JP2004265372A - 防犯装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】不審者が気が付かないようにビデオカメラ等で自動連写撮影するとともに大音量の電子音や音声等で撃退し不審者の証拠を得ることができる防犯装置に関する。
【解決手段】屋外の不審者を検知するため屋外の玄関に設けた第1赤外線センサーと、前記第1赤外線センサーに反応して不審者を撮影する暗視カメラと、撮影した不審者等を記録するビデオデッキとからなり、玄関内には前記第1赤外線センサーを超えた後に不審者を検知する第2赤外線センサーとこれに接続した第1コントローラからなり、前記第1コントローラは不審者をけたたましい音で驚かせる送受信機を備えた警報ブザーと大声でドロボーと発する音声ブザーと該ブザーが鳴ると同時に点灯するライトと前記ライトと同時に不審者を撮影するカメラと不審者を自動連写撮影した後に屋内に催涙ガスを噴霧する自動式催涙スプレーと不審者を検知できる第2検知手段とからなる。
【選択図】 図1
【解決手段】屋外の不審者を検知するため屋外の玄関に設けた第1赤外線センサーと、前記第1赤外線センサーに反応して不審者を撮影する暗視カメラと、撮影した不審者等を記録するビデオデッキとからなり、玄関内には前記第1赤外線センサーを超えた後に不審者を検知する第2赤外線センサーとこれに接続した第1コントローラからなり、前記第1コントローラは不審者をけたたましい音で驚かせる送受信機を備えた警報ブザーと大声でドロボーと発する音声ブザーと該ブザーが鳴ると同時に点灯するライトと前記ライトと同時に不審者を撮影するカメラと不審者を自動連写撮影した後に屋内に催涙ガスを噴霧する自動式催涙スプレーと不審者を検知できる第2検知手段とからなる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピッキング等を行う不審者が気が付かないようにビデオカメラ等で自動連写撮影し証拠を得るとともに、大音量の電子音や音声等で撃退し、ピッキング犯罪を防止できる防犯装置に関する改良発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来の防犯装置は、ピッキング犯罪の防犯対策として、夜間であれば軒下等に着脱可能なフラッシュライトを設け、一時的に大量の光を不審者の目に照らし、予めピッキングを行う不審者を撃退していた。
【0003】
また、従来の防犯装置は、フラッシュライト以外の防犯装置として警備会社が提供する赤外線センサー及び警備等があった。前記赤外線センサーは、警備会社と住人の間に予め契約を締結し、警備会社が契約先である住人の玄関先に設ける装置である。
【0004】
そして、前記赤外線センサーで異常信号を探知した場合、即ち、不審者が玄関ドアの鍵を破損し、不法に家に侵入した際、警備会社は、異常信号を検出した赤外線センサー等の位置を判別し、現場近くにいた警備会社の社員に無線等で指示を送り、現場である住居に短時間で到着し、物品等の盗難があったのかどうかを確認していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の防犯装置は、住人自らが防犯装置であるフラッシュライトを取り付けた場合、不審者は侵入すると前記フラッシュライトは光を不審者に対して発光するが、一時的な目くらましにしかならないため、不審者の目が慣れると前記不審者は更に屋内への侵入を試みていたため、フラッシュライトを取り付けでも前記住人が盗難にあう場合が多かった。
【0006】
また、従来の防犯装置である警備会社が取り付けた赤外線センサー等は、その装置コスト及び月々契約料が極めて高いために、設備コスト面、運用コスト面からしても導入することが難しい。更に、不審者10が侵入しても、前記警備会社社員は、常に短時間で住宅に到着することができないため、即、不審者を撃退することができなかった。
【0007】
そこで、本発明は、防犯装置が不審者に気付かれず、不審者が侵入しても前記フラッシュライト光のように一時的な目くらましでなく、防犯装置の導入コストがかからない、そして不審者を撃退できる防犯装置の構成とした。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、屋外の不審者を検知するために屋外の玄関に設けた第1赤外線センサーと、前記第1赤外線センサーに反応して不審者を撮影する暗視カメラとからなり、撮影した不審者等を記録するために前記第1赤外線センサー及び暗視カメラを接続したビデオデッキと、最初に不審者を検知する第1検知手段とからなり、玄関内には、前記第1赤外線センサーを超えた後にあり不審者を検知する第2赤外線センサーと、前記第2赤外線センサーと接続した第1コントローラとからなり、前記第1コントローラは、不審者をけたたましい音で驚かせ、送受信機を備え警察等の自動通報装置に異常信号を送信できる警報ブザーと、大声でドロボーと発する音声ブザーと、前記警報ブザー及び音声ブザーが鳴ると同時に、警告灯となって点灯する点灯式ライトとを備え、前記点灯式ライトと同時に不審者を撮影するカメラと、前記カメラで不審者を自動連写撮影した後に屋内に催涙ガスを噴霧する自動式催涙スプレーと、不審者を検知できる第2検知手段とからなることを特徴とする防犯装置の構成とした。
【0009】
【実施例】
以下、添付図面に基づき、本発明である防犯装置について詳細を説明する。
図1及び図2は本発明である防犯装置の正面図と、斜視図を示した図である。
【0010】
図1に示したように、本発明は、屋外11aの不審者10を検知するために屋外11aの玄関の上部には、第1赤外線センサー2と、前記第1赤外線センサー2に反応して不審者10を撮影する暗視カメラ2aと、撮影した不審者10等を記録するために前記第1赤外線センサー2及び暗視カメラ2aを接続し屋内11設けたビデオデッキ4と、最初に不審者10を検知する第1検知手段1aを設ける。
【0011】
屋内11には、第2検知手段1bが設置されている。この第2検知手段1bは、前記第1赤外線センサー2を超えた後に不審者10を検知する第2赤外線センサー3と、前記第2赤外線センサー3に接続した第1コントローラ5とからなる。
【0012】
前記第1コントローラ5には、不審者10をけたたましい音で驚かせ、送受信機を備え警察等の自動通報装置12に異常信号を送信できる警報ブザー6と、大声でドロボーと発する音声ブザー6aと、前記警報ブザー6及び音声ブザー6aが鳴ると同時に、警告灯となって点灯する点灯式ライト8、8aとを備え、前記点灯式ライト8、8aと同時に不審者10を撮影するカメラ7と、前記カメラ7で不審者10を自動連写撮影した後に屋内11に催涙ガスを噴霧する自動式催涙スプレー9等が接続されている。
【0013】
以下、第1検知手段1a、第2検知手段1bの順に詳細を説明する。図1及び図2に示したように、本発明を構成する第1検知手段1aとは、玄関のドアに近づいた人が不審者10かどうか判断するために、第1赤外線センサー2で探知する手段である。玄関のドアに近づいた不審者10を、第1赤外線センサー2で探知し、予めビデオデッキ4内にセットしたビデオテープに録画することができる。
【0014】
第1赤外線センサー2と接続したビデオデッキ4は、24時間エンドレスで録画することができ、常に不審者10の姿を画像として記録するためである。以下に、不審者10を夜間に撮影する暗視カメラ2aについて説明する。
【0015】
暗視カメラ2aとは、玄関のドアに近づいた不審者10を、前記不審者10に対して気付かれることなく撮影するためのカメラである。形状は半球状、筒状等あるが形状は問わない。
【0016】
暗視カメラ2aの先端には、広角レンズを取付けてある。広角レンズはズーム機能を有する広角レンズであっても良い。その他、この広角レンズに代わり、ズーム機能を有する望遠レンズを取り付けることで玄関先から不審者10を追尾することができる。前記広角レンズとは、玄関先を広範囲に撮影できるレンズである。
【0017】
