JP2004281530A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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光浩 相澤
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Abstract

【課題】本発明はレンズの汚れを防止し、且つ光軸の位置合わせを高精度に行えることを課題とする。
【解決手段】半導体装置40は、基板42の上面にバンプ44を介してレンズ板46が固定される。基板42の下面には、発光素子48がバンプ50及び透明樹脂材52を介して固定される。基板42の上下面には、バンプ44,50が接続される金属膜42b,42cが設けられている。製造工程において、レンズ板46のレンズ部46aの光軸を発光素子48のレーザダイオード48aの光軸に一致させる調整作業を行う。その際、レンズ板46のアライメントマークと基板42のアライメントマークとが一致した状態で超音波をバンプ44に伝播させて基板42の金属膜42bに接続する。これにより、レンズ板46は、接着剤等で汚れることが防止されると共に、光軸の位置合わせが容易に行える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体装置及びその製造方法に係り、特に光電変換または電光変換を行なう半導体素子に対向するように光学部品(レンズ)を配設するよう構成された半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
光ファイバを用いた通信システムでは、光ファイバからの光信号を電気信号に変換する半導体素子(受光素子)を有する光電変換モジュール、あるいは電気信号を光信号に変換する半導体素子(発光素子)を有する電光変換モジュールを回路基板に設けている。
【0003】
この光電変換モジュール及び電光変換モジュールは、受光素子及び発光素子が固定される基板と、光ファイバからの光を受光素子に導く受光用レンズ、及び発光素子からを光ファイバに導く発光用レンズを有するレンズパネルと、光ファイバを保持する光ファイバ保持部と、を備えた構成となっている。
【0004】
また、光ファイバが接続される半導体装置では、レンズパネルが光ファイバと受光素子との間、及び光ファイバと発光素子との間に介在するように取り付けられており、レンズパネルの取付位置を受光素子及び発光素子に対して高精度に位置合わせすることが重要である。
【0005】
【従来の技術】
従来の半導体装置としては、例えば、光透過部材(レンズ)が嵌合された貫通穴に光学的部分を向けて光素子を基板に実装させ、貫通穴を有する基板と光素子との間、及び光透過部材と光素子との間に接着性及び光透過性を有するアンダーフィル材が設けられた装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
また、光素子は、バンプを介して配線パターンに接続される。そして、基板の配線パターンには、外部端子としての半田ボールが設けられている。
【0007】
光素子を基板に取り付ける工程では、スペーサを介在させて光学的部分と光透過部材との間の間隔を規制し、光学的部分を光透過部材と対向する位置に位置合わせした後、光素子のバンプを配線パターンに固定する。
【0008】
また、従来の半導体装置としては、上記装置とは別に図1に示すような構成とされた半導体装置もある。尚、図1に示す半導体装置10は、電気信号を光信号に変換する電光変換モジュールの一例である。
【0009】
図1に示す半導体装置10では、基板12上に半導体素子からなる発光素子14が搭載されている。そして、発光素子14は、上面にVCSEL(垂直共振器レーザ)等からなるレーザダイオード(LD)14aが形成されている。また、基板12の下面には、半田ボール18が所定のピッチで設けられている。
【0010】
さらに、基板12の上面には、ケース20が取り付けられ、発光素子14が対向するケース20の上面の開口22には、レンズ板24が嵌合されている。また、ケース20の上方には、光ファイバケーブル26の端部が固定されたソケット30が取り付けられている。
【0011】
光ファイバケーブル26の内部には、光ファイバ28が挿通されており、レンズ板24には、光ファイバ28の端部と同軸となるレンズ部24aが設けられている。また、ソケット30は、結合部32をケース20の上面に結合させて固定される。
【0012】
ここで、半導体装置10の製造工程の手順について説明する。
工程1では、基板12に発光素子14を搭載し、基板12の配線と発光素子14をボンディングワイヤ16により接続する。
▲2▼工程2では、ケース20の開口22にレンズ板24を嵌合してレンズを接着剤で固定する。
▲3▼工程3では、発光素子14に電流を流し、発光させながら、レンズ板24のレンズ部24aと発光素子14のレーザダイオード(LD)14aとの光軸合わせを行う。その際、ケース20を基板12に対して移動させることで位置合わせが行われる。
▲4▼工程4では、位置合わせが完了したケースを基板に固定する。
▲5▼工程5では、光ファイバをケースに固定する。
【0013】
【特許文献1】
