JP2004285567A - トイレ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トイレ室内を既存の状態で使用でき、操作部の配置場所の自由度を広げ、しかも操作部を多目的に使用可能なトイレ装置を提供する。
【解決手段】トイレ室11内に配置された便器本体12に設けられ、操作部13によって操作可能な機能部14を備えたトイレ装置10において、トイレ室11内に、投光部22及び受光部23を有する位置検出手段24と、操作部13の画像を投写する投写部25を有する画像投写手段26とが設けられ、使用にあっては、画像投写手段26によって操作部13を画像表示し、しかも位置検出手段24の投光部22から投光された光が、操作部13の一部を指示した検出体27によって反射され、この反射光が受光部23で受光されることによって、操作部13の指示位置を検出して機能部14を動作させる。
【選択図】 図1
【解決手段】トイレ室11内に配置された便器本体12に設けられ、操作部13によって操作可能な機能部14を備えたトイレ装置10において、トイレ室11内に、投光部22及び受光部23を有する位置検出手段24と、操作部13の画像を投写する投写部25を有する画像投写手段26とが設けられ、使用にあっては、画像投写手段26によって操作部13を画像表示し、しかも位置検出手段24の投光部22から投光された光が、操作部13の一部を指示した検出体27によって反射され、この反射光が受光部23で受光されることによって、操作部13の指示位置を検出して機能部14を動作させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機能部に配置された各種手段(例えば、人体の局部を洗浄する局部洗浄手段、洗浄後の局部を乾燥する乾燥手段、便座の保温手段、トイレ室内の暖房手段、トイレ室内の脱臭手段等)を操作する操作部を備えたトイレ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、便器本体には、機能部を備えたトイレ装置が設けられている。
この機能部には、例えば、人体の局部を洗浄する局部洗浄手段、洗浄後の局部を乾燥する乾燥手段、便座の保温手段、トイレ室内の暖房手段、トイレ室内の脱臭手段等の各種手段が設けられ、トイレの使用者がこれら各種手段を操作部によって操作している。
この操作部は、例えば特許文献1に記載されているように、トイレ室の内壁にリモコンとして設けられたり、また機能部に一体的に、しかも便器本体の側方に突出した状態で設けられたりしている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−132047号公報(図79、図80)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したトイレ装置には、以下の問題がある。
操作部は各トイレ装置専用のものであり、例えば新たなトイレ装置を購入した場合、操作部を取り換える必要がある。このとき、トイレ室の内壁にリモコンとして設けられた操作部は、トイレ装置を取り換える度に、内壁から取り外さなければならず、作業性が悪い。また、新たな操作部をトイレ室の内壁に取付ける場合、そのための新たな取付け孔等を内壁に形成しなければならず、例えば操作部の大きさが取り換え前の操作部より小さければ、前の操作部の取付け孔が露出し、トイレ室内の外観性が悪くなる。更に、このようにトイレ室の内壁に操作部を取付ける場合、操作部に例えば多くの操作スイッチが設けられていれば、操作部が大きくなり、トイレ室内の美観を損ねる恐れがあり、またトイレ室の内壁の材質によっては、操作部の設置場所が制限される。
【0005】
また、通常操作部には複数の操作スイッチが設けられ、操作部の表面に凹凸が形成されているので、操作部をトイレ室にリモコンとして設けた場合、また機能部と一体的に設けた場合のいずれにおいても、操作スイッチの段差部に汚れが溜まり易く、清掃が容易でない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、トイレ室内を既存の状態で使用でき、操作部の配置場所の自由度を広げ、しかも操作部を多目的に使用可能なトイレ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う第1の発明に係るトイレ装置は、トイレ室内に配置された便器本体に設けられ、操作部によって操作可能な機能部を備えたトイレ装置において、前記トイレ室内に、投光部及び受光部を有する位置検出手段と、前記操作部の画像を投写する投写部を有する画像投写手段とが設けられ、使用にあっては、前記画像投写手段によって前記操作部を画像表示し、しかも前記位置検出手段の前記投光部から投光された光が、前記操作部の一部を指示した検出体によって反射され、この反射光が前記受光部で受光されることによって、前記操作部の指示位置を検出して前記機能部を動作させる。
【0007】
前記目的に沿う第2の発明に係るトイレ装置は、第1の発明に係るトイレ装置において、前記画像投写手段は、前記トイレ室の内壁に設けられ、前記操作部を前記内壁に表示する。
【0008】
前記目的に沿う第3の発明に係るトイレ装置は、第1の発明に係るトイレ装置において、前記画像投写手段は前記機能部に設けられ、前記操作部を前記内壁に表示する。
【0009】
前記目的に沿う第4の発明に係るトイレ装置は、第1の発明に係るトイレ装置において、前記画像投写手段は前記機能部に配置され、前記機能部の側部に設けられた表示台に、前記操作部が表示される。
【0010】
前記目的に沿う第5の発明に係るトイレ装置は、第1の発明に係るトイレ装置において、前記画像投写手段は、前記トイレ室の内壁及び前記機能部のいずれか一方に配置され、前記操作部を前記トイレ室の床面に表示する。
【0011】
前記目的に沿う第6の発明に係るトイレ装置は、第1〜第5の発明に係るトイレ装置において、前記画像投写手段には、前記操作部の情報を入力したメモリー部が出し入れ可能に設けられている。
【0012】
前記目的に沿う第7の発明に係るトイレ装置は、第6の発明に係るトイレ装置において、前記メモリー部に入力される前記操作部の情報は、情報通信回線を介して入手される。
このように、操作部の情報を情報通信回線を介して入手できるので、例えば、以前使用していたトイレ装置を再度使用する場合においても、その操作部の情報を容易に入手できる。
【0013】
前記目的に沿う第8の発明に係るトイレ装置は、第6及び第7の発明に係るトイレ装置において、前記メモリー部には、音楽情報が入力されている。
このように、メモリー部に音楽情報を入力することで、トイレ室内で容易に音楽鑑賞できる。
【0014】
前記目的に沿う第9の発明に係るトイレ装置は、第6〜第8の発明に係るトイレ装置において、前記メモリー部には、画像情報が入力されている。
このように、メモリー部に、例えば、絵画、風景等の画像情報を入力することで、この画像をトイレ室の内壁に映し出すことができる。
【0015】
前記目的に沿う第10の発明に係るトイレ装置は、第1〜第9の発明に係るトイレ装置において、前記操作部は、その表示画面が複数段階に切り換え可能となっている。
【0016】
