JP2003158681A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2003158681A
JP2003158681A JP2001357737A JP2001357737A JP2003158681A JP 2003158681 A JP2003158681 A JP 2003158681A JP 2001357737 A JP2001357737 A JP 2001357737A JP 2001357737 A JP2001357737 A JP 2001357737A JP 2003158681 A JP2003158681 A JP 2003158681A
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image pickup
pickup device
video signal
drive
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JP2001357737A
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Akihito Nishizawa
明仁 西澤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮像装置において、ビデオフォーマットに合っ
たライン数でビデオ信号出力を出すことができる技術の
提供。 【解決手段】撮像素子に縦ストライプの色分解フィルタ
を設けるとともに、ビデオフォーマット設定入力に基づ
き該フォーマット対応の画素数となる垂直方向の画素混
合を行い、ビデオフォーマットに合せたライン数の信号
を出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のビデオフォ
ーマットに対応する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術としては、例えば、特開200
0−308076号公報や特開2001−197371
号公報に記載されたものがある。特開2000−308
076号公報には、出力ライン数のおよそN倍の画素数
を有する撮像素子による単板式の撮像装置において、折
り返しノイズの少ない高画質の動画像を生成することを
目的に、撮像素子の各画素に蓄積した信号に対し、スト
ライプ状フィルタを用いて垂直方向にN画素周期の間引
き、または混合を行い、垂直方向の画素のおよそN分の
1ラインの信号を撮像素子から出力する技術が記載され
ている。また、特開2001−197371号公報に
は、高精細な静止画に加え、回路規模を増加させずに、
画質劣化を低減した動画撮影を可能にすることを目的
に、垂直方向にテレビジョン方式の有効走査線数の3倍
以上の画素数を有する撮像素子を用いて、動画撮影時及
び静止画撮影中のモニタリング時には、画素混合または
間引き、垂直帰線期間中の信号読出し、補間処理により
テレビジョン信号を生成し、静止画記録時には、全画素
の信号を独立に読み出して記録する技術が記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】デジタルハイビジョン
の普及に伴い高精細テレビ(以下、テレビをTVと記
す)やモニタが、インターレース、プログレッシブを問
わず、複数の走査線数に対応してきている。しかし、上
記従来技術では、標準型TV(NTSC方式では有効4
80ラインのインターレース走査のTV)のビデオフォ
ーマットで出力しており、アナログ映像出力の走査線数
を変える考慮なされていない。このため、高解像度で記
録されてもTVモニタでの表示映像は高解像度にはなら
なかった。また、単板方式の撮像装置では、色信号を生
成するために撮像素子の受光面に市松配列の色分離フィ
ルタを設けているため、高画素数の撮像素子の信号から
TVの走査線数に合せた信号を作る。このため、3画素
以上の画素混合を行うとサンプリングの位相がずれ、輝
度信号のエッジ部がモアレにより劣化し易かった。ま
た、動画画質を重視する場合は、サンプリング位相がず
れないように2画素混合で動画映像を生成することにな
るため、記録される映像も必ずしも充分な解像度になら
なかった。本発明の課題点は、(1)モアレ等による画
質劣化を起すことなくビデオフォーマットに合ったライ
ン数でビデオ信号出力を出すことができること、(2)
複数のビデオフォーマットへの対応が可能なこと、
(3)ビデオフォーマットで決まるフレームレートによ
って撮像素子の駆動速度が左右されず、目的に応じた解
像度での記録や表示が可能なこと、等である。本発明の
目的は、かかる課題点を解決できる技術を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題点を解決するた