特開2002−198502号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1の公報のものは、バンプを配線パターンに固定して光素子を基板に固定した後、アンダーフィル材を光素子と基板との間に充填する際、アンダーフィル材を誤って基板に嵌合された光透過部材(レンズ)の上面に塗布してしまうと、光透過部材のレンズ部が汚れて透過性が変化するという問題が生じる。
【0015】
また、図1に示す半導体装置10では、上記工程3において、ケース20を基板12に接着する際、ケース20に設けられたレンズ24と発光素子14との光軸を一致させるように光を照射しながらアクティブアライメントで位置合わせを行う必要がある。
【0016】
しかしながら、レンズ24のレンズ部24aの光軸を発光素子14のレーザダイオード(LD)14aの光軸に一致させるには、ケース20全体を移動させることになるので、位置合わせの調整操作が難しく、高精度に位置合わせするには手間がかかるという問題があった。
【0017】
そこで、本発明は上記課題に鑑み、バンプを介して光学部品の位置合わせを行いながら光学部品を固定することで光学部品を汚さずに光学部品の位置合わせを高精度に行える半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、以下のような特徴を有する。
【0019】
上記請求項1記載の発明は、光電変換または電光変換を行なう半導体素子と、半導体素子を搭載する基板と、半導体素子に入射或いは半導体素子から出射する光を制御する光学部品とを備えた半導体装置において、光学部品を基板にバンプを用いて固定したものであり、光学部品の位置合わせを行いながら光学部品を基板に固定することで光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を接着材などで汚れないように取り付けることが可能になる。
【0020】
上記請求項2記載の発明は、請求項1記載の半導体装置において、光学部品が、レンズであるので、レンズの位置合わせを行いながらレンズを基板に固定することでレンズの位置合わせを高精度に行えると共に、レンズを接着材などで汚れないように取り付けることが可能になる。
【0021】
上記請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の半導体装置において、バンプが金バンプであるので、半田ペーストなどを使用せずに光学部品の位置合わせを行いながら光学部品を基板に固定することが可能になり、光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を半田ペーストなどで汚れないように取り付けられる。
【0022】
上記請求項4記載の発明は、請求項3記載の半導体装置において、基板のバンプの接合位置及び光学部品のバンプの接合位置に、バンプと接合する金属膜が形成されており、金バンプを用いて光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を半田ペーストなどで汚れないように取り付けられる。
【0023】
上記請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置において、基板に光ファイバを装着しうるケースを設けたものであり、光ファイバからの光信号を高精度に半導体素子に受光させ、あるいは半導体素子から発光された光信号を高精度に光ファイバへ出力することが可能になる。
【0024】
上記請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置において、基板及び光学部品に位置決めを行なうためのアライメントマークを設けたものであり、基板と光学部品との相対位置を高精度に位置合わせすることが可能になる。
【0025】
上記請求項7記載の発明は、光電変換または電光変換を行なう半導体素子と、半導体素子を搭載する基板と、半導体素子に入射或いは前記半導体素子から出射する光を制御する光学部品とを備えた半導体装置において、光学部品を半導体素子にバンプを用いて固定したものであり、光学部品の位置合わせを行いながら光学部品を半導体素子に固定することで光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を接着材などで汚れないように取り付けることが可能になる。
【0026】
上記請求項8記載の発明は、請求項7記載の半導体装置において、光学部品がレンズであるので、レンズの位置合わせを行いながらレンズを半導体素子に固定することでレンズの位置合わせを高精度に行えると共に、レンズを接着材などで汚れないように取り付けることが可能になる。
【0027】
上記請求項9記載の発明は、請求項7または8記載の半導体装置において、バンプが金バンプであるので、半田ペーストなどを使用せずに光学部品の位置合わせを行いながら光学部品を半導体素子に固定することが可能になり、光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を半田ペーストなどで汚れないように取り付けられる。
【0028】
上記請求項10記載の発明は、請求項9記載の半導体装置において、半導体素子のバンプの接合位置及び光学部品のバンプの接合位置に、バンプと接合する金属膜が形成されており、金バンプを用いて光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を半田ペーストなどで汚れないように取り付けられる。
【0029】
