JP2018151101A - 給湯機 - Google Patents

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Ryuichi Hiramoto
立一 平本
久枝 阿久津
Hisae Akutsu
久枝 阿久津
雅彦 飯島
Masahiko Iijima
雅彦 飯島
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Abstract

【課題】漏電遮断器の端子部に配線を接続する作業の手間を軽減できるとともに、当該作業以外のときには漏電遮断器の端子部に人の手が触れることを防止することに有利な給湯機を提供する。【解決手段】給湯機1は、端子部7aを有する漏電遮断器7と、漏電遮断器7の端子部7aを覆うことのできるカバー25と、カバー25を支持する支持部27と、工事用窓2cを有する外郭ケース2と、工事用窓2cを塞ぐことのできる第一蓋24と、を備える。支持部27は、第一蓋24を開けた状態のときに、カバー25が漏電遮断器7の端子部7aを覆う閉位置と、閉位置よりもカバー25が漏電遮断器7の端子部7aから離れた開位置とに、カバー25が移動可能となるようにカバー25を支持する。【選択図】図8

Description

本発明は、給湯機に関する。
電力により運転される給湯機が広く用いられている。給湯機を設置する工事においては、給湯機が備える漏電遮断器の端子部に配線を接続する作業が行われる。
下記特許文献1には、以下のようなブレーカ取り付け構造が開示されている。造営面内に埋設されたボックスに取り付けられたブレーカのハンドルを、化粧カバーのハンドル孔から突出させるとともに、透明のハンドル保護カバーによりハンドルを覆う。ハンドル保護カバーは、開閉可能である。
特開平6−113424号公報
上述した従来の技術では、漏電遮断器の端子部に配線を接続する作業のことに関しては何ら考慮されていない。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、漏電遮断器の端子部に配線を接続する作業の手間を軽減できるとともに、当該作業以外のときには漏電遮断器の端子部に人の手が触れることを防止することに有利な給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る給湯機は、給湯のための給湯用機器と、端子部を有する漏電遮断器と、漏電遮断器の端子部を覆うことのできるカバーと、カバーを支持する支持部と、給湯用機器、漏電遮断器、カバー、及び支持部を収納し、漏電遮断器に対応する位置を含む領域に形成された第一窓を有する外郭ケースと、第一窓を塞ぐことのできる第一蓋と、を備え、支持部は、第一蓋を開けた状態のときに、カバーが漏電遮断器の端子部を覆う閉位置と、閉位置よりもカバーが漏電遮断器の端子部から離れた開位置とに、カバーが移動可能となるようにカバーを支持するものである。
本発明によれば、漏電遮断器の端子部に配線を接続する作業の手間を軽減できるとともに、当該作業以外のときには漏電遮断器の端子部に人の手が触れることを防止することに有利な給湯機を提供することが可能となる。
実施の形態1による給湯機を示す模式的な正面図である。 実施の形態1による給湯機の外観を示す正面図である。 図2に示す給湯機1の外郭ケースの工事用窓及びその近くを拡大した斜視図である。 実施の形態1による給湯機が備えるカバーユニットの展開状態を示す斜視図である。 図4に示すカバーユニットを組み立てた状態を示す斜視図である。 カバーが閉位置にあるときのカバーユニットの断面図である。 カバーが開位置にあるときのカバーユニットの断面図である。 実施の形態1による給湯機の漏電遮断器及びその近くの断面側面図である。 実施の形態1による給湯機の漏電遮断器及びその近くの断面側面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含み得る。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による給湯機1を示す模式的な正面図である。図2は、実施の形態1による給湯機1の外観を示す正面図である。図1及び図2に示すように、実施の形態1による給湯機1は、外郭ケース2及び複数の脚3を備える。外郭ケース2は、給湯機1が備える後述の給湯用機器を収納して保護する筐体に相当する。
