JP2004281768A - 多層プリント配線基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線層数を大きく削減した多層プリント配線基板を提供する。
【解決手段】コネクタ(A)2とLSI(A)4との間のインタフェース(A)6の配線領域の領域(A)9と、LSI(A)4とLSI(B)5間のインタフェース(B)7の配線領域の領域(B)10と、LSI(B)5と二コネクタ(B)3との間のインタフェース(C)8の配線領域の領域(C)11とを設け、領域(A)9と領域(C)11とは、同一の配線層構成とし、領域(A)9と領域(B)10とは、異なる配線層構成とし、配線層の同一層において電源層22と信号配線層24、25、26と接地層23とを混在させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多層プリント配線基板に関し、特に、基板上の配線できる領域を無駄なく有効に使用して、配線層数を少なくした多層プリント配線基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の多層プリント配線基板は、配線の層間クロストークを極力抑制したいインターフェース信号と、層間クロストークについてはある程度無視できるが限られた配線エリア上で配線長を長くする必要のあるインターフェース信号とを一つの基板に共存させる場合、部品実装領域によってプリント配線層構成を変えることなく、プリント配線層構成を基板の全領域に亘り同一として、無駄な配線領域を作り、配線層を多くした多層プリント配線基板とするのが一般的である。
【0003】
図5に示すように、一端にコネクタ(A)102、他端にコネクタ(B)103が実装され、コネクタ(A)102とコネクタ(B)103との間にLSI(A)104、LSI(B)105が実装される多層プリント配線基板100において、例えば、コネクタ(A)102とLSI(A)104との間の領域(A)109のインタフェース(A)106、およびLSI(B)105とコネクタ(B)103との間の領域(C)111のインタフェース(C)108の配線層数が4層、LSI(A)104とLSI(B)105との間の領域(B)110のインタフェース(B)107の配線層数が6層の場合、プリント配線層構成を基板の全領域に亘り同一とすると、図8に示すような多層プリント配線層構成となり、18層構成の多層プリント配線基板100となる。
【0004】
図8を参照すると、多層プリント配線基板100は、表層の第1層から順次、カバ層121、接地層123、インタフェース(A)配線層124とインタフェース(B)配線層125とインタフェース(C)配線層126とからなる第3層、インタフェース(B)配線層125、電源層122、インタフェース(A)配線層124とインタフェース(B)配線層125とインタフェース(C)配線層126とからなる第6層、インタフェース(B)配線層125、接地層123、インタフェース(A)配線層124とインタフェース(C)配線層126とからなる第9層、信号層127、接地層123、信号層127、信号層127、電源層122、インタフェース(A)配線層124とインタフェース(B)配線層125とインタフェース(C)配線層126とからなる第15層、インタフェース(B)配線層125、接地層123、カバ層121で構成される。
【0005】
上記、第12層、13層の信号層127は、インタフェース(A)106、インタフェース(C)108以外の信号が収容される。
【0006】
なお、領域(A)109と領域(B)110と領域(C)111との間で相互に接続される信号数が少なく、カバ層121で相互接続信号が収容できる場合、図7に示す多層プリント配線基板120の配線層構成のように、プリント配線層数は、16層となる(なお、多層プリント配線基板120の配線層構成の詳細は、説明を省略する)。
【0007】
また、インタフェース(A)106およびインタフェース(C)108の配線層数が3層、インタフェース(B)107の配線層数が4層、且つ、領域(A)109と領域(B)110と領域(C)111との間で相互に接続される信号接続をカバ層121で収容できる場合、図6に示す多層プリント配線基板130の配線層構成となり、プリント配線層数は、12層となる(なお、多層プリント配線基板130の配線層構成の詳細は、説明を省略する)。
【0008】