前記目的に沿う第11の発明に係るトイレ装置は、第1〜第10の発明に係るトイレ装置において、前記機能部には、前記操作部の指示位置が確認されたことを音声で知らせる音声発生部が設けられている。
【0017】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1は本発明の第1の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図、図2は同トイレ装置の画像投写手段による画像表示及び位置検出手段による指示位置検出の説明図、図3は同画像投写手段によって表示された操作部の第1の表示画面の説明図、図4は同操作部の第2の表示画面の説明図、図5は本発明の第2の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図、図6は本発明の第3の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図、図7は本発明の第4の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図である。
【0018】
図1〜図4に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るトイレ装置10は、トイレ室11内に配置された便器本体12の後側上部に配置され、操作部13によって操作可能な機能部14を備えている。以下、詳しく説明する。
【0019】
図1に示すように、機能部14には、例えば、人体の局部を洗浄する局部洗浄手段15、洗浄後の局部を乾燥する乾燥手段、便座16の保温手段、トイレ室11内の暖房手段、トイレ室11内の脱臭手段等の各種手段が設けられ、この各種手段を操作部13によって操作している。なお、機能部14に備えられた各種手段は、機能部14に設けられたAC制御装置から電力が供給されており、このAC制御装置の動作は、DC制御装置によって制御されている。この機能部14は、電源コード17が接続された漏電保護プラグ18を、トイレ室11内に設けられたコンセント19に差し込むことで、動作可能な状態になる。また、機能部14には給水ホース20が接続され、局部洗浄手段15に必要な洗浄水の供給が可能な構成になっている。
【0020】
便器本体12の側方のトイレ室11の内壁21には、図1、図2に示すように、投光部22及び受光部23を有する位置検出手段24と、操作部13の画像を投写する投写部25を有する画像投写手段26とが、一体的に設けられている。この位置検出手段24及び画像投写手段26は、例えば米国特許第6323942号明細書の「CMOS−COMPATIBLE THREE−DIMENSIONAL IMAGE SENSOR IC」等に記載されているような原理を用いたものである。
この画像投写手段26は、操作部13の情報に基づき、操作部13の複数の操作スイッチを、投写部25から発する例えば可視光線によって画像表示できるものである。
また、位置検出手段24の投光部22は、赤外線(光の一例)を投光するものであり、受光部23は、操作部13の一部、即ち操作スイッチのいずれかを指示した検出体(例えば、手の指、足の指等)27によって反射された赤外線を受光するセンサである。なお位置検出手段24には、検出体27の動きを読み取り可能なソフトウェアも組み込まれている。
この位置検出手段24は、従来公知の無線又は有線で機能部14と相互に信号を送受信可能な構成となっており、操作部13で検出された指示位置に基づき、その信号を機能部14に送信することで、機能部14の各種手段を動作させることができる。また、位置検出手段24及び画像投写手段26は、機能部14を動作させることで、又は位置検出手段24及び画像投写手段26に設けられた電源スイッチにより、動作可能な状態になる。
【0021】
図1に示すように、画像投写手段26には、各種トイレ装置の操作部の情報を入力できるメモリー部28が、出し入れ可能に設けられている。
これにより、操作部13の情報を入力したメモリー部28を入れることで、操作部13を他の操作部29に切り換えることができる。
なお、メモリー部28に入力される操作部の情報は、インターネット(情報通信回線の一例)を介して入手することも可能である。これにより、別の操作部の情報を容易に入手できる。
【0022】
また、メモリー部28には、音楽情報を入力することも可能である。
この場合、画像投写手段26にスピーカを設けて音楽を聞くことができる。なお、位置検出手段24に電波の発信部を設け、機能部14内に電波の受信部及びスピーカを設けて、音楽を聞くこともできる。
そして、メモリー部28には、画像情報を入力することも可能である。
この場合、画像投写手段26にプロジェクターを設け、トイレ室11の内壁21に、例えば絵画、風景等を映し出すことができ、トイレ室11の空間を快適な空間にできる。また、画像投写手段26に画像情報の発信部を設け、機能部14内に画像情報の受信部及びプロジェクターを設けて、機能部14を介しトイレ室11の内壁21に例えば絵画、風景等を写し出すこともできる。
なお、音楽情報及び画像情報についても、インターネットを介して入手することが可能である。
【0023】
ここで、画像投写手段26が表示する操作部13について、図1、図3、図4を参照しながら説明する。
図3に示すように、この操作部13の第1の表示画面30の一方側(左側)上部には、便器洗浄スイッチである流す大スイッチと流す小スイッチが設けられている。この流す大スイッチは大便時の便器洗浄スイッチであり、流す小スイッチは小用時の便器洗浄スイッチである。また、第1の表示画面30の他方側(右側)上部には、便蓋31及び便座16の開閉スイッチが設けられ、一方側から他方側へかけて便蓋及び便座の閉スイッチ、便蓋の開スイッチ、便蓋及び便座の開スイッチが順次配置されている。
また、便器洗浄スイッチと、便蓋31及び便座16の開閉スイッチの下方には、一方側から他方側へかけて、止スイッチ、おしり洗浄スイッチ、やわらか洗浄スイッチ、ビデ洗浄スイッチ、乾燥スイッチが並設されている。この部分は、最もよく使用される局部洗浄手段15のスイッチなので、スイッチの大きさを大きくし、わかりやすい絵文字表示としている。
【0024】
このスイッチの下方には、局部洗浄手段15の洗浄ノズル32が前後に動きながらまんべんなく局部を洗うムーブ洗浄の入切りスイッチ、及び水勢に強弱をつけてリズミカルに吐水するマッサージ洗浄の入切りスイッチが設けられている。
更に、各入切りスイッチの下方の一方側には、下方へかけて水勢の強弱調節スイッチ、便器掃除スイッチが順次配置されている。また、他方側には、下方へかけて洗浄ノズル32の洗浄位置の前後調節スイッチ、パワー脱臭入切りスイッチが順次配置されている。
なお、水勢の強弱調節スイッチと洗浄ノズル32の洗浄位置の前後調節スイッチとの間には、現在時刻が表示されている。
【0025】
ここで、画像投写手段26の投写部25に対して、例えば手をかざし、投光される可視光線を全て遮断することで、操作部13の表示画面を複数段階に切り換えることができる。これにより、図4に示すように、操作部13の第1の表示画面30を第2の表示画面33に切り換えることができる。