図1に示すように、外郭ケース2の内部に、貯湯タンク4、制御装置5、外部配線接続部6、漏電遮断器7、カバーユニット8、第一機器ユニット9、及び第二機器ユニット10が収納されている。外郭ケース2及び貯湯タンク4は、複数の脚3を介して、土台または床面に固定される。図1は、外郭ケース2の正面の壁である正面パネル2aを透過して内部を透視した透視図である。
貯湯タンク4は、湯水を貯留する。貯湯タンク4は、断熱材(図示省略)により覆われている。貯湯タンク4の水を加熱する加熱装置(図示省略)は、いかなる構成のものでもよい。加熱装置は、外郭ケース2の外部に設置されてもよいし、外郭ケース2の内部に設置されてもよい。加熱装置は、例えば、ヒートポンプ式加熱装置でもよいし、貯湯タンク4内に設置される電気ヒータでもよい。
制御装置5は、給湯機1の動作を制御する。制御装置5は、制御基板5aを備える。制御装置5は、防水機能を有する構造であってもよい。外部配線接続部6に漏電遮断器7が配置されている。後述するように、漏電遮断器7は、外部電源線90が接続される端子部7aを有する。外部電源からの電力が、外部電源線90を通って給湯機1に供給される。外部電源線90から供給される電力は、例えば、200ボルトの単相交流でもよい。漏電遮断器7は、漏電時に電路を遮断する。カバーユニット8は、漏電遮断器7の端子部7aを覆うことができる。カバーユニット8の詳細については後述する。
本実施の形態において制御装置5は、外部配線接続部6から離れた位置にある。制御装置5は、外部配線接続部6に隣接していない。外部配線接続部6は、外郭ケース2の上端よりも外郭ケース2の下端に近い位置にある。これにより、漏電遮断器7に外部電源線90を接続する作業が容易になる。
第一配線21は、漏電遮断器7と、制御装置5との間をつなぐケーブルである。第一配線21は、外部配線接続部6から制御装置5へ電力を伝える。
第一機器ユニット9は、ポンプ、弁、センサ、及び熱交換器のうちの少なくとも一つを備えてもよい。第一機器ユニット9は、貯湯タンク4の外部にある。第二配線22は、制御装置5と第一機器ユニット9との間をつなぐケーブルである。第一機器ユニット9が備えるポンプまたは弁を制御装置5が駆動または制御する信号が第二配線22により伝達されてもよい。第一機器ユニット9が備える流量センサあるいは温度センサのようなセンサにより検出される信号が第二配線22により制御装置5へ伝達されてもよい。
本実施の形態において制御装置5及び第一機器ユニット9は、外部配線接続部6の位置より高い位置にある。制御装置5の位置は、第一機器ユニット9の位置と同じくらいの高さにある。鉛直方向に関する制御装置5の位置と、鉛直方向に関する第一機器ユニット9の位置とは、重なりを有する。
第二機器ユニット10は、ポンプ、弁、センサ、及び熱交換器のうちの少なくとも一つを備えてもよい。第二機器ユニット10は、貯湯タンク4の外部にある。第三配線23は、制御装置5と第二機器ユニット10との間をつなぐケーブルである。第二機器ユニット10が備えるポンプまたは弁を制御装置5が駆動または制御する信号が第三配線23により伝達されてもよい。第二機器ユニット10が備える流量センサあるいは温度センサのようなセンサにより検出される信号が第三配線23により制御装置5へ伝達されてもよい。
出湯管12は、貯湯タンク4の上部と第一機器ユニット9との間をつなぐ。第一機器ユニット9には、給湯管13が接続されている。風呂給湯管14は、第一機器ユニット9と第二機器ユニット10との間をつなぐ。第二機器ユニット10には、風呂給湯管15が接続されている。
