JP2004271732A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の立体視ならびに移動する画像の立体視を容易に行えるようにする。
【解決手段】左右眼の視差作用によって立体視可能な画像を表示する画像表示装置において、画像の立体視を補助する立体視アシスタントを備え、画像表示装置における立体視可能な画像の移動表示に応じて立体視アシスタントを移動する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は画像表示装置に関し、特に、観察者が特別なメガネをかけることなく立体視することができる三次元画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の三次元画像表示装置は、光源の前面左右に偏光方向が直交する右眼用偏光フィルタ部と左眼用偏光フィルタ部とを配置し、この各フィルタ部を通過した各光をフレネルレンズで平行光として液晶表示素子に照射し、この液晶表示素子の両面の偏光フィルタのそれぞれを、1水平ライン毎に互いに直交する直線偏光フィルタライン部を交互に配置し、且つ、光源側と観察側の対向する直線偏光フィルタライン部を直交する偏光方向とし、液晶表示素子の液晶パネルには2枚の偏光フィルタの透光ラインに合わせて1水平ライン毎に右眼用と左眼用の映像情報を交互に表示する構成であった。また、光源側の偏光フィルタを1水平ライン毎に互いに直交する直線偏光フィルタライン部を交互に配置し、観察側の偏光フィルタを光源側の偏光フィルタの一方の直線偏光フィルタライン部を有する直線偏光フィルタとし、液晶表示素子の液晶パネルには光源側の偏光フィルタの透光ラインに合わせて1水平ライン毎に右眼用と左眼用の映像情報を交互に表示する構成であった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、このような表示装置を遊技機(パチンコ遊技機等)に用いること、例えば、所定の入賞口に遊技球が入賞した場合に、遊技盤のほぼ中央部に配した表示装置に数字や記号あるいは絵柄等を変動表示させ、同じ数字等が揃って停止した場合を大当たりとして、所定数の賞球を行うことが考えられている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
また、表示装置は、前方に突出する鎧部と、鎧部よりも下方の奥に配設された表示部とを備え、第1標識を鎧部に、第2標識を表示窓に配設し、第1標識と第2標識との重なり具合により立体視認可能位置を、遊技者の視覚で把握し得るようにして、遊技者が立体視認可能位置に目の位置を容易に合わせることができる遊技機も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−63199号公報
【特許文献2】
特開平7−31729号公報
【特許文献3】
特開平10−28763号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の立体画像を表示する画像表示装置では、動きのある立体画像の表示には制約がある。
【0007】
すなわち、画像を移動表示すると、移動速度によっては眼が追従しない。移動速度が遅ければ(例えば、秒速5°(視点の追従角)以内)問題ないが、移動速度がある程度速くなると視点追従が困難になり、やがて視点がジャンプしてしまい、立体画像の場合、立体画像を見えなくなってしまうのである。
【0008】
また、このように観察者の両眼視差を利用するものでは、立体画像の再現に個人差があって、空間知覚が良くなく立体像を認識するのに時間がかかる人の場合、移動速度がそれほど速くなくても、立体画像を見にくくなってしまうのである。
【0009】
本発明は、立体視アシスタントを備えて、画像の立体視ならびに移動する画像の立体視を容易に行えるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、左右眼の視差作用によって立体視可能な画像を表示する画像表示装置において、前記画像表示装置は、立体視可能な画像を表示する立体画像表示部と、前記立体画像表示部の前面側で前記立体視可能な画像により出現する立体画像の対照とされ、前記画像の立体視を補助する立体視アシスタントと、前記立体視アシスタントを駆動する駆動手段と、を備え、前記立体画像表示部の立体視可能な画像を移動表示するときに、前記駆動手段を介して前記立体視アシスタントを前記立体視可能な画像の移動表示に応じて移動するように制御するアシスタント制御手段を備える。
【0011】
第2の発明は、第1の発明において、前記立体視可能な画像の移動表示とこれに応じた前記立体視アシスタントの移動とは、反復して複数回行う。
【0012】
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記立体視アシスタントは、回動によって移動する。
【0013】
第4の発明は、第1〜第3の発明において、遊技機に配設する画像表示装置であって、画像表示装置の表示窓を形成するセンターケースを設けると共に、該センターケースに立体画像表示部の前面側への遊技球の侵入を防止する鎧部を設け、前記立体視アシスタントは、前記センターケースの鎧部の内方領域を移動するようにした。
【0014】
第5の発明は、第1〜第4の発明において、前記立体画像表示部の立体視可能な画像の移動表示は、出現する立体画像が立体画像表示部の表示面から突出した状態にて行う。
【0015】
第6の発明は、第1〜第5の発明において、前記立体視アシスタントは、出現する立体画像に関わる左右眼の画像を同時にすべて遮ることのないように、動作位置もしくは大きさを設定する。
【0016】
第7の発明は、左右眼の視差作用によって立体視可能な画像を表示する画像表示装置において、前記画像表示装置は、立体視可能な画像を表示する立体画像表示部と、立体画像表示部の前面側で前記立体視可能な画像により出現する立体画像の対照とされ、前記画像の立体視を補助する立体視アシスタントを表示する立体視アシスタント表示装置とを、備え、前記立体画像表示部の立体視可能な画像を移動表示するときに、前記立体視アシスタントを前記立体視可能な画像の移動表示に応じて移動表示するように制御するアシスタント制御手段を備える。
【0017】
【発明の効果】
第1の発明では、左右眼の視差作用によって立体視可能な画像を表示する画像表示装置において、前記画像表示装置は、立体視可能な画像を表示する立体画像表示部と、前記立体画像表示部の前面側で前記画像の立体視を補助する立体視アシスタントと、前記立体視アシスタントを駆動する駆動手段と、を備え、前記立体画像表示部の立体視可能な画像を移動表示するときに、前記駆動手段を介して前記立体視アシスタントを前記立体視可能な画像の移動表示に応じて移動するように制御するアシスタント制御手段を備えるので、立体画像の出現位置の目安となる表示をすることができ、移動する画像の立体視をアシストすることができ、観察者は移動する三次元立体画像を容易に認識できるようになる。このため、三次元立体画像の移動速度を速くしても、観察者は移動する三次元立体画像を認識できるようになり、したがって、三次元立体画像の演出自由度が高まり、演出豊かな三次元立体画像を実現でき、立体画像の興趣を一層向上できる。
