの近傍位置に配されており、小孔27c、27c内には係止壁27e、27eが形成されている。
【0038】
また、接続端子部25は、レバー部材30を挿通させる貫通口としてのレバー挿通孔25aと、車室R2側に設けられた第一端子25b、25b・・・と、図5に示すようにエンジンルームR1側に設けられた第二端子25c、25c・・・と、を有している。
【0039】
レバー挿通孔25aは、接続端子部25を貫通し、背面視で接続端子部25の略中央部に設けられている。
【0040】
更に、このレバー挿通孔25a内には、小円柱状に突出するキー凸部25dが設けられている。
【0041】
また、第一端子25b、25b・・・及び第二端子25c、25c・・・は、レバー挿通孔25aを囲うように配設されている。
【0042】
そして、第二端子25c、25c・・・は、エンジンルームR1側に設けられた第一ハーネスW1と接続されるようになっており、この第二端子25c、25c・・・は図示しない回路を介して第一端子25b、25bと電気的に導通するようになっている。
【0043】
なお、本実施形態においては、この第一ハーネスW1はCPMハーネスW2と電気的に導通させるハーネスであり、図8に示したように、アクセル用ハーネス等と接続するためのボディコネクタW3aを備えた第三のハーネスW3と共に、結束ハーネスW4内に設けられている。
【0044】
また、連通管ロア22は、図6、図7に示すように、ロア本体部22aと、ロア本体部22aから下方に延設するロアフランジ22bと、を有している。
【0045】
ロア本体部22aは、背面視で下方に向けて弓状に湾曲した形状を呈すると共に、背面側に延びる形状となっている。
【0046】
更に、ロア本体部22aは、その両側端部22c、22cがスライド溝26b、26bにスライド嵌入できるようになっている。
【0047】
そして、両側端部22c、22cをスライド溝26b、26bにスライド嵌入して第一コネクタ本体部21に連通管ロア22を組み付けると、図1に示すように、連通管アッパ部26とロア本体部22aとの間に連通路Sが形成されるようになっている。
【0048】
また、ロアフランジ22bは、背面視で下方に湾曲する帯形状を有しており、ロア本体部22aの両側端部22c、22cがスライド溝26b、26bにスライド嵌入された状態では、フランジ27及びロアフランジ22bでレバー挿通孔25aを中心とするリング形状を形成するようになっている。
【0049】
そして、ロアフランジ22bの中央部には、シール部材係止用凸部27dと同形状の第二シール部材係止用凸部22gが形成されている。
【0050】
更に、ロアフランジ22bの両端には、側板22d、22dが設けられており、この側板22d、22dは、第一コネクタ本体部21に連通管ロア22を組み付ける際にフランジ27に当接する当接片22f、22fを有している。
【0051】
更に、側板22d、22dには、小孔27c、27cに対応する位置に弾性係止片22e、22eが設けられている。
【0052】
すなわち、弾性係止片22e、22eは、図8に示すように、第一コネクタ本体部21に連通管ロア22を組み付けた際に小孔27c、27cに挿通する位置に設けられている。
【0053】
そして、この弾性係止片22e、22eを小孔27c、27cに挿通し、当接片22f、22fをフランジ27に当接させると、弾性係止片22e、22eが係止壁27e、27eに係止して、連通管ロア22の抜け出しが防止されるようになっている。
【0054】
また、カバー部材23は、図8に示したように、背面側(車室R2側)が開放する有底円筒状を呈しており、中央にレバー挿通穴23aを備えた円形底部23bと、円形底部23bの周縁から車室R2側に向けて延設する筒部23cと、筒部23cの下端に設けられたハーネスを挿通するためのハーネス用開口23dと、を有している。
【0055】
そして、第一コネクタ部材20は、このカバー部材23内に第一コネクタ本体部21を収納するように組み付けられて形成され、カバー部材23の周縁が第一コネクタ部材20の周縁部20aを構成するようになっている。
