JP3932006B2 - 撮像装置 - Google Patents

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  • Signal Processing (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子を用いて撮像装置であって、特に、動画と静止画とを得ることができるようにした撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CCDなどの撮像素子を用いて光電変換を行ない、これにデジタル信号処理を施して所定のデジタル画像信号を得る従来の撮像装置は、動画を撮像するビデオカメラと、静止画を撮像する電子スチルカメラとに分類することができる。しかし、動画撮像と静止画撮像の両方に対応できる撮像装置も提案されており、例えば、特開平2−280496号公報や「1995年 日本写真学会 ファインイメージシンポジウム予稿集」pp.59−62に記載されている。
【0003】
上記従来例では、一般に、撮像素子は動画用、即ち、ビデオカメラ用のCCDを用いている。このような撮像素子に用いる色フィルタ配列の例を図3の(a)に示す。この例では、Mg,G,Cy,Yeの補色フィルタを用いている。この色フィルタを備えた撮像素子を用いて動画データを生成する場合には、垂直方向に隣接する2画素の信号を混合して出力する。
【0004】
また、NTSC方式などのアナログTV(テレビジョン)信号規格におけるビデオ信号はインターレース信号であるが、このようなインターレース信号を生成するために、混合する行の組み合わせをフィールド毎に変えることにより、擬似的にインターレース走査を行なうようにしている。
【0005】
また、このような撮像素子を用いて静止画撮影を行なう場合は、垂直方向に隣接する画素間の信号を混合せず、各画素の信号を独立に読み出す。この際、まず、第1フィールドで奇数行の画素信号を読み出し、第2フィールドで偶数行の画素信号を読み出し、第1フィールドと第2フィールドとの信号を順次信号に変換して静止画像を生成する。
【0006】
一方、静止画の解像度を高めるため、撮像素子の画素数をビデオカメラ用の撮像素子よりも増加させた撮像素子が提案されている。このような撮像素子の垂直画素数は、現行のテレビジョン方式における走査線数よりも大きく、一例として、垂直方向の有効画素数が960である場合、テレビジョン方式における走査線数の2倍になる。このような静止画用の撮像素子の色フィルタ配置の例を図3(c)に示す。このフィルタでは、3原色RGBを用いている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、高解像度を得るために、CCDの画素数を増やすと、動画像の生成が困難になるという問題がある。
【0008】
例えば、水平,垂直方向の画素数を夫々500画素として総画素数を25万画素するCCDを用いた場合、約10MHzの駆動周波数で毎秒30枚のフレーム画を出力することができ、NTSC方式などの動画像をリアルタイムに生成することができる。しかし、画素数を水平,垂直とも2倍の高解像度化した場合、画素数は4倍となり、例えば、垂直画素数が960の場合、4画素に1画素の割合で画素を間引いて1フィールドに240ラインの信号を出力する必要があるが、このように処理すると、折り返しが生じて画質が劣化してしまう。
【0009】
本発明の目的は、かかる問題を解消し、高画素CCDを用いて高画質の動画,静止画を生成可能とした撮像装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、複数の画素に蓄積した画素信号を1行毎に間引いてインターレース出力する第1の信号読出しモードと該複数の画素に蓄積した画素信号を垂直方向に隣接した2画素毎に加算して順次出力する第2の信号読出しモードとによって信号を出力する光電変換手段と、該光電変換手段から該第1の信号読出しモードでインターレース出力された映像信号を順次信号に変換する順次変換手段と、該第1の信号読出しモードにおいて、該順次変換手段によって順次変換された映像信号を所定の画像フォーマットに変換して第1の映像信号を生成し、該第2の信号読出しモードにおいて、該撮像手段から順次出力された映像信号を、4:2:2のYUV信号など、所定の画像フォーマットに変換して第2の映像信号を生成する信号処理手段と、該第2の映像信号の単位時間当たりの出力画像枚数を入力画像枚数とは異なる枚数に変換するレート変換手段と、該信号処理手段から出力される該第1または該第2の映像信号をJPEGなどの符号化方法でデータ量を圧縮して第1または第2の画像データを生成する符号化手段と、該符号化手段から出力される該第1または第2の画像データを記録する記録媒体と、該記録媒体に記録された該第1の画像データを復号化して該第1の映像信号を再生する復号化手段とによって構成する。
