JP2004286367A - 加熱調理機器 - Google Patents

加熱調理機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2004286367A
JP2004286367A JP2003081086A JP2003081086A JP2004286367A JP 2004286367 A JP2004286367 A JP 2004286367A JP 2003081086 A JP2003081086 A JP 2003081086A JP 2003081086 A JP2003081086 A JP 2003081086A JP 2004286367 A JP2004286367 A JP 2004286367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
cooking
calibration
heating
cooking pot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003081086A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4127386B2 (ja
Inventor
Toshishige Momose
敏成 百瀬
Takeshi Takeda
剛 竹田
Kanji Kawarabayashi
幹治 河原林
Hideaki Yokoyama
秀明 横山
Kyoji Kameda
恭治 亀田
Hikomori Muranaka
彦司 村中
Naho Ueda
奈穂 上田
Kazuko Kuwabara
和子 桑原
Shinichi Hagiwara
伸一 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2003081086A priority Critical patent/JP4127386B2/ja
Publication of JP2004286367A publication Critical patent/JP2004286367A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4127386B2 publication Critical patent/JP4127386B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Abstract

【課題】温度検知手段の検知温度と調理鍋に収容された被調理物との温度関係のずれを少なくし、被調理物の温度を正確に検知することができる加熱調理機器を提供すること。
【解決手段】調理鍋を加熱するための燃焼バーナ14と、調理鍋に収容された被調理物の温度を検知するための温度検知手段24と、燃焼バーナ14を燃焼制御するための制御手段36と、を具備する加熱調理機器。温度検知手段24の検知温度を校正するための校正モードが設定可能に構成されている。校正モードにおいては、調理鍋が加熱され、この調理鍋の加熱温度状態に基づいて温度検知手段の検知温度の校正を行う校正値が設定される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、調理鍋を用いて加熱調理を行うための加熱調理機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
加熱調理機器の一例としての電磁調理器(ガスコンロ)は、調理鍋を加熱するための加熱手段と、調理鍋に収容された被調理物の温度を検知するための温度検知手段と、加熱手段を加熱制御するための制御手段とを備え、温度検知手段が調理鍋の鍋底に接触するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。このような電磁調理器においては、温度検知手段が調理鍋の鍋底温度を検知し、この鍋底温度に基づいて調理鍋に収容された被調理物の温度を検知し、例えば天ぷら調理などでは、この被調理物(天ぷら油)の温度が所定温度、例えば天ぷら調理に適した160℃(又は180℃)となるように、加熱手段を加熱制御する。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−77330号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような加熱調理機器においては、被調理物の調理温度を所望の温度に維持すること、例えば通常の天ぷら調理では天ぷら油を160℃前後に維持する、また例えば高温の天ぷら調理では天ぷら油を180℃前後に維持することが重要である。この被調理物の調理温度は、調理鍋を介して温度検知手段により行われるが、調理鍋の材質、肉厚などにより、また調理鍋と温度検出手段との接触状態により、調理鍋の鍋底温度と調理鍋に収容された被調理物の温度との温度関係がずれ、被調理物の温度を正確に検知することができなくなる。被調理物、例えば天ぷら油の調理温度が低いと、天ぷらをからっと揚げることができなくなり、またその調理温度が高いと、揚げた際にコロモが黒くなって味が低下する。
【0005】
一般家庭では、天ぷら調理にはほぼ決まった調理鍋、即ち天ぷら鍋を用いており、このようなことから、この天ぷら鍋に関する情報、即ち調理鍋の鍋底温度とその調理鍋に収容された被調理物との温度関係に関する情報を入力しておくことにより、温度検知手段による検知温度のずれを少なくし、被調理物に対する所望の調理が可能となる。