【0056】
また、シール部材28は、背面視でフランジ27と略同形状のリング状を呈し、ゴム等の弾性体より形成されている。
【0057】
そして、シール部材28は嵌合穴28a、中央開口部28bと、を有しており、シール部材係止用凸部27d及び第二シール部材係止用凸部22gを嵌合穴28aに嵌め込むことにより、シール部材28が組み付けられる。
【0058】
また、レバー部材30は、図2に示すように、四角柱状の操作部31と、第一の空間R1側からレバー挿通孔25aを介して第二コネクタ部材10のレバー挿入口10aに挿入される軸部32と、を有している。
【0059】
この軸部32は、操作部31の基端部31aから略直角に屈曲し、先端部32aに向けて延設されている。
【0060】
また、軸部32は、円柱状を呈し、その外周面にカム部としての螺旋溝32b、32bを有している。
【0061】
この二条の螺旋溝32b、32bは、軸部の軸中心を挟んで互いに反対側に位置しており、螺旋状に形成されている。
【0062】
更に、螺旋溝32b、32bは、先端部32aに開口32e、32eを形成する導入開口部32c、32cを有している。
【0063】
この導入開口部32cは、螺旋溝32bが、先端部32a近傍に設けられた屈曲部32dから先端部32aに向けて屈曲することにより形成されている。
【0064】
また、軸部32は、先端部32aから基端部31aに向けて直線状に延びるキー溝32fを有している。
【0065】
キー溝32fは、第一コネクタ部材20の挿通孔25a内に設けられたキー凸部25dが摺動可能に係合するような大きさに形成されている。
【0066】
また、図9乃至図12に示すように、第二コネクタ部材10は、下方に切欠部11aを有する円筒状の円筒部11と、エンジンルームR1側(前面側)に設けられた前面端子部12と、車室R2側(背面側)に設けられた背面端子部13と、円筒部11の中心部に設けられ前面側から背面側に向けて貫通するレバー挿入口10aと、を有している。
【0067】
円筒部11は、前面側の前端部11bが開口Hの周縁Haに当接する大きさに形成されており、この前端部11bが第二コネクタ部材10の周縁部を構成している。
【0068】
そして、この円筒部11の切欠部11aは、連通アッパ部26を沿わせて配置することができるように、背面視で連通アッパ部26と同形状の台形状に形成されている。
【0069】
また、図11及び図12に示したように、前面端子部12は、背面側に凹んだ枠部12aと、枠部12aの枠底面12cに形成された複数の第三端子12b、12b・・・と、を有している。
【0070】
枠部12aは、略半円の筒状に形成されており、接続端子部25の嵌め込みが可能となっている。
【0071】
更に、枠底面12cからは、前面側に向けて貫通孔形成部12d、12dが延設している。
【0072】
そして、貫通孔形成部12d、12dの対向面がそれぞれ円弧状に切り欠かれて、貫通孔形成部12d、12dの間にレバー挿入口10aが形成されている。
【0073】
また、貫通孔形成部12d、12dには、カムフォロア部12e、12eが形成されており、カムフォロア部12e、12eはレバー部材30の螺旋溝32b、32bに摺動可能に係合するようになっている。
【0074】
このカムフォロア部12e、12eは、第一コネクタ本体部21を第二コネクタ部材10の円筒部11の中間部分まで嵌め込んだ状態(仮嵌着した状態)で、キー溝32fをキー凸部25dに係合させて軸部32をレバー挿通孔25aに挿通させたときに、開口32e、32eを介して導入開口部32c、32cに導入される位置に設けられている。
【0075】
また、背面端子部13は、図10に示したように、円筒部11より背面側に突出している。
【0076】
そして、この背面端子部13は、図9に示したように第四端子13a、13a・・・を有しており、本実施形態では図14に示すように、背面端子部13に第二ハーネスとしてのCPMハーネスW2を接続できるようになっている。
【0077】