【0018】
第2の発明では、前記立体視可能な画像の移動表示とこれに応じた前記立体視アシスタントの移動とは、反復して複数回行うので、移動する画像の立体視のアシストを十分に行えると共に、キャラクタ等の三次元立体画像を見やすくでき、表現豊かな演出を行える。
【0019】
第3の発明では、前記立体視アシスタントは、回動によって移動するので、コンパクトな構成にして、表示領域内の移動量を大きくできる。
【0020】
第4の発明では、遊技機に配設する画像表示装置であって、画像表示装置の表示窓を形成するセンターケースを設けると共に、該センターケースに立体画像表示部の前面側への遊技球の侵入を防止する鎧部を設け、前記立体視アシスタントは、前記センターケースの鎧部の内方領域を移動するようにしたので、遊技球と立体視アシスタントとの接触を防止でき、立体視の認識を妨げるのを防止できる。
【0021】
第5の発明では、前記立体画像表示部の立体視可能な画像の移動表示は、出現する立体画像が立体画像表示部の表示面から突出した状態にて行うので、立体視をアシストしやすく、特に三次元立体画像を立体視アシスタントとほぼ同じ突出位置に出現させることによって、その出現位置の知覚を一層容易に行え、三次元立体画像を速やかに認識できる。
【0022】
第6の発明では、前記立体視アシスタントは、出現する立体画像に関わる左右眼の画像を同時にすべて遮ることのないように、動作位置もしくは大きさを設定するので、左右眼いずれか一方の画像もしくは画像の一部が見えることで、三次元立体画像の立体視認識を継続しやすくすることができる。
【0023】
第7の発明では、立体視をアシストする対照物を画像表示により行うので、立体視アシスタントの構成が簡素化するとともに、立体視アシスタントが立体画像に追従する自由度が向上し、より好適に三次元立体画像を観察しやすくなる。また、三次元表示の興趣を高めることもできる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【0025】
図1は、本発明の実施の形態の画像表示装置を配設した遊技機(カード球貸ユニットを併設したCR機)全体の構成を示す正面図である。
【0026】
遊技機(パチンコ遊技機)1の前面枠3は本体枠(外枠)4にヒンジ5を介して開閉回動可能に組み付けられ、遊技盤6は前面枠3の裏面に取り付けられた収納フレームに収納される。
【0027】
遊技盤6の表面には、ガイドレールで囲われた遊技領域が形成され、遊技領域のほぼ中央に表示窓を形成するセンターケース11が配置され、センターケース11の奥方に画像表示装置(特別図柄表示装置)8が配設される。
【0028】
遊技領域の下方には大入賞口を備えた変動入賞装置10が配置される他、遊技領域には各入賞口12〜15、始動口16、普通図柄表示器7、普通変動入賞装置9等が配置されている。前面枠3には、遊技盤6の前面を覆う前面構成部材としてのカバーガラス18が取り付けられている。
【0029】
画像表示装置8は、LCD(液晶表示器)で表示画面が構成されている。表示画面の画像を表示可能な領域(表示領域)には、複数の変動表示領域が設けられており、各変動表示領域に識別情報(表示図柄)が表示される。すなわち、表示画面の左、中、右に設けられた変動表示領域には、識別情報として割り当てられた図柄(例えば、「0」〜「9」までの数字及び「A」、「B」の英文字による12種類の図柄)が変動表示して変動表示ゲームが行われる。その他、表示画面には遊技の進行に基づく画像が表示される。
【0030】
画像表示装置8の下方には、普通変動入賞装置(普通電動役物)9を有する始動口16が、遊技領域の左右の所定の位置には、普通図柄始動ゲート14が配置される。
【0031】
本遊技機では、打球発射装置(図示省略)から遊技領域に向けて遊技球(パチンコ球)が打ち出されることによって遊技が行われ、打ち出された遊技球は、遊技領域内の各所に配置された風車等の転動誘導部材12によって転動方向を変えながら遊技領域を流下し、始動口16、一般入賞口15、特別変動入賞装置10に入賞するか、遊技領域の最下部に設けられたアウト口から排出される。一般入賞口15への遊技球の入賞は、一般入賞口毎に備えられたN個の入賞センサ51.1〜51.N(図2参照)により検出される。
【0032】
始動口16、一般入賞口15、特別変動入賞装置(大入賞口)10に遊技球が入賞すると、入賞した入賞口の種類に応じた数の賞球が払出ユニット(排出装置)から排出され、供給皿21に供給される。
【0033】
始動口16へ遊技球の入賞があると、画像表示装置8では、前述した数字等で構成される識別情報が順に変動表示する変動表示ゲームが開始し、変動表示ゲームに関する画像が表示される。始動口16への入賞が所定のタイミングでなされたとき(具体的には、入賞検出時の特別図柄乱数カウンタ値が当たり値であるとき)には大当り状態となり、三つの表示図柄が揃った状態(大当たり図柄)で停止する。このとき、特別変動入賞装置10は、大入賞口ソレノイド10A(図2参照)への通電により、大入賞口を所定の時間(例えば、30秒)だけ大きく開き、この間遊技者は多くの遊技球を獲得することができる。すなわち、特別変動入賞装置10は、遊技球を受け入れない閉状態(遊技者に不利な状態)から遊技球を受け入れやすい開状態(遊技者に有利な状態)に変換される。
【0034】
始動口16への遊技球の入賞は、特別図柄始動センサ52(図2参照)で検出される。この遊技球の通過タイミングによって抽出された特別図柄乱数カウンタ値は、遊技制御装置100内の所定の記憶領域(特別図柄入賞記憶領域)に、特別図柄入賞記憶として所定回数(例えば、最大で連続した4回分)を限度に記憶される。この特別図柄入賞記憶の記憶数は、画像表示装置8の表示画面の一部に設けられた特別図柄記憶状態表示領域に表示される。遊技制御装置100は、特別図柄入賞記憶に基づいて、画像表示装置8にて可変表示ゲームを行う。
【0035】
特別変動入賞装置10への遊技球の入賞は、カウントセンサ54、継続センサ55(図2参照)により検出される。
【0036】
普通図柄始動ゲート14への遊技球の通過があると、普通図柄表示器7では、普通図柄(例えば、一桁の数字からなる図柄)の変動表示を始める。普通図柄始動ゲート14への通過検出が所定のタイミングでなされたとき(具体的には、通過検出時の普通図柄乱数カウンタ値が当たり値であるとき)には、普通図柄に関する当たり状態となり、普通図柄が当たり図柄(当たり番号)で停止する。このとき、始動口16の手前に設けられた普通変動入賞装置9は、普通電動役物ソレノイド9A(図2参照)への通電により、始動口16への入口が所定の時間(例えば0.5秒)だけ拡開するように変換され、遊技球の始動口16への入賞可能性が高められる。
【0037】
