JP2004280859A - M&a案作成用情報収集システム及びm&a案作成用情報収集方法 - Google Patents

M&a案作成用情報収集システム及びm&a案作成用情報収集方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004280859A
JP2004280859A JP2004162097A JP2004162097A JP2004280859A JP 2004280859 A JP2004280859 A JP 2004280859A JP 2004162097 A JP2004162097 A JP 2004162097A JP 2004162097 A JP2004162097 A JP 2004162097A JP 2004280859 A JP2004280859 A JP 2004280859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
candidate
company
specific
companies
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004162097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3591537B2 (ja
Inventor
Haruhiko Kinoshita
晴彦 木之下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2004162097A priority Critical patent/JP3591537B2/ja
Publication of JP2004280859A publication Critical patent/JP2004280859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3591537B2 publication Critical patent/JP3591537B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 格付け会社が従来入手できなかった企業情報を使用してより実現性の高いM&A案作成用情報収集システム及びM&A案作成用情報収集方法を提供する。
【解決手段】 通信回線250を介して、M&A仲介事業体200、M&A案の作成を希望している1或いは複数の候補企業210、220、230、及びアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)240とが、相互に電気的に接続されており、ASPには、各候補企業に於ける自己の財務、経理、税務を含む一般的企業活動を示す企業情報が、各候補企業毎に個別に格納保管されており、M&A仲介事業体200は、候補企業210、220、230に関する必要な情報をASP240から入手して、各候補企業のそれぞれに対してM&A案を作成する機能を有する様に構成されているM&A案作成用情報収集システム1。
【選択図】 図1

Description

本発明は、M&A案作成用情報収集システム及びM&A案作成用情報収集方法に関し、特に詳しくは、通信回線例えばインターネットを介して特定候補企業に対するM&A案を作成する為の必要な情報を収集する為のM&A案作成用情報収集システム及びM&A案作成用情報収集方法に関するものである。
従来に於いては、複数の候補企業に対して、M&A案を作成して提供するサービスを行う会社、団体、グループ等のM&A仲介事業体が、特定の複数の候補企業間に於けるM&A案を作成する場合には、当該M&A仲介事業体が自ら、何らかのコンピュータネットワークや文書或いは電話等を利用して当該特定の候補企業から必要な情報を入手したり、当該特定の候補企業が一定時期に公開発行する有価証券報告書、財務報告書、会計報告書、税務報告書等を購入して利用して必要な情報を入手するか、或いは、当該M&A仲介事業体の職員が当該特定の各候補企業を訪問して、必要な情報を入手したりして集めた当該特定の候補企業に関する企業情報を基に、M&A案の作成を行っていた。
然しながら、係る従来の情報収集方法では、当該M&A仲介事業体がM&Aに関する試案作成時に参考にできる情報は、対象の特定候補企業が公知とした情報と、対象の特定候補企業がM&A仲介事業体に開示した情報に限られている。
図2は、従来に於けるM&A仲介事業体が特定の候補企業から得られる情報を基にM&A案を作成する場合の方法の概要を説明したブロックダイアグラムであって、図から明らかな様に、M&A仲介事業体100が候補企業A110、候補企業B120、候補企業C130の企業活動情報を分析してM&A試案を作成するためには、候補企業A110が既に発表した候補企業の財務会計報告140と、候補企業B120が既に発表した候補企業の財務会計報告150と、候補企業C130が既に発表した候補企業の財務会計報告160と、候補企業A110への訪問による直接質疑等と、候補企業B120への訪問による直接質疑等と、候補企業C130への訪問による直接質疑等とにより情報収集を実施する。
この中で、候補企業A110の財務会計報告140は、候補企業A110が依頼をした会計法人の協力を得て作成し、外部に発表したものである。候補企業B120の財務会計報告150は、候補企業B120が依頼をした会計法人の協力を得て作成し、外部に発表したものである。候補企業C130の財務会計報告160は、候補企業C130が依頼をした会計法人の協力を得て作成し、外部に発表したものである。
候補企業A110の財務会計報告140、候補企業B120の財務会計報告150、及び候補企業C130の財務会計報告160は、何れも、毎期末に作成され発表されるので、一年に一度または一年に上期、下期の二度の作成を実施しているのが通例である。
この候補企業A110、候補企業B120、候補企業C130の各々の財務会計報告140、財務会計報告150、財務会計報告160の具体的資料としてM&A仲介事業体100が平易に入手可能な資料の一例として有価証券報告書がある。
そして、従来の方法に於いて、当該M&A案を作成する手順としては、図3に示すフローチャートから明らかな様に、先ず、候補企業A110は、候補企業A110の財務会計報告を公知のものとしたりするなどの方法で、M&A仲介事業体100へ提供している(ステップA1)。
又、同様に、候補企業B120は、候補企業B120の財務会計報告を公知のものとしたりするなどの方法で、M&A仲介事業体100へ提供している(ステップA2)。