上記請求項11記載の発明は、請求項7乃至10のいずれか1項に記載の半導体装置において、基板に光ファイバを装着しうるケースを設けたものであり、光ファイバからの光信号を高精度に半導体素子に受光させ、あるいは半導体素子から発光された光信号を高精度に光ファイバへ出力することが可能になる。
【0030】
上記請求項12記載の発明は、請求項7乃至11のいずれか1項に記載の半導体装置において、半導体素子及び光学部品に、位置決めを行なうためのアライメントマークが設けたものであり、半導体素子と光学部品との相対位置を高精度に位置合わせすることが可能になる。
【0031】
上記請求項13記載の発明は、光電変換または電光変換を行なう半導体素子が搭載された基板に、半導体素子に入射或いは半導体素子から出射する光を制御する光学部品を配設する光学部品配設工程を有する半導体装置の製造方法において、光学部品配設工程は、基板に第1のアライメントマーク及び第1の金属膜を形成する工程と、光学部品に第2のアライメントマーク及び第2の金属膜を形成する工程と、第1の金属膜または第2の金属膜のいずれか一方にバンプを配設する工程と、第1のアライメントマークと、第2のアライメントマークに基づき、光学部品を基板の取り付け位置に位置決めする工程と、バンプを超音波により第1の金属膜と第2の金属膜とに接合することにより、光学部品を前記基板に固定する工程と、を有する半導体装置の製造方法であり、組立工程で光学部品の位置合わせを行いながら光学部品を基板に固定することで光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を接着材などで汚れないように取り付けることが可能になる。
【0032】
上記請求項14記載の発明は、光電変換または電光変換を行なう半導体素子に、半導体素子に入射或いは半導体素子から出射する光を制御する光学部品を配設する光学部品配設工程を有する半導体装置の製造方法において、光学部品配設工程は、半導体素子に第1のアライメントマーク及び第1の金属膜を形成する工程と、光学部品に第2のアライメントマーク及び第2の金属膜を形成する工程と、第1の金属膜または第2の金属膜のいずれか一方にバンプを配設する工程と、第1のアライメントマークと、第2のアライメントマークに基づき、光学部品を半導体素子の取り付け位置に位置決めする工程と、バンプを超音波により第1の金属膜と第2の金属膜とに接合することにより、光学部品を前記半導体素子に固定する工程とを有する半導体装置の製造方法であり、組立工程で光学部品の位置合わせを行いながら光学部品を半導体素子に固定することで光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を接着材などで汚れないように取り付けることが可能になる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の一実施例について説明する。
図2は本発明になる半導体装置の第1実施例を示す縦断面図である。尚、本実施例では、以下、電気信号を光信号に変換する電光変換モジュールを例に挙げて説明する。
【0034】
図2に示されるように、半導体装置40は、基板42の上面にバンプ44を介してレンズ板(光学部品)46が固定される。このレンズ板46は、平板状に形成され、その中央付近にレンズ部46aが一体形成されたものである。
【0035】
基板42の下面には、発光素子48がバンプ50及び透明樹脂材52を介して固定される。発光素子48は、電流の印加により発光するレーザダイオード(LD)48aを有する。基板42は、中央に貫通穴42aを有しており、レンズ板46のレンズ部46aと発光素子48のレーザダイオード48aは貫通穴42aを介して対向している。
【0036】
さらに、基板42の上下面には、バンプ44,50が接続される金属膜42b,42cが設けられている。
【0037】
また、基板42の下面には、発光素子48を囲むように突出する支持部54と、支持部54によって囲まれた空間(キャビティ部)に充填された熱伝導樹脂からなる封止部材56とが設けられている。さらに、支持部54の下面には、外部接続端子としての半田ボール58が設けられている。尚、半田ボール58は、支持部54を上下方向に貫通する配線としてのスルーホール59に接続されている。
【0038】
基板42の上面には、レンズ板46を覆うように形成されたソケット60が固定される。また、ソケット60は、レンズ板46に接触しないように結合部62を基板42の上面に結合させて固定される。さらに、基板42の貫通穴42aは、基板42に固定されたレンズ板46を保持する透明樹脂材52が充填される。
【0039】
ソケット60には、光ファイバケーブル66が固定されており、且つ光ファイバケーブル66の内部に挿通された光ファイバ68がソケット内部に露出されている。この光ファイバ68の端部は、発光素子48からの光を受光するようにレンズ板46のレンズ部46aと対向する位置に取り付けられている。
【0040】
後述するように、製造工程において、レンズ板46のレンズ部46aの光軸を発光素子48のレーザダイオード(LD)48aの光軸に一致させる調整作業を行う。その際、後述するレンズ板46のアライメントマークと基板42のアライメントマークとが一致した状態で超音波をバンプ44に伝播させて基板42の金属膜42bに接続する。
【0041】