めに、本発明では、基本的に、撮像素子に、色配列が撮
像素子の垂直方向の列毎に1色に限定された縦ストライ
プの色分解フィルタを設けるとともに、該撮像素子をビ
デオフォーマット設定入力に基づき該フォーマット対応
の画素数となる垂直方向の画素混合を行うように駆動
し、ビデオフォーマットに合せたライン数の信号を出力
させる。具体的には、(1)撮像素子の垂直方向の画素
混合数を決めるための複数の駆動条件を保持する駆動条
件保持手段(該当実施例:符号52、53、54、5
5)と、撮像素子の出力ビデオ信号のビデオフォーマッ
トを設定し該設定フォーマットに対応する駆動条件を上
記複数の駆動条件のうちから選択する駆動条件選択手段
(該当実施例:符号6、56)と、該選択した出力に基
づき、上記撮像素子駆動用の駆動パルスを生成して出力
する駆動パルス生成手段(該当実施例:符号51)とを
設ける。(2)上記(1)に加え、駆動された撮像素子
から出力されるビデオ信号またはこれを処理したビデオ
信号を蓄えるメモリ(該当実施例:符号101)と、該
メモリから読み出された信号を撮像素子の垂直方向に補
間、サンプリングのいずれかまたは両方を行う手段(該
当実施例:符号11)とを設ける。(3)上記(1)に
加え、駆動された撮像素子から出力されるビデオ信号ま
たはこれを処理したビデオ信号をメモリに蓄え、該蓄え
た信号を該メモリから読出し速度可変で読み出す手段
(該当実施例:符号101、102)と、該読み出した
信号をサンプリング処理または補間処理して出力する手
段(該当実施例:符号11)とを設ける。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例につき、図
面を用いて説明する。図1〜図6は、本発明の第1の実
施例の説明図である。図1は撮像装置の構成例を示す
図、図2及び図3は撮像素子における画素混合とビデオ
フォーマットの関係の説明図、図4、図5及び図6は、
撮像素子の画素混合動作を示す図である。図1におい
て、3は撮像素子、4は信号処理回路、5は撮像素子駆
動回路、51は撮像素子駆動用の駆動パルスを生成して
出力する駆動パルス生成回路、52〜55は、撮像素子
の垂直方向の画素混合数を決めるための駆動条件を保持
するための、駆動条件保持手段としてのタイミング設定
レジスタ、6は、ビデオ信号のビデオフォーマットを選
択・設定し、設定したビデオフォーマットに対応する画
素数の指示信号を出力する設定手段としてのビデオフォ
ーマット設定入力スイッチ、56は、ビデオフォーマッ
ト設定入力スイッチ6の出力に基づき設定フォーマット
に対応する駆動条件を上記複数の駆動条件のうちから選
択する駆動条件選択手段としての選択回路、7は記録回
路、8は記録媒体、9は、信号回路4からの出力と記録
回路7からの出力のいずれかを選択する選択回路、10
はフレームレート変換回路、101は画像メモリ、10
2はリード・ライト制御、11はコンポーネントアナロ
グ出力生成回路である。撮像素子3は撮像素子駆動回路
5で駆動され、該撮像素子3からの出力信号は、信号処
理回路4で信号処理され、輝度信号及び色差信号を生成
する。該輝度信号及び色差信号は、記録媒体8に記録す
るための信号処理を記録回路7において施された後、記
録媒体8に記録される。また、上記信号処理回路4から
出力される輝度信号及び色差信号は、選択回路9を介
し、撮像素子駆動回路5の駆動条件で決まるフレームレ
ートで、フレームレート変換回路10内の画像メモリ1
01に書き込まれる。該画像メモリ101に書き込まれ
た画像は、その後、例えば、有効画素480、1080
ラインのインターレースや、有効画素480、720、
1080ラインのプログレッシブ等のビデオフォーマッ
トに基づいたフレームレートで画像メモリ101から読
み出され、コンポーネントアナログ出力生成回路11に
入力される。該コンポーネントアナログ出力生成回路1
1に入力された信号は、該コンポーネントアナログ出力
生成回路11において、補間やサンプリングや同期付加
等の処理を施され、上記ビデオフォーマットのコンポー
ネントアナログ信号として出力される。一方、記録媒体
8に記録された信号の再生にあたっては、記録信号が、
記録時のフレームレートで記録媒体8から読み出され、
該読み出された信号は、記録回路7、選択回路9を介し
フレームレート変換回路10内の画像メモリ101に書
き込まれる。その後、該画像メモリ101から、例え
ば、有効画素480、1080ラインのインターレース
や、有効画素480、720、1080ラインのプログ
レッシブ等のビデオフォーマットに基づいたフレームレ
ートで読み出され、コンポーネントアナログ出力生成回
路11に入力される。該入力信号は、該コンポーネント