普通図柄始動ゲート14への遊技球の通過は、普通図柄始動センサ53(図2参照)で検出される。この遊技球の通過タイミングによって抽出された普通図柄乱数カウンタ値は、遊技制御装置100内の所定の記憶領域(普通図柄入賞記憶領域)に、普通図柄入賞記憶として所定回数(例えば、最大で連続した4回分)を限度に記憶される。この普通図柄入賞記憶の記憶数は変動入賞装置10の右側に設けられた所定数のLEDからなる普通図柄記憶状態表示器19に表示される。遊技制御装置100は普通図柄入賞記憶に基づいて、普通図柄に関する当たりの抽選を行う。
【0038】
遊技機の要所には、装飾用ランプ、LED等の装飾発光装置が設けられる。すなわち、遊技盤中央部に設けられたセンターケース11、遊技盤下部に設けられたアタッカー(変動入賞装置10の周囲)には、遊技の進行に応じて発光する装飾ランプが設けられている。さらに、遊技盤の左右上部にはサイドケースランプが、遊技盤の左右側部にはサイドランプ33が設けられている。また、遊技枠には遊技枠装飾ランプが設けられている。これらのランプは遊技の進行に合わせて点灯して、遊技者の遊技に対する興趣が継続するようにしている。また、カバーガラス18の上部の前面枠3には、点灯により球の排出の異常等の状態を報知する第1報知ランプ31、第2報知ランプ32が設けられている。
【0039】
前面枠3の下部の開閉パネル20には球を打球発射装置に供給する上皿21が、固定パネル22には下皿23及び打球発射装置の操作部24等が配置される。また、音出力装置(スピーカ)が設けられる。
【0040】
カード球貸ユニット2用の操作パネル26は遊技機1の上皿21の外面に形成され、カードの残高を表示するカード残高表示部(図示省略)、球貸しを指令する球貸しスイッチ28、カードの返却を指令するカード返却スイッチ30等が設けられている。
【0041】
カード球貸ユニット2には、前面のカード挿入部25に挿入されたカード(プリペイドカード等)のデータの読込、書込等を行うカードリーダライタと球貸制御装置が内蔵される。
【0042】
図2は、遊技機の遊技制御装置100を中心とする制御系の一部を示すブロック図である。
【0043】
遊技制御装置100は、遊技を統括的に制御する主制御装置であり、遊技制御を司るCPU、遊技制御のための不変の情報を記憶しているROM及び遊技制御時にワークエリアとして利用されるRAMを内蔵した遊技用マイクロコンピュータ101、入力インターフェース102、出力インターフェース103、発振器104等から構成される。
【0044】
遊技用マイクロコンピュータ101は、入力インターフェース102を介しての各種検出装置(一般入賞口センサ51.1〜51.N、特別図柄始動センサ52、普通図柄始動センサ53、カウントセンサ54、継続センサ55)からの検出信号を受けて、大当り抽選等、種々の処理を行う。そして、出力インターフェース103を介して、各種制御装置(演出制御装置150、排出制御装置200、装飾制御装置250)、普通図柄表示器7、普通電動役物ソレノイド9A、大入賞口ソレノイド10A等に指令信号を送信して、遊技を統括的に制御する。
【0045】
排出制御装置200は、遊技制御装置100からの賞球指令信号に基づいて、払出ユニットの動作を制御し賞球を排出させる。また、カード球貸ユニット2からの貸球要求に基づいて、払出ユニットの動作を制御し貸球を排出させる。
【0046】
装飾制御装置250(アシスタント制御手段)は、演出制御装置150からの指令信号に基づいて、後述する立体視アシスタント60に設けられた駆動手段としてのモータ(またはソレノイド)への通電を制御して、立体視アシスタント60の動作を制御する。
【0047】
また、装飾制御装置250は、演出制御装置150からの指令信号に基づいて、装飾用ランプ、LED等の装飾発光装置(センターケース11内の装飾ランプ、アタッカー内の装飾ランプ、サイドランプ33、サイドケースランプ、遊技枠装飾ランプ、報知ランプ31等)を制御する、また、普通図柄入賞記憶表示器19の表示を制御する。
【0048】
また、装飾制御装置250は、スピーカから出力される効果音を制御する。
【0049】
なお、遊技制御装置100から、各種従属制御装置(演出制御装置150、排出制御装置200、装飾制御装置250)への通信は、遊技制御装置100から従属制御装置に向かう単方向通信のみが許容されるようになっている。これにより、遊技制御装置100に従属制御装置側から不正な信号が入力されることを防止することができる。
【0050】
遊技機の電源装置(図示省略)は、電源回路のほかに、バックアップ電源部と停電監視回路とを備えている。停電監視回路は、電源装置の所定の電圧降下を検出すると、遊技制御装置100等に対して停電検出信号とリセット信号とを順に出力する。遊技制御装置100は、停電検出信号を受けると所定の停電処理を行い、リセット信号を受けるとCPUの動作を停止する。バックアップ電源部は、遊技制御装置100等のRAMにバックアップ電源を供給して、遊技データ(遊技情報、遊技制御情報:変動表示ゲーム情報を含む)等をバックアップする。
【0051】
演出制御装置150(アシスタント制御手段)は、画像の表示制御を行うもので、合成変換装置170と共に演出制御手段として機能する。この演出制御装置150は、CPU151、VDC(Video Display Controller)156、RAM153、インターフェース155、プログラム等を格納したROM152、画像データ(図柄データ、背景画データ、動画キャラクタデータ、テクスチャデータ等)を格納したフォントROM157、同期信号やストローブ信号を発生させるタイミング信号を生成する発振器158等から構成される。
【0052】
CPU151は、ROM152に格納したプログラムを実行し、遊技制御装置100からの信号に基づいて所定の変動表示ゲームのための画像制御情報(スプライトデータやポリゴンデータ等で構成される図柄表示情報、背景画面情報、動画オブジェクト画面情報等)を演算して画像生成をVDC156に指示する。
【0053】
VDC156は、フォントROM157に格納された画像データ及びCPU151により画像制御情報を演算した内容に基づいて、例えば、画像のポリゴン描画(または、通常のビットマップ描画)を行うとともに、各ポリゴンに所定のテクスチャを貼り付けてフレームバッファとしてのRAM153に格納する。そして、VDC156は、RAM153の画像を所定のタイミング(垂直同期信号V_SYNC、水平同期信号H_SYNC)でLCD側(合成変換装置170)へ送信する。
【0054】
VDC156が行う描画処理は、点描画、線描画、トライアングル描画、ポリゴン描画を行い、さらにテクスチャマッピング、アルファブレンディング、シェーディング処理(グローシェーディングなど)、陰面消去(Zバッファ処理など)を行って、γ補正回路159を介して画像信号を合成変換装置170に出力する。
【0055】
なお、VDC156は、描画した画像データをフレームバッファとしてのRAM153へ一旦格納した後、同期信号(V_Syncなど)に合わせて合成変換装置170へ出力しても良い。
【0056】
ここで、フレームバッファは、複数のフレームバッファをそれぞれRAM153の所定の記憶領域などに設定しておき、VDC156は、任意の画像に重ね合わせて(オーバーレイ)出力することも可能である。
【0057】
