JP2004267812A - 薬液噴射用ノズル及び薬液噴射用ノズルを備えた薬液撒布装置。 - Google Patents
薬液噴射用ノズル及び薬液噴射用ノズルを備えた薬液撒布装置。 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】薬液の噴射孔噴射孔が、ノズル管の外周において周方向に延びるスリット状に形成されたノズル管を備え、このノズル管が、走行綸を備えた機体に対して、先端側に向かうに従って機体の前進方向とは反対側に向かって斜め下方に傾斜するように取り付けられ、且つこのノズル管が、機体に対して上下方向に所定角度揺動可能に設けられるとともに、薬液噴射用ノズルのノズル管が、コイルスプリングを介してその先端側が下方に向かうように付勢されている。
【選択図】 図2
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、主として茶畑に薬液を撒布するのに用いる薬液噴射用ノズル及びその薬液噴射用ノズルを備えてなる薬液撒布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの種の薬液噴射用ノズルを備えた薬液撒布装置は、機体の下部に走行綸が設けられると共に、機体の前部には、側方に張り出すノズルフレームが設けられている。
【0003】
そしてこのノズルフレームには、薬液の供給管が配設され、この供給管の途中には、下方に延びる複数のノズル管が連結されると共に、このノズル管の下端には、複数の小孔からなる噴射孔が設けられて、この噴射孔から薬液が霧状に噴霧されるようにしている。
【0004】
(特許文献1参照)
【0005】
【特許文献1】
特開平10−155405号公開公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで前述の公開公報に示されている薬液撒布装置では、ノズル管の噴射孔から噴霧される薬液が円錐状に広がりながら霧状に噴霧されることから、走行しながらでの噴霧作業を行なう場合、薬液の撒布むらが生じ易くて、薬液の噴霧効率が悪く、薬液の使用量が増大するなどの不具合がある。
【0007】
また特に茶園の茶樹に棲息する病害虫は、主として葉の裏や枝に棲息しているが、茶樹にあっては、摘採面の茶葉が混んでいるために、摘採面の葉の上方から薬液を撒布する方法では、薬液を葉の裏面や枝あるいは株元に撒布することが困難であり、充分な駆除を行なおうとすると、どうしても薬液の撒布量が増大する問題がある。
【0008】
そこで、茶樹の内部に効率良く薬液を撒布するために、前述の公開公報に示された薬液撒布装置のノズル管の下端部を例えば樹木内に突っ込んだ状態で走行させる方法もあるが、以上のように、下方に延びるノズル管を樹木内に突っ込んだ状態で走行させるた場合には、ノズル管と樹木に対するノズル管の接触抵抗が大きくて、薬液撒布走行が円滑に行なえない場合もあるし、場合によっては、ノズル管が破損する不具合も考えられる。
【0009】
本発明は以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、薬液を効率よくしかも例えば茶樹などの被撒布対象に確実に撒布することの出来る薬液噴射用ノズル及び薬液撒布装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ノズル管の先端部に薬液の噴射孔が備えられた薬液噴射用ノズルにおいて、噴射孔が、ノズル管の外周において周方向に延びるスリット状に形成されていることを特徴とするものである。
【0011】