アナログ出力生成回路11において、補間やサンプリン
グや同期付加等の処理を施され、コンポーネントアナロ
グ信号として出力される。上記のように、本実施例構成
では、上記画像メモリ101への書き込みにあたって
は、信号は、撮像素子3の読み出しのフレームレート、
または信号が記録媒体8に記録される際の撮像素子3か
らの読み出しのフレームレートで書き込まれる。また、
画像メモリ101からの映像の読み出しにあたっては、
ビデオフォーマットで決まるフレームレートで読み出さ
れる。また、選択回路56には、ビデオフォーマット設
定入力スイッチ6から、該ビデオフォーマット設定入力
スイッチ6によって選択され設定されたビデオ信号のビ
デオフォーマットに対応する画素数の指示信号が入力さ
れる。該指示信号に基づき該選択回路56は、該指示さ
れたビデオフォーマットの画素数で撮像素子3を駆動す
るように、タイミング設定レジスタ52〜55に保持さ
れた駆動条件のうちから該ビデオフォーマットに対応す
る駆動条件を選択する。駆動パルス生成回路51は、該
選択された駆動条件に基づき駆動パルスを生成し、該駆
動パルスにより撮像素子3を、垂直方向に画素混合して
駆動する。該駆動により該撮像素子3は、上記ビデオフ
ォーマット設定入力スイッチ6によって選択され設定さ
れたビデオフォーマットの画素数のビデオ信号を出力す
る。
【0006】以下、撮像素子3の内部における垂直方向
の画素混合とビデオフォーマットとの関係につき、図2
及び図3を用いて説明する。図2は輝度及び色差信号で
有効画素が水平1280画素、垂直960画素を生成可
能な撮像素子の例である。図2において、例えば、有効
720ラインのプログレッシブタイプ(720p)のビ
デオフォーマットのビデオ信号を生成する場合は、撮像
素子での垂直の画素混合は行わずに、1280画素×9
60ラインの領域から、960画素×720ラインの領
域を切り出すようにする。また、例えば、有効480ラ
インのプログレッシブタイプ(480p)のビデオフォ
ーマットのビデオ信号を生成する場合には、撮像素子で
垂直方向に2画素の画素混合を行い、1280画素×9
60ラインの領域から、1280画素×480ラインの
ビデオフォーマットのビデオ信号を生成する。また、例
えば、有効480ラインのインターレースタイプ(48
0i)のビデオフォーマットのビデオ信号を生成する場
合には、撮像素子で垂直方向に4画素の画素混合を行
い、1280画素×960ラインの領域から、偶数フィ
ールド1280画素×240ラインの信号と、奇数フィ
ールド1280画素×240ラインの信号とを生成し、
該偶数フィールドと該奇数フィールドとで垂直方向に2
画素分オフセットする。また、図3は、撮像素子の画素
数を、水平1440画素、垂直1080画素とした場合
の例である。図3において、例えば、有効1080ライ
ンのインターレースタイプ(1080i)のビデオフォ
ーマットのビデオ信号を生成する場合は、撮像素子で垂
直方向に2画素の画素混合を行い、1440画素×10
80ラインの領域から、偶数フィールド1440画素×
540ラインの信号と、奇数フィールド1440画素×
540ラインの信号とを生成し、偶数フィールドと奇数
フィールドとで垂直方向に1画素分オフセットする。ま
た、図2のように、例えば、有効720ラインのプログ
レッシブタイプ(720p)のビデオフォーマットのビ
デオ信号を生成する場合は、撮像素子3での垂直方向の
画素混合は行わずに、1440画素×1080ラインの
領域から、960画素×720ラインの領域を切り出
す。また、例えば、有効480ラインのプログレッシブ
タイプ(480p)のビデオフォーマットのビデオ信号
を生成する場合には、撮像素子で垂直方向に2画素の画
素混合を行い、1440画素×1080ラインの領域か
ら、1280画素×480ラインのビデオフォーマット
のビデオ信号を生成する。また、例えば、有効480ラ
インのインターレースタイプ(480i)のビデオフォ
ーマットのビデオ信号を生成する場合には、撮像素子の
垂直方向に4画素の画素混合を行い、14400画素×
1080ラインの領域から、偶数フィールド1280画
素×240ラインの信号と、奇数フィールド1280画
素×240ラインの信号とを生成し、該偶数フィールド
と該奇数フィールドとで垂直方向に2画素分オフセット
する。なお、図2及び図3では、撮像素子3の画素を正
方形のものとしているが、本発明ではこれには限定され
ず、例えば長方形の画素であってもよい。また、垂直方
向の画素混合を行わなければ、有効1080ラインのプ
ログレッシブタイプのビデオフォーマットのビデオ信号
の生成も可能である。上記において、画素混合なしの場
合は、上記タイミング設定レジスタ52〜55のうち、
画素混合なしのタイミング設定レジスタ52に保持され
