JP2013164724A - 情報取引システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本願発明の情報取引システムは、検索条件及び演算処理の組み合わせを含む情報提供依頼を配布し、当該情報提供依頼に対する回答を回収する情報収集者端末としてのアンケート実施者サーバ10と、情報提供依頼の対象データを保有し、情報提供依頼を受信すると、情報提供依頼に含まれる検索条件に一致するデータを対象データから抽出し、抽出したデータに情報提供依頼に含まれる演算処理を行うことで回答を作成し、当該回答をアンケート実施者サーバ10へ返送する情報提供者端末としての回答者端末20と、を備える。
【選択図】図1
Description
(1)取引支援サーバ30と信用情報サーバ40の組み合わせで、ユーザAおよびユーザBが双方匿名でも、Aから見たBの信用度を確認可能とする。
(2)取引支援サーバ30とポイントサーバ70の組み合わせで、ユーザBのアンケート(クエリ)に対するユーザAの回答(アンサ)による情報提供に対するBからAへの対価支払(金銭およびポイントなど)を双方の匿名性を維持したまま可能とする。
アンケート実施者サーバ10は、情報提供依頼としてのアンケート(クエリ)を作成し、情報提供依頼の識別標識としてのクエリID(QID)を付与し、ユーザBの実名を含む実名情報と共に、取引支援サーバ30に対して、本クエリにおける仮名の発行を要求する。取引支援サーバ30は、自データベースのBの実名登録を確認して、クエリIDに対する、一時的(クエリIDが有効である間だけの)なユーザBの仮名(Ba)を生成し、自データベースに記録した後に、同仮名をアンケート実施者サーバ10に返す。
アンケート実施者サーバ10は、アンケート(クエリ)に、クエリIDと、ステップS201で取得したユーザBの仮名を記載して、回答者端末20から取得可能な状態でクエリ配布サーバ50に配置する。
ユーザAの回答者端末は、ステップS202でクエリ配布サーバ50に配置されたアンケート(クエリ)を取得し、記載されているクエリIDとユーザBの仮名Baを得る。
回答者端末20は、ステップS203で取得したクエリIDとBの仮名Baおよび、ユーザAの実名と共に、取引支援サーバ30に対して、本クエリにおける仮名の発行を要求する。取引支援サーバ30は、自データベースのAの実名登録を確認して、クエリIDに対する、一時的(クエリIDが有効である間だけの)なユーザAの仮名(Aa)を生成し、自データベースに記録した後に、同レコードの回答状態を未回答に設定し、同仮名Aaを回答者端末20に返す。
回答者端末20は、クエリ処理を行ってアンケートに対する回答を作成し、クエリID、Bの仮名、Aの仮名を記載し、アンサ回収サーバ60に配置する。このとき、アンケートに対する回答(アンサ)の内容と、クエリID、Bの仮名、Aの仮名は分割して扱うことができるように、ユーザAによる電子署名を行う場合は、アンケート内容+(クエリID、Bの仮名、Aの仮名)全体と、(クエリID、Bの仮名、Aの仮名)に対して、各々電子署名を行うものとする。
アンケート実施者サーバ10は非同期的にアンサ回収サーバ60に問い合わせを行い、(クエリID、ユーザBの仮名Ba)の組み合わせに相当するアンケート(クエリ)が配置(格納)されている場合は、その内容取得を要求する。その際、アンサ回収サーバ60は、該当するアンサから、(クエリID、ユーザBの仮名Ba、ユーザAの仮名Aa)を取り出し、取引支援サーバ30に二重回答と不正回答のチェックを依頼する。取引支援サーバ30は、(クエリID、ユーザBの仮名、Aの仮名)から、同クエリに対する回答者の存在(レコードに存在する)ことを確認し、存在しない場合は、即座に不正回答であること(NG)をアンサ回収サーバ60に返す。存在する場合かつ、回答状態が未回答である場合には、アンサ回収サーバ60にOKを返し、それ以外はNGを返す。アンサ回収サーバ60はNGを受け取った場合は何もしない。これにより、匿名性による多重回答(個人が複数の人間になりすまし、同一アンケートに多重に回答することによる不正取引)を防止することができる。アンサ回収サーバ60は、OKを受け取った場合は、アンケート実施者サーバ10にアンケートの回答内容を送付し、取引支援サーバ30に(クエリID、ユーザBの仮名Ba、ユーザAの仮名Aa)とアンサ内容引き渡し済みを伝える。取引支援サーバ30は、引き渡し済みの応答を受け取ると、対応する回答回数のレコードを回答済みとする。同時に、取引支援サーバ30は、ポイントサーバ70に対して、(クエリID、ユーザBの実名、ユーザAの実名)を送信し、回答済みであることを伝える。