【0011】
また、本発明は、上記第1の信号読出しモードによって上記光電変換手段から各画素を独立に読み出した信号を用いて、高解像度の静止画を生成する。
【0012】
動画像を生成する際には、上記第2の信号読出しモードにより、垂直方向に隣接する画素を混合することによってライン数を半分にして全ての画素の信号を読み出す。この際、読み出しレートは、例えば、4ラインに1ラインの間引きを行なう場合に比べて1画面当りの読出しレートが倍になる。例えば、垂直の有効画素数が960の場合、動画撮影時には、垂直方向に隣接する画素の信号を加算して読み出すため、480ラインの信号を1/30秒に1枚の割合で読み出す。この信号を、上記レート変換手段により、1/60秒240ラインのインターレース信号に変換する。動画像は、垂直方向の間引きを行なう必要がないため、折り返しのない高画質の動画像を生成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明による撮像装置の一実施形態を示すブロック図であって、1はレンズ、2はCCDなどの撮像素子、3はA/D変換回路、4は順次変換回路、5は撮像素子の出力信号をYUV信号に変換し、また、NTSC方式やPAL方式などの標準TV信号を生成する信号処理回路、6は各ブロックの動作タイミングを制御したり、画像データの入出力制御を行なう制御回路、7は絞り、8は撮像素子2を駆動する駆動回路、9は画像データを記録する記録媒体、10はJPEG(Joint Photographic Expert Group)などの方式で画像の圧縮及び伸長を行なう圧縮伸長回路である。ここで、記録媒体9は、フラッシュメモリなどの半導体メモリやハードディスクなどの磁気ディスクなどを用いる。PCカードなど着脱可能な媒体を用いてもよい。13はスイッチであり、動画モードと静止画モードのモード切換ボタンや静止画撮像時のシャッタボタンとして機能する。制御回路6は、このスイッチ13の指示に応じて、以下に述べるような動画撮像時と静止画撮像時とで異なる処理を行なうように、駆動回路8や信号処理回路5などを制御する。
【0014】
図2は図1における撮像素子2の撮像面での構成の一具体例を示す図であって、20は画素、21は垂直転送部(垂直CCD)、22は水平転送部(水平CCD)、23は出力部である。
【0015】
図1において、レンズ1を通して入射した光は、絞り7を介して、制御回路6の制御のもとに駆動回路8によって駆動される撮像素子2の撮像面上に入射され、被写体像が結像する。撮像素子2は、図2に示すように、その撮像面に多数の画素20を備えている。各画素20での光電変換によって生成された画素信号は、垂直CCD21に転送される。画素20から垂直CCD21への転送動作は、通常、全画素一斉に行なわれる。垂直CCD21に転送された画素信号は、この垂直CCD21内を、図面上、上方に転送され、さらに、水平CCD22内を転送された後、出力部23から出力される。
【0016】
なお、撮像素子2は、混合読出しモードと非混合読出しモードに対応した信号読み出しが可能な構成を有している。混合読出しモードは、一般に、動画像を生成する場合の動作モードであり、例えば、以下のようにして信号を読み出す。
【0017】
まず、撮像面での画素の水平方向の配列(これを「行」という)のうち、奇数番目の行1,3,5,……の画素に対応する画素信号を垂直CCD21に読み出す。その後、偶数番目の行2,4,6,……の画素に対応するの画素信号を垂直CCD21に読み出した後、1段垂直転送し、既に垂直CCD21に読み出されている奇数番目の行の画素信号と混合し、行1と2,行3と4,行5と6,……というように画素信号を混合する。そして、水平帰線期間に1段ずつ垂直CCD21を転送することにより、かかる2行が混合されて1ラインをなす混合画素信号を読み出す。例えば、垂直方向の有効画素数が960である場合、480ライン分の信号を1/30秒間で1フレームの画像として読み出すことになる。