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のノズル管がノズル管本体とそのノズル管本体の先端部に回動可能に設けられた回転筒部とから構成され、噴射孔が前記回転筒部に設けられて、ノズル管本体に対する回転筒部の回動により、噴射孔の方向を変更可能としていることを特徴とするものである。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の薬液噴射用ノズルが、走行綸を備えた機体に取り付けられていることを特徴とするものである。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の薬液撒布装置において、機体に取り付けられている薬液噴射用ノズルのノズル管が、先端側に向かうに従って機体の前進方向とは反対側に向かって斜め下方に傾斜していることを特徴とするものである。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の薬液噴射用ノズルのノズル管が、機体に対して上下方向に所定角度揺動可能に設けられるとともに、薬液噴射用ノズルのノズル管が、付勢手段を介してその先端側が下方に向かうように付勢されていることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1から図9において符号1で示す薬液撒布装置は、金属パイプから構成された機体2の下部に左右一対の走行綸21を回転自由に取り付けて成る自走式のものであって、機体2の上部には、機体2に対して前方に向かって延びる操作ハンドル22が組みつけられると共に、横方向に延びる支持杆23が、機体2に対して上下方向に移動可能に組みつけられている。
【0016】
そしてこの薬液撒布装置1を構成する前述の支持杆23には、本発明にかかる薬液噴射用ノズル3が3台取り付けられている。
【0017】
支持杆23の機体2に対する取り付け側端部には、バランスウエイト24が組み付けられている。
【0018】
薬液噴射用ノズル3は、薬液の噴射口4が備えられたノズル管30を有している。
【0019】
このノズル管30は、金属パイプから構成されるノズル管本体31と、このノズル管本体31の先端部に装着される有底筒状の回転筒32とから構成され、ノズル管本体31の先端部外周面に形成された雄ねじに対して回転筒32の内周面に形成された雌ねじを螺合することで、回転筒32はノズル管本体31に対して回動可能に設けられており、回転筒32の内周面とノズル管本体31の先端部外周面との間には、リング状のシール部材33が介装されている。
【0020】
ノズル管本体31は、図4にも示すように、回転筒32の取り付けられる先端部位が約125度屈曲しており、その屈曲部分31Fの先端に回転筒32が装着されている。
【0021】
回転筒32の外周には、図8にも示すように、周方向に延びてほぼ180度にわたって開口するスリット状の噴射孔4が設けられているのであって、実施形態では、この噴射孔4に茶葉や枝が侵入するのを防ぐために、噴射口4の開口幅Wを0.2mmとしている。
【0022】
斯くして、噴射孔4からは、薬液がほぼ180度に広がりながら膜状(カーテン状)に噴射され、またノズル管本体31に対する回転筒32の回動により、噴射孔4の方向が変更される。
【0023】
また以上の薬液噴射用ノズル3のノズル管30は、機体2の支持杆23に対して、支持部材5を介してスライド可能で且つ上下方向に所定角度揺動可能に取り付けられると共に、薬液噴射用ノズル3のノズル管30が、付勢手段を介してその先端側が下方に向かうように付勢されている。
【0024】
支持部材5は、図3、図7に示すように、支持杆23にスライド可能に挿通された保持筒51と、この保持筒51に回動自由に支持された支持体52と、前述の付勢手段を構成するコイルスプリング53とが備えられ、保持筒51は、その長さ方向一端部に螺着したボルト51Fの締め付けにより、支持杆23に対して固定されるようにしている。
【0025】
また保持筒51の外周には、図5に示すように、周方向に延びるガイド孔51Aが設けられ、支持体52に装着したボルト52Fの先端部をガイド孔51Aに突入させることで、保持筒51に対する支持体52の回動を所定角度(実施形態では、240度)に規制している。
【0026】
コイルスプリング53は、保持筒51の外周に嵌めこまれ、その一端を支持体52に係止し、他端側を保持筒51の長さ方向一端に装着した係止部材54にそれぞれ係止し、コイルスプリング53のばね力により、支持体52を保持筒51に対して所定の回動方向に付勢させている。