次に、第2赤外線センサー3で不審者10を検知できる第2検知手段について説明する。第2検知手段1bとは、玄関のドアの内部に侵入した人が不審者10かどうか判断し、第2赤外線センサー3で探知する手段である。不審者10が玄関等の内に侵入した際、警報ブザー6等からけたたましい音を発すると共に、警告を行う点灯式ライト8、8aが交互に点灯し、前記不審者10を撃退することができる。
【0018】
以下、第2検知手段1bを添付図面である図2に従って詳細を説明する。図2に示したように、不審者10がピッキングにより玄関ドアを開け、屋内11に侵入すると、不審者10の体温を第2赤外線センサー3で探知し、第1コントローラ5に異常信号を送る。
【0019】
警報ブザー6と音声ブザー6aが同時に鳴る仕組みであるが、通常、住人がドアの鍵を開けて玄関内に入る場合、屋外11aで解除ボタン(図示せず)を予め押すことで第2検知手段1bの作動を解除することができる。
【0020】
前記警報ブザー6及び音声ブザー6aは、屋内11に設けた第1コントローラ5と接続しており、前記警報ブザー6から発する音はブザー音である。なお、警報ブザー6は送受信機を備えており、警察等の自動通報装置12に異常信号を送信することができる。
【0021】
本発明で使用する音声ブザー6aは、「ドロボー、ドロボー」と大声で複数回に亘り、音声を出力することができる。前記「ドロボー」のような音声は、日本語に限らず、中国語、英語等のように、順次各国の言葉で順次音声を出力できるように電子回路プリント基盤等を交換することができる。
【0022】
前記警報ブザー6及び音声ブザー6aが鳴ると同時に、屋内11に設けた一組の点灯式ライト8、8aが交互に点灯するが前記点灯式ライト8、8aとは筒状の照明であり、内部に着色した回転灯を設けたライトである。
【0023】
以下、本発明で使用する点灯式ライト8、8aの回転灯はオレンジと赤のそれぞれを使用する。点灯式ライト8、8aは、市販品を利用でき、前記回転灯の着色は黄色のように変更することもできる。
【0024】
そして、点灯式ライト8、8aで不審者10に警告を与えると共に、点灯式ライトに隣接した屋内に設けたカメラ7で不審者10の全身像を自動連写撮影することができる。
【0025】
前記カメラ7とは、ストロボを備えた市販の一眼レフ等のカメラである。デジタル及びアナログを問わない。また、カメラ7のレンズは、広角レンズ、又は望遠レンズを取り付けることができる。
【0026】
そして、前記点灯式ライト8等が交互に点灯し始めてから数秒から十数秒、好ましくは10秒から30秒を経過した後、自動式催涙スプレー9から屋内11に催涙ガスを噴霧する。
【0027】
自動式催涙スプレー9は、屋内11の天井に埋設したノズルと、前記ノズルを取り付けた部屋に隣接した別な部屋に催涙ガス(図示せず)を充填し設置したスプレー缶と、前記ノズルと前記自動式催涙スプレー9を接続したホースとからなる。前記自動式催涙スプレー9の噴霧開始時間等の調整は、前記第1コントローラ5で行うことができる。
【0028】
よって、本発明である防犯装置1は、図1及び図2に示したように、住宅の屋外11aでフラッシュライトを利用せず、不審者10に警戒心を与えず、証拠である不審者10の姿を第1検知手段1aの第1赤外線センサー2で検知するとともに不審者10の姿をビデオテープに記録できる。
【0029】
そして、第2検知手段1bである第2赤外線センサー3で不審者10を検知すると、警報ブザー6及び音声ブザー6aからけたたましい音が鳴り、大声で「ドロボー」と音声出力をすると同時に、点灯式ライト8、8aを交互に点灯することで不審者10に警告を与え、不審者10を撮影し数秒から十数秒以内に、自動式催涙スプレー9を噴霧することで不審者10を撃退できる防犯装置1である。
【0030】
次に、図3に示した防犯装置の第2実施例について詳細を説明する。図3に示したのは本発明である防犯装置の第2実施例の正面図、図4に示したのは本発明である防犯装置の第2実施例の斜視図である。
【0031】
図3に示したように防犯装置1cは、第1検知手段1dと第2検知手段1eからなる。
【0032】
第1検知手段1dは、不審者10の侵入を検知するために屋外11aに設けた第1赤外線センサー2と、CCDカメラ2cと、不審者10を夜間撮影する暗視カメラ2aと、ドア等の振動を検知する振動センサー2bと、前記各カメラの映像をビデオテープ等に記録するビデオデッキ4とを接続した第1コントローラ5と、前記第1コントローラ5から振動等の異常信号を受信する携帯電話又はカーナビ13とからなる。
【0033】
第2検知手段1eは、前記携帯電話又はカーナビ13からの異常信号を受信する電話機のスピーカー14と共に、屋内11に設けた第2赤外線センサー3と、前記第2赤外線センサー3と接続した第2コントローラ5aは、不審者10の音声を記録する録音装置15と、不審者10をけたたましい音で驚かせる警報ブザー6と、ドロボーと大声を発する音声ブザー6aと、前記警報ブザー6及び音声ブザー6a等が鳴ると同時に、点灯する点灯式ライト8、8aと、前記点灯式ライト8、8aを点灯する際不審者10を自動連写撮影するカメラ7と、前記カメラ7で自動連写撮影した後に屋内11に催涙ガスを噴霧する自動式催涙スプレー9とからなる。
【0034】
以下、防犯装置1cの第1検知手段1d、第2検知手段1eの順に詳細を説明する。図3及び図4に示したように、防犯装置1cを構成する第1検知手段1dの特徴は、玄関のドアに近づく人が、不審者10を更に特定するために複数のカメラと、振動センサーを設けたことを特徴とする。そして、第1赤外線センサー2を第1コントローラ5に接続した。
【0035】
前記第1コントローラ5には、ドアの振動を探知する振動センサー2bと、不審者10の人相を特定し、小型カメラであるCCDカメラ2cと、暗視カメラ2aを接続したことを特徴とする。第1コントローラ5は、ビデオデッキ4を接続し、予めビデオデッキ4内にセットしたビデオテープに記録することができる。
【0036】
振動センサー2bは、住宅の玄関のドアのみならず、玄関ドアに隣接した窓ガラス等に取り付けることができる。前記振動センサー2bを玄関のドア等に取り付けることで、前記ドアに対して過剰な振動が起こった場合、即ち、ドアノブ周辺がピッキングにより破壊された場合、第1コントローラ5を通して、破壊された住宅の持ち主である住人の携帯電話又はカーナビ13まで、異常信号を送信できる。
【0037】
なお、暗視カメラ2aは、前記図1及び前記図2に示した暗視カメラ2aと同一とする。次に第2赤外線センサー3で、不審者10を検知できる第2検知手段1eについて説明する。
【0038】
図3及び図4に示した第2検知手段1eとは、玄関のドアの内部に侵入した人が不審者10かどうか判断し、第2赤外線センサー3で探知する手段である。
【0039】
第2赤外線センサー3から不審者10が玄関等の内に侵入した際、警報ブザー6等からはけたたましい音を発し、点灯式ライト8、8aを交互に点灯し、カメラ7で不審者10を自動連写撮影し、その後に、屋内11に自動式催涙スプレー9を噴霧することができる。
【0040】
図3に示した第2検知手段1eの特徴は、屋内11に不審者10が入った際に、第2赤外線センサー3で不審者10を探知すると同時に、第2コントローラに接続した録音装置15のテープやICレコーダー等で自動的に録音が開始することを特徴とする。
【0041】
そして、録音装置15で自動的に録音を開始した後に、第1検知手段1dである携帯電話又はカーナビ13で異常信号を受信した住人は、携帯電話等を使用して玄関先に置いた電話機のスピーカー14に直接、住人自らの音声を送信し、不審者10に警告を与えることができる。
【0042】
録音装置15とは、不審者10が屋内11のドアの鍵を破壊する破壊音や、不審者10の会話を録音するために設けた装置である。電話機のスピーカー14は、図3に示した第1検知手段1dのように、住宅の外から携帯電話又はカーナビ13を使用し、住宅の内部の電話機のスピーカー14へ、住人の肉声が不審者10のいる場所に直接住人の声を伝達することができる。