【0018】
図2に示した撮像素子の画素配列では、水平2画素×垂直4画素の計8画素を基本単位として繰り返す色フィルタ配列を備えている。色フィルタとしては、M(マゼンタ),G(緑),Cy(シアン),Ye(黄色)の4種類を用いたものであって、これらの信号を混合した線順次信号が得られることになる。即ち、(M+C)信号と(G+Y)信号とが画素毎に交互に繰り返す点順次信号が出力されるラインと、(G+C)信号と(M+Y)信号とが画素毎に交互に繰り返す点順次信号が出力されるラインとが交互に繰り返す。
【0019】
このような線順次信号が出力されるのは、ビデオカメラにおける動画撮影時と同様である。異なる点は、通常のビデオカメラの場合、一般に、撮像素子の画素数をテレビジョン方式の画素数に合わせているので、1フィールド1/60秒で全ての画素を読み出し、次のフィールドでは、混合する行の組み合わせをずらすことにより、擬似的にインターレース読み出しする点であるが、この実施形態では、毎回の読出しにおいて、混合するラインの組み合わせを換えることは行なわない。
【0020】
撮像素子2から出力されるかかる4種類の混合画素信号は、図1において、A/D変換回路3に供給されてディジタル信号に変換された後、信号処理回路5に供給される。この信号処理回路5では、かかる4種類の混合画素信号(M+C),(G+Y),(G+C),(M+Y)をマトリクス演算することにより、3原色信号R(赤),G(緑),B(青)が生成されてホワイトバランス処理,ガンマ処理され、かかる処理された原色信号R,G,Bから輝度信号Yと色差U,Vが生成されて、さらに、レート変換回路11を用いることにより、60フィールド/秒のインターレース信号に変換され、さらに、NTSC方式やPAL方式などの標準方式の映像信号とされる。このようにして動画像信号を生成することができ、生成された動画像は出力端子12から出力される。
【0021】
このようにして生成した動画像は、垂直方向の間引きが行なわれていないので、折り返しが発生せず、高画質の動画像を再生することができる。
【0022】
静止画を撮影する場合には、動画像の撮像時とは異なり、画素混合せずに1行1ラインとするものであり、第1フィールドで奇数番目の行の全データを独立に全て読み出し、第2フィールドで偶数番目の行の全データを読み出してインターレースする信号を出力する。垂直の有効画素が960である場合、ここでいう1フィールドは通常1/30秒に相当する。この静止画信号は、動画の場合と同様、A/D変換回路3を介して信号処理回路5に供給されて処理されるが、これとともに、順次変換回路4を用いて第1フィールドの1つおきのラインと第2フィールドの1つおきのラインとの線順次信号が生成される。順次変換回路4は、DRAMなどのメモリで構成されており、第1フィールドでは、撮像素子から読み出された奇数ラインの信号が抽出されてこのメモリに奇数番目のライン1,3,5,……として書き込まれ、第2フィールドでは、読み出された偶数ラインの信号が抽出されて一旦このメモリに偶数番目のライン2,4,6,……として書き込まれ、これからライン1,ライン2,ライン3と以下順次に読み出すことにより、順次変換が行なわれる。
【0023】
信号処理回路5で処理されて順次変換された静止画は、圧縮/伸長回路10により、JPEGなどの方式で圧縮符号化され、制御回路6の制御のもとに、記録媒体9に記録される。また、この記録媒体9に記録される圧縮符号化された静止画は、圧縮/伸長回路10により、JPEGなどの方式で伸長復号され、さらに、信号処理回路5で処理されて出力端子12から出力される。
【0024】
なお、この実施形態では、垂直画素数を960としたが、これ以外の画素数であってもよい。この場合、レート変換回路11では、撮像素子2から信号を読み出す任意の読み出しレートから、60フィールド/秒のレートへの変換を行なうものである。
【0025】
以上説明した第1の実施形態は、撮像素子2の色フィルタ配列を図3(a)に示した補色方式としたが、次に、この実施形態においては、図3(b)に示す原色方式のR,G,Bフィルタを用いた第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態も、その全体構成は図1に示すものと同様である。
【0026】
