JP2004270903A - 電動切換弁 - Google Patents

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Yusuke Arai
裕介 荒井
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Fujikoki Corp
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Abstract

【課題】空調装置に使用される電動切換弁の構造を改良し、製作を容易にしてコストダウンを図る。
【解決手段】電動弁は、プレス加工によりつくられる弁本体10を有し、弁本体10の底部に弁座部20が一体に成形される。弁座部20には、2つの弁孔22,24が設けられる。コイルのパルスを受けて回動するマグネットロータ60は、弁体80を旋回動させて弁部86が弁孔22,24を選択的に開閉する。冷媒は配管100から弁本体10内に流入し、配管110,120のうちの選択された一方の配管へ流出する。マグネットロータ60の突出部62は、配管100の先端部104に当接し、旋回動位置が規制される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流路の切り換えを行う切換弁に係り、特に、空調機や冷蔵庫等の冷媒循環系に組み込んで使用するのに好適な、ステッピングモータを用いた電動切換弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、1本の流路Aを流れる流体を2本の流路B及び流路Cのいずれかに任意に切り換えて流すようにする場合、通常、流路Aと流路B、Cとの間に三方切換弁を介装する。、具体的には、例えば、冷蔵庫においては、圧縮機からの冷媒が導入される流路Aと、冷媒を冷凍室側のエバポレータに導く流路Bと、冷媒を冷蔵庫側のエバポレータに導く流路Cと、の間に、三方切換弁が介装され、流路Aに導入された冷媒は、三方切換弁により流路Bと流路Cのいずれか一方のみに択一的に流される。つまり、前記三方切換弁においては、流路A(流入口)は常時開かれ、流路B(第1の流出口)が開けられているときは、流路C(第2の流出口)が閉じられ、逆に、流路Bが閉じられているときは、流路Cが開けられる。さらには、流路B,Cを閉じて全閉としたり、流路B,Cを開き全開とすることが行なわれる。従来、前記三方切換弁としては、電磁式の開閉弁を2個組み合わせたものを用いることが多い。
この種の電動切換弁は、例えば本出願人に係る下記の特許文献1に開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−141095号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、部品の構造を簡素化して、より軽量かつ製造の容易な電動切換弁を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の電動切換弁は、底部に2つの弁孔が形成された弁座部を有する円筒状の弁本体と、弁本体に接合される円筒状のキャンと、キャンの内部に旋回動自在に支持されるマグネットロータと、キャンの外周部に装備されるコイルを有するコイルハウジングと、マグネットロータにより旋回駆動されて2つの弁孔を開閉する板状の弁体を備える。
【0006】
そして、弁本体は金属材料をプレス加工して製作される。
また、弁本体を貫通して弁本体内部に突出する先端部を有する配管を備え、該配管の先端部はマグネットロータの旋回動端位置を規制するストッパ部材を兼ね、マグネットロータは、下端部に配管の先端部に当接する突出部を有する。
【0007】
さらに、板状の弁体は、弁座部に当接される平坦な弁部と、弁部の端部を折り曲げて起立する起立部を有し、起立部がマグネットロータに挿入される構造を備える。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の電動切換弁の断面図、図2は、弁本体の内部を示す斜視図、図3は、弁本体の弁座面を示す斜視図、図4は、マグネットロータの下部構造を示す斜視図である。
なお、図2においては、図1に示す配管100と120は逆の位置に配置されている。
全体を符号1で示す電動切換弁は、円筒状の弁本体10を有する。弁本体10は、金属材料をプレス加工することによりつくられ、底部21に弁座部20を有するとともに、周囲にフランジ部12を有する。このフランジ部12には、キャンと称される円筒状の部材30のフランジ部32が重ね合わされ、溶接部Wにより接合される。
【0009】
かかる弁本体10は上述の如くプレス加工により形成され、このプレス加工により弁座部20の平坦度を確保することができる。さらに、プレス加工により底部21に凹部22とこの凹部22の反対側に凸部23を形成し、凹部22を配管120の固定部として利用すると共に凸部23を弁座部20として利用できるのである。
【0010】
かかるプレス加工を用いることにより弁座部の平坦度を確保することができ、配管の固定に際しては、別部材を用いたりすることがなく、また、厚肉の弁本体に切削により固定部を設ける必要がなくなるのである。したがって、弁本体10を軽量かつ安価に製作することができる。
【0011】
キャン30のフランジ部32とは反対側の頂部中央には、突起34が形成される。この突起34の内凹部34aは、後述するマグネットロータのシャフト70の上端部の軸受として機能する。
【0012】
キャン30の外側には、コイルハウジング40が嵌装される。コイルハウジング40は、例えば樹脂をモールド加工することによりつくられ、内部にコイル42が巻かれたコイル支持部材44が装備される。コイルハウジング40にはブラケット50が固着され、弁本体10と当接し、コイルハウジング40の回転止めとなる。ブラケット50により支持される。
キャン30の内部には、マグネットロータ60と、マグネットロータ60の中心部に設けられるシャフト70が装備される。
【0013】
弁本体10の底部の中央には、突起14が形成され、突起14の内凹部14aは、シャフト70の下端部の軸受として機能する。
マグネットロータ60は、磁性材料を含有する樹脂をモールド加工することによりつくられ、弁本体10側に突出する突出部62を有する。
【0014】
マグネットロータ60の下部には、弁体80が取付けられ、マグネットロータ60と弁体80の間には、コイルスプリング90が配設される。弁体80は、板材を成形し、平坦部82と折り曲げて起立部84がつくられる。弁体80の中央部の穴86にシャフト70が挿入される。弁体80の起立部84は、マグネットロータ60に形成される溝64に嵌合される。
弁体80は、平坦面でつくられる弁部82がコイルスプリング90に押されて弁座20に押圧された状態でマグネットロータ60とともに回動する。
【0015】
弁体80は、金属板例えば黄銅、ステンレス等をプレス加工により形成し、弁座部20と同様に平坦度を確保することができる。
したがって、弁本体を樹脂材を用いて形成し、弁座との当接面の平坦度を確保するための当接面に対する研磨が必要でなくなり、弁体を安価に製作することができる。
【0016】
弁本体10には、貫通穴16が設けてあり、第1の配管100の先端部104が貫通される。第1の配管100は膨出部102を有し、先端部104の弁本体10内への突出長さが規制される。第1の配管100は、溶接手段により弁本体10に固着される。
【0017】
弁座20の中央部には、シャフト70の軸受となる凹部14aが形成される。
弁座20には、2つの弁孔22,24が貫通して設けられる。
弁孔22,24は、それぞれ配管110,120に連通される。配管110,120は、弁本体10に対して溶接手段により固着される。
【0018】
次に、本発明の電動切換弁の作用を説明する。
弁本体10とキャン30が形成する空間内には、第1の配管100を通って、冷媒が流入する。弁体80は、マグネットロータ60の一方向への旋回動によって、弁座20の上面を摺動するが、マグネットロータ60が回動端まで旋回動すると、マグネットロータ60の突出部62が第1の配管100の先端部104に当接し、規制される。
この状態では、弁体80の弁部82は、2つの弁孔22,24のうちの一方の弁孔を閉じる位置に回動している。
【0019】
次に、コイル42にパルスが送られ、マグネットロータ60が反対方向に回動して、マグネットロータ60の突出部62の反対側の端部が第1の配管100の先端部104に当接し、規制される。
【0020】
弁体80は、マグネットロータ60と共に旋回動し、閉じていた一方の弁孔を開くとともに、他方の弁孔を閉じる。
この作用によって、冷媒を配管110,120に選択的に切り換えて送り出すことができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明の電動切換弁は以上のように、弁座を有する弁本体を金属の材料をプレス加工することにより構成する。弁座を平坦面で形成してあるので、プレス加工により容易に、かつ高精度に製作することができる。
【0022】
また、弁座上を旋回動して弁孔を開閉する弁体も金属板をプレス加工し、折り曲げてつくるので、製作も容易であり、かつ軽量にすることができる。
そこで、弁体を駆動するステッピングモータも小型ですむ。また、マグネットロータの回動端を規制するストッパの機能を冷媒の配管で兼ねることができるので、電動切換弁全体を小型にすることができ、製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動切換弁の断面図。
【図2】弁本体の内部を示す斜視図。
【図3】弁本体の弁座面を示す斜視図。
【図4】マグネットロータの下部構造を示す斜視図。
【符号の説明】
1 電動切換弁
10 弁本体
20 弁座部
22,24 弁孔
30 キャン
40 コイルハウジング
50 ブラケット
60 マグネットロータ
70 シャフト
80 弁体
90 コイルスプリング
100,110,120 配管

Claims (6)

  1. 底部に2つの弁孔が形成された弁座部を有する円筒状の弁本体と、弁本体に接合される円筒状のキャンと、キャンの内部に旋回動自在に支持されるマグネットロータと、キャンの外周部に装備されるコイルを有するコイルハウジングと、マグネットロータにより旋回駆動されて2つの弁孔を開閉する板状の弁体を備える電動切換弁。
  2. 弁本体は金属材料をプレス加工して製作される請求項1記載の電動切換弁。
  3. 弁本体を貫通して弁本体内部に突出する先端部を有する配管を備え、該配管の先端部はマグネットロータの旋回動端位置を規制するストッパ部材を兼ねる請求項1記載の電動切換弁。
  4. マグネットロータは、下端部に配管の先端部に当接する突出部を有する請求項1記載の電動切換弁。
  5. 板状の弁体は、弁座部に当接される平坦な弁部と、弁部の端部を折り曲げて起立する起立部を有し、起立部がマグネットロータに挿入される請求項1記載の電動切換弁。
  6. マグネットロータと弁体との間に配設されるコイルスプリングを備える請求項1記載の電動切換弁。
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