これにより、レンズ板46は、接着剤等で汚れることが防止されると共に、従来のように光を照射しながらアクティブアライメントでレンズのケース全体を移動させる必要もなく、光軸の位置合わせが容易に行えるので、容易に高精度で光軸を一致させることが可能になる。
【0042】
ここで、レンズ板46の構成について説明する。
図3はレンズ板46を斜め上方からみた斜視図である。図4はレンズ板46を斜め下方からみた斜視図である。
【0043】
図3及び図4に示されるように、レンズ板46は、樹脂成形用金型を用いて透明樹脂材により成形された樹脂部70と、樹脂部70の下面に積層された第2の金属膜72と、金属膜72の表面に設けられたバンプ44と、樹脂部70の中央に形成されたレンズ部46aとを有する。
【0044】
金属膜72は、四角形の枠状に形成されており、レンズ部46aを覆うことの無いように設けられている。また、金属膜72の材質としては、例えば、アルミ箔、あるいはアルミ板等が考えられる。
【0045】
金属膜72は、樹脂成形用金型の内部に挿入された状態で溶融樹脂が注入されることにより樹脂部70の下面に密着された状態で一体化される。その後、バンプ44は、成形後に金属膜72の四隅(角部)表面にAu(金)のボールボンディングを行って形成される。
【0046】
樹脂部70の上面、下面の四隅(角部)には、レンズ板46の取り付け位置の位置合わせを行うための第2のアライメントマーク74が設けられている。
【0047】
ここで、石英からなるレンズ板46にバンプ44を設ける工程(製造方法)について図5(A)〜(C)を参照して説明する。
【0048】
工程1では、レンズ部46aが形成される石英76の中央にマスキングする。
【0049】
工程2では、図5(A)に示されるように、板状に形成された石英76の表面にAl(アルミ)を蒸着またはスパッタリング装置によりスパッタしてAl膜78を形成する。
【0050】
工程3では、蒸着またはスパッタされたAl膜78の表面のバンプ44が設けられる位置を除いてレジスト80をパターニングする。
【0051】
工程4では、図5(B)に示されるように、Al膜78のエッチングを行ってレジスト80が被覆されていない領域のAl膜78を部分的に除去する。
【0052】
工程5では、石英76に残ったAl膜78のレジスト80を除去する。
【0053】
工程6では、図5(C)に示されるように、レジスト80が除去されたAl膜78の表面にワイヤボンディング装置(図示せず)によりAuのバンプ44を形成する。尚、図2乃至図4においては、バンプ44をボール状に示したが、実際には、ワイヤボンディングでバンプ44を形成するので、図5(C)に示されるように、曲面形状に形成される。
【0054】
ここで、石英からなるレンズ板46にバンプ44を設ける工程(製造方法)の変形例について図6(A)〜(C)を参照して説明する。
【0055】
工程1では、レンズ部46aが形成される石英76の中央にマスキングする。
【0056】
工程2では、図5(A)に示されるように、板状に形成された石英76の表面にAl(アルミ)を蒸着またはスパッタリング装置によりスパッタしてAl膜78を形成する。
【0057】
工程3では、蒸着またはスパッタされたAl膜78の表面のバンプ44が設けられる位置を除いてレジスト80をパターニングする。
【0058】
工程4では、石英76をめっき槽(図示せず)に浸してレジスト80の形成部分を除いたAl膜78の表面にAuめっき膜82を形成する。
【0059】
工程5では、図6(B)に示されるように、レジスト80を除去する。
【0060】
工程6では、図6(C)に示されるように、Al膜78のエッチングを行ってAuめっき82が被覆されていない領域のAl膜78を部分的に除去する。このように、Auめっき膜82によるバンプ44が形成される。
【0061】
また、石英76とAuめっき膜82との密着性を高めるため、Al膜78の代わりにCr(クロム),Ti(チタン),Ni(ニッケル),Tiw(チタン・タングステン合金),Ta(タンタル),NiCr(ニッケルクロム),Fe(鉄),Ag(銀),Co(コバルト),Nb(ニオブ)などの金属膜を石英76の表面に形成しても良い。
【0062】
ここで、基板42の構成について図7及び図8を参照して説明する。
図7に示されるように、基板42は、平板形状に形成されており、中央に発光素子48から発光された光が通過するための貫通穴42aが設けられている。そして、四角形に形成された貫通穴42aの上面側周縁部の四隅には、バンプ44が接続される第1の金属膜42bが形成されている。
【0063】
さらに、金属膜42bの外側に位置する基板42の四隅(角部)には、レンズ板46の位置合わせを行うための第1のアライメントマーク84が設けられている。
【0064】
従って、レンズ板46を基板42に取り付ける際は、レンズ板46のアライメントマーク74と基板42のアライメントマーク84とが一致するようにレンズ板46の位置調整を行って光軸の位置合わせを行う。
【0065】
貫通穴42aの下面側周縁部には、発光素子48のバンプ50を接続するための金属膜42cが形成されている。また、基板42の下面には、外形が四角形状とされた支持部54が設けられている。尚、発光素子48を基板42に取り付ける際は、発光素子48のアライメントマーク(図示せず)と基板下面に設けられたアライメントマーク(図示せず)とが一致するように発光素子48の位置調整を行って光軸の位置合わせを行う。
【0066】
ここで、半導体装置40の光学部品配設工程の手順について説明する。