そこで、プリント配線層数を削減する技術として、信号層をTTL(TransisterーTransister Logic)信号配線エリアと接地層エリアに分別し、接地層エリアを挟んで電源層とGTL(Gunning Transceiver Logic)信号配線エリアを配置することにより、多層配線基板の層数を少なくするものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開平8ー335784号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来の部品実装領域によってプリント配線層構成を変えることなく、プリント配線層構成を基板の全領域に亘り同一とする多層プリント配線基板は、配線領域に無駄が生じ、配線層が多くなり、基板厚さも大きくなるという課題がある。
【0011】
また、特許文献1記載の技術は、二種類の信号があるときの層数削減を図っているが、同一層内での信号層と接地層の混在層が1層あるのみで、信号層と接地層、信号層と電源層、および、電源層と接地層の混在層が配置されていないため、削減できる層数が限定され少なくなるという課題がある。
【0012】
本発明の目的は、上記課題を解決すべく、部品実装領域によってプリント配線層構成を変え、プリント配線層の同一層において電源層、信号配線層、接地層を混在させ、基板上の配線できる領域を有効に使用して、配線層数を大きく削減した多層プリント配線基板を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の多層プリント配線基板は、一端に第一コネクタ、他端に第二コネクタが実装され、第一コネクタと第二コネクタとの間に複数の大規模集積回路が実装される複数のプリント配線層で構成される多層プリント配線基板であって、第一コネクタと大規模集積回路との間の第一インタフェースの配線領域の第一領域と、大規模集積回路間の第二インタフェースの配線領域の第二領域と、大規模集積回路と第二コネクタとの間の第三インタフェースの配線領域の第三領域とを有し、第一領域と第三領域とは、同一のプリント配線層構成を有し、第一領域と第二領域とは、異なるプリント配線層構成を有することを特徴とする。
【0014】
第一領域と第二領域とは、プリント配線層の同一層において電源層と信号配線層とを有することを特徴とする。
【0015】
第一領域は、第一インタフェース配線層と、第二インタフェース配線層とを有し、第二領域は、第二インタフェース配線層を有し、第三領域は、第三インタフェース配線層と、第二インタフェース配線層とを有することを特徴とする。
【0016】
第一インタフェース配線層と第三インタフェース配線層とは、シングルストリップライン構造内で配線されることを特徴とする。
【0017】
第二インタフェース配線層は、ダブルストリップライン構造内で配線されることを特徴とする。
【0018】
第二領域の隣り合う前記第二インタフェース配線層は、信号を接続できるインナヴィアホールを有することを特徴とする。
【0019】
第一領域の第一インタフェース配線層数および第三領域の第三インタフェース配線層数は、各々4層を有し、第二領域の第二インタフェース配線層数は、6層を有し、プリント配線層の総数は、14層を有することを特徴とする。
【0020】
第一領域のプリント配線層構成は、表層から順次、カバ層、接地層、第一インタフェース配線層、電源層、第一インタフェース配線層、接地層、第二インタフェース配線層、第二インタフェース配線層、接地層、第一インタフェース配線層、接地層、第一インタフェース配線層、電源層、カバ層とを有し、第二領域のプリント配線層構成は、表層から順次、カバ層、接地層、第二インタフェース配線層、第二インタフェース配線層、電源層、接地層、第二インタフェース配線層、第二インタフェース配線層、電源層、接地層、第二インタフェース配線層、第二インタフェース配線層、電源層、カバ層とを有することを特徴とする。
【0021】
第一領域は、第一インタフェース配線層を有し、第二領域は、第二インタフェース配線層を有し、第三領域は、第三インタフェース配線層を有することを特徴とする。
【0022】
第一インタフェース配線層数および第三インタフェース配線層数は、各々4層を有し、第二インタフェース配線層数は、6層を有し、プリント配線層の総数は、12層を有することを特徴とする。
【0023】
第一領域のプリント配線層構成は、表層から順次、カバ層、接地層、第一インタフェース配線層、電源層、第一インタフェース配線層、接地層、電源層、第一インタフェース配線層、接地層、第一インタフェース配線層、電源層、カバ層とを有し、第二領域のプリント配線層構成は、表層から順次、カバ層、接地層、第二インタフェース配線層、第二インタフェース配線層、電源層、第二インタフェース配線層、第二インタフェース配線層、接地層、第二インタフェース配線層、第二インタフェース配線層、電源層、カバ層とを有することを特徴とする。