更に、候補企業C130も、候補企業C130の財務会計報告を公知のものとしたりするなどの方法で、M&A仲介事業体100へ提供している(ステップA3)。
一方、M&A仲介事業体100は、候補企業A110、候補企業B120、候補企業C130の財務会計報告140、財務会計報告150、財務会計報告160の内容を受けて、具体的に有効なM&A案の作成を実現するために、更に具体的な詳細な情報である各候補企業の各事業部門毎に分類された財務、経理、販売、製造等の活動内容報告情報を、候補企業A110、候補企業B120、候補企業C130に問い合わせる(ステップA4)。
その後、候補企業A110は、M&A仲介事業体100からの問い合わせに対して、その問い合わせに対する全てまたは一部に関する回答を実施する(ステップA5)。
又、候補企業B120も、M&A仲介事業体100からの問い合わせに対して、その問い合わせに対する全てまたは一部に関する回答を実施する(ステップA6)。
同様に、候補企業C130も、M&A仲介事業体100からの問い合わせに対して、その問い合わせに対する全てまたは一部に関する回答を実施する(ステップA7)。
最後に、M&A仲介事業体は、上記ステップA1からA7までのステップによって入手した全情報と市中でこの他に入手可能な情報とを使用して、M&A案を作成する(ステップA8)。
しかしながら、この従来のM&A案作成用情報収集システムでは、M&A案作成時にM&A仲介事業体が参考にできる情報が、候補企業がM&A仲介事業体からの質疑に回答した情報と、公知の情報と市中から得られる情報に限られてしまう。
即ち、実際に実行合意を候補企業の関係者から引き出したいM&A仲介事業体としては、細かな部門単位毎の期間企業活動や来期の受注見込み等候補企業を多面的に分析するために多様な情報の入手を希望しているが、その希望が実現しないという問題と、候補企業がM&A仲介事業体への質疑の回答内容の真偽を確認する方法が乏しいという問題があった。
従って、本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を改良し、当該M&A仲介事業体が、従来では得られなかったそれぞれの特定候補企業に関する企業情報を豊富に且つ必要な内容の情報を入手出来、それによって、それらの情報をM&A案作成の参考情報として利用することにより、より実現性の高いM&A案を作成することが可能な企業情報の収集システム及び企業情報の収集方法を提供することにある。
本発明は上記した目的を達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用するものである。即ち、本発明に係る第1の態様としては、M&A仲介事業体の通信端末、M&A案の作成を希望している前記M&A仲介事業体と所定の契約関係を有する1或いは複数のM&A候補企業の個々の通信端末、及び前記M&A仲介事業体と前記M&A候補企業のそれぞれと個別に所定の契約関係を有するアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)に於ける通信機能を備えたサーバーとが適宜の通信回線を介して相互に電気的に接続されているシステムであって、且つ、前記ASPサーバー内部の記憶手段は、それぞれのM&A候補企業毎の一般的企業活動を示す企業情報を、M&A候補企業毎に格納する複数のファイルが設けられており、前記システムは、前記ASPサーバーのコンピュータによる演算処理によって実行される少なくとも、前記記憶手段に設けられた特定のM&A候補企業に専用のファイルに、前記M&A候補企業と前記ASPとの間の前記契約内容の少なくとも一部を予め記憶する第1の機能、前記個々のM&A候補企業から操作指示に応答して、前記個々のM&A候補企業のそれぞれから送信されてきた前記個々のM&A候補企業に於ける少なくとも自己の財務、経理、税務を含む一般的企業活動を示す企業情報を、前記記憶手段に於ける、前記各M&A候補企業毎に個別に指定された前記専用のファイルに格納する第2の機能、前記記憶手段に於ける、前記各M&A候補企業毎に指定された各M&A候補企業専用のファイルに格納されている前記特定の各M&A候補企業の企業情報の少なくとも一部は、前記特定のM&A候補企業からの開示要求信号に応答して、前記専用のファイルから抽出され、前記抽出された前記企業情報が特定の各M&A候補企業が有する端末に送信され、そこで記憶される第3の機能、前記各M&A候補企業毎に指定された前記記憶手段に於ける専用のファイル格納されている前記特定のM&A候補企業の前記企業情報の少なくとも一部は、前記特定のM&A候補企業からその後に供給される新たな前記企業情報により更新される第4の機能、前記M&A仲介事業体による前記ASPサーバーに対するアクセスに応答して、前記ASPサーバーにおける、前記記憶手段内に設けられている特定のM&A候補企業専用のファイルに、前記M&A仲介事業体が指定している特定のM&A候補企業と、前記M&A仲介事業体に関する所定の契約が記憶されているか否かを判断する第5の機能、前記ASPサーバーにおける前記記憶手段内に設けられている特定のM&A候補企業専用のファイルに、前記M&A仲介事業体と前記特定のM&A候補企業との間に於ける所定の契約が記憶されている場合に、前記特定のM&A候補企業専用のファイル内に記憶されている前記特定の各M&A候補企業の企業情報が抽出されて前記M&A仲介事業体の前記端末に送信される第6の機能とを備えるM&A案作成用情報収集システムであり、又、本発明に係る第2の態様としては、M&A候補企業に対してM&A案を作成し提供する事を業とするM&A仲介事業体の通信端末、M&A案の作成を希望している前記M&A仲介事業体と所定の契約関係を有する1或いは複数のM&A候補企業の個々の通信端末、及び前記M&A仲介事業体と前記M&A候補企業のそれぞれと個別に所定の契約関係を有するアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)に於ける通信機能を備えたASPサーバーとが適宜の通信回線を介して相互に電気的に接続されているシステムに於いて、前記ASPサーバー内部に設けられている記憶手段には、それぞれのM&A候補企業毎の一般的企業活動を示す企業情報を、M&A候補企業毎に格納する複数のファイルが設けられており、且つ前記システムは、前記ASPサーバーのコンピュータによる演算処理によって実行される様に構成されており、少なくとも、前記特定のM&A候補企業に専用の前記記憶手段に設けられているファイルに、前記M&A候補企業と前記ASとサーバーとの間の前記契約内容の少なくとも一部を予め記憶しておく第1の工程、前記個々のM&A候補企業から操作指示に応答して、前記個々のM&A候補企業のそれぞれから送信されてきた前記個々のM&A候補企業に於ける少なくとも自己の財務、経理、税務を含む一般的企業活動を示す企業情報を、前記特定のM&A候補企業に専用の前記記憶手段に設けられている前記ファイルに格納すると共に、前記企業情報が適宜のインターバルにて前記各M&A候補企業から前記ASPサーバーに伝送され、それによって前記各候補企業に於けるそれぞれの最新の企業活動を示す最新の企業情報を常に前記ASPサーバー内の前記記憶手段に於ける専用のファイル内でアップデートされている状態に維持する第2の工程、前記各M&A候補企業毎に指定された前記記憶手段に於ける前記各M&A候補企業毎専用の前記ファイルに格納されている前記特定の各M&A候補企業の前記企業情報の少なくとも一部は、前記特定のM&A候補企業からの開示要求信号に応答して、且つ前記契約内容が確認された場合に前記専用のファイルから抽出され、前記抽出された前記企業情報が特定の各M&A候補企業が有する端末に送信されそこで記憶される第3の工程、前記M&A仲介事業体による前記ASPサーバーに対するアクセスに応答して、前記ASPサーバーにおける前記記憶手段に於ける前記各M&A候補企業毎専用のファイル内に前記M&A仲介事業体が指定している特定のM&A候補企業と前記M&A仲介事業体に関する所定の契約が記憶されているか否かを判断する第4の工程、及び前記ASPサーバーにおける記憶手段内の特定のM&A候補企業専用ファイル内に、前記M&A仲介事業体と前記特定のM&A候補企業との間に於ける所定の契約が記憶されている場合に、前記M&A候補企業専用ファイル内に記憶されている前記特定の各M&A候補企業の企業情報が抽出されて前記M&A仲介事業体の端末に送信される第5の工程とから構成されているM&A案作成用情報収集方法である。
本発明に係る当該M&A案作成用情報収集システム及びM&A案作成用情報収集方法は、上記した様な技術構成を採用している事から、第1の効果としては、M&A仲介事業体が多数の候補企業の多様な組み合わせから最適なM&A案を作成する事を実現できる。
本発明に係る当該M&A案作成用情報収集システム及びM&A案作成用情報収集方法は、上記した様な技術構成を採用している事から、複数の企業の全体又はその一部を合併、吸収する事を企画するM&A案を作成するに際して、特に、インターネット等のネットワークを介して候補企業の活動内容情報をASPに集積し、その情報をM&A仲介事業体が参照することにより、実現性の高い、候補企業同士の全体または一部を組み合わせたM&A案の作成を支援する事が可能となる。
又、本発明に於いては、当該候補企業のそれぞれが、自己の財務、経理、営業、製造等の情報の格納保管及びその管理をASPサーバに委託する事、及び当該M&A仲介事業体は、従来では入手できなかった、多くの候補企業の各種活動内容を示す企業情報を、公開することなく、当該ASPに格納されている情報の中から選択して使用する事が可能となるので、より実現性の高いM&A案を作成する事が出来るM&A案作成用情報収集及びその方法が提供出来る。
実施例
以下に、本発明に係るM&A案作成用情報収集システム及びM&A案作成用情報収集方法の具体例の構成を図面を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図1は、本発明に係るM&A案作成用情報収集システムの一具体的の構成を示すブロックダイアグラムであって、図中、適宜の通信回線250を介して、M&A仲介事業体200、M&A案の作成を希望している当該M&A仲介事業体200と所定の契約関係を有する1或いは複数の候補企業210、220、230・・・、及びアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)240とが、相互に電気的に接続されており、当該ASPには、当該各候補企業に於ける少なくとも自己の財務、経理、税務を含む一般的企業活動を示す企業情報が、各候補企業毎に個別に格納保管されており、当該M&A仲介事業体200は、当該契約したM&A案の作成を希望する候補企業210、220、230に関する必要な情報を当該ASP240から入手して、各候補企業210、220、230のそれぞれに対してM&A案を作成する機能を有する様に構成されているM&A案作成用情報収集システム1が示されている。
当該各候補企業210、220、230・・・に於ける一般的企業活動を示す企業情報の当該ASP240への格納保管操作、及び当該M&A仲介事業体200に於ける当該各候補企業210、220、230・・・に対するM&A案作成操作は、コンピュータによって処理されるものである事が望ましい。
又、本発明に於いては、当該通信回線250はインターネットである事も好ましい。
一方、本発明に於て使用される当該ASP240は、当該M&A仲介事業体の管理下に置かれているもので有っても良くまた、当該M&A仲介事業体の管理下に置かれるものではなく、独立した組織として使用されているもので有っても良い。
つまり、本発明に係る当該M&A案作成用情報収集システム1に於いては、当該通信回線250、例えばインターネットを介して、当該各候補企業210、220、230に於ける一般的企業活動を示す企業情報を当該ASPへ格納し保管させる操作及び当該M&A仲介事業体200に於ける当該各候補企業210に対するM&A案作成操作は、何れもコンピュータによって処理されるものである事が望ましい。
本発明に於いては、近年、各候補企業は、アウトソーシングの考え方を積極的に導入して来ており、その一貫として、自己の一般的な企業活動に関する情報、例えば、当該各候補企業に於ける財務、経理、会計、販売、生産計画を含む製造等の企業情報をアプリケーション、サービス、プロバイダ(ASP)240に直接入力して当該ASPに当該各情報を格納、保管する事が行われて来ている。
この様な環境下では、当該各候補企業は、当該ASPを自己の経理部門の一部として把握し、必要な情報を全て当該ASPに格納しておき、当該企業では、企業内外で必要とするデータを、全て当該ASPからダウンロードして利用して、必要な情報、書類、等例えば、有価証券報告書、税務会計報告書等を作成する様にしている。
従って、当該ASPには、当該企業としての、重要な企業情報が保管されていることになり、本発明に於いては、係るASPを有効に利用して、より実現性の高いM&A案作成用情報収集システムを構築したものである。
具体的には、M&A仲介事業体200と、M&A案の作成を希望する個々の候補企業210、220、230と、当該ASP240との間で個別的な契約を成立させ、当該候補企業210、220、230は、当該ASP240に対して当該候補企業の上記企業情報を当該ASP240に格納すると共に、これを随時更新、削除、訂正処理して当該候補企業の上記企業情報を最新の情報に維持し、且つ、当該ASP240から、随時に自己の当該企業情報を読み出せる様に構成されている。
