JP2004278150A - 樹脂製組立式家屋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発泡スチロールを構成材とする分割周壁11〜19および発泡スチロールを構成材とする分割屋根31〜39を組み合わせて、内部に居住空間を有するドーム状の組立式家屋1、2あるいは略直方状の組立式家屋3〜7を形成する。これら家屋1〜7を連結部CNを介して互いに連結し、連結部CN内に通路PAを形成する。これにより各家屋1〜7内の居住空間が通路PAを介して連通し、拡張性が高まる。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の樹脂製分割片を集合して内部に居住空間を形成するようにした樹脂製組立式家屋に関する。
【0002】
【発明の背景】
従来の屋外型宿泊施設としては木材を利用したバンガローが知られている。しかしながら、木材を利用したバンガローは建設費が高い上に、工期も数日必要である。テント型の宿泊施設もあるが、耐久性や見栄えの点で高級感がなく、設置場所が限定される。
【0003】
かかる背景のもと、本発明者らは先に、発泡スチロールを構成材とする複数のドーム片を集合し、内部に半球状の空間を形成する組立式ドームを提案した(特許文献1参照)。これにより、短い期間で、かつ低コストで施工できる屋外宿泊施設、住居などを実現している。
【0004】
【特許文献1】
国際公開番号WO01/44593
【0005】
ところで、組立式ドームを宿泊施設や住居などとして用いる場合、台所,寝室,居間等,目的に応じた複数の部屋を設けることが好ましい。この場合、ドームの内部を仕切ってこれらの部屋を作ったのでは、部屋の形状がドーム形状によって制限され、部屋の設計の自由度が著しく制約される。
【0006】
本発明は、設計の自由度を損なうことなく、拡張性のある樹脂製組立式家屋を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1の発明による樹脂製組立式家屋は、樹脂製の複数の分割片を組み合わせて、内部に居住空間を形成する第1の組立式建造物と、樹脂製の複数の分割片を組み合わせて、内部に居住空間を形成する第2の組立式建造物と、第1の組立式建造物と第2の組立式建造物を連結し、内部の居住空間を互いに連通させる連結部とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2の発明による樹脂製組立式家屋は、請求項1に記載の樹脂製組立式家屋において、連結部が、分割片により構成されることを特徴とする。
(3)請求項3の発明による樹脂製組立式家屋は、請求項1または2に記載の樹脂製組立式家屋において、分割片が、周壁を集合して構成される周壁部、および樹脂製の複数の分割屋根を集合して前記周壁の上に被せる屋根部を備えることを特徴とする。
(4)請求項4の発明による樹脂製組立式家屋は、請求項1〜3のいずれか1項記載の樹脂製組立式家屋において、分割片が、出入口を備えた第1の分割片と、第1および第2の組立式建造物を互いに連結する連結開口部を備えた第2の分割片と、出入口および連結開口部のない第3の分割片とを有することを特徴とする。
(5)請求項5の発明による樹脂製組立式家屋は、請求項4記載の樹脂製組立式家屋において、分割片が、窓を備えた第4の分割片を更に有することを特徴とする。
(6)請求項6の発明による樹脂製組立式家屋は、請求項1〜5のいずれか1項記載の樹脂製組立式家屋において、第1の組立式建造物がドーム形状を呈し、内部に半球状の空間が形成され、第2の組立式建造物が略直方体形状を呈し、内部に直方体形状の空間が形成されていることを特徴とする。
(7)請求項7の発明による樹脂製組立式家屋は、請求項1〜6のいずれか1項記載の樹脂製組立式家屋において、発泡スチロールを構成材とした複数の分割片を接着して前記第1の建造物および第2の建造物を形成したことを特徴とする。
(8)請求項8の発明による樹脂製組立式家屋は、請求項1〜6のいずれか1項記載の樹脂製組立式家屋において、発泡スチロールを構成材とした複数の分割片の両側端面に、凹部と凸部からなる係合部を形成し、対向する係合部を係合して接着することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図8を参照して本発明による樹脂製組立式家屋の実施の形態について説明する。
図1は、本発明による組立式家屋の全体を示す斜視図である。本実施の形態の組立式家屋は、複数の樹脂製分割片を組み立てて内部に居住空間を有する複数の組立式家屋1〜7を形成するとともに、これら家屋1〜7を、連結部CNで連結したものである。連結部CN内には通路PAを形成し(図6参照)、通路PAを介して家屋1〜7内の居住空間を互いに連通することで、部屋を拡張する。なお、個々の組立式家屋の形状は様々であり、図では、家屋1,2がそれぞれドーム状に、家屋3〜7がそれぞれ略直方体状に形成されている。これにより家屋1,2内には半球状の居住空間が、家屋3〜7内には略直方体状の居住空間がそれぞれ形成される。
【0009】
単一の組立式家屋の形状について説明する。図2は、ドーム状の組立式家屋(例えば図1の家屋1)の全体を示す斜視図であり、図3はその断面図である。図2に示すように、家屋1は、発泡スチロールを構成材とする周壁10と、発泡スチロールを構成材とする屋根30とを備えている。周壁10は、複数(例えば10枚)の分割周壁11〜19(一部のみ図示)を周方向に全周にわたって組み合せて構成されている。屋根30は、複数(例えば10枚)の分割屋根31〜39(一部のみ図示)を周方向に全周にわたって組み合せて構成されている。分割片11〜19,31〜39の隣り合うもの同士は、接着剤などで互いに接着接合され(図5参照)、全体として丸みを帯びたドーム状となっている。
【0010】
複数の分割片11〜19,31〜39は、それぞれ発泡倍率が10〜50倍で厚さ10〜50cmの発泡スチロールから形成される。たとえば、積雪が最大で80cm程度の場合には、発泡倍率20倍、厚さ20cmの発泡スチロールからなる分割片とすることができる。なお、同じ強度を得るためには、発泡倍率を大きくすれば厚みが厚くなる。また、積雪を考慮する必要がない地域では、発泡倍率を20倍より大きくし、あるいは厚みを20cm以下に薄くできる。反対に、積雪量が1m以上の地域では、発泡倍率を20倍以下に小さくして強度を担保するか、厚みを厚くする。これらの分割弁11〜19,31〜39の強度をさらに高めるためには、鉄骨などの補強部材を組み込めばよい。
【0011】
図3に示すように、家屋1の頂部には天窓20が設けられ、各分割屋根31〜39の上端部DRは天窓20の周面に設けられた凹部20aに係合し、天窓20と屋根30が組み合わされる。分割屋根31〜39の下端部にはそれぞれ凹部DFが設けられ、分割周壁11〜19の上端部にはそれぞれ凸部DGが設けられている(図4b参照)。分割屋根30と分割周壁10は、この凹部DFと凸部DGで係合され、接着される。このような発泡スチロール片の表面には紫外線コーティング25を施し、耐候性の向上を図っている。また、内壁は内装材26で被覆している。さらに外壁については、その表面に耐火性の塗料やモルタル27を塗布している。
【0012】
周壁10は、分割周壁11〜16を基礎40上に順番に立設させて集合し、形成される。基礎40は、周壁10の下端外周面よりも大径で円板形状の鉄筋入りコンクリート板BBと、コンクリート板BB上に固定される全体形状が円環状のコンクリート製基体41と、基体41上に家屋の床面をなす平面を形成する床体42とを備える。床体42は、基体31の内周側に砕石43を充填し、その上にポリエチレンその他の樹脂フィルム44を敷き、さらにその上にコンクリート45を基体41の高さまで充填し、コンクリート45の表面を平面仕上げすることにより形成する。分割周壁11〜19の下端部にはL字状の基部DBが形成され、基部DBは基体31の外周側に設けた凹部41aに係合される。コンクリート板BBには分割周壁11〜19の外周に沿ってアンカープレート46が埋め込まれ、分割周壁11〜19はボルトBTを介してアンカープレート46に固定される。
【0013】
以上のような家屋1の周壁10には、図4に示すようにドア部PTおよび窓部WDが設けられる。ドア部PTおよび窓部WDでは、上述した分割周壁11〜19の一部(例えば11,13)をさらに分割し、図5(a),(b)に示すように上下左右の枠体111〜114,131〜134をそれぞれ形成する。そして、これら枠体111〜114,131〜134の内側に図5(c)の断面図に示すように扉110および窓130を収容固定する。ここで、ドア部PTは、外部に通じる玄関部を構成するとともに、後述するように家屋同士を連結する連結部CNを構成する。なお、上部の枠体114,134は庇を兼ねるが、枠体114,134を分割屋根31,33と一体に設けてもよい。
【0014】
分割周壁11〜19と分割屋根31〜39の接合部の形状を、図4(a),(b)に示す。図4(a)に示すように、分割周壁13(131)および分割周壁12の接合面にはそれぞれ凹部DFと凸部DGが設けられ、この凹部DFと凸部DGが係合した状態で分割周壁12,13が互いに接着される。なお、分割屋根31〜39同士の接合面も同様である。また、図4(b)に示すように、分割屋根33および分割周壁13(133)の接合面にも凹部DFと凸部DGが設けられ、この凹部DFと凸部DGが係合した状態で分割屋根33と分割周壁13が互いに接着される。以上では、ドーム状の家屋1の構成を説明したが、略直方体状の家屋3〜7については、分割周壁や分割屋根の個々の形状がドーム状家屋1と異なるだけで基本的な構成は同様であるため、その詳細な説明を省略する。
【0015】
本発明は、複数の組立式家屋を互いに連結し、内部の居住空間を連通させることを特徴とする。以下、この点について説明する。図6は、本実施の形態に係わる組立式家屋の全体を示す平面図である。なお、個々の家屋の配置は、図1とは一部異なる。すなわち図6では、ドーム状の家屋1と2の間に略直方体状の家屋3が配置され、家屋1の周囲に略直方体状の家屋4〜7および家屋81〜83が配置されている。家屋3と家屋1,2、家屋1と家屋5〜7,81〜83、家屋4と家屋5はそれぞれ連結部CNで連結されている。
【0016】
図7は、連結部CNの形状を示す拡大図であり、一例としてドーム状家屋1と略直方体状家屋81の連結状態を示す。連結部CNには前述したドア部PTが設けられ、ドア部PTに面する家屋81の分割周壁81aは、ドア部PTに向けて先細状に湾曲して成形され、ドア部PTとほぼ同一開口面積の開口部81bが設けられている。分割周壁81aの端面は、ドア部PTを形成する分割周壁110a(図5の111,113に相当)の端面に当接し、両者は隙間なく接着されている。また、ドア部PTの上方および下方においても家屋81と家屋1が隙間なく接着されている(図1参照)。これにより家屋1と家屋81が連結部CNを介して連結され、連結部CN内のドア部PTと開口部81bにより通路PAが形成される。その結果、図6に示すように組立式家屋1〜7,81〜83内の居住空間が通路PAを介して互いに連通する。
【0017】
ここで、家屋1〜7,81〜83は様々な用途に用いられる。例えば、家屋1はリビングに用いられ、家屋2はダイニングキッチンに用いられ、家屋3は廊下に用いられ、家屋4,5は子供室に用いられ、家屋6は寝室に用いられ、家屋7はユニットバスに用いられ、家屋81は書斎に用いられ、家屋82はウォークインクローゼットに用いられ、家屋83はトイレに用いられる。これら組立式家屋1〜7,81〜83の周壁10には前述した窓部WDがそれぞれ設けられる。また、家屋1には玄関としてのドア部PTが、家屋2には勝手口としてのドア部PTがそれぞれ設けられる。
【0018】
以上の樹脂製組立式家屋によれば次のような作用効果が得られる。
(1)複数の組立式家屋1〜7,81〜83を連結部CNにより連結し、各家屋1〜7,81〜83内の居住空間を通路PAを介して互いに連通するようにしたので、設計の自由度が制約されることなく、様々なタイプの部屋を有する拡張性の高い組立式家屋を容易に形成することができる。
(2)家屋1〜7,81〜83の周囲に連結部CNを設けるので、連結部CNにより家屋自体の強度を高めることができる。
(3)略直方体状の家屋3〜7,81〜83の周壁(例えば81a)を湾曲して連結部CNを形成するので、ドーム状の周壁(例えば110a)を湾曲して連結部CNを形成する場合に比べ、連結部CNの成形が容易である。
(4)ドーム状家屋1,2のドア部PTを玄関用として用いるとともに連結部CNとしても用いるので、成形型の種類を増やすことなく、コスト削減を図れる。
(5)ドーム状家屋1に玄関およびリビングを設け、この家屋1の周囲に複数の家屋3〜7,81〜83を配置するので、玄関およびリビングから複数の部屋が放射状に分岐し、居住性がよい。
(6)分割周壁11〜19を分割してドア部PTの枠体111〜114および窓部WDの枠体131〜134を形成するので(図5)、分割周壁11〜19の形状をそれほど複雑にすることなく、ドア部PTや窓部WDを設けることができる。また、枠体111〜114,131〜134の組合せの一部を変更することで、種々の形状のドア部PTや窓部WDを形成することができる。すなわち、成形品の組合せを替えることで、成形品の種類を増やさなくてもドア部PTや窓部WDの形状を容易に変更することができる。
【0019】
なお、上記実施の形態では、ドーム状家屋1を構成する発泡スチロール製の分割片を、周方向および高さ方向にそれぞれ分割して分割周壁11〜19および分割屋根31〜39を形成するようにしたが、分割周壁11〜19と屋根31〜39を一体に成形してもよい。すなわち、周壁11〜19と屋根31〜39の境目を設けずに分割片を構成してもよい。略直方体状の家屋についても同様に屋根と周壁の境目を設けずに分割片を構成することができる。また、図9に示すように屋根30の下端部を周壁10の外周面よりも外側に伸ばし、庇HSを設けるようにしてもよい。この場合、分割周壁11〜19の上部に段部STSをそれぞれ形成し、分割屋根31〜39の下部に段部STRをそれぞれ形成し、段部STSと段部STRを係合して分割周壁11〜19と分割屋根31〜39を組み合わせればよい。
【0020】
略直方体状の家屋3〜7,81〜83の周壁を湾曲状にして連結部CNを構成したが、家屋3〜7,81〜83の周壁にドーム状家屋1,2と同様にドア部PTを設け、このドア部PT同士を周壁とは別ピースの連結部材により連結してもよい。これにより分割周壁81aの成形が容易になるとともに、通路PAの長さを容易に長くできる。連結部CNのドア部PTを玄関用のドア部PTと別形状としてもよい。
【0021】
発泡スチロールに代えて、強化プラスティック(FRP)などの樹脂性素材を構成材とする複数の分割片を集合し、内部に居住空間、店舗空間、各種の商業用空間を形成しても、同様な効果が得られる。この場合も、樹脂コンクリートの層を表面に設けるのが好ましい。また、FRPは発泡スチロールに比べて防音性や断熱性の点で劣るので、内表面に発泡スチロールを吹付け、その表面に樹脂コンクリートを吹付るのが好ましい。最外表面に耐候性材料の層を設けると、耐久性が向上する。
【0022】
個々の組立式家屋1〜7,81〜83の配置は実施の形態に限らない。例えば物置や倉庫などの組立式建造物を設け、これとドーム状家屋1を連結してもよい。この場合、物置や倉庫も人間が行き来する場所であり、本発明の居住空間に含まれる。また、以上では半球状および略直方体形状の樹脂製組立式家屋について説明したが、仮設住宅、簡易住宅、別荘、一般家屋など各種形状の空間を有する家屋にも本発明を適用できる。発泡スチロールやFRPを構成材とすることにより、地震や台風時にこれらの住宅が崩壊したときの住人の負傷を極力抑えることができる。
【0023】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、複数の組立式建造物を連結部により連結し、各建造物内の居住空間を互いに連通するようにしたので、設計の自由度が制約されることなく、様々なタイプの部屋を有する拡張性の高い組立式家屋を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による組立式家屋の全体を示す斜視図。
【図2】図1の一部の組立式家屋を示す斜視図。
【図3】図2の断面図。
【図4】図2の詳細を示す斜視図。
【図5】図4の要部を示す図。
【図6】本実施の形態に係わる組立式家屋の全体を示す平面図。
【図7】図6の要部拡大図。
【図8】図3の変形例を示す図。
【符号の説明】
1〜7,81〜83 組立式家屋
10 周壁 11〜19 分割周壁
30 屋根 31〜39 分割屋根
81a 分割周壁 81b 開口部
110a 分割周壁 CN 連結部
PA 通路 PT ドア部
Claims (8)
- 樹脂製の複数の分割片を組み合わせて、内部に居住空間を形成する第1の組立式建造物と、
樹脂製の複数の分割片を組み合わせて、内部に居住空間を形成する第2の組立式建造物と、
前記第1の組立式建造物と第2の組立式建造物を連結し、内部の居住空間を互いに連通させる連結部とを備えることを特徴とする樹脂製組立式家屋。 - 請求項1に記載の樹脂製組立式家屋において、
前記連結部は、前記分割片により構成されることを特徴とする樹脂製組立式家屋。 - 請求項1または2に記載の樹脂製組立式家屋において、
前記分割片は、周壁を集合して構成される周壁部、および樹脂製の複数の分割屋根を集合して前記周壁の上に被せる屋根部を備えることを特徴とする樹脂製組立式家屋。 - 請求項1〜3のいずれか1項記載の樹脂製組立式家屋において、
前記分割片は、出入口を備えた第1の分割片と、前記第1および第2の組立式建造物を互いに連結する連結開口部を備えた第2の分割片と、前記出入口および連結開口部のない第3の分割片とを有することを特徴とする樹脂製組立式家屋。 - 請求項4記載の樹脂製組立式家屋において、
前記分割片は、窓を備えた第4の分割片を更に有することを特徴とする樹脂製組立式家屋。 - 請求項1〜5のいずれか1項記載の樹脂製組立式家屋において、
前記第1の組立式建造物はドーム形状を呈し、内部に半球状の空間が形成され、
前記第2の組立式建造物は略直方体形状を呈し、内部に直方体形状の空間が形成されていることを特徴とする樹脂製組立式家屋。 - 請求項1〜6のいずれか1項記載の樹脂製組立式家屋において、
発泡スチロールを構成材とした複数の分割片を接着して前記第1の建造物および第2の建造物を形成したことを特徴とする樹脂製組立式家屋。 - 請求項1〜6のいずれか1項記載の樹脂製組立式家屋において、
発泡スチロールを構成材とした複数の分割片の両側端面には、凹部と凸部からなる係合部が形成され、対向する係合部を係合して接着することを特徴とする樹脂製組立式家屋。
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