JPH08280313A - 農作物の薬液撒布及び撒水装置 - Google Patents
農作物の薬液撒布及び撒水装置Info
- Publication number
- JPH08280313A JPH08280313A JP7122920A JP12292095A JPH08280313A JP H08280313 A JPH08280313 A JP H08280313A JP 7122920 A JP7122920 A JP 7122920A JP 12292095 A JP12292095 A JP 12292095A JP H08280313 A JPH08280313 A JP H08280313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- crop
- spraying
- agrochemical solution
- agricultural product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 設備費の節減を図って、農作物の畝の間の障
害物に関係なく遠近を問わず薬液又は水を均一に撒布す
る。 【構成】 農作物を中心とする左右側方に軌条３を配設
し、該軌条３に走行台５を垂下してこれに撒布距離の長
短を有する噴口１２と農作物の葉の裏側に撒布する噴口
１２とを有する撒水パイプ９の夫々給水ホース１４を連
通して農作物全体を均一に両側から撒布する。
害物に関係なく遠近を問わず薬液又は水を均一に撒布す
る。 【構成】 農作物を中心とする左右側方に軌条３を配設
し、該軌条３に走行台５を垂下してこれに撒布距離の長
短を有する噴口１２と農作物の葉の裏側に撒布する噴口
１２とを有する撒水パイプ９の夫々給水ホース１４を連
通して農作物全体を均一に両側から撒布する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、モーターの駆動により
農作物に薬液例えば農薬或は水を撒布する農作物の薬液
撒布及び撒水装置に関する。
農作物に薬液例えば農薬或は水を撒布する農作物の薬液
撒布及び撒水装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の撒布機においては農作物の各畝の
間に撒布パイプを垂下したうでを持つ走行台を動力装置
により移動させる方法や、或は動力装置と撒布装置とを
一体にした移動撒布機により農作物の間を移動しながら
撒布する方法等が提案されている。
間に撒布パイプを垂下したうでを持つ走行台を動力装置
により移動させる方法や、或は動力装置と撒布装置とを
一体にした移動撒布機により農作物の間を移動しながら
撒布する方法等が提案されている。
【０００３】また、一定場所に固定した撒布方法のもの
がある。
がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の撒布機にあって
は、コスト高であったり、農作物の間に障害物のある場
合等は使用できないという問題点があった。
は、コスト高であったり、農作物の間に障害物のある場
合等は使用できないという問題点があった。
【０００５】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、設備費の節減を図って、農作物の畝の間の障害物に
関係なく遠近を問わず薬液又は水を均一に撒布すること
のできる農作物の薬液撒布及び撒水装置を提供すること
を目的とするものである。
は、設備費の節減を図って、農作物の畝の間の障害物に
関係なく遠近を問わず薬液又は水を均一に撒布すること
のできる農作物の薬液撒布及び撒水装置を提供すること
を目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る農作物の薬
液撒布及び撒水装置においては、農作物を中心として左
右に支柱を植設して、これに取り付けた支持杆に軌条を
夫々架設すると共に、該各軌条に走行台に軸支したコロ
を載置して往復動ができるように構成されている。
液撒布及び撒水装置においては、農作物を中心として左
右に支柱を植設して、これに取り付けた支持杆に軌条を
夫々架設すると共に、該各軌条に走行台に軸支したコロ
を載置して往復動ができるように構成されている。
【０００７】また、左右の各走行台が互に軌条に沿って
反対方向に移動するように走行台の上端部にワイヤが連
絡され、動力装置の正逆回転により移動する。
反対方向に移動するように走行台の上端部にワイヤが連
絡され、動力装置の正逆回転により移動する。
【０００８】また、走行台の下方部に取り付けられた支
持鈑に沿わせて取り付けた撒水パイプを上方部と下方部
に分け、上方部に取り付けた噴口の角度及び口径の差異
により薬液量及び撒水量と遠近距離等が定まり、また下
方部の噴口も上記と同様に角度、口径等を異にすること
が好ましく、葉の表裏側に薬液を撒布する場合は撒水パ
イプの噴口の方向を調整し、地面に撒布のときは通常の
傾斜角度に保持することが好ましい。
持鈑に沿わせて取り付けた撒水パイプを上方部と下方部
に分け、上方部に取り付けた噴口の角度及び口径の差異
により薬液量及び撒水量と遠近距離等が定まり、また下
方部の噴口も上記と同様に角度、口径等を異にすること
が好ましく、葉の表裏側に薬液を撒布する場合は撒水パ
イプの噴口の方向を調整し、地面に撒布のときは通常の
傾斜角度に保持することが好ましい。
【０００９】また、ポンプの取付位置は、吸水管を有す
るポンプの吐出口に各給水ホースの一端を連通し他端を
撒水パイプに連通することにより、撒水パイプの前進、
後進に応じて給水ホースも伸縮する。
るポンプの吐出口に各給水ホースの一端を連通し他端を
撒水パイプに連通することにより、撒水パイプの前進、
後進に応じて給水ホースも伸縮する。
【００１０】
【作用】上記のように構成されている農作物の薬液撒布
及び撒水装置において、動力装置とポンプ装置を起動す
ると動力装置の正逆回転によって軌条上を走行台は移動
しながら給水パイプをワイヤにて牽引して、農作物を中
心とした両側よりポンプの起動と共に農作物に対し撒水
パイプの噴口の開口方向に薬液撒布又は撒水を行う。
及び撒水装置において、動力装置とポンプ装置を起動す