た駆動条件が、ビデオフォーマット設定入力スイッチ6
からの指示信号に基づき選択回路56によって選択さ
れ、2画素混合の場合は、2画素混合のタイミング設定
レジスタ53に保持された駆動条件が選択され、4画素
混合の場合は、4画素混合のタイミング設定レジスタ5
5に保持された駆動条件が選択される。また、3画素混
合の場合も同様に、3画素混合のタイミング設定レジス
タ54に保持された駆動条件が選択される。
【0007】図4〜図6は、撮像素子3の色分解フィル
タによる画素混合の説明図である。黄色、緑及びシアン
の縦ストライプ構造の色フィルタを用い、同一の画素列
では1色の色フィルタとしている。かかる構成とするこ
とで、垂直方向に任意に画素混合ができるようにしてい
る。図4は画素混合を行わない場合であり、全ての画素
が混合されずに、垂直転送用CCD31、32、33、
水平転送用CCD34及び読出しアンプ35を介して順
次読み出される。図5は上下2画素で画素混合を行い、
有効走査線数を半減し、上記図4の場合と同様にして信
号を順次読み出す。図6は上下4画素で画素混合を行
い、有効走査線数を1/4にし、上記図4の場合と同様
にして信号を順次読み出す。
【0008】上記第1の実施例によれば、ビデオフォー
マットで決まるライン数に合せて画素混合する画素数を
変えることができるため、モアレ等による画質劣化を起
すことなく、ビデオフォーマットに合ったライン数でテ
レビ出力を出すことができる。この結果、複数のビデオ
フォーマットへの対応が可能となり、複数の中からのビ
デオフォーマットの選択が可能となる。また、画像メモ
リ101でフレームレート変換する構成のため、ビデオ
フォーマットで決まるフレームレートによって撮像素子
3の駆動速度が左右されず、目的に応じた解像度での記
録や表示が可能となる。さらに、記録されたライン数で
テレビ表示が可能となるため、高解像度記録映像は高解
像度のまま表示できる。さらに、記録回路7及び記録媒
体8を、例えば、MPEG規格に準拠した構成とした場
合には、解像度すなわち画素サイズの異なる複数の映像
を撮影した場合にも、画素サイズの設定は不要になる。
【0009】図7は本発明の第2の実施例としての撮像
装置の構成例を示す図である。
【0010】本実施例は、赤色光、緑色光、青色光に対
応して撮像素子を3個用いる場合の構成例である。図7
において、1はレンズ、2は入射光を赤色光、緑色光、
青色光に分光する分光系、3aは赤色光用撮像素子、3
bは緑色光用撮像素子、3cは青色光用撮像素子であ
る。レンズ1を介し入射した撮像物からの光は分光系2
で赤色光、緑色光、青色光に分光され、赤色光は撮像素
子3aに、緑色光は撮像素子3bに、青色光は撮像素子
3cにそれぞれ照射される。照射された光はそれぞれの
撮像素子3a、3b、3cで光電変換された後、信号処
理回路4で信号処理を施される。3個の撮像素子3a、
3b、3cは、撮像素子内部で光電変換を行うフォトダ
イオードの前面に設けられた黄色、緑、シアン色等の色
分解フィルタを除去した撮像素子であり、それぞれが、
上記第1の実施例の場合と同様、撮像素子の垂直方向
に、画素混合なし、2画素混合、4画素混合等、画素数
に応じた複数の方式の画素混合を行える構成を有する。
その他の部分の構成は上記第1の実施例の場合と同様で
ある。上記第2の実施例においても、上記第1の実施例
の場合と同様の効果が得られる。
【0011】図8は本発明の第3の実施例としての撮像
装置の構成例を示す図である。本実施例は、緑色光用の
撮像素子と赤色光・青色光用の撮像素子との2個の撮像
素子を用いる場合の構成例である。図8において、1は
レンズ、2'は入射光を緑色光と、赤色光・青色光とに
分光する分光系、3bは緑色光用撮像素子、3dは赤色
光・青色光用撮像素子である。レンズ1を介し入射した
撮像物からの光は分光系2'で緑色光と、赤色光・青色
光に分光され、緑色光は撮像素子3bに、赤色光・青色
光は撮像素子3dにそれぞれ照射される。照射された光
はそれぞれの撮像素子3b、3dで光電変換された後、
信号処理回路4に入力され、該信号処理回路4において
信号処理を施される。その他の部分の構成は上記第1、
第2の実施例の場合と同様である。
【0012】図9は、該第3の実施例における撮像素子
の画素混合動作の説明図で、4画素を混合するときの混
合動作例を示す。図9において、画素の混合は、赤と青
に縦ストライプフィルタ構造を有する2板用撮像素子で
垂直方向に連続した4画素の情報を垂直CCDで4画素
分混合することにより、撮像素子から出力される信号の
ライン数を1/4にしている。偶数と奇数フィールドで
混合開始画素をずらすことで、インターレースにも対応
可能である。なお、本第3の実施例は、4画素の混合の