【0006】
本発明の目的は、温度検知手段の検知温度(調理鍋の温度)と調理鍋に収容された被調理物との温度関係のずれを少なくし、被調理物の温度を正確に検知することができる加熱調理機器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の加熱調理機器は、調理鍋を加熱するための加熱手段と、前記調理鍋に収容された被調理物の温度を検知するための温度検知手段と、前記加熱手段を加熱制御するための制御手段と、を具備する加熱調理機器であって、
前記温度検知手段の検知温度を校正するための校正モードが設定可能に構成されており、前記校正モードにおいて前記調理鍋を加熱し、前記調理鍋の加熱温度状態に基づいて前記温度検知手段の検知温度の校正を行う校正値を設定することを特徴とする。
【0008】
この加熱調理機器においては、調理鍋の検知温度(例えば鍋底温度)と被調理物の温度との関係を校正するための校正モードが設けられており、この校正モードを用いて温度検知手段の温度校正が行われる。校正モードにおいては、温度検知手段を利用して調理を行うときに用いる調理鍋(例えば天ぷら調理における天ぷら鍋)を加熱し、この調理鍋の加熱温度状態に基づいて温度検知手段の検知温度の校正を行う校正値が設定されるので、その校正値は、実際に使用する調理鍋の材質、肉厚、温度検知手段との接触状態などを考慮したものとなり、このような校正値を用いることによって、調理鍋の検知温度、即ち温度検知手段による検知温度とその調理鍋に収容された被調理物の温度との関係を正確に把握することができ、従って、その調理鍋を用いた際の被調理物の温度を正確に検知することができる。尚、加熱調理機器とは、燃焼バーナを用いたガスコンロ、電磁加熱手段を備えた各種電磁調理器などである。
【0009】
また、本発明の請求項2に記載の加熱調理機器では、前記制御手段は、前記温度検知手段の検知温度を校正するための校正値を設定する校正値設定手段と、前記校正値設定手段により設定された校正値に基づいて前記温度検知手段の検知温度を校正する温度校正手段とを備え、更に、調理鍋に収容された被調理物の調理温度を設定するための調理温度設定手段が設けられており、前記校正モードにおいて前記調理鍋を加熱し、その加熱状態に基づいて前記校正値設定手段が校正値を設定し、前記温度校正手段は前記調理温度設定手段による加熱調理時に前記温度検知手段の検知温度を前記校正値に基づいて校正し、前記温度校正手段により校正された校正温度が前記調理温度設定手段により設定された調理温度となるように、前記制御手段が前記加熱手段を加熱制御することを特徴とする。
【0010】
この加熱調理機器においては、制御手段は校正値設定手段及び温度校正手段を含み、校正モードにより校正値を設定する際には、調理鍋が加熱され、校正値設定手段は調理鍋の加熱状態、例えば調理鍋内に収容した収容物それ自体の温度と温度検知手段の検知温度(例えば、鍋底の温度)との関係に基づいて校正値を設定し、この校正値は例えば収容物それ自体の温度と温度検知手段の検知温度との温度差である。このように設定された校正値は、この調理鍋による調理の際に用いられ、温度校正手段は温度検知手段の検知温度をこの校正値に基づいて校正し、このように校正することによって、温度検知手段の検知温度(例えば、鍋底の温度)に基づいて調理鍋内の被調理物の温度を正確に検知することができる。そして、この校正温度が調理温度設定手段により設定された温度、例えば天ぷら調理温度(例えば160℃、180℃)となるように加熱手段を加熱制御することによって、被調理物を設定調理温度に維持することができ、被処理物に対して所望の通りに加熱調理することができる。
【0011】
また、本発明の請求項3に記載の加熱調理機器では、前記校正モードにおいては、前記調理鍋に水を入れた状態で加熱して水を沸騰状態にし、前記校正値設定手段は水の沸騰温度と前記温度検知手段の検知温度との温度差に基づいて前記校正値を設定することを特徴とする。
【0012】
この加熱調理機器においては、調理鍋内に水を入れ、この水を沸騰状態にし、この沸騰状態において温度検知手段が温度を検知する。調理鍋内の水が沸騰状態であると、調理鍋内が100℃になっており、この状態における温度、例えば鍋底の温度を検知することにより、調理鍋内の被調理物(この場合、水)の実際の温度と温度検知手段の検知温度、例えば鍋底温度との温度差を容易に演算することができ、校正値設定手段はこの温度差を利用して校正値を設定する。
【0013】
また、本発明の請求項4に記載の加熱調理機器では、前記調理鍋の熱容量を判定するための熱容量判定モードが設定可能に構成されており、前記熱容量判定モードにおいて前記調理鍋を加熱し、前記調理鍋の温度上昇状態に基づいて前記調理鍋の熱容量を判定することを特徴とする。
【0014】
この加熱調理機器においては、熱容量判定モードが設定可能に構成されており、この熱容量判定モードを用いて調理鍋の熱容量の判定が行われる。熱容量判定モードにおいては、温度検知手段を利用して調理を行うときに用いる調理鍋、例えば天ぷら調理における天ぷら鍋を加熱し、この調理鍋の温度上昇状態に基づいてこの調理鍋の熱容量の判定が行われるので、その判定は、実際に使用する調理鍋の材質、肉厚などを考慮したものとなり、この熱容量判定の結果を用いて加熱手段を制御することによって、加熱時のオーバーシュート(例えば、天ぷら油を加熱して設定調理温度、例えば160℃に保持するとき、この設定調理温度を超えて上昇する現象をいい、熱容量が小さいと、そのオーバーシュート量も大きくなる)を抑えることができる。