なお、表示される第1の表示画面30及び第2の表示画面33の中に、それぞれ切り換えスイッチを設け、その切り換えスイッチを指示することで、第1の表示画面30から第2の表示画面33へ、又は第2の表示画面33から第1の表示画面30へ複数段階に切り換えることもできる。
【0026】
第2の表示画面33は、図4に示すように、第1の表示画面30の中で、ムーブ洗浄の入切りスイッチ及びマッサージの入切りスイッチの下方の表示が切り換わったものである。
第2の表示画面33の一方側には、現在時刻の設定スイッチが設けられ、その下方には、便座16、乾燥、温水、室暖の各種温度の設定スイッチが設けられている。この各スイッチの他方側には、前記した水勢の強弱調節スイッチ、及び便器掃除スイッチが配置され、その下方にノズルそうじ用スイッチ(ノズル洗浄用スイッチ)が配置されている。また、第2の表示画面33の他方側には、洗浄位置の前後調節スイッチ、及びパワー脱臭入切りスイッチが配置されている。
【0027】
水勢の強弱調節スイッチと洗浄位置の前後調節スイッチとの間には、前記した現在時刻が表示され、その下方に設定された便座温度、温水温度、乾燥温度、室暖温度、各種オート(自動)機能、各種節電機能、各種室暖機能がそれぞれ表示されている。
この表示部分の下方には、パワー脱臭、流す、及びふた開閉の各種オート機能の入切りスイッチが配置されている。また、その他方側には、おまかせ節電及びタイマー節電の各種節電機能の入切りスイッチが配置されている。なお、おまかせ節電とは、局部洗浄手段15の使用履歴を記憶して、それ自体で使用状態を推測し、その推測値により、人が使用状態にあるときは自動的に通電、非使用状態にあるときは自動的に非通電もしくは小量通電とするものである。更に、各種節電機能の入切りスイッチの他方側には、室暖、冷込防止、及びタイマー室暖の各種室暖機能入切りスイッチが配置されている。
【0028】
このように、画像投写手段26によって表示される操作部の表示画面を、複数段階に切り換えることで、操作スイッチが多くなった場合でも、その表示を狭い範囲に行うことができ、各種操作スイッチの確認が容易になる。これにより、使用者の使い勝手を向上させることできる。
また、画像投写手段26によって、各種操作スイッチの文字も画像表示されるので、従来の操作部と異なり、長期間使用する間に文字が擦れて消えてしまうこともなく、すっきりとした外観が得られる。
なお、操作部は、前記した第1の表示画面30及び第2の表示画面33で構成することなく、最もよく使用される局部洗浄手段15のスイッチ、即ち止スイッチ、おしり洗浄スイッチ、やわらか洗浄スイッチ、ビデ洗浄スイッチ、及び乾燥スイッチのみで構成することも可能である。
【0029】
続いて、前記した本発明の第1の実施の形態に係るトイレ装置10の使用方法について説明する。
トイレの使用者は、まず機能部14を動作させると共に、位置検出手段24及び画像投写手段26のスイッチを入れて作動させる。これにより、投写部25から可視光線が投光され、トイレ室11の内壁21に操作部13の第1の表示画面30が表示される。
【0030】
ここで、使用者が用を足すため、第1の表示画面30の便蓋及び便座の開スイッチを指で押す。このとき、指の指示位置は、投光部22から投光され、指に反射された赤外線を受光部23で受光することで検出される。
この検出した信号を機能部14が受信して、その信号を内部回路に送ることで、便蓋31及び便座16の駆動部が動作し、便蓋31及び便座16を開状態にできる。
その後、使用者が必要とする第1の表示画面30の各種スイッチを指で押すことにより、位置検出手段24及び機能部14において上記した動作を順次行い、トイレ装置10を使用できる。
なお、機能部14に、操作部13の指示位置が確認されたことを音声で知らせるスピーカ(音声発生部の一例)を設けることも可能である。これにより、使用者は、操作部13の各種スイッチを指示できたことを確実に確認できる。
【0031】
次に、本発明の第2の実施の形態に係るトイレ装置40について説明するが、前記した本発明の第1の実施の形態に係るトイレ装置10の位置検出手段24及び画像投写手段26の配置位置のみが異なるため、他の部材には同一の番号を付し、詳しい説明を省略する。
図5に示すように、トイレ装置40の機能部41の幅方向側部には、一体的となった位置検出手段24及び画像投写手段26が設けられており、便器本体12の側方のトイレ室11の内壁21に操作部13の第1の表示画面30が表示される。ここで、機能部41の機能は前記した機能部14と略同様の構成である。このように、機能部41に位置検出手段24及び画像投写手段26を配置することで、電力供給が容易になる。
なお、画像投写手段26には、従来公知のズーム機能や映写角度変更機能を設けることが好ましい。これにより、例えば、便器本体12と、トイレ室11の内壁21との距離や、その内壁21に対する便器本体12の配置角度を考慮することなく、内壁21に第1の表示画面30を表示でき、操作部13の配置位置の自由度を更に高めることができる。
【0032】
本発明の第3の実施の形態に係るトイレ装置45について説明するが、前記した本発明の第1の実施の形態に係るトイレ装置10の位置検出手段24及び画像投写手段26の配置位置、機能部14の形状、及び操作部13の表示位置のみが異なるため、他の部材には同一の番号を付し、詳しい説明を省略する。
図6に示すように、トイレ装置45の機能部46には、便器本体12の側方に突出した表示台47が一体的に設けられ、機能部46の側部で表示台47の基部側位置には、一体的となった位置検出手段24及び画像投写手段26が配置されている。この表示台47の表面は平滑となっており、この表示台47の表面に、操作部13の表示画面48が表示される。
【0033】
なお、表示画面48は、表示台47の面積を考慮して、最もよく使用される局部洗浄手段15のスイッチ、即ち止スイッチ、おしり洗浄スイッチ、やわらか洗浄スイッチ、ビデ洗浄スイッチ、及び乾燥スイッチのみで構成する。そして、表示画面を切り換えることで、温水の温度設定を行うことができる。
ここで、機能部46の機能は前記した機能部14と略同様の構成である。
これにより、従来のように、操作部を構成する各種操作スイッチによる凹凸を無くすことができるので、トイレ装置45の掃除が容易になる。
【0034】
本発明の第4の実施の形態に係るトイレ装置50について説明するが、前記した本発明の第1の実施の形態に係るトイレ装置10の位置検出手段24及び画像投写手段26の配置位置及び操作部13の表示位置のみが異なるため、他の部材には同一の番号を付し、詳しい説明を省略する。
図7に示すように、トイレ装置50の機能部51の幅方向側部には、一体的となった位置検出手段24及び画像投写手段26が設けられており、便器本体12の斜め前方のトイレ室11の床面52に操作部13の第1の表示画面30が表示される。ここで、機能部51の機能は前記した機能部14と略同様の構成である。
なお、位置検出手段24及び画像投写手段26は、トイレ室11の内壁21に設けることも可能である。
このように、操作部13の第1の表示画面30を、トイレ室11の床面52に表示するので、例えば手が塞がっていても、各種操作スイッチを例えば足の指によって容易に操作できる。
【0035】