又、当該ASP240は、その記憶容量が許容する範囲で、当該各候補企業210の過去の企業情報も保存しておく事が望ましい。
更に、当該候補企業210、220、230は、当該M&A仲介事業体200が当該ASP240にアクセスして、当該ASP240に格納されている特定の企業の企業情報の閲覧若しくはダウンロードを要請してきた場合に、それを許可する様事前に当該ASP240との間で契約を成立させておく。
一方、当該ASP240は、M&A案の作成を希望する候補企業210、220、230の当該企業情報を当該企業別のファイルを作成して、それに記憶し保管、管理を行う様に構成されており、当該企業との事前の契約に基づいて、M&A仲介事業体200がアクセスしてきた場合には、当該候補企業の企業情報を当該M&A仲介事業体200に提供する様に構成される。
又、本発明に於ける当該M&A仲介事業体200は、前記契約に基づいて、M&A案の作成を希望する個々の候補企業企業210、220、230の企業情報を当該ASP240から読み出し、その企業情報を使用して分析し、所定のM&A案を作成し、その結果を直接当該各候補企業に通知するかインターネット上で通知する様に構成されている。
即ち、本発明に於いては、当該M&A仲介事業体200とM&A案の作成を希望する候補企業に関して所定の契約を締結した個々の候補企業との間でのみ、当該ASP240に格納されている当該個々の候補企業の企業情報を公開することなく秘密の状態で当該M&A仲介事業体200が利用出来る事が保証される構成を有しており、従って、上記のぞれぞれの情報伝達操作に当たっては、当然のことながら、不正なアクセスや不正な企業情報の遺漏を防止する為に、各候補企業毎の識別コード、IDナンバー、暗号処理手段等を含む厳重なセキュリティシステムが使用される事は言うまでもない。
図1に於て、290は、当該ネットワーク250としてインターネット300を使用した場合に、当該システムに関して発生する費用の支払い方法を管理する課金システムを示す。
本発明のM&A案作成用情報収集システム1をより詳細に説明するならば、本発明のM&A案作成用情報収集システム1は、対象企業210の活動内容情報を、M&A仲介事業体200が運営するか又はM&A仲介事業体200から独立して運営されているASPサーバー240に格納する。
又、図1に於て、当該M&A仲介事業体200は、その端末を介して当該ASPサーバー240に格納されている候補企業A、候補企業B、候補企業Cの各々の一般的企業活動情報を要求する機能を持つ。
更に、当該M&A仲介事業体200は、当該ASPサーバー240から送付される候補企業A、候補企業B、候補企業Cの各々の一般的企業活動情報を受領する機能を持つ。
一方、候補企業A210に於いては、当該候補企業Aが有する端末を介して、候補企業Aの財務、経理、販売、製造等の一般的企業活動情報をるASPサーバー240に送付する機能を持つ。
又、候補企業A210は、同様に当該ASPサーバー240に格納されている自己の候補企業Aの財務、経理、販売、製造等の一般的企業活動情報をASPサーバー240に送付する機能を持つ。
候補企業A210は、更に、当該ASPサーバー240に格納されている自己の財務、経理、販売、製造等の一般的企業活動情報を、検索、削除、更新する機能を持つ。
又、候補企業B220は、同様に当該ASPサーバー240に格納されている自己の候補企業Bの財務、経理、販売、製造等の一般的企業活動情報をASPサーバー240に送付する機能を持つ。
候補企業B220は、さらに、ASPサーバー240に格納されている候補企業Bの財務、経理、販売、製造等の一般的企業活動情報を、検索、削除、更新する機能を持つ。
候補企業C230は、候補企業Cの財務、経理、販売、製造等の一般的企業活動情報をASPサーバー240に送付する機能を持つ。
同様に、候補企業C230は、ASPサーバー240に格納されている候補企業Cの財務、経理、販売、製造等の一般的企業活動情報を、検索、削除、更新する機能を持つ。
一方、当該ASPサーバー240は、候補企業A210から送付される候補企業Aの財務、経理、販売、製造等の一般的企業活動情報を記録する機能を持つ。
又、当該ASPサーバー240は、さらに、候補企業A210から指示される既に記録している候補企業Aの財務、経理、販売、製造等の一般的企業活動情報を検索、削除、更新する機能を持つ。
更に、当該ASPサーバー240は、さらに、候補企業B220から送付される候補企業Bの財務、経理、販売、製造等の一般的企業活動情報を記録する機能を持つ。
且つ、当該ASPサーバー240は、さらに、候補企業B220から指示される既に記録している候補企業Bの財務、経理、販売、製造等の一般的企業活動情報を検索、削除、更新する機能を持つ。
当該ASPサーバー240は、さらに、候補企業C230から送付される候補企業Cの財務、経理、販売、製造等の一般的企業活動情報を記録する機能を持つ。 更に、本発明に於ける当該ASPサーバー240は、さらに、候補企業C端末230から指示される既に記録している候補企業Cの財務、経理、販売、製造等の一般的企業活動情報を検索、削除、更新する機能を持つ。
ASPサーバー240は、さらに、M&A仲介事業体200からの問い合わせの要求に応じて、候補企業A、候補企業B、候補企業Cの一般的企業活動情報を提供する機能を持つ。
一方、本発明に係るM&A案作成用情報収集方法は、基本的には、候補企業がASPサーバーに活動内容情報を格納するステップと、M&A仲介事業体がASPサーバーからM&A案を作成するための参考情報として活動内容情報を入手して実際にM&A案を作成するステップとを有する。
即ち、本発明に係る当該M&A案作成用情報収集方法は、候補企業210、220、230に対してM&A案を作成し提供する事を業とするM&A仲介事業体200、当該M&A仲介事業体200と所定の契約関係を有する1或いは複数のM&A案の作成を希望する候補企業210、220、230、及びアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)240が、通信回線250を介して相互に電気的に接続されており、当該各候補企業210、220、230は、少なくとも自己の財務、経理、税務を含む一般的企業活動を示す企業情報を、自己の端末を介して、適宜のインターバルにて、当該ASP240に伝送し、当該各候補企業に於けるそれぞれの最新の企業活動を示す企業情報が常に当該ASP内でアップデートされている状態に維持する工程、当該候補企業210、220、230は、随時に当該ASP240から自己の当該企業情報を自己の端末を介して閲覧若しくはダウンロードする工程、当該M&A仲介事業体200は、当該ASP240にアクセスして、当該M&A案の作成を希望する候補企業210、220、230に関し、当該ASP240に格納されている一部若しくは全ての情報を当該M&A仲介事業体200の端末を介して閲覧若しくはダウンロードする工程、当該M&A仲介事業体200は、当該候補企業210、220、230閲覧若しくはダウンロードした情報を勘案して、当該特定の複数の候補企業210、220、230間に於けるM&A案を作成する工程、当該M&A仲介事業体は、当該作成したM&A案を当該候補企業に対して通知する工程とから構成されている事が望ましい。