みならず、図4に示すように画素混合しない動作や、図
5に示すように2画素混合する動作も可能であり、混合
画素数をビデオフォーマットにより切り替えることで、
各種のビデオフォーマットに合った映像信号や、記録時
の希望解像度に合った映像を作ることができる。上記第
3の実施例においても、上記第1、第2の実施例の場合
と同様の効果が得られる。
【0013】なお、上記各実施例において、ビデオフォ
ーマット設定入力スイッチ6は、ボタン等で操作される
手動式構成のものであってもよいし、または、例えば、
映像表示するモニタ等外部装置からの信号により知らさ
れるビデオフォーマットの情報を自動的に選択回路56
に入力する電子式構成のものであってもよいし、さら
に、他の方式のものであってもよい。また、上記各実施
例においては、ビデオ信号を、画像メモリ101から読
み出して、コンポーネントアナログ出力生成回路11に
入力し、ここで、補間やサンプリングや同期付加等の処
理を施し、コンポーネントアナログ信号として出力する
構成としたが、本発明はこれに限定されず、画像メモリ
101から読み出した信号を他の信号処理手段で処理し
てから出力するようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、モアレ等による画質劣
化を起すことなくビデオフォーマットに合ったライン数
でビデオ信号出力を出すことができる。また、撮像素子
の駆動速度がフレームレートに左右されず、目的に応じ
た解像度での記録や表示が可能となる。記録ライン数で
のテレビ表示も可能となるため、高解像度記録映像は高
解像度のまま表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としての撮像装置の構成
例を示す図である。
【図2】画素混合とビデオフォーマットの関係の説明図
である。
【図3】画素混合とビデオフォーマットの関係の他の説
明図である。
【図4】撮像素子の画素混合の説明図である。
【図5】撮像素子の垂直方向の2画素による画素混合動
作の説明図である。
【図6】撮像素子の垂直方向の4画素による画素混合動
作の説明図である。
【図7】本発明の第2の実施例としての撮像装置の構成
例を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施例としての撮像装置の構成
例を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例における撮像素子の画素
混合動作の説明図である。
【符号の説明】
1…レンズ、 2…分光系、 3、3a、3b、3c、
3d…撮像素子、 31、32、33…垂直転送用CC
D、 34…水平転送用CCD、 35…読み出しアン
プ、 4…信号処理回路、 5…撮像素子駆動回路、
51…駆動パルス生成回路、 52、53、54、55
…タイミング設定レジスタ、 56…選択回路、 6…
ビデオフォーマット設定入力スイッチ、 7…記録回
路、 8…記録媒体、 10…フレームレート変換回
路、 101…画像メモリ、 102…リード・ライト
制御、 11…コンポーネントアナログ出力生成回路。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/07 H04N 9/09 A 9/09 H01L 27/14 B Fターム(参考) 4M118 AA05 AA10 BA13 DB03 DB09 DB20 FA06 FA34 FA35 GC08 5C024 DX01 GY04 GZ27 HX02 HX14 HX50 HX57 JX14 5C063 BA03 BA04 BA14 CA01 EB45 5C065 BB48 CC01 DD17 DD18 DD19 EE04 EE07 GG13 GG27

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素混合方式に対応して撮像素子を駆動し
    ビデオ信号を出力する撮像装置において、 上記撮像素子の垂直方向の画素混合数を決めるための複
    数の駆動条件を保持する駆動条件保持手段と、 上記撮像素子の出力ビデオ信号のビデオフォーマットを
    設定し該設定フォーマットに対応する駆動条件を上記複
    数の駆動条件のうちから選択する駆動条件選択手段と、 該駆動条件選択手段からの出力に基づき、上記撮像素子
    駆動用の駆動パルスを生成して出力する駆動パルス生成
    手段と、 を備え、 設定される上記ビデオフォーマットに対応して上記撮像
    素子をその垂直方向の混合画素数を変えて駆動すること
    を特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】画素混合方式に対応して撮像素子を駆動し