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組合せて本発明のトイレ装置を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
また、前記実施の形態においては、位置検出手段を、トイレ室の内壁やトイレ装置の機能部に設けた場合について説明したが、トイレ室内であれば、例えばトイレ室の天井部、トイレ室内に配置された洗浄水貯留タンク及びキャビネット等に設けることも可能である。
【0036】
【発明の効果】
請求項1〜11記載のトイレ装置においては、機能部の操作を行う操作部を画像表示できる画像投写手段と、操作部の指示位置を検出できる位置検出手段をトイレ室内に設けるので、例えば画像投写手段に操作部の情報を入れ換えることで、各種トイレ装置のそれぞれの操作部の画像表示が可能になる。このように、各種トイレ装置の画像投写手段及び位置検出手段の共通化を図ることで、従来のように各種トイレ装置毎に操作部を取り換える必要がなくなり、経済的である。また、従来のように、トイレ装置を買い換える度に、トイレ室の内壁からの操作部の取り外し、及び内壁への取付けを行う必要がなくなり、作業性が良好になる。
そして、操作部を画像表示できるので、従来のように、操作部に配置される例えば各種操作スイッチが操作部の前方に突出することはなく、しかもその表示が大きくなっても、トイレ室内の空間をすっきりした状態に維持できる。これにより、トイレの使用者は、快適にトイレ室を使用できる。
更に、操作部は画像表示されるものであるため、従来のように、押圧力に対する操作スイッチの強度、長期使用による操作スイッチの耐久性等を考慮する必要がなくなり、設計作業が容易になる。
【0037】
特に、請求項2記載のトイレ装置においては、画像投写手段をトイレ室の内壁に設け、操作部をトイレ室の内壁に表示するので、操作部の配置位置の自由度を高めることができ、各種トイレ室に対応した操作部の表示を行うことができる。
請求項3記載のトイレ装置においては、画像投写手段を機能部に設け、操作部を内壁に表示するので、操作部の配置位置の自由度を高めることができ、各種トイレ室に対応した操作部の表示を行うことができる。
また、画像投写手段を機能部に設けるので、画像投写手段への通電を機能部を介して行うことができ、画像投写手段への電力供給が容易にできる。ここで、画像投写手段を機能部に設けることで、トイレ室内から無駄な配線を無くすことができ、トイレ室内をすっきりした空間にできる。
【0038】
請求項4記載のトイレ装置においては、画像投写手段を機能部に配置するので、画像投写手段への通電を機能部を介して行うことができ、画像投写手段への電力供給が容易にできる。なお、画像投写手段を機能部に設けるので、トイレ室内から無駄な配線を無くすことができ、トイレ室内をすっきりした空間にできる。
また、機能部の側部に設けられた表示台に操作部を表示するので、従来の操作部のように、その表面に凹凸が形成されるということがなくなり、トイレ装置の清掃作業が容易になる。
請求項5記載のトイレ装置においては、操作部をトイレ室の床面に表示するので、例えば手が塞がった状態でも、操作部の一部を例えば足の指によって指示でき、操作性が良好である。なお、操作部は表示された画像であるため、押圧強度を考慮することなく、操作部の一部を指示できるので、例えば従来発生していた押圧による操作部の故障等の問題がなくなり、長期に渡って使用できる。
【0039】
請求項6記載のトイレ装置においては、画像投写手段にメモリー部を出し入れ可能に設けているので、例えばトイレ装置の買い換えによって操作部の情報が変わっても、新たな情報をメモリー部を介して入れ換えるだけで、新たなトイレ装置の操作部を表示できる。これにより、従来のように、トイレ装置を買い換える度に、操作部の取り外し及び取付け作業を行う必要がなくなり、作業性が良好である。
請求項7記載のトイレ装置においては、操作部の情報を情報通信回線を介して入手できるので、例えば、以前使用していたトイレ装置を再度使用する場合においても、その操作部の情報を容易に入手でき、トイレ装置の設置時における作業性が良好になる。
【0040】
請求項8記載のトイレ装置においては、メモリー部に音楽情報を入力することで、トイレ室内で容易に音楽鑑賞できるので、トイレ室内を快適な空間にできる。
請求項9記載のトイレ装置においては、メモリー部に画像情報を入力することで、画像をトイレ室の内壁に映し出すことができるので、トイレ室内を快適な空間にできる。
【0041】
請求項10記載のトイレ装置においては、操作部の表示画面を複数段階に切り換えることができるので、狭い領域で多くの情報を提供でき、操作部の使用が容易になる。
請求項11記載のトイレ装置においては、機能部に、操作部の指示位置が確認されたことを音声で知らせる音声発生部が設けられているので、トイレの使用者が操作部を操作したことを容易に確認でき、操作性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図である。
【図2】同トイレ装置の画像投写手段による画像表示及び位置検出手段による指示位置検出の説明図である。
【図3】同画像投写手段によって表示された操作部の第1の表示画面の説明図である。
【図4】同操作部の第2の表示画面の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図である。
【符号の説明】
10:トイレ装置、11:トイレ室、12:便器本体、13:操作部、14:機能部、15:局部洗浄手段、16:便座、17:電源コード、18:漏電保護プラグ、19:コンセント、20:給水ホース、21:内壁、22:投光部、23:受光部、24:位置検出手段、25:投写部、26:画像投写手段、27:検出体、28:メモリー部、29:操作部、30:第1の表示画面、31:便蓋、32:洗浄ノズル、33:第2の表示画面、40:トイレ装置、41:機能部、45:トイレ装置、46:機能部、47:表示台、48:操作部、50:トイレ装置、51:機能部、52:床面
【発明の属する技術分野】
本発明は、機能部に配置された各種手段(例えば、人体の局部を洗浄する局部洗浄手段、洗浄後の局部を乾燥する乾燥手段、便座の保温手段、トイレ室内の暖房手段、トイレ室内の脱臭手段等)を操作する操作部を備えたトイレ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、便器本体には、機能部を備えたトイレ装置が設けられている。
この機能部には、例えば、人体の局部を洗浄する局部洗浄手段、洗浄後の局部を乾燥する乾燥手段、便座の保温手段、トイレ室内の暖房手段、トイレ室内の脱臭手段等の各種手段が設けられ、トイレの使用者がこれら各種手段を操作部によって操作している。
この操作部は、例えば特許文献1に記載されているように、トイレ室の内壁にリモコンとして設けられたり、また機能部に一体的に、しかも便器本体の側方に突出した状態で設けられたりしている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−132047号公報(図79、図80)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したトイレ装置には、以下の問題がある。