【0015】
更に、本発明の請求項5に記載の加熱調理機器では、前記制御手段は、更に、前記温度検知手段の検知温度の温度上昇率を演算する温度上昇率演算手段と、前記調理鍋の熱容量を判定する熱容量判定手段とを備え、前記熱容量判定モードにおいて、前記温度上昇率演算手段は、前記調理鍋に水を入れた第1状態で加熱したときの第1温度上昇率と、前記調理鍋に食用油脂を入れた第2状態で加熱したときの第2温度上昇率とを演算し、前記熱容量判定手段は、前記第1温度上昇率及び前記第2温度上昇率に基づいて前記調理鍋の熱容量を判定することを特徴とする。
【0016】
この加熱調理機器においては、制御手段は、更に、温度上昇率演算手段及び熱容量判定手段を含んでいる。熱容量判定モードにおいては、温度上昇率演算手段は、調理鍋に水を入れた第1状態で加熱したときの第1温度上昇率と、調理鍋に食用油脂(例えば、天ぷら油)を入れた第2状態で加熱したときの第2温度上昇率とを演算し、熱容量判定手段は第1及び第2温度上昇率に基づいて熱容量を判定するので、食用油脂を入れた調理鍋の熱容量を正確に判定することができ、この判定結果を用いて加熱調理時に加熱手段を加熱制御することによって、設定調理温度に保持する際のオーバーシュート量を抑えることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明に従う調理加熱機器の実施形態について説明する。図1は、加熱調理機器の一例としてのガスコンロを示す正面図であり、図2は、図1のガスコンロの制御系を簡略的に示すブロック図であり、図3は、図2の制御系による校正モードにおける校正値の設定の流れを示すフローチャートであり、図4は、図2の制御系における温度検知手段による検知温度の校正の流れを示すフローチャートである。
【0018】
図1において、加熱調理機器の一例としての図示のガスコンロは、コンロ台などに設置されるコンロ本体2を備え、このコンロ本体2の左部に第1コンロ4が配設され、その右部に第2コンロ6が配設されている。図2をも参照して、第1コンロ4は第1燃焼バーナ8を備え、この第1燃焼バーナ8に関連して、燃焼バーナ8を点火するための第1点火スイッチ10及び燃焼バーナ8の火炎を調整するための第1火炎調整手段12が設けられている。また、第2コンロ6は第2燃焼バーナ14を備え、この第2燃焼バーナ14に関連して、第2燃焼バーナ14を点火するための第2点火スイッチ16及び燃焼バーナ14の火炎を調整するための第2火炎調整手段18が設けられている。第1及び第2火炎調整手段12,18は、図示の形態では、火炎調整レバーから構成され、また、第1及び第2燃焼バーナ8,14には調理鍋20を載置するための五徳22が設けられている。
【0019】
この実施形態では、第2コンロ6に、被調理物の温度を検知するための温度検知手段24が設けられている。温度検知手段24はサーミスタなどの温度センサから構成され、その検知部が五徳22に載置された調理鍋20の鍋底に接触するように構成され、鍋底の温度を検知してその鍋に収容された被調理物の温度を検知する(図1参照)。このように温度検知手段24を設けることによって、第2コンロ6を用いた加熱調理においては、被調理物の調理温度を所望の温度に維持することが可能となり、このことに関連して、調理温度設定手段26が設けられ、図示の調理温度設定手段26は、被調理物としての天ぷら油を通常の天ぷら調理温度、例えば160℃に設定するための第1天ぷら調理用ボタン28と、天ぷら油を高温の天ぷら調理温度、例えば180℃に設定するための第2天ぷら調理用ボタン30とを備えている。
【0020】
この実施形態では、温度検知手段24の検知温度を校正する校正モードが設定可能に構成され、このことに関連して、校正モード設定手段としての校正モード設定ボタン32が設けられており、この校正モード設定ボタン32を操作して後述する如くすることによって、温度検知手段24の検知温度の校正を行うための校正値の設定が行われ、そして、この校正値を用いて温度検知手段24の検知温度の校正が行われる。また、調理者に異常を警報する警報手段34が設けられている。警報手段34は例えば警報ブザーから構成され、調理中の被調理物、例えば天ぷら油の温度が異常温度、例えば240℃まで上昇すると後述ようにして作動して警報を発する。
【0021】
このガスコンロは、図2に示す制御系によって作動制御される。この制御系はコンロ本体2に内蔵されたコントローラ36(制御手段を構成する)を備え、コントローラ36は例えばマイクロプロセッサから構成される。図示のコントローラ36は、温度演算手段38、温度差演算手段40、校正値設定手段42、校正温度読出し手段44及び温度校正手段46を備えている。温度演算手段38は温度検知手段24の検知温度に基づいて被調理物の温度を演算し、校正モードによる校正を行わない場合、予め設定された温度関係、即ち温度検知手段24の検知温度(この場合、調理鍋20の鍋底温度)と被調理物の温度との関係を用いて被調理物の温度を演算する。温度差演算手段40は、後述するようにして被調理物の温度と温度検出手段24の検知温度との温度差を演算し、校正値設定手段42は温度差演算手段40の演算値に基づいて、検知温度を校正する基礎となる校正値を設定する。また、校正値温度読出し手段44は、設定された校正値に基づいて校正値テーブル48を読み出し、温度校正手段46は読み出した校正値テーブル48に基づいて、温度検知手段24の検知温度を校正する。
【0022】