VDC156には、クロック信号を供給する発振器158が接続されている。発振器158が生成するクロック信号は、VDC156の動作周期を規定し、VDC156から出力される信号、例えば、垂直同期信号(V_SYNC)と、水平同期信号(H_SYNC)を生成し、合成変換装置170及び画像表示装置8へ出力される。
【0058】
VDC156から出力されるRGB信号は、γ補正回路159に入力されている。このγ補正回路159は、画像表示装置8の信号電圧に対する照度の非線形特性を補正して、画像表示装置8の表示照度を調整して、画像表示装置8に対して出力するRGB信号を生成する。
【0059】
また、演出制御装置150のCPU151は、発振器158のクロック信号に基づいて、合成変換装置170へ出力する画像データ(RGB)が、左目用の画像又は右目用の画像の何れであるかを識別するL/R信号を出力する。
【0060】
さらに、CPU151は、変動表示の状態(例えば、通常の変動表示ゲームか、大当たり中の表示か等)や遊技の状態に基づいて、画像表示装置8の発光量(輝度)を制御するため、デューティ制御信号DTY_CTRを発振器158のクロック信号に基づいて生成し、画像表示装置8へ出力する。
【0061】
合成変換装置170は、右目用フレームバッファ、左目用フレームバッファ及び立体視用フレームバッファが設けられており、VDC156から送られてきた右目用画像を右目用フレームバッファに書き込み、左目用画像を左目用フレームバッファに書き込む。そして、右目用画像と左目用画像とを合成して立体視用画像を生成して立体視用フレームバッファに書き込んで、立体視用画像データをRGB信号として画像表示装置8に出力する。
【0062】
この右目用画像と左目用画像との合成による立体視用画像の生成は、後述する微細位相差板502の1/2波長板521の間隔毎に、右目用画像と左目用画像とを組み合わせる。微細位相差板502の1/2波長板521は液晶表示パネル504の表示単位の間隔で配置されているので、液晶表示パネル504の表示単位の横方向ライン(走査線)毎に右目用画像と左目用画像とが交互に表示されるように立体視用画像を表示する。
【0063】
具体的には、立体視用画像情報(表示オブジェクト)の奥行き情報に基づいて、右目用画像と左目用画像とで視差をつけて生成される。ポリゴン描画の場合には、左目用視点と右目用視点とでレンダリングされてそれぞれ右目用画像と左目用画像とが生成される。スプライトデータを用いる場合には、視差分だけ左右方向にずらして描画される。
【0064】
このように、左目用画像と右目用画像とが交互に生成されて、左目用画像は左目用フレームバッファに、右目用画像は右目用フレームバッファに格納される。
【0065】
すなわち、L信号出力中にVDC156から送信されてきた左目用画像データを左目用フレームバッファに書き込み、R信号出力中にVDC156から送信されてきた右目用画像データを右目用フレームバッファに書き込む。そして、左目用フレームバッファに書き込まれた左目用画像データと、右目用フレームバッファに書き込まれた右目用画像データとを走査線一本毎読み出して、立体視用フレームバッファに書き込む。
【0066】
画像表示装置8内には液晶ドライバ(LCD DRV)181、バックライトドライバ(BL DRV)182が設けられている。液晶ドライバ(LCD DRV)181は、合成変換装置170から送られてきたV BLANK信号、V_SYNC信号、H_SYNC信号及びRGB信号に基づいて、液晶表示器の電極に順次電圧をかけて、画像表示装置8に立体視用の合成画像を表示する。
【0067】
バックライトドライバ182は、VDC156から出力されたDTY_CTR信号に基づいてバックライトに加わる電圧のデューティー比を変化させて、画像表示装置8の明るさを変化させる。
【0068】
LED34は、立体視アシスタント60の動作中に点灯され、CPU151によって制御されて、ドライバ161を介してLED34に印加される電圧によって点灯/消灯をする。
【0069】
遊技制御装置100からの演出制御指令信号を受信するインターフェース155の手前には、信号伝達方向規制手段であるバッファ回路160が設けられ、遊技制御装置100から演出制御装置150への信号入力のみが許容され、演出制御装置150から遊技制御装置100への信号出力を禁止している。なお、遊技制御装置100と演出制御装置150との間で双方向通信を行う場合には、バッファ回路160に双方向バッファを用いることもできる。
【0070】
図3は、画像表示装置8の構成を示す説明図である。
【0071】
光源501は、発光素子510、偏光フィルタ511、フレネルレンズ512によって構成されている。発光素子510には白色発光ダイオード等の点状の光源を横に並べて用いたり、冷陰極管等の線状の光源を水平に配置して構成されている。偏光フィルタ511は右側領域511aと左側領域511bとで透過する光の偏光が異なる(例えば、右側領域511aと左側領域511bとで透過する光の偏光を90度ずらす)ように設定されている。フレネルレンズ512は一側面に同心円上の凹凸を有するレンズ面を有している。
【0072】
発光素子510から放射された光は、偏光フィルタ511によって一定の偏光の光のみが透過される。すなわち、発光素子510から放射された光のうち、偏光フィルタ511の右側領域511aを通過した光と、左側領域511bを通過した光とが異なる偏光の光としてフレネルレンズ512に照射される。後述するように、偏光フィルタ511の右側領域511aを通過した光は観察者の左目に到達し、左側領域511bを通過した光は観察者の右目に到達するようになっている。
【0073】
なお、発光素子と偏光フィルタを用いなくても、異なる偏光の光を異なる位置から照射するように構成すればよく、例えば、異なる偏光の光を発生する発光素子を二つ設けて、異なる偏光の光を異なる位置からフレネルレンズ512に照射するように構成してもよい。
【0074】
偏光フィルタ511を透過した光はフレネルレンズ512に照射される。フレネルレンズ512は凸レンズであり、フレネルレンズ512では発光素子510から拡散するように放射された光の光路を略平行に屈折して微細位相差板502を透過して、液晶表示パネル504に照射する。
【0075】
このとき、微細位相差板502から照射される光は、上下方向に広がることがないように出射され、液晶表示パネル504に照射される。すなわち、微細位相差板502の特定の領域を透過した光が、液晶表示パネル504の特定の表示単位の部分を透過するようになっている。
【0076】
また、液晶表示パネル504に照射される光のうち、偏光フィルタ511の右側領域511aを通過した光と左側領域511bを通過した光とは、異なる角度でフレネルレンズ512に入射し、フレネルレンズ512で屈折して左右異なる経路で液晶表示パネル504から放射される。
【0077】
液晶表示パネル504は、2枚の透明板(例えば、ガラス板)の間に所定の角度(例えば、90度)ねじれて配向された液晶が配置されており、例えば、TFT型の液晶表示パネルを構成している。液晶表示パネルに入射した光は、液晶に電圧が加わっていない状態では、入射光の偏光が90度ずらして出射される。一方、液晶に電圧が加わっている状態では、液晶のねじれが解けるので、入射光はそのままの偏光で出射される。