【0024】
第一インタフェース配線層数および第三インタフェース配線層数は、各々3層を有し、第二インタフェース配線層数は、4層を有し、プリント配線層の総数は、10層を有することを特徴とする。
【0025】
第一領域のプリント配線層構成は、表層から順次、カバ層、接地層、第一インタフェース配線層、電源層、第一インタフェース配線層、信号層、接地層、第一インタフェース配線層、電源層、カバ層とを有し、第二領域のプリント配線層構成は、表層から順次、カバ層、接地層、第二インタフェース配線層、第二インタフェース配線層、電源層、接地層、第二インタフェース配線層、第二インタフェース配線層、電源層、カバ層を有することを特徴とする。
【0026】
第一領域と第二領域と第三領域との間で相互に接続される信号は、カバ層で接続されることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の多層プリント配線基板の第一の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0028】
図1は、本発明の多層プリント配線基板1の第一の実施の形態を示す概略構成図、図2は、多層プリント配線基板1の配線層の構成を示す図である。
【0029】
図1、図2を参照すると、多層プリント配線基板1は、一端にコネクタ(A)2、他端にコネクタ(B)3が実装され、コネクタ(A)2とコネクタ(B)3との間にLSI(大規模集積回路)(A)4とLSI(B)5とが実装され、コネクタ(A)2とLSI(A)4との間のインタフェース(A)6の配線領域の領域(A)9と、LSI(A)4とLSI(B)5間のインタフェース(B)7の配線領域の領域(B)10と、LSI(B)5と二コネクタ(B)3との間のインタフェース(C)8の配線領域の領域(C)11とで構成され、領域(A)9と領域(C)11とは、同一の配線層構成を有し、領域(A)9と領域(B)10とは、異なる配線層構成を有し、領域(A)9と領域(B)10とは、配線層の同一層において電源層(V)22と信号配線層24、25、26と接地層(GND)23とを混在した構成としている。
【0030】
なお、領域(A)9のインタフェース(A)配線層24(第3、5、10、12層)に対応する領域(C)11の層には、全てインタフェース(C)配線層26が配線され、残る他の層には、同一の配線層が配線されているが、この場合を、領域(A)9と領域(C)11とは、同一の配線層構成と称することとする。
【0031】
領域(A)9は、インタフェース(A)配線層24と、インタフェース(B)配線層25とを配置し、領域(B)10は、インタフェース(B)配線層25を配置し、領域(C)11は、インタフェース(C)配線層26と、インタフェース(B)25配線層とを配置し、インタフェース(A)配線層24とインタフェース(C)配線層26とは、シングルストリップライン構造内で配線され、インタフェース(B)配線層25は、ダブルストリップライン構造内で配線され、領域(B)10の隣り合うインタフェース(B)配線層25は、信号を接続できるインナヴィアホール(IVH)を設けて構成される。
【0032】
図2を参照すると、領域(A)9のインタフェース(A)配線層24の層数および領域(C)11のインタフェース(C)配線層26の層数は、各々4層で構成され、領域(B)のインタフェース(B)配線層25の層数は、6層で構成され、配線層の総数は、14層で構成され、領域(A)9の配線層は、表層の第1層から順次、カバ層21、接地層23、インタフェース(A)配線層24、電源層22、インタフェース(A)配線層24、接地層23、インタフェース(B)配線層25、インタフェース(B)配線層25、接地層23、インタフェース(A)配線層24、接地層23、インタフェース(A)配線層24、電源層22、カバ層21の14層で構成され、領域(B)10の配線層構成は、表層の第1層から順次、カバ層21、接地層23、インタフェース(B)配線層25、インタフェース(B)配線層25、電源層22、接地層23、インタフェース(B)配線層25、インタフェース(B)配線層25、電源層22、接地層23、インタフェース(B)配線層25、インタフェース(B)配線層25、電源層22、カバ層21とで構成され、領域(C)11の配線層構成は、表層の第1層から順次、カバ層21、接地層23、インタフェース(C)配線層26、電源層22、インタフェース(C)配線層26、接地層23、インタフェース(B)配線層25、インタフェース(B)配線層25、接地層23、インタフェース(C)配線層26、接地層23、インタフェース(C)配線層26、電源層22、カバ層21の14層で構成される。
