JP2004286010A - 内燃機関用燃料噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料噴射弁に掛かる曲げモーメントを低減すると共に、内燃機関に対して燃料噴射弁を容易に組み付けることのできる燃料噴射装置を提供すること。
【解決手段】燃料噴射弁11は、燃料噴射孔110を備える先端部11a、シリンダヘッド21に組み付けられる本体部11b、燃料デリバリパイプ12に接続される接続部11cを備えている。燃料デリバリパイプ12は、燃料噴射弁11の接続部11cを接続するための接続口121、燃料デリバリパイプ12をシリンダヘッド21に固定するための複数の固定部122を備えている。燃料噴射弁11と燃料デリバリパイプ12とは、燃料噴射弁11のフランジ部112と燃料デリバリパイプ12との間にバネ部材30が配置された状態で組み合わせられる。燃料噴射弁11には、シリンダヘッド21との気密性を保持するためにバネ部材30によって予荷重が加えられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関に対して燃料を供給する燃料噴射装置に関し、より詳しくは、内燃機関に対する燃料噴射弁の固定技術に関する。
従来、燃料噴射弁を内燃機関に対して固定する際には、ヨーク状クランプが用いられていた。ヨーク状クランプは、気筒内圧力が直接加わる筒内噴射型の内燃機関においては、燃料噴射弁と内燃機関(シリンダヘッド)との気密を保持し、気筒内圧力を封止する役目も担っていた。一般的に、ヨーク状クランプを用いる場合には、燃料噴射弁の胴体部(本体部)がシリンダヘッドに対して固定されるため、固定(組み付け)に際しては、ある程度の締め付けトルクが必要となり、工具を回転させるための組み付け作業スペースが必要であった。
そこで、燃料噴射弁の先端部とシリンダヘッドにおける燃料噴射弁先端部の収容部(組み付け部)との気密を保持することで気筒内圧力を封止する軸シール技術が提案されている。この軸シール技術では、シリンダヘッドに対して固定された燃料デリバリパイプと燃料噴射弁との間に板バネが配置され、シリンダヘッドの収容部に対して差し込まれた燃料噴射弁は板バネの付勢力によってシリンダヘッドに対して固定される。したがって、ヨーク状クランプを用いる場合と比較して組み付け作業が容易であると共に、作業スペースを確保する必要がないという利点がある(特許文献1参照)。
特開2001−355540号公報
しかしながら、従来の板バネを用いた固定手法では、シリンダヘッドから離間した位置において燃料噴射弁に付勢力が加えられるため、燃料噴射弁に作用する曲げモーメントが大きくなるという問題があった。また、板状バネを用いる場合には面圧分布に偏りが発生し、部分荷重となるため燃料デリバリパイプと燃料噴射弁との組み合わせ部、燃料噴射弁とシリンダヘッドの組み合わせ部における摩耗、へたりを助長し、軸シール性が損なわれるという問題もあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、燃料噴射弁に掛かる曲げモーメントを低減すると共に、内燃機関に対して燃料噴射弁を容易に組み付けることのできる燃料噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の第1の態様は、内燃機関用の燃料噴射装置を提供する。本発明の第1の態様に係る内燃機関用の燃料噴射装置は、噴射孔が形成された先端部とその先端部側に形成されたフランジ部とを有すると共に前記先端部において前記内燃機関との間の気密が保たれる軸シール型の燃料噴射弁と、前記内燃機関に固定されると共に、前記燃料噴射弁が接続される接続口を有する燃料供給管と、前記燃料供給管と前記燃料噴射弁のフランジ部との間に配置され、前記燃料噴射弁を前記内燃機関に対して付勢する付勢部材とを備えることを特徴とする。
本発明の第1の態様に係る内燃機関用の燃料噴射装置によれば、軸シール型の燃料噴射弁を内燃機関に対して付勢する付勢部材が燃料供給管と燃料噴射弁の先端部側に形成されたフランジ部との間に配置されるので、燃料噴射弁に対する付勢力の作用点を内燃機関近傍とすることが可能となり、燃料噴射弁に掛かる曲げモーメントを低減することができると共に、内燃機関に対して燃料噴射弁を容易に組み付けることができる。