操作部は各トイレ装置専用のものであり、例えば新たなトイレ装置を購入した場合、操作部を取り換える必要がある。このとき、トイレ室の内壁にリモコンとして設けられた操作部は、トイレ装置を取り換える度に、内壁から取り外さなければならず、作業性が悪い。また、新たな操作部をトイレ室の内壁に取付ける場合、そのための新たな取付け孔等を内壁に形成しなければならず、例えば操作部の大きさが取り換え前の操作部より小さければ、前の操作部の取付け孔が露出し、トイレ室内の外観性が悪くなる。更に、このようにトイレ室の内壁に操作部を取付ける場合、操作部に例えば多くの操作スイッチが設けられていれば、操作部が大きくなり、トイレ室内の美観を損ねる恐れがあり、またトイレ室の内壁の材質によっては、操作部の設置場所が制限される。
【0005】
また、通常操作部には複数の操作スイッチが設けられ、操作部の表面に凹凸が形成されているので、操作部をトイレ室にリモコンとして設けた場合、また機能部と一体的に設けた場合のいずれにおいても、操作スイッチの段差部に汚れが溜まり易く、清掃が容易でない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、トイレ室内を既存の状態で使用でき、操作部の配置場所の自由度を広げ、しかも操作部を多目的に使用可能なトイレ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う第1の発明に係るトイレ装置は、トイレ室内に配置された便器本体に設けられ、操作部によって操作可能な機能部を備えたトイレ装置において、前記トイレ室内に、投光部及び受光部を有する位置検出手段と、前記操作部の画像を投写する投写部を有する画像投写手段とが設けられ、使用にあっては、前記画像投写手段によって前記操作部を画像表示し、しかも前記位置検出手段の前記投光部から投光された光が、前記操作部の一部を指示した検出体によって反射され、この反射光が前記受光部で受光されることによって、前記操作部の指示位置を検出して前記機能部を動作させる。
【0007】
前記目的に沿う第2の発明に係るトイレ装置は、第1の発明に係るトイレ装置において、前記画像投写手段は、前記トイレ室の内壁に設けられ、前記操作部を前記内壁に表示する。
【0008】
前記目的に沿う第3の発明に係るトイレ装置は、第1の発明に係るトイレ装置において、前記画像投写手段は前記機能部に設けられ、前記操作部を前記内壁に表示する。
【0009】
前記目的に沿う第4の発明に係るトイレ装置は、第1の発明に係るトイレ装置において、前記画像投写手段は前記機能部に配置され、前記機能部の側部に設けられた表示台に、前記操作部が表示される。
【0010】
前記目的に沿う第5の発明に係るトイレ装置は、第1の発明に係るトイレ装置において、前記画像投写手段は、前記トイレ室の内壁及び前記機能部のいずれか一方に配置され、前記操作部を前記トイレ室の床面に表示する。
【0011】
前記目的に沿う第6の発明に係るトイレ装置は、第1〜第5の発明に係るトイレ装置において、前記画像投写手段には、前記操作部の情報を入力したメモリー部が出し入れ可能に設けられている。
【0012】
前記目的に沿う第7の発明に係るトイレ装置は、第6の発明に係るトイレ装置において、前記メモリー部に入力される前記操作部の情報は、情報通信回線を介して入手される。
このように、操作部の情報を情報通信回線を介して入手できるので、例えば、以前使用していたトイレ装置を再度使用する場合においても、その操作部の情報を容易に入手できる。
【0013】
前記目的に沿う第8の発明に係るトイレ装置は、第6及び第7の発明に係るトイレ装置において、前記メモリー部には、音楽情報が入力されている。
このように、メモリー部に音楽情報を入力することで、トイレ室内で容易に音楽鑑賞できる。
【0014】
前記目的に沿う第9の発明に係るトイレ装置は、第6〜第8の発明に係るトイレ装置において、前記メモリー部には、画像情報が入力されている。
このように、メモリー部に、例えば、絵画、風景等の画像情報を入力することで、この画像をトイレ室の内壁に映し出すことができる。
【0015】
前記目的に沿う第10の発明に係るトイレ装置は、第1〜第9の発明に係るトイレ装置において、前記操作部は、その表示画面が複数段階に切り換え可能となっている。
【0016】
前記目的に沿う第11の発明に係るトイレ装置は、第1〜第10の発明に係るトイレ装置において、前記機能部には、前記操作部の指示位置が確認されたことを音声で知らせる音声発生部が設けられている。
【0017】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1は本発明の第1の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図、図2は同トイレ装置の画像投写手段による画像表示及び位置検出手段による指示位置検出の説明図、図3は同画像投写手段によって表示された操作部の第1の表示画面の説明図、図4は同操作部の第2の表示画面の説明図、図5は本発明の第2の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図、図6は本発明の第3の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図、図7は本発明の第4の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図である。
【0018】
図1〜図4に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るトイレ装置10は、トイレ室11内に配置された便器本体12の後側上部に配置され、操作部13によって操作可能な機能部14を備えている。以下、詳しく説明する。
【0019】
図1に示すように、機能部14には、例えば、人体の局部を洗浄する局部洗浄手段15、洗浄後の局部を乾燥する乾燥手段、便座16の保温手段、トイレ室11内の暖房手段、トイレ室11内の脱臭手段等の各種手段が設けられ、この各種手段を操作部13によって操作している。なお、機能部14に備えられた各種手段は、機能部14に設けられたAC制御装置から電力が供給されており、このAC制御装置の動作は、DC制御装置によって制御されている。この機能部14は、電源コード17が接続された漏電保護プラグ18を、トイレ室11内に設けられたコンセント19に差し込むことで、動作可能な状態になる。また、機能部14には給水ホース20が接続され、局部洗浄手段15に必要な洗浄水の供給が可能な構成になっている。
【0020】
便器本体12の側方のトイレ室11の内壁21には、図1、図2に示すように、投光部22及び受光部23を有する位置検出手段24と、操作部13の画像を投写する投写部25を有する画像投写手段26とが、一体的に設けられている。この位置検出手段24及び画像投写手段26は、例えば米国特許第6323942号明細書の「CMOS−COMPATIBLE THREE−DIMENSIONAL IMAGE SENSOR IC」等に記載されているような原理を用いたものである。
この画像投写手段26は、操作部13の情報に基づき、操作部13の複数の操作スイッチを、投写部25から発する例えば可視光線によって画像表示できるものである。