図9及び図10は基板42にレンズ板46及び発光素子48を取り付ける工程を示す工程図である。
先ず、レンズ板46が石英で形成されている場合の組立工程について説明する。
【0067】
図9に示されるように、発光素子48に設けられたバンプ50を基板42の金属膜42cに当接させた状態で超音波を伝播させて発光素子48を基板42の下面に固定する。その際、発光素子48のアライメントマーク(図示せず)と基板下面に設けられたアライメントマーク(図示せず)とが一致するように発光素子48の位置調整を行って光軸の位置合わせを行う。次いで、基板42にドライバ(図示せず)、チップキャパシタ(図示せず)を取り付ける。
【0068】
次に、レンズ板46に設けられたバンプ44を基板42の金属膜42bに当接させた状態で超音波を伝播させてレンズ板46を基板42の上面に固定する。その際、前述したレンズ板46のアライメントマーク74と基板42のアライメントマーク84とが一致するようにレンズ板46の位置調整を行う。
【0069】
そして、光軸の位置合わせが完了した後、超音波を伝播させてバンプ44を基板42の金属膜42bに固着させる。
【0070】
図10に示されるように、レンズ板46と発光素子48との間に透明樹脂材52を充填して貫通穴42aを封止する。
【0071】
次に、発光素子48が搭載され、支持部54に囲まれた空間(キャビティ部)に熱伝導樹脂からなる封止部材56を充填して発光素子48の下方を封止する。続いて、外部接続用端子である半田ボール58を支持部54の下端に設ける。
【0072】
その後、図2に示されるように、ソケット60の結合部62を基板42の上面に接着剤などで固定する。
【0073】
レンズ板46が樹脂製である場合には、レンズ板46の耐熱性が低いので、上記とは異なる工程が行われる。
【0074】
先ず、外部接続用端子である半田ボール58の実装工程を先に行う。次に、バンプ50を介して基板42に発光素子48を固定し、且つドライバ等を基板42に実装してワイヤ接続を行う。
【0075】
その後、バンプ44を基板42の金属膜42bに当接させた状態でレンズ板46の位置合わせを行う。そして、レンズ板46のアライメントマーク74と基板42のアライメントマーク84とが一致すると、超音波を伝播させてバンプ44を基板42の金属膜42bに固着させる。
【0076】
次いで、レンズ板46と発光素子48との間に透明樹脂材52を充填して貫通穴42aを封止する。
【0077】
次に、発光素子48が搭載され、支持部54に囲まれた空間(キャビティ部)に熱伝導樹脂からなる封止部材56を充填して発光素子48の下方を封止する。
【0078】
その後、図2に示されるように、ソケット60の結合部62を基板42の上面に接着剤などで固定する。
【0079】
このように、レンズ板46が樹脂製の場合、外部接続用端子である半田ボール58を基板42に実装した後で、レンズ板46を基板42に固着することにより、レンズ板46が変形することを防止する。
【0080】
ここで、半導体装置の第2実施例について説明する。尚、上記第1実施例と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図11は半導体装置の第2実施例を示す縦断面図である。
【0081】
図11に示されるように、半導体装置90は、基板42の下面にレンズ板46がバンプ44を介して超音波で接合される。基板42の上面には、ソケット60が直接載置固定される。
【0082】
そして、レンズ板46の下方には、発光素子48が対向配置されている。発光素子48は、支柱92を介して基板42の下面に固定され、且つ電気的接続がなされる。そのため、レンズ板46と発光素子48は、基板42の下方で光軸の位置合わせが行われる。また、支柱92は、金めっきにより形成される柱状のバンプである。
【0083】
この実施例では、レンズ板46と発光素子48との離間距離が小さくなり、前述した第1実施例の半導体装置40よりもレンズ板46が発光素子48に接近しているので、光軸の位置合わせが容易に行える。
【0084】
ここで、半導体装置の第3実施例について説明する。尚、上記第1、2実施例と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
図12は半導体装置の第3実施例を示す縦断面図である。
【0085】
図12に示されるように、半導体装置94は、基板42の下面に支柱92を介して発光素子48が固着される。基板42の上面には、ソケット60が直接載置固定される。
【0086】
そして、発光素子48の上方には、レンズ板46が対向配置されている。レンズ板46は、発光素子48の上面にバンプ44を介して超音波で接合されると共に、基板42の下面に当接して保持される。そのため、レンズ板46は、発光素子48に固定される際に、光軸の位置合わせが行われる。
【0087】
この実施例では、レンズ板46を発光素子48に固定させるため、基板42に固定する前に予めレンズ板46と発光素子48との光軸の位置合わせが行うことができ、光軸の位置合わせを高精度に行える。
【0088】
尚、第3実施例では、レンズ板46が基板42の下面に直接当接する構造であるので、基板42の貫通穴42aがソケット60とレンズ板46とによって閉塞される。そのため、基板42の貫通穴42aには、透明樹脂材が充填されていない。
【0089】
ここで、半導体装置の第4実施例について図13(A)〜(C)を参照して説明する。尚、上記第1乃至3実施例と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