第一機器ユニット9は、貯湯タンク4から出湯管12を通って供給される高温水に給水管(図示省略)から供給される低温水を混合することで給湯温度を調節する混合弁を備えてもよい。第一機器ユニット9にて温度調節された湯は、給湯管13を通って、外部の給湯端末へ供給されてもよい。給湯端末は、例えば、シャワー、台所または洗面所の蛇口などでもよい。第一機器ユニット9にて温度調節された湯は、風呂給湯管14、第二機器ユニット10、及び風呂給湯管15を経由して、外部の浴槽へ供給されてもよい。第二機器ユニット10は、浴槽から導かれた浴槽水を加熱する追い焚き熱交換器を備えてもよい。給湯機1は、第一機器ユニット9及び第二機器ユニット10以外の機器ユニットをさらに備えてもよい。
本実施の形態では、制御装置5が外部配線接続部6から分離していることで、制御装置5を設置する位置の自由度が高い。例えば、制御装置5と第一機器ユニット9との空間的な距離が、制御装置5と外部配線接続部6との空間的な距離より近くなるような位置に制御装置5を設置することもできる。本発明では、図示の構成に代えて、制御装置5が外部配線接続部6に一体化または隣接していてもよい。
リモコン16は、給湯機1の外部に設置される。リモコン16は、例えば、台所または浴室に設置されてもよい。リモコン16は、ユーザーが操作する操作部、給湯機1に関する情報を表示する表示部などを備えてもよい。リモコン16は、外部配線17を介して、給湯機1に対して有線通信可能に接続される。
本実施の形態における外部配線接続部6は、リモコン接続端子6aを備える。リモコン16と通信するための外部配線17は、リモコン接続端子6aに接続される。中継配線18は、制御装置5とリモコン接続端子6aとの間をつなぐ。外部配線17、リモコン接続端子6a及び中継配線18を介して、リモコン16と制御装置5とが通信可能となる。本実施の形態であれば、外部配線接続部6がリモコン接続端子6aを備えたことで、リモコン16と通信するための外部配線17を給湯機1に接続する作業が容易になる。
本実施の形態における外部配線接続部6は、外部加熱装置用端子台6bを備える。外部給電線91が外部加熱装置用端子台6bに接続される。外部給電線91は、例えばヒートポンプ式加熱装置のような外部加熱装置(図示省略)と、給湯機1との間をつなぐ。給湯機1から外部給電線91により外部加熱装置へ電力を供給する。外部給電線91は、通信線を兼ねてもよい。中継配線19は、制御装置5と外部加熱装置用端子台6bとの間をつなぐ。
図2に示すように、外郭ケース2は、工事用窓2cを有する。工事用窓2cは、外郭ケース2の正面パネル2aの一部の領域に形成された開口である。給湯機1は、工事用窓2cを塞ぐことのできる第一蓋24を備える。図2は、工事用窓2cが第一蓋24によって塞がれた状態を示す。本実施の形態において、第一蓋24は、ネジを用いて外郭ケース2に取り付けられている。当該ネジを外すことで外郭ケース2から第一蓋24を取り外すことができる。このような構成に代えて、例えば、第一蓋24が外郭ケース2に対してヒンジを介して開閉可能に連結されていてもよい。
図3は、図2に示す給湯機1の外郭ケース2の工事用窓2c及びその近くを拡大した斜視図である。図3は、外郭ケース2から第一蓋24を取り外した状態、すなわち第一蓋24を開けた状態を示す。工事用窓2cは、外郭ケース2の外から見たときに、漏電遮断器7を含む外部配線接続部6に対応する領域に形成されている。本実施の形態において工事用窓2cは、漏電遮断器7に対応する位置を含む領域に形成された「第一窓」に相当する。
図3に示すように、第一蓋24を開けると、工事用窓2cから、外部配線接続部6の漏電遮断器7及び外部加熱装置用端子台6bなどを視認できる。本実施の形態であれば、給湯機1の設置工事において、外部電源線90及び外部給電線91などの外部配線を給湯機1に対して接続する作業のときに、第一蓋24を開けることで、工事用窓2cから作業を実施できる。これにより、外郭ケース2の正面パネル2aを取り外す必要がないので、作業の工数を軽減できる。外郭ケース2の蹴込み2dには、配線口2eが形成されている。工事用窓2cは、配線口2eに近い位置にある。上記の作業において、外部電源線90及び外部給電線91は、配線口2eを通って、外郭ケース2の内部の外部配線接続部6へ引き込まれる。その後、外部電源線90は、漏電遮断器7の端子部7aに接続される。外部給電線91は、外部加熱装置用端子台6bに接続される。