このコントローラ36は、更に、加熱制御手段50、警報信号生成手段52、強制消火手段54及びメモリ56を含んでいる。加熱制御手段50は第2コンロ6の第2燃焼バーナ14の燃焼を加熱制御する。警報信号生成手段52は、温度検知手段24の検知温度に基づく被調理物の温度、即ち温度演算手段38による演算値が異常温度、例えば240℃を超えると警報信号を生成し、この警報信号に基づいて警報手段34が作動する。強制消火手段54は、警報信号生成手段52により生成された警報信号に基づいて第2燃焼バーナ14の燃焼を強制的に消火する。また、メモリ56には、上述した校正値に基づいて温度検知手段24の検知温度を校正するための校正値テーブル50、警報信号を生成するための異常温度値、及び温度検知手段24の検知温度と被調理物の温度との関係などが予め登録されているとともに、温度差演算手段40の演算値及び校正値設定手段42の校正値などが記憶される。
【0023】
次に、図2とともに図3及び図4を参照して、上述したガスコンロにおける校正値設定及びこの校正値を用いた温度校正の流れについて説明する。温度校正を行うための校正値の設定について説明すると、まず、校正モードボタン32を操作して校正モードを設定する(ステップS1)。次に、通常使用する調理鍋20(このガスコンロにように調理温度設定手段26により天ぷら調理の温度が設定可能な形態のものでは、調理鍋としての天ぷら鍋)に所定量(例えば、1リットル)の水を入れ、水の入った調理鍋20を第2コンロ6の五徳22に載せてセットする(ステップS2)。
【0024】
次いで、第2点火スイッチ16を操作して第2燃焼バーナ14を点火燃焼させ(ステップS3)、調理鍋20内の水を沸騰させる。調理鍋20内の水が沸騰する、換言すると、温度検知手段24の検知温度が上昇しなくなると、ステップS4からステップS5に進み、温度検知手段24が調理鍋20の鍋底温度を検知する。かくすると、温度差演算手段40は、温度検知手段24の検知温度、即ち調理鍋20の鍋底温度とこの調理鍋20に収容された被調理物(この場合、沸騰している湯)の温度との温度差を演算する(ステップS6)。沸騰している湯の温度は100℃であるので、温度検知手段24の検知温度(即ち、鍋底温度)が例えば150℃であると、温度差演算手段40は温度差50℃と演算する。
【0025】
このように温度差が演算されると、校正値設定手段42はこの温度差「50」を校正値として設定し、校正値がメモリ56に登録され(ステップS7)、このようにして校正値が登録されると校正値の設定が終了し、その後第2燃焼バーナ14が消火される(ステップS8)。上述した校正モードの流れは、説明書に記載して説明するようにしてもよいが、例えばコントローラ36のメモリ56に登録し、校正モードボタン32を操作することによって、上述した流れを音声で説明するようにしてもよく、音声で説明することによって誰でも簡単に且つ容易に行うことができる。このような校正モードは、調理鍋20(この場合、天ぷら鍋)を新しいものに交換したときに行われ、その調理鍋20についての校正値がメモリ56に登録される。
【0026】
校正モードで得られた校正値は、調理温度設定手段26による設置温度調理の際に、次のようにして利用される。第2コンロ6を用いて設定調理温度による調理、例えば通常温度の天ぷら調理(又は高温の天ぷら調理)を行うには、天ぷら油の入った調理鍋20(この場合、天ぷら鍋)を第2コンロ6の五徳22に載せ、第2点火スイッチ16を点火操作して第2燃焼バーナ14を点火燃焼させ(ステップS11)、第1天ぷら調理用ボタン28(又は第2天ぷら調理用ボタン30)を押圧して被調理物(この場合、天ぷら油)の調理温度を通常天ぷら調理温度、例えば160℃(又は高温天ぷら調理温度、例えば180℃)に設定する(ステップS12)。
【0027】
かくすると、校正温度読出し手段44は、メモリ56に登録された校正値に基づいて、その校正値に対応する校正値テーブル48を読み出す(ステップS13)。この校正値テーブル48は、例えば校正値が「5」間隔(上記温度差が5℃間隔のもの)が複数登録されており、これら複数の校正値テーブル48から対応するものが読み出される。
【0028】
その後、温度検知手段24が調理鍋20の温度(鍋底温度)を検知し(ステップS14)、温度校正手段46は、温度検知手段24の検知温度を読み出した校正値テーブル48に基づいて校正する(ステップS15)。校正値テーブル48には、温度検知手段24の検知温度(この場合、調理鍋20の鍋底温度)と校正すべき温度との関係がテーブル形式で登録されており、このテーブルを用いて検知温度に対する校正温度値を読み出して温度を校正し、このように温度校正することによって、調理鍋20内の被調理物(天ぷら油)の温度を正確に検知することができる。
【0029】
加熱制御手段50は、温度校正手段46により校正された校正温度が通常天ぷら調理温度(又は高温天ぷら調理温度)となるように第2燃焼バーナ14の燃焼状態を制御し、調理が終了するまで設定した調理温度でもって被調理物に対して調理が行われる。そして、調理が終了すると、ステップS17からステップS18)に進み、第2燃焼バーナ14が消火される。
【0030】
上述した温度校正手段46による温度校正は、調理温度設定手段26により調理温度が設定され、被調理物をこの調理温度に維持するときに行われるが、例えば異常温度を検知する場合などにおいては行われず、温度演算手段38により演算された温度が用いられる。
【0031】