ると動力装置の正逆回転によって軌条上を走行台は移動
しながら給水パイプをワイヤにて牽引して、農作物を中
心とした両側よりポンプの起動と共に農作物に対し撒水
パイプの噴口の開口方向に薬液撒布又は撒水を行う。
【００１１】そして上記した理由により動力装置及びポ
ンプ装置の位置は、ワイヤ並びにホースを正面から見て
略中心にあった方が、ワイヤの牽引力やホースの水圧等
には好ましい。
ンプ装置の位置は、ワイヤ並びにホースを正面から見て
略中心にあった方が、ワイヤの牽引力やホースの水圧等
には好ましい。
【００１２】また、薬液等の撒布到達距離について噴口
の角度と口径とを異にしているので、液体の撒布は円滑
に起動するよう働く。
の角度と口径とを異にしているので、液体の撒布は円滑
に起動するよう働く。
【００１３】
【実施例】実施例について図１から図５の図面を参照し
て説明すると、図４で示すように所定間隔毎に支柱１を
左右側方に植設し、支柱１に伸縮自在の支持杆２を水平
に突出させ、その先端に軌条３を垂設する。
て説明すると、図４で示すように所定間隔毎に支柱１を
左右側方に植設し、支柱１に伸縮自在の支持杆２を水平
に突出させ、その先端に軌条３を垂設する。
【００１４】軌条３は工状に形成され、支持杆２の先端
部に形成したＴ形溝孔４に上部を緩挿し下部を垂下して
構成されている。
部に形成したＴ形溝孔４に上部を緩挿し下部を垂下して
構成されている。
【００１５】前記軌条３に走行台５を垂下し、走行台５
の略中央部に設けられたボックス５ａ内に軌条３の下部
を挿入して両内側面より軸支したコロ６、６を左右より
転動自在に載置し、前記走行台５の上端部に係止部７を
設けてワイヤ８を挿通係止する。
の略中央部に設けられたボックス５ａ内に軌条３の下部
を挿入して両内側面より軸支したコロ６、６を左右より
転動自在に載置し、前記走行台５の上端部に係止部７を
設けてワイヤ８を挿通係止する。
【００１６】ボックス５ａの下方部に取り付けられた支
持鈑１０の側面に沿わせた撒水パイプ９の左右を取付金
具１１で固定し、該金具１１を中心として上方部と下方
部とに分け、上方部には、水の撒布の到達距離の異なる
よう口径と噴口１２の方向をそれぞれ異にするよう複数
配置して葉の表を撒布し、下方部の噴口１２は農作物の
葉の裏又は地面に向って撒布するように複数配置し、前
記撒水パイプ９にポンプ１３を介して給水ホース１４を
連通し、前記ポンプ１３には別に給水管を取り付ける。
持鈑１０の側面に沿わせた撒水パイプ９の左右を取付金
具１１で固定し、該金具１１を中心として上方部と下方
部とに分け、上方部には、水の撒布の到達距離の異なる
よう口径と噴口１２の方向をそれぞれ異にするよう複数
配置して葉の表を撒布し、下方部の噴口１２は農作物の
葉の裏又は地面に向って撒布するように複数配置し、前
記撒水パイプ９にポンプ１３を介して給水ホース１４を
連通し、前記ポンプ１３には別に給水管を取り付ける。
【００１７】図４で示されるように正逆回転モーター１
５にはワイヤ８を牽引して走行台５を一側方では前進、
他側方の走行台５は後進を行うように構成し、何れも進
行しながら農作物に対し左右両側よりポンプ１３を駆動
して農薬或は水等を撒布するものであり、走行台５に連
通した弛んだ給水ホース１４は走行台５の前進によって
伸長する。また、後進によって給水ホース１４は数条に
弛んで走行台５から垂下するよう復元する。
５にはワイヤ８を牽引して走行台５を一側方では前進、
他側方の走行台５は後進を行うように構成し、何れも進
行しながら農作物に対し左右両側よりポンプ１３を駆動
して農薬或は水等を撒布するものであり、走行台５に連
通した弛んだ給水ホース１４は走行台５の前進によって
伸長する。また、後進によって給水ホース１４は数条に
弛んで走行台５から垂下するよう復元する。
【００１８】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏する。
ているので、以下に記載する効果を奏する。
【００１９】農作物を中心としてその両側方に支柱を植
設しているので、走行台の軌条上の移動が円滑に行うこ
とができるという効果がある。
設しているので、走行台の軌条上の移動が円滑に行うこ
とができるという効果がある。
【００２０】軌条を転動する走行台に撒水パイプとワイ
ヤを取り付け、ワイヤにて走行台の前後動を行い、撒水
パイプに夫夫到達距離の異なる数種類の噴口を取り付け
ているので、農作物の全体に均一に薬液、例えば農薬或
は水等を撒布することができ、農作物の栽培を助けるこ
とができるという効果がある。
ヤを取り付け、ワイヤにて走行台の前後動を行い、撒水
パイプに夫夫到達距離の異なる数種類の噴口を取り付け
ているので、農作物の全体に均一に薬液、例えば農薬或
は水等を撒布することができ、農作物の栽培を助けるこ
とができるという効果がある。
【図１】走行台及び撒水パイプの取付状態を示す一部切
除した説明図である。
除した説明図である。
【図２】走行台の取付状態を示す一部切除した側面図で
ある。
ある。
【図３】図２のＡ−Ａ線における断面図である。
【図４】本発明装置の構成図である。
【図５】本発明装置の使用状態を示す説明図である。
３ 軌条 ５ 走行台 ９ 撒水パイプ １２ 噴口 １４ 給水ホース
Claims (1)
- 【請求項１】 農作物の植付面積に応じ、該農作物を中
心とする左右側方に軌条３を配設し、該軌条３に走行台
５を垂下してこれに撒布距離の長短を有する噴口１２と
農作物の葉の裏側に撒布する噴口１２とを有する撒水パ
イプ９に、夫々給水ホース１４を連通して農作物全体を
均一に両側から撒布しようとする農作物の薬液撒布及び
