JP2004278910A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP2004278910A
JP2004278910A JP2003071123A JP2003071123A JP2004278910A JP 2004278910 A JP2004278910 A JP 2004278910A JP 2003071123 A JP2003071123 A JP 2003071123A JP 2003071123 A JP2003071123 A JP 2003071123A JP 2004278910 A JP2004278910 A JP 2004278910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
nozzle
heat exchanger
duct
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003071123A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuei Tsujikawa
祐栄 辻川
Kazuya Funada
和也 船田
Kumar Dotto Oshitto
クマール ドット オシット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2003071123A priority Critical patent/JP2004278910A/ja
Publication of JP2004278910A publication Critical patent/JP2004278910A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

【課題】空気調和機の運転と同時に外気を効率よく吸込して室内空気の換気を行なえる外気導入装置を備えた空気調和機を提供する。
【解決手段】壁面Bに壁孔Cを、据付板2に壁孔Cに対応する連通孔2aを、ベース6の背面に連通孔2aに対応する吸気孔6aを夫々設け、前記連通孔2aの周縁に、壁孔Cを挿通してダクトの一端に接続される接続部を備えたダクトフランジ15を取り付けると共に、据付板2および前記ベース6の間に、前記連通孔2aおよび前記吸気孔6aを連通した状態でシールするシール部材16を、前記ダクト14の他端に開口面積を拡開させる拡開部17を備えたノズル18を、同ノズル18の拡開部17に外気導入用の補助ファン26を、開口部に集塵用のフィルタ19を夫々設け、前記吸気孔6aと前記後部熱交換器11との間に、前記ノズル18および前記ダクト14により導入された外気を前記後部熱交換器11へ導くディフューザ23を設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、空気調和機の運転と同時に室内空気の換気を行なえる外気導入装置を備えた構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の外気導入装置を備えた空気調和機には、作業性が良好なダクトの取付構造によって熱交換器の風上側に外気を導入できるものとして、被空調室の壁面に壁孔を設け、据付板に前記壁孔に対応する連通孔を設け、後部熱交換器の風上側となるベースの背面に、前記連通孔に対応する吸気孔を設け、ねじ孔を備えた前記連通孔の周縁に、前記壁孔を挿通するダクトの1端に設けられたダクトフランジを取り付けると共に、前記据付板および前記ベースの間に、前記連通孔および前記吸気孔を連通した状態でシールするシール部材を介装したものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
しかしながら、上記構成でなる空気調和機は、外気を導入するダクトの開口端にフィルタを直付けしており、また、外気を導入するに当って送風ファンの負圧を利用した構成であることから、前記フィルタの抵抗により空気抵抗が増して外気の吸込量に影響を与えてしまったり、また、送風ファンの負圧を利用しているため外気の吸込量が減少してしまう恐れがあった。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−21358号公報(第3頁、第4図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、上記の問題点に鑑み、空気調和機の運転と同時に外気を効率よく吸込して室内空気の換気を行なえる外気導入装置を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、被空調室の壁面に固着された据付板の係止爪に係脱可能に係合される係合部を背面上部に備え、背面下部に接続配管を収容する収容部を備えたベースと、同ベースの前部に装着された吸込口と吹出口とを備えた前面パネルと、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、前部熱交換器と後部熱交換器とで逆V字状に形成された熱交換器と、送風ファンとからなる空気調和機において、
前記壁面に壁孔を、前記据付板に前記壁孔に対応する連通孔を、前記後部熱交換器の風上側となる前記ベースの背面に、前記連通孔に対応する吸気孔を夫々設け、前記連通孔の周縁に、前記壁孔を挿通してダクトの一端に接続される接続部を備えたダクトフランジを取り付けると共に、前記据付板および前記ベースの間に、前記連通孔および前記吸気孔を連通した状態でシールするシール部材を、前記ダクトの他端に開口面積を拡開させる拡開部を備えたノズルを、同ノズルの拡開部に外気導入用の補助ファンを、開口部に集塵用のフィルタを夫々設け、前記吸気孔と前記後部熱交換器との間に、一端に前記吸気孔に接続される接続口を備え、他端に同接続口よりも大径で形成された連通口を備えると共に、同連通口に前記後部熱交換器を構成する伝熱管に係止する係止爪を一体に形成したディフューザを設けてなる構成となっている。
【0007】
また、前記ノズルの拡開部が、中空の円錐台形状と、同円錐台形状に拡大された段部を介して連続形成された多角錐台形状とを組み合わせた形状に形成されてなる構成となっている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機の説明図で、(A)は断面図、(B)は要部断面図であり、図2は図1(A)で示す(D)部の説明図で、(A1)は第一例におけるノズル他側の断面図、(A2)はノズルの正面図、(A3)はノズル一側の断面図であり、(B1)は第二例におけるノズル他側の断面図、(B2)はノズルの正面図、(B3)はノズル一側の断面図であり、(C1)は第三例におけるノズル他側の断面図、(C2)はノズルの正面図、(C3)はノズル一側の断面図であり、(D1)は第四例におけるノズル他側の断面図、(D2)はノズルの正面図、(D3)はノズル一側の断面図であり、図3は本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)および(B)はノズルの斜視図、(C)はノズルの一端から補助ファンおよびフィルタを取り外した(A)の矢印Dで示す矢視図、(D)はフィルタを取り付けた矢視図である。
【0009】
本発明による空気調和機は、図で示すように、被空調室の壁面Bにねじ締めされることによって固着され、上端部に断面略L字状の係止爪1を備えた据付板2により本体Aが据付設置されるようになっている。
【0010】
前記本体Aは、背面上部に前記据付板2の係止爪1に係脱可能に係止される係止部3を備え、背面下部には接続配管4を収容する収容部5を備えたベース6と、同ベース6の前部に装着され、上下部に吸込口7と吹出口8とを備えた前面パネル9と、前記吸込口7と前記吹出口8とを結ぶ空気通路に設けられ、前部熱交換器10と後部熱交換器11とで逆V字状に形成された熱交換器12と、送風ファン13とからなる構成になっている。
【0011】
そして、前記壁面Bには壁孔Cが設けられ、前記据付板2には前記壁孔Cに対応する連通孔2aが設けられ、前記後部熱交換器11の風上側となる前記ベース6の背面には、前記連通孔2aに対応する吸気孔6aが設けられ、ねじ孔を備えた前記連通孔2aの周縁には、前記壁孔Cを挿通してダクト14の一端に接続される接続部Dを備えたダクトフランジ15がねじ締めされて取り付けられている。
【0012】
同時に、前記据付板2および前記ベース6の間には、前記連通孔2aおよび前記吸気孔6aを連通した状態でシールするシール部材16が介装されるように構成されている。
【0013】
また、前記ダクト14の他端には、開口面積を拡開させる拡開部17を備えたノズル18が設けられ、同ノズル18の拡開部17には外気導入用の補助ファン26が設けられ、開口部には集塵用のフィルタ19が夫々設けられている。
【0014】
前記吸気孔6aと前記後部熱交換器11との間には、一端が前記吸気孔6aに接続される接続口20からなり、他端が同接続口20よりも大径で形成された連通口21からなり、同連通口21に前記後部熱交換器11の冷媒管11a を挟持する挟持部22を一体に形成したディフューザ23が設けられた構成になっている。
【0015】
これらにより、前記ノズル18から外気を導入する際、同ノズル18の開口部に前記フィルタ19が設けられていても、同ノズル18は前記拡開部17を備えることによって開口面積が拡開されており、また、前記拡開部17には外気導入用の補助ファン26が設けられているので、外気の吸込量を減少させないよう効果的に導入できるようになると共に、前記ダクト14を経て導き入れた外気を、前記ディフューザ23から前記後部熱交換器11へ効率よく流通させることができるようになっている。
【0016】
また、前記ノズル18が前記拡開部17を備えることによって開口面積が拡開されているので、該箇所に前記補助ファン26を取り付けやすくした構造になっているので、前記送風ファン13による外気導入のための負圧が不足している場合には前記補助ファン26を容易に取り付けて外気を強力に導入できる。
【0017】
以上の構成により、次にその動作について説明する。
図1(A)および図1(B)で示すように、前記ノズル18から前記ダクト14を経て導入された外気は、前記連通孔2aおよび前記吸気孔6aを流通させて前記ディフューザ23に導かれる。
【0018】
前記ディフューザ23は、前記後部熱交換器11を臨ませて、前方のみ開放された構成になっているので、同後部熱交換器11に向け外気を効率よく導出させて熱交換できる。
【0019】
なお、前記ノズル18の拡開部17は、拡開された一端の開口面積が他端の開口面積の2倍以上になるように種々の形状で形成されることによって、外気の吸込量を減少させないように効率よく導入できるようになっている。
【0020】
すなわち、例えば第一例として図2(A1)乃至図2(A3)で示すように、前記ノズル18は、前記拡開部17が中空の多角錐台状に形成され、前記ダクト14との接続部分は同ダクト14と同一形状に形成された構成になっている。
【0021】
または、第二例として図2(B1)乃至図2(B3)で示すように、前記ノズル18は前記拡開部17が中空の円錐台状に形成され、前記ダクト14との接続部分は同ダクト14と同一形状に形成された構成になっている。
【0022】
この時に、前記拡開部17に前記補助ファン26を取り付けた場合、同補助ファンの26外周部と前記ノズル18の内周面とに均等な隙間をもたせて取付できるようになり、これによって外気を効率よく導入できると共に、前記補助ファン26の回転に伴う騒音を抑えることができることになる。
【0023】
また、図2(B2)および図2(B3)で示す破線のように、前記ノズル18の拡開部17が、中空の円錐台形状と、同円錐台形状に対し更に拡大された段部17a を介して連続形成された多角錐台形状とを組み合わせた形状に形成されるように構成してもよい。
【0024】
この場合、前記ノズル18の拡開部17が、前記段部17a によって更に効果的に拡開されることになり、外気の導入が騒音を抑えて円滑に、且つ効率よく行なえることになる。
【0025】
同時に、前記段部17a を利用して前記補助ファン26を容易に取り付けることができるようになって便利である。
【0026】
また、図2(C1)乃至図2(C3)で示すように、前記拡開部17が中空の多角錐台から円錐台を抜いた形状で形成されるように構成してもよい。
【0027】
または、第三例として図2(D1)乃至図2(D3)のa部で示すように、中空の多角錐台状に形成された前記拡開部17が流線形状で形成されることにより、該箇所を流通する空気流の摩擦損失を減少させることができて、外気を更に効率よく導入できるようになる。
【0028】
なお、前記フィルタ19が枠部24および網部25からなり、同網部25の面積が、前記ダクト14と同じ前記ノズル18の他端の開口面積よりも大きくなるように形成されているので、外気の吸込量を減少させないように効率よく導入できるようになっている。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、空気調和機の運転と同時に外気を効率よく吸込して室内空気の換気を行なえる外気導入装置を備えた空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の説明図で、(A)は断面図であり、(B)は要部断面である。
【図2】図1(A)で示す(C)部の説明図で、(A1)は第一例におけるノズル他側の断面図、(A2)はノズルの正面図、(A3)はノズル一側の断面図であり、(B1)は第二例におけるノズル他側の断面図、(B2)はノズルの正面図、(B3)はノズル一側の断面図であり、(C1)は第三例におけるノズル他側の断面図、(C2)はノズルの正面図、(C3)はノズル一側の断面図であり、(D1)は第四例におけるノズル他側の断面図、(D2)はノズルの正面図、(D3)はノズル一側の断面図である。
【図3】本発明による空気調和機の要部説明図で、(A)および(B)はノズルの斜視図であり、(C)はノズルの一端から補助ファンおよびフィルタを取り外した(A)および(B)の矢印Dで示す矢視図であり、(D)はフィルタを取り付けた矢視図である。
【符号の説明】
1 係止爪
2 据付板
2a 連通孔
3 係止部
4 接続配管
5 収容部
6 ベース
6a 吸気孔
7 吸込口
8 吹出口
9 前面パネル
10 前部熱交換器
11 後部熱交換器
11a 冷媒管
12 熱交換器
13 送風ファン
14 ダクト
15 ダクトフランジ
16 シール部材
17 拡開部
18 ノズル
19 フィルタ
20 接続口
21 連通口
22 挟持部
23 ディフューザ
24 枠部
25 網部
26 補助ファン
A 本体
B 壁面
C 壁孔
D 接続部

Claims (2)

  1. 被空調室の壁面に固着された据付板の係止爪に係脱可能に係合される係合部を背面上部に備え、背面下部に接続配管を収容する収容部を備えたベースと、同ベースの前部に装着された吸込口と吹出口とを備えた前面パネルと、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に設けられ、前部熱交換器と後部熱交換器とで逆V字状に形成された熱交換器と、送風ファンとからなる空気調和機において、
    前記壁面に壁孔を、前記据付板に前記壁孔に対応する連通孔を、前記後部熱交換器の風上側となる前記ベースの背面に、前記連通孔に対応する吸気孔を夫々設け、前記連通孔の周縁に、前記壁孔を挿通してダクトの一端に接続される接続部を備えたダクトフランジを取り付けると共に、前記据付板および前記ベースの間に、前記連通孔および前記吸気孔を連通した状態でシールするシール部材を、前記ダクトの他端に開口面積を拡開させる拡開部を備えたノズルを、同ノズルの拡開部に外気導入用の補助ファンを、開口部に集塵用のフィルタを夫々設け、前記吸気孔と前記後部熱交換器との間に、一端に前記吸気孔に接続される接続口を備え、他端に同接続口よりも大径で形成された連通口を備えると共に、同連通口に前記後部熱交換器を構成する伝熱管に係止する係止爪を一体に形成したディフューザを設けてなることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記ノズルの拡開部が、中空の円錐台形状と、同円錐台形状に拡大された段部を介して連続形成された多角錐台形状とを組み合わせた形状に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
JP2003071123A 2003-03-17 2003-03-17 空気調和機 Pending JP2004278910A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003071123A JP2004278910A (ja) 2003-03-17 2003-03-17 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003071123A JP2004278910A (ja) 2003-03-17 2003-03-17 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004278910A true JP2004278910A (ja) 2004-10-07

Family

ID=33287635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003071123A Pending JP2004278910A (ja) 2003-03-17 2003-03-17 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004278910A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1701100A3 (en) Air conditioner
US20050287945A1 (en) Ventilating system
WO2021196634A1 (zh) 新风模块及空调器
KR101035950B1 (ko) 환기장치의 일체형 환기그릴
KR20210064778A (ko) 공기 조화기 및 이에 구비되는 배관 설치 장치
JP4683936B2 (ja) 空気調和装置
JP2004278910A (ja) 空気調和機
CN2486891Y (zh) 吸排气式空气滤清换气扇
JP2004257635A (ja) 空気調和機
CN210345671U (zh) 落地式空调室内机和空调器
CN111306632B (zh) 新风模块及空调器
JP2004138315A (ja) 空気調和機
JPH1019303A (ja) セパレート型空気調和機の換気ダクト構造
JP2004271145A (ja) 空気調和機
JP2004301478A (ja) 空気調和機
JP2004270984A (ja) 空気調和機
JP2003021358A (ja) 空気調和機
JP2004278909A (ja) 空気調和機
JP2004294026A (ja) 空気調和機
CN213518086U (zh) 一种车载计算机防尘散热机箱
CN217844185U (zh) 一种新风机构以及空调器
CN217383103U (zh) 厨房空调排风系统和厨房空调系统
JP2004294027A (ja) 空気調和機
JP2004286318A (ja) 空気調和機
CN211854209U (zh) 新风模块及空调器