ここで、図4を参照しながら、本発明に於ける当該M&A案作成用情報収集方法の操作手順の一例を説明するならば、候補企業A210の各々の財務部門、経理部門、販売部門、製造部門等の各部門の勤務者は、各部門に設置されている候補企業A210の端末を各々使用して、一般的企業活動情報をASPサーバー240に、ネットワーク250を介して、逐一送信し、格納保管していく。この時、各部門の勤務者は特別にASPサーバの場所や運営者を意識する事無く、自社EDP環境上での業務として記録作業を実施する(ステップB1)。
同様に、候補企業B220の各々の財務部門、経理部門、販売部門、製造部門等の各部門の勤務者は、各部門に設置されている候補企業B220の端末を各々使用して、一般的企業活動情報を当該ASPサーバー240に、ネットワーク250を介して、逐一送信し、格納保管していく。この時、各部門の勤務者は特別にASPサーバの場所や運営者を意識する事無く、自社EDP環境上での業務として記録作業を実施する(ステップB2)。
又、候補企業C230の各々の財務部門、経理部門、販売部門、製造部門等の各部門の勤務者も、同様に、各部門に設置されている候補企業C230の端末を各々使用して、一般的企業活動情報を当該ASPサーバに、ネットワーク250を介して、逐一記録していく。この時、各部門の勤務者は特別にASPサーバの場所や運営者を意識する事無く、自社EDP環境上での業務として記録作業を実施する(ステップB3)。
一方、当該ASPサーバー240は、適宜候補企業A210の端末から指示される検索、更新、削除の依頼に合わせて、依頼内容を実施し、問い合わせ等の結果を回答する(ステップB4)。
又、当該ASPサーバー240は、適宜候補企業B220の端末から指示される検索、更新、削除の依頼に合わせて、依頼内容を実施し、問い合わせ等の結果を回答する(ステップB5)。
同様に、当該ASPサーバー240は、適宜候補企業C230の端末から指示される検索、更新 削除の依頼に合わせて、依頼内容を実施し、問い合わせ等の結果を回答する(ステップB6)。
更に、当該M&A仲介事業体200の勤務者はM&A仲介事業体200の端末を用いて、当該ASPサーバー240に格納されている候補企業A210、候補企業B220、候補企業C230の財務、経理、販売、営業等の一般的企業活動情報を要求し閲覧し、分析をして、M&A案を作成していく(ステップB7)。
以上の様に、本実施の形態では、M&A仲介事業体が従来では入手できなかったASP240に格納されている候補企業の各種活動内容情報を公知にはせずにM&A仲介事業体200だけがM&A案作成の参考情報として利用することにより、より実現性の高いM&A案を作成するためのM&A案作成用情報収集方法を提供できる。
上記した本発明に係る当該M&A案作成用情報収集方法の他の具体例としては、図5のフローチャートに示す様に、候補企業に対してM&A案を作成し提供する事を業とするM&A仲介事業体200、M&A案の作成を希望する、該M&A仲介事業体200と所定の契約関係を有する1或いは複数の候補企業210、220、230、及びアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)240が、インターネット300を介して相互に電気的に接続されており、M&A案の作成を希望する候補企業210、220、230が、少なくとも自己の財務、経理、税務を含む一般的企業活動を示す企業情報を、自己の端末を介して、当該ASP240に伝送し、その情報を当該ASP内240に格納し、更新し、削除し若しくは閲覧する第1の工程(ステップ(S1))、当該ASP240は、各候補企業210、220、230から送信された当該各候補企業210、220、230の当該企業情報を各候補企業毎のファイルに個別に格納保管し、各候補企業210、220、230若しくは当該M&A仲介事業体200の何れかからの要請があった場合に、所定の候補企業210、220、230に関する当該企業情報を所定の候補企業210、220、230若しくは当該M&A仲介事業体200に提供する第2の工程(ステップ(S2))、当該M&A仲介事業体200が、当該ASP240にアクセスして、当該ASP240から閲覧若しくはダウンロードして得た所定の候補企業210、220、230に関する企業情報を勘案して、当該所定の候補企業210、220、230に付いてM&A案を作成する第3の工程(ステップ(S3))、当該M&A仲介事業体200が、当該候補企業210、220、230に付いてのM&A案を当該候補企業210、220、230に通知する第4の工程(ステップ(S4))とから構成されており、当該各工程がコンピュータによって制御される様に構成されているM&A案作成用情報収集方法である。
更に、本発明の他の態様としては、 M&A仲介事業体の通信端末、M&A案の作成を希望している前記M&A仲介事業体と所定の契約関係を有する1或いは複数のM&A候補企業の個々の通信端末、及び前記M&A仲介事業体と前記M&A候補企業のそれぞれと個別に所定の契約関係を有するアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)に於ける通信機能を備えたASPサーバーとが適宜の通信回線を介して相互に電気的に接続されているシステムであって、且つ、前記ASPサーバー内部に設けられている記憶手段には、それぞれのM&A候補企業毎の一般的企業活動を示す企業情報を、M&A候補企業毎に格納する複数のファイルが設けられているM&A案作成用情報収集システムであって、
前記特定のM&A候補企業に専用の、前記記憶手段に設けられている個々のファイルに前記M&A候補企業と前記ASPとの間の前記契約内容の少なくとも一部を予め記憶させる第1の手順、
前記個々のM&A候補企業からの操作指示に応答して、前記個々のM&A候補企業のそれぞれから送信されてきた、前記個々のM&A候補企業に於ける少なくとも自己の財務、経理、税務を含む一般的企業活動を示す企業情報を、前記各M&A候補企業毎に個別に割り当てられた各M&A候補企業専用のファイルに格納する第2の手順、
