JP2004282242A - テレビジョンカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像素子の解像度特性を充分に活かしながら高いフレームレートが維持できるようにしたテレビジョンカメラを提供すること。
【解決手段】撮像素子の全画素から信号を読出す全画素読出方式による動作と、撮像素子から信号を読出す際、画素からの信号の読出しを間引くようにしたドラフト読出方式による動作を交互に行い、全画素読出しによるフレーム画像001、003と、ドラフト読出方式によるフレーム画像002、004を順番に取出すようにして、フレームレートが高くできるようにしたもの。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イメージセンサとして電荷結合素子を用いたテレビジョンカメラに係り、特に、画素数の多い高解像度のイメージセンサを用いたテレビジョンカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、テレビジョンカメラは、ほとんどがイメージセンサ(撮像素子)としてCCD(電荷結合素子)を用いたもので占められるようになっているが、このCCDによる撮像素子も、近年は画素密度の高さを競っている状況にあり、数10万オーダーは無論のこと、数100万オーダーの画素数も珍しくなくなっいる。
【0003】
ところで、このCCDによる撮像素子(以下、単に撮像素子という)は、画素数によりフレームレートに上限が与えられるという特性があり、このため高解像度の撮像素子を用いた場合には、それに応じてフレームレートが低下し、例えばNTSC方式における30fps(フレーム/秒)というフレームレートには対応できなくなってしまう。
【0004】
そこで、このようなフレームレートの低下を抑える技法として、撮像素子から信号を読出す際、画素からの信号の読出しを間引くようにした、いわゆるドラフト読出方式が従来から知られている。そこで、このようなドラフト読出方式を適用した従来技術によるテレビジョンカメラについて、図7により説明する。
【0005】
なお、ここに示したテレビジョンカメラは、全画素読出方式とドラフト読出方式に任意に切換えて使用することができるようにした場合の一例で、このとき、上記したドラフト読出方式に対して、撮像素子の全ての画素から信号を読出すようにする通常の読出方法については、全画素読出方式と呼ぶことにする。
【0006】
図7において、まず、ドラフト読出パルス発生回路1は、フレームレートを上げるため、撮像素子4からの画像信号の読出しをドラフト読出方式で行なわせるのに必要なドラフト読出し用駆動パルス1aとドラフト読出し用同期パルス1bを生成する働きをする。
【0007】
次に、全画素読出パルス発生回路2は、高解像度の画像信号が得られるようにするため、撮像素子4からの画像信号の読出しを全画素読出方式で行わせるのに必要な全画素読出し用駆動パルス2aと全画素読出し用同期パルス2bを生成する働きをする。
【0008】
また、動作モードセレクタ3は、図示のように、上述の2方式の切換えのために、連動して操作される2個のスイッチS1、S2を備え、スイッチS1は、ドラフト読出し用駆動パルス1aと全画素読出し用駆動パルス2aを切換え、選択された方のパルスを駆動パルス3aとして出力し、スイッチS2は、ドラフト読出し用同期パルス1bと全画素読出し用同期パルス2bを切換え、選択された方のパルスを駆動パルス3aとして出力する働きをする。
【0009】
そこで、撮像素子4は、駆動パルス3aで駆動され、被写体の画像信号4aを出力し、映像処理回路5は、画像信号4aを同期パルス3bのタイミングで外部機器に接続できるように映像処理し、ビデオ信号5aとして出力する。
【0010】
次に、この図7のテレビジョンカメラの動作について説明すると、まず、始めに、カメラ操作者が動作モードセレクタ3を操作し、スイッチS1、S2が図示の状態になるように切換えたとすると、撮像素子4からの画像信号の読出しはドラフト読出方式になり、この結果、このときの画像信号4aは、図8に示すようになる。
【0011】
ここで、この図8は、撮像素子4の各画素の中で、フレーム期間に信号が読出される画素の説明図で、連続したフレームからなる画像信号の或る期間で連続しているフレーム画像001、002、003、004を抜き出して示したものである。
【0012】