本発明の第2の態様は、内燃機関用の燃料噴射装置を提供する。本発明の第2の態様に係る内燃機関用の燃料噴射装置は、噴射孔が形成された先端部とフランジ部とを有すると共に前記先端部において前記内燃機関との間の気密が保たれる軸シール型の燃料噴射弁と、前記内燃機関に固定されると共に、前記燃料噴射弁が接続される接続口を有する燃料供給管と、前記燃料供給管と前記燃料噴射弁のフランジ部との間に配置され、前記燃料噴射弁の外周を覆うと共に前記燃料噴射弁を前記内燃機関に対して付勢する付勢部材とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る内燃機関用の燃料噴射装置によれば、軸シール型の燃料噴射弁を内燃機関に対して付勢する付勢部材は、燃料供給管と燃料噴射弁のフランジ部との間に配置されると共に、燃料噴射弁の外周を覆うので、燃料噴射弁に作用する付勢力をフランジ部のほぼ全周にわたって分散させることができる。したがって、燃料噴射弁と内燃機関とを適切な気密状態にて組み合わせることができると共に、部分加重に伴う曲げモーメントの発生を低減することができる。さらに、内燃機関に対して燃料噴射弁を容易に組み付けることができる。
本発明の第1または第2の態様に係る内燃機関用の燃料噴射装置において、前記燃料噴射弁は駆動電流が入力される入力部を有し、前記付勢部材は前記入力部を除いて前記燃料噴射弁の外周を覆う断面視略C形状のバネ部材であっても良い。かかる場合には、燃料噴射弁に対して付勢部材を容易に組み付けることができるので、内燃機関に対する燃料噴射弁の組み付けも容易にすることができる。
本発明の第1または第2の態様に係る内燃機関用の燃料噴射装置において、前記燃料供給管には位置決め部が形成されており、前記前記燃料噴射弁のフランジ部には位置決め部が形成されており、前記バネ部材は前記燃料供給管の位置決め部に係合する第1の係合部と前記燃料噴射弁のフランジ部に係合する第2の係合部とを有しても良い。かかる場合には、内燃機関に対する燃料噴射弁の回転方向を一定の方向(位置)に規定することができる。
本発明の第1または第2の態様に係る内燃機関用の燃料噴射装置において、前記燃料供給管と前記燃料噴射弁のフランジ部とに形成される各位置決め部は、前記燃料噴射弁の軸心よりも、前記燃料供給管が前記内燃機関に固定されている固定位置側にオフセットされて形成されていても良い。かかる場合には、固定位置を中心として燃料供給管に作用する曲げモーメントに起因し、燃焼噴射弁に作用する曲げ応力を、バネ部材の弾性力によって低減することができる。
本発明の第1または第2の態様に係る内燃機関用の燃料噴射装置において、前記内燃機関はシリンダを有するシリンダブロックとシリンダヘッドとを有し、前記シリンダヘッドは前記燃料噴射弁の先端部を前記シリンダ内へ露出させて燃料を前記シリンダ内へ直接供給するための貫通口を有し、前記燃料供給管は前記シリンダヘッドに対して固定され、前記内燃機関用の燃料噴射装置はさらに、前記シリンダヘッドの貫通口と前記燃料噴射弁の先端部との間の気密を保持するために前記燃料噴射弁の先端部に配置された樹脂シール材と、前記樹脂シール材よりも気筒内側において前記燃料噴射弁の先端部に配置される断熱材とを備えても良い。かかる場合には、断熱材によって樹脂シール材におよぶ燃焼ガス温度を低減することができるとともに、樹脂シール材におよぶ燃焼ガス圧力を低減することができるので、樹脂シール材の耐熱性向上させることができる。したがって、燃料噴射弁とシリンダヘッドとの良好な気密を保持することができる。