このガスコンロでは、実際に使用する調理鍋20を用いて校正モードで校正を行うことにより、その校正結果を用いて温度検知手段24の検知温度を校正して被調理物に対する調理温度を正確に検知することができ、これによって、被調理物に対して所望の加熱調理を行うことができる。
【0032】
図5〜図7は、加熱調理機器としてのガスコンロの第2の実施形態を示しており、図5は、第2の実施形態のガスコンロの制御系を示すブロック図であり、図6は、図5の制御系による校正モードにおける校正値設定及び熱容量判定の流れを示すフローチャートであり、図7は、図6の制御系における燃焼バーナによる加熱制御の流れを示すフローチャートである。この第2の実施形態において、上述した第1の実施形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
【0033】
図5において、この第2の実施形態では、使用する調理鍋に適合するように温度検知手段の検知温度の校正を行うとともに、加熱時に発生する油温のオーバーシュートを抑えるように構成されており、このことに関連して、コントローラ36Aは、温度上昇率演算手段62、時間差演算手段64、熱容量判定手段66及び燃焼調整マップ読出し手段67を備え、そのメモリ56Aは校正値テーブル48に加えて燃焼調整マップ68を含んでいる。温度上昇率演算手段62は調理鍋に水、油を入れて加熱した際の温度上昇率(温度検知手段24の検知温度の上昇率)を演算し、時間差演算手段64は、後述するように、調理鍋に水を入れた第1状態において沸騰する(即ち、100℃に達する)に要した第1時間と、同じ調理鍋に油を入れた第2状態において100℃に達するに要した第2時間との時間差を演算し、熱容量演算手段66は、温度上昇率演算62により演算した温度上昇率及び時間差演算手段64により演算した時間差に基づいて使用した調理鍋の熱容量を演算する。燃焼調整マップ読出し手段67は、後述する熱容量の判定結果に基づいて、その判定結果に対応する燃焼調整マップ68を読み出す。燃焼調整マップ68には、被調理物の検知温度(即ち、この形態では、温度校正手段46の校正温度)と第2燃焼バーナ14の燃焼熱量との関係がマップ状に登録されている。この第2の実施形態のその他の構成は、上述した第1の実施形態と実質上同一である。
【0034】
次に、図5とともに図6及び図7を参照して、第2の実施形態のガスコンロにおける温度校正及びオーバーシュートの抑制の流れについて説明する。温度検知手段24の温度校正と加熱時のオーバーシュート抑制を行うには、校正モードボタン32を操作して校正モードを設定する(ステップS21)。まず、通常使用する調理鍋(第1の実施形態と同様に、調理温度設定手段26により天ぷら調理の温度が設定可能なガスコンロでは、調理鍋としての天ぷら鍋)に所定量(例えば、通常の天ぷら調理に使用する油量と同等の量、又はそれより少し少ない量)の水を入れ、水の入った調理鍋を第2コンロ6にセットする(ステップS22)。そして、第2点火スイッチ16を操作して第2燃焼バーナ14を点火燃焼させ(ステップS23)、燃焼バーナ14の加熱による調理鍋(この場合、その鍋底)の温度上昇を温度検知手段24により検知し(ステップS24)、かく検知した検知温度情報がメモリ56Aに記憶される。温度検知手段24による温度検知は、調理鍋内の水が沸騰するまで行われる。
【0035】
そして、調理鍋20内の水が沸騰すると、ステップS25からステップS26に進み、第1の実施形態と同様にして、温度校正する際の補正値が設定登録される。即ち、温度差演算手段40は温度検知手段24の検知温度と被調理物(この場合、沸騰している湯)の温度との温度差を演算し、校正値設定手段42はこの温度差を校正値として設定し、校正値がメモリ56Aに登録され、このようにして校正値の設定が行われる。
【0036】
この校正値の設定が終了すると、燃焼バーナ14が消火され(ステップS27)、温度検知手段24による温度検知が中断される(ステップS28)。その後、熱容量判定モードが行われる。
【0037】
熱容量判定モードにおいては、校正モードで用いた調理鍋を用い、この調理鍋に校正モードのときとほぼ同量の天ぷら油を入れ、天ぷら油の入った調理鍋を第2コンロ6にセットする(ステップS29)。そして、第2点火スイッチ16を操作して再び第2燃焼バーナ14を点火燃焼させ(ステップS30)、燃焼バーナ14の加熱による調理鍋の温度上昇を温度検知手段24により検知し(ステップS31)、かく検知した検知温度情報がメモリ56Aに記憶される。温度検知手段24による温度検知は、調理鍋内の油が100℃になるまで行われる。このとき、調理鍋内の油の温度は、ステップS26で設定された校正値を用い、温度校正手段46により校正された校正温度が用いられ、この校正温度を用いることによって、後述する熱容量を正確に判定することができる。
【0038】