この第2の実施形態では、動画像を生成する際、画素混合して読み出される信号は、(R+B)信号と(G+G)信号が画素毎に交互に繰り返す点順次信号が出力されるラインと、(G+B)信号と(R+G)信号が画素毎に交互に繰り返す点順次信号が出力されるラインとが交互に繰り返すものである。つまり、第1ラインでは、マゼンタと緑の画素の順次信号、第2ラインでは、シアンと黄の順次信号が出力される。これら4種類の混合画素信号に信号処理回路5でマトリクス演算を行なうことにより、三原色信号R,G,Bを生成することができる。
【0027】
この第2の実施形態では、R,G,Bの原色フィルタを使用しているため、補色信号から原色信号を生成する必要がなく、マトリクス演算によるR,G,B信号の再生が容易となり、色再現性の調整が簡単であるという効果を有している。また、静止画時では、R,G信号が交互に出力される行とB,G信号が交互の出力される行とが繰り返し読み出される独立読出しを行なう。従って、静止画の生成においては、CCDからR,G,B信号を独立に出力するためのマトリクス演算が不要となり、マトリクスによる相関演算を行なわないため、色の偽信号が発生しにくいという効果がある。
【0028】
図4は本発明による撮像装置の第3の実施形態を示すブロック図であって、14はメモリ、15はメモリ制御回路であり、図1に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
【0029】
同図において、この第3の実施形態は、図1に示した第1の実施形態での順次変換回路4とレート変換回路11をメモリ14とメモリ制御回路15を用いて共通化したものである。静止画撮像の際に順次変換処理を行なう場合には、撮像素子2の出力をA/D変換回路3でA/D変換したインターレース信号の2フィールド分をメモリ14に書き込み、これを順次信号として読み出す。メモリ14の書込み/読み出しはメモリ制御回路15によって制御される。
【0030】
また、フレームレートの変換を行なう場合には、信号処理回路5によって生成した上記のY,U,V信号をメモリ14に書き込み、これを60フィールド/秒のレートで読み出すようにする。読み出された映像信号は信号処理回路5内でNTSC方式の映像信号などにビデオエンコードされ、ビデオ出力端子12から出力される。この映像信号の出力は、コンポジットビデオ信号以外の、例えば、原色信号R,G,Bでもよい。
【0031】
次に、本発明による撮像装置の第4の実施形態について説明する。
【0032】
上記の第1〜第3の実施形態では、静止画が圧縮/伸長回路10でJPEGなどの圧縮方式により圧縮符号化されて記録媒体9に記録され、また、記録媒体9から読み出される圧縮符号化されて静止画は、圧縮/伸長回路10でJPEGなどの方式により、伸長復号されて信号処理回路5に供給されるものであった。
【0033】
これに対し、この第4の実施形態は、構成は図1,図4と同様であるが、静止画像に加えて、動画像の圧縮/伸長も圧縮/伸長回路10で行なうものである。画像圧縮は、MPEG(Moving Picture Expert Group)方式などの圧縮方式によって行なう。
【0034】
なお、MPEG方式による圧縮の際、MPEG2方式による場合には、圧縮への入力はフレームレート変換前のインターレース変換しないY,U,V信号を用いてもよいし、フレームレート変換後のインターレースに変換した信号を用いてもよい。動画像をMPEG方式によって圧縮する場合の撮像素子2の画素数は、垂直の有効画素数が960、水平の有効画素数を1440とすると都合がよい。
【0035】
この第4の実施形態では、高画質のMPEG2方式のフォーマットによる動画が生成可能である。MPEG2方式による圧縮の際には、ノンインターレースとインターレースの両モードに対応できる。
【0036】
次に、本発明による撮像装置の第5の実施形態について説明する。この場合も、全体構成は図1,図4と同様である。
【0037】
これまで説明した実施形態では、静止画撮像の際には、撮像素子2から順次読み出した信号を用いて静止画を生成したが、この第5の実施形態では、画素混合して順次読み出しした信号から静止画像を生成する。このようにして生成された静止画は、ライン数がインターレース独立読み出しによって生成された静止画の場合のほぼ半分であり、解像度は低いが、シャッタ機構なしで撮影できるメリットがある。
【0038】