【0078】
液晶表示パネル504の光源501側には、微細位相差板502及び偏光板503(第2偏光板)が配置されており、観察者側には、偏光板505(第1偏光板)が配置されている。
【0079】
微細位相差板502は、透過する光の位相を変える領域が、微細な間隔で繰り返して配置されている。具体的には、光透過性の基材522に、微細な幅の1/2波長板521が設けられた領域502aと、1/2波長板521の幅と同一の微細な間隔で、1/2波長板521が設けられていない領域502bとが微細な間隔で繰り返して設けられている。すなわち、設けられた1/2波長板521によって透過する光の位相を変える領域502aと、1/2波長板521が設けられていないために透過する光の位相を変えない領域502bとが微細な間隔で繰り返して設けられている。この1/2波長板521は、透過する光の位相を変化させる位相差板として機能している。
【0080】
1/2波長板521は、その光学軸を偏光フィルタ511の右側領域511aを透過する光の偏光軸と45度傾けて配置して、右側領域511aを透過した光の偏光軸を90度回転させて出射する。すなわち、右側領域511aを透過した光の偏光を90度回転させて、左側領域511bを透過する光の偏光と等しくする。すなわち、1/2波長板521が設けられていない領域502bは左側領域511bを通過した、偏光板503と同一の偏光を有する光を透過し、1/2波長板521が設けられた領域502aは右側領域511aを通過した、偏光板503と偏光軸が直交した光を、偏光板503の偏光軸と等しくなるように回転させて出射する。
【0081】
この微細位相差板502の偏光特性の繰り返しは、液晶表示パネル504の表示単位と略同一のピッチとして、表示単位毎(すなわち、表示単位の横方向の水平ライン毎)に透過する光の偏光が異なるようにする。よって、液晶表示パネル504の表示単位の水平ライン(走査線)毎に対応する微細位相差板の偏光特定が異なるようになって、水平ライン毎に出射する光の方向が異なる。
【0082】
又は、微細位相差板502の偏光特性の繰り返しは、液晶表示パネル504の表示単位のピッチの整数倍のピッチとして、微細位相差板502の偏光特性が複数の表示単位毎(すなわち、複数の表示単位の水平ライン毎)に変わるようにして、複数の表示単位毎に透過する光の偏光が異なるように設定する。よって、液晶表示パネル504の表示単位の水平ライン(走査線)の複数本毎に微細位相差板の偏光特性が異なって、水平ラインの複数本毎に出射する光の方向が異なる。
【0083】
このように、微細位相差板の偏光特性の繰り返し毎に異なる光を液晶表示パネル504の表示素子(水平ライン)に照射する必要があるため、微細位相差板502を透過して液晶表示パネル504に照射される光は、上下方向の拡散を抑制したものである必要がある。
【0084】
すなわち、微細位相差板502の光の位相を変化させる領域502aは、偏光フィルタ511の右側領域511aを透過した光を、左側領域511bを透過した光の偏光と等しくして透過する。また、微細位相差板502の光の位相を変化させない領域502bは、偏光フィルタ511の左側領域511bを透過した光をそのまま透過する。そして微細位相差板502を出射した光は、左側領域511bを透過した光と同じ偏光を有して、液晶表示パネル504の光源側に設けられた偏光板503に入射する。
【0085】
偏光板503は第2偏光板として機能し、微細位相差板502を透過した光と同一の偏光の光を透過する偏光特性を有する。すなわち、偏光フィルタ511の左側領域511bを透過した光は第2偏光板503を透過し、偏光フィルタ511の右側領域511aを透過した光は偏光軸を90度回転させられて第2偏光板503を透過する。また、偏光板505は第1偏光板として機能し、偏光板503と90度異なる偏光の光を透過する偏光特性を有する。
【0086】
このような微細位相差板502、偏光板503及び偏光板505を液晶表示パネル504に貼り合わせて、微細位相差板502、偏光板503、液晶表示パネル504及び偏光板505を組み合わせて画像表示装置を構成する。このとき、液晶に電圧が加わった状態では、微細位相差板502を透過した光は偏光板505を透過する。一方、液晶に電圧が加わっていない状態では、微細位相差板502を透過した光は偏光が90度ねじれて液晶表示パネル504から出射されるので、偏光板505を透過しない。
【0087】
ディフューザ506は、第1偏光板505の前面側(観察者側)に取り付けられており、液晶表示パネルを透過した光を上下方向に拡散する拡散手段として機能する。具体的には、縦方向にかまぼこ状の凹凸が繰り返し設けられたレンチキュラーレンズを用い液晶表示パネルを透過した光を、上下に拡散する。
【0088】
図4は、画像表示装置8の光学系を示す平面図である。
【0089】
図4に示すように、発光素子510から放射された光は偏光フィルタ511を透過して放射状に広がっている。光源から放射された光のうち偏光フィルタ511の右側領域511aを透過した光(一点鎖線で光路の中心を示す)は、フレネルレンズ512に到達し、フレネルレンズ512で光の進行方向を変えられて、微細位相差板502、偏光板503、液晶表示パネル504、偏光板505を略垂直(やや右側から左側)に透過して左目に至る。
【0090】
一方、光源から放射された光のうち偏光フィルタ511の左側領域511bを透過した光(破線で光路の中心を示す)は、フレネルレンズ512に到達し、フレネルレンズ512で光の進行方向を変えられて、微細位相差板502、偏光板503、液晶表示パネル504、偏光板505を略垂直(やや左側から右側)に透過して右目に至る。
【0091】
このように、発光素子510から放射され偏光フィルタ511を透過した光を、光学手段としてのフレネルレンズ512によって、液晶表示パネル504に略垂直に照射するようにしている。すなわち、発光素子510、偏光フィルタ511及びフレネルレンズ512によって、偏光面が異なる光を略垂直に、かつ、異なる経路で液晶表示パネル504に照射する光源1を構成し、液晶表示パネル504を透過した光を異なる経路で放射して、右目又は左目に到達させる。すなわち、液晶表示パネル504の走査線ピッチと、微細位相差板502の偏光特性の繰り返しピッチとを等しくして、液晶表示パネル504の走査線ピッチ毎に異なる方向から到来した光が照射され、異なる方向に光を出射する。
【0092】
発光素子510から放射され、偏光フィルタの右側領域511aを透過した光は、フレネルレンズ512を透過して、微細位相差板502に到達し、偏光を90度回転させて出射する(右側領域511aを透過した光を透過する)微細位相差板502の領域502aを透過し、さらに、偏光板503、液晶表示パネル504、偏光板505を透過して、左目に至る。すなわち、液晶表示パネル504の領域502aに対応する位置の表示素子によって表示された左目画像が左目に到達する。
【0093】
