JP2004288182A - レイアウト作成方法、サマリレイアウト作成方法、画像サマリレイアウト決定システム、及びこれらの方法及びシステムをプロセッサに実行させるためのプログラム - Google Patents

レイアウト作成方法、サマリレイアウト作成方法、画像サマリレイアウト決定システム、及びこれらの方法及びシステムをプロセッサに実行させるためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 画像の集合から、美的に好ましい視覚画像サマリを作成する方法及びシステムを提供する。
【解決手段】 最小の矩形状形を入力し、レイアウトの全体領域を最小の矩形状形の幅と高さの整数倍として入力し、受容可能な最大の矩形状形を最小の矩形状形の幅と高さの整数倍として入力する方法であって、複数の矩形状形の少なくとも一つが存在した場合、複数の矩形状形が互いに重ならずに入力された全体領域を覆うように入力された矩形状形のいくつかのサイズを最小の矩形状形に相対的であり且つ入力された受容可能な最大の矩形状形より小さいサイズに変更することによって、複数の入力された矩形状形から成るレイアウトを生成し、このような複数の矩形状形が全く存在しない場合、このような組み合わせが存在する入力された全体領域に類似する全体領域を見つけ、その領域にレイアウト方法を適用するレイアウト作成方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、一般に、画像の集合から、美的に好ましい視覚画像サマリ(要約)を作成する方法及びシステムに関する。即ち、本発明は、レイアウト作成方法、サマリレイアウト作成方法、画像サマリレイアウト決定システム、及びこれらの方法及びシステムをプロセッサに実行させるためのプログラムに関する。
マンガ技術は、ビデオをセグメント化し、セグメント毎に重要度を求め、ビデオの重要度の高いセグメント毎にキーフレームを選択することによって、視覚ビデオサマリを作成する。これらのキーフレームは、表示されるセグメントの重要度に対応する三つのサイズの一つに割当てられる。マンガ技術は、各列を他の列とは別個に考慮して、適用可能な列の高さが適用可能なキーフレームのサイズに対応するようにキーフレームを異なる高さの列に配置する。マンガ技術は、サイズ変更される画像ができるだけ少ないように列毎にレイアウトを決定する。
例えば、特許文献1は、ブラウジング目的のための複合ビデオセレクションの階層的分解抽出のための技術を開示している。この技術では、視覚的情報と時相情報を結合することによって、一つのシーンにおいて、及びビデオ内のシーン間において、重要な関係をキャプチャし、これにより、コンテンツの先行知識がない状態でも、基底となる階ストラクチャの解析を可能とする。階層的シーン遷移グラフの一般的なモデルは、ブラウジング実行に適用される。ビデオショットは最初に識別され、キーフレームの集合は各ビデオセグメントを表すために使用される。これらの集合は、次に、総合視覚情報に応じて分類される。ノードによって表されたビデオショットの各カテゴリとカテゴリ間の時間的な関係を表す各エッジで、ビデオをユーザへの指向グラフとして提示する、プラットフォームが組み立てられる。ビデオの解析及び処理は、圧縮されたビデオ上で直接実行される。予備テストによると、ビデオ選択の談話的ストラクチャは、この技術を用いることによってキャプチャされることが判る。
米国特許第5,708,767号 S.ウチハシ、J.フート、L.ウィルコクス 著「対話ペーパーとウェブベース・ブラウジングの応用による自動ビデオ要約のためのシステム」、FX パロ アルト発明提案 IP−98−018 B.B.ベダーソン 著「ズーム可能画像ブラウザのための量子的ツリーマップ及びバブルマップ」、HCIL 技術リポート No.2001−10、メリーランド大学、カレッジパーク、2001年 インターネット< HYPERLINK ftp://ftp.cs.umd.ed/pub/hcil/Reports-Abstracts^Bibliog ftp://ftp.cs.umd.edu/pub/hcil/Reports-Abstracts-Bibliog raphy/2001-10htm I/2001-10. Pdf> K.A.ドゥズランド、W.B.ドゥズランド 著「パッキング問題」、オペレーショナルリサーチ ヨーロピアンジャーナル、1992年、第56巻、p.2−14 M.K.コールマン、D.S.パーカー 著「人間消費型ソフトウェア実践及び経験のための美学ベースグラフレイアウト」、1996年、第26(1)巻、p.1−25 J.フォガーティ、J.フォールリッツィ、S.E.ハドサン 著「美学的情報コラージュ 情報を含む装飾ディスプレイ生成」、UIST01、2001年、p.141−150 Y.タニグチ、A.アクツ、Y.トノムラ 著「パノラマエキサープト(PanoramaExcerpts) ビデオブラウジングのためのパノラマの抽出とパッキング」、ACMマルチメディア97 議事録より、1997年、p.427−436 B.−L.イェオ、M.M.ユング 著「ビデオブラウジングのための場面遷移グラフの分類、簡単化、及びダイナミック視覚化」、IS&T/SPIE電子画像98 画像とビデオデータベースの記録及び探索VI 議事録より、1998年 M.M.ユング、B.−L.イェオ 著「絵画的コンテンツのコンパクトなプレゼンテーションと迅速なブラウジングのビデオ視覚化」、ビデオ技術のための回路及びシステムにおけるアイトリプルイー(IEEE)トランザクション、1997年、第7(5)巻、p.771−785
マンガ技術よって得られるサマリは視覚的に好ましくない場合が多い。マンガ技術は、異なるサイズの組み合わせを生成するというよりむしろ、同一サイズの複数の画像を使用する傾向がある。さらに、マンガ技術は、画像を必要とされる領域にぴったり収めることができない。マンガ技術によって決定されるレイアウトの幅は指定し得るが、レイアウトの高さは要約されたビデオの特徴に左右される。結局、マンガ技術では異なる入力サイズを三つしか使用しないため、画像をレイアウトに収めるために2サイズで頻繁に画像のサイズ変更をしなければならない。
本発明のシステム及び方法の種々の例示的な実施の形態は、本来のマンガ技術の欠点を克服する視覚サマリを作成する。本発明のシステム及び方法の種々の例示的な実施の形態によれば、必要とされる領域に収める画像レイアウトを作成し、一種類のみのサイズの画像を含む列を少なくし、最下列で空きスペースの少ない画像レイアウトを作成し、及び/又は三つ以上の異なるサイズの画像を使用する。種々の例示的な実施の形態において、本発明のシステム及び方法は、サイズ変更された画像の数、互いに隣接する同一サイズの画像によって埋め込まれた列の比率、及び/又は最下列内の空きスペースの量などの、情報の質やサマリ画像レイアウトの美的な品質に対する多数の評価基準を組み合わせる。
本発明の種々の例示的な実施の形態によるシステム及び方法は、各々が画像の重要度及びレイアウトサマリの最終的なサイズに関連する以前に割当てられた相対的なサイズを有する、複数の画像を入力する。次に、種々の例示的な実施の形態において、本発明のシステム及び方法は、最下列の部分レイアウトから始まる種々の部分レイアウトを解析し、ペナルティスコアを各部分レイアウトに割当てる。種々の例示的な実施の形態において、部分レイアウトを、レイアウトの好ましい品質及び/又は入力された画像の以前に割当てられたサイズと、比較することによって、ぺナルティスコアが決定される。本発明のシステム及び方法の種々の例示的な実施の形態は、次に、最低のぺナルティスコアによって部分レイアウトを構成し、初期の最終レイアウトに到達する。残りの部分レイアウトのぺナルティスコアを現在の最終レイアウトと比較し、最終レイアウトのスコアより大きいスコアを有する任意の部分レイアウトが廃棄される。残っている部分レイアウトは、それぞれ、それが現在の最終レイアウトに置き替えられるか又はより高いぺナルティスコアを有するものとして廃棄されるまで、列毎に、構成される。
本発明の種々の例示的な実施の形態によるシステム及び方法は、少なくとも相対的に最低のぺナルティスコアを有することにより、より望ましい品質を有するとともに、多種多様なインタラクティブ・アプリケーションに迅速に対応できる、最終レイアウトを提供する。
本発明の様々な特徴及び利点は、本発明のの種々の例示的な実施の形態によるシステム及び方法についての以下の詳細な記述において説明され、それによって、本発明がより明確となるであろう。
本発明の第1の態様は、レイアウトを作成する方法であって、(a)最小の矩形状形を入力するステップと、(b)レイアウトの全体領域を、最小の矩形状形の幅と高さの整数倍の幅と高さを有する領域として、入力するステップと、(c)受容可能な最大の矩形状形を、最小の矩形状形の幅と高さの整数倍の幅と高さを有する矩形状形として、入力するステップと、(d)各々が最小の矩形状形に相対的なサイズによって特徴付けられる、複数の矩形状形を入力するステップと、(e)入力された複数の矩形状形の基数(カーディナリティ(cardinality))を有するように、且つ、入力された複数の矩形状形が、互いに重ならず又は全体領域にいかなる非被覆部分をも残さずに、入力された全体領域を覆うように、最小の矩形状形に相対的であり且つ入力された受容可能な最大の矩形状形より小さいサイズの複数の矩形状形が存在するかを判断するステップと、を有し、(1)そのような複数の矩形状形の少なくとも一つが存在した場合、複数の矩形状形が、互いに重ならずに、入力された全体領域を覆うように、入力された矩形状形のいくつかのサイズを最小の矩形状形に相対的であり且つ入力された受容可能な最大の矩形状形より小さいサイズに変更することによって、入力された複数の矩形状形から成るレイアウトを生成し、(2)そのような複数の矩形状形が全く存在しない場合、そのような組み合わせが存在する入力された全体領域に類似する全体領域を見つけて、レイアウト作成方法を適用するレイアウト作成方法である。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、一つの列内の複数の矩形状形の少なくとも一つが列と同じ高さになるように、全体領域を異なる高さの列に編成し、複数の矩形状形を列へ配置するステップを更に有するレイアウト作成方法である。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、全ての配置された矩形状形の幅と高さが最小の矩形状形の幅と高さの整数倍であるレイアウト作成方法である。
本発明の第4の態様は、第3の態様において、(a)入力された矩形状形のサイズを変更するためのペナルティスコアを決定するステップと、(b)サイズ変更された矩形状形のペナルティスコアを組み合わせるステップと、(c)最低の組み合わされたペナルティスコアを有するレイアウトを決定するステップと、を更に有する、レイアウト作成方法である。
本発明の第5の態様は、第4の態様において、(a)最下列の少なくとも一部を空き領域とするステップと、(b)空き領域のペナルティスコアを決定するステップと、(c)空き領域に対するペナルティスコアを、サイズ変更された矩形状形のペナルティスコアに、組み合わせるステップと、を更に有する、レイアウト作成方法である。
本発明の第6の態様は、第5の態様において、(a)互いに隣接する同一サイズの矩形状形の数特性に対するぺナルティスコアを決定するステップと、(b)得られたぺナルティスコアを、サイズ変更された矩形状形と空き領域に対するぺナルティスコアに、組み合わせるステップと、を更に有する、レイアウト作成方法である。
本発明の第7の態様は、第6の態様において、矩形状形の少なくとも一つが画像である、請求項6に記載のレイアウト作成方法である。
本発明の第8の態様は、第7の態様において、入力された画像サイズが画像の重要度に基づく、レイアウト作成方法である。
本発明の第9の態様は、第8の態様において、全ての入力された画像の幅と高さが同じアスペクト比を有する、レイアウト作成方法である。
本発明の第10の態様は、第9の態様において、配置された画像の少なくとも一つがアスペクト比を維持する、レイアウト作成方法である。
本発明の第11の態様は、第10の態様において、配置された画像の少なくとも一つの一部を表示するステップを更に有し、配置された画像の少なくとも一つがアスペクト比を維持しない、レイアウト作成方法である。
本発明の第12の態様は、第6の態様において、矩形状形の少なくとも一つがユーザインタフェースコンポーネントである、レイアウト作成方法である。
本発明の第13の態様は、サマリレイアウトを作成する方法であって、(a)複数の矩形状形を入力するステップと、(b)サマリレイアウトに対して全体領域を入力するステップと、(c)サマリレイアウトの最初の列に対して矩形状形のプレースホルダから成る少なくとも一つのレイアウトの各々を新しい部分レイアウトとして決定するステップと、(d)最初の列に対する少なくとも一つのレイアウトの各々のペナルティスコアを決定し、新しい部分レイアウトのペナルティスコアとするステップと、を有するサマリレイアウト作成方法である。
本発明の第14の態様は、第13の態様において、(a)最低ペナルティスコアを有する未選択の部分レイアウトを現在の部分レイアウトとして選択するステップと、(b)複数の入力された矩形状形の各々が現在の部分レイアウト内の矩形状形のプレースホルダによって表されるかを判断するステップと、を更に有し、入力された矩形状形の各々が矩形状形のプレースホルダによって表されない場合、(I) 現在の部分レイアウトに基づいて、現在の部分レイアウトの次の列に対して、少なくとも一つのレイアウトを決定し、(II) 次の列に対する記少なくとも一つのレイアウトの各々に対して、ペナルティスコアを決定し、(III) 次の列に対する各レイアウトを現在の部分レイアウトと組み合わせて、新しい部分レイアウトを作成し、(IV) 現在の部分レイアウトのペナルティスコアを次の列に対する各レイアウトのペナルティスコアと組み合わせて、新しい部分レイアウトのペナルティスコアとする、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第15の態様は、第14の態様において、未選択の部分レイアウトの残りがなくなるまで、第14の態様を反復し、次に、記憶されている最終レイアウトを出力するステップを更に有する、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第16の態様は、第15の態様において、入力された矩形状形の各々が矩形状形のプレースホルダによって表される場合、列が全体領域を完全に埋めるかをテストするステップを更に有する、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第17の態様は、第16の態様において、(a)選択された部分レイアウトを最終レイアウトに変換するステップと、(b)選択された部分レイアウトのぺナルティスコアを最終レイアウトのぺナルティスコアに変換するステップと、を更に有する、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第18の態様は、第17の態様において、(a)残っている未選択の部分レイアウトの少なくとも一つから、最低ペナルティスコアを有する次の未選択の部分レイアウトを選択するステップと、(b)選択された部分レイアウトのペナルティスコアを最終レイアウトのペナルティスコアと比較するステップと、を更に有し、(1)最終レイアウトのペナルティスコアが選択された部分レイアウトのペナルティスコア未満である場合、(I) 最終レイアウトをサマリレイアウトに変換し、(II) 最終レイアウトを出力してサマリレイアウト作成方法を終了し、(2)最終レイアウトのペナルティスコアが選択された部分レイアウトのペナルティスコアより大きい場合、(I) 選択された部分レイアウトに基づいて、選択された部分レイアウトの次の列に対して、少なくとも一つのレイアウトを決定し、(II) 選択された部分レイアウトの次の列に対する少なくとも一つのレイアウトの各々に対して、ペナルティスコアを決定し、(III) 選択された部分レイアウトと選択された部分レイアウトに対する次の列に対する各レイアウトとを組み合わせて、新しい部分レイアウトとし、(IV) 選択された部分レイアウトのペナルティスコアを選択された部分レイアウトに対する次の列に対する各レイアウトのペナルティスコアと組み合わせて、新しい部分レイアウトに対するペナルティスコアを決定する、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第19の態様は、第18の態様において、入力された矩形状形の各々が矩形状形のプレースホルダによって表される場合、(a)現在の部分レイアウトを新しい最終レイアウトに変換するステップと、(b)現在の部分レイアウトのペナルティスコアを新しい最終レイアウトのペナルティスコアに変換するステップと、(c)新しい最終レイアウトのペナルティスコアを記憶されている最終レイアウトのペナルティスコアと比較するステップと、を更に有し、(1)記憶されている最終レイアウトのペナルティスコアが新しい最終レイアウトのペナルティスコア未満である場合、新しい最終レイアウトを廃棄し、(2)記憶されている最終レイアウトのペナルティスコアが新しい最終レイアウトのペナルティスコアより大きい場合、(I) 記憶されている最終レイアウトを廃棄し、(II) 新しい最終レイアウトを記憶する、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第20の態様は、第19の態様において、矩形状形の少なくとも一つが画像である、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第21の態様は、第20の態様において、入力された画像のサイズが画像の重要度に基づく、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第22の態様は、第21の態様において、全ての入力された画像の幅と高さが同一アスペクト比を有する、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第23の態様は、第22の態様において、配置された画像の少なくとも一つがアスペクト比を維持する、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第24の態様は、第22の態様において、配置された画像の少なくとも一つの一部をディスプレイするステップを更に有し、配置された画像の少なくとも一つがアスペクト比を維持しない、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第25の態様は、第19の態様において、矩形状形の少なくとも一つがユーザインタフェースコンポーネントである、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第26の態様は、第13の態様において、ペナルティ係数を入力するステップを更に有する、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第27の態様は、第26の態様において、(a)最低ペナルティスコアを有する未選択の部分レイアウトを現在の部分レイアウトとして選択するステップと、(b)入力された複数の矩形矩形状形の各々が現在の部分レイアウト内の矩形状形のプレースホルダによって表されるかを判断するステップと、を更に有し、入力された矩形状形の各々が矩形状形のプレースホルダによって表されない場合、(I) 