JP2004272088A - 液晶表示装置及びこれを備えたプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】画素ずれの発生及び色むらの発生を防止することができる液晶表示装置及びこれを備えたプロジェクタを提供する。
【解決手段】液晶層を介して互いに対向する二つのガラス基板を有する液晶パネルと、この液晶パネルを内部に収容保持する枠体902Aとを備えた液晶表示装置であって、枠体902A内の上下・左右側面には、ガラス基板の上下・左右端面に対向する位置決め面910A,912A,914A,916Aを有する凸部910,912,914,916が設けられていることを特徴とする液晶表示装置。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置及びこれを備えたプロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プロジェクタの小型化、高輝度化に伴い、液晶パネルにおける発熱も大きなものとなるため、液晶パネルを高熱伝導の金属枠内に配置して冷却効率を向上させた液晶表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図13は、そのような液晶表示装置を示す斜視図である。この液晶表示装置10は、図13に示すように、液晶層(図示せず)を介して対向する2つのガラス基板(TFT基板12A及び対向基板12B)を有する画像形成用の液晶パネル12と、この液晶パネル12を内部に収容保持する2つの枠体14A,14Bを有する金属枠14とを有している。なお、図13において、符号16及び18は防塵ガラスを、また20は配線用のフレキシブル基板を示す。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−229121号公報(図7)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した液晶表示装置10においては、以下のような問題点があった。すなわち、上記した液晶表示装置10においては、金属枠14内の上下・左右側面が各ガラス基板12A,12Bの上下・左右端面に所定の間隙(50μm程度)をもって接着されているため、温度変化に伴いガラス基板12A,12Bと金属枠14とが熱変形すると、金属枠14の方が熱膨張係数が大きいため、ガラス基板12A,12Bが金属枠14の変形に追随して移動して、画素ずれが起こる。その後、さらに温度変化が大きくなると、両ガラス基板12A,12Bは上下方向又は左右方向のいずれから金属枠14により挟み込まれることにより応力を受け、その結果、液晶の配向状態が変化して投写面上の表示画像に色むらが発生する。
【0005】
なお、温度変化が大きくなると両ガラス基板12A,12Bが金属枠14により挟み込まれるのは、金属枠14における上下端縁の厚さが左右端縁の厚さより大きいため、高温動作時には、図14(a)に二点鎖線で示すように金属枠14の上下端縁が内側に突出するような形状となり、低温動作時には、図14(b)に二点鎖線で示すように金属枠14の左右端縁が内側に突出するような形状となるからである。
このため、高温動作時には、図14(a)に二点鎖線で示すように、金属枠14の上下各突出部が両ガラス基板12A,12Bの上下端面を挟み込むことになり、低温動作時には、図14(b)に二点鎖線で示すように、金属枠14の左右各突出部が両ガラス基板12A,12Bの左右端面を挟み込むことになる。
【0006】
なお、低温動作時において、温度が25℃から10℃に変化した場合に画素ずれが、また温度が10℃から0℃に変化した場合には色むらが発生することが実験によって確認されている。
【0007】
本発明は、このような技術的課題を解決するためになされたもので、温度変化に起因する画素ずれの発生及び色むらの発生を防止することができる液晶表示装置及びこれを備えたプロジェクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る液晶表示装置は、液晶層を介して互いに対向する二つのガラス基板を有する液晶パネルと、この液晶パネルを内部に収容保持する金属枠とを備えた液晶表示装置であって、前記金属枠内の上下・左右側面には、前記各ガラス基板の上下・左右端面に対向する位置決め面を有する複数の凸部が設けられていることを特徴とする。
【0009】
このため、本発明の液晶表示装置によれば、液晶パネルのガラス基板は金属枠の上下・左右側面全体にわたって位置決めされているのではなく、前記した複数の凸部の部分のところだけで位置決めされているため、温度変化が起きても、これらのガラス基板が金属枠から受ける応力(負荷)は小さなものとなり、その結果、画素ずれの発生及び色むらの発生を効果的に抑制することができる。
【0010】
また、本発明の液晶表示装置によれば、液晶パネルのガラス基板及び防塵カバーは凸部の部分及びその近傍のみで金属枠に接着されることになる。このため、従来のように、ガラス基板の側面を金属枠の側面全体にわたって接着する必要がなくなるため、接着剤が外部にはみ出し難くなり、金属枠内への接着剤の塗布量及び塗布位置等の製造管理を簡単に行うことができる。
【0011】
(2)前記(1)に記載の液晶表示装置においては、前記凸部のうち左右各側の凸部は、互いに上下方向にずらした位置に配置されていることが好ましい。
このように構成されていると、低温動作時に各ガラス基板の左右端面が金属枠の左右各側の凸部から受ける応力が一層効果的に分散される。
【0012】
(3)前記(1)又は(2)に記載の液晶表示装置においては、前記凸部のうち左側凸部の位置決め面の全面積は、右側凸部の位置決め面の全面積と等しい面積に設定されていることが好ましい。
このように構成されていると、低温動作時にガラス基板の左右各端面が複数の凸部の位置決め面から受ける負荷が等しくなり、温度変化に起因する液晶パネルの移動が効果的に抑制されるため、さらに画素ずれが抑制される。
【0013】
(4)前記(1)〜(3)のいずれかに記載の液晶表示装置においては、前記凸部のうち上下各側の凸部は、互いに左右方向にずらした位置に配置されていることが好ましい。
このように構成されていると、高温動作時に各ガラス基板の上下端面が金属枠の上下各側の凸部から受ける応力が一層効果的に分散される。
【0014】
(5)前記(1)〜(4)のいずれかに記載の液晶表示装置においては、前記凸部のうち上側凸部の位置決め面の全面積は、下側凸部の位置決め面の全面積と等しい面積に設定されていることが好ましい。
このように構成されていると、高温動作時にガラス基板の上下各端面が複数の凸部の位置決め面から受ける負荷が等しくなり、温度変化に起因する液晶パネルの移動が効果的に抑制され、さらに画素ずれが抑制される。
【0015】
(6)本発明に係るプロジェクタは、照明光を射出する照明装置と、この照明装置から射出された照明光を複数の色光に分離する色分離光学系と、この色分離光学系によって分離された各色光をそれぞれ変調して画像を形成する複数の電気光学変調装置と、これら複数の電気光学変調装置によって形成された画像を合成する色合成光学系と、この色合成光学系によって合成された画像を投写面上に投写表示する投写光学系とを備えたプロジェクタにおいて、前記電気光学変調装置は、上記(1)〜(5)のいずれかに記載の液晶表示装置を有することを特徴とする。
【0016】
このため、本発明のプロジェクタは、上記したように温度変化に伴う画素ずれの発生及び色むらの発生が抑制された優れた液晶表示装置を備えているため、小型化・高輝度化のプロジェクタでありながら、画素ずれの発生及び色むらの発生が効果的に抑制された優れたプロジェクタとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された液晶表示装置及びこれを備えたプロジェクタにつき、図に示す実施の形態に基づいて説明する。先ず、本発明の実施形態1につき、図1〜図9を用いて説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る液晶表示装置を備えたプロジェクタの外観を示す斜視図である。図2は、図1のプロジェクタにおける光学系の概略構成を説明するために示す平面図である。図3は、本発明の実施形態1に係る液晶表示装置の色合成光学系への取付状態を示す斜視図である。図4は、本発明の実施形態1に係る液晶表示装置の色合成光学液への取付状態を分解して示す斜視図である。図5は、本発明の実施形態1に係る液晶表示装置における液晶パネルの保持状態を入射側から見た状態を示す斜視図である。図6は、本発明の実施形態1に係る液晶表示装置における液晶パネルの保持状態を射出側から見た状態を示す斜視図である。図7は、本発明の実施形態1に係る液晶表示装置の金属枠を斜め上方から見た状態を示す斜視図である。図8は、本発明の実施形態1に係る液晶表示装置の金属枠を斜め下方から見た状態を示す斜視図である。図9は、本発明の実施形態1に係る液晶表示装置の金属枠を射出側から見た状態を示す正面図である。
【0018】
図1において、符号1で示すプロジェクタは、装置前方に突出する投写レンズユニット600を有する光学系4(図2に図示)を備えている。光学系4は、投写レンズユニット600を除き、外装ケース3に内蔵されている。外装ケース3は、アッパーケース3A及びロアケース3Bからなる略角形状の箱体によって形成されている。
【0019】
光学系4は、図2に示すように、投写レンズユニット600に加え、照明光学系100と色分離光学系200とリレー光学系300と3つの液晶表示装置400R,400G,400Bと色合成光学系500とから大略構成されている。各光学系の構成要素は、色合成光学系500を中心に略水平方向に配置されている。
【0020】
照明光学系100は、光源ランプユニット110と第1のレンズアレイ120と第2のレンズアレイ130と偏光変換素子140と重畳レンズ150とを備えている。
光源ランプユニット110は、光源ランプ(図示せず)及びリフレクタ110Bを有している。光源ランプには例えば高圧水銀ランプが用いられている。リフレクタ110Bには放物面鏡が用いられている。これにより、光源ランプから射出された放射光がリフレクタ110Bによって一方向に反射され、光軸OCに略平行な光となって第1のレンズアレイ120に入射される。
【0021】
光源ランプとしては、メタルハライドランプやハロゲンランプ等の他の光源ランプを用いてもよい。
また、リフレクタ110Bとしては、楕円面鏡や球面鏡を用いるようにしてもよい。この場合、光源ランプユニット110から射出される光が第1のレンズアレイ120に効率よく入射するように、光源ランプユニット110と第1のレンズアレイ120との間にレンズ等を配置することが好ましい。
【0022】
第1のレンズアレイ120は、複数の小レンズをマトリックス状に配列して形成されている。そして、光源ランプユニット110からの光を複数の部分光束に分割するとともに、これら各部分光束を集光させるように構成されている。
第2のレンズアレイ130は、第1のレンズアレイ120の小レンズに対応するように配列された複数の小レンズを有している。そして、第1のレンズアレイ120から射出された各部分光束の中心軸をシステム光軸に平行に揃えるように構成されている。
【0023】
偏光変換素子140は、非偏光な光を3つの液晶表示装置400R,400G,400Bで利用可能な偏光方向を有する偏光光に揃えるように構成されている。
重畳レンズ150は、第2のレンズアレイ130(及び偏光変換素子140)を射出した光を所定の被照明領域(液晶表示装置400R,400G,400Bの画像形成領域)に重畳させるように構成されている。このため、第1のレンズアレイ120,第2のレンズアレイ130の作用と相俟って液晶表示装置400R,400G,400Bの画像形成領域をほぼ均一に照明することができる。
【0024】
色分離光学系200は、第1のダイクロイックミラー210と第2のダイクロイックミラー220と反射ミラー230とを有している。そして、照明光学系100から射出される照明光をそれぞれ異なる波長域の3色の照明光に分離するように構成されている。
【0025】
第1のダイクロイックミラー210は、略赤色(R)の光を直角に反射して反射ミラー230に向かって進行させ、略青色(B)及び略緑色(G)の光を透過させて第2のダイクロイックミラー220に向かって進行させるように構成されている。
第2のダイクロイックミラー220は、略緑色(G)の光を直角に反射して射出部200gから色合成光学系500に向かって射出し、また略青色(B)の光を透過させて射出部200bからリレー光学系300に向かって射出するように構成されている。
反射ミラー230は、略赤色(R)の光を直角に反射して射出部200rから色合成光学系500に向かって射出するように構成されている。
【0026】
色分離光学系200におけるR光の射出部200r及びG光の射出部200gの射出側(液晶表示装置側)には、それぞれフィールドレンズ240R,240Gが配置されている。これにより、各射出部200r,200gから射出したR,G光が液晶表示装置400R,400Gの液晶パネルを照明するように集光する。通常、照明光学系100からの各部分光束が略平行な光束となるように設定されている。
【0027】
リレー光学系300は、入射側レンズ310と入射側反射ミラー320とリレーレンズ330と射出側反射ミラー340とフィールドレンズ350とを有している。そして、色分離光学系200における射出部200bから射出したB光が各リレーレンズ310,330,350において透過(各反射ミラー320,340においては反射)し、リレー光学系300におけるB光の射出部300bから色合成光学系500に向かって射出されるように構成されている。これにより、射出部300bから射出したB光が液晶表示装置400Bの液晶パネルを照明する。これにより、光路長が最大であるB光の光量損失が抑制される。
フィールドレンズ350に入射する光束の大きさは、第1のリレーレンズ310に入射する光束の大きさと略等しくなるように設定されている。
なお、本実施形態では、リレー光学系300を通過する色の照明光がB光である場合について説明したが、B光に代えてR光等の他の色光であってもよい。
【0028】
液晶表示装置400R,400G,400Bは、例えば透過型の三つの液晶表示装置からなり、図3に示すようにRGBの各色光に対応させて色合成光学系500の入射側に配置されている。そして、色分離光学系200(B光の場合はリレー光学系300)から射出した各色光を変調し、各色光に対応した画像情報を付加するように構成されている。すなわち、液晶表示装置400R,400G,400Bは、ドライバ(図示せず)によって画像情報に応じたスイッチング制御が行われる。これにより、各液晶表示装置400R,400G,400Bを通過する各色光がそれぞれ変調される。
【0029】
液晶表示装置400R,400G,400Bは、ほぼ同一の構成であるため、液晶表示装置400R,400Bの構成についての説明は省略し、液晶表示装置400Gの構成についてのみ説明すると、液晶表示装置400Gは、図4〜図6に示すように液晶パネル400g及び金属枠902から大略構成されている。
【0030】
液晶パネル400gは、液晶層(図示せず)を介して互いに対向する二つのガラス基板900A,900Bを備え、金属枠902内に収容保持され、かつ配線用のフレキシブル基板400gに接続されている。
ガラス基板900Aは、液晶層側に規則的に配列された多数の画素電極と、これら画素電極に対して画像信号に応じた電圧を印加するための薄膜トランジスタ(TFT)からなるスイッチング素子(共に図示せず)とを有し、全体が平面矩形状を有している。ガラス基板900Aの射出側には、透明ガラスからなる防塵カバー906が貼付されている。防塵カバー906の平面サイズ(縦横寸法)は、ガラス基板900Aの平面サイズと略同一のサイズに設定されている。
ガラス基板900Bは、ガラス基板900Aの画素電極に対向する対向電極(図示せず)を有し、全体がガラス基板900Aより若干小さい平面矩形状を有している。ガラス基板900Bの入射側には、透明ガラスからなる防塵カバー908が貼付されている。防塵カバー908の平面サイズ(縦横寸法)は、ガラス基板900Bの平面サイズと略同一のサイズに設定されている。
【0031】
金属枠902は、第1の枠体902A及び第2の枠体902Bからなり、色合成光学系500に金属枠904を介して固定されている。第1の枠体902Aは、図7〜図9に示すように、ガラス基板900A及び防塵カバー906を収容可能な射出側の空間部902aと、この空間部902aに連通してガラス基板900B及び防塵カバー908を収容可能な入射側の空間部902aとを有し、全体が略四角形状の段状枠によって形成されている。
【0032】
第1の枠体902Aの内面であって、空間部902aの周壁を形成する上下・左右側面には、図7〜図9に示すように、ガラス基板900A及び防塵カバー906の上下・左右端面に対向する第1の位置決め面910A,912Aを有する断面台形状の凸部910,912が上下・左右それぞれ2個ずつ設けられている。上下側の凸部910は、空間部902aの隅部に配置されている。左右側の凸部912は、空間部902aにおける左右側面の中間部に配置されている。
【0033】
上側の凸部910における第1の位置決め面910Aの全面積は、下側の凸部910における第1の位置決め面910Aの全面積と等しい面積に設定されている。これにより、高温動作時にガラス基板900A及び防塵カバー906の上下各端面が複数の凸部910の第1の位置決め面910Aから受ける負荷が等しくなる。
また、左側の凸部912における第1の位置決め面912Aの全面積は、右側の凸部912における第1の位置決め面912Aの全面積と等しい面積に設定されている。これにより、低温動作時にガラス基板900A及び防塵カバー906の左右各端面が複数の凸部912の第1の位置決め面912Aから受ける負荷が等しくなる。
【0034】
また、第1の枠体902Aの内面であって、空間部902aの周壁を形成する上下・左右側面には、図7〜図9に示すように、ガラス基板900B及び防塵カバー908の上下・左右端面に対向する第2の位置決め面914A,916Aを有する断面台形状の凸部914,916が上下・左右それぞれ2個ずつ設けられている。上下側の凸部914は、空間部902aの隅部に配置されている。左右側の凸部916は、空間部902aにおける左右側面の中間部に配置されている。
【0035】
上側の凸部914における第2の位置決め面914Aの全面積は、下側の凸部914における第2の位置決め面914Aの全面積と等しい面積に設定されている。これにより、高温動作時にガラス基板900Bの上下各端面が複数の凸部914の第2の位置決め面914Aから受ける負荷が等しくなる。
また、左側の凸部916における第2の位置決め面916Aの全面積は、右側の凸部916における第2の位置決め面916Aの全面積と等しい面積に設定されている。これにより、低温動作時にガラス基板900Bの左右各端面が複数の凸部916の第2の位置決め面916Aから受ける負荷が等しくなる。
【0036】
第1の枠体902Aの角部には、図4及び図9に示すように、ガラス基板900A,900Bの並列方向(第1の枠体の厚さ方向)に開口するピン挿通孔902A〜902Aが設けられている。第1の枠体902Aの両側部には、水平方向に突出する係合突起902A,902Aが設けられている。第1の枠体902Aの入射側には偏光板918G(図2に図示)が配置されている。
【0037】
第2の枠体902Bは、図4に示すように、第1の枠体902Aの射出側に係脱自在に装着されている。第2の枠体902Bの両側部には、第1の枠体902Aの係合突起902A,902Aに係合可能な係合孔902b,902bを有する弾性変形可能なフック902B,902Bが設けられている。第2の枠体902Bの射出側には偏光板920Gが配置されている。
【0038】
一方、金属枠904は、図4に示すように、色合成光学系500の入射側に接着剤によって固定され、偏光板920Gを保持するように構成されている。金属枠904の角部には、液晶パネル側に突出し、第1の枠体902Aのピン挿通孔902A〜902Aに挿通するピン904A〜904Aが一体に設けられている。そして、ピン904A〜904Aを介して金属枠902が金属枠904に連結されている。
【0039】
色合成光学系500は、ダイクロイックプリズム等のプリズムユニットからなり、各液晶表示装置400R,400G,400Bの射出側に配置されている。そして、液晶表示装置400R,400G,400Bによって変調された各色光を入射させて合成し得るように構成されている。
投写レンズユニット600は、色合成光学系500の射出側に配置されている。そして、色合成光学系500によって合成された画像を投写面としてのスクリーン(図示せず)上に投写画像として拡大表示するように構成されている。
【0040】
以上の構成により、実施形態1に係るプロジェクタは、液晶表示装置400Gにおける複数の凸部910,912の第1の位置決め面910A,912Aが第1の枠体902A内の上下・左右側面より接近する位置でガラス基板900A及び防塵カバー906の上下・左右端面に対向する。
また、液晶表示装置400Gにおける複数の凸部914,916の第2の位置決め面914A、916Aが第1の枠体902A内の上下・左右側面より接近する位置でガラス基板900B及び防塵カバー908の上下・左右端面に対向する。
【0041】
このとき、高温動作時には、第1の枠体902Aの上下端縁が内側に突出するような形状となり、両ガラス基板900A,900Bの上下端面は、第1の枠体902A内の上下側面における複数の凸部910,914の位置決め面910A,914Aから負荷を受ける。一方、低温動作時には、第1の枠体902Aの左右端縁が内側に突出するような形状となり、両ガラス基板900A,900Bの左右端面は、第1の枠体902A内の左右側面における複数の凸部912,916の位置決め面912A,912Bから負荷を受ける。
その結果、温度変化が起こると、ガラス基板900A,900Bは、第1の枠体902Aの変形に追随して移動する。さらに温度変化が大きくなると、ガラス基板900A,900Bは、高温動作時には上下方向から、低温動作時には左右方向から、第1の枠体902Aにより挟み込まれることにより応力(負荷)を受ける。
【0042】
しかしながら、このとき、ガラス基板900A,900Bは第1の枠体902Aに対して凸部910,912,914,916の部分だけで位置決めされているため、これらガラス基板900A,900Bが第1の枠体902Aから受ける応力は小さなものとなり、その結果、画素ずれの発生及び色むらの発生を効果的に抑制することができる。
【0043】
また、本実施形態においては、両ガラス基板900A,900B及び防塵カバー906,908が複数の凸部910,912,914,916(位置決め面910A,912A,914A,916A)の部分で第1の枠体902Aに接着される。このため、従来のように、ガラス基板の側面を金属枠の側面全体にわたって接着する必要がなくなるため、接着剤が外部にはみ出し難くなり、枠体902A内への接着剤の塗布量及び塗布位置等の製造管理を簡単に行うことができる。
【0044】
なお、液晶表示装置400R,400Bについても液晶表示装置400Gと同じ構成を有しているため、これら液晶表示装置400R,400Bについても同様に、温度変化に起因する画素ずれの発生及び色むらの発生を効果的に抑制することができ、接着剤の塗布量及び塗布位置等の製造管理を簡単に行うことができる。
【0045】
次に、本発明の実施形態2につき、図10〜図12を用いて説明する。
[実施形態2]
図10は、本発明の実施形態2に係る液晶表示装置の金属枠を斜め上方から見た状態を示す斜視図である。図11は、本発明の実施形態2に係る液晶表示装置の金属枠を斜め下方から見た状態を示す斜視図である。図12は、本発明の実施形態2に係る液晶表示装置の金属枠を射出側から見た状態を示す正面図である。これら図10〜図12において、図7〜図9の金属枠(第1の枠体)と同様の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0046】
本実施形態に示す液晶表示装置は、ガラス基板の上下・左右端面に対向する位置決め面を有する凸部910,912,914,916のうち上下各側の凸部914が互いに左右方向にずらした位置に配置されているとともに、左右各側の凸部912,916が互いに上下方向にずらした位置に配置されている点に特徴がある。
【0047】
本実施形態に示す液晶表示装置においては、図10〜図12に示すように、第1の枠体902Aの内面であって、空間部902aの周壁を形成する上下・左右側面には、ガラス基板900A及び防塵カバー906の上下・左右端面に対向する第1の位置決め面910A,912Aを有する断面台形状の凸部910,912が設けられている。
【0048】
上側の凸部910は、空間部902aにおける上側面の両端部に2個配置されている。下側の凸部910は、空間部aにおける下側面の両端部に2個配置されている。
左側の凸部912は、空間部902aにおける左側面の中間部に2個配置されている。右側の凸部912は、空間部aにおける右側面の中間部に3個配置されている。
【0049】
左側の凸部912と右側の凸部912とは、互いに上下方向にずらした位置に配置されている。これにより、低温動作時にガラス基板900A及び防塵カバー906の左右端面に作用する熱応力が効果的に分散される。
また、左側の凸部912における第1の位置決め面912Aの全面積は、右側の凸部912における第1の位置決め面912Aの全面積と等しい面積に設定されている。これにより、低温動作時にガラス基板900A及び防塵カバー906の左右各端面が複数の凸部912の第1の位置決め面912Aから受ける負荷が等しくなる。
【0050】
一方、第1の枠体902Aの内面であって、空間部902aの周壁を形成する上下・左右側面には、ガラス基板900B及び防塵カバー908の上下・左右端面に対向する第2の位置決め面914A,916Aを有する断面台形状の凸部914,916が設けられている。
【0051】
上側の凸部914は、空間部902aにおける上側面の中間部に2個配置されている。下側の凸部914は、空間部aにおける下側面の中間部に3個配置されている。
左側の凸部916は、空間部902aにおける左側面の中間部に2個配置されている。右側の凸部916は、空間部aにおける右側面の中間部に3個配置されている。
【0052】
上側の凸部914と下側の凸部914とは、互いに左右方向にずらした位置に配置されている。これにより、高温動作時にガラス基板900B及び防塵カバー908の上下端面に作用する熱応力が効果的に分散される。
また、上側の凸部914における第2の位置決め面914Aの全面積は、下側の凸部914における第2の位置決め面914Aの全面積と等しい面積に設定されている。これにより、高温動作時にガラス基板900B及び防塵カバー908の上下各端面が複数の凸部950の第2の位置決め面950Aから受ける負荷が等しくなる。
【0053】
左側の凸部916と右側の凸部916とは、互いに上下方向にずらした位置に配置されている。これにより、低温動作時にガラス基板900B及び防塵カバー908の左右端面に作用する熱応力が効果的に分散される。
また、左側の凸部916における第2の位置決め面916Aの全面積は、右側の凸部916における第2の位置決め面916Aの全面積と等しい面積に設定されている。これにより、低温動作時にガラス基板900B及び防塵カバー908の左右各端面が複数の凸部916の第2の位置決め面916Aから受ける負荷が等しくなる。
【0054】
以上の構成により、実施形態2に係る液晶表示装置を備えたプロジェクタは、実施形態1に係る液晶表示装置を備えたプロジェクタと同様に、複数の凸部910,912の位置決め面910A,912Aが第1の枠体902A内の上下・左右側面より接近する位置でガラス基板900A及び防塵カバー906の上下・左右端面に対向する。
また、複数の凸部914,916の位置決め面914A、916Aが第1の枠体902A内の上下・左右側面より接近する位置でガラス基板900B及び防塵カバー908の上下・左右端面に対向する。
【0055】
したがって、本実施形態においても実施形態1と同様に、ガラス基板900A,900Bは第1の枠体902Aに対して凸部910,912,914,916の部分だけで位置決めされているため、これらガラス基板900A,900Bが第1の枠体902Aから受ける応力は小さなものとなり、その結果、画素ずれの発生及び色むらの発生を効果的に抑制することができる。
【0056】
また、本実施形態においても実施形態1と同様に、両ガラス基板900A,900B及び防塵カバー906,908が複数の凸部910,912,914,916(位置決め面910A,912A,914A,916A)の部分で第1の枠体902Aに接着されため、従来のように、ガラス基板の側面を金属枠の側面全体にわたって接着する必要がなくなるため、接着剤が外部にはみ出し難くなり、枠体902A内への接着剤の塗布量及び塗布位置等の製造管理を簡単に行うことができる。
【0057】
なお、本実施形態においては、上下各側の凸部914が互いに左右方向にずらした位置に配置されている一方において、上下各側の凸部910は互いに左右方向にずらした位置に配置されていない場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、上下各側の凸部910が互いに左右方向にずらした位置に配置されてもよい。
また、本実施例においては、左右各側の凸部912,916がいずれも互いに上下方向にずらした位置に配置されている場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、左右各側の凸部912,916のいずれかが互いに上下方向にずらした位置に配置されていなくてもよい。
【0058】
この他、本発明における凸部の個数は、前述した実施形態に限定されず、上下・左右側に複数個ずつ配置されていればよい。
また、本発明における凸部の断面形状,形成位置及び大きさについても特に限定されるものではなく、液晶パネルのサイズ等に応じて適宜変更できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るプロジェクタの外観を示す斜視図。
【図2】プロジェクタにおける光学系の概略構成を説明する平面図。