【0027】
支持体52には、クランプ部材55が取り付けられて、このクランプ部材55にノズル管33の基端部が挟み止められているのであって、図2にも示すように、ノズル管33は、クランプ部材55に挟み止められた時点で、先端側に向かうに従って機体2の前進方向とは反対側に向かって斜め下方に傾斜し、且つ屈曲部分31Fが水平状態に配置されて、噴射口4が下方を向くように設定されている。
【0028】
各ノズル管の基端部には、薬液供給パイプ34が接続されている。
【0029】
薬液供給パイプ34の入口側は、操作ハンドル22に取り付けられた接続管35に接続されており、またこの接続管32は、薬液撒布作業時に、薬液タンク内の薬液を圧送するための薬液ポンプから延びる薬液供給ホース(図示せず)が接続される。
【0030】
また図に示す実施形態では、図3にも示すように、支持杆3の長さ方向中間部には、茶樹Fの摘採面Gに載るガイドブレード25が支持ブラケット26を介して取り付けられている。
このガイドブレード25は、薬液撒布装置1の撒布作業時に支持杆23のノズル管30の取り付け側が下方に沈み込むのを抑制するためのものであって、このガイドブレード25により、薬液撒布装置1の走行が円滑に行なえる。
【0031】
尚、このガイドブレード25は、図6にも示すように、その前端部が斜め上方に屈曲している。
【0032】
また支持ブラケット26は支持杆3に対してスライド可能であって、支持ブラケットの支持杆3に対するスライドにより、ガイドブレード25のセット位置が変更出来るようになっている。
【0033】
次に以上の薬液撒布装置1により茶樹に薬液を撒布する
まず、薬液ポンプから延びる薬液供給ホース(図示せず)を接続管35に接続すると共に、茶樹Fの畝の高さにあわせて、機体2に対する支持杆23の高さ、並びに支持杆23対する各ノズル管30のセット位置をそれぞれ適宜調整して、図1に示すように、各ノズル管30の先端部が茶樹F内に入り込んで、ガイドブレード25が茶樹Fの摘採面Gに載る状態にセットする。
【0034】
そして作業者が操作ハンドル22を手で引っ張って、薬液撒布装置1を茶樹Fの畝に沿って走行綸21を介して移動させるのであって、この時、ノズル管30の噴射噴射孔4が下方に向けられていると、茶樹Fの枝や幹に薬液を集中して撒布することが出来、また噴射孔4が例えば上方に向けられていると、茶葉の裏面に薬液を集中して撒布することが出来るのである。
【0035】
そして噴射孔4が、周方向に延びるスリット状に形成されていることから、この噴射孔4から撒布される薬液は、ほぼ180度に広がる膜状となり、走行しながらの撒布作業を行なうも、薬液がむらなくしかも確実に茶樹の枝や幹若しくは茶葉の裏面に撒布することが出来る。
【0036】
また以上の薬液撒布装置1にあっては、支持杆23に取り付けられているノズル管30が、先端側に向かうに従って機体2の前進方向とは反対側に向かって斜め下方に傾斜し、且つ噴射口4が設けられている屈曲部分31Fが水平状態に配置されているので、走行時、ノズル管30に加わる抵抗が小さく、ノズル管30が走行途中に例えば太い枝などに衝突した場合でも、ノズル管30が、コイルスプリング53のバネ力に抗してその先端側が上方を向く方向に揺動して、衝突した枝を避けるので、ノズル管30が損傷したりあるいは茶葉の枝や幹が傷つくのを抑制することが出来る。
【0037】
また噴射口4が開口幅Wの非常に狭いスリット状に形成されているので、茶葉が噴射口4に詰まるような不具合も抑制することが出来る。
【0038】
また茶樹Fの摘採面Gに載るガイドブレード25が支持杆23に取り付けられているので、薬液撒布装置1による撒布作業時に装置1が例えばバランスを崩して茶樹側に傾こうとしてもガイドブレード25で受け止められて、支持杆23におけるノズル管30取り付け側が下方に沈み込むのが抑制され、薬液撒布装置1の走行が円滑に行なえる。
【0039】