【0043】
なお、図3に示した警報ブザー6、音声ブザー6aと、カメラ7と、点灯式ライト8、8aは、図1に示した装置と同一である。そして、点灯式ライト8、8a内部を構成する電子回路プリント基盤は、電子回路プリント基盤情報漏洩防止のために黒いコールタールで覆ったことを特徴とする。
【0044】
次に図4及び図5で防犯装置1fの第3実施例を構成する第1検知手段1gと、第2検知手段1hの詳細を説明する。
【0045】
図4及び図5に示した防犯装置1fの第1検知手段1gは、屋外の不審者10を検知するために屋外11aの建物の出入口等の玄関に設けた第1赤外線センサー2と、前記第1赤外線センサー2に反応して不審者10を撮影する暗視カメラ2aと、前記第1赤外線センサー2と連動した送信機2dと、前記送信機2dから異常信号を受信し、異なる音色の電子音を受信する受信機16と、前記暗視カメラ2a及びマイクロフォン17を接続したビデオデッキ4とからなる第1検知手段1gを特徴とする。
【0046】
第2検知手段1hは、前記第1検知手段1gの第1赤外線センサー2と連動し、不審者10を検知する第2赤外線センサー3と、前記第2赤外線センサー3と接続した第1コントローラ5とからなり、前記第1コントローラ5は、不審者10をけたたましい音と電子音で驚かせ、送受信機を備え警察等の自動通報装置に異常信号を送信でき異なる音色の電子音を受信する電子音明減光6bと、前記電子音明減光6bと連動し交互に点灯する交互点灯式ライト8b、8cと、交互点灯式ライト8b、8cで照らした箇所を連続撮影できるカメラ7とからなる第2検知手段を特徴とする。
【0047】
第1検知手段1gを構成する屋外11aの第1赤外線センサー2と、第1赤外線センサー2に反応して不審者10を撮影する暗視カメラ2aは、図1から図4に示した各装置と同一であるため説明を省略する。前記第1赤外線センサー2の設置場所は、玄関のように1箇所に限定するものではなく、建物の出入り口である複数の箇所に設置でき、玄関前の庭先、住居の裏口等を含む。
【0048】
また、前記
【0014】に代えて、第1赤外線センサー2と接続したビデオデッキ4は、第1赤外線センサー2で不審者10を検知した際、直ちに画像及び音の記録を行うことができる。また前記ビデオデッキ4は、不審者10の顔等を住人がその場で確認できるモニタリング機能を有したテレビ付きのビデオデッキに代えることもできる。
【0049】
また、前記
【0036】に代えて、振動センサー2bは、住宅の玄関のドアのみならず、玄関ドアに隣接した窓ガラス等に取り付けることができる。前記振動センサー2bを玄関のドア等に取り付け、前記ドアに対して過剰な振動や振動音が起こった場合、第1コントローラ5を通して、破壊された住宅の持ち主である住人の携帯電話又はカーナビ13まで、異常信号を送信できる。
【0050】
第1検知手段1gを構成する送信機2dは、不審者10が建物の出入口等に近づいてきた際、異常信号を送信する装置である。一方、受信機16は、前記送信機2dの異常信号を受信するホイップアンテナ16aと、前記ホイップアンテナ16aで受信した異常信号を異なる音色の電子音で出力するスピーカー16bとからなる。受信機16の設置箇所は、屋内11の寝室や居間等の壁面等に設ける
。
【0051】
また屋内11の窓枠等には、複数のマイクロフォン17を設け、ビデオデッキ4に接続した。ビデオデッキ4に接続したマイクロフォン17は、第1赤外線線センサー2によって検知した不審者10が、窓ガラス等を破ってきた際、不審者10が窓ガラス等を破砕すると同時に自動的に音の録音を開始する仕組みである。次に受信機16の効果を説明する。
【0052】
受信機16を構成するホイップアンテナ16aは、送信機2dが発する周波数を受信するアンテナである。ホイップアンテナ16aで受信する周波数は主に50MHzを基準とする。また、受信機16に備えたスピーカー16bからは、異常信号を受信した後、第1段階から4段階までのように、各段階に応じて異なる音色の電子音が鳴る。
【0053】
各段階とは、屋外11aに設けた第1赤外線センサー2と、屋内11に設けた第2赤外線センサー3で不審者10を検知できる範囲である。第1赤外線センサー2は、不審者10を検知できる距離に応じて第1段階、第2段階・・のように設定することができる。第1段階とは、建物の出入口等から屋外11aの方向をプラス、建物の出入口等から屋内11の方向をマイナスとした場合、建物の出入口等から半径±10m前後の範囲である。
【0054】
屋内11に設けたスピーカー16bは、屋内11にいる住人に対し、異なる音色の電子音を連続して出力することで、不審者10が建物の出入口等に近づいていることを住人に促す装置である。すると、屋内11にいた住人は、身の危険と感じた際、即座に警察等に電話連絡するための時間を稼ぐことができる。
【0055】
また送信機2dは住人が留守の場合、受信機16に代えて携帯電話又はカーナビ(送受信機)13に送信することができる。なお、受信機16及び携帯電話又はカーナビ(送受信機)13に同時に異常信号を送信してもよい。次に、住人が不在の際、不審者10が窓ガラス等を破って侵入した時の破壊音等を録音できるマイクロフォン17の詳細を説明する。
【0056】
マイクロフォン17は、建物の出入口等である玄関のドアや、窓枠等に取り付けできる小型サイズのマイクロフォンを使用する。窓枠に取り付けたマイクロフォン17は、ビデオデッキ4に接続する。マイクロフォン17の種類は有線、無線いずれも問わない。なお、前記マイクロフォン17は暗視カメラ2aで録画を開始すると同時に録音を開始することができる。
【0057】
マイクロフォン17を設けた効果は、第1にドアノブ周辺に穴を開け、その穴から内側の鍵を解錠するピッキングの音を録音すること、第2に窓の鍵部分に当たる窓ガラスを鋭いカッター等で切断し、窓ガラスに穴を開け、その穴から内側の鍵を解錠し、窓を開けられた場合の音を録音することである。録音された音によって使用工具の特定を行うことができる。
【0058】
またマイクロフォン17と併せて窓枠等に振動センサー2bと、前記振動センサー2bを接続した第3コントローラー5bを取り付けることもできる。第3コントローラー5bは、家主の特徴である玄関ドアの解錠音や、窓ガラス等の開閉音を予め登録することで不審者10の破壊行為なのかどうかを自動的に判別する記憶装置を備えている。次に、第2検知手段1hについて詳細を説明する。
【0059】
図5及び図6に示した第2検知手段1hは、第2赤外線センサー3に送信機3aを備え、第1検知手段1gを構成する前記屋内11の受信機16bに異常信号等を段階的に送信できることを特徴とする。第2赤外線センサー3に接続した送信機3aは、玄関内を第2段階、玄関内から続いた廊下等を第3段階、廊下から続いた居間や台所は第4段階のように各段階に応じて異常信号を受信機16まで送信することができる。
【0060】
送信機3aは、第1検知手段1gで使用した送信機2dと同一の構造である。また、第2検知手段1hを構成する第1コントローラ5及び図1から図4に示した第2検知手段1b、1eと同一の装置である音声ブザー6a、自動式催涙スプレー9は説明を省略する。次に本発明の特徴である電子音明滅光6b及びカメラ、交互点灯式ライト8b、8cについて詳細を説明する。
【0061】
第2検知手段1hの左上に示した電子音明滅光6bは、430Hzから1100Hzの高い音の電子音と低い電子音を連続して出力するスピーカー6dと、前記スピーカー6dを制御するためのトランジスタ、前記トランジスタを制御するためのICを備えた装置である。電子音明減光6bは、前記スピーカー6dから異なる音色の電子音を大音量で出力することができる。また、前記異なる音色の電子音の出力と同時に交互点灯式ライト8b、8cを構成するオレンジ、赤等のライトが交互に点滅を行う仕組みである。
【0062】