このCPMハーネスW2は、車室R2内においてダッシュパネルPの近傍に配置されるコクピットモジュールMからのハーネスであり、第一ハーネスW1と電気的に導通されるべきものである。
【0078】
次に、このような構造を有するコネクタCの作用を、ハーネスの配索方法に沿って説明する。
【0079】
まず、エンジンルームR1において、図8に示したように、カバー部材23に結束ハーネスW4を接続する。
【0080】
すなわち、この第一ハーネスW1及び第三のハーネスW3を、ハーネス用開口23dに挿通し、第一ハーネスW1を第一コネクタ本体部21の第二端子25c、25c・・・に接続すると共に、第三のハーネスW3を第一コネクタ本体部21の連通路Sとなる位置、すなわち、連通アッパ部26の下方位置に配置する。
【0081】
そして、この配置状態で、エンジンルームR1側から端部22c、22cをスライド溝26bにスライド嵌合し、連通ロア22を第一コネクタ本体部21に組み付けて連通路Sを形成する。
【0082】
このようにコネクタCでは、連通路Sを連通ロア22及び第一コネクタ本体部21により、すなわち、分割された二部品により形成するため、開口面積が狭い連通路Sであっても、連通路Sとなる位置にハーネスを配置した後に前記二部品を組み付けて連通路Sを形成すれば、前記ハーネスを容易に連通路Sに挿通した状態とすることができる。
【0083】
そして、第三のハーネスW3を、シール部材28の中央開口部28bに挿通し、更に、図14(a)に示したように開口Hに挿通して、車室R2まで配設する。
【0084】
また、嵌合穴28aをシール部材係止用凸部27d及び第二シール部材係止用凸部22gにそれぞれ嵌め込んでシール部材28をフランジ27背面に装着する。
【0085】
そして、この状態で、エンジンルームR1側から第一コネクタ本体部21を収納するように、第一コネクタ本体部21にカバー部材23を組み付ける。
【0086】
更に、図8に示したように、レバー挿通穴23a及びレバー挿通孔25aに軸部32を、キー溝32fをキー凸部25dに係合させて挿入する。
【0087】
このように、キー溝32fをキー凸部25dに係合させて軸部32を挿入すれば、レバー挿通孔25a内において所定の角度を保持させつつ軸部32を挿通することができる。
【0088】
一方、第二コネクタ部材10の第四端子13aには、コクピットモジュールMのCPMハーネスW2を接続する。
【0089】
そして、このようにCPMハーネスW2の先端に第二コネクタ部材10が取り付けられたコックピットモジュールMを、図14(b)に示すように、車室R2の所定位置に配設する。
【0090】
コックピットモジュールMは、所定位置に配設すると、CPMハーネスW2の先端の第二コネクタ部材10がダッシュパネルPに近接するようになっている。
【0091】
このとき、更に、第二コネクタ部材10は開口Hと対向するように位置決めされており、図14(c)に示すように、開口Hを介して第二コネクタ部材10に第一コネクタ部材20を仮嵌着する。
【0092】
すなわち、第一コネクタ部材20の周縁部20aが開口Hの周縁Haに当接するまで、エンジンルームR1側から第一コネクタ本体部21を開口Hに挿入し、連通アッパ部26と切欠部11aとを摺接させつつ、第一コネクタ本体部21を第二コネクタ部材10の円筒部11の中間部分まで嵌め込む。
【0093】
そして、このような仮嵌着状態において軸部32を車室R2に向けて更に押し込むと、カムフォロア部12e、12eが、開口32e、32eを介して導入開口部32c、32cに導入され、屈曲部32dに当接する。
【0094】
すなわち、コネクタCでは、軸部32がキー溝32fと係合するキー凸部25dを有しているため、所定の角度を保持させつつ軸部32を挿通することができ、導入開口部32c、32cに、容易にカムフォロア部12e、12eを導入することができる。
【0095】
そして、このように第二コネクタ部材10に第一コネクタ部材20を仮嵌着し、カムフォロア部12e、12eを導入開口部32c、32cに導入した状態で、図13に示すように、レバー部材30の操作部31を軸部32を回動中心として回動させる。
【0096】
