JP2004271500A - 活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法、その評価方法の評価試料として用いる処理済抗原性物質の作成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 抗原性物質と活性化ガスとを反応させて、処理済抗原性物質を得るステップと、この抗原性物質に対する抗体とこの処理済抗原性物質とを反応させて、この抗体に対するこの処理済抗原性物質の結合活性を測定するステップと、を備える、活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法。
【選択図】 図1
Description
本明細書において、抗原性物質とは、スギ、ヒノキ、ブタクサなどの花粉類やダニなどの生物、ダニなどの生物の糞あるいはハウスダストなどの家庭内浮遊物などに含まれる物質であって、ヒトを含む哺乳類動物の生体に作用することにより抗原抗体反応の一種であるアレルギー反応を生ぜしめ、アレルギー疾患を誘発する物質をいうものとする。
本明細書において、抗体反応部位とは、抗原性物質に含まれる特定の部分であって、抗体と結合する部位を意味する。一般に、抗原性物質は、この抗体反応部位が変性ないし破壊(分解)されると、抗体と結合することができなくなり、このためアレルギー反応を抑制することができる。
本明細書において、活性化ガスとは、抗原性物質に対して何らかの化学反応および/または物理的作用を起こすガスを意味する。活性化ガスの具体例としては、特に限定されず、正イオンを含むガス、負イオンを含むガス、正負イオンを共に含むガス、オゾンを含むガス、硝酸ガスを含むガス、ラジカルを含むガスなどが挙げられる。他にも抗原性物質に対する活性化ガスには種々の組成のガスがあり得ると想定されるが、それらの活性化ガスについては、後述する本発明の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法を用いて見出すことが可能である。
本明細書において、抗原性物質の失活とは、抗原性物質の抗原性物質としての活性の消滅または低減を意味する。すなわち、抗原性物質の抗体と反応する能力の消滅または低減を意味する。
図1は、本発明の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法の概略を示すフロー図である。
本発明の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価試料として用いる処理済抗原性物質の作成装置は、容器と、この容器内に抗原性物質を撒布する手段と、この抗原性物質をこの容器内で浮遊させる手段と、この活性化ガスをこの容器内に導入する手段と、を備える、活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価試料として用いる処理済抗原性物質の作成装置である。
本発明の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価試料として用いる処理済抗原性物質の作成装置において用いるイオン発生素子は、正イオンと負イオンとを発生させるものであり、また後述のような電気的衝撃により直接的に抗原性物質のアレルギー反応を失活させることができるものともなり得ることが好ましい。
本発明者は、本発明の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価試料として用いる処理済抗原性物質の作成装置を用いて、本発明の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法により、後述の実施例で示すように、正負両イオンを含むガスは、抗原性物質を失活させる機能を有することを見出した。
また、本発明者は、本発明の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法により、後述するように、活性化ガスとして正負両イオンを含むガスを用いる場合には、正負両イオンを含むガスの送出方法としていかなる方法が好ましいかを見出した。
本発明において、活性化ガスとして正負両イオンを含むガスを用いる場合には、正イオンおよび負イオンは、放電素子の表面に存在する酸素分子および/または水分子を原料として発生させることができる。この発生方法によれば、特別な原料を必要としないためコスト的に有利であるばかりでなく、原料自体に有害性がなく、また他の有害なイオンや物質を発生することがないため好ましい。
