JP2004268938A - 箱用仕切り体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第一仕切り体P1及び第二仕切り体P2を備え、第一仕切り体P1を、箱Bの底面30に敷設され物品Gが載置される底板部11と、底板部11に一体に立設され上記列設された物品Gの列間に介装される列仕切り板12とを備え、列仕切り板12の上端縁12aから下に向かう切り込み13を、列仕切り板12にその長手方向に沿って所定間隔で複数形成し、この切り込み13により列仕切り板12を分割した複数の列仕切り単体14を設けて構成し、第二仕切り体P2を、列方向に隣接する各物品G間に介装される複数の個別仕切り単体20と、各個別仕切り単体20をその上端で順に連結する可撓性の連結索21とを備えて構成した。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、箱内に列設されて収納される複数の物品を仕切る箱用仕切り体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、物品として、例えば、りんごのような青果物においては、これらを箱内に列設して収納し、搬送したり貯蔵することを行なうが、このような物品においては、物品が箱の中で動かないようにし物品同士がぶつかるなどして物品が損傷することを防止したり、また、揺れによって物品が動き乱雑になり配列が乱れないようにしたりするために、箱用仕切り体により、物品を仕切って収納することを行なう。
【0003】
従来、この種の箱用仕切り体としては、特許文献1(特開2000−318739号公報)に記載のものが知られている。
この箱用仕切り体Paは、図11に示すように、箱内に収納される複数の物品を行列状に仕切るもので、列仕切り板1と行仕切り板2とを備えている。
列仕切り板1は、一枚の板に互いに平行な折り曲げ線を複数形成して、折り曲げ線を挟む複数の短冊状の短冊部3を形成し、連設された2つの短冊部3置きに存在する複数の短冊部3を並べて底板部4を形成するとともに、連設された2つの短冊部3を折り曲げ線で折り曲げて重ね合わせて立設させることにより形成されている。列仕切り板1の下部には、下切込5が入れられており、底板部には下切込5の延長線上に差込溝6が入れられている。一方、行仕切り板2は、2つ折になっており、上部に上切込7が入れられている。そして、この行仕切り板2は下から差込溝6へ差し込まれて、下切込5と上切込7とを互いに噛み合わせて固定される。
【0004】
このような箱用仕切り体Paを用いて、物品として、例えば、青果物であるりんご(図示せず)を入れるときは、予め、同程度の大きさのりんごを選別して、りんごの大きさを揃えておき、この大きさの揃ったりんごを、列仕切り板と行仕切り板の側面の四辺で形成される升状の各個別収納スペースSに一つずつ収納して行なう。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−318739号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のりんごのような物品においては、その大きさがある程度揃っていても、個別には多少なりとも大きさに誤差が生じてしまう。
上記の従来の箱用仕切り体Paにあっては、列仕切り板1と行仕切り板2とが互いに噛み合わされて固定されているので、このりんごのように大きさに多少の誤差がある物品を収納する場合に、各仕切り板1,2は物品の大きさの誤差に対して追従することができないことになって、以下のような支障を生じてしまうという問題があった。
【0007】
即ち、りんごが個別収納スペースSより小さい場合には、個別収納スペースSに収納したりんごと、この個別収納スペースSを形成する列仕切り板1及び行仕切り板2との間に隙間が生じ、りんごが個別収納スペースSでがたついて、搬送過程などで傷がついたりする虞が生じる。
また、個別収納スペースSよりりんごが大きい場合には、列仕切り板1または行仕切り板2が突っ張ってしまい、収納するりんごに無理な力がかかり、これによっても、各仕切り板1,2によりりんごを傷めてしまう虞が生じる。
【0008】
また、従来の箱用仕切り体Paにあっては、升状の各個別収納スペースSに一つずつ収納して行なうので、図7(a)(b)(c)に示すように、列方向のりんごAとりんごAの間に、隣の列のりんごAがくるよう、列の位相をずらせて配置することができず、りんごAの大きさによっては、箱内を有効に利用できない場合がある問題もあった。