この微細位相差板502の領域502aと交互に並んで配置されている領域502bは光の偏光を変化させないので、偏光フィルタの右側領域511aからの光は偏光板503を透過することなく、液晶表示パネル504の領域502bに対応する位置の表示素子に表示された右目画像は左目に到達しない。
【0094】
一方、発光素子510から放射され、偏光フィルタの左側領域511bを透過した光は、フレネルレンズ512を透過して、微細位相差板502に到達し、偏光フィルタの左側領域511bの同一偏光の光を透過する微細位相差板502の領域502bを透過して、液晶表示パネル504、偏光板505を透過して、右目に至る。すなわち、液晶表示パネル504の領域502bに対応する位置の表示素子によって表示された右目画像が右目に到達する。
【0095】
この微細位相差板502の領域502bと交互に並んで配置されている領域502aは光の偏光を変化させるので、偏光フィルタの左側領域511bからの光は偏光板503を透過することなく、液晶表示パネル504の領域502aに対応する位置の表示素子に表示された左目画像は右目に到達しない。
【0096】
すなわち、画像表示装置8による右目画像と左目画像とによって、観察者は両眼視差に基づく3次元知覚により立体画像として見ることができる。
【0097】
以上、立体視可能な三次元画像を得る方法の一例として微細位相差板を用いる画像表示装置について説明したが、レンチキュラーレンズを用いた方法や、パララックスバリヤ方式、凹面鏡の結像作用を用いた方式など、立体像を知覚させるものであれば、立体視可能な三次元画像と役物との関係における演出として、本発明を適用することができる。
【0098】
図5は、本発明の実施の形態の画像表示装置8の表示窓を構成するセンターケース11の正面図であり、図5(a)は立体視アシスタント60の非動作状態を、図5(b)、(c)は立体視アシスタント60の動作状態を示す。
【0099】
画像表示装置8は、センターケース11の奥方に取り付けられている。センターケース11の上部周縁には遊技球がセンターケース11の窓部40の前面領域へ落下してくるのを防ぐ鎧部41が設けられ、この鎧部41の内方かつ窓部40の直上方に棒状の立体視アシスタント60が取り付けられている。この立体視アシスタント60は、センターケース11に支持される回転軸62に取り付けられており、回転軸62がセンターケース11の奥方に配置される図示しない駆動手段としてのモータに連結されている。また、立体視アシスタント60は、導光性を有する樹脂材料で構成されており、立体視アシスタント60の内部または回転軸62の近辺に発光素子としてLED34が設けられており、LED34の点灯によって立体視アシスタント60を発光させる。
【0100】
図5(a)は、モータを停止している状態を示し、この状態では立体視アシスタント60が水平位置に停止されて、画像表示装置8の表示領域と重ならない状態となる。
【0101】
図5(b)は、モータの正転、逆転によって、立体視アシスタント60が画像表示装置8の表示領域に突出して、該表示領域上を往復動(回動)している状態を示す。
【0102】
図5(c)は、モータを一方向に駆動して立体視アシスタント60を一方向に回転している状態を示す。立体視アシスタント60はほぼ半周期間、画像表示装置8の表示領域に突出して、該表示領域上を回動する。
【0103】
図6、図7は、立体視可能な三次元立体画像を移動表示する場合の立体視アシスタント60の動作の例を示し、図6は、画像表示装置8を正面から見た図、図7は、観察者の視線の動きを表す図である。
【0104】
図6(a)、図7(a)は、画像表示装置8の表示領域の右側に三次元立体画像3D(図7は黒丸で示す)を出現しており、その画像3Dの近傍に立体視アシスタント60(図7は立体視アシスタント先端部を白丸で示す)を駆動した状態を示す。三次元立体画像3Dは、画像表示装置8の表示画面に対して立体視アシスタント60までの距離とほぼ同じ距離(突出した位置)に出現するように表示されている。
【0105】
図6(b)、(c)、図7(b)、(c)は、画像表示装置8の表示領域の右側から三次元立体画像3Dを左側へ移動表示すると共に、その三次元立体画像3Dの近傍の状態のまま、立体視アシスタント60を三次元立体画像3Dの移動表示と同期して同速度で画像表示装置8の表示領域の右側から左側へ移動動作した状態を示す。
【0106】
このように、立体視可能な三次元立体画像を移動表示するときに、立体視アシスタント60を三次元立体画像の近傍に駆動して、三次元立体画像を画像表示装置8の表示画面に対して立体視アシスタント60までの距離とほぼ同じ突出位置に出現するように表示することによって、三次元立体画像の出現位置の目安となる表示をすることができると共に、その三次元立体画像の近傍の状態のまま、立体視アシスタント60を三次元立体画像の移動表示と同期して同速度で移動動作することによって、立体視アシスタント60が対照物となって、移動する画像の立体視をアシストすることができ、観察者は移動する三次元立体画像を容易に認識できるようになる。
【0107】
立体視アシスタント60が実物体の場合、三次元立体画像の出現位置の知覚を容易に行える。また、三次元立体画像を立体視アシスタント60までの距離とほぼ同じ突出位置に出現させることによって、その出現位置の知覚を一層容易に行える。
【0108】
このため、三次元立体画像の移動速度を速くしても(例えば、秒速20°(視点の追従角)程度まで)、観察者は移動する三次元立体画像を認識できるようになり、したがって、三次元立体画像の演出自由度が高まり、演出豊かな三次元立体画像を実現でき、立体画像の興趣を一層向上できる。
【0109】
一方、三次元立体画像の移動表示とこれに同期した立体視アシスタント60の移動動作とは、反復して複数回行うようにして良い。
【0110】
キャラクタ画像等、画像表示装置60の表示領域に対して左右に動く演出を行う場合、これに合わせて立体視アシスタント60を同様に動作する。このようにすれば、キャラクタ等の三次元立体画像を見やすくでき、表現豊かな演出を行える。
【0111】
また、画像表示装置60の表示領域外に三次元立体画像を出現させる場合等、三次元立体画像の移動表示に合わせて立体視アシスタント60の動作を反復することによって、三次元立体画像の立体視をアシストできる。
【0112】
図8は、三次元立体画像と立体視アシスタント60との位置関係を示す。
【0113】
図8(a)の場合は、三次元立体画像3Dは、画像表示装置8の表示領域に突出した立体視アシスタント60と重ならない位置に表示されている。
【0114】
図8(b)の場合は、三次元立体画像3Dは、画像表示装置8の表示領域に突出した立体視アシスタント60の手前側(観察者側)で、立体視アシスタント60と重なる位置に表示されている。
【0115】
図8(c)の場合は、三次元立体画像3Dは、画像表示装置8の表示領域に突出した立体視アシスタント60の奥側で、立体視アシスタント60と重なる位置に表示されている。
【0116】
三次元立体画像と立体視アシスタント60とが重なった状態では、画像表示装置8の表示画面からの光が立体視アシスタント60によって遮られるので、例えば三次元立体画像が小さいときにはその画像を観察者が認識できなくなってしまうが、この場合三次元立体画像に関わる左右眼の画像を同時にすべて遮ることのないように立体視アシスタント60の動作位置が設定される。
【0117】
すなわち、図8(a)のように三次元立体画像3Dの近接位置に、あるいは図8(b)、(c)のように三次元立体画像3Dの一部に重なるように、立体視アシスタント60が制御される。
【0118】
このようにすれば、立体視アシスタントが三次元立体画像の奥行き知覚の対照物として好適に機能する。また、少なくとも左右眼いずれか一方の画像もしくは画像の一部が見えるので、三次元立体画像の立体視認識が損なわれることはない。また、図8(b)、(c)の場合、三次元立体画像の一部が欠けた状態となって観察者に認識されるものの、三次元立体画像が停止しておらず、動いた状態にある場合は、三次元立体画像の欠けた部分は観察者の知覚によって補完されるため、立体視の障害にはならない。
【0119】
また、立体視アシスタント60は、棒状のものを用いたが、マーク、キャラクタ、自然物模造体等、あるいは棒状部材の先にこれらを取り付けた種々の形態のものを用いて良く、また、出現する三次元立体画像に比して、予め立体視アシスタント60の大きさを小さく形成して良い。
【0120】
図9、図10は、遊技(変動表示ゲーム)における立体視アシスタント60の動作の例を示す。
【0121】
変動表示ゲームが開始されると、画像表示装置8の表示領域に設けた左変動表示領域、中変動表示領域、右変動表示領域の各々で左図柄、中図柄、右図柄の変動表示が開始される。そして、中図柄を立体表示するとき(たとえば、左図柄及び右図柄が揃ったリーチ状態)に、中図柄(最後に停止する)の変動表示に合わせて立体視アシスタント60が動作を開始する。
【0122】
そして、中図柄iが立体表示された状態でA位置から出現し、B位置を経てC位置から消えていくように変動表示するのに合わせて立体視アシスタントもこれに同期して回転動作を行う。そして、中図柄非表示の状態で立体視アシスタントは、C位置からD位置を経てA位置に至る。そして、中図柄j、中図柄kについても同様である。このように図柄変動表示に同期して立体視アシスタントが動作するので、立体表示された図柄の奥行き知覚が助けられ、容易に奥行き感を知覚でき立体感を豊かに感じることができる。また、周期的に動作する立体視アシスタントにより、立体表示された図柄の移動が容易に予測できて立体視知覚が助けられる。
【0123】
なお、各図柄の変動表示は、表示領域の上方から下方へ図柄をスクロールすることで、あるいは図柄の自転によって、あるいは図柄を縮小後、次の図柄を出現する図柄切換等によって行うようにしてもよい。また、立体視アシスタント60は、一方向に回転駆動されるように制御したが、これに限らずA,B,C間の往復動作や、図柄仮停止にあわせた振動動作、などを行うように制御してもよい。
【0124】
また、中図柄の変動速度に対応させて、立体視アシスタント60の回転速度を制御してもよく、角速度は一定に限らない。
【0125】
なお、変動表示領域は、左、中、右に限定する必要はなく、例えば上、中、下に設定しても良い。
【0126】
このようにすれば、三次元立体画像の変動表示図柄を見やすくできると共に、変動表示ゲームの趣向を高めることができる。
【0127】
図11は、本発明の別の実施の形態の画像表示装置8の表示窓を構成するセンターケース11の正面図であり、立体視アシスタントの別な態様を示す。
【0128】
図11(a)に示す画像表示装置8では、画像表示装置8の手前側下部のセンターケース11に立体視アシスタント70(タコキャラクタ)が取り付けられている。立体視アシスタント70に連結された図示しない電動アクチュエータ(モータ駆動のボールスクリュー式シリンダ)の駆動によって、立体視アシスタント70が上下に移動可能となっている。
【0129】
すなわち、電動アクチュエータを進出方向に駆動することで、立体視アシスタント70が画像表示装置8の下部のセンターケース11から上方に駆動され、画像表示装置8の表示領域と重なる位置に出現する。また、電動アクチュエータを後退方向に駆動することで、立体視アシスタント70が下降され、隠蔽時はセンターケース11に設けられた収納部71内に隠れて、画像表示装置8の表示領域と重ならない状態となる。
【0130】
図11(b)に示す画像表示装置8では、画像表示装置8の手前側上部のセンターケース11に立体視アシスタント72(クラゲキャラクタ)が取り付けられている。立体視アシスタント72の本体部73(クラゲの頭)には図示しないリフタ(モータ駆動のリール)が配設され、リフタに巻き上げ線によって連結された可動部74(クラゲの足)がリフタの駆動によって上下に移動可能となっている。
【0131】
すなわち、リフタを巻き下げ方向に駆動することで、可動部74(クラゲの足)が本体部73(クラゲの頭)から下降(伸び出し動)され、画像表示装置8の表示領域と重なる位置に出現する。また、リフタを巻き上げ方向に駆動することで、可動部74(クラゲの足)が上方に駆動(縮動)され、隠蔽時は本体部73(クラゲの頭)内の中に隠れて、画像表示装置8の表示領域と重ならない状態となる。
【0132】
図11(c)に示す画像表示装置8では、画像表示装置8の手前側左右両側部のセンターケース11に立体視アシスタント75a、75b(サメキャラクタ)が回動可能に取り付けられている。
【0133】
図示しないモータの駆動によって、立体視アシスタント75a、75bは左右両側部の収納部76a、76bより出現すると共に、画像表示装置8の表示領域を上下に移動(揺動)可能となっている。
【0134】
モータの正転によって、立体視アシスタント75a、75bは左右両側部の収納部76a、76bより出現すると共に、画像表示装置8の表示領域を下方に揺動される。モータの逆転によって、立体視アシスタント75a、75bは、画像表示装置8の表示領域を上方に揺動され、隠蔽時は収納部76a、76bに隠される。
【0135】
図12は、立体視アシスタントの別な態様を示す。
【0136】
これは、遊技盤6の前面に配設した遊技領域を保護する前面構成部材としてのカバーガラス18の外側ガラス18aと内側ガラス18bとの間に有機EL(エレクトロルミネッセン)を取り付け、演出制御装置150あるいは装飾制御装置250によって該有機ELに立体視アシスタント80を表示させる。
【0137】
立体視アシスタント80は、画像表示装置8による立体視可能な三次元立体画像の近傍に表示させて、三次元立体画像の移動表示と同期して移動表示させる。
【0138】
つまり、左右眼の視差作用によって立体視可能な画像を表示する画像表示装置において、前記画像表示装置は、立体視可能な画像を表示する立体画像表示部と、立体画像表示部の前面側で前記画像の立体視を補助する立体視アシスタント80を表示する立体視アシスタント表示装置(有機EL等)とを、備え、前記立体画像表示部の立体視可能な画像を移動表示するときに、前記立体視アシスタント80を前記立体視可能な画像の移動表示と同期して移動表示するように制御するアシスタント制御手段(例えば、装飾制御装置250)を備えたことを特徴とする画像表示装置であり、このように立体視をアシストする対照物を画像表示により行えば、立体視アシスタントの構成が簡素化するとともに、立体視アシスタントが立体画像に追従する自由度が向上し、より好適に三次元立体画像を観察しやすくなる。また、三次元表示の興趣を高めることもできる。
【0139】
また、左右眼の視差作用によって立体視可能な画像を表示する画像表示装置を備えた遊技機において、前記画像表示装置は、立体視可能な画像を表示する立体画像表示部と、立体画像表示部の前面側で前記画像の立体視を補助する立体視アシスタント80を表示する立体視アシスタント表示装置(有機EL等)を、遊技盤の前面に配設した遊技領域を保護する前面構成部材に(例えば、2枚のカバーガラス18a、18bの間に有機ELを挟みこんで)備え、前記立体画像表示部の立体視可能な画像を移動表示するときに、前記立体視アシスタント80を前記立体視可能な画像の移動表示と同期して移動表示するように制御するアシスタント制御手段(例えば、装飾制御装置250)を備えたことを特徴とする遊技機であってもよい。
【0140】
各実施の形態は、立体視アシスタントを立体視可能な画像の移動表示と同期して移動(移動表示)することを説明したが、立体視可能な画像の移動表示をトリガにして立体視アシスタントの移動を開始するようにしたり、立体視可能な画像の移動表示を開始するに当たって立体視アシスタントの移動を行うような構成にしても良い。
【0141】
立体視可能な画像の移動表示をトリガにした立体視アシスタントの移動によれば、立体視アシスタントが立体視可能な画像の対照物となるため立体視アシスタントの与える奥行き知覚が立体視可能な画像によって呈示される立体画像の奥行き知覚を助け、該立体画像から得られる立体感を豊かにする。また、立体視可能な画像と立体視アシスタントとがともに移動するため、観察者が対照物としての関係を把握しやすい。
【0142】
既述のように、立体視可能な画像の移動表示に同期した立体視アシスタントの移動によれば、立体視可能な画像と立体視アシスタントとがともに同期して移動するため、観察者が対照物としての関係をより把握しやすくなる。また、立体視アシスタントの移動は、立体視可能な画像の移動表示に追随、または先行するようにすれば、さらに観察者が対照物としての関係を把握しやすくなる。
【0143】
立体視可能な画像の移動表示を開始するに当たって立体視アシスタントの移動を行うようにすれば、立体視アシスタントの移動が立体視可能な画像の移動予告となるとともに、立体視アシスタントヘの注意が先行するため、観察者が対照物としての関係を把握しやすい。
【0144】
なお、今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した発明の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び内容の範囲での全ての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の構成図である。
【図2】遊技機の制御系のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態の画像表示装置の構成図である。
【図4】画像表示装置の光学系の平面図である。
【図5】本発明の実施の形態のセンターケースの正面図である。
【図6】立体視アシスタントの動作説明図である。
【図7】立体視アシスタントの動作説明図である。
【図8】三次元立体画像と立体視アシスタントとの関係の説明図である。
【図9】立体視アシスタントの動作説明図である。
【図10】立体視アシスタントの動作説明図である。
【図11】本発明の実施の形態のセンターケースの正面図である。
【図12】本発明の実施の形態の遊技機のカバーガラス部分の斜視図である。
【符号の説明】
1 遊技機
6 遊技盤
8 画像表示装置
10 変動入賞装置
11 センターケース
16 始動口
18 カバーガラス
34 LED
40 窓部
41 鎧部
60、70、72、75a、75b、80 立体視アシスタント
100 遊技制御装置
150 演出制御装置
250 装飾制御装置

Claims (7)

  1. 左右眼の視差作用によって立体視可能な画像を表示する画像表示装置において、
    前記画像表示装置は、
    立体視可能な画像を表示する立体画像表示部と、
    前記立体画像表示部の前面側で前記立体視可能な画像により出現する立体画像の対照とされ、前記画像の立体視を補助する立体視アシスタントと、
    前記立体視アシスタントを駆動する駆動手段と、を備え、
    前記立体画像表示部の立体視可能な画像を移動表示するときに、前記駆動手段を介して前記立体視アシスタントを前記立体視可能な画像の移動表示に応じて移動するように制御するアシスタント制御手段を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記立体視可能な画像の移動表示とこれに応じた前記立体視アシスタントの移動とは、反復して複数回行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記立体視アシスタントは、回動によって移動することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 遊技機に配設する画像表示装置であって、
    画像表示装置の表示窓を形成するセンターケースを設けると共に、該センターケースに立体画像表示部の前面側への遊技球の侵入を防止する鎧部を設け、
    前記立体視アシスタントは、前記センターケースの鎧部の内方領域を移動するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像表示装置。
  5. 前記立体画像表示部の立体視可能な画像の移動表示は、出現する立体画像が立体画像表示部の表示面から突出した状態にて行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像表示装置。
  6. 前記立体視アシスタントは、出現する立体画像に関わる左右眼の画像を同時にすべて遮ることのないように、動作位置もしくは大きさを設定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の画像表示装置。
  7. 左右眼の視差作用によって立体視可能な画像を表示する画像表示装置において、
    前記画像表示装置は、
    立体視可能な画像を表示する立体画像表示部と、
    立体画像表示部の前面側で前記立体視可能な画像により出現する立体画像の対照とされ、前記画像の立体視を補助する立体視アシスタントを表示する立体視アシスタント表示装置とを、備え、
    前記立体画像表示部の立体視可能な画像を移動表示するときに、前記立体視アシスタントを前記立体視可能な画像の移動表示に応じて移動表示するように制御するアシスタント制御手段を備えたことを特徴とする画像表示装置。
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