撒水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7122920A JPH08280313A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 農作物の薬液撒布及び撒水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7122920A JPH08280313A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 農作物の薬液撒布及び撒水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08280313A true JPH08280313A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14847880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7122920A Pending JPH08280313A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 農作物の薬液撒布及び撒水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08280313A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005063001A1 (es) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Instituto Madrileño De Investigación Agraría Y Alimentaria (Imia) | Simulador de lluvia para estudios medioambientales |
| JP2013042671A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Fulta Electric Machinery Co Ltd | 防霜ファンの散水装置 |
| CN113303147A (zh) * | 2021-03-26 | 2021-08-27 | 扬州市职业大学(扬州市广播电视大学) | 智慧农业棚内喷灌装置 |
| CN114258845A (zh) * | 2022-01-13 | 2022-04-01 | 江西省森湖园艺有限公司 | 一种园林植被养护用洒水装置 |
-
1995
- 1995-04-11 JP JP7122920A patent/JPH08280313A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005063001A1 (es) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Instituto Madrileño De Investigación Agraría Y Alimentaria (Imia) | Simulador de lluvia para estudios medioambientales |
| JP2013042671A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Fulta Electric Machinery Co Ltd | 防霜ファンの散水装置 |
| CN113303147A (zh) * | 2021-03-26 | 2021-08-27 | 扬州市职业大学(扬州市广播电视大学) | 智慧农业棚内喷灌装置 |
| CN114258845A (zh) * | 2022-01-13 | 2022-04-01 | 江西省森湖园艺有限公司 | 一种园林植被养护用洒水装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5176322A (en) | Crop-spraying apparatus | |
| US7883035B2 (en) | Mobile drip system | |
| KR101271600B1 (ko) | 비닐하우스용 무인방제장치 | |
| US6343749B1 (en) | Mobile drip irrigation system | |
| KR101901917B1 (ko) | 비닐하우스용 약제 살포장치 | |
| KR20100113955A (ko) | 수레형 이동 방제기 | |
| KR20190088254A (ko) | 자유각도 조절식 비산방지 노즐 살포유닛을 포함하는 견인타입형 살포기 | |
| US9247693B2 (en) | Irrigation systems | |
| AU753619B2 (en) | Fluid injection spray system for a wind machine | |
| EP0319531A4 (en) | Crop-spraying apparatus | |
| JPH08280313A (ja) | 農作物の薬液撒布及び撒水装置 | |
| CN107156094B (zh) | 一种用于玉米地的防除草剂喷雾漂移装置 | |
| JP2657708B2 (ja) | 栽培床用灌水ロボット | |
| KR102571232B1 (ko) | 비닐하우스 농약 살포용 운반구 | |
| JP3699285B2 (ja) | 茶園用薬液散布管装置及び茶園用薬液散布装置 | |
| US20220211024A1 (en) | Drop-down applicators for an agricultural sprayer | |
| TWM289581U (en) | Improved structure of self-propelled agriculture automatically spraying, cooling system | |
| US4353324A (en) | Fence painting apparatus | |
| CN213881238U (zh) | 一种小型农业机械灌溉装置 | |
| KR20190051546A (ko) | 높이조절이 가능한 비닐하우스용 약액 살포장치 | |
| CN210042924U (zh) | 一种农业喷灌机 | |
| KR200254908Y1 (ko) | 비닐하우스용 스프링클러 장치 | |
| JP2582740B2 (ja) | 園芸用ハウスにおける薬液等の散布装置 | |
| CN213463267U (zh) | 一种移动式蔬菜种植用喷淋装置 | |
| KR200226700Y1 (ko) | 비닐하우스용 약액분사장치 |