本発明の第1または第2の態様に係る内燃機関用の燃料噴射装置において、前記燃料噴射弁は前記燃料供給管の接続口に接続される接続部と、前記先端部と前記接続部とを両端に有する本体部とを備え、前記内燃機関はシリンダを有するシリンダブロックと、前記燃料噴射弁の先端部をシリンダ内へ導く貫通口と前記燃料噴射弁の本体部が組み付けられる本体組み付け部とを有するシリンダヘッドとを備え、前記接続部の外周面と前記接続口の内周面との離間距離aと前記本体部の外周面と前記本体組み付け部の内周面との離間距離bと、前記先端部の外周面と前記貫通口の内周面との離間距離cとの間には、a>b且つc>bの関係が成立するようにしても良い。かかる場合には、燃料噴射弁の本体部によって、シリンダヘッドに対する燃料噴射弁の位置が規定され、先端部および接続部は自由端となるため、先端部および接続部を規制することに伴い燃料噴射弁に発生する曲げモーメントの発生を抑制することができる。
以下、図面を参照しつつ実施例に基づいて、本発明に係る内燃機関用の燃料噴射装置について説明する。
第1の実施例:
図1〜図7を参照して第1の実施例に係る内燃機関用の燃料噴射装置の概略構成について説明する。図1は第1の実施例に係る燃料噴射装置を備える内燃機関の概略構成を示す説明図である。図2は第1の実施例に係る燃料噴射装置を構成する燃料噴射弁を示す説明図である。図3は第1の実施例に係る燃料噴射装置の概略構成を示す平面図である。図4は燃料噴射弁と燃料デリバリパイプとの組み付け例を示す説明図である。図5はシリンダヘッドに対する、第1の実施例に係る燃料噴射装置を構成する燃料噴射弁の組み付け例を示す説明図である。図6は成形前のバネ部材の一例を示す説明図である。図7はバネ部材を軸方向に対して垂直な面で切断した断面を示す説明図である。
本実施例に係る燃料噴射装置10は、図1に示すように、内燃機関20に組み付けられる燃料噴射弁11、燃料タンクFT内の燃料を燃料噴射弁11に対して供給する燃料デリバリパイプ12を備えている。燃料噴射装置10は、図示しない燃料噴射制御コンピュータによって制御される。
燃料噴射弁11は、図2に示すように、燃料噴射孔110を備える先端部11a、内燃機関20(シリンダヘッド21)に組み付けられる本体部11b、燃料デリバリパイプ12に接続される接続部11cを備えている。本実施例において用いられる燃料噴射弁11は、軸シール型の燃料噴射弁であり、先端部11aには、軸シール用のシール部材111が備えられている。本体部11bは、先端部11aよりも大きな径を有し、その先端部11a側には、位置決め部113を有するフランジ部112が形成されている。本体部11bは、また、燃料噴射弁11に対する駆動電流(駆動信号)が入力される入力部114を備えている。
燃料デリバリパイプ12は、燃料噴射弁11の接続部11cを接続するための接続口121、燃料デリバリパイプ12を内燃機関20(シリンダヘッド21)に固定するための複数の固定部122を備えている。固定部122はボルト45が貫通する貫通口を有しており、燃料デリバリパイプ12は、図1および図3に示すようにボルト45によって内燃機関20に対して固定される。
燃料噴射弁11は、図2および図4に示すようにして燃料デリバリパイプ12と接続される。具体的には、燃料デリバリパイプ12の接続口121に対して、燃料噴射弁11の接続部11cが接続される(挿入される)ことによって組み付けられる。燃料デリバリパイプ12の接続口121には、位置決め部123が形成されている。燃料噴射弁11の接続部11cには、燃料デリバリパイプ12の接続口121の内径よりも大きな外形を有するゴム製のシール部材115が備えられており、かかるシール部材115によって燃料デリバリパイプ12の接続口121における油密性が保持されている。
本実施例に係る燃料噴射装置10では、燃料噴射弁11のフランジ部112と燃料デリバリパイプ12との間に、バネ部材30が配置された状態で燃料噴射弁11と燃料デリバリパイプ12とが組み合わせられる。バネ部材30の自由長は、燃料噴射弁11と燃料デリバリパイプ12とが組み合わせられた際に付勢力(予荷重、プリロード)を得るために、組み合わせ時における燃料噴射弁11のフランジ部112から燃料デリバリパイプ12の接続口121までの長さよりも短く設定されている。