現在の部分レイアウトに基づいて、現在の部分レイアウトの次の列に対して少なくとも一つのレイアウトを決定し、(II) 次の列に対する少なくとも一つのレイアウトの各々に対して、ペナルティスコアを決定し、(III) 次の列に対する各レイアウトを現在の部分レイアウトと組み合わせて、新しい部分レイアウトを作成し、(IV) 現在の部分レイアウトのペナルティスコアを次の列に対する各レイアウトのペナルティスコアと組み合わせて、新しい部分レイアウトのペナルティスコアとする、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第28の態様は、第27の態様において、未選択の部分レイアウトの残りがなくなるまで、第27の態様のステップを反復し、次に、記憶されている最終レイアウトを出力するステップを更に有する、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第29の態様は、第28の態様において、矩形状形の各々が矩形状形プレースホルダによって表される場合、列が全体領域を完全に埋めるかをテストするステップを更に有する、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第30の態様は、第29の態様において、(a)選択された部分レイアウトを最終レイアウトへ変換するステップと、(b)選択された部分レイアウトのペナルティスコアを最終レイアウトのペナルティスコアへ変換するステップと、を更に有する、を更に有する、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第31の態様は、第30の態様において、(a)残っている未選択の部分レイアウトの少なくとも一つから、最低ペナルティスコアを有する次の未選択の部分レイアウトを選択するステップと、(b)選択された部分レイアウトのペナルティスコアを最終レイアウトのペナルティスコアと比較するステップと、を更に有し、(1)ペナルティ係数によって乗算された最終レイアウトのペナルティスコアが選択された部分レイアウトのペナルティスコア未満である場合、(I) 最終レイアウトをサマリレイアウトに変換し、(II) 最終レイアウトを出力してサマリレイアウト作成方法を終了し、(2)ペナルティ係数によって乗算された最終レイアウトのペナルティスコアが選択された部分レイアウトのペナルティスコアより大きい場合、(I) 選択された部分レイアウトに基づいて、選択された部分レイアウトの次の列に対して、少なくとも一つのレイアウトを決定し、(II) 選択された部分レイアウトの次の列に対する少なくとも一つのレイアウトの各々に対して、ペナルティスコアを決定し、(III) 選択された部分レイアウトスコアと選択された部分レイアウトに対する次の列に対する各レイアウトとを組み合わせて、新しい部分レイアウトを作成し、(IV) 選択された部分レイアウトのペナルティスコアと各次の列のペナルティスコアとを組み合わせて、新しい部分レイアウトに対するペナルティスコアとする、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第32の態様は、第31の態様において、入力された矩形状形の各々が矩形状形のプレースホルダによって表される場合、(a)現在の部分レイアウトを新しい最終レイアウトに変換するステップと、(b)現在の部分レイアウトのペナルティスコアを新しい最終レイアウトのペナルティスコアに変換するステップと、(c)新しい最終レイアウトのペナルティスコアを記憶されている最終レイアウトのペナルティスコアと比較するステップと、を更に有し、(1)記憶されている最終レイアウトのペナルティスコアが新しい最終レイアウトのペナルティスコア未満である場合、新しい最終レイアウトを廃棄し、(2)記憶されている最終レイアウトのペナルティスコアが新しい最終レイアウトのペナルティスコアより大きい場合、(I) 記憶されている最終レイアウトを廃棄し、(II) 新しい最終レイアウトを記憶する、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第33の態様は、第32の態様において、矩形状形の少なくとも一つが画像である、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第34の態様は、第33の態様において、入力された画像のサイズが画像の重要度に基づく、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第35の態様は、第34の態様において、全ての入力された画像の幅と高さが同一アスペクト比を有する、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第36の態様は、第35の態様において、配置された画像の少なくとも一つがアスペクト比を維持する、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第37の態様は、第35の態様において、少なくとも一つの画像の一部をディスプレイするステップを更に有し、配置された画像の少なくとも一つがアスペクト比を維持しない、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第38の態様は、第32の態様において、矩形状形の少なくとも一つがユーザインタフェースコンポーネントである、サマリレイアウト作成方法である。
本発明の第39の態様は、複数の画像に対して画像サマリレイアウトを生成する画像サマリレイアウト決定システムであって、(a)画像、各画像の重要度、及び画像の順序の少なくともいくつかを含むデータに基づいて、画像カウント及びブロックカウントの少なくとも一つを決定する、画像/ブロックカウント決定回路、ルーチン、又はアプリケーションと、(b)画像カウント及びブロックカウントの少なくとも一つを表すデータと画像を表すデータとを入力し、入力された画像カウント又はブロックカウントに対するペナルティスコアを表すデータを生成する、ペナルティスコア決定回路、ルーチン、又はアプリケーションと、(c)画像カウント及びブロックカウント、部分レイアウト又は部分解、最終部分レイアウト、及び最終レイアウトの、ペナルティスコアを表すデータに基づいて、画像カウント及びブロックカウントの値、部分レイアウト又は部分解の値、最終部分レイアウト、及び最終レイアウトの少なくとも二つを表すデータの順序を決定する、ペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーションと、(d)部分レイアウト又は部分解を生成するデータと、部分レイアウト又は部分解のペナルティスコアを表すデータと、を生成する、部分レイアウト/部分解作成回路、ルーチン、又はアプリケーションと、(e)最終部分レイアウトを表すデータと画像を表すデータとを入力し、画像サマリレイアウトに再構成された画像を表すデータを生成する、画像配置回路、ルーチン、又はアプリケーションと、を備える、画像サマリレイアウト決定システムである。
本発明の第40の態様は、レイアウト作成をプロセッサに実行させるためのプログラムであって、(a)最小の矩形状形を入力し、(b)前記レイアウトの全体領域を、前記最小の矩形状形の幅と高さの整数倍の幅と高さを有する領域として、入力し、(c)受容可能な最大の矩形状形を、前記最小の矩形状形の幅と高さの整数倍の幅と高さを有する矩形状形として、入力するステップと、(d)各々が前記最小の矩形状形に相対的なサイズによって特徴付けられる、複数の矩形状形を入力し、(e)入力された複数の矩形状形の基数を有するように、且つ、入力された複数の矩形状形が互いに重ならず又は全体領域にいかなる非被覆部分をも残さずに、前記入力された全体領域を覆うように、前記最小の矩形状形に相対的であり且つ前記入力された受容可能な最大の矩形状形より小さいサイズの複数の矩形状形が存在するかを判断し、(1)上記複数の矩形状形の少なくとも一つが存在した場合、複数の矩形状形が、互いに重ならずに入力された全体領域を覆うように、入力された矩形状形のいくつかのサイズを前記最小の矩形状形に相対的であり且つ前記入力された受容可能な最大の矩形状形より小さいサイズに変更することによって、入力された複数の矩形状形から成るレイアウトを生成し、(2)上記複数の矩形状形が全く存在しない場合、上記組み合わせが存在する前記入力された全体領域に類似する全体領域を見つけ、レイアウトを生成する、プログラムである。
本発明の第41の態様は、サマリレイアウト作成をプロセッサに実行させるためのプログラムであって、(a)複数の矩形状形を入力し、(b)前記サマリレイアウトの全体領域を入力し、(c)前記サマリレイアウトの最初の列に対して矩形状形のプレースホルダから成る少なくとも一つのレイアウトの各々を新しい部分レイアウトとして決定し、(d)前記最初の列に対する少なくとも一つのレイアウトの各々に対してペナルティスコアを決定し、新しい部分レイアウトのペナルティスコアとする、プログラムである。
本発明の種々の例示的な実施の形態によるシステム及び方法は、図面を参照して詳細に説明されるであろう。
図1は、本来のマンガ技術を用いて生成された9×7の画像サマリに対する代表的レイアウト100を示す。本来のマンガ技術は、各サイズが画像の相対的な重要度を表す三つ以内の異なるサイズの入力画像に基づいてレイアウトを作成する。本来のマンガ技術は、画像の元の順序を維持しながら、高さが異なる列を作成するように画像を並べ、その際、各列の高さはその列の最も大きな画像によって決定される。本来のマンガ技術は、各サイズ変更された画像と最下列の任意の空きスペースとの両方にぺナルティスコアを割り当てることによって、列のレイアウトを決定する。画像の相対的な重要度に応じて決まるが、画像は、その最初のサイズからサイズが変更される場合、画像サイズを拡大又は縮小するすることによって、サイズ変更される。本来のマンガ技術において、2サイズ増減させて画像をサイズ変更することは、1サイズ増減して画像をサイズ変更するより、損失するペナルティポイントが大きい。
本来のマンガ技術において、代表的レイアウト100は、ランダムに生成された入力画像サイズを用いて生成されるレイアウトから選択される。選択された代表的レイアウト100は、サイズ変更された画像、同じサイズの画像で埋め込まれた各列の比率、及び元のレイアウトの高さについての平均的な結果を表す。
代表的レイアウト100は、画像のサイズが他の画像の重要度に対するその画像の重要度を示す、大画像123、中画像122、及び小画像121を含む。サイズ121、122、及び123が、互いに対して画定され、特定の寸法を表すものではないことが理解されよう。図1に示される例示的な実施の形態において、本来のマンガ技術によってサイズ変更された各画像内に数字が置かれている。各数字は、画像の元のサイズに対してこの画像に対応する画像がどの程度サイズ変更されたかを示す。(+1)は、画像が入力された時、その画像のサイズに対して画像が1サイズだけ拡大されたことを示す。(−1)は、画像が入力された時、その画像のサイズに対して画像が1サイズだけ縮小されたことを示す。図1では、どの画像も、2画像サイズ、即ち、最大の画像サイズ123から最小の画像サイズ121に、又はその逆に、サイズ変更されなかった。さらに、(+1)及び(−1)は、画像がサイズ変更されたときに、増えたサイズ又は減ったサイズがいくつあるかを表すに過ぎず、代表的レイアウト100に対応付けられたペナルティスコアを示すものではない。
図2は、本来のマンガ技術を用いて生成された10×12の画像サマリに対する代表的レイアウト200を示す。代表的レイアウト200は、ここでもまた、画像のサイズが他の画像の重要度に対するその画像の重要度を示す、大画像123、中画像122、及び小画像121を含む。サイズ121、122、及び123が、互いに対して画定され、特定の寸法を表すものではないことが、ここでもまた、理解されよう。画像の任意のサイズ変更は、各画像の中心の数字によって示される。(+1)は、画像が入力された時、その画像のサイズに対して画像が1サイズだけ拡大されたことを示す一方、(−1)は、画像が入力された時、その画像のサイズに対して画像が1サイズだけ縮小されたことを示す。本来のマンガ技術が、2サイズで画像をサイズ変更することが可能であることが理解されよう。しかしながら、2サイズで画像をサイズ変更することによって、かなり高いぺナルティスコアが生じる。レイアウト100及び200におけるサイズ変更された画像は、それぞれ、1サイズ増減されてサイズ変更されるにすぎないが、マンガ技術によって生成される代表的レイアウトにおいても2サイズでサイズ変更された画像に出会うことも珍しくはない。
図3は、三つの入力画像サイズが使用された、本発明の種々の例示的な実施の形態による画像レイアウトシステム及び方法を用いて生成される、9×7の画像サマリに対する代表的レイアウト300を示す。代表的レイアウト300は、画像のサイズが他の画像の重要度に対するその画像の重要度を示す、大画像123、中画像122、及び小画像121を含む。サイズ121、122、及び123が、互いに対して画定され、特定の寸法を表すものではないことが、またここで、理解されよう。ここでもまた、各サイズ変更された画像にはその画像がサイズ変更された程度を表す数が含まれている。(+1)は、画像が入力された時、その画像のサイズに対して画像が1サイズだけ拡大されたことを示す。(−1)は、画像が入力された時、その画像のサイズに対して画像が1サイズだけ縮小されたことを示す。代表的レイアウト300と代表的レイアウト100の両方の最下列において等しい量の空きが残っているが、代表的レイアウト300には、サイズ変更された画像はより少なく、互いに隣接する画像のサイズが同一の列の比率が低いことに注目されたい。
図4は、三つの入力画像サイズが使用された、本発明の種々の例示的な実施の形態による画像レイアウトシステム及び方法を用いて生成された10×12の画像サマリに対する代表的レイアウト400を示す。代表的レイアウト400は、画像のサイズが他の画像の重要度に対するその画像の重要度を示す、大画像123、中画像122、及び小画像121を含む。サイズ121、122、及び123が互いに対して画定され、特定の寸法を表すものではないことが、ここでもまた、理解されよう。ここでもまた、各サイズ変更された画像が、その画像がどの程度サイズ変更されたかを表す数を含む。(+1)は、画像が入力された時、その画像のサイズに対して1サイズだけ画像が拡大されたことを示す一方、(−1)は、画像が入力された時、その画像のサイズに対して1サイズだけ画像が縮小されたことを示す。
代表的レイアウト400を代表的レイアウト200と比較すると、合計12個の画像が代表的レイアウト400においてサイズ変更される一方、合計11個だけの画像が代表的レイアウト200においてサイズ変更されることが明らかである。しかしながら、レイアウト200における相対的に大きな空きスペースと比較して、代表的レイアウト400には、最下列に全く空きスペースがなく、互いに隣接する同じサイズの画像が埋め込まれる列の比率が低い。本発明の種々の例示的な実施の形態によるシステム及び方法によれば、最下列に空きスペースがなく互いに隣接する同じサイズの画像が埋め込まれる列を低比率で含むレイアウトが、サイズ変更された画像をあまり含まずに最下列に空きスペースを有するレイアウトよりも、美的に望ましいと判断されたからである。従って、サイズ変更された画像がより少ないレイアウトより、最下列がフルに埋まったレイアウトが、最終レイアウトの品質としてより望ましいと判断されたとき、それに応じてこれらの品質に対するペナルティスコアの値が調整され得る。これによって、他の部分よりも多くのサイズ変更された画像を含む最下列のみが部分的にフルとなったレイアウトが生じる。
図5は、四つの入力画像サイズが使用された、本発明の種々の例示的な実施の形態による画像レイアウトシステム及び方法によって生成される9×7の画像サマリに対する代表的レイアウト500を示す。代表的レイアウト500は、他の画像の重要度に対するその画像の重要度を示す、サイズ124、125、126、及び127の画像を含む。特に、図5に示される例示的な実施の形態において、画像サイズ124は最も小さく、最も重要でない(最下位の)画像サイズである。画像サイズ125は、次に大きく、三番目に重要な画像サイズである。画像サイズ126は、その次に大きく、ニ番目に重要な画像サイズであり、画像サイズ127は、最も大きく、最も重要な(最上位の)画像サイズである。サイズ124、125、126、及び127が互いに対して画定されるだけで、特定の寸法を表すものではないことが理解されよう。ここでまた、各サイズ変更された画像はその画像がどの程度サイズ変更されたかを表す数を含む。(+1)は、画像が入力された時、その画像のサイズに対して画像が1サイズだけ拡大されたことを示し、(−1)は、画像が入力された時、その画像のサイズに対して画像が1サイズだけ縮小されたことを示す。
図6は、四つの入力画像サイズが使用された、本発明の種々の例示的な実施の形態による画像レイアウトシステム及び方法によって生成される10×12の画像サマリに対する代表的レイアウト600を示す。代表的レイアウト600は、四つの画像サイズ124、125、126、及び127の画像を含む。代表的レイアウト500及び600は、四つの異なるサイズの画像を含み、より大きな画像でより大きな領域を占めることから、三つの画像サイズを有する代表的レイアウト100乃至400より、使用する画像の数が少ない。ここでまた、各サイズ変更された画像は、その画像がサイズ変更された程度を表す数を含む。