また、位置検出手段24の投光部22は、赤外線(光の一例)を投光するものであり、受光部23は、操作部13の一部、即ち操作スイッチのいずれかを指示した検出体(例えば、手の指、足の指等)27によって反射された赤外線を受光するセンサである。なお位置検出手段24には、検出体27の動きを読み取り可能なソフトウェアも組み込まれている。
この位置検出手段24は、従来公知の無線又は有線で機能部14と相互に信号を送受信可能な構成となっており、操作部13で検出された指示位置に基づき、その信号を機能部14に送信することで、機能部14の各種手段を動作させることができる。また、位置検出手段24及び画像投写手段26は、機能部14を動作させることで、又は位置検出手段24及び画像投写手段26に設けられた電源スイッチにより、動作可能な状態になる。
【0021】
図1に示すように、画像投写手段26には、各種トイレ装置の操作部の情報を入力できるメモリー部28が、出し入れ可能に設けられている。
これにより、操作部13の情報を入力したメモリー部28を入れることで、操作部13を他の操作部29に切り換えることができる。
なお、メモリー部28に入力される操作部の情報は、インターネット(情報通信回線の一例)を介して入手することも可能である。これにより、別の操作部の情報を容易に入手できる。
【0022】
また、メモリー部28には、音楽情報を入力することも可能である。
この場合、画像投写手段26にスピーカを設けて音楽を聞くことができる。なお、位置検出手段24に電波の発信部を設け、機能部14内に電波の受信部及びスピーカを設けて、音楽を聞くこともできる。
そして、メモリー部28には、画像情報を入力することも可能である。
この場合、画像投写手段26にプロジェクターを設け、トイレ室11の内壁21に、例えば絵画、風景等を映し出すことができ、トイレ室11の空間を快適な空間にできる。また、画像投写手段26に画像情報の発信部を設け、機能部14内に画像情報の受信部及びプロジェクターを設けて、機能部14を介しトイレ室11の内壁21に例えば絵画、風景等を写し出すこともできる。
なお、音楽情報及び画像情報についても、インターネットを介して入手することが可能である。
【0023】
ここで、画像投写手段26が表示する操作部13について、図1、図3、図4を参照しながら説明する。
図3に示すように、この操作部13の第1の表示画面30の一方側(左側)上部には、便器洗浄スイッチである流す大スイッチと流す小スイッチが設けられている。この流す大スイッチは大便時の便器洗浄スイッチであり、流す小スイッチは小用時の便器洗浄スイッチである。また、第1の表示画面30の他方側(右側)上部には、便蓋31及び便座16の開閉スイッチが設けられ、一方側から他方側へかけて便蓋及び便座の閉スイッチ、便蓋の開スイッチ、便蓋及び便座の開スイッチが順次配置されている。
また、便器洗浄スイッチと、便蓋31及び便座16の開閉スイッチの下方には、一方側から他方側へかけて、止スイッチ、おしり洗浄スイッチ、やわらか洗浄スイッチ、ビデ洗浄スイッチ、乾燥スイッチが並設されている。この部分は、最もよく使用される局部洗浄手段15のスイッチなので、スイッチの大きさを大きくし、わかりやすい絵文字表示としている。
【0024】
このスイッチの下方には、局部洗浄手段15の洗浄ノズル32が前後に動きながらまんべんなく局部を洗うムーブ洗浄の入切りスイッチ、及び水勢に強弱をつけてリズミカルに吐水するマッサージ洗浄の入切りスイッチが設けられている。
更に、各入切りスイッチの下方の一方側には、下方へかけて水勢の強弱調節スイッチ、便器掃除スイッチが順次配置されている。また、他方側には、下方へかけて洗浄ノズル32の洗浄位置の前後調節スイッチ、パワー脱臭入切りスイッチが順次配置されている。
なお、水勢の強弱調節スイッチと洗浄ノズル32の洗浄位置の前後調節スイッチとの間には、現在時刻が表示されている。
【0025】
ここで、画像投写手段26の投写部25に対して、例えば手をかざし、投光される可視光線を全て遮断することで、操作部13の表示画面を複数段階に切り換えることができる。これにより、図4に示すように、操作部13の第1の表示画面30を第2の表示画面33に切り換えることができる。
なお、表示される第1の表示画面30及び第2の表示画面33の中に、それぞれ切り換えスイッチを設け、その切り換えスイッチを指示することで、第1の表示画面30から第2の表示画面33へ、又は第2の表示画面33から第1の表示画面30へ複数段階に切り換えることもできる。
【0026】
第2の表示画面33は、図4に示すように、第1の表示画面30の中で、ムーブ洗浄の入切りスイッチ及びマッサージの入切りスイッチの下方の表示が切り換わったものである。
第2の表示画面33の一方側には、現在時刻の設定スイッチが設けられ、その下方には、便座16、乾燥、温水、室暖の各種温度の設定スイッチが設けられている。この各スイッチの他方側には、前記した水勢の強弱調節スイッチ、及び便器掃除スイッチが配置され、その下方にノズルそうじ用スイッチ(ノズル洗浄用スイッチ)が配置されている。また、第2の表示画面33の他方側には、洗浄位置の前後調節スイッチ、及びパワー脱臭入切りスイッチが配置されている。
【0027】
水勢の強弱調節スイッチと洗浄位置の前後調節スイッチとの間には、前記した現在時刻が表示され、その下方に設定された便座温度、温水温度、乾燥温度、室暖温度、各種オート(自動)機能、各種節電機能、各種室暖機能がそれぞれ表示されている。
この表示部分の下方には、パワー脱臭、流す、及びふた開閉の各種オート機能の入切りスイッチが配置されている。また、その他方側には、おまかせ節電及びタイマー節電の各種節電機能の入切りスイッチが配置されている。なお、おまかせ節電とは、局部洗浄手段15の使用履歴を記憶して、それ自体で使用状態を推測し、その推測値により、人が使用状態にあるときは自動的に通電、非使用状態にあるときは自動的に非通電もしくは小量通電とするものである。更に、各種節電機能の入切りスイッチの他方側には、室暖、冷込防止、及びタイマー室暖の各種室暖機能入切りスイッチが配置されている。
【0028】
このように、画像投写手段26によって表示される操作部の表示画面を、複数段階に切り換えることで、操作スイッチが多くなった場合でも、その表示を狭い範囲に行うことができ、各種操作スイッチの確認が容易になる。これにより、使用者の使い勝手を向上させることできる。
また、画像投写手段26によって、各種操作スイッチの文字も画像表示されるので、従来の操作部と異なり、長期間使用する間に文字が擦れて消えてしまうこともなく、すっきりとした外観が得られる。
なお、操作部は、前記した第1の表示画面30及び第2の表示画面33で構成することなく、最もよく使用される局部洗浄手段15のスイッチ、即ち止スイッチ、おしり洗浄スイッチ、やわらか洗浄スイッチ、ビデ洗浄スイッチ、及び乾燥スイッチのみで構成することも可能である。
【0029】
続いて、前記した本発明の第1の実施の形態に係るトイレ装置10の使用方法について説明する。
トイレの使用者は、まず機能部14を動作させると共に、位置検出手段24及び画像投写手段26のスイッチを入れて作動させる。これにより、投写部25から可視光線が投光され、トイレ室11の内壁21に操作部13の第1の表示画面30が表示される。