広島県豊町に生育する日本杉(Cryptomeria japonica)の枝より採取した。その際、メッシュを取り付けた掃除機を用い、その後ふるいにかけて収集した。収集後の保存は−30℃のフリーザーを用いた。
スギ花粉80gを20mM PBS (pH7.4)3.2L中で4℃、4時間撹拌した後、6000rpm,30分遠心分離した。遠心分離後、上清に終濃度80%飽和になるように硫酸アンモニウムを加え、6000rpm,30分遠心分離した。遠心後、6時間の透析を6回繰り返し行い、10000rpm,30分遠心分離した。遠心分離後、得られた上清を凍結乾燥し、スギ抗原性物質とした。なお、本明細書では、スギ抗原性物質をCJPとも記載するものとする。
[試薬の組成]
A液; フェノール試薬を酸として1Nとした溶液
B液; 2% Na2CO3
0.1N NaOH
C液; 0.5% CuSO4・5H2O
1% クエン酸ナトリウム
D液; B:C=50:1(v/v)の混合液
[測定方法]
サンプル0.2mlとD液1mlを混合し10分放置した。次にA液を0.1ml加え30分放置した後750nmで吸光度を測定した。また、BSAで標準系列を作り、同手順で検量線を作成し、サンプルの蛋白量をBSA換算量として定量した。
スギ花粉より抽出したスギ抗原性物質(蛋白濃度200ng/ml)を正と負のクラスターイオン照射下においてネブライザーで撒布した。撒布容器の底に回収皿を置き、壁面に触れることなくイオン処理された抗原のみを回収した。なお、8mlの溶液(スギ抗原性物質を含む)を1.5時間かけて撒布した。
本実施例は、スギ花粉の抗原性物質を用いて、正負両イオンの作用による抗原性物質のアレルギー反応の低下を確認したものである。
上記のイライザ(ELISA)法における患者19の血清IgEを抗体として用い、抗原性物質(スギ抗原性物質)の濃度(タンパク質濃度として)を100ng/ml、200ng/ml、400ng/ml、800ng/mlの4通りの濃度として、上記と同様(すなわち装置としては図3の装置を用い、イオン処理する場合は正負イオンそれぞれ10万個/cm3の濃度とする)にしてイライザ法によりそれぞれ未処理スギ抗原性物質とイオン処理スギ抗原性物質の蛍光強度を求めた。そして、この蛍光強度から以下の式(3)に基づいてアレルギー反応の反応失活率を求めた。その結果を以下の表2に示す。
C:イオン処理スギ抗原性物質の蛍光強度
D:未処理スギ抗原性物質の蛍光強度
続いて、上記抗原性物質の濃度が200ng/mlの場合を基準として選択し、イオン濃度と抗原性物質の濃度との間には以下の関係が成り立つとの前提の下、正負それぞれのイオン濃度と反応失活率との関係を求めた。すなわち、反応失活率が一定であれば、イオン濃度と抗原性物質濃度との間には一定の関係が成立すると考えられ、たとえばイオン濃度を一定にしておき抗原性物質濃度を半分にした状態と、抗原性物質濃度を一定にしておきイオン濃度を2倍にした状態とでは、同じ反応失活率が得られると考えられる。このため、上記抗原性物質の濃度が200ng/mlであることの2点を基準として、正負それぞれのイオン濃度と反応失活率との関係を図13に示した。すなわち、図13中の正負イオン濃度が2.5万個/cm3、5万個/cm3、10万個/cm3、20万個/cm3のデータは、それぞれ上記のイライザ法における抗原性物質濃度が800ng/ml、400ng/ml、200ng/ml、100ng/mlの場合のデータに対応している(なお、図13の横軸は、正負イオンそれぞれの濃度を示している)。
本実施例は、ダニ粉塵の抗原性物質を用いて、正負両イオンの作用による抗原性物質の失活を確認したものである。以下、図14および15を参照して説明する。
まず、本実施例において使用する図14に示した装置は、図2に示した装置と同様のものであり(このため、図2と図14において同じ参照符号を付したものは同一部分または相当部分を示す)、ただオゾン濃度を減少させる装備を備えている点のみが異なっている。すなわち、図14の装置においては、一方の脱気口1026とネブライザー1024がフィルター1029を介して接続されている。該フィルター1029は、活性炭とモレキュラーシーブを含んでおり、円筒型密閉容器1027中で発生したオゾンを除去する作用を有するものである。このため、該円筒型密閉容器1027中のオゾン濃度は0.025ppm以下に維持されている。
抗原性物質としては、ダニ粉塵より抽出した抗原性物質を用いた。ダニ粉塵は一般家庭に存在するものを対象とし、座布団や絨毯からメッシュを取り付けた掃除機を用いて捕集した。
ダニ抗原性物質を含んだ溶液0.2mlと下記D液1mlとを混合し、10分間放置した。つぎに、下記A液を0.1ml加え30分間放置した後750nmで吸光度を測定した。また、牛血清タンパク質(BSA)で標準系列を作成し、同手順で検量線を作成することにより、ダニ抗原性物質のタンパク質の量をBSA換算量として定量した。その結果、そのタンパク質の濃度は94.1ng/mlであった。なお、ここで用いた各試薬は、以下の通りである。
A液;フェノール試薬を酸として1Nとしたもの。
B液;2%Na2CO3+0.1NのNaOH
C液;0.5%CuSO4・5H2O+1%クエン酸ナトリウム
D液;B液:C液=50:1(v/v)
<抗原性物質の噴霧と回収>
このようにして得られた抗原性物質であるダニ抗原性物質を含んだ溶液(タンパク質濃度200ng/ml)をネブライザー1024に8ml入れ、図14に示した装置の抗原性物質溶液噴霧用の注入口1028に接続した。一方、噴霧された抗原性物質を含んだ溶液を回収できるように、回収容器1025を円筒型密閉容器1027の底に設置した。
次いで、このようにして捕集されたダニ抗原性物質と、ダニアレルギーの患者a〜rより採取した血清IgE抗体との反応性をイライザ(ELISA:enzyme−liked immunosorbent assay)法で測定した。なお、抗原性物質については、上記の通り正イオンと負イオンとを作用させたもの(イオン処理ダニ抗原性物質)と未処理のもの(未処理ダニ抗原性物質)とを比較することにより該反応性を評価した。
炭酸水素ナトリウム緩衝溶液;100mMのNaHCO3(pH9.2〜9.5)
リン酸緩衝溶液(PBS);4gのNaCl、0.1gのNa2HPO4・12H2O、1.45gのKCl、1gのKH2PO4を蒸留水で500mlにメスアップ
PBST;PBS+0.5%ツウィーン20(Tween−20)
ブロッキング用緩衝溶液;PBS+3%スキムミルク+1%BSA
洗浄用緩衝溶液;43gのNa2HPO4・12H2O、3.6gのNaH2PO4、263gのNaCl、15mlのツウィーン20(Tween−20)を蒸留水で3Lにメスアップ
<反応失活率>
上記のイライザ(ELISA)法における患者a〜rの血清IgEを抗体として用い、イライザ法によりそれぞれ未処理ダニ抗原性物質とイオン処理ダニ抗原性物質の蛍光強度を求め、そして、この蛍光強度から以下の式(4)に基づいてアレルギー反応の反応失活率を求めた。その結果を以下の表3に示す。
E:イオン処理ダニ抗原性物質の蛍光強度
F:未処理ダニ抗原性物質の蛍光強度
表3より明らかな通り、患者a〜rの平均反応失活率は57.8%であり、ダニアレルギー疾患を効果的に抑制することが期待できる。
本実施例は、ダニ粉塵を直接用いて、正負両イオンの作用によるダニ粉塵(中に含まれる抗原性物質)の失活を確認したものである。以下図11〜13を参照して説明する。なお、ダニ粉塵に含まれるダニ抗原性物質中のタンパク質量のフォーリンローリー法による定量は、実施例3と同じ操作により行なった。
ダニ粉塵の拡散と回収は、図16に示した装置を用いて行なった(なお、図16中他の図と同一の参照付号を付したものは、同一部分または相当部分を示す)。すなわち、該装置は、送風機1033と作業用の窓1034とを備えた密閉状態のボックス1030からなり、該送風機1033の空気噴出し口のところにはイオン発生素子1021が付設されている。
イオン処理ダニ抗原性物質および未処理ダニ抗原性物質と、ダニアレルギー患者の血清IgEとの反応性を定量的に評価するためにイライザインヒビッション(ELISA inhibition:enzyme−liked immunosorbent assay inhibition)法により確認した。
本実施例においては、正負両イオンそれぞれの空間平均濃度を10000個/cm3とすること(該イオン発生素子1021の電極間のピークトゥーピーク(peak to peak)電圧を100Vとし、該送風機1033のファン風量を8m3/分とすること)を除き、その他は実施例4と全て同様にしてダニ粉塵に対する正負両イオンの作用を確認した。その結果を図19に示す。
Claims (14)
- 抗原性物質と活性化ガスとを反応させて、処理済抗原性物質を得るステップと、
前記抗原性物質に対する抗体と前記処理済抗原性物質とを反応させて、前記抗体に対する前記処理済抗原性物質の結合活性を測定するステップと、
を備える、活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法。 - 抗原性物質と活性化ガスとを反応させて、処理済抗原性物質を得るステップと、
前記抗原性物質に対する抗体と前記処理済抗原性物質とを反応させて、前記抗体に対する前記処理済抗原性物質の結合活性を測定するステップと、
前記処理済抗原性物質の結合活性を、前記抗体に対する前記抗原性物質の結合活性と比較するステップと、
を備える、活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法。 - 前記処理済抗原性物質を得るステップは、空中に浮遊する前記抗原性物質と前記活性化ガスとを反応させるステップを含む、請求項1または2に記載の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法。
- 前記反応させるステップは、容器中に前記抗原性物質を含む溶液を撒布するステップと、前記撒布された前記抗原性物質を含む溶液を前記容器中で浮遊させるステップと、前記容器中に前記活性化ガスを導入するステップと、を含む、請求項3に記載の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法。
- 前記処理済抗原性物質を得るステップは、前記抗原性物質に振動および/または衝撃を与えることにより、前記抗原性物質を空中に浮遊させるステップを含む、請求項3に記載の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法。
- 前記浮遊させるステップは、前記抗原性物質を可曉性を有する試料台に設置するステップと、前記試料台に振動および/または衝撃を与えるステップとを含む、請求項5に記載の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法。
- 前記浮遊させるステップは、前記抗原性物質を布団、毛布、座布団、枕、マット、スポンジ、布、紙、発泡スチロールからなる群より選ばれる1種以上の可曉性を有する試料台に設置するステップと、前記試料台を叩くおよび/または振ることにより前記試料台に振動および/または衝撃を与えるステップとを含む、請求項5に記載の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法。
- 前記処理済抗原性物質を得るステップは、前記抗原性物質と、正イオンを含むガス、負イオンを含むガス、ラジカルを含むガス、オゾンガス、硝酸ガスからなる群より選ばれる一種以上を含有するガスとを反応させるステップを含む、請求項1〜7のいずれかに記載の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法。
- 前記処理済抗原性物質を得るステップは、スギ花粉および/またはダニ粉塵に含まれる抗原性物質、スギ花粉、ダニ粉塵からなる群より選ばれる1種以上と活性化ガスとを反応させて、処理済抗原性物質を得るステップを含む、請求項1〜8のいずれかに記載の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法。
- 前記測定するステップは、ELISA法および/またはELISA インヒビッション法により、前記抗原性物質に対する抗体と前記処理済抗原性物質とを反応させて、前記抗体に対する前記処理済抗原性物質の結合活性を測定するステップを含む、請求項1〜9のいずれかに記載の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法。
- 前記測定するステップは、前記抗原性物質に対する抗体の産生細胞を保有するヒト以外の動物への皮内反応試験および/または結膜反応試験により、前記抗体と前記処理済抗原性物質とを反応させて、前記抗体に対する前記処理済抗原性物質の結合活性を測定するステップを含む、請求項1〜10のいずれかに記載の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価方法。
- 容器と、
前記容器内に抗原性物質を撒布する手段と、
前記活性化ガスを前記容器内で発生もしくは導入する手段と、
を備える、活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価試料として用いる処理済抗原性物質の作成装置。 - 容器と、
前記容器内に抗原性物質を封入する手段と
前記活性化ガスを前記容器内で発生もしくは導入する手段と、
を備える、活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価試料として用いる処理済抗原性物質の作成装置。 - 前記容器は、透明な材質を一部または全部に含む、請求項12または13に記載の活性化ガスが抗原性物質を失活させる性能の評価試料として用いる処理済抗原性物質の作成装置。
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