ポイントサーバ70は、回答済みのクエリに関するユーザBの実名、ユーザAの実名を取得し、取引支援サーバ30から指定された価格をユーザBからユーザAへと移す(送金など)。
クエリIDとユーザBの仮名Baの組み合わせは、同2種の情報から取引支援サーバ30が計算したハッシュ値であるクエリハッシュ値H(Ba,QID)でも代用は可能である。この場合、取引支援サーバ30は、クエリハッシュ値を算出したハッシュ関数を、クエリID及びユーザBの仮名Baとともに記憶する。
また、クエリIDとユーザBの仮名BaとユーザAの仮名Aaの組み合わせは、同3種の情報から取引支援サーバが計算したハッシュ値である取引ハッシュ値H(Ba,QID,Aa)でも代用可能である。この場合、取引支援サーバ30は、取引ハッシュ値を算出したハッシュ関数を、クエリID、ユーザBの仮名Ba及びユーザAの仮名Aaとともに記憶する。
このように、ハッシュ値を使用することで、Bの仮名やAの仮名が特定されない効果がある。
価格などの回答の対価を提示する取引条件については、ステップS201におけるクエリ作成時にユーザBが取引支援サーバ30に送信し、記録することで、ステップS204において取引支援サーバ30に記録されている取引条件をユーザAに伝え、回答者端末20における回答判断の材料として利用してもよい。また、ステップS207におけるポイントサーバ70による決済時に、取引条件に応じた価格にするなどして利用することができる。
アンケート実施者サーバ10及び回答者端末20は、各サーバへアクセスする際に、電子署名などの認証情報を送信してもよい。これにより、取引支援サーバ30などの各サーバにおけるデータの改ざんや、他人へのなりすましを防止することができる。
図2に示すシーケンスでは、ユーザAとユーザBの仮名取得の手続きを、クエリの生成などクエリに結びつけて行っているが、ユーザAとユーザBが仮名の取得だけを独立して行うことも可能である。この場合におけるアンケート実施者仮名の発行ステップS201から回答の回収ステップS206までのシーケンスの一例を、図3に示す。本シーケンスでは、図2で説明したステップS201〜ステップS205に代えて、ステップS301〜S305を順に有する。情報提供依頼配布手順において、ステップS301〜ステップS304を実行する。回答手順において、ステップS305を実行する。
図2に示すステップS205及び図3に示すステップS305において、ユーザBからのクエリに対して、ユーザAが回答を作成する時に、回答者端末20は、ユーザBの信用度の評価を行い、回答の是非やどのような質問項目(具体的にはユーザAの個人管理データへのアクセス)を許可するかを判断する。先に示した取引の手順では、ユーザAの回答者端末20では、ユーザBの実名を知らされることがないため、ユーザBの実名に基づく信用性の評価ができない。
図7に、回答者端末20におけるクエリ取得からアンサ作成及び回答までの処理の流れを示す。図9に示すように、クエリには、クエリID及びユーザBの仮名Baから構成されるクエリ特有の識別番号、回答の対価としての取引条件、回答を作成するタイミングを示す実行条件並びに質問内容リストが記述される。回答者端末20内では、クエリは特定のサービスアプリケーションが取得(受信)可能であるが、そのままの形で保護領域内のデータアクセス管理部22に転送される。その際にクエリ内容が暗号化されていない場合は、サービスアプリケーションが内容を参照することは可能である。保護領域とは、OS等のシステム管理機能によってソフトウェア的に分離され、保護領域外のサービスアプリケーションからは特定のAPIによってのみ通信が可能で、内部のデータの独立性が保証されている領域を指す。相互に保護されているプロセス、独立した仮想計算機の機構により実現することが可能である。データアクセス管理部22はクエリの内容を解析し、ポリシ管理部23によって生成される回答ポリシに従って、クエリ全体およびクエリに含まれる質問毎の回答可否を判定する。回答可と判定された場合、データ格納部21の個人管理データにアクセスを行い、クエリ処理を行うことによって回答を得る。
クエリ解析部224は、サービス管理部24から取得したクエリに対して、以下の処理を実行する。
・クエリに電子署名が記載されている場合は、電子署名を検証する。
・クエリ全体の書式等を検査する。
・クエリ内容を予め用意されているクエリテンプレート226と突き合わせ、クエリテンプレート226の項目毎のクエリ点数を取得後、データ格納部(DB)21専用のクエリに変換する。図9に、クエリの内容の一例を示す。クエリは、例えば、クエリID、実行者仮名、取引条件、実行条件、質問内容リスト及びアンサ回収サーバの項目を有する。クエリIDには、クエリを識別する情報が記載される。実行者仮名には、ユーザBの仮名Baが記載される。取引条件には、ユーザBから支払われるクエリ回答の対価が数値等で示される(Y)。実行条件には、質問内容の演算及びアンサの生成/回答の条件などの回答を作成するタイミングが記載される。質問内容リストには、質問番号とその条件C及び処理Fが記載される。アンサ回収サーバには、アンサ送付先が記載されている。
・変換されたクエリ全体をデータ処理部223に転送する。
・クエリID、ユーザBの仮名Ba及び取引条件を抽出し、ポリシ管理部23へ出力する。これにより、ポリシ管理部23は、クエリ実行可能点数表を信用情報サーバ40から取得して、回答可否を判定することができる。
・実行条件から、時間を監視して回答を実行する場合はタイマを設定し、特定の個人管理データ条件に適合した場合に回答する場合はリアルタイム監視部222に登録し、その他は即時に質問内容リストの変換されたクエリをDB読み出し部221に指示して、データ格納部21にアクセスさせる。
・クエリに対する回答が全部終了後、クエリ全体にアンサを付与してアンサ生成部225に送出する。これにより、アンサ生成部225は、回答を(アンサ)をアンサ回収サーバ60に配置する。
・登録された条件を監視し、条件を満足した場合に、データ処理部223に対して、該当クエリの実行を指示する。
・アンサのフォーマットを整形する。
・署名若しくは暗号化又は署名及び暗号化を行う場合は、署名若しくは暗号化又は署名及び暗号化を実行する。
・アンサ回収サーバ情報に従って、アンサを特定のアンサ回収サーバ60に返す。
・個人が蓄積しているデジタルデータから自動的に回答を導き出すため、人間とのインタラクションが発生せず、回答の正確性と、回答速度(質問量)が向上する。
・自動回答ではあるが、生データを直接出力するアクセス手段をマスクすることで、蓄積された生データが流出しない。また、データに対する操作ポリシを事前設定可能とすることで、個人管理データの保有者(個人)の意図しない情報の提供は防止できる。
・アンケートを実施する主体(情報を集めたい企業など)の信用度と情報取得の提示価格により、質問毎の回答の是非と、回答内容を制御できる。
・アンケート回答者の匿名性を維持したまま、情報取引(金銭取引)を可能とする。
・匿名性による多重回答(個人が複数の人間になりすまし、同一アンケートに多重に回答することによる不正取引)を防止する。
・回答のタイミングを制御して、未来の行動に対する質問にも回答できる。
(1)データの格納について(全体の構成)
個人管理データは何らかのデータベースに格納されているものとする。図7及び図8におけるデータ格納部21に相当する。ここでは、データベースの種別は特定しない。このデータベースに直接アクセスを行いデータの読み出しを行うのがDB読み出し部221である。DB読み出し部221では、データベースからデータを取り出す手続きを以下の形で一般化する。
データ格納部21内の個人管理データの読み出しと処理に対しては、該当するデータの所有者(管理者)による参照の制限が課せられる。その判断は、クエリの発信元であるユーザBの信用度(信用の度合いを示すレベル値に相当する)に基づいて行われる。よって、ポリシ管理部23は信用情報サーバ40にクエリ発行者の仮名Baを送信し、信用情報サーバ40に予め記録されている信用度のレベル値を取得する。このとき、仮名から実名への変換は、信用情報サーバ40と取引支援サーバ30との間で、仮名と実名の解決されることで実行される。
クエリはクエリ解析部224で受信され、内容を解析される。クエリ解析部224では、クエリに記載されている以下の情報を抽出する。
・クエリの実行者(の仮名)
・取引条件(提示価格)
・実行条件
・質問内容リスト(質問項目)
・アンサ回収サーバ情報
・DB読み出し部221は、条件Cに該当するデータを全てデータベースより読み出す。図10に、条件Cのテンプレートの一例を示す。条件Cのテンプレートは、データベース用のコマンドであり、例えば、SQL等のコマンド列である。条件Cのテンプレートを参照することで、検索条件として予め定められた符号をデータベース用のコマンドに変換することができる。これにより、ネットワーク上で検索条件のキーワードが漏洩する事態を防ぐことができる。
・データ処理部223は、DB読み出し部221の読み出したデータに対して、処理Fを実行して、結果Rを得る。図11に、処理Fのテンプレートの一例を示す。処理Fのテンプレートは、処理メソッドであり、例えば、条件Cに該当するデータ群に対して、平均、分散、最大値、最小値などの統計処理を施すことや、丸めや緯度経度の値から広域の住所(県単位や東、西日本など)への変換などの曖昧化処理などを指す。処理Fのテンプレートを参照することで、演算処理として予め定められた符号を処理メソッドに変換することができる。これにより、ネットワーク上で演算処理が漏洩する事態を防ぐことができる。
・データベースから読み出すデータの条件Cに制限をかける。具体的には、特定の属性に対する読み出しそのものを拒否する。
・読み出されたデータに対して行う処理Fに制限をかける。
以下、同制限方法について説明する。
質問内容リストの各項目は、条件Cに適合するデータ群に対して、実施する処理Fの組み合わせで指定される。質問内容を実行するか否かの判断は、図12に示すような、条件Cと処理Fの組み合わせによって決定される予め登録された判断のための関数Jを読み出すことで行う。例えば、条件C1〜Cpのなかから条件Cに一致する条件を選択し、処理F1〜Fqのなかから処理Fに一致する処理を選択し、選択した条件と処理との組み合わせで定義される関数Jを、関数J11〜Jpqのなかから抽出する。図13に、関数Jの一例を示す。関数Jは、取引条件とクエリ発行者の信用度の関数であり、条件C1〜Cpに該当するデータ群に処理F1〜Fqを施した結果の回答を、信用度Xのクエリ発信者に対して、提示価格などの取引条件Yで回答可能かどうかを返すものである。
・条件Cのテンプレートには、クエリ実行者によって利用できる条件Cに相当するリストが設定されており、リストに無い条件Cを利用する質問内容は実行されない。
・同時に条件Cに対する処理Fの組み合わせについて、図12に示すようなテンプレートによって処理の可否と実行可能なレベルを判断する関数Jを読み出し、質問への回答可否を判断する。
・回答可能な質問に対して、各質問の回答が対応する条件Cおよび処理Fに従い、DB読み出し部221によるデータベースからの読み出し、データ処理部223による処理の実行が行われ、回答可能な質問に対する結果R(複数可)が作成される。
アンサ生成部225は、回答可能な全ての質問に対する回答をデータ処理部223から取得すると、結果Rをアンサ(ファイル)として、クエリに指定されたアンサ回収サーバ60に転送する。
上記(1)〜(5)までの生データを流出させないための処理は、回答者端末20が受け取ったクエリに対して、質問事項の回答可否を判断し、アンサを返すという一連の処理を示したものである。この場合、クエリの受信からアンサの返信までは連続的に実行されるものであるが、クエリに記載された実行条件により、質問事項への回答の演算およびアンサの返信のタイミングを制御できる。
クエリに実行条件の項目が指定される場合は、このリアルタイム監視が実行される。
・個人が蓄積しているデジタルデータから自動的に回答を導き出すため、人間とのインタラクションが発生せず、回答の正確性及び回答速度(質問量)が向上する。
・処理Fを行うため、データ格納部21に蓄積されている生データが流出しない。
・関数Jを読み出して質問への回答可否を判断するため、個人管理データの保有者(個人)の意図しない情報の提供を防止することができる。
・アンケートを実施する主体(情報を集めたい企業など)の信用度と情報取得の提示価格により、質問毎の回答の是非を制御できる。
・アンケート回答者の匿名性を維持したまま、情報取引(金銭取引)を可能とする。
・匿名性による多重回答(個人が複数の人間になりすまし、同一アンケートに多重に回答することによる不正取引)を防止する。回答のタイミングを制御して、未来の行動に対する質問にも回答できる。
20:回答者端末
21:データ格納部
22:データアクセス管理部
23:ポリシ管理部
24:サービス管理部
221:DB読み出し部
222:リアルタイム監視部
223:データ処理部
224:クエリ解析部
225:アンサ生成部
226:クエリテンプレート
30:取引支援サーバ
40:信用情報サーバ
50:クエリ配布サーバ
60:アンサ回収サーバ
70:ポイントサーバ
Claims (8)
- 検索条件及び演算処理の組み合わせを含む情報提供依頼を配布し、当該情報提供依頼に対する回答を回収する情報収集者端末と、
前記情報提供依頼の対象データを保有し、前記情報提供依頼を受信すると、前記情報提供依頼に含まれる検索条件に一致するデータを前記対象データから抽出し、抽出したデータに前記情報提供依頼に含まれる演算処理を行うことで回答を作成し、当該回答を前記情報収集者端末へ返送する情報提供者端末と、
を備える情報取引システム。 - 前記情報提供依頼は、前記検索条件及び前記演算処理として予め定められた符号を含み、
前記情報提供者端末は、
前記符号を検索条件又は演算処理に変換するテンプレートを保有し、前記情報提供依頼を受信すると、前記情報提供依頼に含まれる符号に一致する対象データの検索条件を前記テンプレートから呼び出すとともに前記情報提供依頼に含まれる演算処理の符号に一致する演算処理の定義を前記テンプレートから呼び出し、呼び出した検索条件のデータを自己の対象データから抽出し、抽出したデータに呼び出した演算処理を行うことで回答を作成する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報取引システム。 - 前記情報収集者端末は、前記情報提供依頼とともに前記情報提供依頼に対する回答の対価を送信し、
前記情報提供者端末は、前記情報収集者端末の信頼度と回答の対価で定められる関数を、検索条件及び演算処理の組み合わせごとにさらに保有し、前記情報提供依頼及び前記回答の対価を受信すると、受信した情報提供依頼に含まれる検索条件及び演算処理の組み合わせで特定される関数を呼び出し、受信した回答の対価と前記情報収集者端末の信頼度で特定される座標が呼び出した関数よりも信用度又は回答の対価の高い領域にある場合には前記回答を作成し、前記座標が呼び出した関数よりもが信用度又は回答の対価の低い領域にある場合には前記回答を作成しない
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報取引システム。 - 前記情報提供依頼は、前記回答を作成するタイミングを示す実行条件さらに含み、
前記情報提供者端末は、前記情報提供依頼を受信すると、前記情報提供依頼に含まれる実行条件を満たすか否かを判定し、当該実行条件を満たす場合に、前記情報提供依頼に含まれる検索条件に一致するデータを前記対象データから抽出し、抽出したデータに前記情報提供依頼に含まれる演算処理を行うことで回答を作成し、当該回答を前記情報収集者端末へ返送する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報取引システム。 - 検索条件及び演算処理の組み合わせを含む情報提供依頼を、情報収集者端末から情報提供者端末へ配布する情報提供依頼配布手順と、
前記情報提供依頼を情報提供者端末が受信すると、前記情報提供依頼に含まれる検索条件に一致するデータを情報提供者端末の対象データから抽出し、抽出したデータに前記情報提供依頼に含まれる演算処理を行うことで回答を作成し、情報提供者端末の前記回答を情報収集者端末が回収する回答手順と、
を順に有する情報取引方法。 - 前記情報提供依頼は、前記検索条件及び前記演算処理として予め定められた符号を含み、
前記回答手順において、情報提供者端末は、前記情報提供依頼を受信すると、前記情報提供依頼に含まれる符号に一致する対象データの検索条件を前記テンプレートから呼び出すとともに前記情報提供依頼に含まれる符号に一致する演算処理の定義を前記テンプレートから呼び出し、呼び出した検索条件のデータを自己の対象データから抽出し、抽出したデータに呼び出した演算処理を行うことで回答を作成する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報取引方法。 - 情報提供者端末は、情報収集者端末の信頼度と回答の対価で定められる関数を、対象データの検索条件及び演算処理の組み合わせごとに予め保有し、
前記情報提供依頼配布手順において、情報収集者端末は、前記情報提供依頼に対する回答の対価をさらに送信し、
前記回答手順において、情報提供者端末は、前記情報提供依頼及び前記回答の対価を受信すると、受信した情報提供依頼に含まれる検索条件及び演算処理の組み合わせで特定される関数を呼び出し、受信した回答の対価と情報収集者端末の信頼度で特定される座標が呼び出した関数よりもが信用度又は回答の対価の高い領域にある場合には前記回答を作成し、前記座標が呼び出した関数よりも信用度又は回答の対価の低い領域にある場合には前記回答を作成しない
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の情報取引方法。 - 前記情報提供依頼は、前記回答を作成するタイミングを示す実行条件さらに含み、
前記回答手順において、情報提供者端末は、前記情報提供依頼を受信すると、前記情報提供依頼に含まれる実行条件を満たすか否かを判定し、当該実行条件を満たす場合に、前記情報提供依頼に含まれる検索条件に一致するデータを前記対象データから抽出し、抽出したデータに前記情報提供依頼に含まれる演算処理を行うことで回答を作成し、当該回答を前記情報収集者端末へ返送する
ことを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の情報取引方法。
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