【0030】
ここで、使用者が用を足すため、第1の表示画面30の便蓋及び便座の開スイッチを指で押す。このとき、指の指示位置は、投光部22から投光され、指に反射された赤外線を受光部23で受光することで検出される。
この検出した信号を機能部14が受信して、その信号を内部回路に送ることで、便蓋31及び便座16の駆動部が動作し、便蓋31及び便座16を開状態にできる。
その後、使用者が必要とする第1の表示画面30の各種スイッチを指で押すことにより、位置検出手段24及び機能部14において上記した動作を順次行い、トイレ装置10を使用できる。
なお、機能部14に、操作部13の指示位置が確認されたことを音声で知らせるスピーカ(音声発生部の一例)を設けることも可能である。これにより、使用者は、操作部13の各種スイッチを指示できたことを確実に確認できる。
【0031】
次に、本発明の第2の実施の形態に係るトイレ装置40について説明するが、前記した本発明の第1の実施の形態に係るトイレ装置10の位置検出手段24及び画像投写手段26の配置位置のみが異なるため、他の部材には同一の番号を付し、詳しい説明を省略する。
図5に示すように、トイレ装置40の機能部41の幅方向側部には、一体的となった位置検出手段24及び画像投写手段26が設けられており、便器本体12の側方のトイレ室11の内壁21に操作部13の第1の表示画面30が表示される。ここで、機能部41の機能は前記した機能部14と略同様の構成である。このように、機能部41に位置検出手段24及び画像投写手段26を配置することで、電力供給が容易になる。
なお、画像投写手段26には、従来公知のズーム機能や映写角度変更機能を設けることが好ましい。これにより、例えば、便器本体12と、トイレ室11の内壁21との距離や、その内壁21に対する便器本体12の配置角度を考慮することなく、内壁21に第1の表示画面30を表示でき、操作部13の配置位置の自由度を更に高めることができる。
【0032】
本発明の第3の実施の形態に係るトイレ装置45について説明するが、前記した本発明の第1の実施の形態に係るトイレ装置10の位置検出手段24及び画像投写手段26の配置位置、機能部14の形状、及び操作部13の表示位置のみが異なるため、他の部材には同一の番号を付し、詳しい説明を省略する。
図6に示すように、トイレ装置45の機能部46には、便器本体12の側方に突出した表示台47が一体的に設けられ、機能部46の側部で表示台47の基部側位置には、一体的となった位置検出手段24及び画像投写手段26が配置されている。この表示台47の表面は平滑となっており、この表示台47の表面に、操作部13の表示画面48が表示される。
【0033】
なお、表示画面48は、表示台47の面積を考慮して、最もよく使用される局部洗浄手段15のスイッチ、即ち止スイッチ、おしり洗浄スイッチ、やわらか洗浄スイッチ、ビデ洗浄スイッチ、及び乾燥スイッチのみで構成する。そして、表示画面を切り換えることで、温水の温度設定を行うことができる。
ここで、機能部46の機能は前記した機能部14と略同様の構成である。
これにより、従来のように、操作部を構成する各種操作スイッチによる凹凸を無くすことができるので、トイレ装置45の掃除が容易になる。
【0034】
本発明の第4の実施の形態に係るトイレ装置50について説明するが、前記した本発明の第1の実施の形態に係るトイレ装置10の位置検出手段24及び画像投写手段26の配置位置及び操作部13の表示位置のみが異なるため、他の部材には同一の番号を付し、詳しい説明を省略する。
図7に示すように、トイレ装置50の機能部51の幅方向側部には、一体的となった位置検出手段24及び画像投写手段26が設けられており、便器本体12の斜め前方のトイレ室11の床面52に操作部13の第1の表示画面30が表示される。ここで、機能部51の機能は前記した機能部14と略同様の構成である。
なお、位置検出手段24及び画像投写手段26は、トイレ室11の内壁21に設けることも可能である。
このように、操作部13の第1の表示画面30を、トイレ室11の床面52に表示するので、例えば手が塞がっていても、各種操作スイッチを例えば足の指によって容易に操作できる。
【0035】
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組合せて本発明のトイレ装置を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
また、前記実施の形態においては、位置検出手段を、トイレ室の内壁やトイレ装置の機能部に設けた場合について説明したが、トイレ室内であれば、例えばトイレ室の天井部、トイレ室内に配置された洗浄水貯留タンク及びキャビネット等に設けることも可能である。
【0036】
【発明の効果】
請求項1〜11記載のトイレ装置においては、機能部の操作を行う操作部を画像表示できる画像投写手段と、操作部の指示位置を検出できる位置検出手段をトイレ室内に設けるので、例えば画像投写手段に操作部の情報を入れ換えることで、各種トイレ装置のそれぞれの操作部の画像表示が可能になる。このように、各種トイレ装置の画像投写手段及び位置検出手段の共通化を図ることで、従来のように各種トイレ装置毎に操作部を取り換える必要がなくなり、経済的である。また、従来のように、トイレ装置を買い換える度に、トイレ室の内壁からの操作部の取り外し、及び内壁への取付けを行う必要がなくなり、作業性が良好になる。
そして、操作部を画像表示できるので、従来のように、操作部に配置される例えば各種操作スイッチが操作部の前方に突出することはなく、しかもその表示が大きくなっても、トイレ室内の空間をすっきりした状態に維持できる。これにより、トイレの使用者は、快適にトイレ室を使用できる。
更に、操作部は画像表示されるものであるため、従来のように、押圧力に対する操作スイッチの強度、長期使用による操作スイッチの耐久性等を考慮する必要がなくなり、設計作業が容易になる。
【0037】
特に、請求項2記載のトイレ装置においては、画像投写手段をトイレ室の内壁に設け、操作部をトイレ室の内壁に表示するので、操作部の配置位置の自由度を高めることができ、各種トイレ室に対応した操作部の表示を行うことができる。
請求項3記載のトイレ装置においては、画像投写手段を機能部に設け、操作部を内壁に表示するので、操作部の配置位置の自由度を高めることができ、各種トイレ室に対応した操作部の表示を行うことができる。
また、画像投写手段を機能部に設けるので、画像投写手段への通電を機能部を介して行うことができ、画像投写手段への電力供給が容易にできる。ここで、画像投写手段を機能部に設けることで、トイレ室内から無駄な配線を無くすことができ、トイレ室内をすっきりした空間にできる。
【0038】
請求項4記載のトイレ装置においては、画像投写手段を機能部に配置するので、画像投写手段への通電を機能部を介して行うことができ、画像投写手段への電力供給が容易にできる。なお、画像投写手段を機能部に設けるので、トイレ室内から無駄な配線を無くすことができ、トイレ室内をすっきりした空間にできる。
また、機能部の側部に設けられた表示台に操作部を表示するので、従来の操作部のように、その表面に凹凸が形成されるということがなくなり、トイレ装置の清掃作業が容易になる。