本発明の種々の例示的な実施の形態によるシステム及び方法において、画像サマリのためのレイアウトを決定する際、レイアウトの特定の列に収まる画像サイズのカウントの組み合わせが考慮される。例えば、小画像121が3個分の高さと小画像121が6個分の幅のサイズを有する列には、画像サイズのカウントの三つの異なる組み合わせ(0、0、2)、(5、1、1)、(9、0、1)を埋め込むことができる。これらの三つの画像カウントの各々において、1番目の数字は小画像121の数を表し、2番目の数字は中画像122の数を表し、3番目の数字は大画像123の数字を表す。本発明の種々の例示的な実施の形態によるシステム及び方法によれば、列の高さはその列内に含まれる最大の画像サイズによって画定されることから、これらは、小画像121が3個分の高さと小画像121が6個分の幅の列を埋め込むだけの画像のカウントにすぎない。したがって、各画像カウントは少なくとも一つの大画像123を含む必要がある。
図7は、現在の列が二つの大画像123だけを含む時、即ち、列が画像カウント(0、0、2)を有する時のレイアウトに対する唯一の順列を示す。二つの大画像を配列し画像が入力された順番を維持する他の方法はなく、レイアウト順列は一つだけである。図8は、列が五つの小画像121、一つの中画像122、及び一つの大画像123を含む時、即ち、列が画像カウント(5、1、1)を有する時に結果的に生じ得る、12個の異なるレイアウト順列800乃至811を示す。即ち、レイアウト順列800乃至811は、それぞれ、本発明の種々の例示的な実施の形態によるシステム及び方法によって考慮される異なるレイアウトを表し、五つの小画像121、一つの中画像122、一つの大画像123で小画像121を3個分の高さと小画像121を6個分の幅の現在の列を埋め込む。同様に、図9には、列が9個の小画像121と1個の大画像123を含む時、即ち、列が画像カウント(9、0、1)を有する時に結果的に生じるレイアウトの四つのレイアウト順列900乃至903が示される。
オリジナル画像が入力される順序が各レイアウト順列内で維持されることが本発明の種々の例示的な実施の形態によるシステム及び方法によって得られる望ましい品質であることが理解されよう。レイアウトは、入力された画像に含まれる情報を表すように意図されているので、画像順序を維持することは望ましい品質である。画像の重要性が画像のサイズによって反映されるので、画像間の時間的な関係は、画像の順序によって反映される。例えば、7つの画像A乃至Gが入力された場合、これらの順序が、レイアウトの順列800乃至811内に、左右、上下方向の文字で示されれるように各順列内で維持されることが望ましい。
本発明の種々の例示的な実施の形態によるシステム及び方法において、最終レイアウトにおいて望ましくないとされる品質に対するレイアウトにポイントが割当てられる。このような品質には、画像のサイズ変更、最下列の空きスペース、互いに隣接する同じサイズの画像を有する高い比率の列、又は最終レイアウトの美感に影響し得る他の品質が含まれる。従って、「最低」スコアのレイアウトが含む望ましくない品質は「最少」量である。本明細書中に使用されているように、第1のレイアウトのぺナルティスコアが他のレイアウトのぺナルティスコアよりも低いので、「最低」及び「最少量の望ましくない品質」は、その一つのレイアウトがその他のレイアウトより良好であると認められる条件を示唆する。
十分な時間及び/又は演算リソースが付与されれば、最低可能性ペナルティスコアを有するレイアウトを画定することは常に可能であることが理解されよう。段落番号「0110」に記載される第2の変形を例外として、ここに記載されているすべての実施の形態及び変形では、最低可能性ペナルティスコアを有するレイアウトを見つける。記載されている実施の形態及び変形の幾つかは、このようなレイアウトを見つけるために必要とされる時間及び/又は演算リソースが大きく節約されるように設計される。
図10乃至図13は、本発明の一つの例示的な実施の形態による「最低」ぺナルティスコアを有するレイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。図10に示されるように、この方法のオペレーションは、ステップ100で開始され、ステップ102に進み、各々が以前に割当てられた重要度を有する複数の画像n個が入力される。次に、ステップ104において、例えば、幅9インチ(22.9cm)×高さ7インチ(17.8cm)のビデオサマリの全体領域が入力される。次に、ステップ106において、入力画像の重要度に応じて画像サイズが割当てられ、これによって、入力画像の全画像領域が入力された全体領域にほぼ整合する。次に、オペレーションは、ステップ108に進む。
任意数の相対的な画像サイズ、即ち、三つの異なる画像サイズに対して121乃至123又は四つの異なる画像サイズに対して124乃至127が入力されてもよい。一般に、さほど厳密に必要なものではないが、全ての画像が最小画像の幅と高さの整数倍である幅と高さを有するべきであることが理解されよう。最小画像のサイズが入力されてもよいし、次に、ビデオサマリの全体領域が最小画像サイズに関して表現されてもよいことが理解されよう。従って、領域をインチやセンチメートル単位で表現する代わりに、この領域を、例えば、最小画像121又は124の幅の9倍×最小画像121又は124の高さの7倍などというように表現することもできる。
ステップ108において、最下列の高さが最小画像サイズにセットされる。次に、ステップ110において、最下列に対する最初の特定の画像カウント又は次の特定の画像カウントが決定される。次に、ステップ112において、最下列に対して決定された最初の又は次の特定の画像カウントの各レイアウト順列に対するぺナルティスコアが決定される。次にオペレーションはステップ114へ進む。決定された画像カウントに対する各レイアウト順列に対するぺナルティスコアは、レイアウト順列の品質を、入力画像の対応するサブセットの以前に割当てられた画像サイズなどの品質と比較することによって決定される。
ステップ114において、順序リストに画像カウントとその画像カウントに対応するぺナルティスコアが部分レイアウトとして記憶される。次に、ステップ116において、全ての最下列の画像カウントが現在の列の高さに対して考慮されたかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ110へ戻る。そうである場合、オペレーションはステップ118へ進む。
種々の例示的な実施の形態において、ステップ114において決定される部分レイアウトの対応するぺナルティスコアは、下限、即ち、現在の画像カウントに対して得られた最低スコアのレイアウト順列のぺナルティスコアである。例えば、6×3列で7つの画像の場合、図8に示される構成が可能である。割当てられる画像サイズが(1、2、2、2、1、3、3)であるから、割当てられる画像カウントは(2、3、2)であり、二つの小画像、三つの中画像、及び二つの大画像に対応し、列に使用できる画像カウントは、(5、1、1)である。このスコアの下限を決定するために画像サイズのカウントを見てみると、三つのサイズ2画像をサイズ1に縮小し、1サイズ3画像をサイズ2に縮小する必要があるであろう。しかしながら、この例において、最低の実際のスコアは、2サイズ2画像をサイズ1に縮小し、1サイズ3画像をサイズ1に縮小する、順列803と順列807によって達成されるが、2サイズ分の縮小は望ましくない。しかしながら、割当てられた画像サイズの多くの順列に対して、スコアの下限と実際のスコアとが同じであることが理解されよう。
ステップ118において、現在の列の高さが最大の画像サイズの高さに等しいかが判断される。最下列の高さが最大の画像サイズに等しくない場合、全ての適用可能な最下列の画像カウントは考慮されなかったことになる。現在の列の列高さが最大画像の高さに等しくない場合、オペレーションはステップ120へ進む。そうでない場合、オペレーションはステップ122へ進む。ステップ120において、最小画像の高さ分だけ最下列の現在高さが大きくされる。次にオペレーションは再びステップ110へ戻る。
これに対して、ステップ122において、最低スコアを有する部分レイアウトが順序リストから選択される。次に、ステップ124において、最終レイアウトスコアが決定されたかが判断される。部分レイアウトとは対照的に、ステップ124が遭遇した最初に決定された全てであるフルレイアウトに対して、最終スコアが決定されなかった場合、ステップ124において最初の判断が行われる場合、オペレーションはステップ132へ直接進む。そうでない場合、オペレーションはステップ126へ進む。
ステップ126において、選択された部分レイアウトが現在の、前に決定された最終レイアウトのぺナルティスコアより低いぺナルティスコアを有しているかが判断される。そうである場合、選択された部分レイアウトはより低いスコアの最終レイアウトを生じ得る。これによって、オペレーションは再びステップ132へ進む。そうでない場合、選択された部分レイアウトは、現在の最終レイアウトに等しいか又はそれより悪いぺナルティスコアを既に有している。従って、オペレーションはステップ128へ進む。
ステップ128において、最終レイアウトが出力される。次に、この方法のオペレーションは、ステップ130へ進み、この方法のオペレーションが終了する。本発明の種々の例示的な実施の形態による最低のぺナルティスコアを有するレイアウトを決定する方法は、最低のスコアを有する部分レイアウトを最初に評価するので、現在の部分レイアウトのぺナルティスコアよりも低いぺナルティスコアを有する最終レイアウトが、最低スコアの最終レイアウトになるはずである。
ステップ132において、現在の選択された部分レイアウトに対して次に高さが高い列の高さが、最小の画像サイズの高さにセットされる。次に、ステップ134において、選択された部分レイアウトに基づいて、次に高さが高い列に対する最初の又は次の特定の画像カウントが決定される。次に、ステップ136において、できるだけ少ない数の画像を用いて、適用可能な最大のサイズの画像のみで残っている列を埋め込む場合でも、決定された最初の又は次の特定の画像カウントに基づいて、レイアウトの残っている列を埋め込むのに十分な未使用の画像が残っているかが判断される。現在の部分レイアウトや決定された画像カウントのいずれにも使用されたことのない、レイアウトの残っているスペースを埋め込むのに十分なオリジナルの(未使用の)画像が残っていない場合、決定された画像カウントは最終レイアウトを生じることができない。従って、オペレーションはステップ140へ進む。そうでない場合、オペレーションはステップ138へ進む。
ステップ138において、決定された最初の又は次の特定の画像カウントに基づいて、レイアウトの残っている列を最小の画像サイズの画像のみで埋め込む場合でも、これらの画像が残っているレイアウト領域をはみ出すかが判断される。レイアウト領域をはみ出した場合、残っている画像の全てが最終レイアウト内に収まらないので、決定された画像カウントが最終レイアウトを生じることは不可能である。従って、オペレーションは、やはり、ステップ140へ進む。そうでない場合、オペレーションはステップ142へ進む。
ステップ140において、決定された最初の又は次の特定の画像カウントは廃棄される。次にオペレーションはステップ134へ戻る。これに対して、ステップ142において、最初の又は次の特定の画像カウントのぺナルティスコアが、決定された画像カウントの最低スコアのレイアウト順列の下限として決定される。次に、オペレーションはステップ144へ進む。
ステップ134で作成された新しい部分レイアウトが現在の選択された部分レイアウトにならないことが理解されよう。即ち、決定された画像カウントとその画像カウントのスコアは、現在の選択された部分レイアウトに対応付けられ、新しい部分レイアウトを作成する。例えば、選択された部分レイアウトが最下列内に9個の画像を含む場合、最下列の部分レイアウトの中で使用される9個の画像のすぐに続く画像の品質を比較することによって、現在の列の次に高さが高い列の各レイアウト順列に対するぺナルティスコアが決定される。なぜなら、考慮される決定された画像カウントに基づいて現在の列の次に高さが高い列内にこれらの画像が発生するからである。その画像カウントの種々の順列の最低スコアは、次に高さが高い列の画像カウントに対するぺナルティスコアとなる。
ステップ144において、新しい部分レイアウトの入力された画像の全てがビデオサマリの全体領域を完全に埋めるかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ146へ進む。そうである場合、オペレーションはステップ148へ進む。ステップ146において、部分レイアウトの順序リストに、新しい部分レイアウトとこの新しい部分レイアウトに対するぺナルティスコアとが記憶される。新しい部分レイアウトに対するぺナルティスコアがこの新しい部分レイアウトの列毎に組み合わされたぺナルティスコアにすぎないことが理解されよう。次に、オペレーションはステップ160へ進む。
これに対して、ステップ148において、新しい部分レイアウトスコアを決定するために使用された列画像カウントに応じて、列内に入力画像が配置され、候補最終レイアウトが作成される。次に、ステップ150において、この候補最終レイアウト内の各画像を各入力画像と比較することによって、候補最終レイアウトに対して、候補最終レイアウトスコアが決定される。次に、ステップ152において、最終レイアウトスコアが以前に決定されたかが判断される。そうである場合、オペレーションはステップ154へ進む。そうでない場合、オペレーションはステップ158へ直接進む。
ステップ154において、前に決定された最終レイアウトのスコアが選択された候補最終レイアウトのスコア以下であるかが判断される。そうである場合、オペレーションはステップ156へ進む。そうでない場合、オペレーションはまたステップ158へ進む。
ステップ156において、候補最終レイアウトが廃棄される。次にオペレーションはステップ160へ進む。これに対して、ステップ158において、候補最終レイアウトが現在の最終レイアウトとして選択され、前の最終レイアウトと差替えられる。従って、候補最終レイアウトスコアが現在の最終レイアウトスコアとなる。次にオペレーションはステップ160へ進む。
ステップ160において、現在の選択された部分レイアウトに対して最初の又は次の特定の画像カウントが全て決定されたかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ134へ戻る。そうである場合、オペレーションはステップ162へ進み、次に高さが高い列の高さが最大の画像サイズに等しいかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ164へ進む。そうである場合、オペレーションはステップ166へ進む。ステップ164において、最小画像の高さ分だけ、現在の次に高さが高い列の高さが大きくされる。次にオペレーションはまたステップ134へ戻る。これに対して、ステップ166においては、現在の選択された部分レイアウトが再び廃棄される。次にオペレーションはステップ122へ戻る。
即ち、現在の次に高さが高い列の列の高さが最大の画像サイズに等しい場合、現在の選択された部分レイアウトの次に列高さが高い列の全ての最初の又は次の画像カウントが考慮され、部分レイアウトのリストに記憶される新しい部分レイアウトの一部になるか又は廃棄される。列高さが最も大きい画像の高さに等しいと判断された場合、現在の選択された部分レイアウトの次に列高さが高い列に対して、全ての画像カウントが考慮されたことになる。従って、このレイアウトの全ての拡大した適用可能性が考慮されたことになる。
図10乃至図12に示された本発明の第1の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法は、少数の入力画像を有するレイアウトを決定するためには合理的且つ迅速であるが、多数の入力画像を有するレイアウトを決定するには遅遅として望ましくない。この時間的必要条件は、画像サイズのカウントが付与された際、図10乃至図13に示される第1の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法によってレイアウト順列がどのように列挙されるかによって生じる結果である。ステップ112及びステップ142において、最終レイアウトを決定する方法の第1の例示的な実施の形態は、画像毎に適用可能なサイズを並べ換え、レイアウト順列毎にそのレイアウト順列が入力画像の品質にどの程度整合するかを決定する。
この時間的必要条件を満たすには、本発明の第1の例示的な実施の形態の第1の変形を用いて最終レイアウトを決定する方法は、ステップ104において入力された画像の画像サイズに合う画像カウントのみを列挙する。第1の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法のステップ112及びステップ142において示されるように、適用可能な列の構成を決定する場合はこの第1の変形を適用する。第1の変形は、最終レイアウトに到達するために必要とされる時間をかなり短縮することができる。しかしながら、多数の入力画像を有するレイアウトを第1の実施の形態による最終レイアウトを決定する方法に適用した場合、第1の変形はあまり望ましくはない。
本発明の第2の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定するシステム及び方法は、適用可能な画像サイズを組み立てブロック状に並べることによって最終レイアウトに到達するまでに必要な時間を短縮する。図14は、本発明の第2の例示的な実施の形態によるシステム及び方法において、三つの相対的な画像サイズ121、122、及び123が入力された画像に対する最終レイアウトを決定するときに使用できる組み立てブロックの種々の例示的な実施の形態を示す。第1の列1000は、サイズ121の画像のみを含む列に対して考慮される組み立てブロックを示す。第2の列1001は、少なくとも一つのサイズ122の画像を含む列に対して考慮される組み立てブロックのセットを示す。第3の列1002は、少なくとも一つのサイズ123の画像を含む列に対して考慮される組み立てブロックのセットを示す。