【図3】液晶表示装置の取付状態を示す斜視図。
【図4】液晶表示装置の取付状態を示す分解斜視図。
【図5】液晶パネルの保持状態を入射側から見た状態を示す斜視図。
【図6】液晶パネルの保持状態を射出側から見た状態を示す斜視図。
【図7】実施形態1の金属枠を斜め上方から見た状態を示す斜視図。
【図8】実施形態1の金属枠を斜め下方から見た状態を示す斜視図。
【図9】実施形態1の金属枠を射出側から見た状態示す正面図。
【図10】実施形態2の金属枠を斜め上方から見た状態を示す斜視図。
【図11】実施形態2の金属枠を斜め下方から見た状態を示す斜視図。
【図12】実施形態2の金属枠を射出側から見た状態を示す正面図。
【図13】従来の液晶表示装置を示す斜視図。
【図14】(a),(b)は従来の不良例を説明する正面図。
【符号の説明】
1 プロジェクタ
4 光学系
100 照明光学系
200 色分離光学系
300 リレー光学系
400R 赤色光用の液晶表示装置
400G 緑色光用の液晶表示装置
400B 青色光の液晶表示装置
500 色合成光学系
600 投写レンズユニット
900A ガラス基板(TFT基板)
900B ガラス基板(対向基板)
902 金属枠
902A 第1の枠体
902A〜902A ピン挿通孔
902A 左側の係合突起
902A 右側の係合突起
902a 空間部
902a 空間部
902B 第2の枠体
902B 右側のフック
902b 右側の係合孔
902B 左側のフック
902b 左側の係合孔
904 金属枠
904A〜904A ピン
906 射出側の防塵カバー
908 入射側の防塵カバー
910 上下の凸部
910A 第1の位置決め面
912 左右の凸部
912A 第1の位置決め面
914 上下の凸部
914A 第2の位置決め面
916 左右の凸部
916A 第2の位置決め面
918R、918G、918B 入射側の偏光板
920R,920R,920B 射出側の偏光板

Claims (6)

  1. 液晶層を介して互いに対向する二つのガラス基板を有する液晶パネルと、この液晶パネルを内部に収容保持する金属枠とを備えた液晶表示装置であって、
    前記金属枠内の上下・左右側面には、前記各ガラス基板の上下・左右端面に対向する位置決め面を有する複数の凸部が設けられていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1に記載の液晶表示装置において、前記凸部のうち左右各側の凸部は、互いに上下方向にずらした位置に配置されていることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の液晶表示装置において、前記凸部のうち左側凸部の位置決め面の全面積は、右側凸部の位置決め面の全面積と等しい面積に設定されていることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の液晶表示装置において、前記凸部のうち上下各側の凸部は、互いに左右方向にずらした位置に配置されていることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の液晶表示装置において、前記凸部のうち上側凸部の位置決め面の全面積は、下側凸部の位置決め面の全面積と等しい面積に設定されていることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 照明光を射出する照明装置と、
    この照明装置から射出された照明光を複数の色光に分離する色分離光学系と、
    この色分離光学系によって分離された各色光をそれぞれ変調して画像を形成する複数の電気光学変調装置と、
    これら複数の電気光学変調装置によって形成された画像を合成する色合成光学系と、
    この色合成光学系によって合成された画像を投写面上に投写表示する投写光学系とを備えたプロジェクタにおいて、
    前記電気光学変調装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の液晶表示装置を有することを特徴とするプロジェクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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