JP2004270582A - インテークマニホールドの取付構造 - Google Patents

インテークマニホールドの取付構造 Download PDF

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JP2004270582A JP2003063665A JP2003063665A JP2004270582A JP 2004270582 A JP2004270582 A JP 2004270582A JP 2003063665 A JP2003063665 A JP 2003063665A JP 2003063665 A JP2003063665 A JP 2003063665A JP 2004270582 A JP2004270582 A JP 2004270582A
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vibration
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Shigeru Sakamoto
繁 坂本
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Subaru Corp
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Abstract

【課題】エンジンからの振動を効果的に抑制すると共に、部品点数及び組立工数の低減によるコストダウンと組立信頼性の向上とを実現する。
【解決手段】インテークマニホールド2を、マニホールド固定用プレート4とエンジン固定用プレート5とを制振用のゴム部材等の弾性部材6内に所定の間隔で互いに対向するように埋設して一体的に形成したフローティング部材3を介してエンジンのシリンダヘッド1に取付けることにより、エンジンからの振動を効果的に抑制すると共に、部品点数及び組立工数の低減によるコストダウンを実現し、組立信頼性の向上を可能とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンからの振動を抑制する制振機能を有するインテークマニホールドの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンジンに取付けられるインテークマニホールドは、エンジンとの間の気密性の確保に加え、エンジンからの振動伝達を抑制するためにフローティング構造で取付けられる場合がある。
【0003】
このようなフローティング構造では、例えば、図2に示すように、エンジン10にインテークマニホールド11をボルト12を介して取付ける際、エンジン10とインテークマニホールド11との間にシール用のガスケット13を配設した上で、インテークマニホールド11のフランジ部のボルト挿通用孔11aの周囲に制振用のゴム部材14,15を上下に配置すると共に、位置決め用の中空円筒状のスペーサ16をボルト挿通用孔11aに挿通した後、スペーサ16にボルト12を挿通してエンジン10の取付面に締結・固定するようにしている。
【0004】
また、特開2001−263184号公報には、ガスケットの締結用穴部をガスケット本体から突出させた中空ボス状に形成し、この中空ボス状部分を、インテークマニホールドの取付部に形成した凹部に嵌合させてガスケットの位置決めを行い、スプリングを嵌挿した段付きボルトを通して締結することで、インテークマニホールドの取付けをフローティング構造とする技術が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−263184号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のフローティング構造によるインテークマニホールドの取付けでは、ガスケット、スプリングやゴム部材等の制振用部材、更には位置決め用スペーサ等の各部品を用意して規定の工程順に組付けなければならず、作業が煩雑となって組立作業効率が低下するばかりでなく、組付け忘れが発生する可能性があり、部品点数の多さと相俟ってトータル的にコスト上昇の原因となっていた。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、エンジンからの振動を効果的に抑制すると共に、部品点数及び組立工数の低減によるコストダウンと組立信頼性の向上とを実現することのできるインテークマニホールドの取付構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、エンジンからの振動を抑制する制振機能を有するインテークマニホールドの取付構造において、インテークマニホールドに取付けて固定するための第1の固定用部材とエンジンに取付けて固定するための第2の固定用部材とを所定の間隔で互いに対向させて埋設した弾性部材を備えてなるフローティング部材を上記エンジンと上記インテークマニホールドとの間に配設し、上記フローティング部材を上記エンジンと上記インテークマニホールドとの間の制振及びシール部材として機能させることを特徴とする。
【0009】
第1の固定用部材、第2の固定用部材は、それぞれ、エンジンの吸気ポートに連通する開口部とインテークマニホールドにボルトを介して取付け固定するための取付部とを設けた第1の板状部材、エンジンの吸気ポートに連通する開口部とエンジンにボルトを介して取付け固定するための取付部とを設けた第2の板状部材で形成することができ、弾性部材をゴム材として第1の板状部材と第2の板状部材とをゴム材で加硫して一体成形する際には、第2の板状部材の取付部のボルト取付座面をゴム材から露呈させることが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の一形態に係わり、インテークマニホールドのエンジンへの取付けを示す説明図である。
【0011】
図1において、符号1はエンジンのシリンダヘッドであり、このシリンダヘッド1の吸気ポート1a側に、インテークマニホールド2が制振用のフローティング部材3を介して取付けられている。フローティング部材3は、インテークマニホールド2に固定するための第1の固定用部材としてのマニホールド固定用プレート4と、シリンダヘッド1に固定するための第2の固定用部材としてのエンジン固定用プレート5とを、制振用の弾性部材6内に所定の間隔で互いに対向するように埋設して一体的に形成されている。
【0012】
マニホールド固定用プレート4には、インテークマニホールド2の吸気管2aとシリンダヘッド1の吸気ポート1aとを連通する開口部4aが設けられており、この開口部4aの側方に、インテークマニホールド2のフランジ部2bにボルト7を介して締結・固定するための雌ねじを螺設したボス状の取付部4bがエンジン固定用プレート5に対向する面側に突出・形成されている。
【0013】
また、エンジン固定用プレート5には、マニホールド固定用プレート4の開口部4aに対応する位置で、インテークマニホールド2の吸気管2aとシリンダヘッド1の吸気ポート1aとを連通する開口部5aが設けられ、更に、シリンダヘッド1にボルト8を介して締結・固定するための取付部5bが側方に延出され、ボルト8に対する座面側が弾性部材6から露呈している。
【0014】
例えば、マニホールド固定用プレート4及びエンジン固定用プレート5は、それぞれ板金材で形成され、弾性部材6はゴム材から形成されており、このゴム材の加硫により、マニホールド固定用プレート4とエンジン固定用プレート5とが、取付部5bのボルト取付座面がゴム材から露呈した状態で一体化され、フローティング部材3が形成される。
【0015】
すなわち、フローティング部材3は、マニホールド固定用プレート4とエンジン固定用プレート5とで弾性部材6を挟持すると共に、インテークマニホールド2のフランジ部2bに当接する面とシリンダヘッド1の取付部に当接する面とが弾性部材6によって被覆されており、シリンダヘッド1とインテークマニホールド2との間の制振及びシール部材として機能する。
【0016】
尚、図1においては、エンジンの1気筒分に対応するインテークマニホールドの取付構造を示しているが、エンジンの気筒数やマニホールド形状に応じ、適宜、同様の形状が複数設けられる。
【0017】
以上のような構成のフローティング部材3を用いてインテークマニホールド2をシリンダヘッド1に取付けるには、シリンダヘッド1にフローティング部材3をボルト8を用いて締結・固定し、このシリンダヘッド1に固定されたフローティング部材3上にインテークマニホールド2のフランジ部2bをボルト7を用いて締結・固定する、或いは、予めインテークマニホールド2のフランジ部2bにフローティング部材3をボルト7を用いて締結・組立てておき、このインテークマニホールド2とフローティング部材3との組立体をボルト8を用いてシリンダヘッド1に締結・固定するといったように、容易な作業で確実にインテークマニホールド2をシリンダヘッド1に取付けることができる。
【0018】
従って、従来のように、インテークマニホールドの組立作業に先立って、ガスケット、制振用ゴム部材、スプリング、更には位置決め用スペーサ等の各種の部品を用意し、規定の工程順に従って組付けなければならないといった煩雑さがなく、容易且つ確実な取付作業でエンジンからの振動の伝達を効果的に抑制することのできるインテークマニホールド2とすることができる。
【0019】
すなわち、インテークマニホールドの組立作業性を向上することができると共に、部品の組付け忘れを防止して製品の信頼性を向上することができ、また、部品点数の低減によるコスト低減を図ることができる。更には、エンジンとインテークマニホールドとの間に介在する部材がフローティング部材3のみであるため、メンテナンス性に優れる、取付けボルト周りの省スペース化を図ることができるといった利点を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、エンジンからの振動を効果的に抑制可能なインテークマニホールドとすることができると共に、部品点数及び組立工数の低減によるコストダウンを実現し、組立信頼性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係わるインテークマニホールドのエンジンへの取付けを示す説明図
【図2】従来のインテークマニホールドのエンジンへの取付けを示す説明図
【符号の説明】
1 シリンダヘッド
1a 吸気ポート
2 インテークマニホールド
3 フローティング部材
4 マニホールド固定用プレート
4a 開口部
4b 取付部
5 エンジン固定用プレート
5a 開口部
5b 取付部
6 弾性部材