このように操作部31を回動させると、第二コネクタ部材10のカムフォロア部12e、12eに、軸部32の螺旋溝32b、32bに係合させ、軸部32の回動角度に比例させて第二コネクタ部材10をエンジンルームR1側へ引き寄せることができる。
【0097】
このため、第一コネクタ本体部21と円筒部11とが嵌着し、第一端子25bと第三端子12bとが接続して導通して、第一ハーネスW1とCPMハーネスW2とが電気的に導通する。
【0098】
このように、コネクタCでは、前記仮嵌着の状態から、レバー部材30の操作部31を回動させるだけで、第二コネクタ部材10と第一コネクタ部材20とを嵌着させることができる。
【0099】
そして、操作部31を更に回動させると、図14(d)に示すように、第二コネクタ部材10と第一コネクタ部材20との間にシール部材28が挟持されると共に、第二コネクタ部材10の周縁部11bと第一コネクタ部材20の周縁部20aとの間に開口Hの周縁Haが挟持されて、第二コネクタ部材10及び第一コネクタ部材20の組み付けが完了する。
【0100】
このように第二コネクタ部材10を第一コネクタ部材20に嵌着させれば、コネクタCでは、操作部31がダッシュパネルPに沿って回動するため、操作部31がダッシュパネルPと離れる方向に移動することがない。
【0101】
このため、コネクタCは、第二コネクタ部材10を第一コネクタ部材20に嵌着するために必要とする車両前後方向のスペースが少ないものである。
【0102】
そして、このようなコネクタCを用いたハーネスの配索方法であれば、車室R2においてコネクタ接続をするための作業スペースが不要であり、車室R2のスペースの有効活用を図ることができる。
【0103】
また、このように第二コネクタ部材10及び第一コネクタ部材20を組み付けると、エンジンルームR1と車室R2とを連通する連通路Sが形成され、この連通路Sに挿通された第三のハーネスW3を、エンジンルームR1と車室R2とに跨って配索することができる。
【0104】
すなわち、本実施形態では、第一ハーネスW1とCPMハーネスW2とを電気的に導通させるコネクタCに、エンジンルームR1と車室R2とを連通する連通路Sを設けたため、第三のハーネスW3を連通路Sに挿通することによりエンジンルームR1と車室R2とに跨って配索することができる。
【0105】
従って、第三のハーネスW3をコネクタCに接続することが不要となり、接続が必要な第一ハーネスW1及びCPMハーネスW2をコネクタCに接続するだけで良いため、作業工数を削減することができる。
【0106】
しかも、挿通路Sが第一コネクタ部材20に一体に設けられているため、ダッシュパネルPに別途の開口を設けることなく、開口Hに配設したコネクタCを介して第三のハーネスWをエンジンルームR1と車室R2とに跨って配索することができる。
【0107】
このため、前記別途の開口を設ける作業が不要になると共に、防水のために該開口に設けるグロメット部材も不要となる。
【0108】
また、コネクタCでは、操作部31を回動するだけでシール部材28が挟持されて水密が保持される。
【0109】
このため、コネクタCによれば、容易に防水を確保することができる。
【0110】
しかも、コネクタCでは、リング状のシール部材28の中央部に軸部32が挿通されるため、第二コネクタ部材10を第一コネクタ部材20に嵌着する際、シール部材28の全体に略均一に押圧力を作用させることができる。
【0111】
このため、コネクタCでは、シール部材28による水密性の向上を図ることができる。
【0112】
更に、コネクタCでは、第一端子25b、25b・・・がレバー挿通孔25aを囲うように設けられると共に、第三端子12b、12b・・・がレバー挿入口10aを囲うように設けられている。
【0113】
このため、第一コネクタ部材20と第二コネクタ部材10とを電気的に導通させるための第一端子25b、25b・・・及び第三端子12b、12b・・・が、軸部32を囲うように位置する。
【0114】