【0033】
また、インターフェース(A)6、インターフェース(B)7、インターフェース(C)8の何れでもなく、領域(A)9、領域(B)10、領域(C)11の2つ以上にまたがる信号は、カバ層21の1層、14層、または、7、8層の何れかに配線される。
【0034】
なお、第1層〜第14層の配線は、銅箔14、層間は、絶縁材13で形成され、配線層間の1つおき(第1層と2層間、第3層と4層間、第5層と6層間、第7層と8層間、第9層と10層間、第11層と12層間、第13層と14層間)にコア材12が形成される。
【0035】
次に、具体的な配線について、図1、2を参照して説明する。
【0036】
インターフェース(A)6は、LSI(A)4のピン数、コネクタ(A)2のピン数により、シングルストリップライン構造のインタフェース(A)配線層24が4層必要であり、LSI(A)4とLSI(B)5の間のインターフェース(B)7は、LSI(A)4とLSI(B)5との距離(5cmとする)の5倍の線長である25cm(センチメートル)で配線する必要があると仮定する。
【0037】
なお、インターフェース(A)6の配線は、配線途中で配線層を変更することができない。
【0038】
インターフェース(B)7の配線は、1本の線長が長く基板上を高密度に配線する必要があるため、シングルストリップラインではなく、ダブルストリップライン構造にして、かつ、隣接するインタフェース(B)配線層25の層間にIVHを設けて信号の接続ができるようにする。
【0039】
例えば、インターフェース(B)7の配線数が500本あるとすると、配線するために理論上125000mmの配線チャネルが必要となり、また、配線領域(B)10の面積が18000mm2(25cm×7.2cm)、最大2mm/mm2の密度で配線できると仮定すると、最大可能配線長は、6層ならば、216000mmとなるが、実際の配線が125000mm必要であるので、チャネル使用率は約58%となり、配線可能な最大の配線率となる。
【0040】
上述のように、多層プリント配線基板1は、基板への部品実装領域によってプリント配線層構成を変え、プリント配線層の同一層において電源層22、信号配線層24、25、26、接地層23を混在させることにより、プリント配線層構成を基板の全領域に亘り同一とする従来の多層プリント配線基板100(図8参照)と比較すると、18層を14層にすることができ、配線層数を4層削減できる。
【0041】
また、配線層(銅箔14)の膜厚を30μmと仮定すると、従来の多層プリント配線基板100は、2.24mm厚になるの対し、多層プリント配線基板1は、1.92mmとなり、基板厚を薄くできることになる。
【0042】
次に、本発明の多層プリント配線基板の第二の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0043】
図3は、第二の実施の形態の多層プリント配線基板30の配線層の構成を示す図である(図1、2に示す第一の実施の形態の多層プリント配線基板1と同一構成要素は、同一符号で表記し、領域(A)9と同一の配線層構成を有する領域(C)11の配線層は省略している)。
【0044】
なお、第二の実施の形態の多層プリント配線基板30が第一の実施の形態の多層プリント配線基板1と異なる点は、領域(A)9と領域(B)10と領域(C)11との間で相互に接続される信号数が少なく、カバ層21で信号の接続を収容できる点であり、インタフェース(A)配線層24の層数およびインタフェース(C)配線層26の層数は、各々4層、インタフェース(B)配線層25の層数は、6層である点は多層プリント配線基板1と同じであるが、プリント配線層の層数が、12層である点が異なる。
【0045】
図3を参照すると、多層プリント配線基板30は、領域(A)9の配線層は、表層から順次、カバ層21、接地層23、インタフェース(A)配線層24、電源層22、インタフェース(A)配線層24、接地層23、電源層22、インタフェース(A)配線層24、接地層23、インタフェース(A)配線層24、電源層22、カバ層21とで構成され、領域(B)の配線層は、表層から順次、カバ層21、接地層23、インタフェース(B)配線層25、インタフェース(B)配線層25、電源層22、インタフェース(B)配線層25、インタフェース(B)配線層25、接地層23、インタフェース(B)配線層25、インタフェース(B)配線層25、電源層22、カバ層21とで構成される。
【0046】