前記記憶手段に於ける前記各M&A候補企業毎に指定された専用のファイルに格納されている前記特定の各M&A候補企業の前記企業情報の少なくとも一部を、前記特定のM&A候補企業からの開示要求信号に応答して、前記記憶手段に設けられた前記特定のM&A候補企業専用のファイルから抽出し、前記抽出された前記企業情報を特定の各M&A候補企業が有する端末に送信する第3の手順、
前記抽出された前記企業情報を特定の各M&A候補企業が有する端末で記憶する第4の手順、
前記各M&A候補企業毎に指定された前記専用のファイルに格納されている前記特定のM&A候補企業の前記企業情報の少なくとも一部を、前記特定のM&A候補企業からその後に供給される新たな前記企業情報により更新する第5の手順、
前記M&A仲介事業体による前記ASPサーバーに対するアクセスに応答して、前記ASPサーバーにおける前記専用のファイル手段内に前記M&A仲介事業体が指定している特定のM&A候補企業と前記M&A仲介事業体に関する所定の契約が記憶されているか否かを判断する第6の手順、
前記ASPサーバーにおける前記専用のファイル内に、前記M&A仲介事業体と前記特定のM&A候補企業との間に於ける所定の契約が記憶されている場合に、前記ASPサーバーの前記フアィル内に記憶されている前記特定の各M&A候補企業の前記企業情報を抽出して前記M&A仲介事業体の前記端末に送信する第7の手順、
をASPサーバーのコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明に係る当該M&A案作成用情報収集システム及びM&A案作成用情報収集方法は、上記した様な技術構成を採用している事から、第1の効果としては、M&A仲介事業体が多数の候補企業の多様な組み合わせから最適なM&A案を作成する事を実現できる。
その理由は、M&A仲介事業体が従来では入手できなかったASPに格納されている候補企業の各種活動内容情報を公知にはせずにM&A仲介事業体だけがM&A案作成の参考情報として利用できることによる。
第2の効果としては、M&A仲介事業体が多数の候補企業の多様な組み合わせからM&A案を短時間で作成する事を実現できる。
その理由は、M&A仲介事業体が従来では入手できなかったASPに格納されている候補企業の各種活動内容情報を、第三者の立場からクールに且つ広範囲な視野で検討が可能であると共に、EDP上で高速、大量に、多くの試行錯誤しながらM&A案作成の参考情報として利用できることによる。
又、第3の効果としては、候補企業に対する株、債券等の市場における評価の向上である。
その理由は、M&A仲介事業体に活動内容情報の提示を実施できる候補企業は、不正が無く透明性が高く、財務会計報告の信憑性も高いと評価されるからである。
図1は、本発明のM&A案作成システムの一具体例の構成を示すブロックダイアグラムである。 図2は、従来のM&A案作成システムの構成例を示すブロックダイアグラムである。 図3は、従来のM&A案作成方法に於ける操作手順の概要を説明するフローチャートである。 図4は、本発明に係るM&A案作成方法に於ける操作手順の概要を説明するフローチャートである。 図5は、本発明に係るM&A案作成方法に於ける他の具体例に於ける操作手順の概要を説明するフローチャートである。
符号の説明
1…M&A案作成システム
100、200…M&A仲介事業体
110、210…候補企業A
120、220…候補企業B
130、230…候補企業C
140…候補企業Aの財務会計報告
150…候補企業Bの財務会計報告
160…候補企業Cの財務会計報告
240…ASPサーバ
250…ネットワーク
290…課金システム
300…インターネット

Claims (8)

  1. M&A仲介事業体の通信端末、M&A案の作成を希望している前記M&A仲介事業体と所定の契約関係を有する1或いは複数のM&A候補企業の個々の通信端末、及び前記M&A仲介事業体と前記M&A候補企業のそれぞれと個別に所定の契約関係を有するアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)に於ける通信機能を備えたサーバーとが適宜の通信回線を介して相互に電気的に接続されているシステムであって、且つ、前記ASPサーバー内部の記憶手段は、それぞれのM&A候補企業毎の一般的企業活動を示す企業情報を、M&A候補企業毎に格納する複数のファイルが設けられており、前記システムは、前記ASPサーバーのコンピュータによる演算処理によって実行される少なくとも
    前記記憶手段に設けられた特定のM&A候補企業に専用のファイルに、前記M&A候補企業と前記ASPとの間の前記契約内容の少なくとも一部を予め記憶する第1の機能、
    前記個々のM&A候補企業から操作指示に応答して、前記個々のM&A候補企業のそれぞれから送信されてきた前記個々のM&A候補企業に於ける少なくとも自己の財務、経理、税務を含む一般的企業活動を示す企業情報を、前記記憶手段に於ける、前記各M&A候補企業毎に個別に指定された前記専用のファイルに格納する第2の機能、
    前記記憶手段に於ける、前記各M&A候補企業毎に指定された各M&A候補企業専用のファイルに格納されている前記特定の各M&A候補企業の企業情報の少なくとも一部は、前記特定のM&A候補企業からの開示要求信号に応答して、前記専用のファイルから抽出され、前記抽出された前記企業情報が特定の各M&A候補企業が有する端末に送信され、そこで記憶される第3の機能、
    前記各M&A候補企業毎に指定された前記記憶手段に於ける専用のファイル格納されている前記特定のM&A候補企業の前記企業情報の少なくとも一部は、前記特定のM&A候補企業からその後に供給される新たな前記企業情報により更新される第4の機能、
    前記M&A仲介事業体による前記ASPサーバーに対するアクセスに応答して、前記ASPサーバーにおける、前記記憶手段内に設けられている特定のM&A候補企業専用のファイルに、前記M&A仲介事業体が指定している特定のM&A候補企業と、前記M&A仲介事業体に関する所定の契約が記憶されているか否かを判断する第5の機能、
    前記ASPサーバーにおける前記記憶手段内に設けられている特定のM&A候補企業専用のファイルに、前記M&A仲介事業体と前記特定のM&A候補企業との間に於ける所定の契約が記憶されている場合に、前記特定のM&A候補企業専用のファイル内に記憶されている前記特定の各M&A候補企業の企業情報が抽出されて前記M&A仲介事業体の前記端末に送信される第6の機能
    とを備える事を特徴とするM&A案作成用情報収集システム。
  2. 前記通信回線はインターネットである事を特徴とする請求項1に記載のM&A案作成用情報収集システム。