従って、第二コネクタ部材10を第一コネクタ部材20に嵌着する際、第一端子25b、25b・・・及び第三端子12b、12b・・・の全体に略均一に押圧力を作用させることができ、第一端子25b、25b・・・と第三端子12b、12b・・・との接続を、より確実にすることができる。
【0115】
更に、コネクタCでは、操作部31を回動させれば周縁Haを挟持して、コネクタCが周縁Haに固定される。
【0116】
このため、コネクタCによれば、ネジ止め等の別途の作業を必要とせず、容易に固定することができる。
【0117】
しかも、コネクタCでは、第二コネクタ部材10に第一コネクタ部材20を嵌着するために操作部31をカバー部材23に沿って回動させるだけでよく、必要とする車両前後方向のスペースが少なく、スペースの有効活用を図ることができる。
【0118】
そして、コネクタCによれば、車室R2においてコネクタ接続をするための作業スペースが不要であり、車室R2のスペースの有効活用を図ることができる。
【0119】
以上、本発明の実施の形態を、図を参照して説明してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更があってもこの発明に含まれる。
【0120】
例えば、本実施の形態では、軸部32にカム部としての螺旋溝32bを設け、カムフォロア部12eをこの螺旋溝32bに係合する凸部としているが、互いに係合する螺旋状に形成しても良いし、カムフォロア部のみを螺旋状に形成しても良い。
【0121】
すなわち、前記カム部又はカムフォロア部のうち少なくとも一方を、前記軸部を回動中心として前記操作部を回動させたときに前記第一コネクタ部材側に前記第二コネクタ部材を引き寄せ可能な螺旋状に形成すれば良い。
【0122】
このようにすれば、前記カム部と前記カムフォロア部とを係合させて前記軸部を回動中心として前記操作部を回動するだけで、前記第一コネクタ部材側に前記第二コネクタ部材を引き寄せて、前記第二コネクタ部材を前記第一コネクタ部材に嵌着させることができる。
【0123】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載のコネクタ構造によれば、前記カム部又はカムフォロア部のうち少なくとも一方を、前記軸部を回動中心として前記操作部を回動させたときに前記第一コネクタ部材側に前記第二コネクタ部材を引き寄せ可能な螺旋状に形成したため、前記カム部と前記カムフォロア部とを係合させ、前記軸部を回動中心として前記操作部を回動させれば、前記第一コネクタ部材側に前記第二コネクタ部材を引き寄せて、前記第二コネクタ部材を前記第一コネクタ部材に嵌着させることができる。
【0124】
しかも、前記操作部は前記軸部と略直角をなして前記パネルに沿うように延設しているため、前記軸部を回動中心として前記操作部を回動させても、該操作部が前記パネルと離れる方向に移動することがない。
【0125】
このため、前記第二コネクタ部材を前記第一コネクタ部材に嵌着するためのスペースを少なくすることができる。
【0126】
また、請求項2に記載のコネクタ構造によれば、前記軸部がリング状の前記シール部材の中央部に挿通されるため、前記第二コネクタ部材を前記第一コネクタ部材に嵌着する際、前記シール部材の全体に略均一に押圧力を作用させることができる。
【0127】
このため、前記シール部材の水密性の向上を図ることができる。
【0128】
また、請求項3に記載のコネクタ構造によれば、前記端子部が前記軸部を囲うように位置するため、前記第二コネクタ部材を前記第一コネクタ部材に嵌着する際、前記端子部の全体に略均一に押圧力を作用させることができる。
【0129】
このため、前記第一コネクタ部材の前記端子部と前記第二コネクタ部材の前記端子部との接続を、より確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタ構造を有するコネクタの使用方法を説明する斜視図である。
【図2】本発明に係るコネクタ構造を有するコネクタのレバー部材の斜視図である。
【図3】本発明に係るコネクタ構造を有するコネクタの第一コネクタ部材の背面図である。
【図4】本発明に係るコネクタ構造を有するコネクタの第一コネクタ部材の側面図である。