バネ部材30は、図6に示すスリット31を有する平板を図7に示すように断面視略C字状に丸め加工することによって成形される。スリット31の幅は、例えば、燃料噴射弁11をシリンダヘッド21に対して組み付ける際に燃料噴射弁11に加わる作用力に応じて変更されても良い。このように、断面視が略C字状のバネ部材30を用いると共に、バネ部材30の下側(フランジ部112側)と燃料噴射弁11のフランジ部112とを密接させることにより、バネ部材30による付勢力は、フランジ部112のほぼ全周に分散される。この結果、面圧分布を均一化することができるので部分荷重に起因する燃料噴射弁11、シリンダヘッド21および燃料デリバリパイプ12の摩耗等を防止することができる。また、燃料噴射弁11の軸方向に平行に付勢力が加わるので、不均衡な付勢力が作用することに起因する曲げモーメントの発生を防止することができる。
バネ部材30には、燃料噴射弁11のフランジ部112の位置決め部113に係合する位置決め突起32、燃料デリバリパイプ12の位置決め部123に係合する位置決め突起33が形成されている。
本実施例に係る燃料噴射装置10を備える内燃機関20は、シリンダヘッド21、複数のシリンダ22を備えるシリンダブロック23、吸入空気をシリンダ22内へ導入する吸入ポート24、シリンダ22内の燃焼ガスを排出するための排気ポート25を備えている。各吸気ポート24には、吸気側カムICによって駆動されて吸気ポート24を開閉する吸気バルブ241が配置されており、各排気ポート25には、排気側カムECによって駆動されて排気ポート25を開閉する排気バルブ251が配置されている。また、シリンダヘッド21には各シリンダ22の中心に相当する位置に点火プラグ26が配置されている。
シリンダヘッド21には、燃料噴射弁11の本体部11bを組み付けるための本体組み付け部210、燃料噴射弁11の燃料噴射孔110をシリンダ22に露出させて、燃料噴射孔110からシリンダ22内への直接の燃料噴射を実現するための貫通口211を備えている。本体組み付け部210は、燃料噴射弁11の本体部11bを組み付ける第1の組み付け部210aと、第1の組み付け部210aよりも大きな径を有しフランジ部112を組み付ける第2の組み付け部210bとを有している。
シリンダヘッド21はまた、燃料デリバリパイプ12を固定するための燃料デリバリパイプ固定部212を備えている。燃料デリバリパイプ固定部212は、燃料デリバリパイプ12の固定部122に対応して備えられており、内部にはボルト45のねじ部に対応するねじ溝が切られている。
燃料噴射弁11をシリンダヘッド21に組み付ける際には、先ず、燃料噴射弁11のフランジ部112における位置決め部113にバネ部材30の位置決め突起32を係合して燃料噴射弁11に対してバネ部材30を装着する。フランジ部112の位置決め部113とバネ部材30の位置決め突起32は、燃料噴射弁11に対してバネ部材30が装着された際に、バネ部材30の開口部35を燃料噴射弁11の入力部114に位置させる位置関係を有する。
続いて、燃料デリバリパイプ12の位置決め部123にバネ部材30の位置決め突起33を係合して燃料デリバリパイプ12に対して燃料噴射弁11を組み付ける。この結果、バネ部材30によって、燃料デリバリパイプ12に対する燃料噴射弁11の回転方向位置を規定することができる。図2に示すように、燃料噴射弁11は、先端部11a寄りの位置に形成されているフランジ部112においてバネ部材30の付勢力を受ける、すなわち、シリンダヘッド21に近い位置において付勢力を受けるので、燃料噴射弁11に作用する曲げモーメントを小さくすることができる。
燃料デリバリパイプ12に対して全ての燃料噴射弁11が組み付けられると、燃料噴射弁11および燃料デリバリパイプ12がシリンダヘッド21に組み付けられる。先ず、シリンダヘッド21の第2の組み付け部210bには、リング状の中間圧縮シールガスケット40が置かれ、燃料噴射弁11の先端部が、図5に示すようにして、シリンダヘッド21に形成された貫通口211に挿入される。
最後に、燃料デリバリパイプ12の固定部122とシリンダヘッド21の固定部212とがボルト45によって固定されると、内燃機関20に対する燃料噴射装置10の組み付け作業が完了する。燃料デリバリパイプ12がシリンダヘッド21に固定されることにより、バネ部材30は圧縮されるので、バネ部材30の付勢力が燃料噴射弁11のフランジ部112に作用し、燃料噴射弁11はシリンダヘッド21に対して強く押しつけられ、固定される。
以上説明したように、第1の実施例に係る燃料噴射装置10によれば、バネ部材30は、燃料噴射弁11の先端部11a寄りに形成されたフランジ部112と燃料デリバリパイプ12との間に配置されるので、燃料噴射弁11に対するバネ部材30の付勢力の作用点を、シリンダヘッド21とほぼ同一面とすることができる。したがって、燃料噴射弁11に作用する曲げモーメントを大幅に低減することができる。
バネ部材30は断面視が略C字状の形態を有しているので、燃料噴射弁11のフランジ部112に作用する付勢力をフランジ部112のほぼ全周に分散させることができる。したがって、部分荷重に起因して燃料噴射弁11に作用する曲げモーメントを防止することができる。また、中間圧縮シールガスケット40に作用する付勢力も分散荷重となるため、ガスケット40のつぶれ代を均一にすることができると共にガスケット40をシリンダヘッド21(第2の組み付け部210b)に対して均一に押しつけることができるので、良好なシール性を確保することができる。
さらに、燃料噴射弁11に作用する曲げモーメントを大幅に低減することによって、燃料噴射弁11の接続部11cと燃料デリバリパイプ12との接合部、燃料噴射弁11の本体部11cとシリンダヘッド21の本体組み付け部210との当接部、燃料噴射弁11の先端部11aとシリンダヘッド21の貫通口211との当接部において曲げモーメントに起因して生じていたシール部材111のへたりを低減することができる。さらに、燃料噴射弁11の先端部11aに備えられたシール部材111の変形を均一化することができるので、燃料噴射弁11の先端部11aとシリンダヘッド21の貫通口211とのシール性(気密性)を維持することができる。
また、燃料噴射弁11の外周がバネ部材30によって覆われるので、燃料噴射弁11の作動音を遮蔽することが可能となり、さらに、燃料噴射弁11の実質表面積を増加させることによって放熱効率を向上させることができる。
・第2の実施例:
図8を参照して第2の実施例に係る内燃機関用の燃料噴射装置について説明する。図8は第2の実施例に係る内燃機関用の燃料噴射装置を構成する燃料噴射弁の概略構成を示す説明図である。第2の実施例における燃料噴射弁50は、先端部50aにおいて、シール部材111よりもシリンダ22寄りに断熱シール部材118を備える点において第1の実施例における燃料噴射弁11とは異なる。なお、他の構成要素については第1の実施例における燃料噴射弁11と同様であるから同一の符号を付してその説明を省略する。
断熱シール部材118は、例えば、ワイヤーメッシュ材より構成されるシール部材であり、燃焼ガスから熱を奪って燃焼ガス温度を低減させ、メッシュ部の通路抵抗によって燃焼ガス圧力を低減させる。この結果、例えば、樹脂製シール部材111には、温度および圧力が低減された燃焼ガスが作用することとなり、樹脂製シール部材111の耐熱信頼性、シール信頼性を向上させることができる。燃料噴射弁50の先端部50aがシリンダ22に露出し、先端部50aが高温、高圧の燃焼ガスに曝される、いわゆる、筒内噴射型の燃料噴射装置において特に有用である。
また、断熱シール部材118を備えることにより、燃料噴射弁50の先端部50aの温度を低減させることができるので、燃料噴射弁50の信頼性を向上させることができる。さらに、シール部材111として耐熱性の低い樹脂材料を用いることができるので燃料噴射装置のコストを低減することができる。
断熱シール部材118としてFRMを用いれば、燃料噴射弁50の先端部50aからシリンダヘッド21へと熱伝達することが可能になるので、更に先端部50aの温度を低減させることができる。断熱シール部材118として金属リング(合口タイプ)を用いることによって、先端部50aの温度低減に加えて、組み付けの容易化、貫通口211との隙間管理(漏れ量管理)の容易化を図ることができる。断熱シール部材118として溝付きの樹脂シール材を用いることにより、シール部材111と部品の共通化を図ることができる。また、樹脂シール材に形成された溝によって燃焼ガスの圧力を減圧させることができる。
・第3の実施例:
図9を参照して第3の実施例に係る内燃機関用の燃料噴射装置について説明する。図9は第3の実施例に係る内燃機関用の燃料噴射装置を構成する燃料噴射弁の概略構成を示す説明図である。第3の実施例における燃料噴射弁は、第1の実施例における燃料噴射弁11と同様の構成要素を備えるので、同一の符号を付してその説明を省略する。第3の実施例では、第1実施例における燃料噴射弁11の本体部11b、特に、第1の組み付け部210aに対応する本体部11bを高剛性部とし、高剛性部においてシリンダヘッド21に対する燃料噴射弁11の位置決めを実行する。かかる場合には、燃料噴射弁11の両端部(先端部11aおよび接続部11c)は位置決めに寄与しない自由センタリング状態となり、両端部の軸ずれに起因して燃料噴射弁11に作用する負荷変形を低減することができる。
具体的には、図9に示すように、燃料噴射弁11の接続部11cの外周面と燃料デリバリパイプ12の接続口121の内周面との離間距離(クリアランス)aと、燃料噴射弁11の本体部11bの外周面とシリンダヘッド21の第1の組み付け部210a(本体組み付け部210)の内周面との離間距離(クリアランス)bと、燃料噴射弁11の先端部11aの外周面とシリンダヘッド21の貫通口211の内周面との離間距離(クリアランス)cとの間には、a>b且つc>bの関係が成り立つようにする。
以上のように各部のクリアランスa,b,cを設定することによって、さらに、シリンダヘッド21への組み付けに起因して燃料噴射弁11の軸方向に作用する応力の発生を排除することができるので、中間圧縮シールガスケット40に対しても応力は作用せず、中間圧縮シールガスケット40に対する厳しい寸法精度が不要となるので、中間圧縮シールガスケット40の圧縮量設定の自由度が増し、より安価な部材を用いることができる。
・第4の実施例:
図10を参照して第4の実施例に係る内燃機関用の燃料噴射装置について説明する。図10は第4の実施例に係る内燃機関用の燃料噴射装置を構成する燃料噴射弁の概略構成を示す説明図である。第4の実施例における燃料噴射弁60は、バネ部材61の下側(フランジ部112側)と燃料噴射弁11のフランジ部112とが密接せず、バネ部材61の位置決め突起62がフランジ部112の位置決め部113に当接する点において第1の実施例における燃料噴射弁11とは異なる。なお、他の構成要素については第1の実施例における燃料噴射弁11と同様であるから同一の符号を付してその説明を省略する。
第4の実施例に係る燃料噴射弁60では、フランジ部112の位置決め部113および燃料デリバリパイプ12の位置決め部123は、図10に示すように、燃料噴射弁60の軸心に対して、燃料デリバリパイプ12が固定されているシリンダヘッド21側へオフセット量L1、L2だけそれぞれオフセットされている。すなわち、バネ部材61の位置決め突起62、63は、バネ部材61の弾性力が、燃料噴射弁60の軸心よりも、燃料デリバリパイプ12が固定されているシリンダヘッド21側に作用するように組み付けられている。
一般的に、高い燃圧下で使用される燃料デリバリパイプ12には、燃圧に起因する燃料噴射弁60からの反力が作用し、そのシリンダヘッド21に対する固定位置を中心とする曲げモーメントにより、図10中破線矢印で示すように浮き上がるように変形する傾向にあることが知られている。したがって、燃料噴射弁60には曲げ応力が作用し、燃料噴射弁60のシリンダヘッド21側の部分には、図10中破線矢印で示すように、燃料デリバリパイプ12の変形に伴う圧縮応力が作用する。
燃料噴射弁60に作用する曲げ応力は、バネ部材61のシリンダヘッド21側に作用する圧縮応力となり、バネ部材61の弾性力が生じる。第4の実施例では、バネ部材61の弾性力に伴う荷重が、燃料噴射弁60の軸心よりも、燃料デリバリパイプ12が固定されているシリンダヘッド21側に作用するように、バネ部材61の位置決め突起62、63、フランジ部112の位置決め部113、および燃料デリバリパイプ12の位置決め部123がそれぞれ形成され、組み合わされている。したがって、燃料噴射弁60に作用する曲げ応力は、図10中実線破線矢印で示すように、バネ部材61の弾性力によって低減若しくは相殺され、燃料噴射弁60の変形を防止または抑制することができる。