  3. 前記ASPサーバーは、前記M&A仲介事業体の管理下に置かれている事を特徴とする請求項1又は2に記載のM&A案作成用情報収集システム。
  4. 前記第4の機能は、前記各M&A候補企業から前記各M&A候補企業の前記企業情報の少なくとも一部が適宜のインターバルで、前記ASPサーバーに伝送され、前記各M&A候補企業に於けるそれぞれの最新の企業活動を示す企業情報が常に前記ASPサーバー内に於ける前記記憶手段内でアップデートされている状態に維持する機能である事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のM&A案作成用情報収集システム。
  5. M&A候補企業に対してM&A案を作成し提供する事を業とするM&A仲介事業体の通信端末、M&A案の作成を希望している前記M&A仲介事業体と所定の契約関係を有する1或いは複数のM&A候補企業の個々の通信端末、及び前記M&A仲介事業体と前記M&A候補企業のそれぞれと個別に所定の契約関係を有するアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)に於ける通信機能を備えたASPサーバーとが適宜の通信回線を介して相互に電気的に接続されているシステムに於いて、
    前記ASPサーバー内部に設けられている記憶手段には、それぞれのM&A候補企業毎の一般的企業活動を示す企業情報を、M&A候補企業毎に格納する複数のファイルが設けられており、且つ前記システムは、前記ASPサーバーのコンピュータによる演算処理によって実行される様に構成されており、少なくとも、
    前記特定のM&A候補企業に専用の前記記憶手段に設けられているファイルに、前記M&A候補企業と前記ASとサーバーとの間の前記契約内容の少なくとも一部を予め記憶しておく第1の工程、
    前記個々のM&A候補企業から操作指示に応答して、前記個々のM&A候補企業のそれぞれから送信されてきた前記個々のM&A候補企業に於ける少なくとも自己の財務、経理、税務を含む一般的企業活動を示す企業情報を、前記特定のM&A候補企業に専用の前記記憶手段に設けられている前記ファイルに格納すると共に、前記企業情報が適宜のインターバルにて前記各M&A候補企業から前記ASPサーバーに伝送され、それによって前記各候補企業に於けるそれぞれの最新の企業活動を示す最新の企業情報を常に前記ASPサーバー内の前記記憶手段に於ける専用のファイル内でアップデートされている状態に維持する第2の工程、
    前記各M&A候補企業毎に指定された前記記憶手段に於ける前記各M&A候補企業毎専用の前記ファイルに格納されている前記特定の各M&A候補企業の前記企業情報の少なくとも一部は、前記特定のM&A候補企業からの開示要求信号に応答して、且つ前記契約内容が確認された場合に前記専用のファイルから抽出され、前記抽出された前記企業情報が特定の各M&A候補企業が有する端末に送信されそこで記憶される第3の工程、
    前記M&A仲介事業体による前記ASPサーバーに対するアクセスに応答して、前記ASPサーバーにおける前記記憶手段に於ける前記各M&A候補企業毎専用のファイル内に前記M&A仲介事業体が指定している特定のM&A候補企業と前記M&A仲介事業体に関する所定の契約が記憶されているか否かを判断する第4の工程、及び
    前記ASPサーバーにおける記憶手段内の特定のM&A候補企業専用ファイル内に、前記M&A仲介事業体と前記特定のM&A候補企業との間に於ける所定の契約が記憶されている場合に、前記M&A候補企業専用ファイル内に記憶されている前記特定の各M&A候補企業の企業情報が抽出されて前記M&A仲介事業体の端末に送信される第5の工程
    とから構成されている事を特徴とするM&A案作成用情報収集方法。
  6. 前記ASPサーバーは、前記M&A仲介事業体の管理下に置かれている事を特徴とする請求項5に記載のM&A案作成用情報収集方法。
  7. 前記通信回線はインターネットである事を特徴とする請求項5又は6に記載のM&A案作成用情報収集方法。
  8. M&A仲介事業体の通信端末、M&A案の作成を希望している前記M&A仲介事業体と所定の契約関係を有する1或いは複数のM&A候補企業の個々の通信端末、及び前記M&A仲介事業体と前記M&A候補企業のそれぞれと個別に所定の契約関係を有するアプリケーション・サービス・プロバイダ(ASP)に於ける通信機能を備えたASPサーバーとが適宜の通信回線を介して相互に電気的に接続されているシステムであって、且つ、前記ASPサーバー内部に設けられている記憶手段には、それぞれのM&A候補企業毎の一般的企業活動を示す企業情報を、M&A候補企業毎に格納する複数のファイルが設けられているM&A案作成用情報収集システムであって、
    前記特定のM&A候補企業に専用の、前記記憶手段に設けられている個々のファイルに前記M&A候補企業と前記ASPとの間の前記契約内容の少なくとも一部を予め記憶させる第1の手順、
    前記個々のM&A候補企業からの操作指示に応答して、前記個々のM&A候補企業のそれぞれから送信されてきた、前記個々のM&A候補企業に於ける少なくとも自己の財務、経理、税務を含む一般的企業活動を示す企業情報を、前記各M&A候補企業毎に個別に割り当てられた各M&A候補企業専用のファイルに格納する第2の手順、
    前記記憶手段に於ける前記各M&A候補企業毎に指定された専用のファイルに格納されている前記特定の各M&A候補企業の前記企業情報の少なくとも一部を、前記特定のM&A候補企業からの開示要求信号に応答して、前記記憶手段に設けられた前記特定のM&A候補企業専用のファイルから抽出し、前記抽出された前記企業情報を特定の各M&A候補企業が有する端末に送信する第3の手順、
    前記抽出された前記企業情報を特定の各M&A候補企業が有する端末で記憶する第4の手順、
    前記各M&A候補企業毎に指定された前記専用のファイルに格納されている前記特定のM&A候補企業の前記企業情報の少なくとも一部を、前記特定のM&A候補企業からその後に供給される新たな前記企業情報により更新する第5の手順、
    前記M&A仲介事業体による前記ASPサーバーに対するアクセスに応答して、前記ASPサーバーにおける前記専用のファイル手段内に前記M&A仲介事業体が指定している特定のM&A候補企業と前記M&A仲介事業体に関する所定の契約が記憶されているか否かを判断する第6の手順、
    前記ASPサーバーにおける前記専用のファイル内に、前記M&A仲介事業体と前記特定のM&A候補企業との間に於ける所定の契約が記憶されている場合に、前記ASPサーバーの前記フアィル内に記憶されている前記特定の各M&A候補企業の前記企業情報を抽出して前記M&A仲介事業体の前記端末に送信する第7の手順、
    をASPサーバーのコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2004162097A 2004-05-31 2004-05-31 M&a案作成用情報収集システム及びm&a案作成用情報収集方法 Expired - Fee Related JP3591537B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004162097A JP3591537B2 (ja) 2004-05-31 2004-05-31 M&a案作成用情報収集システム及びm&a案作成用情報収集方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004162097A JP3591537B2 (ja) 2004-05-31 2004-05-31 M&a案作成用情報収集システム及びm&a案作成用情報収集方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000129065A Division JP2001312610A (ja) 2000-04-28 2000-04-28 M&a案作成システム及びm&a案作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004280859A true JP2004280859A (ja) 2004-10-07
JP3591537B2 JP3591537B2 (ja) 2004-11-24

Family

ID=33297107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004162097A Expired - Fee Related JP3591537B2 (ja) 2004-05-31 2004-05-31 M&a案作成用情報収集システム及びm&a案作成用情報収集方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3591537B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019215748A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 株式会社日本総合研究所 コンピュータプログラム、出力装置及び出力方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019215748A (ja) * 2018-06-13 2019-12-19 株式会社日本総合研究所 コンピュータプログラム、出力装置及び出力方法
JP7141859B2 (ja) 2018-06-13 2022-09-26 株式会社日本総合研究所 コンピュータプログラム、出力装置及び出力方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3591537B2 (ja) 2004-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lindström et al. A survey on CIO concerns-do enterprise architecture frameworks support them?
CN100456277C (zh) 支持万维网服务互操作及安排万维网服务的方法
JP4912848B2 (ja) トレーサビリティシステム、サーバ、トレーサビリティ方法、およびトレーサビリティプログラム
CA2391557A1 (en) Systems and methods for creating financial advice applications
Kürschner et al. Discovery service design in the epcglobal network: towards full supply chain visibility
CN103366122B (zh) 用于实现扫描服务的方法和系统
Koster et al. FAIR Principles for Library, Archive and Museum Collections: A proposal for standards for reusable collections
JP2013164724A (ja) 情報取引システム
JP5146057B2 (ja) 検索仲介システム
US11222309B2 (en) Data processing systems for generating and populating a data inventory
CN102024010A (zh) 数据处理系统及其处理方法
Schwinn et al. Design patterns for data integration
JP2001312610A (ja) M&a案作成システム及びm&a案作成方法
CN101504700A (zh) 信息处理装置、信息处理系统和信息处理方法
JP3591537B2 (ja) M&a案作成用情報収集システム及びm&a案作成用情報収集方法
KR101213541B1 (ko) 요청 응답 방식형 기업간 전자상거래 시스템 및 방법
JP2009015552A (ja) 検索仲介システム
KR20070024140A (ko) 업무 프로세스 및 업무 프로세스 맵을 조회하고 관리하는시스템 및 방법
JP6946071B2 (ja) データの仲介システムおよび仲介方法
JP5602782B2 (ja) 情報提供者端末、及び情報取引方法
KR100868478B1 (ko) 온라인 설계 협업 시스템 및 방법
KR100351937B1 (ko) 네트워크 기반의 전사적 자원관리 시스템 및 방법
JP2007172018A (ja) データ保管方法およびデータ保管システム
JP2005235077A (ja) 遺言管理システム、遺言管理方法及び遺言管理プログラム
US11544667B2 (en) Data processing systems for generating and populating a data inventory

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040816

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees