JP2004280070A - プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プロセスカートリッジが複数配置される場合の設置スペースの低減およびプロセスカートリッジの占有スペースの低減に加えて、各プロセスカートリッジ同士の位置決めの適正化さらには装着作業の簡易化ができる構成を備えたプロセスカートリッジを備えた画像形成装置を提供するする。
【解決手段】 内部に機器を収容する空間を有した筐体で構成されているプロセスカートリッジPCにおいて、上記筐体の一部には、着脱されるプロセスカートリッジPCの移動をガイドするガイド部1000,1001が設けられ、プロセスカートリッジ自身あるいは隣接するもの同士の移動をガイドすることができる構成G1,G2を備えていることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ユニット支持装置および画像形成装置に関し、さらに詳しくは、画像形成に関わる作像機器が纏めて収納されているプロセスカートリッジの位置決め機構に関する。
複写機やプリンタあるいはファクシミリ装置や印刷機などの画像形成装置においては、潜像担持体である感光体に対して形成された静電潜像を現像装置により可視像処理し、可視像をシートなどに転写することにより記録出力を得ることができる。このような画像形成装置の形式の一つとして、複写機、プリンタ、ファクシミリ或いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機などとして構成される上記形式が知られている(例えば、特許文献1)。
感光体は単一色のみを対象として1個設ける構成だけでなく、複数の色毎の画像を形成するために複数設けた構成があり、後者の場合にはフルカラー画像を含む多色画像を形成する場合に用いられる。
例えばフルカラー画像を得る方式としては、色分解色に対する補色関係にある色のトナーなどの現像剤を用いて感光体毎に形成された色画像を搬送されてくるシートに対して順次重畳転写する方式あるいは感光体毎の色画像を中間転写体に対して順次転写した後、中間転写体上で重畳転写された画像をシートに対して一括転写する方式がある。
一方、複数の感光体を用いる場合の構成の一つとして、上記方式のうちで後者の方式を採用する構成には、色毎の画像を形成可能な感光体をこの感光体からの画像が重畳転写される中間転写体としてのベルトの展張方向に沿って並置した、いわゆる、タンデム構造が知られている(例えば、特許文献2)。
タンデム構造をはじめとして複数の色の画像形成が可能な構成においては、各色毎の画像形成用に感光体およびこれに対して画像形成処理を実行する作像機器を纏めてカートリッジ内に収容し、これを作像用のプロセスカートリッジとして画像形成装置内に組み込むようにした構成が提案されている(例えば、特許文献2)。
プロセスカートリッジ内に収容される各作像機器はその位置関係を規定されることが不良画像の発生を防止する上で必要となる。そこで、従来では、プロセスカートリッジに収容される装置である例えば、現像装置、クリーニング装置それぞれ感光体に対する位置決めできるようにした構成が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2002−6679号公報(第3頁、図1) 特開平10−39718号公報(段落「0034」欄、「0041」欄)
プロセスカートリッジを複数装備させて複数色の画像形成を行う場合、各プロセスカートリッジを画像形成装置内に組み込むために収納する際に、各プロセスカートリッジ間での感光体同士の位置関係を規定した状態で、いわゆる、位置決めした状態が維持されていることが各色画像同士の転写ズレによる色ズレを防ぐために必要となる。
プロセスカートリッジを画像形成装置内に収納する場合には、画像形成装置内に設けられているガイドレールあるいはカートリッジを保持して摺動可能な引き出し部材などが用いられるが、近年、画像形成装置の小型化が望まれてきている関係上、各プロセスカートリッジ間にそれぞれガイドレールや引き出し部材を設けるためのスペースを確保することが困難な場合がある。
プロセスカートリッジ同士の位置決めではなく、プロセスカートリッジ内に収容されている感光体に対する各作像機器の位置関係を規定するための構成は上記特許文献2にも示されているが、プロセスカートリッジ同士の位置決めに関しては対策が採られていない。
また、ガイドレールを用いてプロセスカートリッジを画像形成装置に対して着脱させる場合に、比較的重量物となる場合があるガイドレールが画像形成装置本体のどの位置に設けられているか即座に判断してガイドレールにプロセスカートリッジ側の摺動部を嵌合させる作業が必要となるが、一般ユーザがガイドレールの位置を即座に見つけることが難しい場合もあり、プロセスカートリッジの装着作業が面倒となる虞もある。
本発明の目的は、上記従来のプロセスカートリッジおよびこれを備えた画像形成装置における問題に鑑み、プロセスカートリッジが複数配置される場合の設置スペースの低減およびプロセスカートリッジの占有スペースの低減に加えて、各プロセスカートリッジ同士の位置決めの適正化さらには装着作業の簡易化ができる構成を備えたプロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、内部に機器を収容する空間を有した筐体で構成されているプロセスカートリッジにおいて、上記筐体の一部には、着脱されるプロセスカートリッジの移動をガイドするガイド部が設けられていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のプロセスカートリッジにおいて、上記ガイド部は、該プロセスカートリッジ自身の移動をガイドすることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のプロセスカートリッジにおいて、上記ガイド部は、隣接するプロセスカートリッジの移動をガイドすることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項2または3記載のプロセスカートリッジにおいて、上記ガイド部は、隣接して配置される場合のプロセスカートリッジ間での対向間隔を規定する構成とされていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項2または3記載のプロセスカートリッジにおいて、上記ガイド部は、隣接してプロセスカートリッジが配置される場合に隣接するプロセスカートリッジに一部が突き当たる構成を備えていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至3のうちの一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、上記ガイド部は、隣接してプロセスカートリッジが配置される場合に隣接するプロセスカートリッジの一部と嵌合した状態で摺動できる構成を備えていることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1または4記載のプロセスカートリッジにおいて、上記ガイド部は、隣接するプロセスカートリッジに設けられているもの同士で形状を異ならせてあることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のうちの一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、上記ガイド部材は、筐体と別体若しくは一体で構成されていることを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項1乃至8のうちの一つに記載のプロセスカートリッジを用いることを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の画像形成装置において、上記プロセスカートリッジが複数並置されて複数色の画像形成が可能な構成であることを特徴としている。
請求項11記載の発明は、請求項9または10記載の画像形成装置において、 画像形成装置本体に対する各プロセスカートリッジの脱着時に該プロセスカートリッジを下から支えて案内する支え面を有するガイドを設け、各支え面は互いに高さ位置が異なっていることを特徴としている。
請求項12記載の発明は、請求項11記載の画像形成装置において、上記支え面は、ほぼ水平面に配置されていることを特徴としている。
請求項13記載の発明は、請求項11記載の画像形成装置において、上記支え面は、傾斜して配置されていることを特徴としている。
請求項14記載の発明は、請求項11乃至13のうちの一つに記載の画像形成装置において、上記支え面は上下動可能に設けられていることを特徴としている。
請求項15記載の発明は、請求項11乃至13のうちの一つに記載の画像形成装置において、上記支え面は、上記プロセスカートリッジとの対向面に平行する面とされ、該プロセスカートリッジの側部には、着脱時に用いられる係合部が設けられ、該係合部は、上記支え面側に設けられた上下案内部に係合することにより該プロセスカートリッジが上方へ移動するのを規制されることを特徴としている。
請求項16記載の発明は、請求項11乃至13のうちの一つに記載の画像形成装置において、上記支え面は、上記プロセスカートリッジ毎で単独で上下動可能であることを特徴としている。