そして、この図8の各フレーム画像001〜004において、薄い墨色に着色されている画素が、信号の読出しが間引かれている画素を表わしており、従って、この場合は、横方向ではそのままで、縦方向に順次、2画素づつ間引かれていることになり、2/3の画素が間引かれ、残りの1/3の画素だけから画像信号が読出されている状態になっていることが判る。
【0013】
次に、同じくカメラ操作者が動作モードセレクタ3を操作し、今度は、スイッチS1、S2を図示とは反対の状態に切換えたとすると、撮像素子4からの画像信号の読出しは全画素読出方式になり、この結果、このときの画像信号4aは、図9に示すように、全ての画素から画像信号が読出されている状態になっていることが判る。
【0014】
そうすると、図8のドラフト読出方式の場合は、1/3の画素だけから画像信号が読出されているので、図9の全画素読出方式の場合の1/3の読出し時間で済むことになる。但し、このときは、解像度も図9の全画素読出方式の場合の1/3になってしまうのは仕方がない。
【0015】
例えば、いま、図9の全画素読出方式の場合、1フレームの読出しに1/20秒の時間を要したとすると、このときのフレームレートは20fpsであるが、図8のドラフト読出方式の場合は、1フレームの読出しが1/60秒の時間で済み、この結果、フレームレートは60fpsと3倍になる。
【0016】
従って、この図7により説明したテレビジョンカメラによれば、フレームレートの低下が問題になる場合は、動作モードをドラフト読出方式に選択してやればよく、他方、高解像度が要求される場合は、全画素読出方式で動作させることができ、何れの場合にも容易に対応することができる。
【0017】
ここで、全画素読出方式で動作させたときの解像度は、撮像素子4の画素数に依存して与えられるものであることは、言うまでもない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、フレームレートが高く保持できるドラフト読出方式と、高解像度が得られる全画素読出方式の何れか1方を選択するしかなく、このため、フレームレートの保持と高解像度の両立に問題があった。
【0019】
本発明の目的は、撮像素子の解像度特性を充分に活かしながら高いフレームレートが維持できるようにしたテレビジョンカメラを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、撮像素子に電荷結合素子を用いたテレビジョンカメラにおいて、撮像素子を全画素読出方式とドラフト読出方式で交互に動作させるパルス発生手段が設けられているようにて達成される。
【0021】
同じく上記目的は、撮像素子に電荷結合素子を用いたテレビジョンカメラにおいて、撮像素子を全画素読出方式とドラフト読出方式で交互に動作させるパルス発生手段と、前記撮像手段から読出された画像信号を入力とする補間演算手段を設け、前記補間演算手段により、前記画像信号の中のドラフト読出方式で読出された部分に補間演算が施され、前記画像信号の中の全画素読出方式で読出された部分とドラフト読出方式で読出された部分のフレームレートをそれぞれ変換して一定のフレームレートにする処理が施されるようにして達成される。
【0022】
このとき、前記撮像手段から読出された画像信号を記録する記録手段が設けられているようにしても良く、前記補間演算手段から出力されるビデオ信号を記録する記録手段が設けられているようにしても良い。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるテレビジョンカメラについて、図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0024】
まず、図1は、本発明の一実施形態に係るテレビジョンカメラのブロック構成図で、この図において、10は交互駆動読出パルス発生回路で、その他、撮像素子4と映像処理回路5は、図7で説明した従来技術のテレビジョンカメラと同じである。
【0025】
従って、この実施形態は、ブロック構成上は、図7のテレビジョンカメラにおけるドラフト読出パルス発生回路1と全画素読出パルス発生回路2、それに動作モードセレクタ3に代えて、交互駆動読出パルス発生回路10を設けたものに相当する。
【0026】
そして、この交互駆動読出パルス発生回路10は、全画素/ドラフト交互駆動パルス10aと、全画素/ドラフト交互同期パルス10bをそれぞれ生成し、撮像素子4と映像処理回路5に各々供給する働きをする。