なお、前記図1から図4まで示した警報ブザー6は、大音量の電子音を発する電子明滅光6bと代えることができ、同図1から図4まで示した点灯式ライト8、8aは、前記電子明滅光6bと連動するように交互点灯式ライト8b、8cに代えることもできる。電子音明減光6bは送受信機6cを備えており、警察等の自動通報装置12へ異常信号を送信することができる。警察等の自動通報装置12は手動方式である電話等の連絡に切り替えることもできる。
【0063】
【0025】に記載したカメラ7は、自動連写機能を備えた市販品の一眼レフのカメラである。デジタル及びアナログを問わない。カメラ7に、広角レンズを取り付けた場合、広角レンズカメラとして使用でき、カメラ7に望遠レンズを取り付けた場合、望遠レンズカメラとして使用することができる。
【0064】
交互点灯式ライト8b、8cは、図1から図4に記載した一組の点灯式ライト8、8aと同一の構造である。よって、前記交互点灯式ライト8b、8cは、筒状の照明であり、内部に着色した回転灯を設け、オレンジや赤のライトのように互いに着色を代えて使用することができる。なお、交互点灯式ライト8b、8c及び図1から図4に示した点灯式ライトは回転灯に限定せす、回転しない市販のライトに代えることもできる。
【0065】
図7は本発明である防犯装置1iの第4実施例の正面図、図8は本発明である防犯装置の第4実施例の斜視図である。
【0066】
図7及び図8に示したように防犯装置1iの第1検知手段1jは、不審者10の侵入を検知するために屋外11aに設けた第1赤外線センサー2と、前記第1赤外線センサー2と連動した送信機2dと、前記送信機2dから異常信号を受信し、異なる音色の電子音を受信する受信機16と、前記第1赤外線センサー2に反応して不審者10を撮影する暗視カメラ2aと、CCDカメラ2c、ドア等の振動を検知する振動センサー2bと、前記ドア等の振動音を入力するマイクロフォン17と、前記各カメラの映像及びマイクロフォン17の音をビデオテープ等に記録するビデオデッキ4とを接続した第1コントローラ5と、前記第1コントローラ5から振動等の異常信号を受信する携帯電話又はカーナビ13とからなる。
【0067】
第2検知手段1kは、前記携帯電話又はカーナビ13からの異常信号を受信する電話機のスピーカー14と共に、屋内11に設けた第2赤外線センサー3と、前記第2赤外線センサー3と接続した第2コントローラ5aは、不審者10の音声を記録する録音装置15と、不審者10をけたたましい音で驚かせる電子音明滅光6bと、ドロボーと大声を発する音声ブザー6aと、前記電子音明滅光6b及び音声ブザー6a等が鳴ると同時に、交互に点灯する交互点灯式ライト8b、8cと、前記交互点灯式ライト8b、8cを点灯する際不審者10を自動連写撮影するカメラ7と、前記カメラ7で自動連写撮影した後に屋内11に催涙ガスを噴霧する自動式催涙スプレー9とからなる。
【0068】
よって、本発明である防犯装置1f、1iは、図5から図8に示したように、不審者10を第1検知手段1g、1jの第1赤外線センサー2で検知し、窓ガラス破壊した場合に音等をマイクロフォン17を使用し、ビデオデッキ4のビデオテープに画像及び音を記録できる。
【0069】
そして第1赤外線センサー2が検知すると同時に、第1検知手段1gの送信機2dは、屋内11の固定式の受信機16に異常信号を送信し、なおかつ不審者10が屋内11に侵入した場合、第2検知手段1hを構成する送信機3aから受信機16まで異常信号を段階的に異なる音色で送信できる。なお、前記受信機16に代えて携帯電話又はカーナビ13まで異常信号を段階的に知らせることもできる。
【0070】
【発明の効果】
本発明は、以上に説明したような構成であるから、以下の効果が得られる。第1に本発明である防犯装置は、不審者に気付かれることなく、不審者を暗視カメラで自動連写撮影しビデオデッキで音声と映像がビデオテープに記録できる防犯装置を提供することができる。
【0071】
第2に本発明である防犯装置は、不審者が玄関内に侵入した場合、安価でけたたましい音を発する警報ブザー、大声を出力する音声ブザーで不審者を撃退すると共に、広角レンズを取り付けたカメラで不審者を自動連写撮影し、数秒から十数秒以内に自動式催涙スプレーで催涙ガスを噴霧し、不審者10を撃退できる防犯装置1であるため、防犯装置の導入コストがかからない防犯装置を提供できる。
【0072】
第3に本発明である防犯装置は玄関のドアに隣接して録音装置を設置し、ピッキング時に音声等を証拠として記録できるため、不審者は日本人に限らず、外国人によるピッキング犯罪が行われた場合でも、重要な証拠を集めることができる。
【0073】
第4に本発明である防犯装置は第1赤外線センサーが検知すると同時に、第1検知手段の送信機が屋内の受信機に異常信号を送信し、不審者が屋内に侵入した場合、第2検知手段の送信機から、同屋内の受信機まで異常信号を段階的に送信できるため、住人は不審者の侵入に対し屋外から気が付くことができ、警察等への不審者通報をゆとりを持って行う事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である防犯装置の正面図である。
【図2】本発明である防犯装置の斜視図である。
【図3】本発明である防犯装置の第2実施例の正面図である。
【図4】本発明である防犯装置の第2実施例の斜視図である。
【図5】本発明である防犯装置の第3実施例の正面図である。
【図6】本発明である防犯装置の第3実施例の斜視図である。
【図7】本発明である防犯装置の第4実施例の正面図である。
【図8】本発明である防犯装置の第4実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 防犯装置
1a 第1検知手段
1b 第2検知手段
1c 防犯装置
1d 第1検知手段
1e 第2検知手段
1f 防犯装置
1g 第1検知手段
1h 第2検知手段
1i 防犯装置
1j 第1検知手段
1k 第2検知手段
2 第1赤外線センサー
2a 暗視カメラ
2b 振動センサー
2c CCDカメラ
2d 送信機
3 第2赤外線センサー
3a 送信機
4 ビデオデッキ
5 第1コントローラ
5a 第2コントローラ
5b 第3コントローラー
6 警報ブザー
6a 音声ブザー
6b 電子音明減光
6c 送受信機
6d スピーカー
7 カメラ
8 点灯式ライト
8a 点灯式ライト
8b 交互点灯式ライト
8c 交互点灯式ライト
9 自動式催涙スプレー
10 不審者
11 屋内
11a 屋外
12 自動通報装置
13 携帯電話又はカーナビ(送受信機)
14 電話機のスピーカー
15 録音装置
16 受信機
16a ホイップアンテナ
16b スピーカー
17 マイクロフォン
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピッキング等を行う不審者が気が付かないようにビデオカメラ等で自動連写撮影し証拠を得るとともに、大音量の電子音や音声等で撃退し、ピッキング犯罪を防止できる防犯装置に関する改良発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来の防犯装置は、ピッキング犯罪の防犯対策として、夜間であれば軒下等に着脱可能なフラッシュライトを設け、一時的に大量の光を不審者の目に照らし、予めピッキングを行う不審者を撃退していた。
【0003】
また、従来の防犯装置は、フラッシュライト以外の防犯装置として警備会社が提供する赤外線センサー及び警備等があった。前記赤外線センサーは、警備会社と住人の間に予め契約を締結し、警備会社が契約先である住人の玄関先に設ける装置である。
【0004】
そして、前記赤外線センサーで異常信号を探知した場合、即ち、不審者が玄関ドアの鍵を破損し、不法に家に侵入した際、警備会社は、異常信号を検出した赤外線センサー等の位置を判別し、現場近くにいた警備会社の社員に無線等で指示を送り、現場である住居に短時間で到着し、物品等の盗難があったのかどうかを確認していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の防犯装置は、住人自らが防犯装置であるフラッシュライトを取り付けた場合、不審者は侵入すると前記フラッシュライトは光を不審者に対して発光するが、一時的な目くらましにしかならないため、不審者の目が慣れると前記不審者は更に屋内への侵入を試みていたため、フラッシュライトを取り付けでも前記住人が盗難にあう場合が多かった。