プリント配線層構成を基板の全領域に亘り同一とする従来の多層プリント配線基板(図7参照)と比較すると、16層を12層にすることができ、配線層数を4層削減できることになる。
【0047】
次に、本発明の多層プリント配線基板の第三の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0048】
図4は、第三の実施の形態の多層プリント配線基板40の配線層の構成を示す図である(図1、2に示す第一の実施の形態の多層プリント配線基板1と同一構成要素は、同一符号で表記し、領域(A)9と同一の配線層構成を有する領域(C)11の配線層は省略している)。
【0049】
第三の実施の形態の多層プリント配線基板40は、インタフェース配線層(A)24の層数およびインタフェース配線層(C)26の層数は、各々3層、インタフェース配線層(B)25の層数は、4層で、領域(A)9と領域(B)10と領域(C)11との間で相互に接続される信号数が少なく、カバ層21で信号の接続を収容でき、配線層の層数が10層で形成される場合の一例である。
【0050】
図4を参照すると、領域(A)9のプリント配線層は、表層から順次、カバ層21、接地層23、インタフェース(A)配線層24、電源層22、インタフェース(A)配線層24、信号層27、接地層23、インタフェース(A)配線層24、電源層22、カバ層21とで構成され、領域(B)10のプリント配線層は、表層から順次、カバ層21、接地層23、インタフェース(B)25配線層、インタフェース(B)配線層25、電源層22、接地層23、インタフェース(B)配線層25、インタフェース(B)配線層25、電源層22、カバ層21とで構成される。
【0051】
上述の多層プリント配線基板40は、プリント配線層構成を基板の全領域に亘り同一とする従来の多層プリント配線基板(図6参照)と比較すると、12層を10層にすることができ、配線層数を2層削減できることになる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の多層プリント配線基板は、基板を領域によってプリント配線層構成を変え、プリント配線層の同一層において電源層、信号配線層、接地層を混在させ、基板上の配線できる領域を有効に使用することにより、配線層数を削減することができ、また、インターフェース信号の層間クロストークを抑制し、限られた配線エリア上で配線長を長くする必要のあるインターフェース信号を効率的に配線することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の多層プリント配線基板を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態の多層プリント配線基板の配線層の構成を示す図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態の多層プリント配線基板の配線層の構成を示す図である。
【図4】本発明の第三の実施の形態の多層プリント配線基板の配線層の構成を示す図である。
【図5】従来の多層プリント配線基板を示す概略構成図である。
【図6】従来の多層プリント配線基板の配線層の構成を示す図である。
【図7】従来の多層プリント配線基板の配線層の構成を示す図である。
【図8】従来の多層プリント配線基板の配線層の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、30、40 多層プリント配線基板
2、102 コネクタ(A)
3、103 コネクタ(B)
4、104 LSI(A)
5、105 LSI(B)
6、106 インタフェース(A)
7、107 インタフェース(B)
8、108 インタフェース(C)
9、109 領域(A)
10、110 領域(B)
11、111 領域(C)
12 コア材
13 絶縁材
14 銅箔
21、121 カバ層
22、122 電源層
23、123 接地層
24、124 インタフェース(A)配線層
25、125 インタフェース(B)配線層
26、126 インタフェース(C)配線層
27、127 信号層
100、120、130 多層プリント配線基板

Claims (14)

  1. 一端に第一コネクタ、他端に第二コネクタが実装され、前記第一コネクタと前記第二コネクタとの間に複数の大規模集積回路が実装される複数のプリント配線層で構成される多層プリント配線基板であって、前記第一コネクタと前記大規模集積回路との間の第一インタフェースの配線領域の第一領域と、前記大規模集積回路間の第二インタフェースの配線領域の第二領域と、前記大規模集積回路と前記第二コネクタとの間の第三インタフェースの配線領域の第三領域とを有し、前記第一領域と前記第三領域とは、同一の前記プリント配線層構成を有し、前記第一領域と前記第二領域とは、異なる前記プリント配線層構成を有することを特徴とする多層プリント配線基板。