調理鍋内の油が100℃まで上昇すると、ステップS32からステップS33に進み、燃焼バーナ14が消火され、温度検知手段24による温度検知が終了する。そして、温度上昇率演算手段62は、調理鍋に水を入れた第1状態における温度検知手段24の検知温度の上昇率(第1温度上昇率)と、調理鍋に油を入れた第2状態における温度検知手段24の検知温度の上昇率(第2温度上昇率)を演算する(ステップS35)。また、時間差演算手段64は、第1状態において水が100℃に達するまでの時間(第1時間)と、第2状態において油が100℃に達するまでの時間(第2時間)との時間差を演算する(ステップS36)。次いで、熱容量判定手段66は、温度上昇率演算手段62の演算値(第1温度上昇率及び第2温度上昇率)及び温度差演算手段64の演算値を用いて調理鍋の熱容量を判定し(ステップS37)、この判定結果がメモリ56Aに登録される。調理鍋の熱容量が大きい(又は小さ)と、第1温度上昇率及び第2温度上昇率が小さく(又は大きく)なってその勾配が緩く(又は急に)なるとともに、時間差演算手段64による時間差(即ち、第1状態において100℃に達するに要する時間と第2状態において100℃に達するに要する時間との時間差)が大きく(又は小さく)なり、このような関係を用いて熱容量判定手段66は調理鍋20の熱容量を例えば5段階(3段階、4段階又は6段階以上でもよい)に判定する。尚、この実施形態では、温度上昇率演算手段62の演算値及び時間差演算手段64の演算値を用いているが、例えば温度上昇率演算手段62の演算値のみを用いてもある程度正確に調理鍋の熱容量を判定することができる。
【0039】
校正モードで得られた校正値及び熱判定モードで得られた判定結果は、調理温度設定手段26による設置温度調理の際に、次のようにして利用される。第2コンロ6を用いて設定調理温度による調理、例えば通常温度の天ぷら調理(又は高温の天ぷら調理)を行うには、天ぷら油の入った調理鍋(校正モード及び熱容量判定モードで用いたもの)を第2コンロ6の五徳22に載せ、第2点火スイッチ16を点火操作して第2燃焼バーナ14を点火燃焼させ(ステップS41)、第1天ぷら調理用ボタン28(又は第2天ぷら調理用ボタン30)を押圧して被調理物(この場合、天ぷら油)の調理温度を通常天ぷら調理温度、例えば160℃(又は高温天ぷら調理温度、例えば180℃)に設定する(ステップS42)。かくすると、校正温度読出し手段44は、メモリ56Aに登録された校正値に基づいて、その校正値に対応する校正値テーブル48を読み出し(ステップS43)、燃焼調整マップ読出し手段67は、熱容量判定手段66の判定結果に基づきその判定結果に対応する燃焼調整マップ68を読み出す(ステップS44)。
【0040】
このように調理を始めると、温度検知手段24が調理鍋20の温度(この形態では、鍋底温度)を検知し(ステップS45)、温度校正手段46は温度検知手段24の検知温度を校正値テーブル48に従って校正し(ステップS46)、この校正温度が被調理物の温度として用いられる。
【0041】
その後、この校正温度(即ち、被調理物の温度)が燃焼調整温度(例えば、設定調理温度より20deg低い温度に設定される)まで上昇すると、ステップS47からステップS48に進み、加熱制御手段50は読み出された燃焼調整マップ68に沿って第2燃焼バーナ14の燃焼を制御する。このとき、加熱制御手段50は温度校正手段46による校正温度が設定調理温度、例えば160℃(又は180℃)に近づくにつれて燃焼量が小さくなるように燃焼バーナ14の火炎を調整し、このように加熱制御することにって、加熱時のオーバーシュートの発生を抑え、天ぷら油が一時的に設定調理温度を超えるのを抑えることができる。
【0042】
第2燃焼バーナ14の燃焼による加熱によって温度校正手段46による校正温度が設定調理温度になると、ステップS49からステップS50に進み、燃焼調整マップ68による加熱制御が終了し、加熱制御手段50は、温度校正手段46による校正温度が通常天ぷら調理温度(又は高温天ぷら調理温度)となるように第2燃焼バーナ14の燃焼状態を制御し、調理が終了するまで設定した調理温度でもって被調理物に対して調理が行われる。そして、調理が終了すると、ステップS51からステップS52に進み、第2燃焼バーナ14が消火される。
【0043】
例えば、上述した実施形態では、温度校正に水を用い、オーバーシュートの抑制に油を用いているが、温度校正とオーバーシュートの抑制を同時に行うようにすることもできる。この場合、水を用い、オーバーシュートの抑制については油の補正係数として例えば0.95を用いればよく、この補正係数を用いることにより油の熱容量に修正してオーバーシュートの抑制の熱容量を判定することができる。
【0044】
以上、本発明の加熱調理機器の一例としてのガスコンロに適用して説明したが、このようなガスコンロに限定されず、加熱手段としての電磁コイルを備えた電磁加熱調理器にも同様に適用することができる。
【0045】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の加熱調理機器によれば、校正モードにおいて、調理を行うときに用いる調理鍋を加熱し、この調理鍋の加熱温度状態に基づいて温度検知手段の検知温度の校正を行う校正値を設定するので、その校正値は、実際に使用する調理鍋の材質、肉厚、温度検知手段との接触状態などを考慮したものとなり、このような校正値を用いることによって、温度検知手段による検知温度とその調理鍋に収容された被調理物の温度との関係を正確に把握することができ、その調理鍋を用いた際の被調理物の温度を正確に検知することができる。
【0046】
また、本発明の請求項2に記載の加熱調理機器によれば、校正値設定手段は調理鍋の加熱状態に基づいて校正値を設定し、この調理鍋による調理の際に、温度校正手段は温度検知手段の検知温度をこの校正値に基づいて校正するので、温度検知手段の検知温度に基づいて調理鍋内の被調理物の温度を正確に検知することができる。そして、この校正温度が調理温度設定手段により設定された温度となるように加熱手段を加熱制御することによって、被調理物を設定調理温度に維持することができ、被処理物に対して所望の通りに加熱調理することができる。
【0047】