請求項17記載の発明は、請求項10記載の画像形成装置において、上記プロセスカートリッジが並置されている方向に沿って配置された転写材を備え、該転写材の移動方向に沿って上記プロセスカートリッジの支え面が配置されていることを特徴としている。
請求項18記載の発明は、請求項11乃至14のうちの一つに記載の画像形成装置において、上記支え面もしくはこれに対向する上記プロセスカートリッジ側のいずれかには、着脱方向と直角な方向での上記プロセスカートリッジのずれ動きを規制する規制部材が設けられていることを特徴としている。
請求項19記載の発明は、請求項18記載の画像形成装置において、上記規制手段は、上記支え面に対して起上した状態で設けられた規制部を備え、該規制部は、プロセスカートリッジの着脱に該プロセスカートリッジの側部を支えて該プロセスカートリッジの幅方向でのずれ動きを規制することを特徴としている。
請求項20記載の発明は、請求項18または19記載の画像形成装置において、上記規制手段は、上記プロセスカートリッジの着脱時に該プロセスカートリッジの上方への動きを規制する上下案内部を備えていることを特徴としている。
請求項21記載の発明は、請求項20記載の画像形成装置において、上記上下案内部は、上記プロセスカートリッジの着脱途中までの間、該プロセスカートリッジの上方への動きを規制することを特徴としている。
請求項22記載の発明は、請求項11乃至21のうちの一つに記載の画像形成装置において、上記プロセスカートリッジの装着位置には、該プロセスカートリッジをその長手方向で位置決めする位置決め部が設けられていることを特徴としている。
請求項23記載の発明は、請求項11乃至22のうちの一つに記載の画像形成装置において、プロセスカートリッジを画像形成装置本体内に装着し、面板を閉位置に移動させたとき、その面板によって、プロセスカートリッジの像担持体が最終的に位置決めされることを特徴としている。
請求項24記載の発明は、請求項11乃至23のうちの一つに記載の画像形成装置において、上記プロセスカートリッジには、該プロセスカートリッジを構成する筐体に対して、使用位置と格納位置との間を回動可能に連結された把手が設けられ、該把手をその使用位置にもたらしたとき、当該把手によって、プロセスカートリッジの長手方向の位置決めが解除されることを特徴としている。
請求項25記載の発明は、請求項18乃至20のうちの一つに記載の画像形成装置において、上記規制手段は、正規のプロセスカートリッジ以外のプロセスカートリッジが装着されることを禁止する誤セット防止機能を有していることを特徴としている。
請求項26記載の発明は、請求項11乃至24のうちの一つに記載の画像形成装置において、上記各プロセスカートリッジは、その像担持体にトナー像を形成する現像装置を有し、該現像装置に供給されるトナーを収容したトナーボトルが、前記プロセスカートリッジとは別に画像形成装置本体に脱着可能に装着されることを特徴としている。
請求項1乃至3記載の発明によれば、プロセスカートリッジの筐体にプロセスカートリッジの移動をガイドするガイド部を備え、自身の移動あるいは隣接するプロセスカートリッジの移動をガイドすることができるので、プロセスカートリッジ以外にガイド部を設けた場合と違ってガイド部の設置スペースをプロセスカートリッジ以外の箇所に設けた場合のような設置スペースの拡大を招くことを防止でき、プロセスカートリッジの設置部の大型化を防止することが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、移動用ガイド部がプロセスカートリッジの移動用だけでなく隣接して配置されるプロセスカートリッジ同士の対向間隔を規定することができるので、プロセスカートリッジの設置スペースを低減すると共に低減した場合の各プロセスカートリッジ同士の位置決めが可能となり、特別な位置決め構造を要しないで済む。
請求項5記載の発明によれば、ガイド部が隣接するプロセスカートリッジに突き当たる構成であるので、対向間隔を規定する際の構成を簡単なものとすることが可能となる。しかも突き当たることで隣接するプロセスカートリッジ同士の位置決めを行うことも可能となる。
請求項6記載の発明によれば、ガイド部が隣接するプロセスカートリッジの一部と嵌合した状態で互いに摺動可能な構成であるので、移動ガイドに加えて対向間隔の規定を合わせて実行することができ、構成の簡略化が可能となる。
請求項7記載の発明によれば、嵌合するガイド部の形状が隣接するプロセスカートリッジにおいて異なっているので、プロセスカートリッジ内に収容されている機器の内容の判別が可能となると共に、カートリッジ同士ので対向間隔の規定および移動ガイド機能を兼備することによりガイド部での多機能化による構成の簡略化が可能となる。
請求項8記載の発明によれば、ガイド部が筐体と別体あるいは一体で構成されているので、別体とした場合には筐体への後付加工が可能となり、筐体の共通仕様を実現してコスト上昇を抑えることが可能となり、一体とした場合に部品点数の低減によるコストダウンが可能となる。
請求項9および10記載の発明によれば、プロセスカートリッジの位置決めが適正化され、特に複数並置されて複数色の画像形成を行う場合には、各色毎の転写状態のずれをなくして色ずれの発生を防止することができ、また、色の転写順序に適合したプロセスカートリッジの位置決めにより画像情報と異なる色画像ができるのを確実に防止することが可能となる。
請求項11乃至13および17記載の発明によれば、プロセスカートリッジの下面をしたから支えてガイドする支え面を設けているので、プロセスカートリッジの着脱時での操作性を向上させることが可能となる。
請求項14および16記載の発明によれば、プロセスカートリッジの着脱時においてプロセスカートリッジ内に収容されている機器がプロセスカートリッジ近傍に位置する機器と不用意に接触することがないように離間させることが可能となる。
請求項15,20および21記載の発明によれば、プロセスカートリッジの上方移動が規制されるので、着脱時にプロセスカートリッジ内に機器とプロセスカートリッジ近傍に位置する機器との接触を避けることができる。
請求項18および19記載の発明によれば、プロセスカートリッジの着脱時における幅方向あるいは着脱方向と直行する方向のずれ動きを防止するようになっているので、隣接するプロセスカートリッジ同士の干渉を防止して破損などを未然に防止することが可能となる。
請求項22記載の発明によれば、プロセスカートリッジの着脱方向に相当する長手方向での位置決めが行えるので、所定位置に位置決めすることができ、これによって、プロセスカートリッジ内に収容されているたとえば像担持体とプロセスカートリッジ近傍に配置されている転写体との位置関係を所定条件下に設定することが可能となる。
請求項23記載の発明によれば、面板を閉位置に移動させることでプロセスカートリッジが最終的に位置決めされるので、開位置に移動した際にはガイド部の位置を容易に確認することができる一方、閉位置に移動させるだけでプロセスカートリッジを所定位置に位置決めできることになり、着脱操作を容易化することが可能となる。
請求項24記載の発明によれば、使用位置と回収位置とに街道可能な把手が設けられ、プロセスカートリッジを使用位置、つまりプロセスカートリッジの着脱操作を行うための位置に回動させるだけで位置決め解除が行えるので、プロセスカートリッジの着脱操作が行われる時点に限ってその着脱操作対象であるプロセスカートリッジに有する部材を用いて着脱操作が行える状態を設定することが可能となる。
請求項25記載の発明によれば、誤セット防止機能が付与されているので、堰の色の作像を行うべき位置に所定のプロセスカートリッジを装着できるようにすることが可能となる。
請求項26記載の発明によれば、プロセスカートリッジとは別位置にトナーボトルが設けられているので、トナーボトルの交換時には、プロセスカートリッジの着脱操作を行う必要がない。これにより、ユーザへの作業負担を軽減することが可能となる。
以下、図示実施例により本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1乃至図5は、請求項1乃至10記載の発明に係る実施例を説明するための図である。
図1は、本発明の実施例によるプロセスカートリッジを用いる画像形成装置の一例を示す模式図であり、同図に示す画像形成装置は、タンデム方式を採用してフルカラー画像を形成可能なカラープリンタである。なお、本発明では、図1に示すプリンタに限らず、複写機、ファクシミリ装置あるいは印刷機なども画像形成装置として含んでいる。
図1において、画像形成装置120は、次に挙げる各装置を備えている。
原稿画像に応じた各色毎の画像を形成する作像装置121Y、121C、121M、121Kと、各作像装置121Y、121C、121M、121Kに対向して配置された転写装置122と、各作像装置121Y、121C、121M、121Kと転写装置122とが対向する転写領域に記録シートを供給するシート供給手段としての手差しトレイ123、給紙装置124に装備されている給紙カセット124Aと、該手差しトレイ123あるいは給紙カセット124から搬送されてきた記録シートを作像装置121Y、121C、121M、121Kによる作像タイミングに合わせて供給するレジストローラ130と、転写領域において転写後のシート状媒体の定着を行う定着装置110である。
定着装置110は、詳細を説明しないが、記録シートの搬送路を挟んで対向当接可能な加熱ローラおよび加圧ローラを用いて熱および圧力の作用により画像を溶融軟化および浸透の各過程を経て記録シートに定着する熱ローラ定着方式が用いられている。
転写装置122は、転写体として複数のローラに掛け回されているベルト(以下、これを転写ベルトという)122Aが用いられ、各作像装置における感光体ドラムと対向する位置には転写バイアスを印加する転写バイアス手段122Y、122C、122M、122Kがそれぞれ配置されてトナーと逆極性の転写バイアスを作用させることにより各作像装置で形成されたトナー像を順次、重畳転写するようになっている。
転写装置122には、転写ベルト122A上に重畳転写されたトナー像を記録シートに対して一括転写するための二次転写バイアス手段122Fが記録シートの搬送経路上に配置されている。
画像形成装置120は、一般にコピー等に用いられる普通紙と、OHPシートや、カード、ハガキといった90K紙、坪量約100g/m相当以上の厚紙や、封筒等の、用紙よりも熱容量が大きないわゆる特殊シートとの何れをも記録シートとして用いることが可能である。
図1において、各作像装置121Y、121C、121M、121Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンタおよび黒の各色の現像を行うものであり、用いるトナーの色は異なるが、その構成が同様であるから、作像装置121Kの構成を各作像装置121Y、121C、121M、121Kの代表として説明する。
作像装置121Kは、静電潜像担持体としての感光体ドラム125K、感光体ドラム125Kの回転方向に沿って順に配置されている帯電装置127K、現像装置126K、クリーニング装置128Kを有し、帯電装置127Kと現像装置126Mとの間で書き込み装置129からの書き込み光129Kにより色分解された色に対応する画像情報に応じた静電潜像を形成する構成が用いられる。静電潜像担持体としては、ドラム状の他に、ベルト状とする場合もある。これら感光体ドラムの周囲に配置されている画像形成用、換言すれば、作像用機器は纏めて図2に示す筐体を備えたユニット構造からなるプロセスカートリッジ(便宜上、符号PCで示す)内に収納されている。
図1に示す画像形成装置120は、転写装置122が斜めに延在させてあるので、水平方向での転写装置122の占有スペースを小さくすることができる。
上記構成を備えた画像形成装置120では、次の行程および条件に基づき画像形成が行われる。なお、以下の説明では、各作像装置を代表して符号121Kで示した黒トナーを用いて画像形成が行われる作像装置を対象として説明するが、他の作像装置も同様であることを前置きしておく。
画像形成時において感光体ドラム125Kは、図示されないメインモータにより回転駆動され、帯電装置127Kに印加されたACバイアス(DC成分はゼロ)により除電され、その表面電位が略−50Vの基準電位に設定される。
次に感光体ドラム125Kは、帯電装置127KにACバイアスを重畳したDCバイアスを印加されることによりほぼDC成分に等しい電位に均一に帯電されて、その表面電位がほぼ−500V〜−700V(目標帯電電位はプロセス制御部により決定される)に帯電される。
感光体ドラム125Kは、一様帯電されると書き込み行程が実行される。書き込み対象となる画像は、図示しないコントローラ部からのデジタル画像情報に応じて書き込み装置129を用いて静電潜像形成のために書き込まれる。つまり、書き込み装置129では、デジタル画像情報に対応して各色毎で2値化されたレーザダイオード用発光信号に基づき発光するレーザ光源からのレーザ光がシリンダレンズ(図示されず)、ポリゴンモータ129A、fθレンズ129B、第1〜第3ミラー、およびWTLレンズを介して、各色毎の画像を担持する感光体ドラム、この場合には、便宜上、感光体ドラム125K上に照射され、照射された部分の感光体ドラム表面での表面電位が略−50Vとなり、画像情報に対応した静電潜像が作像される。
感光体ドラム125K上に形成された静電潜像は、現像装置126Kにより色分解色と補色関係にある色のトナーを用いて可視像処理されるが、現像行程では、現像スリーブにACバイアスを重畳したDC:−300V〜−500Vが印加されることにより、書き込み光の照射により電位が低下した画像部分にのみトナー(Q/M:−20〜−30μC/g)が現像され、トナー像が形成される。
現像行程により可視像処理された各色のトナー画像は、レジストローラ130によりレジストタイミングを設定されて繰り出される記録シートに転写されることになるが、記録シートは、転写ベルト122Aに達する前にローラで構成されたシート吸着用バイアス手段による吸着用バイアスの印加によって転写ベルト122Aに静電吸着されるようになっている。
転写ベルト122Aは、各作像装置での感光体ドラムに対向する位置で転写装置122に装備されている転写バイアス手段122Y、122C、122M、122BKによるトナーと逆極性のバイアス印加によって感光体ドラムからトナー像を静電転写され、重畳転写されたトナー像が二次転写バイアス手段122Fにより記録シートに一括転写される。
各色の転写工程を経た記録シートは、転写ベルトユニットの駆動側ローラ(便宜上、図1において符号122A1で示す)で転写ベルト122Aから曲率分離され、定着装置110に向けて搬送され、定着ベルトと加圧ローラとにより構成される定着ニップを通過することにより、トナー像が記録シートに定着されて、排紙トレイ132へと排出される。
図1に示した画像形成装置120では、定着後に排出される記録シートの片面への画像形成だけでなく両面への画像形成を行うことができるようになっており、両面への画像形成時には、定着後の記録シートが反転循環経路RPに搬送され、この循環路末端に位置して手差しトレイ123からのシート繰り出しを兼ねる繰り出しローラRP1によってレジストローラ130に向け繰り出されるようになっている。片面および両面への画像形成時での記録シートの搬送路の切り換えは、定着装置110の後方に配置されている搬送路切り換え爪RP2によって行われる。
上述した帯電電位をはじめとする各物性は、上記値に限ることはなく、色彩や濃度などに応じて変更できること勿論である。また、図1において、符号T1〜T4は現像装置で使用されるトナーの補給タンクを示している。
図2は、プロセスカートリッジPCの構成を説明するための図であり、同図において、プロセスカートリッジPCは、例えば、樹脂成形された筐体で構成され、いま、黒画像を作成するための作像装置を対象として説明すると、転写ベルト122Aに対向する筐体壁部には、感光体ドラム125Kの一部を露出させるための開口PC1および書き込み装置129側に対向する筐体壁部には、書き込み光129Kの導入口PC2がそれぞれ形成されている。
プロセスカートリッジPCは、感光体ドラム125Kの長手方向に相当する軸方向に着脱方向が設定されており、本実施例では、図2を示す紙面に対して直角方向が着脱方向として設定されていることになり、保守点検などの際に紙面手前側に引き出すことができるようになっている。
図2および図3において、プロセスカートリッジPCにおける外壁のうちで、隣接するプロセスカートリッジと対面する壁面となる現像装置126Kの上壁PC3およびクリーニング装置128Kの底壁PC4には、ガイド部1000,1001が設けられている。なお、図3においては、マゼンタを対象とするプロセスカートリッジは省略してある。
なお、図3に示されるとおり、最も左側に位置して設けられているイエロー(Y)の画像形成に用いられるプロセスカートリッジPCの左側には、ガイド部1000をガイドするためのガイド部G1が画像形成装置120に設けられ、当該プロセスカートリッジの着脱時でのガイドを行えるようになっている。また、同様に、図3において最も右側に設けられているブラック(K)の画像形成に用いられるプロセスカートリッジPCの右側には、ガイド部1001をガイドするためのガイド部G2が画像形成装置120に設けられ、当該プロセスカートリッジの着脱時でのガイドを行えるようになっている。
ガイド部1000,1001は、隣り合う位置に配置されているプロセスカートリッジに対面した状態で設けられており、一方1000が雄部材となるように凸状部で構成され、他方1001が雌部材となるように一方1000を受け入れることができる形状の凹部を備えた構成とされている。ガイド部1000,1001は、紙面と直角な方向での長さをプロセスカートリッジPCの着脱時での移動ストロークを賄うことができる長さに形成されている。
ガイド部1000,1001は、雄部材および雌部材という関係で構成されているので、図4に示すように、互いに嵌合させることができるようになっており、嵌合することで雄部材となる凸状部で構成されたガイド部1000がその突出長さの一部が雌部材となる他方のガイド部1001内に含まれるので、嵌合しない場合の突出長さによるプロセスカートリッジ間の間隔よりも嵌合した場合のプロセスカートリッジ間の間隔を短くできるようになっている。なお、図4においてマゼンタを対象とするプロセスカートリッジは省略してある。
嵌合した状態にあるガイド部1000,1001は、隣り合うプロセスカートリッジの壁面に突き当たった状態を呈し、これにより、プロセスカートリッジPC間の対向間隔が規定されてプロセスカートリッジ同士の位置決めができるようになっている。
ガイド部1000,1001は、プロセスカートリッジPCの筐体に対して別体で形成されて筐体に後付けする場合あるいは筐体と一体成形される場合とがある。後付の場合には、筐体に対して接合や締結などが用いられる。
本実施例は以上のような構成であるから、画像形成装置120の内部に対してプロセスカートリッジPCを移動させる際には、隣り合う位置に配置されているプロセスカートリッジPCに設けられているガイド部1000,1001を介して移動することができ、特に、画像形成装置120内に装填された場合には、ガイド部1000,1001による相互の対向間隔が規定されて位置決めされた状態を維持することができる。なお、ガイド部1000,1001は、プロセスカートリッジPCの重量を支えながら移動を可能にする部分であるので、プロセスカートリッジPCの垂直方向中心を挟んで相対的に離れた位置であっても、プロセスカートリッジPCには水平方向の相対位置で重力を受けるだけで偶力などは発生せずに摺動させることができる。また、当然のことではあるが、プロセスカートリッジPCの水平方向でのガイド部1000,1001の設置位置の寸法をこれらガイド部1000,1001が嵌合できる寸法としておくことで水平方向への余計な外力が加わらないで摺動は円滑に行われる。これにより、画像形成装置内にプロセスカートリッジPCの移動用ガイド部や位置決め部を設ける必要がないので、これらの構成を設ける場合と違って、プロセスカートリッジPCの占有スペースを小さくして装置の小型化が図れる。
次に本発明の別の実施例について説明する。
図5は、ガイド部(便宜上、符号1000’、1001’で示す)が、各プロセスカートリッジPC毎で嵌合する端部の形状を異ならせてある。
図4に示す実施例では、左側のプロセスカートリッジPCにおけるガイド部1000’が傾斜面の凸状先端とされ、ガイド部1001’が円弧状の凹部とされており、中央に示したプロセスカートリッジPCにおけるガイド部1000’が左側のプロセスカートリッジPCにおけるガイド部1001’に嵌合できる円弧状とされた凸状先端を有し、ガイド部1001’が矩形状の凹部とされ、さらに、右側に示したプロセスカートリッジPCにおけるガイド部1000’が中央のプロセスカートリッジPCのガイド部1001’に嵌合できるように矩形状の凸状先端を有し、ガイド部1001’が矩形状の凹部とされている。
本実施例は以上のような構成であるから、プロセスカートリッジ毎で異なる色の画像形成が行われる場合に、プロセスカートリッジPCの設置位置を誤ることがない。つまり、ガイド部1000’、1001’の嵌合形状が整合する位置でのみプロセスカートリッジPCの装填ができるので、転写順序などを考慮して設定されているプロセスートリッジPCの設置位置が必然的に決定されることになるる。これにより、画像形成装置内に収納されるプロセスカートリッジPCの判別がガイド部1000’、1001’により行えることになる。
次に、請求項11乃至26記載の発明に係る実施例について、図6乃至図17により説明すると次のとおりである。
図6は、フルカラー画像を形成する画像形成装置の一例を示す垂直断面図であり、ここに示した画像形成装置は、画像形成装置本体1内に配置されたドラム状の感光体より成る第1乃至第4の像担持体2Y,2C,2M,2BKと、同じく画像形成装置本体1内に配置された無端状の中間転写ベルト3を有している。中間転写ベルト3は支持ローラ4,5,6に巻き掛けられて矢印A方向に回転駆動される。
上記中間転写ベルト3は、各像担持体2Y乃至2BKの上方に位置し、該中間転写ベルト3の下側の走行辺が各像担持体2Y乃至2BKの周面に当接している。中間転写ベルト3は、各像担持体の表面にそれぞれ形成された互いに異なる色のトナー像が重ねて転写される転写材の一例を構成するものである。
第1乃至第4の各像担持体2Y,2C,2M,2BK上にトナー像を形成し、そのトナー像を中間転写ベルト3に転写する構成は、そのトナー像の色が異なるだけで、実質的に全て同一であるため、第1の像担持体2Yにトナー像を形成し、そのトナー像を中間転写ベルト3に転写する構成だけを説明する。
図7は、この像担持体2Yと、その像担持体2Yの表面にトナー像を形成するための各作像装置を示す拡大図である。
像担持体2Yは、図7における時計方向に回転駆動され、このとき帯電電圧を印加された帯電ローラ7Yより成る帯電装置によって像担持体2Yが所定の極性に帯電される。帯電後の像担持体2Yには、図6に示した光書き込み装置8から出射する光変調されたレーザビームLが照射され、これによって像担持体2Yに静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置9Yによってイエロートナー像として可視像化される。
現像装置9Yは、乾式の現像剤Dを収容した現像ケース10Yと、この現像ケース10Yに回転自在に支持され、かつ該現像ケースに形成された開口を通して像担持体2Yに近接して対向配置された現像ローラ11Yと、現像ローラ11Y上の現像剤量を規制する現像ブレード31Yと、現像ローラ11Yに対向して配置された第1及び第2搬送スクリュー32Y,33Yを有している。現像ケース10Y内の現像剤Dは、第1及び第2搬送スクリュー32Y,33Yによって搬送されながら撹拌され、矢印方向に回転する現像ローラ11Y上に担持されて搬送される。このとき現像ブレード31Yによって、現像ローラ11Y上の現像剤の高さが一定に規制され、規制後の現像剤が現像ローラ11Yと像担持体2Yとの間の現像領域に運ばれ、ここで現像剤中のトナーが像担持体に形成された静電潜像に静電的に移行して、該潜像がトナー像として可視像化される。現像剤として一成分又は二成分のいずれの現像剤を用いることもできるが、ここではトナーとキャリアを有する二成分系現像剤が用いられている。
中間転写ベルト3を挟んで、像担持体2Yと反対側に一次転写ローラ12Yが配置され、この一次転写ローラ12Yに転写電圧が印加されることにより、像担持体2Y上のトナー像が、矢印A方向に回転する中間転写ベルト3上に一次転写される。トナー像転写後の像担持体2Y上に付着する転写残トナーはクリーニング装置13Yによって除去される。
本例のクリーニング装置13Yは、像担持体2Yを向いた側に開口を有するクリーニングケース34Yと、基端部がそのクリーニングケース34Yに固定支持され、先端部が像担持体2Yの表面に圧接して、該像担持体2Y上の転写残トナーを除去するクリーニングブレード35Yと、除去されたトナーを図示していない廃トナーボトルに搬送する廃トナースクリュー36Yとを有している。帯電ローラ7Yには、直流に交流成分の重畳された帯電電圧が印加されているので、クリーニング装置13Yを通過した像担持体2Yが帯電ローラ7Yを通るとき、除電と同時に帯電され、次の作像に備える。
上述したところと全く同様にして、図6に示した第2乃至第4の像担持体2C,2M,2BK上にシアントナー像、マゼンタトナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成され、これらのトナー像がイエロートナー像の転写された中間転写ベルト3上に順次重ねて一次転写され、中間転写ベルト3上に合成トナー像が形成される。トナー像転写後の各像担持体2C,2M,2BK上の転写残トナーがクリーニング装置により除去されることも第1の像担持体2Yの場合と変わりはない。
図6に示すように、第2乃至第4の像担持体2C,2M,2BKのまわりにも第1の像担持体2Yのまわりに設けられた各作像装置と同じく作用する作像装置が配置されているが、図6には、これらの作像装置に対して、第1の像担持体2Yのまわりに設けられた作像装置に付した符号のYの代りにC,M,BKを添えた符号を付してある。
一方、図6に示すように、画像形成装置本体1内の下部には、例えば転写紙より成る記録媒体Pを収容した給紙カセット14と、給紙ローラ15を有する給紙装置16が配置され、給紙ローラ15の回転によって最上位の記録媒体Pが矢印B方向に送り出される。送り出された記録媒体は、レジストローラ対17によって、所定のタイミングで支持ローラ4に巻き掛けられた中間転写ベルト3の部分と、これに対置された二次転写ローラ18との間に給送される。このとき、二次転写ローラ18には所定の転写電圧が印加され、これによって中間転写ベルト3上の合成トナー像が記録媒体Pに二次転写される。
合成トナー像を二次転写された記録媒体Pはさらに上方に搬送されて定着装置19を通り、このとき記録媒体P上のトナー像が熱と圧力の作用により定着される。定着装置19を通過した記録媒体Pは、排紙ローラ対20によって、画像形成装置本体1の上部の排紙部22に排出される。また、トナー像転写後の中間転写ベルト3上に付着する転写残トナーはクリーニング装置24によって除去される。
画像形成装置本体1内の上部であって、後述するプロセスカートリッジ40Y乃至40BKよりも上方の位置に、イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの各色のトナーを収容したトナーボトル37Y,37C,37M,37BKが、画像形成装置本体1に対して着脱可能に装着され、その各トナーボトル37Y乃至37BKから、その各色のトナーが図示していない搬送路を通して、各現像装置9Y,9C,9M,9BKにそれぞれ補給される。
ところで、図7に示した帯電ローラ7Yより成る帯電装置、現像装置9Y及びクリーニング装置13Yは、像担持体2Yにトナー像を形成するための作像装置を構成するものであり、これは、他の像担持体2C,2M,2BKのまわりに設けられた帯電ローラ7C,7M,7BK、現像装置9C,9M,9BK及びクリーニング装置13C,13M,13BKも同様である。
ここで、表面にトナー像が形成される各像担持体2Y乃至2BKと、その各像担持体にトナー像を形成するための少なくとも1つの作像装置とが、それぞれ一体的に組み付けられたプロセスカートリッジ40Y,40C,40M,40BKとして構成され、本例の画像形成装置は、かかるプロセスカートリッジを複数個有し、その各像担持体2Y乃至2BKにそれぞれ形成された互いに異なる色のトナー像を転写材の一例である中間転写ベルト3に転写して記録画像を得るように構成されている。
本例の画像形成装置においては、図7に示すように、現像ケース10Yとクリーニングケース34Yが一体化されたユニットケース41Yとして形成され、像担持体2Yがそのユニットケース41Yに回転自在に支持され、当該像担持体2Yと、現像装置9Yと、クリーニング装置13Yと帯電ローラ7Yが一体的に組み付けられてプロセスカートリッジ40Yが構成されている。他の各像担持体2C,2M,2BKと、そのまわりにそれぞれ設けられた作像装置によっても、全く同様なプロセスカートリッジ40C,40M,40BKがそれぞれ構成されている。
上述のように、像担持体と帯電装置と現像装置とクリーニング装置の全てを一体化してプロセスカートリッジを構成する代りに、像担持体と一部の作像装置とによってプロセスカートリッジを構成してもよい。例えば、像担持体と、その像担持体にトナー像を形成するための帯電装置と現像装置とクリーニング装置の少なくとも1つとによってプロセスカートリッジを構成することができる。
図6に示すように、中間転写ベルト3は、同図における右端側が低く、左端側が高くなった傾斜した状態で配置され、各像担持体2Y乃至2BKは、その中間転写ベルト3の下側の走行辺に沿って配置されている。各像担持体2Y乃至2BKが、転写材の一例である中間転写ベルト3の表面移動方向に沿って、上下斜め方向に配列されているのであるが、これに対応して、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKは、上下斜め方向に配列されている。しかも、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKは、画像形成装置本体1に対して、図6及び図7の紙面に対して垂直な方向に着脱できるように構成されている。
図示した例では、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKはその各像担持体2Y乃至2BKの軸線方向に着脱される。
ここで、図6及び図7に示すように、画像形成装置本体1内には、その画像形成装置本体1に固定されたガイド42Y,42C,42M,42BKが設けられ、その各ガイド42Y乃至42BKは、画像形成装置本体1に対する各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKの脱着時に、該プロセスカートリッジを下から支えて案内する支え面43Y,43C,43M,43BKを有しており、各プロセスカートリッジを案内する各ガイド42Y乃至42BKの支え面43Y乃至43BKは、各プロセスカートリッジの高さ位置に対応して、互いに高さ位置が異なっている。
図6及び図7に示した画像形成装置においては、各支え面43Y,43C,43M,43BKが、ほぼ水平に配置され、その各支え面が段々状に配置されている。
各ガイド42Y乃至42BKと、各プロセスカートリッジ40Y,40C,40M,40BKのユニットケース41Y,41C,41M,41BKには、光書き込み装置8から出射したレーザービームLが各像担持体2Y乃至2BKに至り得るように、光透過窓44Y,44C,44M,44BKがそれぞれ形成されている。
また、プロセスカートリッジ40Y乃至40BK、中間転写ベルト3、光書き込み装置8などの各要素の手前側には、画像形成装置本体1の前側板(図6及び図7には示さず、図10参照)が配置されているが、この前側板には、図6において二点鎖線で示した開口45が形成され、この開口45を通して各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを脱着することができる。
また、図10に示すように、画像形成装置本体1の前側板50には面板51が配置され、この面板51は、図10に示した開位置と、開口45を閉鎖する閉位置との間を回動可能に前側板50に連結されている。各プロセスカートリッジ40Y,40C,40M,40BKを画像形成装置本体1内に装着し、面板51を閉位置に移動させたとき、その面板51によって、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKの像担持体2Y乃至2BKが最終的に位置決めされ、この状態で画像形成動作が可能となる。
上述した構成によれば、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを点検し、或いは修理し、又はこれを交換するとき、その各プロセスカートリッジを各支え面43Y乃至43BKに載せて、各プロセスカートリッジを手前側に引き出し、或いはその各プロセスカートリッジを奥側へ押し込むことができ、プロセスカートリッジを水平にしたまま、その脱着を行うことができる。このため、従来のように、画像形成装置本体に設けられたガイドレールに各プロセスカートリッジに設けられた可動レールを嵌合する作業は不要である。しかも、画像形成装置本体の図示していないドアを開き、面板51を開位置に回動させれば、各ガイド42Y乃至42BKの支え面43Y乃至43BKを即座に目視にて確認でき、その支え面43Y乃至43BKによって各プロセスカートリッジを案内して、これを脱着できることを理解することができる。このため、一般のユーザであっても、各プロセスカートリッジを容易に脱着することができ、しかもその脱着時に各プロセスカートリッジを水平状態に保てるため、その作業を一層容易に行うことができる。
また、プロセスカートリッジの脱着時に、プロセスカートリッジがその脱着方向に対して直交する方向にずれ動くことを規制する規制手段を設けると、或るプロセスカートリッジの脱着時に、当該プロセスカートリッジがその隣りに位置するプロセスカートリッジに干渉することを防止でき、プロセスカートリッジが破損する不具合を阻止できる。
例えば、図6及び図7に示すように、各ガイド42Y乃至42BKに、その支え面43Y乃至43BKよりも上方に突出し、かつプロセスカートリッジの脱着方向に延びるガイド突起46(詳しくは図7を参照)より成る規制手段を設け、そのガイド突起46に、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKのユニットケース41Y乃至41BKに形成されている溝部48(同じく図7参照)を摺動自在に嵌合し、各プロセスカートリッジの脱着時にそのプロセスカートリッジが水平方向に大きくずれ動くことを阻止する。勿論、各プロセスカートリッジの側にガイド突起を設け、各ガイドに、そのガイド突起が摺動自在に嵌合するガイド溝を形成し、かかるガイド突起とガイド溝より成る規制手段によって、プロセスカートリッジの脱着時に、これが水平方向に大きくずれ動くことを阻止してもよい。
また、図7に示すように、ガイド突起46と反対側のユニットケース41Yの側部に突部52Yを設け、プロセスカートリッジ40Yの脱着時に、その突部52Yを、支え面43Yに対して立ち上がった壁部53に摺擦させ、プロセスカートリッジ40Yがずれ動くことをより確実に阻止できるように構成することもできる。突部52Yと壁部53も規制手段の一例を構成するものであり、かかる規制手段は、他のプロセスカートリッジ40C,40M,40BKに対しても付設することができる。
また、図8に示すように、各ガイド42Y乃至42BKに、形態や取付位置の異なるガイド突起46Y乃至46BKを設け、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKには、その各ガイド突起46Y乃至46BKに嵌合するガイド溝を形成することもできる。図9は、図8の一番左側に位置するガイド突起46Yに嵌合できるガイド溝47Yをプロセスカートリッジ40Yのユニットケース41Yに形成した例を示している。
上述のように構成すれば、例えば図9に示したプロセスカートリッジ40Yのガイド溝47Yは、他のガイド突起46C,46M,46BKに嵌合できないので、そのプロセスカートリッジ40Yを誤った位置にセットしてしまうことはない。各ガイド42Y乃至42BKに、正規のプロセスカートリッジ40Y乃至40BKだけをセットできるようにするのである。各ガイドにガイド溝を形成し、各プロセスカートリッジにガイド突起を設けて、同じようにプロセスカートリッジの誤セットを防止できるように構成することもできる。
上述のように、規制手段が、正規のプロセスカートリッジ以外のプロセスカートリッジが装着されることを禁止する誤セット防止機能を有していると、プロセスカートリッジの誤セットを未然に防止でき、各現像装置に誤った色のトナーを補給したり、混色によってトナー像の画質が劣化する不具合を阻止できる。
また、ガイド42Y乃至42BKを、図示していない昇降装置によって上下動可能に支持することもできる。このように構成すれば、プロセスカートリッジの脱着時に、そのプロセスカートリッジを下方に下げ、像担持体を中間転写ベルト3から確実に離間させることができるので、像担持体と中間転写ベルト3との摺擦により、これらの表面に傷が付けられる不具合を阻止できる。
その際、複数のガイド42Y乃至42BKの全体が一体に上下動するように構成してもよいが、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを案内する各ガイド42Y乃至42BKがそれぞれ単独で上下動可能となっていると、必要なガイドだけを上下動できるので、プロセスカートリッジの脱着作業を簡素化することができる。
また、先に説明したように、本例の画像形成装置においては、各プロセスカートリッ40Y乃至40BKが、像担持体2Y乃至2BKにトナー像を形成する現像装置9Y乃至9BKを有し、その各現像装置9Y乃至9BKに供給されるトナーを収容したトナーボトル37Y,37C,37M,37BKが、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKとは別に画像形成装置本体1に脱着可能に装着されている。このため、ユーザは、通常、トナーボトル37Y乃至37BKの交換を行うだけでよく、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを交換する必要が生じたときだけ、そのプロセスカートリッジの交換作業を行えばよい。トナーが無くなったとき、プロセスカートリッジまでも交換する必要がないため、ユーザへの経済的負担を軽減できる。
図11は画像形成装置の他の例を示す概略図であり、ここに示した画像形成装置の基本構成は図6及び図7に示した画像形成装置と変りはない。すなわち、図11に示した画像形成装置も、トナー像が形成される像担持体と該像担持体にトナー像を形成するための少なくとも1つの作像装置とが一体的に組み付けられたプロセスカートリッジ40Y,40C,40M,40BKを複数個有し、各像担持体にそれぞれ形成された互いに異なる色のトナー像を中間転写ベルトより成る転写材に転写して記録画像を得るように構成され、その各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKは、上下斜め方向に配列されていると共に、画像形成装置本体1に対して脱着可能に構成されている。しかも、画像形成装置本体1に対する各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKの脱着時に、該プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを下から支えて案内する支え面43Y,43C,43M,43BKを有するガイド42Y,42C,42M,42BKが設けられ、その各支え面43Y乃至43BKは互いに高さ位置が異なっている。
図11においては、中間転写ベルトがそのケースに収容された状態で示されていて、該ベルトは図には表わされていない。この中間転写ベルトも、図6に示した中間転写ベルト3と同じく、その下側の走行辺が水平面に対して約15度程度の角度をもって配置され、その中間転写ベルト3に、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKの像担持体からトナー像が転写され、そのトナー像が記録媒体に転写される。
図12は、図11に示したプロセスカートリッジ40Y乃至40BKを取り出した後の画像形成装置本体を示す図である。この図から判るように、この画像形成装置が図6及び図7に示した画像形成装置と異なるところは、各ガイド42Y乃至42BKの支え面43Y乃至43BKが、傾斜して配置されている点である。
この例でも、各像担持体に形成された各色のトナー像が転写される転写材が、各プロセスカートリッジの像担持体が当接する中間転写ベルトより成るが、各支え面43Y乃至43BKが、中間転写ベルトの下側の走行辺とほぼ平行に位置しているのである。各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKは、かかる支え面43Y乃至43BKに案内されながら、図12に矢印E,Fで示すように、画像形成装置本体1内に装着され、又は画像形成装置本体1から引き出される。各支え面43Y乃至43BKには、光書き込み装置から出射したレーザービームが通過する光透過窓44Y乃至44BKが形成されている。
図14はプロセスカートリッジ40Y乃至40BKを示す斜視図であり、図15はガイド42Y乃至42BKに案内されて画像形成装置本体内に装着されたプロセスカートリッジ40Y乃至40BKを示す正面図である。また、図16及び図17は画像形成装置本体内に装着されたプロセスカートリッジ40Y乃至40BKの手前側の様子を示す斜視図である。図14及び図17における矢印E,Fも、図12と同様にプロセスカートリッジを画像形成装置本体内に押し込んで装着するときの方向と、画像形成装置本体からプロセスカートリッジを引き出すときの方向を示している。
図11及び図12に示した画像形成装置にも、プロセスカートリッジの脱着時に、該プロセスカートリッジがその脱着方向に対して直交する方向にずれ動くことを規制する規制手段が設けられている。この規制手段は、図13にも示すように、各支え面43Y乃至43BKに対して、上方に向けてほぼ直角に立ち上がった板材より成る規制部54Y,54C,54M,54BKを有し、各支え面と規制部とによってほぼL字形断面のガイド42Y乃至42BKが構成されている。
プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを矢印F,Eで示すように画像形成装置本体1に対して脱着する時、各支え面43Y乃至43BKは、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKのほぼ平坦に形成された下面を案内するが、このとき、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKが、その自重によって各規制部54Y乃至54BKに当接する。各規制部54Y乃至54BKは、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKの脱着時に、そのプロセスカートリッジの側部を支えて、当該プロセスカートリッジの幅方向W(図14参照)のずれ動きを規制するのである。このようにして、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKは、各ガイド42Y乃至42BKによって、幅方向Wにずれ動くことなく、スムーズに画像形成装置本体に対して脱着される。なお、プロセスカートリッジの幅方向Wとは、図14に示すように、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKの長手方向Lに対して直交する方向の幅である。
ところで、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを画像形成装置本体1に対して脱着する際、そのプロセスカートリッジの像担持体が中間転写ベルトに当って摺擦すると、その像担持体や中間転写ベルトの表面に傷が付けられるおそれがある。
そこで、本例の画像形成装置の規制手段は、図12及び図13に示すように、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKの脱着時に、該プロセスカートリッジの上方への動きを規制する上下案内部55Y,55C,55M,55BKを有している。ここに示した例では、板金などの板材より成る規制部54Y乃至54BKの一部を切り起こすことにより、板状の上下案内部55Y乃至55BKが形成されている。各上下案内部55Y乃至55BKは、各支え面43Y乃至43BKから上方に離間して位置している。
一方、図14に示すように、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKのユニットケース41Y乃至41BKには、その先端側に、突片より成る係合部56が突設されている。プロセスカートリッジの先端側とは、そのプロセスカートリッジを画像形成装置本体内に装着したとき、奥側となる側である。
各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを各ガイド42Y乃至42BKによって案内しながら画像形成装置本体1の内部へ押し込んで装着するとき、各プロセスカートリッジの係合部56が、図12及び図13に示した各上下案内部55Y乃至55BKの下側面にそれぞれ係合する。各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを画像形成装置本体1から引き出すときも同様である。これにより、プロセスカートリッジの着脱時に、そのプロセスカートリッジが上方へ移動して、像担持体が中間転写ベルトに当接することを阻止でき、像担持体が中間転写ベルトの表面に摺擦してこれらの表面に傷が付けられることはない。
上述のように、画像形成装置本体1に対して脱着可能に装着される各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKは、各支え面43Y乃至43BKに案内されるように、該プロセスカートリッジ40Y乃至40BKの下面がほぼ平坦に形成され、しかも各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKの側部には、画像形成装置本体1へのプロセスカートリッジ40Y乃至40BKの脱着時に、画像形成装置本体1側に設けられた上下案内部55Y乃至55BKに係合する係合部56が設けられ、該係合部56が上下案内部55Y乃至55BKに係合することにより、当該プロセスカートリッジ40Y乃至40BKが上方に動くことが規制されるように構成されている。
また、図12に示すように、各上下案内部55Y乃至55BKの画像形成装置本体前後方向の長さが支え面43Y乃至43BKの長さよりも短く設定され、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを画像形成装置本体1内に挿入し、該プロセスカートリッジが途中まで画像形成装置本体内に挿入されたとき、プロセスカートリッジの突片状の係合部56が、板状の上下案内部55Y乃至55BKを抜け出るように構成されている。このようにすれば、プロセスカートリッジを画像形成装置本体1内の所定の位置まで挿入し終えたとき、プロセスカートリッジは上方に向けて移動することができるので、そのプロセスカートリッジの像担持体を中間転写ベルトに当接させることができる。上下案内部55Y乃至55BKが、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを画像形成装置本体1内に装着するとき、その途中まで、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKの上方への動きを規制するように構成されているのである。
しかも、本例の画像形成装置においては、図12に示すように、各支え面43Y乃至43BKの奥側の部位にその各支え面よりも上方に突出した膨隆部57Y,57C,57M,57BKが設けられていて、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを画像形成装置本体1内に押し込んで行き、その係合部56が上下案内部55Y乃至55BKを抜け出た後、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKが各膨隆部57Y乃至57BKに乗り上げ、そのプロセスカートリッジが上方に持ち上げられて各プロセスカートリッジの各像担持体が中間転写ベルトの表面に当接するように構成されている。
上述した上下案内部と、これに関連する構成は、図6乃至図10に示した画像形成装置にも適用できるものである。
また、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを画像形成装置本体1内に押し込んで装着したとき、その各プロセスカートリッジを所定の正しい位置に位置決めする必要がある。
そこで、本例の画像形成装置においては、図12、図13、図16、及び図17に示すように、規制部54Y乃至54BKを構成する板金などの板材の手前側の領域に位置決め穴58Y,58C,58M,58BKが形成されている。一方、図14、図16及び図17に示すように、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKのユニットケース41Y乃至41BKの手前側領域には、基準突部59より成る基準部が設けられている。
各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを画像形成装置本体1内の一番奥の位置まで挿入すると、各プロセスカートリッジに形成された基準突部59が、図16及び図17に示すように、各規制部54Y乃至54BKに形成された位置決め穴58Y乃至58BKに、各プロセスカートリッジの自重によって落ち込み、当該位置決め穴58Y乃至58BKに係合する。これにより、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKは、画像形成装置本体内で、その各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKの長手方向Lに位置決めされる。このとき、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKは、画像形成装置本体1の奥側から、図示していない付勢手段、例えば圧縮ばねによって付勢されるので、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKが長手方向Lに位置決めされると共に、その位置決めされた位置にロックされる。各位置決め穴58Y乃至58BKは、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを位置決めする位置決め部の一例を構成するものである。
上述のように、本例の画像形成装置は、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを画像形成装置本体1内に装着したとき、該プロセスカートリッジ40Y乃至40BKをその長手方向Lに位置決めする位置決め部を有している。
換言すれば、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKは、そのプロセスカートリッジが画像形成装置本体1内に装着されたとき、画像形成装置本体1の側に設けられた位置決め部に係合する基準部を有し、該基準部が位置決め部に係合することによって、その長手方向Lに位置決めされるように構成されているのである。
上述した基準部と位置決め部とによって、プロセスカートリッジを完全に位置決めすることもできるが、基準部と位置決め部によりプロセスカートリッジを仮位置決めし、先に説明した実施形態例の画像形成装置と同じく、図10に示した面板51を閉位置にもたらすことによって、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを最終的に完全に位置決めするように構成することもできる。
プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを画像形成装置本体1から取り出すときは、各プロセスカートリッジの基準突部59を各位置決め孔58Y乃至58BKから外して、該プロセスカートリッジに対する長手方向Lの位置決めを解除し、次いでそのプロセスカートリッジを手前側に引き出せばよい。その際、この位置決めの解除を次のように行えるように構成すると有利である。
図14乃至図17に示すように、各プロセスカートリッジ40Y乃至40BKのユニットケース手前側の部位には、把手60が取り付けられており、この把手60は、図17に符号Xを付して示した使用位置と、符号Yを付して示した格納位置の間を矢印Z方向に回動可能にユニットケース41Y乃至41BKに枢着されている。図14、図15及び図16は、把手60が格納位置に収められたときの様子を示している。
プロセスカートリッジ40Y乃至40BKが画像形成装置本体1内に装着されて使用されているとき、把手60は格納位置を占めている。プロセスカートリッジを画像形成装置本体1から取り出すときは、把手60を図17に示した使用位置Xに回動する。すると、この把手60の基端側に設けられたカム部61が、板材より成る規制部54Y乃至54BKの壁面に当接してこれを加圧する。このため、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKは、規制部54Y乃至54BKから受ける反力によって、その規制部から離間する方向にわずか動かされる。これによって、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKの基準突部59が位置決め孔58Y乃至58BKから外れる。そこで、その把手60を掴んで、これを手前側に引けば、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKを手前側に引き出すことができる。
上述のように、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKは、そのユニットケース41Y乃至41BKに対して、使用位置と格納位置との間を回動可能に連結された把60を有し、該把手60をその使用位置にもたらしたとき、当該把手60によって、プロセスカートリッジ40Y乃至40BKの長手方向Lの位置決めが解除されるのである。
上述した位置決め部と基準部、及び把手60の構成は、図6乃至図10に示した画像形成装置にも適用できるものである。
図11乃至図17に示した画像形成装置と、そのプロセスカートリッジの他の部分は、図6乃至図10に示した画像形成装置及びプロセスカートリッジと同じく構成することができ、その同じ部分についてのこれ以上の説明は省略する。
以上説明した画像形成装置においては、各像担持体に形成されたトナー像が中間転写ベルトよりなる転写材に転写されるように構成されているが、各像担持体に形成されたトナー像を記録媒体に直に重ねて転写する画像形成装置にも本発明を適用できる。この場合には、その記録媒体が、各像担持体にそれぞれ形成された互いに異なる色のトナー像を転写される転写材を構成する。
本発明の実施例によるプロセスカートリッジが適用される画像形成装置の一例を示す模式図である。 図1に示した画像形成装置におけるプロセスカートリッジの内部構造を説明するための図である。 図2に示したプロセスカートリッジを用いた移動ガイド構造を説明するための図である。 図2に示した構造の一部を拡大して示した図である。 図2に示した移動ガイド構造の別例を説明するための図である。 画像形成装置の一例を示す断面図である。 第1の像担持体と、そのまわりに設けられた作像装置の拡大断面図である。 各ガイドに異なったガイド突起を設けた例を示す断面図である。 ガイド突起に嵌合するガイド溝を有するプロセスカートリッジを示す図である。 画像形成装置本体の前側板に枢着された面板を開位置に回動させたときの様子を示す斜視図である。 画像形成装置の他の例を示す図である。 図11に示した画像形成装置の本体からプロセスカートリッジを取り出したときの様子を示す図である。 図12の部分拡大図である。 プロセスカートリッジの外観斜視図である。 画像形成装置本体に装着された状態のプロセスカートリッジの正面図である。 図15と同じ状態の斜視図である。 把手を回動させる状態を説明する斜視図である。
符号の説明
1,120 画像形成装置本体
2Y,2C,2M,2BK,125 像担持体
3 中間転写ベルト
9Y,9C,9M,9BK,126 現像装置
37Y,37C,37M,37BK トナーボトル
40Y,40C,40M,40BK プロセスカートリッジ
42Y,42C,42M,42BK ガイド
43Y,43C,43M,43BK 支え面
51 面板
54Y,54C,54M,54BK 規制部
55Y,55C,55M,55BK 上下案内部
60 把手
121 作像装置
1000,1001,1000’、1001’ ガイド部
L 長手方向
W 幅方向
PC3,PC4 カートリッジ筐体の対向壁面

Claims (26)

  1. 内部に機器を収容する空間を有した筐体で構成されているプロセスカートリッジにおいて、
    上記筐体の一部には、着脱されるプロセスカートリッジの移動をガイドするガイド部が設けられていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 請求項1記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記ガイド部は、該プロセスカートリッジ自身の移動をガイドすることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  3. 請求項1または2記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記ガイド部は、隣接するプロセスカートリッジの移動をガイドすることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 請求項2または3記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記ガイド部は、隣接して配置される場合のプロセスカートリッジ間での対向間隔を規定する構成とされていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 請求項2または3記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記ガイド部は、隣接してプロセスカートリッジが配置される場合に隣接するプロセスカートリッジに一部が突き当たる構成を備えていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  6. 請求項1乃至3のうちの一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記ガイド部は、隣接してプロセスカートリッジが配置される場合に隣接するプロセスカートリッジの一部と嵌合した状態で摺動できる構成を備えていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 請求項1または4記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記ガイド部は、隣接するプロセスカートリッジに設けられているもの同士で形状を異ならせてあることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 請求項1乃至7のうちの一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、
    上記ガイド部材は、筐体と別体若しくは一体で構成されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 請求項1乃至8のうちの一つに記載のプロセスカートリッジを用いることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9記載の画像形成装置において、
    上記プロセスカートリッジが複数並置されて複数色の画像形成が可能な構成であることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項9または10記載の画像形成装置において、
    画像形成装置本体に対する各プロセスカートリッジの脱着時に該プロセスカートリッジを下から支えて案内する支え面を有するガイドを設け、各支え面は互いに高さ位置が異なっていることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11記載の画像形成装置において、
    上記支え面は、ほぼ水平面に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項11記載の画像形成装置において、
    上記支え面は、傾斜して配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項11乃至13のうちの一つに記載の画像形成装置において、
    上記支え面は上下動可能に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項11乃至13のうちの一つに記載の画像形成装置において、
    上記支え面は、上記プロセスカートリッジとの対向面に平行する面とされ、該プロセスカートリッジの側部には、着脱時に用いられる係合部が設けられ、該係合部は、上記支え面側に設けられた上下案内部に係合することにより該プロセスカートリッジが上方へ移動するのを規制されることを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項11乃至13のうちの一つに記載の画像形成装置において、
    上記支え面は、上記プロセスカートリッジ毎で単独で上下動可能であることを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項10記載の画像形成装置において、
    上記プロセスカートリッジが並置されている方向に沿って配置された転写材を備え、該転写材の移動方向に沿って上記プロセスカートリッジの支え面が配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項11乃至14のうちの一つに記載の画像形成装置において、
    上記支え面もしくはこれに対向する上記プロセスカートリッジ側のいずれかには、着脱方向と直角な方向での上記プロセスカートリッジのずれ動きを規制する規制部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  19. 請求項18記載の画像形成装置において、
    上記規制手段は、プロセスカートリッジの着脱時に該プロセスカートリッジの側部を支えて該プロセスカートリッジの幅方向でのずれ動きを規制することを特徴とする画像形成装置。
  20. 請求項18または19記載の画像形成装置において、
    上記規制手段は、上記プロセスカートリッジの着脱時に該プロセスカートリッジの上方への動きを規制する上下案内部を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  21. 請求項20記載の画像形成装置において、
    上記上下案内部は、上記プロセスカートリッジの着脱途中までの間、該プロセスカートリッジの上方への動きを規制することを特徴とする画像形成装置。
  22. 請求項11乃至21のうちの一つに記載の画像形成装置において、
    上記プロセスカートリッジの装着位置には、該プロセスカートリッジをその長手方向で位置決めする位置決め部が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  23. 請求項11乃至22のうちの一つに記載の画像形成装置において、
    プロセスカートリッジを画像形成装置本体内に装着し、面板を閉位置に移動させたとき、その面板によって、プロセスカートリッジの像担持体が最終的に位置決めされることを特徴とする画像形成装置。
  24. 請求項11乃至23のうちの一つに記載の画像形成装置において、
    上記プロセスカートリッジには、該プロセスカートリッジを構成する筐体に対して、使用位置と格納位置との間を回動可能に連結された把手が設けられ、該把手をその使用位置にもたらしたとき、当該把手によって、プロセスカートリッジの長手方向の位置決めが解除されることを特徴とする画像形成装置。
  25. 請求項18乃至20のうちの一つに記載の画像形成装置において、
    上記規制手段は、正規のプロセスカートリッジ以外のプロセスカートリッジが装着されることを禁止する誤セット防止機能を有していることを特徴とする画像形成装置。
  26. 請求項11乃至24のうちの一つに記載の画像形成装置において、
    上記各プロセスカートリッジは、その像担持体にトナー像を形成する現像装置を有し、該現像装置に供給されるトナーを収容したトナーボトルが、前記プロセスカートリッジとは別に画像形成装置本体に着脱可能に装着されることを特徴とする画像形成装置。
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