カバーユニット8は、漏電遮断器7の端子部7aを覆うことのできるカバー25を有する。カバー25は、閉位置と開位置とに移動可能である。閉位置は、カバー25が漏電遮断器7の端子部7aを覆う位置である。開位置は、閉位置よりもカバー25が漏電遮断器7の端子部7aから離れる位置である。図3は、カバー25が開位置にある状態を示す。外部配線作業を行う際には、カバー25を開位置にすることで、カバー25が漏電遮断器7の端子部7aから十分に離れるので、漏電遮断器7の端子部7aに外部電源線90を接続する作業を容易に実施できる。当該作業の終了後、カバー25を閉位置にすると、カバー25が漏電遮断器7の端子部7aを覆う。カバー25を閉位置にすると、人の手が漏電遮断器7の端子部7aに触れることを防止できる。
第一蓋24には、漏電遮断器操作窓24aが形成されている。漏電遮断器操作窓24aは、第一蓋24の一部の領域に形成された開口である。図3は、漏電遮断器操作窓24aが第二蓋26によって塞がれた状態を示す。本実施の形態において第二蓋26は、ネジ(図示省略)を用いて第一蓋24に取り付けられている。当該ネジを外すことで第一蓋24から第二蓋26を取り外すことができる。このような構成に代えて、例えば、第二蓋26が第一蓋24に対してヒンジを介して開閉可能に連結されていてもよい。本実施の形態において漏電遮断器操作窓24aは、「第二窓」に相当する。
第一蓋24は、ツマミ24bを有する。ツマミ24bは、第一蓋24の外面から突出する。第一蓋24を開けるときにツマミ24bを手でつかむことで第一蓋24を持つことができる。
図4は、実施の形態1による給湯機1が備えるカバーユニット8の展開状態を示す斜視図である。図5は、図4に示すカバーユニット8を組み立てた状態を示す斜視図である。図5は、カバーユニット8のカバー25が閉位置にある状態を示す。図6は、カバー25が閉位置にあるときのカバーユニット8の断面図である。図7は、カバー25が開位置にあるときのカバーユニット8の断面図である。
図4に示すように、カバーユニット8は、カバー25と、カバー25を支持する支持部27とを備える。本実施の形態においてカバーユニット8は、プラスチック成形により製造された一つの部品である。カバー25は、開口25a、覆い部25b、一対の側壁部25c、及び一対の脚部25dを有する。支持部27は、ヒンジ27a、一対の側壁部27b、及び一対の固定部27cを有する。カバー25は、ヒンジ27aにより、回転移動可能に支持される。ヒンジ27aは、曲げ変形可能な薄肉部として形成されている。ヒンジ27aが曲げ変形することで、カバー25がヒンジ27aを中心として回転移動できる。図4に示す展開状態からヒンジ27aを曲げると、カバーユニット8の組み立て状態に変化する。本実施の形態であれば、カバー25が回転移動可能であることで、カバー25を極めて容易に開閉できる。
カバー25の覆い部25bは、漏電遮断器7の操作部7b以外の領域を正面から覆うための部位である。覆い部25bは、矩形の外周を有する板状である。開口25aは、覆い部25bに形成された矩形の孔である。対向する一対の側壁部25cは、覆い部25bの右エッジ及び左エッジからそれぞれ突出する。一対の脚部25dは、覆い部25bの右エッジ及び左エッジからそれぞれ突出する棒状の部位である。一対の脚部25dは、一対の側壁部25cよりも、ヒンジ27aから遠い位置にある。各々の側壁部25cには、突起25eが形成されている。突起25eは、側壁部25cの内側の面から突出する。突起25eの形状は、側壁部25cに対して垂直な方向から見て円形である。
支持部27の一対の側壁部27bは、カバーユニット8の組み立て状態において、カバー25の一対の側壁部25cの内側に重なる部位である。一対の固定部27cは、一対の側壁部27bのエッジからそれぞれ外側へ突出する板状の部位である。各々の固定部27cは、ヒンジ27aの反対側の、側壁部27bのエッジから突出する。一対の固定部27cは、カバーユニット8を外部配線接続部6に固定するための部位である。各々の固定部27cには、固定用のネジを通すための孔27dが形成されている。各々の側壁部27bに、ガイド溝27eが形成されている。カバーユニット8の組み立て状態においてはガイド溝27e内に、カバー25の突起25eが位置する。ガイド溝27eは、ヒンジ27aを中心とする円弧状に延びる。ガイド溝27eの内周面に、局所的に隆起する第一凸部27f及び第二凸部27gが形成されている。第一凸部27fは、ガイド溝27eの一端の近くにある。第二凸部27gは、ガイド溝27eの他端の近くにある。ガイド溝27eの幅は、第一凸部27fの位置で局所的に狭くなる。ガイド溝27eの幅は、第二凸部27gの位置で局所的に狭くなる。
図5に示すように、ヒンジ27aは、カバー25の上端に位置する。カバーユニット8は、固定部27cの孔27dに通したネジ(図示省略)によって、外部配線接続部6の壁に対して固定される。
図6に示すように、カバー25が閉位置にあるときには以下のようになる。カバー25の覆い部25bは、水平面に対して実質的に垂直になる。突起25eは、ガイド溝27eの一端に位置する。突起25eは、第一凸部27fに接触する。第一凸部27fの位置でのガイド溝27eの幅は、突起25eの直径より小さい。カバー25に外力が加わらない限り、突起25eは第一凸部27fを乗り越えられない。突起25eが第一凸部27fに係合することで、カバー25が閉位置に保持される。このような構成により、カバー25を閉じた場合に、その状態を確実に維持することができる。
図6に示す状態から人が手でカバー25の下端を手前に引くと、突起25e及び第一凸部27fが弾性変形することにより、突起25eが第一凸部27fを乗り越える。そうすると、突起25eがガイド溝27eに対して移動可能になるので、カバー25がヒンジ27aを中心として回転移動可能になる。カバー25が開位置に近づくと、突起25eが第二凸部27gに接触する。第二凸部27gの位置でのガイド溝27eの幅は、突起25eの直径より小さい。人の手がカバー25に加える力によって突起25eが第二凸部27gを乗り越えると、図7に示すように、カバー25が開位置になる。
図7に示すように、カバー25が開位置にあるときには以下のようになる。カバー25の覆い部25bは、水平面に対して斜めになる。突起25eは、ガイド溝27eの他端に位置する。突起25eは、第二凸部27gに接触する。突起25eが第二凸部27gに係合することで、カバー25が開位置に保持される。カバー25に外力が加わらない限り、突起25eは第二凸部27gを乗り越えられない。このような構成により、カバー25を開いた場合に、その状態を確実に維持することができる。漏電遮断器7の端子部7aに外部電源線90を接続する作業のときに、開いたカバー25を手で押さえておく必要がないので、作業がしやすい。
本実施の形態において突起25e及び第一凸部27fは、カバー25を閉位置に保持する第一係合部に相当する。また、突起25e及び第二凸部27gは、カバー25を開位置に保持する第二係合部に相当する。本実施の形態では、この第一係合部及び第二係合部を含め、カバー25及び支持部27が、一つの部品であるカバーユニット8から構成されている。このため、製造コスト及び組み立てコストを低減できる。本発明では、このような構成に限らず、カバー25及び支持部27が複数の部品から構成されてもよいことは言うまでもない。
図8及び図9は、実施の形態1による給湯機1の漏電遮断器7及びその近くの断面側面図である。図8は、第一蓋24を開けて工事用窓2cを開放するとともに、カバー25を開位置にした状態を示す。図9は、第一蓋24で工事用窓2cを塞ぎ、カバー25を閉位置にした状態を示す。
図8に示すように、漏電遮断器7は、ネジ28によって外部配線接続部6の壁に対して取り付けられている。カバー25が開位置にあるときには、カバー25の覆い部25bが漏電遮断器7の端子部7aから離れることで、漏電遮断器7の端子部7aを視認可能となる。カバー25が開位置にあるときには、カバー25の一部は、工事用窓2cから外郭ケース2の外部へ突出する。外郭ケース2は、工事用窓2cの縁に取り付けられた窓枠2fを備える。カバー25を閉位置にすると、カバー25の脚部25dの末端が外部配線接続部6の壁に接触する。これにより、閉位置のときにカバー25と外部配線接続部6の壁との距離を適正な距離により確実に保つことができる。
第一蓋24は、周壁部24c及びネジ孔24dを備える。周壁部24cは、漏電遮断器操作窓24aの周縁を形成する。漏電遮断器操作窓24aを塞ぐ第二蓋26を第一蓋24に固定するためのネジがネジ孔24dに取り付けられる。図8及び図9では、当該ネジの図示を省略する。
図9に示すように、カバー25を閉位置にすると、カバー25の覆い部25bが漏電遮断器7の正面から端子部7aを覆う。カバー25が閉位置にあれば、第一蓋24を開けて工事用窓2cを開放しても、漏電遮断器7の端子部7aを視認することができないとともに、人の手が誤って漏電遮断器7の端子部7aに触れることを確実に防止できる。
カバー25が閉位置にある状態において漏電遮断器7の操作部7bのレバーが開口25aの内側に位置する。これにより、カバー25が閉位置にある状態において、漏電遮断器7の操作部7bのレバーを、開口25aから視認可能及び操作可能である。
第一蓋24で工事用窓2cを塞いだ状態では、以下のようになる。第一蓋24の周縁部が窓枠2fに係合する。第一蓋24の周壁部24cは、外郭ケース2の内部へ向かって突出する。周壁部24cの末端は、開口25aの周囲においてカバー25の覆い部25bの表面にすべて接触する。周壁部24cの末端は、全周にわたり、覆い部25bの表面に接触する。このようにすることで、漏電遮断器操作窓24aから差し入れた人の手は、漏電遮断器7の端子部7aに触れることができない。
本実施の形態では、図8の状態、すなわちカバー25が開位置にある状態において第一蓋24で工事用窓2cを閉じると、カバー25が第一蓋24の周壁部24cに押されて開位置から閉位置へ移動し、図9の状態になる。これにより、以下の効果が得られる。カバー25が開位置にある状態、またはカバー25が半開きの状態で、第一蓋24を工事用窓2cに取り付けたとしても、カバー25が自動的に閉位置になる。よって、作業者が手でカバー25を閉位置に戻さなかった場合でも、カバー25を確実に閉位置に戻すことができる。
本実施の形態であれば、漏電遮断器7の端子部7aに対する作業を行うときに、カバー25を取り外す必要がないので、手間を軽減できる。また、作業終了後にはカバー25を簡単に元の閉位置に戻すことができ、カバー25を取り付け忘れるおそれもない。特に、本実施の形態であれば、工具を使用することなく、カバー25を手で閉位置と開位置とに移動可能であるので、手間をさらに軽減できる。
図9に示す状態、すなわち工事用窓2cが第一蓋24で塞がれた状態で、第一蓋24から第二蓋26を取り外すと、漏電遮断器操作窓24aとカバー25の開口25aとを介して、漏電遮断器7の操作部7bのレバーを視認可能及び操作可能である。このように、本実施の形態であれば、第一蓋24を開けることなく、漏電遮断器7の操作部7bのレバーを視認可能及び操作可能であるので、利便性に優れる。また、第一蓋24に周壁部24cを設けたことで、漏電遮断器操作窓24aから差し入れた人の手が、漏電遮断器7の、操作部7b以外の領域に触れることを確実に防止できる。
カバー25に、漏電遮断器7の操作部7bのレバー位置に関する説明を含む表示(図示省略)を付してもよい。そのような表示を付すことで、利便性を向上できる。当該表示は、例えば、カバー25の表面にシールのように貼り付けられたものでもよいし、カバー25の表面に文字、図形等を表す凹凸を形成したものでもよい。なお、この表示は漏電遮断器操作窓24a内から見える位置の覆い部25bの表面に行うのが好ましい。