また、本発明の請求項3に記載の加熱調理機器によれば、調理鍋内に入れた水を沸騰状態にし、この沸騰状態における調理鍋の温度を検知し、校正値設定手段は調理鍋内の沸騰水の温度と温度検知手段の検知温度との温度差を利用して校正値を設定するので、比較的容易に且つ簡単に校正値を設定することができる。
【0048】
また、本発明の請求項4に記載の加熱調理機器によれば、熱容量判定モードを用いて調理鍋の熱容量の判定を行うので、この判定結果を用いて加熱手段を制御することによって、加熱時のオーバーシュートを抑えることができる。
【0049】
更に、本発明の請求項5に記載の加熱調理機器によれば、調理鍋に水を入れた第1状態で加熱したときの第1温度上昇率と、調理鍋に食用油脂を入れた第2状態で加熱したときの第2温度上昇率とに基づいて調理鍋の熱容量を判定するので、調理鍋の熱容量を判定することができ、この判定結果を用いて加熱調理時に加熱手段を加熱制御することによって、設定調理温度に保持する際のオーバーシュート量を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱調理機器の一例としてのガスコンロの第1の実施形態を示す正面図である。
【図2】図1のガスコンロの制御系を簡略的に示すブロック図である。
【図3】図2の制御系による校正モードにおける校正値の設定の流れを示すフローチャートである。
【図4】図2の制御系における温度検知手段による検知温度の校正の流れを示すフローチャートである。
【図5】ガスコンロの第2の実施形態の制御系を示すブロック図である。
【図6】図5の制御系による校正モードにおける校正値設定及び熱容量設定の流れを示すフローチャートである。
【図7】図6の制御系における燃焼バーナによる加熱制御の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 コンロ本体
4 第1コンロ
6 第2コンロ
8,14 燃焼バーナ
20 調理鍋
24 温度検知手段
26 調理温度設定手段
32 校正モードボタン
36,36A コントローラ
38 温度演算手段
40 温度差演算手段
42 校正値演算手段
44 校正温度読出し手段
46 温度校正手段
50 加熱制御手段
48 校正値テーブル
62 温度上昇率演算手段
64 時間差演算手段
66 熱容量判定手段
67 燃焼調整マップ読出し手段
68 燃焼調整マップ

Claims (5)

  1. 調理鍋を加熱するための加熱手段と、前記調理鍋に収容された被調理物の温度を検知するための温度検知手段と、前記加熱手段を加熱制御するための制御手段と、を具備する加熱調理機器であって、
    前記温度検知手段の検知温度を校正するための校正モードが設定可能に構成されており、前記校正モードにおいて前記調理鍋を加熱し、前記調理鍋の加熱温度状態に基づいて前記温度検知手段の検知温度の校正を行う校正値を設定することを特徴とする加熱調理機器。
  2. 前記制御手段は、前記温度検知手段の検知温度を校正するための校正値を設定する校正値設定手段と、前記校正値設定手段により設定された校正値に基づいて前記温度検知手段の検知温度を校正する温度校正手段とを備え、更に、調理鍋に収容された被調理物の調理温度を設定するための調理温度設定手段が設けられており、前記校正モードにおいて前記調理鍋を加熱し、その加熱状態に基づいて前記校正値設定手段が校正値を設定し、前記温度校正手段は前記調理温度設定手段による加熱調理時に前記温度検知手段の検知温度を前記校正値に基づいて校正し、前記温度校正手段により校正された校正温度が前記調理温度設定手段により設定された調理温度となるように、前記制御手段が前記加熱手段を加熱制御する請求項1に記載の加熱調理機器。
  3. 前記校正モードにおいては、前記調理鍋に水を入れた状態で加熱して水を沸騰状態にし、前記校正値設定手段は水の沸騰温度と前記温度検知手段の検知温度との温度差に基づいて前記校正値を設定する請求項2に記載の加熱調理機器。
  4. 前記調理鍋の熱容量を判定するための熱容量判定モードが設定可能に構成されており、前記熱容量判定モードにおいて前記調理鍋を加熱し、前記調理鍋の温度上昇状態に基づいて前記調理鍋の熱容量を判定する請求項1〜3のいずれかに記載の加熱調理機器。
  5. 前記制御手段は、更に、前記温度検知手段の検知温度の温度上昇率を演算する温度上昇率演算手段と、前記調理鍋の熱容量を判定する熱容量判定手段とを備え、前記熱容量判定モードにおいて、前記温度上昇率演算手段は、前記調理鍋に水を入れた第1状態で加熱したときの第1温度上昇率と、前記調理鍋に食用油脂を入れた第2状態で加熱したときの第2温度上昇率とを演算し、前記熱容量判定手段は、前記第1温度上昇率及び前記第2温度上昇率に基づいて前記調理鍋の熱容量を判定する請求項4に記載の加熱調理機器。
JP2003081086A 2003-03-24 2003-03-24 加熱調理機器 Expired - Fee Related JP4127386B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003081086A JP4127386B2 (ja) 2003-03-24 2003-03-24 加熱調理機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003081086A JP4127386B2 (ja) 2003-03-24 2003-03-24 加熱調理機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004286367A true JP2004286367A (ja) 2004-10-14