第4実施例の半導体装置96では、図13(A)に示されるように、先ず、基板42の上面にバンプ50を介して超音波で発光素子48を固着する。そして、発光素子48の下面と基板42との間に熱伝導性樹脂からなる封止部材56を充填する。
【0090】
続いて、図13(B)に示されるように、発光素子48の金属膜48cと基板42の金属膜42bとの間をワイヤ98で接続する。その後、レンズ板46を発光素子48の上面にバンプ44を介して超音波で固着する。尚、第4実施例の半導体装置96においては、バンプ50は機械的な接続のために設けられており、電気的接続はワイヤ98で行う。
【0091】
その際、レンズ板46のアライメントマーク74と発光素子48のアライメントマーク100とが一致すると、超音波を伝播させてバンプ44を発光素子48の金属膜48bに固着させる。
【0092】
次に、レンズ板46と発光素子48との間に透明樹脂材52を充填する。次いで、図13(C)に示されるように、基板42にケース102及び外部端子を固定し、且つケース102の上面にソケット60を固定する。
【0093】
ケース102の上面中央には、貫通穴102aが設けられている。レンズ板46のレンズ部46aは、貫通穴102aを介して光ファイバ68の端部と対向し、光信号を光ファイバ68へ出力する。
【0094】
ここで、半導体装置の第5実施例について図14を参照して説明する。尚、上記第1乃至4実施例と同一部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
第5実施例の半導体装置106では、図14に示されるように、基板42の上面に形成された金属膜42bc,42dに発光素子48とドライバ108がバンプ50,110を介して接合される。
【0095】
また、金属膜42b,42c,42dは、スルーホール112,114を介して半田ボール58に接続される。基板42には、レンズ116が設けられている。
【0096】
発光素子48は、発光面を下にして取り付けられており、レーザダイオード(LD)48aがレンズ116に対向する向きで固定される。従って、発光素子48を基板42に固定する際、発光素子48のレーザダイオード(LD)48aの光軸がレンズ116の光軸に一致すると、超音波を伝播させてバンプ50を基板42の金属膜42b,42cに固着させる。
【0097】
次に、発光素子48と基板42との間に透明樹脂材52を充填する。次いで、基板42にケース118及び外部端子を固定し、且つ基板42の半田ボール58が接合される回路基板(図示せず)等にソケット60を固定する。
【0098】
尚、上記各実施例は、光電変換モジュールからなる半導体装置について説明したが、これに限らず、発光素子48の代わりに受光素子を設けることにより電光変換モジュールにも適用できるのは、言うまでもない。
【0099】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1記載の発明によれば、光電変換または電光変換を行なう半導体素子と、半導体素子を搭載する基板と、半導体素子に入射或いは半導体素子から出射する光を制御する光学部品とを備えた半導体装置において、光学部品を基板にバンプを用いて固定したため、光学部品の位置合わせを行いながら光学部品を基板に固定することで光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を接着材などで汚れないように取り付けることができる。
【0100】
上記請求項2記載の発明によれば、光学部品が、レンズであるため、レンズの位置合わせを行いながらレンズを基板に固定することでレンズの位置合わせを高精度に行えると共に、レンズを接着材などで汚れないように取り付けることができる。
【0101】
上記請求項3記載の発明によれば、バンプが金バンプであるため、半田ペーストなどを使用せずに光学部品の位置合わせを行いながら光学部品を基板に固定することが可能になり、光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を半田ペーストなどで汚れないように取り付けることができる。
【0102】
上記請求項4記載の発明によれば、基板のバンプの接合位置及び光学部品のバンプの接合位置に、バンプと接合する金属膜が形成されており、金バンプを用いて光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を半田ペーストなどで汚れないように取り付けることができる。
【0103】
上記請求項5記載の発明によれば、基板に光ファイバを装着しうるケースを設けたため、光ファイバからの光信号を高精度に半導体素子に受光させ、あるいは半導体素子から発光された光信号を高精度に光ファイバへ出力することができる。
【0104】
上記請求項6記載の発明によれば、基板及び光学部品に位置決めを行なうためのアライメントマークを設けたため、半導体素子が搭載された基板と光学部品との相対位置を高精度に位置合わせすることができる。
【0105】
上記請求項7記載の発明によれば、光電変換または電光変換を行なう半導体素子と、半導体素子を搭載する基板と、半導体素子に入射或いは前記半導体素子から出射する光を制御する光学部品とを備えた半導体装置において、光学部品を半導体素子にバンプを用いて固定したため、光学部品の位置合わせを行いながら光学部品を半導体素子に固定することで光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を接着材などで汚れないように取り付けることができる。