同様に、図15は、四つの相対的な画像サイズ124、125、126、及び127が入力された画像に対する最終レイアウトを決定する時に、本発明の第2の例示的な実施の形態による方法とシステムが使用する組み立てブロックの種々の例示的な実施の形態を示す。第1の列1100は、サイズ124の画像のみを含む列に対して考慮される組み立てブロックを示す。第2の列1101は、少なくとも一つのサイズ125の画像を含む列に対して考慮される組み立てブロックのセットを示す。第3の列1102は、少なくとも一つのサイズ126の画像を含む列に対して考慮される組み立てブロックのセットを示す。最後に、第4の列1103は、少なくとも一つのサイズ127の画像を含む列に対して考慮される組み立てブロックのセットを示す。
本発明の第1の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法のステップ112とステップ142におけるように、列を収めることができる画像サイズのレイアウト順列を決定する代わりに、本発明の第2の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法は、組み立てブロックの組み合わせを決定する。考慮されるコンポーネントの数が少ないので、レイアウト順列を決定することと最終部分レイアウトに対するレイアウトを完了することの両方が本発明の第1の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法よりも迅速に行われる。
図16乃至図19は、本発明の第2の例示的な実施の形態による「最低」ペナルティスコアを有するレイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。図16に示されるように、この方法のオペレーションは、ステップ200で開始され、ステップ202へ進み、各々が以前に割当てられた重要度スコアを有する画像数n個が入力される。次に、ステップ204において、例えば、幅9インチ(22.9cm)×高さ7インチ(17.8cm)のビデオサマリの全体領域が入力される。次に、ステップ206において、入力画像の重要度に応じて画像サイズが割当てられ、これによって、入力画像の全画像領域が入力された全体領域にほぼ整合する。次にオペレーションはステップ208へ進む。
任意数の相対的な画像サイズ、即ち、三つの異なる画像サイズに対して121乃至123又は四つの異なる画像サイズに対して124乃至127が入力されてもよい。一般に、さほど厳密に必要なものではないが、全ての画像が最小画像の幅と高さの整数倍である幅と高さを有するべきであることが理解されよう。ここでまた、最小画像のサイズが入力されてもよいし、ビデオサマリに対する全体領域が最小画像サイズに関して表現されてもよいことが理解されよう。従って、領域をインチやセンチメートル単位で表現する代わりに、この領域を、例えば、最小画像121又は124の幅の9倍×最小画像121又は124の高さの7倍などというように表現することもできる。
ステップ208において、最下列の高さが最小画像サイズにセットされる。次に、ステップ210において、最下列に対する最初の特定のブロックカウント又は次の特定のブロックカウントが現在のブロックカウントとして決定される。次に、ステップ212において、最下列に対して決定された最初の又は次の特定のブロックカウントの各レイアウト順列に対するぺナルティスコアが決定される。次にオペレーションはステップ214へ進む。決定されたブロックカウントに対する各レイアウト順列に対するぺナルティスコアは、レイアウト順列の品質を、入力画像の対応するサブセットの以前に割当てられた画像サイズなどの品質と、比較することによって決定される。
ステップ214において、ブロックカウントとそのブロックカウントに対応するぺナルティスコアが順序リストに部分レイアウトとして記憶される。次に、ステップ216において、全ての最下列のブロックカウントが現在の列の高さに対して考慮されたかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ210へ戻る。そうである場合、オペレーションはステップ218へ進む。
ステップ218において、現在の列の高さが最大の画像サイズの高さに等しいかが判断される。最下列の高さが最大の画像サイズに等しくない場合、全ての適用可能な最下列のブロックカウントは考慮されなかったことになる。現在の列の列高さがレイアウト画像の高さに等しくない場合、オペレーションはステップ220へ進む。そうでない場合、オペレーションはステップ222へ進む。ステップ220において、最小画像の高さ分だけ、最下列の高さが大きくされる。次にオペレーションは再びステップ210へ戻る。
図29は、3個又は4個の画像サイズを用いて、小画像121、124が6個分の幅を有する画像レイアウトに対して考慮される種々の列高さを示す。まず、列2800が最小の画像サイズ121を使って考慮される。次に、高さが最小画像121の2倍である、複数の列2801、2802及び/又は2803(及びこれらの列のレイアウトの種々の順列)が、サイズ121及び122をそれぞれ有する画像を用いて考慮される。次に、高さが最小画像121の3倍である、複数の列2804、2805、及び/又は2806(及びこれらの列のレイアウトの種々の順列)が、サイズ121、122、及び123をそれぞれ有する画像を用いて考慮される。最後に、レイアウトが四つの画像サイズを使用する場合、高さが最小画像124の4倍である、複数の列2807、2808、及び/又は2809(及びこれらの列のレイアウトの種々の順列)が、サイズ124、125、及び127のそれぞれを有する画像を用いて考慮される(少なくとも小画像121、124が7個分の幅の列を必要とするので、サイズ126は使用されないことに注意されたい)。
これに対して、ステップ222において、最低スコアを有する部分レイアウトが順序リストから選択される。次に、ステップ224において、最終レイアウトスコアが決定されたかが判断される。部分レイアウトとは対照的に、ステップ224が遭遇した最初に決定された全てのフルレイアウトに対して、最終スコアが決定されなかった場合、ステップ224において、最初の判断が行われる場合、オペレーションは、ステップ232へ直接進む。そうでない場合、オペレーションはステップ226へ進む。
ステップ226において、選択された部分レイアウトが現在の、前に以前に決定された最終レイアウトのぺナルティスコアより低いぺナルティスコアを有しているかが判断される。そうである場合、選択された部分レイアウトはより低いスコアの最終レイアウトを生じ得る。これによって、オペレーションは再びステップ232へ進む。そうでない場合、選択された部分レイアウトは、現在の最終レイアウトに等しいか又はそれより悪いぺナルティスコアを既に有している。従って、オペレーションはステップ228へ進む。
ステップ228において、最終レイアウトが出力される。次に、この方法のオペレーションは、ステップ230へ進み、この方法のオペレーションが終了する。本発明の種々の例示的な実施の形態による最低のぺナルティスコアを有するレイアウトを決定する方法は、最低スコアを有する部分レイアウトを最初に評価するので、現在の部分レイアウトのぺナルティスコアよりも低いぺナルティスコアを有する最終レイアウトが、最低スコアの最終レイアウトになるはずである。
ステップ232において、現在の選択された部分レイアウトに対して次に高さが高い列の高さが最小の画像サイズの高さにセットされる。次に、ステップ234において、選択された部分レイアウトに基づいて、次に高さが高い列に対する最初の又は次の特定のブロックカウントが決定される。次に、ステップ236において、決定された最初の又は次の特定のブロックカウントに基づいて、できるだけ最大のサイズの画像のみでレイアウトの残りの列を埋め込む場合でも、レイアウトの残りの列を埋め込む十分な未使用の画像が残っているかが判断される。現在の部分レイアウトや決定されたブロックカウントのいずれにもレイアウトの残りのスペースをオリジナル(未使用)のレイアウトで埋め込む十分なオリジナル画像が残っていない場合、決定されたブロックカウントは最終レイアウトを生じることができない。従って、オペレーションはステップ240へ進む。そうでない場合、オペレーションはステップ238へ進む。
ステップ238において、決定された最初の又は次の特定のブロックカウントに基づいて、レイアウトの残っている列を最小画像サイズの画像のみで埋め込む場合でも、残っているレイアウト領域をはみ出すかが判断される。レイアウト領域をはみ出した場合、残っている画像の全てを最終レイアウト内に収めることができないので、決定されたブロックカウントが最終レイアウトを生じることは不可能である。従って、オペレーションはステップ240へ進む。そうでない場合、オペレーションはステップ242へ進む。
ステップ240において、決定された最初の又は次の特定のブロックカウントは廃棄される。次にオペレーションはステップ234へ戻る。これに対して、ステップ242において、最初の又は次の特定の画像カウントのぺナルティスコアが決定された画像カウントの最低スコアのレイアウト順列の下限として決定される。次に、オペレーションはステップ244へ進む。
ステップ242で作成された新しい部分レイアウトが現在の選択された部分レイアウトにならないことが理解されよう。即ち、決定されたブロックカウントとそのブロックカウントのスコアは、現在の選択された部分レイアウトに対応付けられ、新しい部分レイアウトを作成する。例えば、選択された部分レイアウトが最下列内に合計9個の画像を有する三つのブロックを含む場合、最下列の部分レイアウトを構成するブロック内で使用される9個の画像に続くの画像の品質を比較することによって、現在の列の次に高さが高い列の各レイアウト順列に対するぺナルティスコアが決定される。これらの画像は、考慮される決定されたブロックカウントに基づいて、現在の列の次に高さが高い列内にブロックを構成するであろう。そのブロックカウントの種々の順列の最低スコアは、次に高さが高い列のブロックカウントに対するぺナルティスコアとなる。
ステップ244において、新しい部分レイアウトの入力された画像の全てがビデオサマリの全体領域に収まるかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ246へ進む。そうである場合、オペレーションはステップ248へ進む。ステップ246において、新しい部分レイアウトとこの新しい部分レイアウトに対するぺナルティスコアが、部分レイアウトの順序リストに記憶される。新しい部分レイアウトに対するぺナルティスコアが新しい部分レイアウトの列毎に組み合わされたぺナルティスコアにすぎないことが理解されよう。次にオペレーションはステップ260へ進む。
これに対して、ステップ248において、新しい部分レイアウトスコアを決定するために使用される列ブロックカウントに応じて、列内に入力画像が配置され、候補最終レイアウトを作成する。次に、ステップ250において、この候補最終レイアウト内の各画像を各入力画像と比較することによって候補最終レイアウトに対する候補最終レイアウトスコアが決定される。次に、ステップ252において、最終レイアウトスコアが以前に決定されたかが判断される。そうである場合、オペレーションはステップ254へ進む。そうでない場合、オペレーションはステップ258へ直接進む。
ステップ254において、前に決定された最終レイアウトのスコアが選択された候補最終レイアウトのスコア以下であるかが判断される。そうである場合、オペレーションはステップ256へ進む。そうでない場合、オペレーションはまたステップ258へ直接進む。
ステップ256において、候補最終レイアウトが廃棄される。次にオペレーションはステップ260へ進む。これに対して、ステップ258において、候補最終レイアウトが現在の最終レイアウトとして選択され、前の最終レイアウトと差替えられる。従って、候補最終レイアウトスコアが現在の最終レイアウトスコアとなる。次にオペレーションはステップ260へ進む。
ステップ260において、現在の選択された部分レイアウトに対する最初の又は次の特定のブロックカウントが全て決定されたかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ234へ戻る。そうでない場合、オペレーションはステップ262へ進み、次に高さが高い列の高さが最大の画像サイズに等しいかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ264へ進む。そうである場合、オペレーションはステップ266へ進む。ステップ264において、最小画像の高さ分だけ、現在の次に高さが高い列の高さが大きくされる。次にオペレーションはまたステップ234へ戻る。これに対して、ステップ266においては、現在の選択された部分レイアウトが再び廃棄される。次にオペレーションはステップ222へ戻る。
即ち、ステップ262において、現在の次に高さが高い列の列の高さが最大の画像サイズに等しい場合、現在の選択された部分レイアウトの次に列高さが高い列の全ての最初の又は次のブロックカウントが考慮され、部分レイアウトのリストに記憶される新しい部分レイアウトの一部になるか又は廃棄される。列高さが最も大きい画像の高さに等しいと判断された場合、現在の選択された部分レイアウトの次に列高さが高い列に対して、全てのブロックカウントが考慮されたことになる。従って、このレイアウトの全ての拡大した適用可能性が考慮されたわけである。
本発明の第3の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法は、前述の例示的な実施の形態において保持された情報に対して、保持されるべき情報の量を減らすことによって、最終レイアウトを決定するために必要とされる時間を短縮する。図20乃至図23は、本発明の第3の例示的な実施の形態による「最低」ペナルティスコアを有するレイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。図20に示されるように、この方法のオペレーションは、ステップ300で開始され、ステップ302へ進み、各々が以前に割当てられた重要度スコアを有する画像数n個が入力される。次に、ステップ304において、例えば、幅9インチ(22.9cm)×高さ7インチ(17.8cm)のビデオサマリの全体領域が入力される。次に、ステップ306において、入力画像の重要度に応じて画像サイズが割当てられ、これによって、入力画像の全画像領域が入力された全体領域にほぼ整合する。次にオペレーションはステップ308に進む。
任意数の相対的な画像サイズ、即ち、三つの異なる画像サイズに対して121乃至123又は四つの異なる画像サイズに対して124乃至127が入力されてもよい。一般に、さほど厳密に必要なものではないが、全ての画像が最小画像の幅と高さの整数倍である幅と高さを有するべきであることが理解されよう。ここでまた、最小画像のサイズが入力されてもよいし、ビデオサマリの全体領域が最小画像サイズに関して表現されてもよいことが理解されよう。従って、領域をインチやセンチメートル単位で表現する代わりに、この領域を、例えば、最小画像121又は124の幅の9倍×最小画像121又は124の高さの7倍などというように表現することもできる。
ステップ308において、最下列の高さが最小画像サイズにセットされる。次に、ステップ310において、最下列にする最初の特定のブロックカウント又は次の特定のブロックカウントが現在のブロックカウントとして決定される。次に、ステップ312において、最下列に対して決定された最初の又は次の特定のブロックカウントの各レイアウト順列に対するぺナルティスコアが決定される。次にオペレーションはステップ314へ進む。決定されたブロックカウントに対する各レイアウト順列に対するぺナルティスコアは、レイアウト順列の品質を、入力画像の対応するサブセットの以前に割当てられた画像サイズなどの品質と、比較することによって決定される。
ステップ314において、ブロックカウントとそのブロックカウントに対応するぺナルティスコアが、そのブロックカウントの最低スコアの順列のペナルティスコアに対応するバケット内に部分レイアウトとして記憶される。次に、ステップ316において、全ての最下列のブロックカウントが現在の列の高さに対して考慮されたかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ310へ戻る。そうである場合、オペレーションはステップ318へ進む。
本明細書中に使用されている「バケット」は、それが記憶される順序に関わらず、情報が置かれてもよい場所である。部分レイアウトの対応するペナルティスコアは、下限であるか、又はこのブロックカウントに対して得られた最低スコアのレイアウト順列のペナルティスコアである。時折、図20乃至図23において概略的に示される方法のオペレーションがステップ314に達すると、部分レイアウトのペナルティスコアに対応するバケットが作成され、この部分レイアウトがこのバケットに記憶される。しかしながら、部分レイアウトのペナルティスコアがステップ314の前のオペレーションによって既に作成されているバケットに対応する場合は、部分レイアウトは既存のバケット内に記憶される。順序リストではなく、これらのバケットを使用することによって、第3の実施の形態は、個々のレイアウトの順序ではなく、バケットの順序を追うだけで済む。
ステップ318において、現在の列の高さが最大の画像サイズの高さに等しいかが判断される。最下列の高さが最大の画像サイズに等しくない場合、全ての適用可能な最下列のブロックカウントは考慮されなかったことになる。現在の列の列高さがレイアウト画像の高さに等しくない場合、オペレーションはステップ320へ進む。そうでない場合、オペレーションはステップ322へ進む。ステップ320において、最小画像の高さ分だけ、最下列の高さが大きくされる。次にオペレーションは再びステップ310へ戻る。
これに対して、ステップ322において、最低ペナルティスコアに対応するバケットから、任意の部分レイアウトが、選択される。次に、ステップ324において、最終レイアウトスコアが決定されたかが判断される。部分レイアウトとは対照的に、ステップ324が遭遇した最初に決定された全てのフルレイアウトに対して最終スコアが決定されなかった場合、ステップ324において、最初の判断が行われる場合、オペレーションはステップ332へ直接進む。そうでない場合、オペレーションはステップ326へ進む。