Claims (2)

  1. エンジンからの振動を抑制する制振機能を有するインテークマニホールドの取付構造において、
    インテークマニホールドに取付けて固定するための第1の固定用部材とエンジンに取付けて固定するための第2の固定用部材とを所定の間隔で互いに対向させて埋設した弾性部材を備えてなるフローティング部材を上記エンジンと上記インテークマニホールドとの間に配設し、
    上記フローティング部材を上記エンジンと上記インテークマニホールドとの間の制振及びシール部材として機能させることを特徴とするインテークマニホールドの取付構造。
  2. 上記第1の固定用部材を上記エンジンの吸気ポートに連通する開口部と上記インテークマニホールドにボルトを介して取付け固定するための取付部とを設けた第1の板状部材で形成し、上記第2の固定用部材を上記エンジンの吸気ポートに連通する開口部と上記エンジンにボルトを介して取付け固定するための取付部とを設けた第2の板状部材で形成し、上記弾性部材をゴム材で形成し、
    上記第1の板状部材と上記第2の板状部材とを上記ゴム材で加硫して一体成形する際、上記第2の板状部材の取付部のボルト取付座面を上記ゴム材から露呈させたことを特徴とする請求項1記載のインテークマニホールドの取付構造。
JP2003063665A 2003-03-10 2003-03-10 インテークマニホールドの取付構造 Pending JP2004270582A (ja)

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