JP4127386B2 JP4127386B2 (ja) 2008-07-30

Family

ID=33294757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003081086A Expired - Fee Related JP4127386B2 (ja) 2003-03-24 2003-03-24 加熱調理機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4127386B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009270724A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Harman Pro:Kk 加熱調理器
JP2011191000A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Osaka Gas Co Ltd 加熱調理器
JP2011253781A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2015190714A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 三菱電機株式会社 加熱調理器
CN105496216A (zh) * 2015-11-25 2016-04-20 广东美的厨房电器制造有限公司 确定食物的温度的设备和方法、温度控制系统及烹饪装置
CN115429093A (zh) * 2021-06-01 2022-12-06 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 一种烹饪装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009270724A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Harman Pro:Kk 加熱調理器
JP2011191000A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Osaka Gas Co Ltd 加熱調理器
JP2011253781A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2015190714A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 三菱電機株式会社 加熱調理器
CN105496216A (zh) * 2015-11-25 2016-04-20 广东美的厨房电器制造有限公司 确定食物的温度的设备和方法、温度控制系统及烹饪装置
CN115429093A (zh) * 2021-06-01 2022-12-06 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 一种烹饪装置
CN115429093B (zh) * 2021-06-01 2023-11-03 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 一种烹饪装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4127386B2 (ja) 2008-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0514109B1 (en) Heating power control method and apparatus
JP6312224B2 (ja) 加熱調理器
KR100411738B1 (ko) 가열조리기
JP4127386B2 (ja) 加熱調理機器
JP5816236B2 (ja) 加熱調理器
JPH0810151A (ja) 加熱加圧調理器
JP5823453B2 (ja) 加熱調理装置
JP6117533B2 (ja) 加熱調理器
JP2006002989A (ja) 加熱調理器
JP2005308266A (ja) 調理機器及びそれを用いた調理方法
JP2010127488A (ja) 加熱調理器
JP2018175705A (ja) ガスグリル
JP4014313B2 (ja) 加熱調理器
JP2005296529A (ja) 調理器
JP6706087B2 (ja) 加熱調理器
JP5204190B2 (ja) 調理装置
JP4947694B2 (ja) 炊飯器
JP6706086B2 (ja) 加熱調理器
JP6076079B2 (ja) 加熱調理器
JP3912940B2 (ja) 炊飯器
JP7265917B2 (ja) ガスコンロ
JP2902592B2 (ja) 加熱調理器
JP2664565B2 (ja) 加熱調理器
JPH0777330A (ja) 加熱調理器
JP2004283351A (ja) 炊飯器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080507

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080507

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees