JP2004278818A - ごみ処理用燃焼溶融炉の二次燃焼空気吹込方法 - Google Patents
ごみ処理用燃焼溶融炉の二次燃焼空気吹込方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004278818A JP2004278818A JP2003066923A JP2003066923A JP2004278818A JP 2004278818 A JP2004278818 A JP 2004278818A JP 2003066923 A JP2003066923 A JP 2003066923A JP 2003066923 A JP2003066923 A JP 2003066923A JP 2004278818 A JP2004278818 A JP 2004278818A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion chamber
- air
- secondary combustion
- combustion
- blowing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Air Supply (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
【課題】ごみ燃焼溶融炉における副燃焼室と二次燃焼室との間のダクトが屈曲して形成される突起部分に冷却用兼二次燃焼用空気を吹き込んで未溶融炭化残渣の再燃焼を促進する。
【解決手段】燃焼熔融炉における副燃焼室15と二次燃焼室20との間のダクトが屈曲して形成される突起部分18の耐火キャスタブル22中に冷却空気吹込み用ノズル群21を埋設し、冷却空気吹込みにより突起部分18の耐火キャスタブル22を冷却し炉体耐火物を保護すると共に、ノズル群21からの空気吹込みで形成されるエアカーテンによって副燃焼室15と二次燃焼室20を仕切って熱風の移動を阻止する。エアカーテン状に供給される酸素は未溶融のチャーの再燃焼を促進し、流れている間に高温化するため、二次燃焼室20を冷やす恐れはない。また、排ガス等のショートパスが防止され二次燃焼ゾーンの拡大による完全燃焼をはかる。
【選択図】 図1
【解決手段】燃焼熔融炉における副燃焼室15と二次燃焼室20との間のダクトが屈曲して形成される突起部分18の耐火キャスタブル22中に冷却空気吹込み用ノズル群21を埋設し、冷却空気吹込みにより突起部分18の耐火キャスタブル22を冷却し炉体耐火物を保護すると共に、ノズル群21からの空気吹込みで形成されるエアカーテンによって副燃焼室15と二次燃焼室20を仕切って熱風の移動を阻止する。エアカーテン状に供給される酸素は未溶融のチャーの再燃焼を促進し、流れている間に高温化するため、二次燃焼室20を冷やす恐れはない。また、排ガス等のショートパスが防止され二次燃焼ゾーンの拡大による完全燃焼をはかる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ごみ処理用燃焼溶融炉に関するもので、特に燃焼溶融炉における副燃焼室と二次燃焼室との間に形成される煙道突起部分に二次燃焼空気を吹込む方法に係る。
【0002】
【従来の技術】
都市ごみの処理は、近年、低酸素雰囲気下で処理物を熱分解するガス化炉と、ガス化炉で生成された熱分解ガスと熱分解残渣とを高温燃焼させる溶融炉とを使用するガス化溶融法が採用されつつある。従来のごみ処理用燃焼熔融炉は、予熱室の天井部に排ガスを排出する排出通路が設けられているが、この天井部が高温熱風により、炉壁部分を短時間に破壊してしまうおそれがある。そこで、熔融炉の炉床部を耐火構造として、断熱用キャスタブルとそれより熱伝導率の高い耐火用キャスタブルとの二層の耐火材の耐火用キャスタブルを炉床内面とし、その外側に耐火材を冷却する冷却用流路を設け、冷却用流路から耐火用キャスタブル内へ突入して耐火材の熱を冷却用流路側へ伝える複数の突起部材を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ごみ等の被処理物を挿入し得るようにした挿入空間を有する炉において、処理空間の側方に位置する炉壁を、ろ過通水部と給水パイプとからなる冷却体で構成し、給水パイプには側壁に向け冷却水を吹き付ける吹き出し口を設けたものが知られている(特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2000−28127号公報(第1頁、第1図)
【特許文献2】特開昭54−150304号公報(第1頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来法では、熔融炉出口部に吹込空気がないため、未溶融炭化残渣の再燃焼が不充分であった。また、燃焼熔融炉の副燃焼室から二次燃焼室に通じるダクト形状が突起部分で折れ曲がっている場合には、飛灰、熔融スラグ、排ガス等がショートパスによる熔融スラグの付着・同伴が起こり、炉体耐火材の短寿命や排ガス中に未燃焼ガス類を残存させるという問題あった。
本発明は、ごみ処理用溶融炉の副燃焼室から屈曲するダクトを経て連設される二次燃焼室における未溶融炭化残渣の再燃焼を促進する二次空気吹込み方法を提供することを目的とする、すなわち、副燃焼室出口部(ダクト形状が折れ曲がって形成される突起部分)の耐火キャスタブル中に冷却空気吹込み用ノズル群を埋設して吹き込むことにより炉体耐火物の保護(寿命の延長)をはかると共に、ノズル群からエアカーテン状に吹き出される二次燃焼空気(酸素)によって排ガス等のショートパスを防止して二次燃焼ゾーンの拡大による完全燃焼をはかるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、燃焼溶融炉における副燃焼室と二次燃焼室との間のダクトが屈曲して形成される突起部分の耐火キャスタブル中に埋設した冷却空気吹込み用ノズル群からの冷却空気吹込みより前記突起部分の耐火キャスタブルを冷却し、冷却空気の吹き込みによるエアカーテンによって副燃焼室と二次燃焼室とを仕切って二次燃焼室への熱風の短絡移動を阻止すると同時に、未溶融の炭化残渣の再燃焼を促進するための二次燃焼用酸素を供給することを特徴とするものである。また、前記冷却空気吹込みは、ごみピット内の悪臭を引き込むことにより悪臭防止を図ると共に、二次燃焼室に供給される酸素は前記突起部分の耐火キャスタブル中に流れている間に高温化されることを特徴とする。
このように、耐火キャスタブルの中に冷却空気吹込みノズルを埋め、エアカーテンによって仕切ることによって熱風の移動を阻止し、未溶融のチャーの再燃焼を促進するため空気(酸素)を供給するものであり、供給される酸素は突起部分の耐火キャスタブル中に流れている間に高温化して燃焼室を冷やす恐れがなく、高温空気を排気する必要がない。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明方法を実施するごみ燃焼溶融炉の要部の断面図、図2は図1のA−A線における断面図である。
図示のように、ごみ燃焼溶融炉の主燃焼室10に続く副燃焼室15と二次燃焼室20との間のダクト19が屈曲して形成される突起部分18の耐火キャスタブル22中に、下向きに例えば45°傾けて冷却空気を吹込むようにしたノズル群21を備えたヘッダ24を埋設する。ノズル群21からの冷却空気吹出によって屈曲して形成される突起部分18の耐火キャスタブル22を冷却すると共に、副燃焼室15と二次燃焼室20とをエアカーテンで仕切って二次燃焼室20への熱風の移動を阻止しながら、未溶融の炭化残渣の再燃焼を促進するため二次燃焼用酸素を供給する。
なお、副燃焼室15は熱分解ガス及び熱分解残渣供給管11、補助燃料供給管12及び一次燃焼空気供給管13が挿入されている。また、図中、符号14はバーナ、16は覗き窓、17は炉壁、21は冷却空気吹込みノズル、23は耐火キャスタブル、24は冷却空気吹込み用ヘッダである。
【0007】
冷却空気吹き込に供給される酸素は、副燃焼室15と二次燃焼室20に通じるダクト形状が折れ曲がっている突起部分18の耐火キャスタブル22中に流れている間に高温化して二次燃焼室20を冷やす恐れはない。また、使用する供給酸素は、ごみピット(図示省略)内の悪臭を引き込むことにより悪臭防止を図ると共に、空気を捨てないで再利用する。
【0008】
上記のように、耐火キャスタブル22の中に冷却空気吹込みノズル群21を埋め、突起部分18の耐火キャスタブル22て炉体耐火物を保護するとともに、エアカーテンによって仕切ることによって熱風の短絡移動を阻止する。また、冷却空気吹込みは、未溶融のチャーの再燃焼を促進するため酸素供給であり、また、供給酸素はピット内の悪臭を引き込み利用することにより、悪臭防止が図れる。ここに、供給される酸素は流れている間にも高温化するため、二次燃焼室20を冷やす恐れはないし、高温空気を排気する必要がない。
【0009】
排ガスがショートパスすると、耐火物に負荷がかかり過ぎ、飛灰が飛んで磨耗するが、突起部分18のノズル群へエアカーテン状の二次空気吹き込むことにより、排ガス等のショートパスが防止され、空冷による炉体耐火物の保護(寿命の延長)、二次燃焼ゾーンの拡大による完全燃焼をはかることができ、未溶融のチャー(未熔融炭化物)の再燃焼を促進するため酸素供給となる。
【0010】
【発明の効果】
上記のように、本発明によれば、燃焼熔融炉における副燃焼室と二次燃焼室との間のダクト突起部分の耐火キャスタブル中に冷却空気吹込みノズル群を埋設したので、突起部分の耐火キャスタブルを冷却して炉体耐火物を保護すると共に、ノズル群からの空気吹込みによって形成されるエアカーテンで仕切ることによって熱風の移動を阻止する。エアカーテン状に供給される酸素は未溶融のチャーの再燃焼を促進し、流れている間に高温化するため、二次燃焼室を冷やす恐れはない。また、エアカーテン状の二次空気吹込みにより、排ガス等のショートパスが防止され、二次燃焼ゾーンの拡大による完全燃焼をはかることができる。さらに、ノズルに供給される酸素はピット内の悪臭を引き込み利用することにより、悪臭防止が図れる。ここに、供給される酸素は流れている間にも高温化するため、燃焼室を冷やす恐れはないし、空気を捨てないで再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するごみ燃焼溶融炉の要部の断面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【符号の説明】
10 主燃焼室 11 熱分解ガス及び熱分解残渣供給管
12 補助燃料供給管 13 一次燃焼空気供給管
14 バーナ 15 副燃焼室
16 覗き窓 17 炉壁
18 溶融炉出口部(突起部分) 19 煙道
20 二次燃焼室 21 冷却空気吹込みノズル群
22 耐火キャスタブル 24 ヘッダ
【発明が属する技術分野】
本発明は、ごみ処理用燃焼溶融炉に関するもので、特に燃焼溶融炉における副燃焼室と二次燃焼室との間に形成される煙道突起部分に二次燃焼空気を吹込む方法に係る。
【0002】
【従来の技術】
都市ごみの処理は、近年、低酸素雰囲気下で処理物を熱分解するガス化炉と、ガス化炉で生成された熱分解ガスと熱分解残渣とを高温燃焼させる溶融炉とを使用するガス化溶融法が採用されつつある。従来のごみ処理用燃焼熔融炉は、予熱室の天井部に排ガスを排出する排出通路が設けられているが、この天井部が高温熱風により、炉壁部分を短時間に破壊してしまうおそれがある。そこで、熔融炉の炉床部を耐火構造として、断熱用キャスタブルとそれより熱伝導率の高い耐火用キャスタブルとの二層の耐火材の耐火用キャスタブルを炉床内面とし、その外側に耐火材を冷却する冷却用流路を設け、冷却用流路から耐火用キャスタブル内へ突入して耐火材の熱を冷却用流路側へ伝える複数の突起部材を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ごみ等の被処理物を挿入し得るようにした挿入空間を有する炉において、処理空間の側方に位置する炉壁を、ろ過通水部と給水パイプとからなる冷却体で構成し、給水パイプには側壁に向け冷却水を吹き付ける吹き出し口を設けたものが知られている(特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2000−28127号公報(第1頁、第1図)
【特許文献2】特開昭54−150304号公報(第1頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来法では、熔融炉出口部に吹込空気がないため、未溶融炭化残渣の再燃焼が不充分であった。また、燃焼熔融炉の副燃焼室から二次燃焼室に通じるダクト形状が突起部分で折れ曲がっている場合には、飛灰、熔融スラグ、排ガス等がショートパスによる熔融スラグの付着・同伴が起こり、炉体耐火材の短寿命や排ガス中に未燃焼ガス類を残存させるという問題あった。
本発明は、ごみ処理用溶融炉の副燃焼室から屈曲するダクトを経て連設される二次燃焼室における未溶融炭化残渣の再燃焼を促進する二次空気吹込み方法を提供することを目的とする、すなわち、副燃焼室出口部(ダクト形状が折れ曲がって形成される突起部分)の耐火キャスタブル中に冷却空気吹込み用ノズル群を埋設して吹き込むことにより炉体耐火物の保護(寿命の延長)をはかると共に、ノズル群からエアカーテン状に吹き出される二次燃焼空気(酸素)によって排ガス等のショートパスを防止して二次燃焼ゾーンの拡大による完全燃焼をはかるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、燃焼溶融炉における副燃焼室と二次燃焼室との間のダクトが屈曲して形成される突起部分の耐火キャスタブル中に埋設した冷却空気吹込み用ノズル群からの冷却空気吹込みより前記突起部分の耐火キャスタブルを冷却し、冷却空気の吹き込みによるエアカーテンによって副燃焼室と二次燃焼室とを仕切って二次燃焼室への熱風の短絡移動を阻止すると同時に、未溶融の炭化残渣の再燃焼を促進するための二次燃焼用酸素を供給することを特徴とするものである。また、前記冷却空気吹込みは、ごみピット内の悪臭を引き込むことにより悪臭防止を図ると共に、二次燃焼室に供給される酸素は前記突起部分の耐火キャスタブル中に流れている間に高温化されることを特徴とする。
このように、耐火キャスタブルの中に冷却空気吹込みノズルを埋め、エアカーテンによって仕切ることによって熱風の移動を阻止し、未溶融のチャーの再燃焼を促進するため空気(酸素)を供給するものであり、供給される酸素は突起部分の耐火キャスタブル中に流れている間に高温化して燃焼室を冷やす恐れがなく、高温空気を排気する必要がない。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明方法を実施するごみ燃焼溶融炉の要部の断面図、図2は図1のA−A線における断面図である。
図示のように、ごみ燃焼溶融炉の主燃焼室10に続く副燃焼室15と二次燃焼室20との間のダクト19が屈曲して形成される突起部分18の耐火キャスタブル22中に、下向きに例えば45°傾けて冷却空気を吹込むようにしたノズル群21を備えたヘッダ24を埋設する。ノズル群21からの冷却空気吹出によって屈曲して形成される突起部分18の耐火キャスタブル22を冷却すると共に、副燃焼室15と二次燃焼室20とをエアカーテンで仕切って二次燃焼室20への熱風の移動を阻止しながら、未溶融の炭化残渣の再燃焼を促進するため二次燃焼用酸素を供給する。
なお、副燃焼室15は熱分解ガス及び熱分解残渣供給管11、補助燃料供給管12及び一次燃焼空気供給管13が挿入されている。また、図中、符号14はバーナ、16は覗き窓、17は炉壁、21は冷却空気吹込みノズル、23は耐火キャスタブル、24は冷却空気吹込み用ヘッダである。
【0007】
冷却空気吹き込に供給される酸素は、副燃焼室15と二次燃焼室20に通じるダクト形状が折れ曲がっている突起部分18の耐火キャスタブル22中に流れている間に高温化して二次燃焼室20を冷やす恐れはない。また、使用する供給酸素は、ごみピット(図示省略)内の悪臭を引き込むことにより悪臭防止を図ると共に、空気を捨てないで再利用する。
【0008】
上記のように、耐火キャスタブル22の中に冷却空気吹込みノズル群21を埋め、突起部分18の耐火キャスタブル22て炉体耐火物を保護するとともに、エアカーテンによって仕切ることによって熱風の短絡移動を阻止する。また、冷却空気吹込みは、未溶融のチャーの再燃焼を促進するため酸素供給であり、また、供給酸素はピット内の悪臭を引き込み利用することにより、悪臭防止が図れる。ここに、供給される酸素は流れている間にも高温化するため、二次燃焼室20を冷やす恐れはないし、高温空気を排気する必要がない。
【0009】
排ガスがショートパスすると、耐火物に負荷がかかり過ぎ、飛灰が飛んで磨耗するが、突起部分18のノズル群へエアカーテン状の二次空気吹き込むことにより、排ガス等のショートパスが防止され、空冷による炉体耐火物の保護(寿命の延長)、二次燃焼ゾーンの拡大による完全燃焼をはかることができ、未溶融のチャー(未熔融炭化物)の再燃焼を促進するため酸素供給となる。
【0010】
【発明の効果】
上記のように、本発明によれば、燃焼熔融炉における副燃焼室と二次燃焼室との間のダクト突起部分の耐火キャスタブル中に冷却空気吹込みノズル群を埋設したので、突起部分の耐火キャスタブルを冷却して炉体耐火物を保護すると共に、ノズル群からの空気吹込みによって形成されるエアカーテンで仕切ることによって熱風の移動を阻止する。エアカーテン状に供給される酸素は未溶融のチャーの再燃焼を促進し、流れている間に高温化するため、二次燃焼室を冷やす恐れはない。また、エアカーテン状の二次空気吹込みにより、排ガス等のショートパスが防止され、二次燃焼ゾーンの拡大による完全燃焼をはかることができる。さらに、ノズルに供給される酸素はピット内の悪臭を引き込み利用することにより、悪臭防止が図れる。ここに、供給される酸素は流れている間にも高温化するため、燃焼室を冷やす恐れはないし、空気を捨てないで再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するごみ燃焼溶融炉の要部の断面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【符号の説明】
10 主燃焼室 11 熱分解ガス及び熱分解残渣供給管
12 補助燃料供給管 13 一次燃焼空気供給管
14 バーナ 15 副燃焼室
16 覗き窓 17 炉壁
18 溶融炉出口部(突起部分) 19 煙道
20 二次燃焼室 21 冷却空気吹込みノズル群
22 耐火キャスタブル 24 ヘッダ
Claims (2)
- 燃焼溶融炉における副燃焼室と二次燃焼室との間のダクトが屈曲して形成される突起部分の耐火キャスタブル中に埋設した冷却空気吹込み用ノズル群から冷却空気を吹込むことにより前記突起部分の耐火キャスタブルを冷却し、冷却空気の吹き込みによるエアカーテンによって副燃焼室と二次燃焼室とを仕切って二次燃焼室への熱風の短絡移動を阻止すると同時に、未溶融の炭化残渣の再燃焼を促進するための二次燃焼用酸素を供給することを特徴とするごみ処理用燃焼溶融炉の二次燃焼空気吹込方法。
- 前記冷却空気吹込みは、ごみピット内の悪臭を引き込むことにより悪臭防止を図ると共に、二次燃焼室に供給される酸素は前記突起部分の耐火キャスタブル中に流れている間に高温化されることを特徴とする請求項1に記載のごみ処理用燃焼溶融炉の二次燃焼空気吹込方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003066923A JP2004278818A (ja) | 2003-03-12 | 2003-03-12 | ごみ処理用燃焼溶融炉の二次燃焼空気吹込方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003066923A JP2004278818A (ja) | 2003-03-12 | 2003-03-12 | ごみ処理用燃焼溶融炉の二次燃焼空気吹込方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004278818A true JP2004278818A (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=33284687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003066923A Pending JP2004278818A (ja) | 2003-03-12 | 2003-03-12 | ごみ処理用燃焼溶融炉の二次燃焼空気吹込方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004278818A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101441120B1 (ko) * | 2014-05-14 | 2014-09-17 | 대구환경공단 | 클링커 부착 방지장치 |
-
2003
- 2003-03-12 JP JP2003066923A patent/JP2004278818A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101441120B1 (ko) * | 2014-05-14 | 2014-09-17 | 대구환경공단 | 클링커 부착 방지장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3869367B2 (ja) | 廃棄物の焼却処理方法 | |
JP3034467B2 (ja) | 直結型焼却灰溶融処理設備及びその処理方法 | |
JP2008202803A (ja) | 産業廃棄物溶融固化装置 | |
JP4116698B2 (ja) | 灰熔融式焼却システム | |
JP2004278818A (ja) | ごみ処理用燃焼溶融炉の二次燃焼空気吹込方法 | |
JP2003166705A (ja) | ストーカ炉による廃棄物処理方法とその装置 | |
JP3623751B2 (ja) | 灰溶融装置を備えた竪型ごみ焼却施設とその運転方法 | |
JP2001021129A (ja) | 直結型焼却灰溶融設備及びその運転制御方法 | |
JP2007003043A (ja) | 流動床熱分解室付き小型焼却炉 | |
JP3754683B2 (ja) | 竪型ごみ焼却炉及びこの竪型ごみ焼却炉における高発熱量廃棄物の燃焼制御方法 | |
WO2010103578A1 (ja) | 廃棄物溶融炉への可燃性ダストの吹き込み方法 | |
JP2007078197A (ja) | 焼却炉及び廃棄物の焼却方法 | |
JP2008275180A (ja) | 廃棄物溶融処理方法および設備 | |
JP2006052931A (ja) | 塵芥と汚泥とを合わせて処理する廃棄物処理炉および廃棄物処理装置 | |
KR100647269B1 (ko) | 소각겸용 폐기물 열분해 용융시스템 | |
JP2007057113A (ja) | 水管壁を備えた竪型ごみ焼却炉 | |
JP2005308231A (ja) | 廃棄物溶融炉及び廃棄物溶融炉の気体吹込方法 | |
RU2265774C1 (ru) | Способ переработки твердых бытовых, промышленных и медицинских отходов и установка для его осуществления | |
JPH0926124A (ja) | ごみ焼却灰の溶融処理方法及び溶融処理設備 | |
KR100651271B1 (ko) | 폐기물 열분해 용융시스템 | |
JPH04302909A (ja) | 廃棄物処理方法およびその装置 | |
JP3977995B2 (ja) | サイクロン溶融装置 | |
JP4337072B2 (ja) | 廃棄物の溶融炉 | |
JPH09222219A (ja) | 飛灰供給装置及び廃棄物処理装置 | |
JP2004163009A (ja) | 廃棄物焼却システムの操業方法及び廃棄物焼却システム |