【0106】
上記請求項8記載の発明によれば、光学部品がレンズであるため、レンズの位置合わせを行いながらレンズを半導体素子に固定することでレンズの位置合わせを高精度に行えると共に、レンズを接着材などで汚れないように取り付けることができる。
【0107】
上記請求項9記載の発明によれば、バンプが金バンプであるため、半田ペーストなどを使用せずに光学部品の位置合わせを行いながら光学部品を半導体素子に固定することが可能になり、光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を半田ペーストなどで汚れないように取り付けることができる。
【0108】
上記請求項10記載の発明によれば、半導体素子のバンプの接合位置及び光学部品のバンプの接合位置に、バンプと接合する金属膜が形成されているため、金バンプを用いて光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を半田ペーストなどで汚れないように取り付けることができる。
【0109】
上記請求項11記載の発明によれば、基板に光ファイバを装着しうるケースを設けたため、光ファイバからの光信号を高精度に半導体素子に受光させ、あるいは半導体素子から発光された光信号を高精度に光ファイバへ出力することができる。
【0110】
上記請求項12記載の発明によれば、半導体素子及び光学部品に、位置決めを行なうためのアライメントマークが設けたため、半導体素子と光学部品との相対位置を高精度に位置合わせすることができる。
【0111】
上記請求項13記載の発明によれば、光電変換または電光変換を行なう半導体素子が搭載された基板に、半導体素子に入射或いは半導体素子から出射する光を制御する光学部品を配設する光学部品配設工程を有する半導体装置の製造方法において、光学部品配設工程は、基板に第1のアライメントマーク及び第1の金属膜を形成する工程と、光学部品に第2のアライメントマーク及び第2の金属膜を形成する工程と、第1の金属膜または第2の金属膜のいずれか一方にバンプを配設する工程と、第1のアライメントマークと、第2のアライメントマークに基づき、光学部品を基板の取り付け位置に位置決めする工程と、バンプを超音波により第1の金属膜と第2の金属膜とに接合することにより、光学部品を前記基板に固定する工程と、を有するため、組立工程で光学部品の位置合わせを行いながら光学部品を基板に固定することで光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を接着材などで汚れないように取り付けることができる。
【0112】
上記請求項14記載の発明によれば、光電変換または電光変換を行なう半導体素子に、半導体素子に入射或いは半導体素子から出射する光を制御する光学部品を配設する光学部品配設工程を有する半導体装置の製造方法において、光学部品配設工程は、半導体素子に第1のアライメントマーク及び第1の金属膜を形成する工程と、光学部品に第2のアライメントマーク及び第2の金属膜を形成する工程と、第1の金属膜または第2の金属膜のいずれか一方にバンプを配設する工程と、第1のアライメントマークと、第2のアライメントマークに基づき、光学部品を半導体素子の取り付け位置に位置決めする工程と、バンプを超音波により第1の金属膜と第2の金属膜とに接合することにより、光学部品を前記半導体素子に固定する工程とを有するため、組立工程で光学部品の位置合わせを行いながら光学部品を半導体素子に固定することで光学部品の位置合わせを高精度に行えると共に、光学部品を接着材などで汚れないように取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体装置の一例を示す縦断面図である。
【図2】本発明になる半導体装置の第1実施例を示す縦断面図である。
【図3】レンズ板46を斜め上方からみた斜視図である。
【図4】レンズ板46を斜め下方からみた斜視図である。
【図5】石英からなるレンズ板46にバンプ44を設ける方法を示す工程図である。
【図6】石英からなるレンズ板46にバンプ44を設ける別の方法を示す工程図である。
【図7】基板42の構成を示す斜視図である。
【図8】基板42の構成を示す縦断面図である。
【図9】基板42にレンズ板46及び発光素子48を取り付ける工程を示す工程図である。
【図10】基板42にレンズ板46及び発光素子48を取り付ける工程を示す工程図である。
【図11】半導体装置の第2実施例を示す縦断面図である。
【図12】半導体装置の第3実施例を示す縦断面図である。
【図13】半導体装置の第4実施例を示す縦断面図である。
【図14】半導体装置の第5実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
40,90,94,96 半導体装置
42 基板
42a 貫通穴
42c,42b,42d 金属膜
44,50,110 バンプ
46 レンズ板
46a レンズ部
48 発光素子
48a レーザダイオード(LD)
52,64 透明樹脂材
54 支持部
56 封止部材
58 半田ボール
59,112,114 スルーホール
60 ソケット
66 光ファイバケーブル
68 光ファイバ