1 給湯機、 2 外郭ケース、 2c 工事用窓、 2e 配線口、 2f 窓枠、 3 脚、 4 貯湯タンク、 5 制御装置、 6 外部配線接続部、 6a リモコン接続端子、 6b 外部加熱装置用端子台、 7 漏電遮断器、 7a 端子部、 7b 操作部、 8 カバーユニット、 9 第一機器ユニット、 10 第二機器ユニット、 12 出湯管、 13 給湯管、 14,15 風呂給湯管、 16 リモコン、 24 第一蓋、 24a 漏電遮断器操作窓、 24b ツマミ、 24c 周壁部、 24d ネジ孔、 25 カバー、 25a 開口、 25b 覆い部、 25c 側壁部、 25d 脚部、 25e 突起、 26 第二蓋、 27 支持部、 27a ヒンジ、 27b 側壁部、 27c 固定部、 27d 孔、 27e ガイド溝、 27f 第一凸部、 27g 第二凸部、 90 外部電源線、 91 外部給電線

Claims (10)

  1. 給湯のための給湯用機器と、
    端子部を有する漏電遮断器と、
    前記漏電遮断器の前記端子部を覆うことのできるカバーと、
    前記カバーを支持する支持部と、
    前記給湯用機器、前記漏電遮断器、前記カバー、及び前記支持部を収納し、前記漏電遮断器に対応する位置を含む領域に形成された第一窓を有する外郭ケースと、
    前記第一窓を塞ぐことのできる第一蓋と、
    を備え、
    前記支持部は、前記第一蓋を開けた状態のときに、前記カバーが前記漏電遮断器の前記端子部を覆う閉位置と、前記閉位置よりも前記カバーが前記漏電遮断器の前記端子部から離れた開位置とに、前記カバーが移動可能となるように前記カバーを支持する、
    給湯機。
  2. 工具を使用することなく前記カバーを前記閉位置と前記開位置とに移動可能である請求項1に記載の給湯機。
  3. 前記支持部は、前記カバーが回転移動可能となるように前記カバーを支持する請求項1または請求項2に記載の給湯機。
  4. 前記カバーを前記閉位置に保持する第一係合部と、
    前記カバーを前記開位置に保持する第二係合部と、
    を備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の給湯機。
  5. 前記カバー、前記支持部、前記第一係合部、及び前記第二係合部が一つの部品から構成されている請求項4に記載の給湯機。
  6. 前記カバーが前記開位置にある状態において前記第一蓋で前記第一窓を閉じると、前記カバーが前記第一蓋に押されて前記開位置から前記閉位置へ移動する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の給湯機。
  7. 前記漏電遮断器の前記端子部は、外部から前記給湯機に電力を供給する外部電源線を接続するための端子部である請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の給湯機。
  8. 前記カバーは、開口を有し、
    前記カバーが前記閉位置にある状態において前記漏電遮断器の操作部が前記開口の内側に位置する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の給湯機。
  9. 前記第一蓋に形成された第二窓と、
    前記第二窓を塞ぐことのできる第二蓋と、
    を備え、
    前記第一窓が前記第一蓋で塞がれた状態で前記第二蓋を開けると、前記第二窓と前記カバーの前記開口とを介して前記漏電遮断器の操作部を視認可能である請求項8に記載の給湯機。
  10. 前記カバーに付された表示を備え、
    前記表示は、前記漏電遮断器の操作部のレバー位置に関する説明を含む請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の給湯機。
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