第4の実施例では、燃料噴射弁60をシリンダヘッド21に対して付勢するためのバネ部材61によって、燃圧に起因する燃料デリバリパイプ12の変形に伴う燃料噴射弁60の変形を防止または抑制することができる。したがって、燃料デリバリパイプ12と燃料噴射弁60との間に中間チューブを介在させることによって燃料噴射弁60の変形を防止する手法と比較して、高圧燃料のシール性の考慮、部品点数の増加を要しない。また、燃料デリバリパイプ12と燃料噴射弁60との接続部における隙間を大きく取ることによって燃料噴射弁60の変形を防止する手法と比較して、組み付け作業性の低下をもたらすこともなく、バックアップリング等の部品点数の増加も要しない。さらに、燃料デリバリパイプ12の剛性、取付部材に対する燃料デリバリパイプ12の固定強度の増大により燃料噴射弁60の変形を防止または抑制する手法と比較して、燃料デリバリパイプ12の大型化、組み付け部品点数の増加を要しない。
・その他の実施例:
上記実施例では、燃料噴射装置10として、燃料噴射弁11(50、60)がシリンダヘッド21に備えられる、いわゆる筒内噴射型の燃料噴射装置を用いて説明したが、燃料噴射弁11が吸気ポートに備えられる、いわゆるポート噴射型の燃料噴射装置においても同様にして適用することができる。かかる場合には、燃料噴射弁は、燃料デリバリパイプと吸気ポートとの間に固定される。ポート噴射型の場合には、燃料噴射弁には筒内圧力が直接作用することはないので、バネ部材30(61)としてより弱い付勢力を有するものを用いても良い。
上記実施例では、バネ部材30(61)として断面視が略C字状のものを用いたが、入力部の形成位置に応じて適宜、任意の形状を取り得ることは言うまでもない。例えば、入力部の下側または上側においては円状の断面形状を有していても良い。また、バネ部材30(61)は、金属製、樹脂製のいずれであっても良く、さらにバネ形状を有しない素材そのものが弾性力を有する弾性樹脂、ゴム材等を用いても良い。
以上、いくつかの実施例に基づき本発明に係る内燃機関用の燃料噴射装置について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
第1の実施例に係る燃料噴射装置を備える内燃機関の概略構成を示す説明図である。 第1の実施例に係る燃料噴射装置を構成する燃料噴射弁を示す説明図である。 第1の実施例に係る燃料噴射装置の概略構成を示す平面図である。 燃料噴射弁と燃料デリバリパイプとの組み付け例を示す説明図である。 シリンダヘッドに対する、第1の実施例に係る燃料噴射装置を構成する燃料噴射弁の組み付け例を示す説明図である。 成形前のバネ部材の一例を示す説明図である。 バネ部材を軸方向に対して垂直な面で切断した断面を示す説明図である。 第2の実施例に係る内燃機関用の燃料噴射装置を構成する燃料噴射弁の概略構成を示す説明図である。 第3の実施例に係る内燃機関用の燃料噴射装置を構成する燃料噴射弁の概略構成を示す説明図である。 第4の実施例に係る燃料噴射装置を構成する燃料噴射弁を示す説明図である。
符号の説明
10、50、60…燃料噴射装置
11…燃料噴射弁
11a、50a…先端部
11b、50b…本体部
11c、50c…接続部
111…シール部材
112…フランジ部
113…位置決め部
114…入力部
115…シール部材
118…断熱シール部材
12…燃料デリバリパイプ
121…接続口
122…固定部
123…位置決め部
20…内燃機関
21…シリンダヘッド
210…本体組み付け部
210a…第1の組み付け部
210b…第2の組み付け部
211…貫通口
212…デリバリパイプ固定部
22…シリンダ
23…シリンダブロック
24…吸気ポート
241…吸気バルブ
25…排気ポート
251…排気バルブ
26…点火プラグ
30、61…バネ部材
31…スリット
32、33、62、63…位置決め突起