70 樹脂部
72 金属膜
74,84,100 アライメントマーク
76 石英
78 Al膜
80 レジスト
82 Auめっき膜
92 支柱
102 ケース
108 ドライバ
116 レンズ

Claims (14)

  1. 光電変換または電光変換を行なう半導体素子と、
    前記半導体素子を搭載する基板と、
    前記半導体素子に入射或いは前記半導体素子から出射する光を制御する光学部品とを備えた半導体装置において、
    前記光学部品を前記基板にバンプを用いて固定したことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記光学部品は、レンズであることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1または2記載の半導体装置において、
    前記バンプは金バンプであることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項3記載の半導体装置において、
    前記基板の前記バンプの接合位置及び前記光学部品の前記バンプの接合位置には、前記バンプと接合する金属膜が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記基板に光ファイバを装着しうるケースを設けたことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記基板及び前記光学部品には、位置決めを行なうためのアライメントマークが設けられていることを特徴とする半導体装置。
  7. 光電変換または電光変換を行なう半導体素子と、
    前記半導体素子を搭載する基板と、
    前記半導体素子に入射或いは前記半導体素子から出射する光を制御する光学部品とを備えた半導体装置において、
    前記光学部品を前記半導体素子にバンプを用いて固定したことを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項7記載の半導体装置において、
    前記光学部品はレンズであることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項7または8記載の半導体装置において、
    前記バンプは金バンプであることを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項9記載の半導体装置において、
    前記半導体素子の前記バンプの接合位置及び前記光学部品の前記バンプの接合位置には、前記バンプと接合する金属膜が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項7乃至10のいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記基板に光ファイバを装着しうるケースを設けたことを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項7乃至11のいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記半導体素子及び前記光学部品には、位置決めを行なうためのアライメントマークが設けられていることを特徴とする半導体装置。
  13. 光電変換または電光変換を行なう半導体素子が搭載された基板に、前記半導体素子に入射或いは前記半導体素子から出射する光を制御する光学部品を配設する光学部品配設工程を有する半導体装置の製造方法において、
    前記光学部品配設工程は、
    前記基板に第1のアライメントマーク及び第1の金属膜を形成する工程と、
    前記光学部品に第2のアライメントマーク及び第2の金属膜を形成する工程と、
    前記第1の金属膜または前記第2の金属膜のいずれか一方にバンプを配設する工程と、
    前記第1のアライメントマークと、前記第2のアライメントマークに基づき、前記光学部品を前記基板の取り付け位置に位置決めする工程と、
    前記バンプを超音波により前記第1の金属膜と前記第2の金属膜とに接合することにより、前記光学部品を前記基板に固定する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. 光電変換または電光変換を行なう半導体素子に、該半導体素子に入射或いは前記半導体素子から出射する光を制御する光学部品を配設する光学部品配設工程を有する半導体装置の製造方法において、
    前記光学部品配設工程は、
    前記半導体素子に第1のアライメントマーク及び第1の金属膜を形成する工程と、
    前記光学部品に第2のアライメントマーク及び第2の金属膜を形成する工程と、
    前記第1の金属膜または前記第2の金属膜のいずれか一方にバンプを配設する工程と、
    前記第1のアライメントマークと、前記第2のアライメントマークに基づき、前記光学部品を前記半導体素子の取り付け位置に位置決めする工程と、
    前記バンプを超音波により前記第1の金属膜と前記第2の金属膜とに接合することにより、前記光学部品を前記半導体素子に固定する工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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