【0006】
また、従来の防犯装置である警備会社が取り付けた赤外線センサー等は、その装置コスト及び月々契約料が極めて高いために、設備コスト面、運用コスト面からしても導入することが難しい。更に、不審者10が侵入しても、前記警備会社社員は、常に短時間で住宅に到着することができないため、即、不審者を撃退することができなかった。
【0007】
そこで、本発明は、防犯装置が不審者に気付かれず、不審者が侵入しても前記フラッシュライト光のように一時的な目くらましでなく、防犯装置の導入コストがかからない、そして不審者を撃退できる防犯装置の構成とした。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、屋外の不審者を検知するために屋外の玄関に設けた第1赤外線センサーと、前記第1赤外線センサーに反応して不審者を撮影する暗視カメラとからなり、撮影した不審者等を記録するために前記第1赤外線センサー及び暗視カメラを接続したビデオデッキと、最初に不審者を検知する第1検知手段とからなり、玄関内には、前記第1赤外線センサーを超えた後にあり不審者を検知する第2赤外線センサーと、前記第2赤外線センサーと接続した第1コントローラとからなり、前記第1コントローラは、不審者をけたたましい音で驚かせ、送受信機を備え警察等の自動通報装置に異常信号を送信できる警報ブザーと、大声でドロボーと発する音声ブザーと、前記警報ブザー及び音声ブザーが鳴ると同時に、警告灯となって点灯する点灯式ライトとを備え、前記点灯式ライトと同時に不審者を撮影するカメラと、前記カメラで不審者を自動連写撮影した後に屋内に催涙ガスを噴霧する自動式催涙スプレーと、不審者を検知できる第2検知手段とからなることを特徴とする防犯装置の構成とした。
【0009】
【実施例】
以下、添付図面に基づき、本発明である防犯装置について詳細を説明する。
図1及び図2は本発明である防犯装置の正面図と、斜視図を示した図である。
【0010】
図1に示したように、本発明は、屋外11aの不審者10を検知するために屋外11aの玄関の上部には、第1赤外線センサー2と、前記第1赤外線センサー2に反応して不審者10を撮影する暗視カメラ2aと、撮影した不審者10等を記録するために前記第1赤外線センサー2及び暗視カメラ2aを接続し屋内11設けたビデオデッキ4と、最初に不審者10を検知する第1検知手段1aを設ける。
【0011】
屋内11には、第2検知手段1bが設置されている。この第2検知手段1bは、前記第1赤外線センサー2を超えた後に不審者10を検知する第2赤外線センサー3と、前記第2赤外線センサー3に接続した第1コントローラ5とからなる。
【0012】
前記第1コントローラ5には、不審者10をけたたましい音で驚かせ、送受信機を備え警察等の自動通報装置12に異常信号を送信できる警報ブザー6と、大声でドロボーと発する音声ブザー6aと、前記警報ブザー6及び音声ブザー6aが鳴ると同時に、警告灯となって点灯する点灯式ライト8、8aとを備え、前記点灯式ライト8、8aと同時に不審者10を撮影するカメラ7と、前記カメラ7で不審者10を自動連写撮影した後に屋内11に催涙ガスを噴霧する自動式催涙スプレー9等が接続されている。
【0013】
以下、第1検知手段1a、第2検知手段1bの順に詳細を説明する。図1及び図2に示したように、本発明を構成する第1検知手段1aとは、玄関のドアに近づいた人が不審者10かどうか判断するために、第1赤外線センサー2で探知する手段である。玄関のドアに近づいた不審者10を、第1赤外線センサー2で探知し、予めビデオデッキ4内にセットしたビデオテープに録画することができる。
【0014】
第1赤外線センサー2と接続したビデオデッキ4は、24時間エンドレスで録画することができ、常に不審者10の姿を画像として記録するためである。以下に、不審者10を夜間に撮影する暗視カメラ2aについて説明する。
【0015】
暗視カメラ2aとは、玄関のドアに近づいた不審者10を、前記不審者10に対して気付かれることなく撮影するためのカメラである。形状は半球状、筒状等あるが形状は問わない。
【0016】
暗視カメラ2aの先端には、広角レンズを取付けてある。広角レンズはズーム機能を有する広角レンズであっても良い。その他、この広角レンズに代わり、ズーム機能を有する望遠レンズを取り付けることで玄関先から不審者10を追尾することができる。前記広角レンズとは、玄関先を広範囲に撮影できるレンズである。
【0017】
次に、第2赤外線センサー3で不審者10を検知できる第2検知手段について説明する。第2検知手段1bとは、玄関のドアの内部に侵入した人が不審者10かどうか判断し、第2赤外線センサー3で探知する手段である。不審者10が玄関等の内に侵入した際、警報ブザー6等からけたたましい音を発すると共に、警告を行う点灯式ライト8、8aが交互に点灯し、前記不審者10を撃退することができる。
【0018】
以下、第2検知手段1bを添付図面である図2に従って詳細を説明する。図2に示したように、不審者10がピッキングにより玄関ドアを開け、屋内11に侵入すると、不審者10の体温を第2赤外線センサー3で探知し、第1コントローラ5に異常信号を送る。
【0019】
警報ブザー6と音声ブザー6aが同時に鳴る仕組みであるが、通常、住人がドアの鍵を開けて玄関内に入る場合、屋外11aで解除ボタン(図示せず)を予め押すことで第2検知手段1bの作動を解除することができる。
【0020】
前記警報ブザー6及び音声ブザー6aは、屋内11に設けた第1コントローラ5と接続しており、前記警報ブザー6から発する音はブザー音である。なお、警報ブザー6は送受信機を備えており、警察等の自動通報装置12に異常信号を送信することができる。
【0021】
本発明で使用する音声ブザー6aは、「ドロボー、ドロボー」と大声で複数回に亘り、音声を出力することができる。前記「ドロボー」のような音声は、日本語に限らず、中国語、英語等のように、順次各国の言葉で順次音声を出力できるように電子回路プリント基盤等を交換することができる。
【0022】
前記警報ブザー6及び音声ブザー6aが鳴ると同時に、屋内11に設けた一組の点灯式ライト8、8aが交互に点灯するが前記点灯式ライト8、8aとは筒状の照明であり、内部に着色した回転灯を設けたライトである。
【0023】
以下、本発明で使用する点灯式ライト8、8aの回転灯はオレンジと赤のそれぞれを使用する。点灯式ライト8、8aは、市販品を利用でき、前記回転灯の着色は黄色のように変更することもできる。
【0024】
そして、点灯式ライト8、8aで不審者10に警告を与えると共に、点灯式ライトに隣接した屋内に設けたカメラ7で不審者10の全身像を自動連写撮影することができる。
【0025】
前記カメラ7とは、ストロボを備えた市販の一眼レフ等のカメラである。デジタル及びアナログを問わない。また、カメラ7のレンズは、広角レンズ、又は望遠レンズを取り付けることができる。
【0026】
そして、前記点灯式ライト8等が交互に点灯し始めてから数秒から十数秒、好ましくは10秒から30秒を経過した後、自動式催涙スプレー9から屋内11に催涙ガスを噴霧する。
【0027】
自動式催涙スプレー9は、屋内11の天井に埋設したノズルと、前記ノズルを取り付けた部屋に隣接した別な部屋に催涙ガス(図示せず)を充填し設置したスプレー缶と、前記ノズルと前記自動式催涙スプレー9を接続したホースとからなる。前記自動式催涙スプレー9の噴霧開始時間等の調整は、前記第1コントローラ5で行うことができる。
【0028】
よって、本発明である防犯装置1は、図1及び図2に示したように、住宅の屋外11aでフラッシュライトを利用せず、不審者10に警戒心を与えず、証拠である不審者10の姿を第1検知手段1aの第1赤外線センサー2で検知するとともに不審者10の姿をビデオテープに記録できる。