35…開口部
40…中間圧縮シールガスケット
IC…吸気側カム
EC…排気側カム

Claims (8)

  1. 内燃機関用の燃料噴射装置であって、
    噴射孔が形成された先端部とその先端部側に形成されたフランジ部とを有すると共に前記先端部において前記内燃機関との間の気密が保たれる軸シール型の燃料噴射弁と、
    前記内燃機関に固定されると共に、前記燃料噴射弁が接続される接続口を有する燃料供給管と、
    前記燃料供給管と前記燃料噴射弁のフランジ部との間に配置され、前記燃料噴射弁を前記内燃機関に対して付勢する付勢部材とを備える内燃機関の燃料噴射装置。
  2. 内燃機関用の燃料噴射装置であって、
    噴射孔が形成された先端部とフランジ部とを有すると共に前記先端部において前記内燃機関との間の気密が保たれる軸シール型の燃料噴射弁と、
    前記内燃機関に固定されると共に、前記燃料噴射弁が接続される接続口を有する燃料供給管と、
    前記燃料供給管と前記燃料噴射弁のフランジ部との間に配置され、前記燃料噴射弁の外周を覆うと共に前記燃料噴射弁を前記内燃機関に対して付勢する付勢部材とを備える内燃機関の燃料噴射装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の内燃機関用の燃料噴射装置において、
    前記付勢部材はバネ部材である内燃機関用の燃料噴射装置。
  4. 請求項1または2に記載の内燃機関用の燃料噴射装置において、
    前記燃料噴射弁は駆動電流が入力される入力部を有し、
    前記付勢部材は前記入力部を除いて前記燃料噴射弁の外周を覆う断面視略C形状のバネ部材である内燃機関用の燃料噴射装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の内燃機関用の燃料噴射装置において、
    前記燃料供給管には位置決め部が形成されており、
    前記前記燃料噴射弁のフランジ部には位置決め部が形成されており、
    前記バネ部材は前記燃料供給管の位置決め部に係合する第1の係合部と前記燃料噴射弁のフランジ部に係合する第2の係合部とを有する内燃機関用の燃料噴射装置。
  6. 請求項5に記載の内燃機関用の燃料噴射装置において、
    前記燃料供給管と前記燃料噴射弁のフランジ部とに形成される各位置決め部は、前記燃料噴射弁の軸心よりも、前記燃料供給管が前記内燃機関に固定されている固定位置側にオフセットされて形成されている内燃機関用の燃料噴射装置。
  7. 請求項1または請求項2に記載の内燃機関用の燃料噴射装置において、
    前記内燃機関はシリンダを有するシリンダブロックとシリンダヘッドとを有し、前記シリンダヘッドは前記燃料噴射弁の先端部を前記シリンダ内へ露出させて燃料を前記シリンダ内へ直接供給するための貫通口を有し、
    前記燃料供給管は前記シリンダヘッドに対して固定され、
    前記内燃機関用の燃料噴射装置はさらに、
    前記シリンダヘッドの貫通口と前記燃料噴射弁の先端部との間の気密を保持するために前記燃料噴射弁の先端部に配置された樹脂シール材と、
    前記樹脂シール材よりも気筒内側において前記燃料噴射弁の先端部に配置される断熱材とを備える内燃機関用の燃料噴射装置。
  8. 請求項1または請求項2に記載の内燃機関用の燃料噴射装置において、
    前記燃料噴射弁は前記燃料供給管の接続口に接続される接続部と、前記先端部と前記接続部とを両端に有する本体部とを備え、
    前記内燃機関はシリンダを有するシリンダブロックと、前記燃料噴射弁の先端部をシリンダ内へ導く貫通口と前記燃料噴射弁の本体部が組み付けられる本体組み付け部とを有するシリンダヘッドとを備え、
    前記接続部の外周面と前記接続口の内周面との離間距離aと前記本体部の外周面と前記本体組み付け部の内周面との離間距離bと、前記先端部の外周面と前記貫通口の内周面との離間距離cとの間には、a>b且つc>bの関係が成立する内燃機関の燃料噴射装置。
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