【図5】本発明に係るコネクタ構造を有するコネクタの第一コネクタ部材の正面図である。
【図6】本発明に係るコネクタ構造を有するコネクタの連通ロアの背面図である。
【図7】本発明に係るコネクタ構造を有するコネクタの連通ロアの側面図である。
【図8】第一コネクタ部材及びレバー部材の組み付け方法を説明する斜視図である。
【図9】本発明に係るコネクタ構造を有するコネクタの第二コネクタ部材の背面図である。
【図10】本発明に係るコネクタ構造を有するコネクタの第二コネクタ部材の側面図である。
【図11】本発明に係るコネクタ構造を有するコネクタの第二コネクタ部材の正面図である。
【図12】本発明に係るコネクタ構造を有するコネクタの第二コネクタ部材の斜視図である。
【図13】第一コネクタ部材と第二コネクタ部材との嵌着方法を説明する斜視図である。
【図14】本発明に係るコネクタ構造を有するコネクタの使用方法を説明する模式図であり、(a)は第三のハーネスW3を第一コネクタ部材20及び開口Hに挿通した状態を、(b)はコックピットモジュールMを所定位置に配設した状態を、(c)は第二コネクタ部材10及び第一コネクタ部材20を仮嵌着した状態を、(d)は第二コネクタ部材10及び第一コネクタ部材20を嵌着して接続が完了した状態を、それぞれ示している。
【図15】従来のコネクタにおける車室側コネクタ部材及びエンジンルーム側コネクタ部材の嵌着前の断面図である。
【図16】従来のコネクタにおける車室側コネクタ部材及びエンジンルーム側コネクタ部材の嵌着後の断面図である。
【符号の説明】
C コネクタ(本発明のコネクタ構造を有するコネクタ)
10 第二コネクタ部材
10a レバー挿入口(挿入口)
11b 周縁部(第二コネクタ部材の周縁部)
12b 第三端子(端子部)
12e カムフォロア部
20 第一コネクタ部材
20a 周縁部(第一コネクタ部材の周縁部)
25a レバー挿通孔(貫通口)
25b 第一端子(端子部)
28 シール部材
30 レバー部材
31 操作部
32 軸部
32b 螺旋溝(カム部)
W1 第一ハーネス
W2 第二ハーネス
P ダッシュパネル(パネル)
H 開口(パネルに設けられた開口)
Ha 周縁(開口の周縁)
R1 エンジンルーム(第一の空間)
R2 車室(第二の空間)
Claims (3)
- 第一の空間と第二の空間とを画成するパネルに形成された開口の周縁に前記第一の空間側から周縁部を当接させる第一コネクタ部材と、
前記第二の空間側から前記第一コネクタ部材に嵌着すると共に、周縁部を前記開口の周縁に当接させて該周縁部と前記第一コネクタ部材の周縁部とで前記開口の周縁を挟持する第二コネクタ部材と、を有し、
前記第一の空間側から前記第一コネクタ部材に接続される第一ハーネスと前記第二の空間側から前記第二コネクタ部材に接続される第二ハーネスとを電気的に導通させるコネクタ構造であって、
前記パネルに沿うように延設する操作部と、該操作部から略直角に屈曲して前記第一の空間側から前記第一コネクタ部材の貫通口を介して前記第二コネクタ部材の挿入口に挿入される軸部と、を備えたレバー部材を有し、
前記軸部にカム部を設けると共に、該カム部と係合するカムフォロア部を前記挿入口内に設け、
前記カム部又はカムフォロア部のうち少なくとも一方を、前記軸部を回動中心として前記操作部を回動させたときに前記第一コネクタ部材側に前記第二コネクタ部材を引き寄せ可能な螺旋状に形成したことを特徴とするコネクタ構造。 - 前記第一コネクタ部材は、リング状のシール部材を有し、
前記軸部は、前記シール部材の中央部に挿通されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ構造。 - 前記第一コネクタ部材と前記第二コネクタ部材とを電気的に導通させるための端子部が、前記軸部を囲うように位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ構造。
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