  2. 前記第一領域と前記第二領域とは、前記プリント配線層の同一層において電源層と信号配線層とを有することを特徴とする請求項1記載の多層プリント配線基板。
  3. 前記第一領域は、第一インタフェース配線層と第二インタフェース配線層とを有し、前記第二領域は、第二インタフェース配線層を有し、前記第三領域は、第三インタフェース配線層と、第二インタフェース配線層とを有することを特徴とする請求項1記載の多層プリント配線基板。
  4. 前記第一インタフェース配線層と前記第三インタフェース配線層とは、シングルストリップライン構造内で配線されることを特徴とする請求項3記載の多層プリント配線基板。
  5. 前記第二インタフェース配線層は、ダブルストリップライン構造内で配線されることを特徴とする請求項3記載の多層プリント配線基板。
  6. 前記第二領域の隣り合う前記第二インタフェース配線層は、信号を接続できるインナヴィアホールを有することを特徴とする請求項5記載の多層プリント配線基板。
  7. 前記第一領域の前記第一インタフェース配線層数および前記第三領域の前記第三インタフェース配線層数は、各々4層を有し、前記第二領域の前記第二インタフェース配線層数は、6層を有し、プリント配線層の総数は、14層を有することを特徴とする請求項3記載の多層プリント配線基板。
  8. 前記第一領域のプリント配線層構成は、表層から順次、カバ層、接地層、前記第一インタフェース配線層、電源層、前記第一インタフェース配線層、接地層、前記第二インタフェース配線層、前記第二インタフェース配線層、接地層、前記第一インタフェース配線層、接地層、前記第一インタフェース配線層、電源層、カバ層とを有し、前記第二領域のプリント配線層構成は、表層から順次、カバ層、接地層、前記第二インタフェース配線層、前記第二インタフェース配線層、電源層、接地層、前記第二インタフェース配線層、前記第二インタフェース配線層、電源層、接地層、前記第二インタフェース配線層、前記第二インタフェース配線層、電源層、カバ層とを有することを特徴とする請求項7記載の多層プリント配線基板。
  9. 前記第一領域は、第一インタフェース配線層を有し、前記第二領域は、第二インタフェース配線層を有し、前記第三領域は、第三インタフェース配線層を有することを特徴とする請求項1記載の多層プリント配線基板。
  10. 前記第一インタフェース配線層数および前記第三インタフェース配線層数は、各々4層を有し、前記第二インタフェース配線層数は、6層を有し、プリント配線層の総数は、12層を有することを特徴とする請求項9記載の多層プリント配線基板。
  11. 前記第一領域の前記プリント配線層構成は、表層から順次、カバ層、接地層、前記第一インタフェース配線層、電源層、前記第一インタフェース配線層、接地層、電源層、前記第一インタフェース配線層、接地層、前記第一インタフェース配線層、電源層、カバ層とを有し、前記第二領域の前記プリント配線層構成は、表層から順次、カバ層、接地層、前記第二インタフェース配線層、前記第二インタフェース配線層、電源層、前記第二インタフェース配線層、前記第二インタフェース配線層、接地層、前記第二インタフェース配線層、前記第二インタフェース配線層、電源層、カバ層とを有することを特徴とする請求項10記載の多層プリント配線基板。
  12. 前記第一インタフェース配線層数および前記第三インタフェース配線層数は、各々3層を有し、前記第二インタフェース配線層数は、4層を有し、プリント配線層の総数は、10層を有することを特徴とする請求項9記載の多層プリント配線基板。
  13. 前記第一領域のプリント配線層構成は、表層から順次、カバ層、接地層、前記第一インタフェース配線層、電源層、前記第一インタフェース配線層、信号層、接地層、前記第一インタフェース配線層、電源層、カバ層とを有し、前記第二領域の前記プリント配線層構成は、表層から順次、カバ層、接地層、前記第二インタフェース配線層、前記第二インタフェース配線層、電源層、接地層、前記第二インタフェース配線層、前記第二インタフェース配線層、電源層、カバ層を有することを特徴とする請求項12記載の多層プリント配線基板。
  14. 前記第一領域と前記第二領域と前記第三領域との間で相互に接続される信号は、前記カバ層で接続されることを特徴とする請求項11または13記載の多層プリント配線基板。
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