ステップ326において、選択された部分レイアウトが現在の、前に決定された最終レイアウトのぺナルティスコアより低いぺナルティスコアを有しているかが判断される。そうである場合、選択された部分レイアウトはより低いスコアの最終レイアウトを生じ得る。これによって、オペレーションは再びステップ332へ進む。そうでない場合、選択された部分レイアウトは、現在の最終レイアウトに等しいか又はそれより悪いぺナルティスコアを既に有している。従って、オペレーションはステップ328へ進む。
ステップ328において、最終レイアウトが出力される。次に、この方法のオペレーションはステップ330へ進み、この方法のオペレーションが終了する。本発明の種々の例示的な実施の形態による最低のぺナルティスコアを有するレイアウトを決定する方法は、最低スコアを有する部分レイアウトを最初に評価するので、現在の部分レイアウトのぺナルティスコアよりも低いぺナルティスコアを有する最終レイアウトが、最低スコアの最終レイアウトになるはずである。
ステップ332において、現在の選択された部分レイアウトに対して次に高さが高い列の高さが、最小の画像サイズの高さにセットされる。次に、ステップ334において、選択された部分レイアウトに基づいて、次に高さが高い列に対する最初の又は次の特定のブロックカウントが決定される。次に、ステップ336において、決定された最初の又は次の特定のブロックカウントに基づいて、レイアウトの残っている列を適用可能な最大のサイズの画像のみで埋め込む場合でも、レイアウトの残りの列を埋め込むだけの十分な未使用画像が残っているかが判断される。現在の部分レイアウトや決定されたブロックカウントのいずれにも使用されたことのない、レイアウトの残っているスペースを埋め込む十分なオリジナル画像が残っていない場合、決定されたブロックカウントは最終レイアウトを生じることができない。従って、オペレーションはステップ340へ進む。そうでない場合、オペレーションはステップ338へ進む。
ステップ338において、決定された最初の又は次の特定のブロックカウントに基づいて、レイアウトの残りの列を最小画像サイズの画像のみで埋め込む場合でも、残っているレイアウト領域をはみ出すかが判断される。レイアウト領域をはみ出した場合、残っている画像の全てを最終レイアウト内に収めることができないので、決定されたブロックカウントが最終レイアウトを生じることは不可能である。従って、オペレーションはステップ340へ進む。しかしながら、残っている画像がレイアウト内に収まる場合は、オペレーションはステップ342へ進む。
ステップ340において、決定された最初の又は次の特定のブロックカウントが廃棄される。次にオペレーションはステップ334へ戻る。これに対して、ステップ342において、最初の又は次の特定の画像カウントのぺナルティスコアが決定された画像カウントの最低スコアのレイアウト順列の下限として決定される。次に、オペレーションはステップ344へ進む。ステップ338で作成された新しい部分レイアウトが現在の選択された部分レイアウトにならないことが理解されよう。決定されたブロックカウントとそのブロックカウントのスコアは、現在の選択された部分レイアウトに対応付けられ、新しい部分レイアウトを作成する。
ステップ344において、新しい部分レイアウトが入力された画像の全てがビデオサマリの全体領域に収まるかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ346へ進む。そうである場合、オペレーションはステップ348へ進む。ステップ346において、新しい部分レイアウトとこの新しい部分レイアウトに対するぺナルティスコアが、その新しい部分レイアウトのペナルティスコアに対応するバケット内に記憶される。新しい部分レイアウトに対するぺナルティスコアが新しい部分レイアウトの列毎に組み合わされたぺナルティスコアにすぎないことが理解されよう。ステップ314で作成された同じバケットが使用されることが更に理解されよう。しかしながら、ステップ314で作成されたバケットでこの新しい部分レイアウトに対するぺナルティスコアに対応するものがない場合、その新しい部分レイアウトのペナルティスコアに対応するバケットが作成される。次にオペレーションはステップ360へ進む。
これに対して、ステップ348において、新しい部分レイアウトスコアを決定するために使用される列ブロックカウントに応じて、列内に入力画像が配置され、候補最終レイアウトを作成する。次に、ステップ350において、この候補最終レイアウト内の各画像を各入力画像と比較することによって候補最終レイアウトに対する候補最終レイアウトスコアが決定される。次に、ステップ352において、最終レイアウトスコアが以前に決定されたかが判断される。そうである場合、オペレーションはステップ354へ進む。そうでない場合、オペレーションはステップ358へ直接進む。
ステップ354において、前に決定された最終レイアウトのスコアが、選択された候補最終レイアウトのスコア以下であるかが判断される。そうである場合、オペレーションはステップ356へ進む。そうでない場合、オペレーションはまたステップ358へ直接進む。
ステップ356において、候補最終レイアウトが廃棄される。次にオペレーションはステップ360へ進む。これに対して、ステップ358において、候補最終レイアウトが現在の最終レイアウトとして選択され、これによって、前の最終レイアウトと差替えられる。従って、候補最終レイアウトスコアが現在の最終レイアウトスコアとなる。次にオペレーションはステップ360へ進む。
ステップ360において、現在の選択された部分レイアウトに対する最初の又は次の特定のブロックカウントが全て決定されたかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ334へ戻る。そうである場合、オペレーションはステップ362へ進み、次に高さが高い列の高さが最大の画像サイズに等しいかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ364へ進む。そうである場合、オペレーションはステップ366へ進む。ステップ364において、最小画像の高さ分だけ、現在の次に高さが高い列の高さが大きくされる。次にオペレーションはまたステップ334へ戻る。これに対して、ステップ366においては、現在の選択された部分レイアウトが再び廃棄される。次にオペレーションはステップ322へ戻る。
即ち、ステップ362において、現在の次に高さが高い列の列の高さが最大の画像サイズに等しい場合、現在の選択された部分レイアウトの次に列高さが高い列の全ての最初の又は次のブロックカウントが考慮され、部分レイアウトのリストに記憶される新しい部分レイアウトの一部になるか又は廃棄される。列高さが最も大きい画像の高さに等しいと判断された場合、現在の選択された部分レイアウトの次に列高さが高い列に対して、全てのブロックカウントが考慮されたことになる。従って、このレイアウトの全ての拡大した適用可能性が考慮されたわけである。
本発明の第1、第2及び第3の実施の形態による最終レイアウトを決定する方法において、特定の画像で開始される画像又はブロックカウントによって埋め込まれた列は、最初の画像が、どのレイアウト順列が最低のスコアを生成するかを決定する傾向があるため、常に同じペナルティスコアが付与される。本発明の第4の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法において、カウントが考慮される度にスコアを決定するというより、寧ろ、スコアが、特定の画像又はブロックカウントとスタート画像とに対応付けられる。次に、このスコアは、画像又はブロックカウントとスタート画像のペアが考慮される度毎に、想起される。
図24乃至図27は、本発明の第2の例示的な実施の形態による「最低」ペナルティスコアを有するレイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。図24に示されるように、この方法のオペレーションは、ステップ400で開始され、ステップ402へ進み、各々が以前に割当てられた重要度スコアを有する画像数n個が入力される。次に、ステップ404において、例えば、幅9インチ(22.9cm)×高さ7インチ(17.8cm)のビデオサマリに対する全体領域が入力される。次に、ステップ406において、入力画像の重要度に応じて画像サイズが割当てられ、これによって、入力画像の全画像領域が入力された全体領域にほぼ整合する。次にオペレーションはステップ408へ進む。
任意数の相対的な画像サイズ、即ち、三つの異なる画像サイズに対して121乃至123又は四つの異なる画像サイズに対して124乃至127が入力されてもよい。一般に、さほど厳密に必要なものではないが、全ての画像が最小画像の幅と高さの整数倍である幅と高さを有するべきであることが理解されよう。ここでまた、最小画像のサイズが入力されてもよいし、ビデオサマリに対する全体領域が最小画像サイズに関して表現されてもよいことが理解されよう。従って、領域をインチやセンチメートル単位で表現する代わりに、この領域を、例えば、最小画像121又は124の幅の9倍×最小画像121又は124の高さの7倍などというように表現することもできる。
ステップ408において、最下列の高さが最小画像サイズにセットされる。次に、ステップ410において、最下列に対する最初の特定のブロックカウント又は次の特定のブロックカウントが現在のブロックカウントとして決定される。次に、ステップ412において、最下列の最初の画像と決定されたブロックカウントが最初の画像及びブロックカウントによって配列されたぺナルティスコアのテーブルへのキーとして使用される。次に、オペレーションは、ステップ414へ進む。
ステップ414において、現在の最初の画像とブロックカウントとの組み合わせリストにぺナルティスコアが存在しているか否かが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ416へ進む。そうである場合、スコアの計算が省かれてもよいので、これによって、スコアを計算するために必要とされる時間とリソースが節約される。従って、オペレーションは直接ステップ420へ進む。
ステップ416において、最下列に対して決定された最初の又は次のブロックカウントのレイアウト順列毎にペナルティスコアが決定される。決定されたブロックカウントに対するレイアウト順列毎のペナルティスコアは、このレイアウト順列の品質を、入力画像の対応するサブセットの以前に割当てられた画像サイズなどの品質と、比較することによって、決定される。次に、ステップ418において、部分レイアウトのペナルティスコアがペナルティスコアのテーブル内に記憶される。次に、ステップ420において、ブロックカウントとこのブロックカウントに対して対応するペナルティスコアが、このブロックカウントの最低スコア順列のペナルティスコアに対応するバケット内に、部分レイアウトとして、記憶される。次に、オペレーションはステップ422へ進む。
ステップ422において、全ての最下列ブロックカウントが現在の列高さに対して考慮されたかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ410へ戻る。そうである場合、オペレーションはステップ424へ進む。ステップ424において、現在の最下列の高さが最大の画像サイズの高さに等しいかが判断される。最下列の高さが最大の画像サイズに等しくない場合、すべての適用可能な最下列のブロックカウントが考慮されなかったことになる。従って、オペレーションステップ426へ進む。そうでない場合、オペレーションはステップ428へ進む。ステップ426において、最小画像の高さ分だけ最下列の高さが大きくされる。次にオペレーションは再びステップ410へ戻る。
これに対して、ステップ428において、最低ペナルティスコアに対応するバケットから、任意の部分レイアウトが、選択される。次に、ステップ430において、最終レイアウトスコアが決定されたかが判断される。部分レイアウトとは対照的に、ステップ430が遭遇した最初に決定された全てのフルレイアウトに対して、最終スコアが決定されなかった場合、ステップ430において、最初の判断が行われる場合、オペレーションはステップ432へ直接進む。そうでない場合、オペレーションはステップ438へ進む。
ステップ432において、選択された部分レイアウトが現在の、前に決定された最終レイアウトのぺナルティスコアより低いぺナルティスコアを有しているかが判断される。そうである場合、選択された部分レイアウトはより低いスコアの最終レイアウトを生じ得る。これによって、オペレーションは再びステップ438へ進む。そうでない場合、選択された部分レイアウトは、現在の最終レイアウトに等しいか又はそれより悪いぺナルティスコアを既に有していて、オペレーションはステップ434へ進む。
ステップ434において、最終レイアウトが出力される。次にオペレーションはステップ436へ進み、この方法が終了する。ここでまた、本発明の種々の例示的な実施の形態による最低のぺナルティスコアを有するレイアウトを決定する方法は、最低スコアを有する部分レイアウトを最初に評価するので、現在の部分レイアウトのぺナルティスコアよりも低いぺナルティスコアを有する最終レイアウトが、最低スコアの最終レイアウトになるはずである。
ステップ438において、現在の選択された部分レイアウトに対して次に高さが高い列の高さが最小の画像サイズの高さにセットされる。次に、ステップ440において、選択された部分レイアウトに基づいて、次に高さが高い列に対する最初の又は次の特定のブロックカウントが決定される。次に、ステップ442において、決定された最初の又は次の特定のブロックカウントに基づいて、レイアウトの残っている列を適用可能な最大のサイズの画像のみで埋め込む場合でも、レイアウトの残っている列を埋め込む十分な未使用画像が残っているかが判断される。現在の部分レイアウトや決定されたブロックカウントのいずれにも使用されていないレイアウトの残っているスペースを埋め込むのに十分なだけのオリジナル画像が残っていない場合、決定されたブロックカウントは最終レイアウトを生じることができない。従って、オペレーションはステップ446へ進む。そうでない場合、オペレーションはステップ444へ進む。
ステップ444において、決定された最初の又は次の特定のブロックカウントに基づいて、レイアウトの残っている列を最小画像サイズの画像のみで埋め込む場合でも、残っているレイアウト領域をはみ出すかが判断される。レイアウト領域をはみ出した場合、残っている画像の全てを最終レイアウト内に埋め込むことができないので、決定されたブロックカウントが最終レイアウトを生じることは不可能である。従って、オペレーションはステップ446へ進む。そうでない場合、オペレーションは、ステップ448へ進む。ステップ446において、決定されたブロックカウントが廃棄される。次に、オペレーションは、ステップ440へ戻る。
ステップ448において、次に高さが高い列における最初の画像と、次に高さが高い列の決定されたブロックカウントとが、最初の画像と最初のブロックカウントによって配列されたペナルティスコアのテーブルへのキーとして、使用される。次に、ステップ450において、現在の最初の画像と最初のブロックカウントの組み合わせに対するリストにペナルティスコアが存在しているかが判断される。そうである場合、オペレーションはステップ452へ進む。そうでない場合、オペレーションは直接ステップ454へ進む。ステップ452において、最初の又は次の特定の画像カウントのぺナルティスコアが決定されたブロックカウントの最低スコアのレイアウト順列の下限として決定され、ブロックカウントとこのブロックカウントのスコアとが現在の選択された部分レイアウトに対応付けられ、新しい部分レイアウトが作成される。次に、ステップ454において、決定されたブロックカウントのペナルティスコアがペナルティスコアのテーブルに記憶される。次にステップ456において、次に高さが高い列に対して決定されたブロックカウントと次に高さが高い列に対して決定されたブロックカウントに対するペナルティスコアが現在の選択された部分レイアウトと対応付けられ、新しいレイアウトを作成する。次に、オペレーションはステップ458へ進む。ステップ456で作成された新しい部分レイアウトが現在の選択された部分レイアウトにならないことが理解されよう。決定されたブロックカウントとそのブロックカウントのスコアは、現在の選択された部分レイアウトに対応付けられ、新しい部分レイアウトを作成する。
ステップ458において、新しい部分レイアウトの入力された画像の全てがビデオサマリの全体領域に収まるかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ460へ進む。そうである場合、オペレーションはステップ462へ進む。ステップ460において、新しい部分レイアウトとこの新しい部分レイアウトに対するぺナルティスコアが、その新しい部分レイアウトのペナルティスコアに対応するバケット内に記憶される。新しい部分レイアウトに対するぺナルティスコアが新しい部分レイアウトの列毎に組み合わされたぺナルティスコアにすぎないことが理解されよう。ステップ418で作成された同じバケットが使用されることが、ここでもまた、理解されよう。しかしながら、ステップ418で作成されたバケットでこの新しい部分レイアウトに対するぺナルティスコアに対応するものがない場合、その新しい部分レイアウトのペナルティスコアに対応するバケットが作成される。次にオペレーションは直接ステップ474へ進む。
これに対して、ステップ462において、新しい部分レイアウトスコアを決定するために使用される列ブロックカウントに応じて、列内に入力画像が配置され、候補最終レイアウトを作成する。次に、ステップ464において、この候補最終レイアウト内の各画像を各入力画像と比較することによって候補最終レイアウトに対する候補最終レイアウトスコアが決定される。次に、ステップ466において、最終レイアウトスコアが以前に決定されたかが判断される。そうである場合、オペレーションはステップ354へ進む。そうでない場合、オペレーションはステップ472へ直接進む。
ステップ468において、前に決定された最終レイアウトのスコアが、選択された候補最終レイアウトのスコア以下であるかが判断される。そうである場合、オペレーションはステップ470へ進む。そうでない場合、オペレーションはまたステップ472へ進む。 ステップ470において、候補最終レイアウトが再び廃棄される。次にオペレーションはステップ474へ進む。これに対して、ステップ472において、候補最終レイアウトが現在の最終レイアウトとして選択され、これによって、前の最終レイアウトと差替えられる。従って、候補最終レイアウトスコアが現在の最終レイアウトスコアとなる。次にオペレーションはステップ474へ進む。