以上の実施形態では、作業者が操作ハンドル22を手で引っ張って移動させるようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば図10、図11に示すように、エンジン駆動の乗用式薬液撒布装置10に本発明を適用してもよい。
【0040】
即ち、図10及び図11に示す実施形態では、エンジン駆動の乗用式薬液撒布装置10の機体20の前部に、油圧シリンダ11を介して昇降するクロスフレーム12を設けて、このクロスフレーム12に支持杆230を車幅方向に架設し、この支持杆230に薬液噴射用ノズル3のノズル管30を3本取り付けているのであって、ノズル管30の支持杆230への取り付け仕様は、図1〜図9に示す実施形態と基本的には同じ構造としている。
【0041】
以上の乗用式薬液撒布装置10にあっても、前記した図1〜図9に示す実施形態と同様の作用効果を期待することが出来る。
【0042】
また図12及び図13に示す別の実施形態は、本発明にかかる薬液噴射用ノズル3を手持ち式の薬液撒布装置100に取り付けたものであって、具体的には、手持ち式の薬液撒布装置100を、薬液通路を備えた竿状の手持ちハンドル101と、このハンドル101の先端に接続された略L字状の薬液供給管102とから構成され、手持ちハンドル101の基端には、薬液ポンプから延びる薬液供給ホースHが接続され、また薬液供給管102には、2個のノズル管30が所定間隔開けて接続されたものである。
【0043】
以上の薬液撒布装置100にあっては、手持ちハンドル101を手で持ち、各ノズル管30の先端部が茶樹F内に入り込ませた状態で、この薬液撒布装置100を茶樹Fの畝に沿って移動させながら、薬液の撒布を行なうのである。
【0044】
また図1から図9に示す実施形態では、ノズル管30の回転筒32の外周に周方向に延びてほぼ180度にわたって開口するスリット状の噴射孔4を所形成したが、これに限定されるものではなく、薬液の撒布対象に対応して、例えば周方向に240度にわたって開口する噴射孔4を設けてもよいし、あるいは周方向に120度にわたって開口する噴射孔4を設けてもよい。
【0045】
また図1から図9に示す実施形態では、ノズル管30を構成する回転筒32の外周に周方向に延びてほぼ180度にわたって開口するスリット状の噴射孔4を一箇所形成したが、これに限定されるものではなく、例えば図14及び図15に示すように、ノズル管30の先端部外周の上部と下部に、周方向に延びてほぼ180度にわたって開口するスリット状の噴射孔4をそれぞれ個別に形成してもよく、このような構成にすると、図15において1点鎖線で示すように、ノズル管30の先端部を中心にして、360度にわたって薬液を膜状に撒布することが出来、これにより、前記した実施形態のように、回転筒32をノズル管本体31の先端部に回転可能に設ける必要が解消されるので、それだけ薬液噴射用ノズル3の構造が簡単となる。
【0046】
また以上の実施形態では、噴射孔4の開口幅Wを0.2mmとしたが、これに限定されるものではなく、少なくとも噴射孔4に被撒布対象物が詰まることのない開口幅Wであればよい。
【0047】
【発明の効果】
以上のごとく、請求項1に記載の発明によれば、ノズル管の先端部に薬液の噴射孔が備えられた薬液噴射用ノズルにおいて、噴射孔がノズル管の外周において周方向に延びるスリット状に形成されていることにより、噴射口から噴射される薬液が膜状に撒布することが可能となって、走行しながらの撒布作業を行なうも、薬液がむらなくしかも確実に茶樹の枝や幹若しくは茶葉の裏面などの被撒布対象物に撒布することが出来る。
【0048】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載のノズル管が、ノズル管本体とそのノズル管本体の先端部に回動可能に設けられた回転筒部とから構成され、噴射孔が前記回転筒部に設けられて、ノズル管本体に対する回転筒部の回動により、噴射孔の方向を変更可能としていることにより、請求項1に記載の発明の効果に加え、回転筒部の回動操作だけで、その噴射方向を例えば下方から上方に簡単に変更することが出来、被撒布対象物に応じて、その噴射変更を変更することで、的確な薬液の撒布が行なえる。
【0049】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の薬液噴射用ノズルが、走行綸を備えた機体に取り付けられていることにより、走行しながら、薬液をむらなくしかも確実に茶樹の枝や幹若しくは茶葉の裏面などの被撒布対象物に撒布することが出来る。
【0050】
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の薬液撒布装置において、機体に取り付けられている薬液噴射用ノズルのノズル管が、先端側に向かうに従って機体の前進方向とは反対側に向かって斜め下方に傾斜していることにより、請求項3に記載の発明の効果に加え、ノズル管の先端がわを例えば茶樹内に突っ込んだ状態で走行しても、ノズル管に加わる抵抗が小さく、結果として薬液噴射用ノズルが損傷したりあるいは茶樹などの被撒布対象物に傷がつくのを抑制することが出来る。
【0051】
請求項5に記載の発明によれば、請求項3または4に記載の薬液撒布装置において、薬液噴射用ノズルのノズル管が、機体に対して上下方向に所定角度揺動可能に設けられるとともに、薬液噴射用ノズルのノズル管が、付勢手段を介してその先端側が下方に向かうように付勢されていることにより、請求項3または4に記載の発明の効果に加え、ノズル管が走行途中に例えば太い枝などに衝突した場合でも、ノズル管が、付勢手段の付勢力に抗してその先端側が上方を向く方向に揺動して、衝突した枝を避けることが出来るので、薬液噴射用ノズルが損傷したりあるいは茶樹などの被撒布対象物に傷がつくのをより一層抑制することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる薬液撒布装置の一実施形態を示す正面図。
【図2】同、側面図。
【図3】同、要部の拡大正面図。
【図4】図3におけるA−A線拡大断面図。
【図5】図3におけるB−B線拡大断面図。
【図6】図3におけるC−C線拡大断面図。
【図7】図4におけるD−D線拡大断面図。
【図8】薬液噴射用ノズルの要部の正面図。
【図9】薬液撒布装置の仕様状態を概略的に示す斜視図。
【図10】本発明にかかる薬液撒布装置の他の実施形態を示す斜視図。
【図11】図10に示す薬液撒布装置の要部の説明図。
【図12】本発明にかかる薬液撒布装置の他の実施形態を示す斜視図。
【図13】本発明にかかる薬液撒布装置の他の実施形態を示す要部の平面図。
【図14】本発明にかかる薬液噴射用ノズルの他の実施形態を示す要部の拡大断面図。
【図15】同、要部の拡大正面図。
【符号の説明】
1・10・100 薬液撒布装置
2 機体
21 走行綸
3 薬液噴射用ノズル
30 ノズル管
4 噴射口
5 支持部材
F 茶樹
Claims (5)
- ノズル管の先端部に薬液の噴射孔が備えられた薬液噴射用ノズルにおいて、噴射孔が、ノズル管の外周において周方向に延びるスリット状に形成されていることを特徴とする薬液噴射用ノズル。
- ノズル管がノズル管本体とそのノズル管本体の先端部に回動可能に設けられた回転筒部とから構成され、噴射孔が前記回転筒部に設けられて、ノズル管本体に対する回転筒部の回動により、噴射孔の方向を変更可能としていることを特徴とする請求項1に記載の薬液噴射用ノズル。
- 請求項1または2に記載の薬液噴射用ノズルが、走行綸を備えた機体に取り付けられていることを特徴とする薬液撒布装置。
- 機体に取り付けられている薬液噴射用ノズルのノズル管が、先端側に向かうに従って機体の前進方向とは反対側に向かって斜め下方に傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の薬液撒布装置。
- 薬液噴射用ノズルのノズル管が、機体に対して上下方向に所定角度揺動可能に設けられるとともに、薬液噴射用ノズルのノズル管が、付勢手段を介してその先端側が下方に向かうように付勢されていることを特徴とする請求項3または4に記載の薬液撒布装置。
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