【0027】
ここで、まず、全画素/ドラフト交互駆動パルス10aとは、撮像素子4を、1フレーム期間毎に交互に全画素読出し方式とドラフト読出方式に切換えて動作させるのに必要なパルスパターンを持った駆動パルスのことで、従って、全画素/ドラフト交互駆動パルス10aは、図示のように、例えば、10a=(1a+2a)として表わせるものである。なお、10b=3×1a+2a、10a=2×1a+2aとしてもよい。
【0028】
次に、全画素/ドラフト交互同期パルス10bとは、1フレーム期間毎に交互に全画素読出し方式とドラフト読出方式に切換えて撮像素子4から読出されてくる画像信号4aの信号処理に必要なパルスパターンを持った同期パルスのことで、従って、これも図示のように、10b=(1b+2b)として表わせるものである。なお、上述のように、10b=3×1b+2b、10b=2×1b+2bなどとしてもよい。
【0029】
そこで、撮像素子4は、全画素/ドラフト交互駆動パルス10aにより駆動され、高解像度の画像を得ることができる全画素読出し動作と、画素の読出しを間引いてフレームレートを高くすることができるドラフト読出し動作とを交互に繰り返えし、映像処理回路5に画像信号4aを供給する。
【0030】
そして、映像処理回路5は、この全画素読出し動作とドラフト読出を交互に繰り返えしている画像信号4aを入力し、これを全画素/ドラフト交互同期パルス10bのタイミングで外部機器に接続できるように映像処理を行い、ビデオ信号5aとして出力するのである。
【0031】
次に、この図1のテレビジョンカメラの動作について説明する。いま、交互駆動読出パルス発生回路10が動作し、全画素/ドラフト交互駆動パルス10aと全画素/ドラフト交互同期パルス10bが交互に供給されたとすると、このときの画像信号4aは、図2に示すようになる。
【0032】
ここで、この図2は、撮像素子4の各画素の中で、フレーム期間に信号が読出される画素の説明図で、連続したフレームからなる画像信号の或る期間で連続しているフレーム画像001、002、003、004を抜き出して示したものである。
【0033】
そして、この図2から明らかなように、フレーム画像001とフレーム画像003が全画素読出し動作による場合で、フレーム画像002とフレーム画像004がドラフト読出方式による場合であり、従って、図1の実施形態の場合は、これらが交互になっていることが判る。
【0034】
この図2のドラフト読出方式によるフレーム画像002、004においては、図8と同じく、薄い墨色に着色されている画素が、信号の読出しが間引かれている画素を表わしており、従って、この場合も、横方向ではそのままで、縦方向に順次、2画素づつ間引かれていることになり、2/3の画素が間引かれ、残りの1/3の画素だけから画像信号が読出されている状態になっている。
【0035】
そうすると、この図2において、フレーム画像001とフレーム画像003は全画素読出方式によるため、全ての画素から信号が出力されるが、しかし、このとき、撮像素子が図7の従来技術の場合と同じとすると、1フレーム画像の読出しに1/20秒かかることになり、この場合、フレームレートは20fpsとなる。
【0036】
一方、フレーム画像002とフレーム画像004の場合はドラフト読出方式しなので、信号は3画素中1画素からしか読出されないが、しかし、1フレーム画像の読出しは1/60秒で終わり、従って、フレームレートは60fpsと高速になる。
【0037】
そして、これらが交互に繰り返えされるので、2フレーム期間でみると、1/20秒+1/60秒で1/15秒かかることになり、1秒間では30フレームの画像となるので、映像処理回路5から出力されるビデオ信号5aの平均的なフレームレートは30fpsになり、従って、この実施形態によれば、NTSC方式におけるフレームレート30fpsにも充分に対応することができる。
【0038】
次に、図3は、本発明によるテレビジョンカメラの第2の実施形態で、この実施形態の場合、図1の実施形態における撮像素子4と映像処理回路5、それに交互駆動読出パルス発生回路10を纏めてテレビジョンカメラ11とした上で、映像処理回路5から出力されるビデオ信号5aをそのままテレビジョンカメラ11から外部に取り出すようにしている。
【0039】
そして、このテレビジョンカメラ11に加えて記録装置12と表示装置13、それに補間演算回路20を設け、テレビジョンカメラ11から外部に取り出されたビデオ信号5aは、記録装置12と補間演算回路20に供給され、表示装置13には、この補間演算回路20から出力されるビデオ信号20aが供給されるようにしたものである。
【0040】
ここで、まず、記録装置12は、例えばVTR(ビデオテープレコーダ)、VDR(ビデオディスクレコーダ)などの画像信号記録装置で構成され、テレビジョンカメラ11から外部に取り出されたビデオ信号5aをそのまま記録する働きをする。そして、このとき、記録したビデオ信号5aを、必要に応じて再生する働きもする。
【0041】
次に、表示装置13は、例えば液晶表示装置やプラズマ表示装置などの画像モニタ装置で構成され、テレビジョンカメラ11から外部に取り出されたビデオ信号5a、又は記録装置12から再生されたビデオ信号5aを、補間演算回路20から、補間が施されフレームレートが一定にされたビデオ信号20aを入力し、表示面に画像を再生する働きをする。
【0042】
そして、補間演算回路20は、ビデオ信号5aを入力し、ドラフト読出し時に読出されてこない画素に相当する信号部分を、近傍画素や前後の全画素読出しの画像の情報に基づいて補間し、全画素読出し時と同等の画素数に変換した上で、フレームレートを一定にし、これにより補間が施されフレームレートが一定にされたビデオ信号20aを出力する働きをする。
【0043】
図4は、本発明によるテレビジョンカメラの第3の実施形態で、撮像素子4と映像処理回路5、それに交互駆動読出パルス発生回路10を纏めてテレビジョンカメラ110とした点は、図3の実施形態と同じであるが、この図4の実施形態では、更に、このテレビジョンカメラ110に補間演算回路20を内蔵させ、テレビジョンカメラ110から、補間が施されフレームレートが一定にされたビデオ信号20aが外部に直ちに出力されるようにしたものである。
【0044】
従って、この図4の実施形態では、記録装置12’は、フレームレートが一定のビデオ信号20aが記録され、表示装置13には、テレビジョンカメラ110から出力されるビデオ信号20a、又は記録装置12から再生されたビデオ信号20aがそのまま供給され、高フレームレート高解像度のビデオ信号として表示する。
【0045】
次に、これら図3と図4の実施形態におけるの補間演算回路20の動作について、更に詳しく説明すると、この場合、図5に示すように、まず、同じフレーム内で近傍にある画素により補間をする方法や、当該フレームの前後にある全画素読出し時のフレーム画像001、003から、ドラフト読出し時のフレーム画像002に相当する同座標の画素を置換して補間する方法を用いてフレーム画像002’を生成する。
【0046】
このとき、何れの方法でも、ビデオ信号5aを少なくとも3フレーム分、記憶することができるフレームメモリを用い、補間に必要な演算を実行する。そして補間したビデオ信号を更に別のフレームメモリに格納し、例えば30fpsの一定のフレーム同期パルスにより読出すことにより、補間が施されフレームレートが一定にされたビデオ信号20aを出力することができる。
【0047】
ここで、図6は、移動する物体の画像Aについての補間演算回路20の動作の一例で、全画素読出し時のフレーム画像001とフレーム画像003における画像Aから、これらのフレームの間にあるドラフト読出し時のフレーム画像002における物体の画像Aの位置が予測できるので、これから補間したフレーム画像002’が生成できることになる。
【0048】
そうすると、この補間演算回路20から出力されるビデオ信号20aは、全画素読出しとドラフト読出しによる画像がフレーム単位で交互に入れ替わっているにもかかわらず、ドラフト読出しによる画像については、補間が施されていることにより、全画素読出しによる画像に匹敵する高精細で高解像度を持ちながら、フレームレートは、例えば30fpにも高められていることになる。
【0049】
従って、これら図3と図4の実施形態によれば、高解像度で高フレームレートのビデオ信号20aが得られることになり、表示装置13に高解像度の画像を表示することができる。
【0050】
ところで、上記した図1の実施形態の場合、映像処理回路5から出力されるビデオ信号5aは、当然のこととして、フレームレートが交互に20fpsと60fpsに変化しており、従って、いささか使い勝手が良くないといえる。
【0051】
しかし、これら図3と図4の実施形態によれば、フレームレートが一定のビデオ信号20aが得られるので、そのまま表示装置13などに表示させることができ、しかも、このとき撮像素子4がもつ解像度を充分に活かすことができる。
【0052】
なお、図3の実施形態では、ビデオ信号5aをそのままテレビジョンカメラ11から出力させるようになっているが、この場合、このビデオ信号5aは、全画素読出し時とドラフト読出し時でフレーム期間が異なっていて、ドラフト読出し時には、間引かれた画素の信号が伝送されないので、その分、ビデオ信号5aに必要な伝送帯域が狭くでき、且つ記録装置12は、ドラフト読出し時に読出さない画素が記録されない分、記録すべきデータ量を減らすことができる。
【0053】
一方、図4の実施形態では、テレビジョンカメラ110内に補間演算回路20が内蔵され、高フレームレートのビデオ信号20aがテレビジョンカメラ110から直ちに得られるので、高い汎用性を容易に与えることができる。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、撮像素子の解像度特性を充分に活かしながら高いフレームレートが維持できるテレビジョンカメラを容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビジョンカメラの一実施の形態を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の実施形態による全画素読出し動作とドラフト読出動作のフレーム期間に信号が読出される画素の説明図である。
【図3】本発明によるテレビジョンカメラの他の一実施の形態を示すブロック構成図である。
【図4】本発明によるテレビジョンカメラの更に別の一実施の形態を示すブロック構成図である。
【図5】本発明の実施の形態における補間演算動作の一例を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態における補間演算動作の一例を示す説明図である。
【図7】従来技術によるテレビジョンカメラの一例を示すブロック構成図である。
【図8】テレビジョンカメラにおけるドラフト読出動作のフレーム期間に信号が読出される画素の説明図である。
【図9】テレビジョンカメラにおける全画素読出し動作のフレーム期間に信号が読出される画素の説明図である。
【符号の説明】
1 ドラフト読出パルス発生回路
2 全画素読出パルス発生回路
3 動作モードセレクタ
4 撮像素子(CCD撮像素子)
5 映像処理回路
10 交互駆動読出パルス発生回路
11、110 テレビジョンカメラ、
12 記録装置
13 表示装置
20 補間演算回路
1a ドラフト読出し用駆動パルス
1b ドラフト読出し用同期パルス
2a 全画素読出し用駆動パルス
2b 全画素読出し用同期パルス
3a 駆動パルス
3b 同期パルス
4a 画像信号
5a ビデオ信号
10a 交互駆動読出し用駆動パルス
10b 交互駆動読出し用同期パルス
20a 補間が施されフレームレートが一定にされたビデオ信号
001、003 全画素読出し時のフレーム画像
002、004 ドラフト読出し時のフレーム画像
002’ 補間したフレーム画像

Claims (4)

  1. 撮像素子に電荷結合素子を用いたテレビジョンカメラにおいて、
    前記撮像素子を全画素読出方式とドラフト読出方式で交互に動作させるパルス発生手段が設けられていることを特徴とするテレビジョンカメラ。
  2. 撮像素子に電荷結合素子を用いたテレビジョンカメラにおいて、
    前記撮像素子を全画素読出方式とドラフト読出方式で交互に動作させるパルス発生手段と、
    前記撮像手段から読出された画像信号を入力とする補間演算手段を設け、
    前記補間演算手段により、前記画像信号の中のドラフト読出方式で読出された部分に補間演算が施され、
    前記画像信号の中の全画素読出方式で読出された部分とドラフト読出方式で読出された部分のフレームレートをそれぞれ変換して一定のフレームレートにする処理が施されるように構成されていることを特徴とするテレビジョンカメラ。
  3. 請求項2に記載の発明において、
    前記撮像手段から読出された画像信号を記録する記録手段が設けられていることを特徴とするテレビジョンカメラ。
  4. 請求項2に記載の発明において、
    前記補間演算手段から出力されるビデオ信号を記録する記録手段が設けられていることを特徴とするテレビジョンカメラ。
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