ステップ474において、現在の選択された部分レイアウトに対する最初の又は次の特定のブロックカウントが全て決定されたかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ440へ戻る。そうである場合、オペレーションはステップ476へ進み、次に高さが高い列の高さが最大の画像サイズに等しいかが判断される。そうでない場合、オペレーションはステップ478へ進む。そうである場合、オペレーションはステップ480へ進む。ステップ478において、最小画像の高さ分だけ、現在の次に高さが高い列の高さが大きくされる。次に、オペレーションは、ステップ440へ戻る。
しかしながら、ステップ476において、現在の次に高さが高い列の列の高さが最大の画像サイズに等しい場合、現在の選択された部分レイアウトの次に列高さが高い列の全ての最初の又は次のブロックカウントが考慮され、部分レイアウトのリストに記憶される新しい部分レイアウトの一部になるか又は廃棄される。列高さが、最も大きい画像の高さに等しいと判断された場合、現在の選択された部分レイアウトの次に列高さが高い列に対して、全てのブロックカウントが考慮され、従って、このレイアウトの全ての拡大した適用可能性が考慮されたわけである。これによって、この場合、オペレーションはステップ480へ進み、現在の選択された部分レイアウトが廃棄される。次にオペレーションはステップ428へ戻る。
本明細書中に記載されているように本発明の種々の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を、個別に、集合的に、又は互いに組み合わせて、使用し得ることが理解されよう。
上記に概略的に示された本発明の種々の例示的な実施の形態の第2の変形による最終レイアウトを決定する方法によって、これ以上良好な結果が生まれる可能性のない部分レイアウトが残った時、上記の実施の形態のどれを用いても最終レイアウトを出力することを可能とする品質係数を求めることによって、好ましい最終レイアウトに到達するために必要とされる時間が短縮される。図10乃至図13及び図16乃至図27において概略的に示される方法のステップ126、226、326、及び436において例示されているように、部分レイアウト又は部分解のペナルティスコアを最終解のペナルティスコアと直接比較するよりも、第2の変形は、品質係数に照らして、部分レイアウト又は部分解のペナルティスコアを最終解のペナルティスコアと比較する。以上のように記述された本発明の種々の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法によれば、記憶された最終レイアウトが出力されるのは、より低いペナルティスコアを有する部分レイアウトが存在しなくなった時である。
第2の変形は、品質係数が入力されることを必要とする。例えば、品質係数が2の係数であった場合、最低のペナルティスコアを有する部分レイアウトのペナルティスコアが最終レイアウトのペナルティスコアの1/2以下である時、記憶された最終レイアウトが出力される。他の方法においては、最終レイアウトのペナルティスコアが現在部分レイアウト又は部分解のペナルティスコアの2倍以下であった時は、現在の部分レイアウト又は部分レイアウト又は部分解は廃棄される。
第2の変形は、最低スコアを有する部分レイアウトのスコアが最終レイアウトのスコアを超過する前に完成される部分レイアウトが少ない方がいいので、好ましい最終レイアウトに到達するために必要とされる時間を大幅に短縮する。即ち、所与の部分レイアウトのスコアが相対的に早めにレイアウト又は部分解の解析に入った場合、この所与の部分レイアウトのスコアが最終レイアウトのスコアを超過する。結果的に、本発明の種々の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法は、部分レイアウト又は部分解毎に多数の列を決定する必要がない。しかしながら、第2の変形が、本発明の種々の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法に適用される場合、適用可能な最低ペナルティスコアを有する最終レイアウトは出力されないので、最も望ましい品質を有するレイアウトも出力されない。従って、第2の変形を適用した場合、最終レイアウトが出力される前に、最低スコアの最終レイアウトを結果的に生じたかもしれない部分レイアウト又は部分解が完成されない可能性がある。
第2の変形においては、品質係数よりも寧ろ、時間制限が用いられることが理解されよう。時間制限が用いられる場合、何れが先でも、時間制限を経過するか又は最初の最終レイアウトが見つかるとすぐ、記憶された最終レイアウトが出力される。
上記に概略的に説明された本発明の種々の例示的な実施の形態の第3の変形による最終レイアウトを決定する方法は、部分レイアウトの作成を遅らせることによって、最終レイアウトを決定するために必要とされる時間を更に短縮する。第3の変形において、現在の選択された部分レイアウトが次の列に拡大される時に新しい部分レイアウトを作成するより、一対の部分レイアウト及び列の構成を部分解のバケットに記憶してもよい。これによって、部分解が更に処理される時にのみ、それを表す対象が実際に作成される。
上記に概略的に説明された本発明の種々の例示的な実施の形態の第4の変形による最終レイアウトを決定する方法は、画像又はブロックカウント毎に考慮されるべき傾向にあるレイアウトの数を削減することによって、最終レイアウトを決定するために必要とされる時間を短縮する。所与の画像又はブロックカウント、或いはスタート画像の各順列の解析を回避するために、各画像カウント又はブロックカウントが適用可能なスタート画像毎にコスト別にランク付けられる。上記に概略的に述べられた種々の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法では、次に高さが高い列に対する特定の画像又はブロックカウントが決定される時、最低のコストを有する画像又はブロックカウントが最初に考慮され、残っている画像又はブロックカウントが次の最低コストの順序になると考慮される。最も高価なブロックカウントが最初に考慮されるので、コストが以前に考慮されたレイアウト順列のペナルティスコアを超過する全ての画像又はブロックカウントは考慮される必要がない。
例示的な実施の形態の第4の変形にのみ適用される第5の変形において、ブロックカウントを割当てられた画像サイズのカウントと比較することによって決定された下限の代わりに、画像を実際に列に配置するスコアが使用される。というのは、第4の例示的な実施の形態では、各レイアウト順列に対するペナルティスコアが考慮される度に再決定するのではなくルックアップするだけでよいからである。
本発明の種々の例示的な実施の形態の第6の変形による最終レイアウトを決定する方法は、重要な画像を縮小する尤度を削減する。重要度スコアは、重要な画像内の分数の画像サイズにマッピングされる。これによって、重要な画像を小さなサイズに縮小する経費が高くなる傾向がある。この変形は、重要な画像を縮小しないようにするだけでなく、サイズが縮小された重要な画像を含む部分レイアウトが非常に大きなペナルティスコアを有し早期に廃棄されるので、最終レイアウトに到達するために必要な時間を短縮する。
最後に、第7の変形は、全ての画像のアスペクト比を維持しないが、それらをグリッドの任意の矩形領域に配置してその画像の中心部分を示すサマリを生成する。例えば、最大サイズ127の画像は縮小されないか、又は、アスペクト比に対して、より小さく、相対的に幅が広く、高さが低い領域に当て嵌まるようにアスペクト比を変更したりする。或いは、第7の変形によるレイアウト生成方法は、画像を所望される領域に当て嵌まるように画像をクロップする。この第7の変形は、画像内の最も重要な情報が、通常、画像の中心近傍に配置されることを前提とする。
このようなサマリは、より多くの多様性を提供するので、視覚的にはより興味深い。また、より多くの形状の組み合わせが使用可能であることから、それらの重要度に対応しないサイズを有する画像が減少する。第7の変形は、組み立てブロックの数を増加することからレイアウトを生成するために必要とされる時間を短縮するが、レイアウト生成方法を実質的には変更しない。
第7の変形は、ユーザインタフェースエレメントの所望されるサイズとアスペクト比を特定するだけで、ユーザインタフェースエレメントをグリッド内にレイアウトするために使用することもできる。第7の変形によるレイアウト生成方法は、ユーザインタフェースエレメントを順番に並べて、所望のサイズとアスペクト比をできるだけ多く保つことによって、ユーザインタフェースエレメントの領域を埋め込むことができる。グリッド内にユーザインタフェースエレメントをレイアウトすることは、エレメントが同一サイズであることを必要とせずに、ユーザインタフェースエレメントを縦横に位置合わせするフレキシブルなレイアウトマネジャーである、ジャバグリッドバッグレイアウト(java Grid Bag Layout)技術に類似している。
上記の例示的な実施の形態のいずれもが、最上部の列から始めて、上から下へのレイアウトを組み立てることによって最終レイアウトを構成することが可能であることが理解されよう。しかしながら、この方法は、最下列ではなく最上列に空きスペースが発生するので、あまり美しくない。
図28は、本発明の一つの例示的な実施の形態によるビデオ画像サマリのために美的に好ましいレイアウトを決定するレイアウト生成システム1200を示す。図28に示されるように、レイアウト生成システム1200は、各々が、一つ以上のコントロール及び/又はデータバス及び/又はアプリケーションプログラミングインタフェース1290によって相互接続された、入力/出力インタフェース1210、コントローラ1220、メモリ1230、画像/ブロックカウント決定回路、ルーチン、又はアプリケーション1240、ペナルティスコア決定回路、ルーチン、又はアプリケーション1250、ペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーション1260、及び画像配置回路、ルーチン、又はアプリケーション1280を有する。
入力/出力インタフェース1210は、リンク1214、1310、及び1410を介して、レイアウト生成システム1200を一つ以上のユーザ入力デバイス1212、データソース1300、及びデータシンク1400のそれぞれに接続する。一つ以上のユーザ入力デバイス1212は、レイアウトの全体領域や品質係数などの以前に記憶されたり変更されていない情報が、ユーザによってレイアウト生成システム1200に入力されるのを可能とする。データソース1300は、ビデオ画像サマリに対するレイアウトを生成する時にレイアウト生成システム1200によって使用される、オリジナル画像などの以前に記憶又は変更されたデータを供給する。レイアウト生成システム1200によって生成又は変更された最終レイアウトがデータシンク1400へ出力される。
データソース1300が、ディジタルカメラ、ディジタルビデオカメラ、スキャナ、又は局所又は遠隔位置コンピュータ、ネットワークのクライアント又はサーバ又は画像データを生成、記憶又は操作することが可能な任意の他の知られている又は後から開発されたデバイスであってもよいことが理解されよう。同様に、画像データシンク1400が、レイアウトを決定するレイアウト生成システム1200によって出力されるデータを受け取り、或いは、このデータを記憶、転送、ディスプレイ、又は更に変更することが可能な任意の知られている又は後から開発されたデバイス又はシステムであってもよいことが理解されよう。
リンク1214、1310、及び1410はそれぞれ、一つ以上の入力デバイス1212、データソース1300及びデータシンク1400のそれぞれを、直接ケーブル接続、広域ネットワーク又はローカルエリアネットワークを介した接続、イントラネット接続、インターネット接続、任意の他の分散型処理ネットワーク又はシステムを含む、レイアウトを決定するレイアウト生成システム1200に接続する任意の知られている又は後から開発されたデバイス又はシステムであってもよい。ネットワークは、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク、イントラネット、インターネット、任意の他の分散型処理及び/又は記憶ネットワークであってもよい。一般に、リンク1214、1310、及び1410はそれぞれ、一つ以上の入力デバイス1212、データソース1300、及びデータシンク1400のそれぞれをレイアウト決定レイアウト生成システム1200に接続するために利用可能な、任意の知られている又は後から開発されたデバイス又はシステムであってもよい。また、リンク1214、1310、及び1410の各々回線及び/又は非回線部分を有し得ることも理解されよう。
コントローラ1220は、1つ以上のコントロール及び/又はデータバス及び/又はアプリケーションプログラミングインタフェース1290及び/又はリンク1214、1310、及び1410を介して、レイアウト生成システムへ入出力されるデータ及びレイアウト生成システム内でのデータのフローを指示する。
メモリ1230は、順序リスト部分1231、最終レイアウト部分1232、バケット部分1233、オリジナル画像部分1234、及び品質係数部分1235、及び/又は、全体領域部分1236の一つ以上を含む。順序リスト部分1231は、部分レイアウト、部分解、画像カウント及び/又はブロックカウントを表すデータを記憶する。順序リスト部分1231はまた、順序リスト部分1231内に記憶された部分レイアウト、部分解、画像カウント及び/又はブロックカウントの各々に対するペナルティスコアを表すデータも記憶する。同様に、バケット部分1233が使用又は実行される際には、部分レイアウト、部分解、画像カウント及び/又はブロックカウントを表すデータを記憶するとともに、バケット部分1233内に記憶された部分レイアウト、部分解、画像カウント及び/又はブロックカウントの各々に対するペナルティスコアを表すデータも記憶する。
最終レイアウト部分1232は、レイアウト生成システム1200によって生成された最終レイアウトを表すデータを記憶する。オリジナル画像部分1234は、データソース1300からのオリジナル画像を表すデータを入力としてレイアウト生成システム1200へ記憶する。一つ以上のユーザ入力デバイス1212又はデータソース1300のいずれかから、入力/出力インターフェース1210へ、入力される品質係数だけでなく、画像の順序を定義付ける画像及びデータの各々に割当てられる重要度も表すデータを記憶する。最後に、全体領域部分1236は、一つ以上のユーザ入力デバイス1212又はデータソース1300のいずれかから、入力/出力インターフェース1210へ、入力される最終レイアウトの全体領域を表すデータを記憶する。
図28に示されるように、メモリ1230は、メモリ1230は、変更可能な揮発性又は非揮発性メモリ、或いは、変更不可能又は固定メモリの任意の適当な組み合わせを用いて実行され得る。揮発性であろうと非揮発性であろうと、変更可能なメモリは、スタティック又はダイナミックRAM、フロッピディスク及びディスクドライブ、書き込み可能又は再書き込み可能な光学ディスク及びディスクドライブ、ハードドライブ、フラッシュメモリその他のいずれか一つ以上を用いて実行され得る。同様に、変更不可能又は固定メモリは、ROM、PROM、EPROM、CD−ROM又はDVD−ROMディスクなどの光学ROMディスク、及びディスクドライブその他のいずれか一つ以上を用いて実行され得る。
画像/ブロックカウント決定回路、ルーチン又は、アプリケーション1240は、オリジナル画像、画像の重要度及び/又は画像の順序からなるオリジナル画像部分1234に記憶されたデータに基づいて、画像カウント又はブロックカウントを決定する。ペナルティスコア決定回路、ルーチン又は、アプリケーション1250は、画像又はブロックカウントを表すデータ及びオリジナル画像部分に記憶されたデータを記憶し、このデータに基づいて、画像又はブロックカウントに対するペナルティスコアを表すデータを生成する。
部分レイアウト/部分解決定回路、ルーチン又はアプリケーション1270は、画像又はブロックカウントデータを部分レイアウト又は部分解データへ変換し、この画像又はブロックカウントを表すペナルティスコアデータを作成された部分レイアウト又は部分解に対するペナルティスコアデータへ変換するか、又は、先行する部分レイアウト又は部分解を表すデータを画像又はブロックカウントを表すデータと組み合わせて新しい部分レイアウト又は部分解を生じ、又ははこの先行する部分レイアウト又は部分解のペナルティスコアを表すデータを画像又はブロックカウントのペナルティスコアを表すデータと組み合わせて新しい部分レイアウト又は部分解に対するペナルティスコアを生じるかのいずれかによって、部分レイアウト又は部分解を表すデータ及びこの部分レイアウト又は部分解のペナルティスコアを表すデータを生成する。
ペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーション1260は、画像又はブロックカウント、部分レイアウト又は部分解、最終部分レイアウト、及び/又は最終レイアウトの少なくとも二つを表すデータと、画像又はブロックカウント、部分レイアウト又は部分解、最終部分レイアウト、及び/又は最終レイアウトのペナルティスコアを表すデータと、を入力する。ペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーション1260は、これらの画像又はブロックカウント、部分レイアウト又は部分解、最終部分レイアウト、及び/又は最終レイアウトのペナルティスコアを表すデータに基づいて、これらの画像又はブロックカウント、部分レイアウト又は部分解、最終部分レイアウト、及び/又は最終レイアウトの少なくとも二つを表すデータの順序を決定する。
画像配置回路、ルーチン、又はアプリケーション1280は、最終部分レイアウトを表すデータとオリジナル画像を表すデータとを入力し、最終部分レイアウトによって記述されるビデオ画像サマリレイアウトへ再構成されるオリジナル画像を表すデータを生成し、望ましいビデオ画像サマリを生成する。画像/ブロックカウントテスト回路、ルーチン、又はアプリケーション1295は、部分レイアウト又は部分解、画像又はブロックカウント、オリジナル画像、及び全体領域を入力し、画像又はブロックカウントに基づいて、残っているレイアウト領域をはみ出さずにレイアウトの全体領域に収める十分な画像が、未使用のまま残っているかを判断する。