請求項5記載のトイレ装置においては、操作部をトイレ室の床面に表示するので、例えば手が塞がった状態でも、操作部の一部を例えば足の指によって指示でき、操作性が良好である。なお、操作部は表示された画像であるため、押圧強度を考慮することなく、操作部の一部を指示できるので、例えば従来発生していた押圧による操作部の故障等の問題がなくなり、長期に渡って使用できる。
【0039】
請求項6記載のトイレ装置においては、画像投写手段にメモリー部を出し入れ可能に設けているので、例えばトイレ装置の買い換えによって操作部の情報が変わっても、新たな情報をメモリー部を介して入れ換えるだけで、新たなトイレ装置の操作部を表示できる。これにより、従来のように、トイレ装置を買い換える度に、操作部の取り外し及び取付け作業を行う必要がなくなり、作業性が良好である。
請求項7記載のトイレ装置においては、操作部の情報を情報通信回線を介して入手できるので、例えば、以前使用していたトイレ装置を再度使用する場合においても、その操作部の情報を容易に入手でき、トイレ装置の設置時における作業性が良好になる。
【0040】
請求項8記載のトイレ装置においては、メモリー部に音楽情報を入力することで、トイレ室内で容易に音楽鑑賞できるので、トイレ室内を快適な空間にできる。
請求項9記載のトイレ装置においては、メモリー部に画像情報を入力することで、画像をトイレ室の内壁に映し出すことができるので、トイレ室内を快適な空間にできる。
【0041】
請求項10記載のトイレ装置においては、操作部の表示画面を複数段階に切り換えることができるので、狭い領域で多くの情報を提供でき、操作部の使用が容易になる。
請求項11記載のトイレ装置においては、機能部に、操作部の指示位置が確認されたことを音声で知らせる音声発生部が設けられているので、トイレの使用者が操作部を操作したことを容易に確認でき、操作性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図である。
【図2】同トイレ装置の画像投写手段による画像表示及び位置検出手段による指示位置検出の説明図である。
【図3】同画像投写手段によって表示された操作部の第1の表示画面の説明図である。
【図4】同操作部の第2の表示画面の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係るトイレ装置を備えたトイレ室内の説明図である。
【符号の説明】
10:トイレ装置、11:トイレ室、12:便器本体、13:操作部、14:機能部、15:局部洗浄手段、16:便座、17:電源コード、18:漏電保護プラグ、19:コンセント、20:給水ホース、21:内壁、22:投光部、23:受光部、24:位置検出手段、25:投写部、26:画像投写手段、27:検出体、28:メモリー部、29:操作部、30:第1の表示画面、31:便蓋、32:洗浄ノズル、33:第2の表示画面、40:トイレ装置、41:機能部、45:トイレ装置、46:機能部、47:表示台、48:操作部、50:トイレ装置、51:機能部、52:床面
Claims (11)
- トイレ室内に配置された便器本体に設けられ、操作部によって操作可能な機能部を備えたトイレ装置において、
前記トイレ室内に、投光部及び受光部を有する位置検出手段と、前記操作部の画像を投写する投写部を有する画像投写手段とが設けられ、使用にあっては、前記画像投写手段によって前記操作部を画像表示し、しかも前記位置検出手段の前記投光部から投光された光が、前記操作部の一部を指示した検出体によって反射され、この反射光が前記受光部で受光されることによって、前記操作部の指示位置を検出して前記機能部を動作させることを特徴とするトイレ装置。 - 請求項1記載のトイレ装置において、前記画像投写手段は、前記トイレ室の内壁に設けられ、前記操作部を前記内壁に表示することを特徴とするトイレ装置。
- 請求項1記載のトイレ装置において、前記画像投写手段は前記機能部に設けられ、前記操作部を前記内壁に表示することを特徴とするトイレ装置。
- 請求項1記載のトイレ装置において、前記画像投写手段は前記機能部に配置され、前記機能部の側部に設けられた表示台に、前記操作部が表示されることを特徴とするトイレ装置。
- 請求項1記載のトイレ装置において、前記画像投写手段は、前記トイレ室の内壁及び前記機能部のいずれか一方に配置され、前記操作部を前記トイレ室の床面に表示することを特徴とするトイレ装置。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載のトイレ装置において、前記画像投写手段には、前記操作部の情報を入力したメモリー部が出し入れ可能に設けられていることを特徴とするトイレ装置。
- 請求項6記載のトイレ装置において、前記メモリー部に入力される前記操作部の情報は、情報通信回線を介して入手されることを特徴とするトイレ装置。
- 請求項6及び7のいずれか1項に記載のトイレ装置において、前記メモリー部には、音楽情報が入力されていることを特徴とするトイレ装置。
- 請求項6〜8のいずれか1項に記載のトイレ装置において、前記メモリー部には、画像情報が入力されていることを特徴とするトイレ装置。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載のトイレ装置において、前記操作部は、その表示画面が複数段階に切り換え可能となっていることを特徴とするトイレ装置。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のトイレ装置において、前記機能部には、前記操作部の指示位置が確認されたことを音声で知らせる音声発生部が設けられていることを特徴とするトイレ装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008075357A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 便器装置 |
JP2016044400A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-04-04 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
-
2003
- 2003-03-19 JP JP2003075297A patent/JP2004285567A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008075357A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Matsushita Electric Works Ltd | 便器装置 |
JP2016044400A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-04-04 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
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