【0029】
そして、第2検知手段1bである第2赤外線センサー3で不審者10を検知すると、警報ブザー6及び音声ブザー6aからけたたましい音が鳴り、大声で「ドロボー」と音声出力をすると同時に、点灯式ライト8、8aを交互に点灯することで不審者10に警告を与え、不審者10を撮影し数秒から十数秒以内に、自動式催涙スプレー9を噴霧することで不審者10を撃退できる防犯装置1である。
【0030】
次に、図3に示した防犯装置の第2実施例について詳細を説明する。図3に示したのは本発明である防犯装置の第2実施例の正面図、図4に示したのは本発明である防犯装置の第2実施例の斜視図である。
【0031】
図3に示したように防犯装置1cは、第1検知手段1dと第2検知手段1eからなる。
【0032】
第1検知手段1dは、不審者10の侵入を検知するために屋外11aに設けた第1赤外線センサー2と、CCDカメラ2cと、不審者10を夜間撮影する暗視カメラ2aと、ドア等の振動を検知する振動センサー2bと、前記各カメラの映像をビデオテープ等に記録するビデオデッキ4とを接続した第1コントローラ5と、前記第1コントローラ5から振動等の異常信号を受信する携帯電話又はカーナビ13とからなる。
【0033】
第2検知手段1eは、前記携帯電話又はカーナビ13からの異常信号を受信する電話機のスピーカー14と共に、屋内11に設けた第2赤外線センサー3と、前記第2赤外線センサー3と接続した第2コントローラ5aは、不審者10の音声を記録する録音装置15と、不審者10をけたたましい音で驚かせる警報ブザー6と、ドロボーと大声を発する音声ブザー6aと、前記警報ブザー6及び音声ブザー6a等が鳴ると同時に、点灯する点灯式ライト8、8aと、前記点灯式ライト8、8aを点灯する際不審者10を自動連写撮影するカメラ7と、前記カメラ7で自動連写撮影した後に屋内11に催涙ガスを噴霧する自動式催涙スプレー9とからなる。
【0034】
以下、防犯装置1cの第1検知手段1d、第2検知手段1eの順に詳細を説明する。図3及び図4に示したように、防犯装置1cを構成する第1検知手段1dの特徴は、玄関のドアに近づく人が、不審者10を更に特定するために複数のカメラと、振動センサーを設けたことを特徴とする。そして、第1赤外線センサー2を第1コントローラ5に接続した。
【0035】
前記第1コントローラ5には、ドアの振動を探知する振動センサー2bと、不審者10の人相を特定し、小型カメラであるCCDカメラ2cと、暗視カメラ2aを接続したことを特徴とする。第1コントローラ5は、ビデオデッキ4を接続し、予めビデオデッキ4内にセットしたビデオテープに記録することができる。
【0036】
振動センサー2bは、住宅の玄関のドアのみならず、玄関ドアに隣接した窓ガラス等に取り付けることができる。前記振動センサー2bを玄関のドア等に取り付けることで、前記ドアに対して過剰な振動が起こった場合、即ち、ドアノブ周辺がピッキングにより破壊された場合、第1コントローラ5を通して、破壊された住宅の持ち主である住人の携帯電話又はカーナビ13まで、異常信号を送信できる。
【0037】
なお、暗視カメラ2aは、前記図1及び前記図2に示した暗視カメラ2aと同一とする。次に第2赤外線センサー3で、不審者10を検知できる第2検知手段1eについて説明する。
【0038】
図3及び図4に示した第2検知手段1eとは、玄関のドアの内部に侵入した人が不審者10かどうか判断し、第2赤外線センサー3で探知する手段である。
【0039】
第2赤外線センサー3から不審者10が玄関等の内に侵入した際、警報ブザー6等からはけたたましい音を発し、点灯式ライト8、8aを交互に点灯し、カメラ7で不審者10を自動連写撮影し、その後に、屋内11に自動式催涙スプレー9を噴霧することができる。
【0040】
図3に示した第2検知手段1eの特徴は、屋内11に不審者10が入った際に、第2赤外線センサー3で不審者10を探知すると同時に、第2コントローラに接続した録音装置15のテープやICレコーダー等で自動的に録音が開始することを特徴とする。
【0041】
そして、録音装置15で自動的に録音を開始した後に、第1検知手段1dである携帯電話又はカーナビ13で異常信号を受信した住人は、携帯電話等を使用して玄関先に置いた電話機のスピーカー14に直接、住人自らの音声を送信し、不審者10に警告を与えることができる。
【0042】
録音装置15とは、不審者10が屋内11のドアの鍵を破壊する破壊音や、不審者10の会話を録音するために設けた装置である。電話機のスピーカー14は、図3に示した第1検知手段1dのように、住宅の外から携帯電話又はカーナビ13を使用し、住宅の内部の電話機のスピーカー14へ、住人の肉声が不審者10のいる場所に直接住人の声を伝達することができる。
【0043】
なお、図3に示した警報ブザー6、音声ブザー6aと、カメラ7と、点灯式ライト8、8aは、図1に示した装置と同一である。そして、点灯式ライト8、8a内部を構成する電子回路プリント基盤は、電子回路プリント基盤情報漏洩防止のために黒いコールタールで覆ったことを特徴とする。
【0044】
次に図4及び図5で防犯装置1fの第3実施例を構成する第1検知手段1gと、第2検知手段1hの詳細を説明する。
【0045】
図4及び図5に示した防犯装置1fの第1検知手段1gは、屋外の不審者10を検知するために屋外11aの建物の出入口等の玄関に設けた第1赤外線センサー2と、前記第1赤外線センサー2に反応して不審者10を撮影する暗視カメラ2aと、前記第1赤外線センサー2と連動した送信機2dと、前記送信機2dから異常信号を受信し、異なる音色の電子音を受信する受信機16と、前記暗視カメラ2a及びマイクロフォン17を接続したビデオデッキ4とからなる第1検知手段1gを特徴とする。
【0046】
第2検知手段1hは、前記第1検知手段1gの第1赤外線センサー2と連動し、不審者10を検知する第2赤外線センサー3と、前記第2赤外線センサー3と接続した第1コントローラ5とからなり、前記第1コントローラ5は、不審者10をけたたましい音と電子音で驚かせ、送受信機を備え警察等の自動通報装置に異常信号を送信でき異なる音色の電子音を受信する電子音明減光6bと、前記電子音明減光6bと連動し交互に点灯する交互点灯式ライト8b、8cと、交互点灯式ライト8b、8cで照らした箇所を連続撮影できるカメラ7とからなる第2検知手段を特徴とする。
【0047】
第1検知手段1gを構成する屋外11aの第1赤外線センサー2と、第1赤外線センサー2に反応して不審者10を撮影する暗視カメラ2aは、図1から図4に示した各装置と同一であるため説明を省略する。前記第1赤外線センサー2の設置場所は、玄関のように1箇所に限定するものではなく、建物の出入り口である複数の箇所に設置でき、玄関前の庭先、住居の裏口等を含む。
【0048】
また、前記
【0014】に代えて、第1赤外線センサー2と接続したビデオデッキ4は、第1赤外線センサー2で不審者10を検知した際、直ちに画像及び音の記録を行うことができる。また前記ビデオデッキ4は、不審者10の顔等を住人がその場で確認できるモニタリング機能を有したテレビ付きのビデオデッキに代えることもできる。
【0049】
また、前記
【0036】に代えて、振動センサー2bは、住宅の玄関のドアのみならず、玄関ドアに隣接した窓ガラス等に取り付けることができる。前記振動センサー2bを玄関のドア等に取り付け、前記ドアに対して過剰な振動や振動音が起こった場合、第1コントローラ5を通して、破壊された住宅の持ち主である住人の携帯電話又はカーナビ13まで、異常信号を送信できる。
【0050】
第1検知手段1gを構成する送信機2dは、不審者10が建物の出入口等に近づいてきた際、異常信号を送信する装置である。一方、受信機16は、前記送信機2dの異常信号を受信するホイップアンテナ16aと、前記ホイップアンテナ16aで受信した異常信号を異なる音色の電子音で出力するスピーカー16bとからなる。受信機16の設置箇所は、屋内11の寝室や居間等の壁面等に設ける