複数のオリジナル画像と、オリジナル画像の順序、それらの相対的な重要性、及び/又は使用される異なるサイズの画像数などの他の関連情報と、を有する画像データが、データソース1300から、リンク1310を介して、レイアウト生成システム1200の入力/出力インターフェース1210へ、送られる。コントローラ1220の制御下で、入力/出力インターフェース1210によって受け取られた情報がオリジナル画像部分1234に記憶される。
レイアウト全体領域を定義付けるデータが、リンク1214を介して、一つ以上のユーザ入力デバイス1212から、入力/出力インターフェース1210へ、入力される。コントローラ1220の制御下において、レイアウト全体領域のデータがメモリ1230の全体領域部分1236に記憶される。同様に、品質係数を定義付けるデータが、リンク1214を介して、一つ以上のユーザ入力デバイス1212から、入力/出力インターフェース1210へ、入力される。コントローラ1220による制御下で、品質係数データが品質係数部分1235に記憶される。画像データソース1300から、レイアウト全体領域データ及び/又は品質係数データのいずれか又は両方が、受け取られてもよいことが理解されよう。
画像/ブロックカウント決定回路、ルーチン又はアプリケーション1240は、コントローラ1220による制御下で、オリジナル画像部分1234から、オリジナル画像、画像の重要度、及び画像の順序を有する画像データを、入力する。このデータに基づいて、画像/ブロックカウント決定回路、ルーチン又はアプリケーション1240は、画像又はブロックカウントを生成する。生成された画像又はブロックカウントは、コントローラ1220の制御により、画像/ブロックカウント決定回路、ルーチン又はアプリケーション1240から出力され、順序リスト部分1231に記憶されるか、又はペナルティスコア決定回路、ルーチン又はアプリケーション1250へ直接送られる。
ペナルティスコア決定回路、ルーチン又はアプリケーション1250は、コントローラ1220の制御により、画像/ブロックカウント決定回路、ルーチン又はアプリケーション1240又は順序リスト部分1231から、直接、生成された画像又はブロックカウントを入力して、オリジナル画像部分1234から、画像データを入力する。次に、この入力されたデータに基づいて、ペナルティスコア決定回路、ルーチン又はアプリケーション1250は、受け取られた画像又はブロックカウントに対するペナルティスコアを表すデータを生成する。画像又はブロックカウント及び生成されたペナルティスコアは、次に、ペナルティスコア決定回路、ルーチン又はアプリケーション1250によって出力され、コントローラ1220の制御により、順序リスト部分1231へ記憶されるか、又は、部分レイアウト及び/又は部分解生成回路、ルーチン、又はアプリケーション1270へ送られる。
部分レイアウト及び/又は部分解生成回路、ルーチン、又はアプリケーション1270は、画像又はブロックカウント及び生成されたペナルティスコアのみを受け取る時、部分レイアウト及び/又は部分解生成回路、ルーチン、又はアプリケーション1270は画像又はブロックカウントを部分レイアウト又は部分解に変換し、この画像又はブロックカウントのペナルティスコアを新しく変換された部分レイアウト又は部分解のペナルティスコアへ変換する。コントローラの制御により、部分レイアウト及び/又は部分解生成回路、ルーチン、又はアプリケーション1270は、部分レイアウト又は部分解データと、この部分レイアウト又は部分解データのペナルティスコアとを、順序リスト部分1231へ、出力する。
部分レイアウト又は部分解データとこの部分レイアウト又は部分解データのペナルティスコアとが順序リスト部分1231へ記憶された後、メモリ1230のオリジナル画像部分1234に記憶された画像データに基づいて、コントローラ1220は、画像/ブロックカウント決定回路、ルーチン又はアプリケーション1240が全ての適用可能な画像又はブロックカウントを生成したかを判断する。コントローラ1220が、画像/ブロックカウント決定回路、ルーチン又はアプリケーション1240が全ての適用可能な画像又はブロックカウントを生成したと判断した場合、コントローラ1220の制御により、ペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーション1260は、生成された部分レイアウトと、生成された部分レイアウトに対するペナルティスコアと、を入力する。
ペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーション1260は、各部分レイアウト又は部分解のペナルティスコアデータに基づいて、生成された部分レイアウト又は部分解の順序を決定する。コントローラ1220の制御により、順序付けられた部分レイアウト又は部分解、及びこれらの順序付けられた部分レイアウト又は部分解のペナルティスコアがペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーション1260によって出力され、順序リスト部分1231内に記憶される。次に、コントローラ1220は、メモリ1230の最終レイアウト部分1232内に記憶された最終レイアウトを表す任意のデータがあるかを判断する。
最終レイアウト部分1232内に最終レイアウトを表すデータがある場合、ペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーション1260は、最終レイアウトデータとこの最終レイアウトのペナルティスコアデータとを入力する。次に、コントローラ1220は、品質係数部分1235内に品質係数を表すデータがあるかを判断する。品質係数部分1235内に品質係数を表すデータがある場合、ペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーション1260は、品質係数データを入力する。次に、コントローラ1220の制御下で、ペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーション1260が、順序リストの最初に来る部分レイアウト又は部分解データを入力し、順序リスト部分1231から、この部分レイアウト又は部分解のペナルティスコアデータが出力される。
ペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーション1260は、最終レイアウトのペナルティスコアデータを、品質係数に基づいて順序リストから入力される部分レイアウト又は部分解のペナルティスコアデータと比較する。この比較に基づいて、ペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーション1260は、コントローラ1220の制御下で、順序リスト部分1231へ、部分レイアウト又は部分解データとこれらに対応するペナルティスコアデータを出力するか、又は、入力/出力インターフェース1210へ最終レイアウトを出力し、次に、リンク1410を介して、データシンク1400へ出力するかのいずれかである。
上記のオペレーションに応じて、或いは、コントローラ1220が最終レイアウト部分1232にデータがないと判断した場合、コントローラ1220の制御下で、画像又はブロックカウント決定回路、ルーチン、又はアプリケーション1240は、順序リストの最初に来る(即ち、最も低いペナルティスコアを有する)部分レイアウト又は部分解データと、オリジナル画像部分1234にある画像データと、を入力する。入力された部分レイアウト又は部分解データと画像データに基づいて、画像又はブロックカウント決定回路、ルーチン、又はアプリケーション1240は、画像又はブロックカウントを生成する。次に、画像又はブロックカウント決定回路、ルーチン、又はアプリケーション1240は、コントローラ1220の制御下で、画像又はブロックカウントを、画像/ブロックカウントテスト回路、ルーチン、又はアプリケーション1295へ、出力する。
画像/ブロックカウントテスト回路、ルーチン、又はアプリケーション1295は、オリジナル画像を入力し、画像又はブロックカウントに基づいて、レイアウトの領域をはみ出さずに残っているレイアウト領域に収まる十分な画像が、未使用のまま残っているかを判断する。レイアウトの領域をはみ出さずに残っているレイアウト領域に収まる十分な画像が、未使用のまま残っている場合、画像又はブロックカウントはペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーション1260へ出力される。そうでない場合、画像又はブロックカウントは廃棄され、コントローラ1220の制御下で、画像/ブロックカウント決定回路、ルーチン、又はアプリケーションによって他の画像又はブロックカウントが作成される。
ペナルティスコア決定回路、ルーチン又はアプリケーション1250は、コントローラ1220の制御により、画像/ブロックカウント決定回路、ルーチン又はアプリケーション1240又は順序リスト部分1231から、直接、生成された画像又はブロックカウントを入力して、オリジナル画像部分1234から、画像データを入力する。次に、この入力されたデータに基づいて、ペナルティスコア決定回路、ルーチン又はアプリケーション1250は、ペナルティスコアを生成し、このペナルティスコアデータを、画像又はブロックカウントデータに、対応付ける。ペナルティスコア決定回路、ルーチン又はアプリケーション1250は、コントローラ1220の制御により、画像又はブロックカウントデータとこの画像又はブロックカウントのペナルティスコアデータとを、部分レイアウト及び/又は部分解生成回路、ルーチン、又はアプリケーション1270へ、送る。
部分レイアウト及び/又は部分解生成回路、ルーチン、又はアプリケーション1270は、画像又はブロックカウントを、現在の部分レイアウト又は部分解データに、対応付けて、新しい部分レイアウトを作成する。次に、コントローラ1220の制御により、新しい部分レイアウトが、画像配置回路、ルーチン、又はアプリケーション1280へ、入力される。画像配置回路、ルーチン、又はアプリケーション1280は、全体領域部分1236から、全体領域を入力し、新しい部分レイアウトが全体領域に収まるかを判断する。
新しい部分レイアウトが全体領域に収まる場合、コントローラ1220の制御により、新しい部分レイアウトは、ペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーション1260へ出力される。ペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーション1260は、最終レイアウト部分1232から、最終レイアウトを入力し、品質係数部分1235から、品質係数を入力し、品質係数に照らして、新しい部分レイアウトと最終レイアウトのスコアを比較する。この比較に従って、最終レイアウトが最終レイアウト部分1232へ戻され新しい部分レイアウトが廃棄されるか、又は、部分的最終レイアウトが最終レイアウト部分1232へ出力され、新しい最終レイアウトとなって、最終レイアウトが廃棄される。
しかしながら、画像配置回路、ルーチン、又はアプリケーション1280が、新しい部分レイアウトが全体領域にぴったり収まらないと判断した場合、新しい部分レイアウトは、順序リスト部分1231へ出力される。
新しい部分レイアウトが順序リスト部分1231へ出力された後、画像/ブロックカウント決定回路、ルーチン、又はアプリケケーションン1240が、順序リスト部分1231内に記憶された選択された最低スコアの部分レイアウト又は部分解に基づいて、他の画像又はブロックカウントを生成する。
コントローラ1220が、順序リスト部分1231に記憶された選択された最低のスコア部分レイアウト又は部分解に対して全ての適用可能な画像又はブロックカウントを決定したと判断するまで、コントローラ1220の制御により、レイアウト生成システムは、選択された最低スコアの部分レイアウト又は部分解に基づいて、新しい部分レイアウトの生成、記憶、又は廃棄を連続して行う。次に、コントローラ1220の制御により、最低スコアの部分レイアウト又は部分解が廃棄され、コントローラ1220の制御により、レイアウト生成システムが、順序リスト部分1231に記憶された次に最低のスコアを有する部分レイアウト又は部分解のテストを開始する。
図28に示された回路、ルーチン又はアプリケーションの各々が好適にプログラムされた汎用コンンピュータの部分として実施され得ることが理解されよう。或いは、図28に示された回路、ルーチン又はアプリケーションの各々が、ASIC(特定用途向け集積回路)内の物理的離散型ハードウェア回路として、又はFPGA(Field Programble Gate Array)、PLD(Phase−lock Demodulator)、PLA(Programmable Logic Array)、又はPAL(Programmable Array Logic)を用いて、或いは、個別論理要素又は個別回路要素を用いて、実施され得る。図28に示された回路の各々がとる特別な形態は設計上の選択であり、当業者に明確であり予測可能なのもである。
図28に示された本発明の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定するシステムが、部分レイアウト、及び画像又はブロックカウントを記憶するメモリ1230の順序リスト部1231を用いるとして上述されているが、本明細書中に記載されているように、第3及び第4の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法において共通して用いられるメモリ1230のバケット部分1233を用いることもできる。
本明細書中において、本発明の特定の例示的な実施の形態によるシステム及び方法が説明されてきたが、現在は予測されないが、将来予測され得る、本発明の代替、変更、変形、及び改良、並びに、本発明と略同等ものが、出願人又は当業者によって考慮され得るは明確であり、従って、ここに出願され、補正され得る添付クレームは、このような代替、変更、変形、及び改良、並びに、略同等のものを全て網羅すべく意図された上で作成されている。
マンガ技術を用いて生成された9×7の画像サマリに対する代表的レイアウトを示す図である。 マンガ技術を用いて生成された10×12の画像サマリに対する代表的レイアウトを示す図である。 本発明の種々の例示的な実施の形態による画像レイアウトシステム及び方法を用いて生成された三つの画像サイズが入力された9×7の画像サマリに対する代表的レイアウトを示す図である。 本発明の種々の例示的な実施の形態による画像レイアウトシステム及び方法を用いて生成された三つの画像サイズが入力された10×12の画像サマリに対する代表的レイアウトを示す図である。 本発明の種々の例示的な実施の形態による画像レイアウトシステム及び方法を用いて生成された四つの画像サイズが入力された9×7の画像サマリに対する代表的レイアウトを示す図である。 本発明の種々の例示的な実施の形態による画像レイアウトシステム及び方法を用いて生成された四つの画像サイズが入力された10×12の画像サマリに対する代表的レイアウトを示す図である。 列が二つの大画像のみを含む時、即ち、(0、0、2)の画像カウントを有する列に対して、唯一の順列を示す図である。 列が五つの小画像、一つの中画像、及び一つの大画像を含む時、即ち、(5、1、1)の画像カウントを有する列に対して、結果的に生じ得る12個の異なるレイアウト順列を示す図である。 列が九つの小画像と一つの大画像を含む時、即ち、(9、0、1)の画像カウントを有する列に対して、結果的に生じ得る四個の異なるレイアウト順列を示す図である。 本発明の第1の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の第1の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の第1の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の第1の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 三つの相対的サイズが入力された画像に対して最終レイアウトを決定する時に本発明の種々の例示的な実施の形態によるシステム及び方法が使用する組立てブロックを示す図である。 四つの相対的サイズが入力された画像に対して最終レイアウトを決定する時に本発明の種々の例示的な実施の形態によるシステム及び方法が使用する組立てブロックを示す図である。 本発明の第2の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の第2の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の第2の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の第2の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の第3の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の第3の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の第3の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の第3の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の第4の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の第4の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の第4の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の第4の例示的な実施の形態による最終レイアウトを決定する方法を概略的に示すフローチャートである。 本発明の一つの例示的な実施の形態によるレイアウト生成システムを概略的に示すブロック図である。 三つ又は四つの画像サイズを用いて、小画像121及び124が6個分の幅に相当する画像レイアウトに対して考慮される種々の列高さを示す図である。

Claims (41)

  1. レイアウトを作成する方法であって、
    (a)最小の矩形状形を入力するステップと、
    (b)前記レイアウトの全体領域を、前記最小の矩形状形の幅と高さの整数倍の幅と高さを有する領域として、入力するステップと、
    (c)受容可能な最大の矩形状形を、前記最小の矩形状形の幅と高さの整数倍の幅と高さを有する矩形状形として、入力するステップと、
    (d)各々が前記最小の矩形状形に相対的なサイズによって特徴付けられる、複数の矩形状形を入力するステップと、
    (e)入力された複数の矩形状形の基数を有するように、且つ、入力された複数の矩形状形が互いに重ならず又は全体領域にいかなる非被覆部分をも残さずに、前記入力された全体領域を覆うように、前記最小の矩形状形に相対的であり且つ前記入力された受容可能な最大の矩形状形より小さいサイズの複数の矩形状形が存在するかを判断するステップと、
    を有し、
    (1)ステップ(e)の複数の矩形状形の少なくとも一つが存在した場合、複数の矩形状形が、互いに重ならずに入力された全体領域を覆うように、入力された矩形状形のいくつかのサイズを前記最小の矩形状形に相対的であり且つ前記入力された受容可能な最大の矩形状形より小さいサイズに変更することによって、入力された複数の矩形状形から成るレイアウトを生成し、
    (2)ステップ(e)の複数の矩形状形が全く存在しない場合、ステップ(e)の複数の矩形状形が存在する前記入力された全体領域に類似する全体領域を見つけ、該レイアウト作成方法を適用する、
    レイアウト作成方法。
  2. 一つの列内の複数の矩形状形の少なくとも一つが該列と同じ高さになるように、前記全体領域を異なる高さの列に編成し、複数の矩形状形を該列へ配置するステップを更に有する、請求項1に記載のレイアウト作成方法。
  3. 全ての配置された矩形状形の幅と高さが前記最小の矩形状形の幅と高さの整数倍である、請求項2に記載のレイアウト作成方法。
  4. (a)入力された矩形状形のサイズを変更するためのペナルティスコアを決定するステップと、
    (b)サイズ変更された矩形状形のペナルティスコアを組み合わせるステップと、
    (c)最低の組み合わされたペナルティスコアを有するレイアウトを決定するステップと、
    を更に有する、請求項3に記載のレイアウト作成方法。
  5. (a)最下列の少なくとも一部を空き領域とするステップと、
    (b)前記空き領域に対するペナルティスコアを決定するステップと、
    (c)前記空き領域のペナルティスコアを、サイズ変更された矩形状形のペナルティスコアに、組み合わせるステップと、
    を更に有する、請求項4に記載のレイアウト作成方法。
  6. (a)互いに隣接する同一サイズの矩形状形の数の特性に対するペナルティスコアを決定するステップと、
    (b)得られたペナルティスコアを、サイズ変更された矩形状形と前記空き領域に対するペナルティスコアに、組み合わせるステップと、
    を更に有する、請求項5に記載のレイアウト作成方法。
  7. 矩形状形の少なくとも一つが画像である、請求項6に記載のレイアウト作成方法。
  8. 入力された画像サイズが画像の重要度に基づく、請求項7に記載のレイアウト作成方法。
  9. 全ての入力された画像の幅と高さが同じアスペクト比を有する、請求項8に記載のレイアウト作成方法。
  10. 配置された画像の少なくとも一つが前記アスペクト比を維持する、請求項9に記載のレイアウト作成方法。
  11. 配置された画像の少なくとも一つの一部を表示するステップを更に有し、前記配置された画像の少なくとも一つが前記アスペクト比を維持しない、請求項10に記載のレイアウト作成方法。
  12. 矩形状形の少なくとも一つがユーザインタフェースコンポーネントである、請求項6に記載のレイアウト作成方法。
  13. サマリレイアウトを作成する方法であって、
    (a)複数の矩形状形を入力するステップと、
    (b)前記サマリレイアウトの全体領域を入力するステップと、
    (c)前記サマリレイアウトの最初の列に対して矩形状形のプレースホルダから成る少なくとも一つのレイアウトの各々を新しい部分レイアウトとして決定するステップと、
    (d)前記最初の列に対する少なくとも一つのレイアウトの各々に対してペナルティスコアを決定し、新しい部分レイアウトのペナルティスコアとするステップと、
    を有する、
    サマリレイアウト作成方法。
  14. (a)最低ペナルティスコアを有する未選択の部分レイアウトを現在の部分レイアウトとして選択するステップと、
    (b)複数の入力された矩形状形の各々が現在の部分レイアウト内の矩形状形のプレースホルダによって表されるかを判断するステップと、
    を更に有し、
    入力された矩形状形の各々が矩形状形のプレースホルダによって表されない場合、
    (I) 現在の部分レイアウトに基づいて、現在の部分レイアウトの次の列に対して、少なくとも一つのレイアウトを決定し、
    (II) 次の列に対する前記記少なくとも一つのレイアウトの各々に対して、ペナルティスコアを決定し、
    (III) 次の列に対する各レイアウトを現在の部分レイアウトと組み合わせて、新しい部分レイアウトを作成し、
    (IV) 現在の部分レイアウトのペナルティスコアを次の列に対する各レイアウトのペナルティスコアと組み合わせて、新しい部分レイアウトのペナルティスコアとする、
    請求項13に記載のサマリレイアウト作成方法。
  15. 未選択の部分レイアウトの残りがなくなるまで、請求項14のステップを反復し、次に、記憶されている最終レイアウトを出力するステップを更に有する、請求項14に記載のサマリレイアウト作成方法。
  16. 入力された矩形状形の各々が矩形状形のプレースホルダによって表される場合、列が前記全体領域を完全に埋めるかをテストするステップを更に有する、請求項15に記載のサマリレイアウト作成方法。
  17. (a)選択された部分レイアウトを最終レイアウトに変換するステップと、
    (b)選択された部分レイアウトのペナルティスコアを最終レイアウトのペナルティスコアに変換するステップと、
    を更に有する、請求項16に記載のサマリレイアウト作成方法。
  18. (a)残っている未選択の部分レイアウトの少なくとも一つから、最低ペナルティスコアを有する次の未選択の部分レイアウトを選択するステップと、
    (b)選択された部分レイアウトのペナルティスコアを最終レイアウトのペナルティスコアと比較するステップと、
    を更に有し、
    (1)最終レイアウトのペナルティスコアが選択された部分レイアウトのペナルティスコア未満である場合、
    (I) 最終レイアウトをサマリレイアウトに変換し、
    (II) 最終レイアウトを出力してサマリレイアウト作成を終了し、
    (2)最終レイアウトのペナルティスコアが選択された部分レイアウトのペナルティスコアより大きい場合、
    (I) 選択された部分レイアウトに基づいて、選択された部分レイアウトの次の列に対して、少なくとも一つのレイアウトを決定し、
    (II) 選択された部分レイアウトの次の列に対する前記少なくとも一つのレイアウトの各々に対して、ペナルティスコアを決定し、
    (III) 選択された部分レイアウトと選択された部分レイアウトに対する次の列に対する各レイアウトとを組み合わせて、新しい部分レイアウトとし、
    (IV) 選択された部分レイアウトのペナルティスコアを選択された部分レイアウトに対する次の列に対する各レイアウトのペナルティスコアと組み合わせて、新しい部分レイアウトに対するペナルティスコアを決定する、
    請求項17に記載のサマリレイアウト作成方法。
  19. 入力された矩形状形の各々が矩形状形のプレースホルダによって表される場合、
    (a)現在の部分レイアウトを新しい最終レイアウトに変換するステップと、
    (b)現在の部分レイアウトのペナルティスコアを新しい最終レイアウトのペナルティスコアに変換するステップと、
    (c)新しい最終レイアウトのペナルティスコアを記憶されている最終レイアウトのペナルティスコアと比較するステップと、
    を更に有し、
    (1)記憶されている最終レイアウトのペナルティスコアが新しい最終レイアウトのペナルティスコア未満である場合、新しい最終レイアウトを廃棄し、
    (2)記憶されている最終レイアウトのペナルティスコアが新しい最終レイアウトのペナルティスコアより大きい場合、
    (I) 記憶されている最終レイアウトを廃棄し、
    (II) 新しい最終レイアウトを記憶する、
    請求項18に記載のサマリレイアウト作成方法。
  20. 矩形状形の少なくとも一つが画像である、請求項19に記載のサマリレイアウト作成方法。
  21. 入力された画像のサイズが画像の重要度に基づく、請求項20に記載のサマリレイアウト作成方法。
  22. 全ての入力された画像の幅と高さが同一アスペクト比を有する、請求項21に記載のサマリレイアウト作成方法。
  23. 配置された画像の少なくとも一つが前記アスペクト比を維持する、請求項22に記載のサマリレイアウト作成方法。
  24. 少なくとも一つの画像の一部を表示するステップを更に有し、配置された画像の少なくとも一つがアスペクト比を維持しない、請求項22に記載のサマリレイアウト作成方法。
  25. 矩形状形の少なくとも一つがユーザインタフェースコンポーネントである、請求項19に記載のサマリレイアウト作成方法。
  26. ペナルティ係数を入力するステップを更に有する、請求項13に記載のサマリレイアウト作成方法。
  27. (a)最低ペナルティスコアを有する未選択の部分レイアウトを現在の部分レイアウトとして選択するステップと、
    (b)入力された複数の矩形状形の各々が現在の部分レイアウト内の矩形状形のプレースホルダによって表されるかを判断するステップと、
    を更に有し、
    (1) 入力された矩形状形の各々が矩形状形のプレースホルダによって表されない場合、
    (I) 現在の部分レイアウトに基づいて、現在の部分レイアウトの次の列に対して、少なくとも一つのレイアウトを決定し、
    (II) 次の列に対する少なくとも一つのレイアウトの各々に対してペナルティスコアを決定し、
    (III) 次の列に対する各レイアウトを現在の部分レイアウトと組み合わせて、新しい部分レイアウトを作成し、
    (IV) 現在の部分レイアウトのペナルティスコアを次の列に対する各レイアウトのペナルティスコアと組み合わせて、新しい部分レイアウトのペナルティスコアとする、
    請求項26に記載のサマリレイアウト作成方法。
  28. 未選択の部分レイアウトの残りがなくなるまで、請求項27のステップを反復し、次に、記憶されている最終レイアウトを出力するステップを更に有する、請求項27に記載のサマリレイアウト作成方法。
  29. 矩形状形の各々が矩形状形プレースホルダによって表される場合、列が前記全体領域を完全に埋めるかをテストするステップを更に有する、請求項28に記載のサマリレイアウト作成方法。
  30. (a)選択された部分レイアウトを最終レイアウトへ変換するステップと、
    (b)選択された部分レイアウトのペナルティスコアを最終レイアウトのペナルティスコアへ変換するステップと、
    を更に有する、請求項29に記載のサマリレイアウト作成方法。
  31. (a)残っている未選択の部分レイアウトの少なくとも一つから、最低ペナルティスコアを有する次の未選択の部分レイアウトを選択するステップと、
    (b)選択された部分レイアウトのペナルティスコアを最終レイアウトのペナルティスコアと比較するステップと、
    を更に有し、
    (1)ペナルティ係数によって乗算された最終レイアウトのペナルティスコアが前記選択された部分レイアウトのペナルティスコア未満である場合、
    (I) 最終レイアウトをサマリレイアウトに変換し、
    (II) 最終レイアウトを出力してサマリレイアウト作成を終了し、
    (2)ペナルティ係数によって乗算された最終レイアウトのペナルティスコアが選択された部分レイアウトのペナルティスコアより大きい場合、
    (I) 選択された部分レイアウトに基づいて、選択された部分レイアウトの次の列に対して少なくとも一つのレイアウトを決定し、
    (II) 選択された部分レイアウトの次の列に対する少なくとも一つのレイアウトの各々に対して、ペナルティスコアを決定し、
    (III) 選択された部分レイアウトスコアと選択された部分レイアウトに対する次の列に対する各レイアウトとを組み合わせて、新しい部分レイアウトを作成し、
    (IV) 選択された部分レイアウトのペナルティスコアと選択された部分レイアウトに対する次の列に対する各レイアウトのペナルティスコアとを組み合わせて、新しい部分レイアウトに対するペナルティスコアとする、
    請求項30に記載のサマリレイアウト作成方法。
  32. 前記入力された矩形状形の各々が矩形状形のプレースホルダによって表される場合、
    (a)現在の部分レイアウトを新しい最終レイアウトに変換するステップと、
    (b)現在の部分レイアウトのペナルティスコアを新しい最終レイアウトのペナルティスコアに変換するステップと、
    (c)新しい最終レイアウトのペナルティスコアを記憶されている最終レイアウトのペナルティスコアと比較するステップと、
    を更に有し、
    (1)記憶されている最終レイアウトのペナルティスコアが新しい最終レイアウトのペナルティスコア未満である場合、新しい最終レイアウトを廃棄し、
    (2)記憶されている最終レイアウトのペナルティスコアが新しい最終レイアウトのペナルティスコアより大きい場合、
    (I) 記憶されている最終レイアウトを廃棄し、
    (II) 新しい最終レイアウトを記憶する、
    請求項31に記載のサマリレイアウト作成方法。
  33. 矩形状形の少なくとも一つが画像である、請求項32に記載のサマリレイアウト作成方法。
  34. 入力された画像のサイズが画像の重要度に基づく、請求項33に記載のサマリレイアウト作成方法。
  35. 全ての入力された画像の幅と高さが同一アスペクト比を有する、請求項34に記載のサマリレイアウト作成方法。
  36. 配置された画像の少なくとも一つが前記アスペクト比を維持する、請求項35に記載のサマリレイアウト作成方法。
  37. 少なくとも一つの画像の一部を表示するステップを更に有し、配置された画像の少なくとも一つが前記アスペクト比を維持しない、請求項35に記載のサマリレイアウト作成方法。
  38. 矩形状形の少なくとも一つがユーザインタフェースコンポーネントである、請求項32に記載のサマリレイアウト作成方法。
  39. 複数の画像に対して画像サマリレイアウトを生成する画像サマリレイアウト決定システムであって、
    (a)画像、各画像の重要度、及び画像の順序の少なくともいくつかを含むデータに基づいて、画像カウント及びブロックカウントの少なくとも一つを決定する、画像/ブロックカウント決定回路、ルーチン、又はアプリケーションと、
    (b)画像カウント及びブロックカウントの少なくとも一つを表すデータと前記画像を表すデータとを入力し、前記入力された画像又はブロックカウントに対するペナルティスコアを表すデータを生成する、ペナルティスコア決定回路、ルーチン、又はアプリケーションと、
    (c)画像カウント及びブロックカウント、部分レイアウト又は部分解、最終部分レイアウト、及び最終レイアウトの、ペナルティスコアを表すデータに基づいて、画像カウント及びブロックカウントの数、部分レイアウト又は部分解の数、最終部分レイアウト、及び最終レイアウトの少なくとも二つを表すデータの順序を決定する、ペナルティスコア比較回路、ルーチン、又はアプリケーションと、
    (d)部分レイアウト又は部分解を生成するデータと、該部分レイアウト又は該部分解のペナルティスコアを表すデータと、を生成する、部分レイアウト/部分解作成回路、ルーチン、又はアプリケーションと、
    (e)最終部分レイアウトを表すデータと画像を表すデータとを入力し、前記画像サマリレイアウトに再構成された画像を表すデータを生成する、画像配置回路、ルーチン、又はアプリケーションと、
    を備える、
    画像サマリレイアウト決定システム。
  40. レイアウト作成をプロセッサに実行させるためのプログラムであって、
    (a)最小の矩形状形を入力し、
    (b)前記レイアウトの全体領域を、前記最小の矩形状形の幅と高さの整数倍の幅と高さを有する領域として、入力し、
    (c)受容可能な最大の矩形状形を、前記最小の矩形状形の幅と高さの整数倍の幅と高さを有する矩形状形として、入力するステップと、
    (d)各々が前記最小の矩形状形に相対的なサイズによって特徴付けられる、複数の矩形状形を入力し、
    (e)入力された複数の矩形状形の重要度を有するように、且つ、入力された複数の矩形状形が互いに重ならず又は全体領域にいかなる非被覆部分をも残さずに、前記入力された全体領域を覆うように、前記最小の矩形状形に相対的であり且つ前記入力された受容可能な最大の矩形状形より小さいサイズの複数の矩形状形が存在するかを判断し、
    (1)上記複数の矩形状形の少なくとも一つが存在した場合、複数の矩形状形が、互いに重ならずに入力された全体領域を覆うように、入力された矩形状形のいくつかのサイズを前記最小の矩形状形に相対的であり且つ前記入力された受容可能な最大の矩形状形より小さいサイズに変更することによって、入力された複数の矩形状形から成るレイアウトを生成し、
    (2)上記複数の矩形状形が全く存在しない場合、上記組み合わせが存在する前記入力された全体領域に類似する全体領域を見つけ、レイアウトを生成する、
    プログラム。
  41. サマリレイアウト作成をプロセッサに実行させるためのプログラムであって、
    (a)複数の矩形状形を入力し、
    (b)前記サマリレイアウトの全体領域を入力し、
    (c)前記サマリレイアウトの最初の列に対して矩形状形のプレースホルダから成る少なくとも一つのレイアウトの各々を新しい部分レイアウトとして決定し、
    (d)前記最初の列に対する少なくとも一つのレイアウトの各々に対してペナルティスコアを決定し、新しい部分レイアウトのペナルティスコアとする、
    プログラム。
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