    ビデオ信号を出力する撮像装置において、 撮像素子の出力ビデオ信号のビデオフォーマットを設定
    する設定手段と、 上記撮像素子の垂直方向の画素混合数を決めるための複
    数の駆動条件を保持する駆動条件保持手段と、 上記設定手段の出力に基づき設定フォーマットに対応す
    る駆動条件を上記複数の駆動条件のうちから選択する駆
    動条件選択手段と、 該選択した出力に基づき、上記撮像素子駆動用の駆動パ
    ルスを生成して出力する駆動パルス生成手段と、 を備え、 設定される上記ビデオフォーマットに対応して上記撮像
    素子をその垂直方向の混合画素数を変えて駆動すること
    を特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】画素混合方式に対応して撮像素子を駆動し
    ビデオ信号を出力する撮像装置において、 撮像素子の出力ビデオ信号のビデオフォーマットを設定
    する設定手段と、 上記撮像素子の垂直方向の画素混合数を決めるための複
    数の駆動条件を保持する駆動条件保持手段と、 上記設定手段の出力に基づき設定フォーマットに対応す
    る駆動条件を上記複数の駆動条件のうちから選択する駆
    動条件選択手段と、 該選択した出力に基づき、上記撮像素子駆動用の駆動パ
    ルスを生成して出力する駆動パルス生成手段と、 該駆動された撮像素子から出力されるビデオ信号または
    これを処理したビデオ信号をメモリに蓄え、該蓄えた信
    号を該メモリから読出し速度可変で読み出す手段と、 を備え、 設定される上記ビデオフォーマットに対応して上記撮像
    素子をその垂直方向の混合画素数を変えて駆動するとと
    もに、上記メモリからビデオ信号を、読出し速度を変え
    て読み出すことを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】画素混合方式に対応して撮像素子を駆動し
    ビデオ信号を出力する撮像装置において、 撮像素子の出力ビデオ信号のビデオフォーマットを設定
    する設定手段と、 上記撮像素子の垂直方向の画素混合数を決めるための複
    数の駆動条件を保持する駆動条件保持手段と、 上記設定手段の出力に基づき設定フォーマットに対応す
    る駆動条件を上記複数の駆動条件のうちから選択する駆
    動条件選択手段と、 該選択した出力に基づき、上記撮像素子駆動用の駆動パ
    ルスを生成して出力する駆動パルス生成手段と、 該駆動された撮像素子から出力されるビデオ信号または
    これを処理したビデオ信号を蓄えるメモリと、 該メモリから読み出された信号を撮像素子の垂直方向に
    補間、サンプリングのいずれかまたは両方を行う手段
    と、 を備え、 上記設定されるビデオフォーマットに対応して上記撮像
    素子をその垂直方向の混合画素数を変えて駆動するとと
    もに、補間またはサンプリング処理されたビデオ信号を
    出力することを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】上記ビデオフォーマットは、インターレー
    スまたはプログレッシブの走査方式と、有効走査線数4
    80、720、1080のいずれかとの組み合わせで可
    能なフォーマットである請求項1から4のいずれかに記
    載の撮像装置。
  6. 【請求項6】画素混合方式に対応して撮像素子を駆動し
    ビデオ信号を出力する撮像装置において、 撮像素子の出力ビデオ信号のビデオフォーマットを設定
    する設定手段と、 上記撮像素子の垂直方向の画素混合数を決めるための複
    数の駆動条件を保持する駆動条件保持手段と、 上記設定手段の出力に基づき設定フォーマットに対応す
    る駆動条件を上記複数の駆動条件のうちから選択する駆
    動条件選択手段と、 該選択した出力に基づき、上記撮像素子駆動用の駆動パ
    ルスを生成して出力する駆動パルス生成手段と、 該駆動された撮像素子から出力されるビデオ信号または
    これを処理したビデオ信号をメモリに蓄え、該蓄えた信
    号を該メモリから読出し速度可変で読み出す手段と、 該読み出した信号をサンプリング処理または補間処理し
    て出力する手段と、 を備え、 設定される上記ビデオフォーマットに対応して上記撮像
    素子をその垂直方向の混合画素数を変えて駆動するとと
    もに、上記メモリから読み出したビデオ信号を、メモリ
    記録時とは異なるビデオフォーマットのビデオ信号に変
    換して出力可能にしたことを特徴とする撮像装置。
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