。
【0051】
また屋内11の窓枠等には、複数のマイクロフォン17を設け、ビデオデッキ4に接続した。ビデオデッキ4に接続したマイクロフォン17は、第1赤外線線センサー2によって検知した不審者10が、窓ガラス等を破ってきた際、不審者10が窓ガラス等を破砕すると同時に自動的に音の録音を開始する仕組みである。次に受信機16の効果を説明する。
【0052】
受信機16を構成するホイップアンテナ16aは、送信機2dが発する周波数を受信するアンテナである。ホイップアンテナ16aで受信する周波数は主に50MHzを基準とする。また、受信機16に備えたスピーカー16bからは、異常信号を受信した後、第1段階から4段階までのように、各段階に応じて異なる音色の電子音が鳴る。
【0053】
各段階とは、屋外11aに設けた第1赤外線センサー2と、屋内11に設けた第2赤外線センサー3で不審者10を検知できる範囲である。第1赤外線センサー2は、不審者10を検知できる距離に応じて第1段階、第2段階・・のように設定することができる。第1段階とは、建物の出入口等から屋外11aの方向をプラス、建物の出入口等から屋内11の方向をマイナスとした場合、建物の出入口等から半径±10m前後の範囲である。
【0054】
屋内11に設けたスピーカー16bは、屋内11にいる住人に対し、異なる音色の電子音を連続して出力することで、不審者10が建物の出入口等に近づいていることを住人に促す装置である。すると、屋内11にいた住人は、身の危険と感じた際、即座に警察等に電話連絡するための時間を稼ぐことができる。
【0055】
また送信機2dは住人が留守の場合、受信機16に代えて携帯電話又はカーナビ(送受信機)13に送信することができる。なお、受信機16及び携帯電話又はカーナビ(送受信機)13に同時に異常信号を送信してもよい。次に、住人が不在の際、不審者10が窓ガラス等を破って侵入した時の破壊音等を録音できるマイクロフォン17の詳細を説明する。
【0056】
マイクロフォン17は、建物の出入口等である玄関のドアや、窓枠等に取り付けできる小型サイズのマイクロフォンを使用する。窓枠に取り付けたマイクロフォン17は、ビデオデッキ4に接続する。マイクロフォン17の種類は有線、無線いずれも問わない。なお、前記マイクロフォン17は暗視カメラ2aで録画を開始すると同時に録音を開始することができる。
【0057】
マイクロフォン17を設けた効果は、第1にドアノブ周辺に穴を開け、その穴から内側の鍵を解錠するピッキングの音を録音すること、第2に窓の鍵部分に当たる窓ガラスを鋭いカッター等で切断し、窓ガラスに穴を開け、その穴から内側の鍵を解錠し、窓を開けられた場合の音を録音することである。録音された音によって使用工具の特定を行うことができる。
【0058】
またマイクロフォン17と併せて窓枠等に振動センサー2bと、前記振動センサー2bを接続した第3コントローラー5bを取り付けることもできる。第3コントローラー5bは、家主の特徴である玄関ドアの解錠音や、窓ガラス等の開閉音を予め登録することで不審者10の破壊行為なのかどうかを自動的に判別する記憶装置を備えている。次に、第2検知手段1hについて詳細を説明する。
【0059】
図5及び図6に示した第2検知手段1hは、第2赤外線センサー3に送信機3aを備え、第1検知手段1gを構成する前記屋内11の受信機16bに異常信号等を段階的に送信できることを特徴とする。第2赤外線センサー3に接続した送信機3aは、玄関内を第2段階、玄関内から続いた廊下等を第3段階、廊下から続いた居間や台所は第4段階のように各段階に応じて異常信号を受信機16まで送信することができる。
【0060】
送信機3aは、第1検知手段1gで使用した送信機2dと同一の構造である。また、第2検知手段1hを構成する第1コントローラ5及び図1から図4に示した第2検知手段1b、1eと同一の装置である音声ブザー6a、自動式催涙スプレー9は説明を省略する。次に本発明の特徴である電子音明滅光6b及びカメラ、交互点灯式ライト8b、8cについて詳細を説明する。
【0061】
第2検知手段1hの左上に示した電子音明滅光6bは、430Hzから1100Hzの高い音の電子音と低い電子音を連続して出力するスピーカー6dと、前記スピーカー6dを制御するためのトランジスタ、前記トランジスタを制御するためのICを備えた装置である。電子音明減光6bは、前記スピーカー6dから異なる音色の電子音を大音量で出力することができる。また、前記異なる音色の電子音の出力と同時に交互点灯式ライト8b、8cを構成するオレンジ、赤等のライトが交互に点滅を行う仕組みである。
【0062】
なお、前記図1から図4まで示した警報ブザー6は、大音量の電子音を発する電子明滅光6bと代えることができ、同図1から図4まで示した点灯式ライト8、8aは、前記電子明滅光6bと連動するように交互点灯式ライト8b、8cに代えることもできる。電子音明減光6bは送受信機6cを備えており、警察等の自動通報装置12へ異常信号を送信することができる。警察等の自動通報装置12は手動方式である電話等の連絡に切り替えることもできる。
【0063】
【0025】に記載したカメラ7は、自動連写機能を備えた市販品の一眼レフのカメラである。デジタル及びアナログを問わない。カメラ7に、広角レンズを取り付けた場合、広角レンズカメラとして使用でき、カメラ7に望遠レンズを取り付けた場合、望遠レンズカメラとして使用することができる。
【0064】
交互点灯式ライト8b、8cは、図1から図4に記載した一組の点灯式ライト8、8aと同一の構造である。よって、前記交互点灯式ライト8b、8cは、筒状の照明であり、内部に着色した回転灯を設け、オレンジや赤のライトのように互いに着色を代えて使用することができる。なお、交互点灯式ライト8b、8c及び図1から図4に示した点灯式ライトは回転灯に限定せす、回転しない市販のライトに代えることもできる。
【0065】
図7は本発明である防犯装置1iの第4実施例の正面図、図8は本発明である防犯装置の第4実施例の斜視図である。
【0066】
図7及び図8に示したように防犯装置1iの第1検知手段1jは、不審者10の侵入を検知するために屋外11aに設けた第1赤外線センサー2と、前記第1赤外線センサー2と連動した送信機2dと、前記送信機2dから異常信号を受信し、異なる音色の電子音を受信する受信機16と、前記第1赤外線センサー2に反応して不審者10を撮影する暗視カメラ2aと、CCDカメラ2c、ドア等の振動を検知する振動センサー2bと、前記ドア等の振動音を入力するマイクロフォン17と、前記各カメラの映像及びマイクロフォン17の音をビデオテープ等に記録するビデオデッキ4とを接続した第1コントローラ5と、前記第1コントローラ5から振動等の異常信号を受信する携帯電話又はカーナビ13とからなる。
【0067】
第2検知手段1kは、前記携帯電話又はカーナビ13からの異常信号を受信する電話機のスピーカー14と共に、屋内11に設けた第2赤外線センサー3と、前記第2赤外線センサー3と接続した第2コントローラ5aは、不審者10の音声を記録する録音装置15と、不審者10をけたたましい音で驚かせる電子音明滅光6bと、ドロボーと大声を発する音声ブザー6aと、前記電子音明滅光6b及び音声ブザー6a等が鳴ると同時に、交互に点灯する交互点灯式ライト8b、8cと、前記交互点灯式ライト8b、8cを点灯する際不審者10を自動連写撮影するカメラ7と、前記カメラ7で自動連写撮影した後に屋内11に催涙ガスを噴霧する自動式催涙スプレー9とからなる。
【0068】
よって、本発明である防犯装置1f、1iは、図5から図8に示したように、不審者10を第1検知手段1g、1jの第1赤外線センサー2で検知し、窓ガラス破壊した場合に音等をマイクロフォン17を使用し、ビデオデッキ4のビデオテープに画像及び音を記録できる。
【0069】
そして第1赤外線センサー2が検知すると同時に、第1検知手段1gの送信機2dは、屋内11の固定式の受信機16に異常信号を送信し、なおかつ不審者10が屋内11に侵入した場合、第2検知手段1hを構成する送信機3aから受信機16まで異常信号を段階的に異なる音色で送信できる。なお、前記受信機16に代えて携帯電話又はカーナビ13まで異常信号を段階的に知らせることもできる。
【0070】
【発明の効果】
本発明は、以上に説明したような構成であるから、以下の効果が得られる。第1に本発明である防犯装置は、不審者に気付かれることなく、不審者を暗視カメラで自動連写撮影しビデオデッキで音声と映像がビデオテープに記録できる防犯装置を提供することができる。
【0071】
第2に本発明である防犯装置は、不審者が玄関内に侵入した場合、安価でけたたましい音を発する警報ブザー、大声を出力する音声ブザーで不審者を撃退すると共に、広角レンズを取り付けたカメラで不審者を自動連写撮影し、数秒から十数秒以内に自動式催涙スプレーで催涙ガスを噴霧し、不審者10を撃退できる防犯装置1であるため、防犯装置の導入コストがかからない防犯装置を提供できる。
【0072】
第3に本発明である防犯装置は玄関のドアに隣接して録音装置を設置し、ピッキング時に音声等を証拠として記録できるため、不審者は日本人に限らず、外国人によるピッキング犯罪が行われた場合でも、重要な証拠を集めることができる。
【0073】
第4に本発明である防犯装置は第1赤外線センサーが検知すると同時に、第1検知手段の送信機が屋内の受信機に異常信号を送信し、不審者が屋内に侵入した場合、第2検知手段の送信機から、同屋内の受信機まで異常信号を段階的に送信できるため、住人は不審者の侵入に対し屋外から気が付くことができ、警察等への不審者通報をゆとりを持って行う事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である防犯装置の正面図である。
【図2】本発明である防犯装置の斜視図である。
【図3】本発明である防犯装置の第2実施例の正面図である。
【図4】本発明である防犯装置の第2実施例の斜視図である。
【図5】本発明である防犯装置の第3実施例の正面図である。
【図6】本発明である防犯装置の第3実施例の斜視図である。
【図7】本発明である防犯装置の第4実施例の正面図である。
【図8】本発明である防犯装置の第4実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 防犯装置
1a 第1検知手段
1b 第2検知手段
1c 防犯装置
1d 第1検知手段
1e 第2検知手段
1f 防犯装置
1g 第1検知手段
1h 第2検知手段
1i 防犯装置
1j 第1検知手段
1k 第2検知手段
2 第1赤外線センサー
2a 暗視カメラ
2b 振動センサー
2c CCDカメラ
2d 送信機
3 第2赤外線センサー
3a 送信機
4 ビデオデッキ
5 第1コントローラ
5a 第2コントローラ
5b 第3コントローラー
6 警報ブザー
6a 音声ブザー
6b 電子音明減光
6c 送受信機
6d スピーカー
7 カメラ
8 点灯式ライト
8a 点灯式ライト
8b 交互点灯式ライト
8c 交互点灯式ライト
9 自動式催涙スプレー
10 不審者
11 屋内
11a 屋外
12 自動通報装置
13 携帯電話又はカーナビ(送受信機)
14 電話機のスピーカー
15 録音装置
16 受信機
16a ホイップアンテナ
16b スピーカー
17 マイクロフォン
Claims (6)
- 屋外の不審者を検知するために屋外の玄関に設けた第1赤外線センサーと、前記第1赤外線センサーに反応して不審者を撮影する暗視カメラとからなり、撮影した不審者等を記録するために前記第1赤外線センサー及び暗視カメラを接続したビデオデッキと、最初に不審者を検知する第1検知手段とからなり、玄関内には、前記第1赤外線センサーを超えた後にあり不審者を検知する第2赤外線センサーと、前記第2赤外線センサーと接続した第1コントローラとからなり、前記第1コントローラは、不審者をけたたましい音で驚かせ、送受信機を備えた警報ブザーと、大声でドロボーと発する音声ブザーと、前記警報ブザー及び音声ブザーが鳴ると同時に、警告灯となって点灯する点灯式ライトとを備え、前記点灯式ライトと同時に不審者を撮影するカメラと、前記カメラで不審者を自動連写撮影した後に屋内に催涙ガスを噴霧する自動式催涙スプレーと、不審者を検知できる第2検知手段とからなることを特徴とする防犯装置。
- 請求項1項に記載した防犯装置は、不審者の侵入を検知する第1赤外線センサーと、CCDカメラと、不審者を夜間撮影する暗視カメラと、ドア等の振動を検知する振動センサーと、前記各カメラの映像をビデオテープ等に記録するビデオデッキとを接続した第1コントローラと、前記第1コントローラから振動等の異常信号を受信する携帯又はカーナビとからなり、不審者を検知できる第1検知手段を備え、前記携帯電話又はカーナビからの異常信号を受信する電話機のスピーカーと共に、屋内に設けた第2赤外線センサーと、前記第2赤外線センサーと接続した第2コントローラは、不審者の音声を記録する録音装置と、不審者を威嚇する警報ブザーと、ドロボーと発する音声ブザーと、前記警報ブザー及び音声ブザー等が鳴ると同時に点灯する点灯式ライトと、前記点灯式ライトを点灯する際不審者を自動連写撮影するカメラと、前記カメラで自動連写撮影した後に屋内に催涙ガスを噴霧する自動式催涙スプレーを接続し、前記第2赤外線センサーで不審者を検知できる第2検知手段とからなることを特徴とする防犯装置。
- 屋外の不審者を検知するために屋外の玄関に設けた第1赤外線センサーと、前記第1赤外線センサーに反応して不審者を撮影する暗視カメラと、前記第1赤外線センサーと連動した送信機と、前記送信機から異常信号を受信し、異なる音色の電子音を受信する受信機と、前記暗視カメラに接続したビデオデッキとからなる第1検知手段を特徴とする請求項1項及び請求項2項に記載の防犯装置。
- 前記第1検知手段と連動し、不審者を検知する第2赤外線センサーと、前記第2赤外線センサーと接続した第1コントローラとからなり、前記第1コントローラは、不審者をけたたましい音と電子音で驚かせ、送受信機を備えた異なる音色の電子音を受信する電子音明減光と、前記電子音明減光と連動し交互に点灯する交互点灯式ライトと、交互点灯式ライトで照らした箇所を連続撮影できるカメラとからなる第2検知手段を特徴とする請求項1項及び請求項2項に記載の防犯装置。
- 第1検知手段が不審者の侵入を検知するために第1赤外線センサーと、前記第1赤外線センサーと連動した送信機と、前記送信機から異常信号を受信し、異なる音色の電子音を受信する受信機と、前記第1赤外線センサーに反応して不審者を撮影する暗視カメラと、CCDカメラ、ドア等の振動を検知する振動センサーと、前記ドア等の振動音を入力するマイクロフォンと、前記各カメラの映像及びマイクロフォンの音をビデオテープ等に記録するビデオデッキとを接続した第1コントローラと、前記第1コントローラから振動等の異常信号を受信する携帯電話又はカーナビとからなり、第2検知手段は、前記携帯電話又はカーナビからの異常信号を受信する電話機のスピーカーと共に、屋内に設けた第2赤外線センサーと、前記第2赤外線センサーと接続した第2コントローラは、不審者の音声を記録する録音装置と、不審者をけたたましい音で驚かせる電子音明滅光と、ドロボーと大声を発する音声ブザーと、前記電子音明滅光及び音声ブザー等が鳴ると同時に、交互に点灯する交互点灯式ライトと、前記交互点灯式ライトを点灯する際不審者を自動連写撮影するカメラと、前記カメラで自動連写撮影した後に屋内に催涙ガスを噴霧する自動式催涙スプレーとからなることを特徴とする請求項2項に記載の防犯装置。
- 前記受信機は、前記送信機の異常信号を受信するホイップアンテナと、前記ホイップアンテナで受信した異常信号を異なる音色の電子音等で出力するスピーカーとからなることを特徴とする請求項3項及び請求項5項に記載の防犯装置。
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