また、動画モードにおけるフリーズ機能として利用することができる。従来の撮像装置を用いた場合には、動画をフリーズした場合、フィールド毎に信号の蓄積を行なっているため、動いている被写体に対して解像度の高い静止画が得られなかったが、この第5の実施形態では、動画撮影中に任意のタイミングでフリーズして静止画像を得ても、高解像度の静止画像を得ることができる。また、この撮影モードを連写機能として使用することも可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、動画と静止画を撮影可能な撮像装置において、動画を撮像する際に、画素混合を行なうことにより、間引きなしで全画素の信号を読み出しと動画の生成を行なうことができるので、高画質の静止画と動画とを生成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による撮像装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1における撮像素子の撮像面の構成の一具体例を示す図である。
【図3】図1における撮像素子の撮像面の色フィルタ配列の具体例を示す図である。
【図4】本発明による撮像装置の他の実施形態の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 レンズ
2 撮像素子
3 A/D変換回路
4 順次変換回路
5 信号処理回路
8 CCD駆動回路
9 記録媒体
10 圧縮/伸長回路
11 レート変換回路
12 出力端子
13 スイッチ
14 メモリ
15 メモリ制御回路
20 画素
21 垂直CCD21
22 水平転送部

Claims (10)

  1. レンズなどの光学系によって結像された光信号を電気信号に変換する複数の画素を水平方向及び垂直方向に配列した画素配列を備え、該画素配列が垂直2列,水平4行を基本単位とする繰り返し周期を有し、該水平4行の第1行目に第1の色光を感光する画素と第2の色光を感光する画素とが交互に配列され、該水平4行の第2行目に第3の色光を感光する画素と第4の色光を感光する画素度が交互に配列され、該水平4行の第3行目に該第2の色光を感光する画素と該第1の色光を感光する画素とが交互に配列され、該水平4行の第4行目に該第3の色光を感光する画素と該第4の色光を感光する画素とが交互に配列された画素配列であり、該垂直方向に配列した画素配列における垂直方向の画素数はテレビジョン方式における走査線数よりも大きい垂直画素数であって、該複数の画素に蓄積した画素信号を一行毎に間引いてインターレース出力する第1の信号読出しモードと、該複数の画素に蓄積した画素信号を垂直方向に隣接した2行の画素毎に加算して順次読み出し出力し、かつ、毎回の読み出しでの画素を加算する2行の組み合わせを同じにする第2の信号読出しモードとにより、信号を出力する光電変換手段と、
    該光電変換手段から第1の信号読出しモードでインターレース出力された映像信号を順次信号に変換する順次変換手段と、
    該第1の信号読出しモードにおいて、該順次変換手段によって順次変換された映像信号を所定の画像フォーマットに変換して単一の画像を1単位とする静止画像である第1の映像信号を生成し、該第2の信号読出しモードにおいて、該光電変換手段から順次出力された映像信号を所定の画像フォーマットに変換して連続する複数の画像からなる動画像である第2の映像信号を生成する信号処理手段と、
    該第2の映像信号の単位時間当たりの出力画素数を、入力画素数とは異なる画素数であって、テレビジョン方式に合った画素数となるように変換するレート変換手段と、
    該信号処理手段から出力される該第1の映像信号または該信号処理手段から出力され該レート変換手段によりレート変換される第2の映像信号を第1の符号化方法でデータ量を圧縮し、静止画像の画像データである第1の画像データまたは動画像の画像データである第2の画像データを生成する符号化手段と、
    該符号化手段から出力される該第1または第2の画像データを記録媒体に記録する記録手段と、
    該記録媒体に記録された該第1の画像データを復号化して第1の映像信号を再生する復号化手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1において、
    前記順次変換手段及び前記レート変換手段は、前記入力画像信号を記憶するメモリ手段と、該メモリの書込/読出アドレスとタイミングとを制御するメモリ制御手段とによって構成されたことを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1の色光はマゼンタ、前記第2の色光は緑、前記第3の色光はシアン、前記第4の色光は黄であることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1または2において、
    前記第1の色光は赤、前記第2の色光は緑、前記第3の色光は青、前記第4の色光は緑であることを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1または2において、
    前記光電変換手段における垂直方向の有効画素数が凡そ960であることを特徴とする撮像装置。
  6. レンズなどの光学系によって結像された光信号を電気信号に変換する複数の画素を水平方向及び垂直方向に配列した画素配列を備え、該画素配列が垂直2列,水平4行を基本単位とする繰り返し周期を有し、該水平4行の第1行目に第1の色光を感光する画素と第2の色光を感光する画素とが交互に配列され、該水平4行の第2行目に第3の色光を感光する画素と第4の色光を感光する画素度が交互に配列され、該水平4行 の第3行目に該第2の色光を感光する画素と該第1の色光を感光する画素とが交互に配列され、該水平4行の第4行目に該第3の色光を感光する画素と該第4の色光を感光する画素とが交互に配列された画素配列であり、該垂直方向に配列した画素配列における垂直方向の画素数はテレビジョン方式における走査線数よりも大きい垂直画素数であって、該複数の画素に蓄積した画素信号を1行毎に間引いてインターレース出力する第1の信号読出しモードと、該複数の画素に蓄積した画素信号を垂直方向に隣接した2行の画素毎に加算して順次読み出し出力し、かつ毎回の読み出しでの画素を加算する2行の組み合わせを同じにする第2の信号読出しモードとにより、信号を出力する光電変換手段と、
    該光電変換手段から該第1の読出しモードでインターレース出力された映像信号を順次信号に変換する順次変換手段と、
    該第1の信号読出しモードにおいて、該順次変換手段によって順次変換された映像信号を所定の画像フォーマットに変換して単一の画像を1単位とする静止画像である第1の映像信号を生成し、該第2の信号読出しモードにおいて、該光電変換手段から順次出力された映像信号を所定の画像フォーマットに変換して連続する複数の画像からなる動画像である第2の映像信号を生成する信号処理手段と、
    該第2の映像信号の単位時間当たりの出力画素数を、入力画素数とは異なる画素数であって、テレビジョン方式に合った画素数となるように変換するレート変換手段と、
    該信号処理手段から出力される該第1または第2の映像信号を、第1の符号化方法により、フレーム内のデータ量を圧縮して静止画像の画像データである第1の画像データまたは動画像の画像データである第2の画像データを生成し、該信号処理手段から出力され該レート変換手段によりレート変換される該第2の映像信号を、第2の符号化方法により、フレーム内及びフレーム間のデータ量を圧縮して、動画像の画像データである第3の画像データを生成する符号化手段と、
    該符号化手段から出力される該第1または第2及び第3の画像データを記録媒体に記録する記録手段と、
    該記録媒体に記録された該第1または第2及び第3の画像データを復号化して該第1,第2の映像信号及び第3の映像信号を再生する復号化手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項において、
    前記順次変換手段及びレート変換手段は、前記入力画像信号を記憶するメモリ手段と、該メモリの書込/読出アドレスとタイミングとを制御するメモリ制御手段とによって構成されたことを特徴とする撮像装置。
  8. 請求項6または7において、
    前記第1の色光はマゼンタ、前記第2の色光は緑、前記第3の色光はシアン、前記第4の色光は黄であることを特徴とする撮像装置。
  9. 請求項6または7において、
    前記第1の色光は赤、前記第2の色光は緑、前記第3の色光は青、前記第4の色光は緑であることを特徴とする撮像装置。
  10. 請求項6または7において、
    前記光電変換手段における垂直方向の有効画素数が凡そ960であることを特徴とする撮像装置。
JP34335398A 1998-12-02 1998-12-02 撮像装置 Expired - Fee Related JP3932006B2 (ja)

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