【0009】
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、青果物のように大きさを選別してもその大きさに誤差が生じてしまう物品であっても、その誤差を吸収してがたつきが生じたり、無理な力がかかったりする事態を防止し、物品の収まりを良くして物品の保護性能の向上を図った箱用仕切り体を提供することを目的とする。
また、物品の列の位相をずらせて配置できるようにし、箱内を有効に利用できるようにする点も目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するための本発明の箱用仕切り体は、箱内に列設されて収納される複数の物品を仕切る箱用仕切り体において、
箱の底面に敷設され物品が載置される底板部と、該底板部に一体に立設され上記列設された物品の列間に介装される列仕切り板とを備え、該列仕切り板の上端縁から下に向かう切り込みを、該列仕切り板にその長手方向に沿って所定間隔で複数形成し、該切り込みにより列仕切り板を分割した複数の列仕切り単体を設けた構成としている。
【0011】
この箱用仕切り体に物品を収納する際は、各列仕切り板間にできる列に物品を並べる。この場合、物品がりんごのように、その大きさがある程度選別されて揃えられていても、個別には多少なりとも大きさに誤差が生じてしまうものでは、物品がなす列の外側には凹凸が生じてしまうが、この箱用仕切り体にあっては、列仕切り単体は切り込みで分離されているので、個々に撓むことができ、幅変更が自在になり、そのため、列仕切り単体が物品の外側の凹凸に追従して折れ曲がるようになる。これにより、物品の大きさの誤差が吸収され、収まりが良くなる。このため、がたつきが生じたり、無理な力がかかったりする事態が防止され、物品の保護性能の向上が図られる。
【0012】
また、列仕切り板に切り込みを入れて列仕切り単体を形成しているので追従性が良いので、列方向に並ぶ物品の数を増減しても物品の列の外側に追従することができ、同じ設計でも様々な詰め方を行なうことができる。また、物品の列の位相をずらせて配置できるようにもなり、箱内を有効に利用することができるようになる。
【0013】
また、必要に応じ、一枚の可撓性樹脂板に互いに平行な折り曲げ線を複数形成して、該折り曲げ線を挟む複数の短冊状の短冊部を形成し、
連設された2つの短冊部置きに存在する短冊部を並べて底板部を形成するとともに、上記連設された2つの短冊部を折り曲げ線で折り曲げて重ね合わせることにより上記列仕切り板としている。
一枚の可撓性樹脂板をプレス機などで成形し、この樹脂板を折り曲げるだけで良いので、製造がきわめて容易になる。
【0014】
更に、必要に応じ、上記列仕切り板を形成する短冊部の厚さが底板部を構成する短冊部の厚さよりも薄肉厚になるように圧縮形成している。
物品が収納された状態では、列仕切り板を形成する短冊部の厚さが底板部を構成する短冊部の厚さよりも薄肉厚になるように圧縮形成されており、列仕切り板の厚さと、底板部の厚さが同じ厚さになっているので、列仕切り板は、底板部よりも板の密度が高く、剛性が高いものになっていることから、柔らか過ぎることによるりんごの動きが抑制され、物品の保持が確実になる。
【0015】
更にまた、必要に応じ、上記底板部の上記列仕切り板に平行な両側縁に、最外側の物品の列を押さえる押え板を一体に立設している。
この押え板が複数の列をなす物品の列のうち最外側の列も保護することができ、物品の保護が確実になる。
【0016】
また、箱内に列設されて収納される複数の物品を仕切る箱用仕切り体において、上記列方向に隣接する各物品間に介装される複数の個別仕切り単体と、該各個別仕切り単体をその上端で順に連結する可撓性の連結索とを備えた構成としている。
【0017】
この箱用仕切り体を用いて物品を収納する際は、列をなす物品の複数の列において、この物品間に個別仕切り単体を差し入れて行なうが、物品としての青果物であるりんご等は、選別されて大きさがある程度揃えられていても、個別には多少なりとも大きさに誤差が生じている。このため、列をなす物品の複数の列において、物品の位置が一義的ではない。この箱用仕切り体でその物品の列を仕切った場合には、個別仕切り単体が連結索で連結されているので、移動が自由で幅変更が自在になっており、そのため、物品の位置に追従して物品間に差し入れることができ、物品の大きさの誤差を吸収し、収まりが良くなる。このため、がたつきが生じたり、無理な力がかかったりする事態が防止され、物品の保護性能の向上が図られる。
【0018】
また、個別仕切り単体が連結索で連結されているので、移動が自由で幅変更が自在になっていることから、物品の列の位相をずらせて入れても、この第二仕切り体でこの物品を個別に仕切ることができ、箱内を有効に活用することができる。
更に、箱に収納した物品のなす列において列方向に物品の数を増やしたり減らしたりして各物品の詰め方を変えても、この数に対応させた個別仕切り単体のある仕切り体を容易に用意することができ、物品の様々な詰め方を行なうことができる。
【0019】
また、個別仕切り単体は連結索で連結されているので、バラバラにならず、取り扱いが容易になっている。
更に、物品の上部には、この箱用仕切り体の連結索が介在することになるので、物品の上に箱の蓋や多段に詰まれた同様の物品があっても、この連結索がパッキンとして機能することになり、物品の上部の保護も確実になる。即ち、従来、物品の上部と箱の蓋との間に入れていたシート状のパッキン、あるいは、下の段の物品の上部と上の段との間に入れたパッキンを不要にすることを意味し、部品点数を低減できる効果がある。
【0020】
また、必要に応じ、上記複数の個別仕切り単体及び連結索を樹脂で一体形成している。複数の個別仕切り単体及び連結索が樹脂で一体形成されるので、製造がきわめて容易に行なわれる。
更に、必要に応じ、長方形状の可撓性樹脂板の中間部を略S字状に連続して型抜きすることにより形成され、上記樹脂板の長手方向側縁部を連結索とし、該側縁部に連設され型抜きされた中間部を個別仕切り単体とした構成としている。
可撓性樹脂板の中間部を略S字状に連続して型抜きするので、この箱用仕切り体が2個同時にできることになり、製造効率が極めてよい。
【0021】
上記個別仕切り単体の厚さが連結索の厚さよりも薄肉厚になるようにして圧縮形成している。個別仕切り単体の厚さが連結索の厚さよりも薄肉厚になるようにして圧縮形成されているので、密度が高く、剛性が高いものになっていることから、柔らか過ぎることによる物品の動きが抑制され、この点でも、物品の保持が確実になる。また、反面、連結索は、個別仕切り単体よりも柔らかくなり、パッキンとして確実に機能させることができる。
【0022】
また、必要に応じ、個別仕切り単体の両側端部を該個別仕切り単体の一方の面側に向けて折曲形成している。個別仕切り単体の一方の面側に向けて折曲形成されているので、この両端部で物品を包持するようになり、そのため、物品の保持が確実になり、収納する物品の保護性能を向上させることができる。
【0023】
そして、必要に応じ、上記底板部に複数の列仕切り単体を設けた列仕切り板を備えた箱用仕切り体を第一仕切り体とし、上記複数の個別仕切り単体を連結索で連結した箱用仕切り体を第二仕切り体とし、該第一及び第二仕切り体の両方を備えた構成としている。第一及び第二仕切り体の両方の相乗作用により、より一層、物品の収まりが良くなり、がたつきが生じたり、無理な力がかかったりする事態を確実に防止して、物品の保護性能の向上を図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る箱用仕切り体について詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る箱用仕切り体Pは、箱B内部に第一仕切り体P1と第二仕切り体P2とを備えて構成されている。
【0025】
第一仕切り体P1は、図2に示すように、一枚の可撓性の例えば発泡スチロールからなる樹脂板10で折曲形成され、箱の底面30に敷設され物品Gが載置される底板部11と、底板部11に一体に立設され列設された物品Gの列間に介装される複数の列仕切り板12とを備えている。
列仕切り板12には、上端縁12aから下に向かう切り込み13が長手方向に沿って所定間隔で複数形成され、切り込み13により列仕切り板12を分割してなる複数の列仕切り単体14が備えられている。
【0026】
詳しくは、図3にも示すように、一枚の可撓性樹脂板10に互いに平行な折り曲げ線15を複数形成して、この折り曲げ線を挟む複数の短冊状の短冊部16を形成し連設された2つの短冊部16置きに存在する複数の短冊部16を並べて底板部11を形成するとともに、連設された2つの短冊部16を折り曲げ線15で折り曲げて重ね合わせることにより列仕切り板12としている。
【0027】
更に、第一仕切り体P1において、図1乃至図3に示すように、列仕切り板12を形成する短冊部16の厚さは、底板部11を構成する短冊部16の厚さよりも薄肉厚になるように圧縮形成されている。実施の形態では、列仕切り板12を形成する短冊部16の厚さD2が、底板部11を構成する短冊部16の厚さD1に対して、半分の厚さに設定されており、結果として、列仕切り板12の厚さDと、底板部11の厚さD1が同じ厚さになっている。そのため、列仕切り板12は、底板部11よりも板の密度が高く、剛性が高いものになっている。
【0028】
また、底板部11の列仕切り板12に平行な両側縁には、最外側の物品Gの列を押さえる押え板17が底板部11と一体に立設されている。押え板17の厚さは、D1となっている。
【0029】
次に、この第一仕切り体P1を製造する場合について説明する。先ず、図3(1)に示すように、一枚の可撓性樹脂板10に互いに平行な折り曲げ線15を複数形成し、折り曲げ線15を挟む複数の短冊状の短冊部16を形成する。それから、図3(2)に示すように、連設された2つの短冊部16置きに存在する短冊部16を底板部11とし、連設された2つの短冊部16を列仕切り板12とし、最外側の短冊部16を押え板17として定める。そして、連設された2つの短冊部16及び最外側の短冊部16を、プレス機を用いて、圧縮するとともに、連設された2つの短冊部16に、折り曲げ線15と直交する切り込み13を入れる。
【0030】
次に、図3(3)に示すように、折り曲げ線15を折り曲げていく。この際、連設された2つの短冊部16を摘み折って立設させて重ね合わせて列仕切り板12を形成し、最外側の短冊部16も立設して押え板17を形成する。また、連設された2つの短冊部16置きに存在する複数の短冊部16を連設して底板部11とする。これにより、図3(4)に示すような、第一仕切り体P1が完成する。この場合、一枚の可撓性樹脂板をプレス機などで成形し、折り曲げるだけで良いので、製造がきわめて容易になる。
【0031】
第二仕切り体P2は、図1,図4及び図5に示すように、列方向に隣接する各物品G間に介装される複数の個別仕切り単体20と、各個別仕切り単体20をその上端で順に連結する可撓性の連結索21とを備えている。複数の個別仕切り単体20及び連結索21は、例えば発泡スチロール等の樹脂で一体形成されている。
【0032】
また、個別仕切り単体20の両側端部23は個別仕切り単体20の一方の面側に向けて折曲形成されている。円形の物品G等に対して、物品Gの外側に接する面積を広くすることができる。また、個別仕切り単体20の下端22の角はアール状に面取り形成されている。
【0033】
また、第二仕切り体P2は、図6にも示すように、長方形状の例えば発泡スチロールの可撓性樹脂板24の中間部26を略S字状に連続して型抜きすることにより形成され、樹脂板24の長手方向側縁部25を連結索21とし、側縁部25に連設され型抜きされた中間部26を個別仕切り単体20としている。また、長方形状の樹脂板24の中間部26を圧縮形成し、この中間部26を、略S字状に連続して型抜きすることにより個別仕切り単体20を形成し、樹脂板24の長手方向側縁部25を連結索21としている。
【0034】
また、第二仕切り体P2は、個別仕切り単体20の厚さが連結索21の厚さよりも薄肉厚になるようにして圧縮形成されている。図4及び図5に示すように、個別仕切り単体20の厚さT1が連結索21の厚さT2に対して半分以下の厚さに設定されている。そのため、連結索21は、個別仕切り単体20よりも柔らかく、パッキンとして機能できるようになっている。
【0035】
次に、この第二仕切り体P2を製造する場合について説明する。先ず、図6(1)に示すように、一枚の可撓性樹脂板24を用意し、図6(2)に示すように、プレス機などにより、可撓性樹脂板24の中間部26を略S字状に連続して型抜きするとともに、この中間部26を圧縮形成する。これにより左右に第二仕切り体P2が形作られる。次に、図6(3)(4)に示すように、左右の第二仕切り体P2を切り離す。それから、図6(5)に示すように、プレス機などにより、個別仕切り単体20の両側端部23を、個別仕切り単体20の一方の面側に向けて折曲形成する。これにより、図6(6)に示すように、第二仕切り体P2が完成する。この場合、第二仕切り体P2は、複数の個別仕切り単体20及び連結索21を樹脂で一体形成して形成されるので、製造がきわめて容易に行なわれる。また、可撓性樹脂板24の中間部26を略S字状に連続して型抜きするので、第二仕切り体P2が2個同時にできることになり、製造効率が極めてよい。
【0036】
次に、この第一仕切り体P1及び第二仕切り体P2からなる箱用仕切り体Pを用いて、例えば、物品GとしてのりんごAを箱へ収納する際は、以下のようになる。りんごAは、成育状態等によって大きさが異なるので、例えば、大,中,小等にランク付けし、予め略同じ大きさのものに揃えておく。
【0037】
ここで、りんごAの詰め方について説明する。図7に示すように、例えば、所定の大きさの箱において、16個詰め(a)、14個詰め(b)、12個詰め(c)、20個詰め(d)を行なう。16個詰め、14個詰め、12個詰めにおいては、例えば大きさが「大」のランクのりんごAを詰め、20個詰めでは、例えば、大きさが「中」のランクのりんごAを詰める。即ち、16個詰め(a)は、各列にりんごAを夫々(1列目・2列目・3列目・4列目)=(4個・4個・4個・4個)として列方向に並ぶりんごAの間に隣の列のりんごAがくるように位相をずらしたりんごAを配置する。14個詰め(b)は、各列にりんごAを夫々(1列目・2列目・3列目・4列目)=(4個・3個・4個・3個)として上記の16個詰めと同様に位相をずらしてりんごAを配置する。12個詰め(c)は、(1列目・2列目・3列目・4列目)=(3個・3個・3個・3個)として上記の16個詰めと同様に位相をずらしてりんごAを配置する。20個詰め(d)は、各列にりんごAを夫々(1列目・2列目・3列目・4列目)=(5個・5個・5個・5個)としてりんごAを行列状に配置する。これらにおいては、りんごAは全て4列に詰められ、同じ箱用仕切り体P1,P2を用いて詰めることができる。
【0038】
即ち、この仕切り体Pは、いずれの詰め方にも対応できるものであり、例えば、図1に示すように、外寸を430mm×360mm×125mmに形成された箱Bと、一枚の樹脂板10の寸法を420mm×1220mm,底板部11の厚さD1をD1=6mm,列仕切り板12の厚さD1をD2=3mm,底板部11の幅を84mm,列仕切り板12の高さを110mmに形成し、切り込み13を12本入れて列仕切り単体14を13個備えた第一仕切り体P1と、個別仕切り単体20を幅100mm,高さ110mm,各個別仕切り単体20をつなぐ連結索21の個別仕切り単体20間の長さを110mmに形成される第二仕切り体P2とを用いる。
【0039】
先ず、16個詰めの場合について説明する。
図1及び図8に示すように、列仕切り板12及び押え板17を立設した第一仕切り体P1を底板部11が箱の底面30に敷設されるよう箱Bへ入れる。それから、(1列目・2列目・3列目・4列目)=(4個・4個・4個・4個)としたりんごAを列方向に並ぶりんごAの間に隣の列のりんごAがくるように位相をずらして第一仕切り体P1に収納する。この場合、周知の箱詰め機により、16個のりんごAは、一時に箱Bに収納される。
【0040】
次に、図9及び図10に示すように、第二仕切り体P2を、個別仕切り単体20を列方向に隣接する各りんごAの間及び列方向の最外側のりんごAと箱Bの内壁32との間に介装する。この際、連結索21を列方向に向けて鋸刃状にりんごAの上方を覆うよう左右に曲折する。この場合、個別仕切り単体20は連結索21で連結されているので、バラバラにならず、取り扱いが容易になっている。
そして、最後に箱Bの蓋31を閉めて、りんごAの収納を終える。
【0041】
このようにりんごAが収納された状態では、りんごAのような物品Gにおいては、その大きさがある程度揃っていても、個別には多少なりとも大きさに誤差が生じており、各列の外側には凹凸が生じるが、図10に示すように、第一仕切り体P1にあっては、列仕切り単体14は切り込み13で分離されているので、個々に撓むことができることから、幅変更が自在になり、そのため、列仕切り単体14がりんごAの外側の凹凸に追従して折れ曲がるようになり、りんごAの大きさの誤差を吸収し、収まりが良くなる。このため、がたつきが生じたり、無理な力がかかったりする事態が防止され、物品Gの保護性能の向上が図られる。
【0042】
また、りんごAの大きさがある程度揃っていても、個別には多少なりとも大きさに誤差が生じていることから、各列において、りんごAの位置が、一義的でないが、第二仕切り体P2にあっては、個別仕切り単体20が連結索21で連結されているので、移動が自由で幅変更が自在になっており、そのため、りんごAの位置に追従してりんごA間に差し入れることができ、りんごAの大きさの誤差を吸収し、収まりが良くなる。このため、がたつきが生じたり、無理な力がかかったりする事態が防止され、物品Gの保護性能の向上が図られる。
【0043】
更に、りんごAが収納された状態では、列仕切り板12を形成する短冊部16の厚さが底板部11を構成する短冊部16の厚さよりも薄肉厚になるように圧縮形成されており、列仕切り板12の厚さDと、底板部11の厚さD1が同じ厚さになっているので、列仕切り板12は、底板部11よりも板の密度が高く、剛性が高いものになっていることから、柔らか過ぎることによるりんごAの動きが抑制され、りんごAの保持が確実になる。
また、第二仕切り体P2は、個別仕切り単体20の厚さが連結索21の厚さよりも薄肉厚になるようにして圧縮形成されているので、密度が高く、剛性が高いものになっていることから、柔らか過ぎることによるりんごAの動きが抑制され、この点でも、りんごAの保持が確実になる。
【0044】
更にまた、底板部11の列仕切り板12に平行な両側縁に、最外側の物品Gの列を押さえる押え板17が一体に立設されているので、両側の列のりんごAの保護が確実になる。
また、個別仕切り単体20の両側端部23は、個別仕切り単体20の一方の面側に向けて折曲形成されているので、この両端部でりんごAを包持するようになり、そのため、りんごAの保持が確実になり、収納する物品Gの保護性能を向上させることができる。
【0045】
また、図10に示すように、各りんごAの上部には、第二仕切り体P2の連結索21が介在することになるので、箱Bの蓋31とりんごAとの間にパッキンがあると同等になることから、りんごAの上部の保護も確実になる。また、このことは、従来、りんごAの上部と箱の蓋31との間に入れていたシート状のパッキンを不要にすることができることを意味し、部品点数を低減できるという効果もある。
【0046】
更に、第二仕切り体P2によれば、個別仕切り単体20が連結索21で連結されており、移動が自由で幅変更が自在になっているので、りんごAのなす列のりんごAの位置の位相をずらせても入れても、この第二仕切り体P2でこのりんごAを個別に仕切ることができ、箱B内を有効に活用することができる。
【0047】
次に、14個詰めの場合について説明する。
列仕切り板12及び押え板17を立設した第一仕切り体P1を底板部11が箱Bの底面30に敷設されるよう箱Bへ入れる。それから、図7(b)に示すように、(1列目・2列目・3列目・4列目)=(4個・3個・4個・3個)としたりんごAを列方向に並ぶりんごAの間に隣の列のりんごAがくるように位相をずらして第一仕切り体P1に収納する。この場合、周知の箱詰め機により、14個のりんごAは、一時に箱Bに収納される。
【0048】
次に、第二仕切り体P2を、個別仕切り単体20を列方向に隣接する各りんごAの間及び列方向の最外側のりんごAと箱Bの内壁32との間に介装する。この際、連結索21を列方向に向けて鋸刃状にりんごAの上方を覆うよう左右に曲折する。そして、最後に箱Bの蓋31を閉めて、りんごAの収納を終える。
【0049】
この際、列方向のりんごAの数が減らされても、第一仕切り体P1にあっては、列仕切り単体14は切り込み13で分離されているので、個々に撓むことができることから、幅変更が自在になり、列仕切り単体14がりんごAの外側の凹凸に追従して折れ曲がるようになり、そのため、りんごAの少ない列(りんごAが3つの列)の両端のりんごAの押えも確実に行なわれる。このため、がたつきが生じたり、無理な力がかかったりする事態が防止され、物品Gの保護性能の向上が図られる。尚、第二仕切り体P2にあっては、列に配置するりんごAの数に対応させて、個別仕切り単体20の数を切断して減らせばよい。
【0050】
続いて、12個詰めの場合について説明する。
列仕切り板12及び押え板17を立設した第一仕切り体P1を底板部11が箱Bの底面30に敷設されるよう箱Bへ入れる。それから、図7(c)に示すように、(1列目・2列目・3列目・4列目)=(3個・3個・3個・3個)としたりんごAを列方向に並ぶりんごAの間に隣の列のりんごAがくるように位相をずらして第一仕切り体P1に収納する。この場合、周知の箱詰め機により、12個のりんごAは、一時に箱Bに収納される。
【0051】
次に、第二仕切り体P2を、個別仕切り単体20を列方向に隣接する各りんごAの間及び列方向の最外側のりんごAと箱の内壁32との間に介装する。この際、連結索21を列方向に向けて鋸刃状にりんごAの上方を覆うよう左右に曲折する。そして、最後に箱Bの蓋31を閉めて、りんごAの収納を終える。
【0052】
この際にも、第一仕切り体P1によると、列仕切り板12に切り込み13を入れて列仕切り単体14を形成しているので追従性が良いので、列方向のりんごAの数を増減してもりんごAの列の外側に追従することができ、りんごAの押えも確実に行なわれる。このため、がたつきが生じたり、無理な力がかかったりする事態が防止され、物品Gの保護性能の向上が図られる。
【0053】
また、次に、20個詰めの場合について説明する。
先ず、上記と同様に、列仕切り板12及び押え板17を立設した第一仕切り体P1を底板部11が箱の底面30に敷設されるよう箱Bへ入れる。それから、図7(d)に示すように、(1列目・2列目・3列目・4列目)=(5個・5個・5個・5個)としたりんごAを升目状にして第一仕切り体P1に収納する。この場合、周知の箱詰め機により、20個のりんごAは、一時に箱Bに収納される。次に、第二仕切り体P2を、個別仕切り単体20を列方向に隣接する各りんごAの間及び列方向の最外側のりんごAと箱Bの内壁32との間に介装し、最後に箱Bの蓋31を閉めて、りんごAの収納を終える。
【0054】
この場合も、上記と同様に、第一仕切り体P1によると、列仕切り板12に切り込み13を入れて列仕切り単体14を形成しているので追従性が良いので、りんごAの押えが確実に行なわれる。このため、がたつきが生じたり、無理な力がかかったりする事態が防止され、物品Gの保護性能の向上が図られる。即ち、りんごAの大きさが多少小さくなって、箱に多数詰めるような場合であっても、対応できるようになる。
【0055】
尚、上記実施の形態では、りんごAを1段に詰める場合で説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、2段にするなど、多段にして詰めて良い。この場合にも、下段の第二仕切り体P2の連結索21を、上下段間のパッキンとして機能させることができる。そのため、従来、上下段間に入れていたシート状のパッキンを不要にすることができ、部品点数を低減できる。また、シート状のパッキンを入れる工程を省くことができ、それだけ収納作業の効率を向上させることができる。
【0056】
尚また、上記仕切り板の各部の大きさや、仕切り板間の間隔は、詰めるりんごの大きさに合わせて適宜変更して良い。
また、上記実施の形態では、物品としてりんごAに適用したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、どのような物品であってもよいことは勿論である。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の箱用仕切り体によれば、箱の底面に敷設され物品が載置される底板部と、底板部に一体に立設され上記列設された物品の列間に介装される列仕切り板とを備え、箱用仕切り体の上端縁から下に向かう切り込みを、列仕切り板にその長手方向に沿って所定間隔で複数形成し、切り込みにより列仕切り板を分割した複数の列仕切り単体を設けたので、この列仕切り単体は、個々に撓むことができることから、幅変更が自在になり、そのため、列仕切り単体が物品の外側の凹凸に追従して折れ曲がるようになり、物品の大きさの誤差を吸収し、収まりを良くすることができる。このため、がたつきが生じたり、無理な力がかかったりする事態を防止することができ、物品の保護性能の向上を図ることができる。
また、列仕切り板に切り込みを入れて列仕切り単体を形成しているので追従性が良いので、列方向に並ぶ物品の数を増減してもりんごの列の外側に追従することができ、同じ設計でも様々な詰め方を行なうことができる。
【0058】
また、本発明の箱用仕切り体によれば、列方向に隣接する各物品間に介装される複数の個別仕切り単体と、各個別仕切り単体をその上端で順に連結する可撓性の連結索とを備えて構成したので、個別仕切り単体の移動が自由で幅変更が自在になっており、そのため、物品の位置に追従して物品間に差し入れることができ、物品の大きさの誤差を吸収し、収まりを良くすることができる。このため、がたつきが生じたり、無理な力がかかったりする事態を防止することができ、物品の保護性能の向上を図ることができる。
【0059】
また、個別仕切り単体は連結索で連結されているので、バラバラにならず、取り扱いが容易になっている。
更に、物品の上部には、この箱用仕切り体の連結索が介在することになるので、パッキンとして機能させることができ、物品の上部の保護も確実になる。このことは、従来用いていたシート状のパッキンを不要にすることができることを意味し、部品点数を低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る箱用仕切り体を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る箱用仕切り体において第一仕切り体を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る箱用仕切り体において第一仕切り体の製造工程を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る箱用仕切り体において第二仕切り体を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る箱用仕切り体において第二仕切り体の図6中A−A線断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る箱用仕切り体において第二仕切り体の製造工程を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る箱用仕切り体に適用されるりんごの詰め方の例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る箱用仕切り体の第一仕切り体に物品を詰めた状態を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る箱用仕切り体の第二仕切り体を物品間へ介装した状態で示す断面図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る箱用仕切り体を用いて物品を箱詰めした状態を示す要部拡大平面図である。
【図11】従来の箱用仕切り体の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
B 箱
G 物品
A りんご
P1 第一仕切り体
P2 第二仕切り体
10 樹脂板
11 底板部
12 列仕切り板
12a 上端縁
13 切り込み
14 列仕切り単体
15 折り曲げ線
16 短冊部
17 押え板
20 個別仕切り単体
21 連結索
22 下端
23 両側端部
24 樹脂板
25 側縁部
26 中間部
30 底面
31 蓋
32 内壁
Claims (10)
- 箱内に列設されて収納される複数の物品を仕切る箱用仕切り体において、
箱の底面に敷設され物品が載置される底板部と、該底板部に一体に立設され上記列設された物品の列間に介装される列仕切り板とを備え、該列仕切り板の上端縁から下に向かう切り込みを、該列仕切り板にその長手方向に沿って所定間隔で複数形成し、該切り込みにより列仕切り板を分割した複数の列仕切り単体を設けたことを特徴とする箱用仕切り体。 - 一枚の可撓性樹脂板に互いに平行な折り曲げ線を複数形成して、該折り曲げ線を挟む複数の短冊状の短冊部を形成し、
連設された2つの短冊部置きに存在する複数の短冊部を並べて底板部を形成するとともに、上記連設された2つの短冊部を折り曲げ線で折り曲げて重ね合わせることにより上記列仕切り板としたことを特徴とする請求項1記載の箱用仕切り体。 - 上記列仕切り板を形成する短冊部の厚さが底板部を構成する短冊部の厚さよりも薄肉厚になるように圧縮形成したことを特徴とする請求項2記載の箱用仕切り体。
- 上記底板部の上記列仕切り板に平行な両側縁に、最外側の物品の列を押さえる押え板を一体に立設したことを特徴とする請求項1,2または3記載の箱用仕切り体。
- 箱内に列設されて収納される複数の物品を仕切る箱用仕切り体において、
上記列方向に隣接する各物品間に介装される複数の個別仕切り単体と、該各個別仕切り単体をその上端で順に連結する可撓性の連結索とを備えて構成したことを特徴とする箱用仕切り体。 - 上記複数の個別仕切り単体及び連結索を樹脂で一体形成したことを特徴とする請求項5記載の箱用仕切り体。
- 長方形状の可撓性樹脂板の中間部を略S字状に連続して型抜きすることにより形成され、上記樹脂板の長手方向側縁部を連結索とし、該側縁部に連設され型抜きされた中間部を個別仕切り単体としたことを特徴とする請求項6記載の箱用仕切り体。
- 上記個別仕切り単体の厚さが連結索の厚さよりも薄肉厚になるようにして圧縮形成したことを特徴とする請求項7記載の箱用仕切り体。
- 個別仕切り単体の両側端部を該個別仕切り単体の一方の面側に向けて折曲形成したことを特徴とする請求項6,7または8記載の箱用仕切り体。
- 上記請求項1乃至4いずれか記載の箱用仕切り体を第一仕切り体とし、
上記請求項5乃至9いずれか記載の箱用仕切り体を第二仕切り体とし、該第一及び第二仕切り体の両方を備えたことを特徴とする箱用仕切り体。
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