JP2004261480A - ペーパーホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】ひとつのワンタッチ式ロールペーパーホルダーで、ペーパーを差し入れたり、引き出したりする方向を少なくとも前後方向と上下方向の2段階の変更が可能なロールペーパーホルダーを提供すること。
【解決手段】壁面に固定される固定部1と、固定部1の両側に取り付けられる一対の腕部2、2と、腕部2、2の先端の内側に左右対象的に付設されるペーパーaの筒芯bと係合するペーパー保持部材3、3とを少なくとも備えるものであって、一対の腕部2、2は、前後方向又は上下方向に移動するペーパーaで先端側が互いに離れる方向に揺動自在であるペーパーホルダー10。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレで使用するワンタッチ式のペーパーホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トイレに付設されるロールペーパーホルダーとして、ロール状のペーパーをワンタッチで着脱できるように、ペーパーの筒芯を左右両側から支持する一対の保持部材が上方向に揺動可能にしたものがある。このペーパーホルダーは、トイレットペーパーをホルダーの下から差し入れると、該ペーパーに押されて両ペーパー保持部材が真上に揺動待機し、両ペーパー保持部材部分にその筒芯の空間が来ると、両ペーパー保持部材が再び元に戻り、トイレットペーパーを保持するものである。また、該ペーパー又は筒芯を取り出す場合、そのまま該ペーパー等を上に引き上げれば、両ペーパー保持部材が真上に揺動待機し、そのペーパー等を簡単に取り出すことができる。
【0003】
このように、ペーパーをペーパーホルダーの下から差し入れて、上から取り出す方法は、該ペーパーホルダーの上方部分にスペースを確保する必要があり、トイレにデッドスペースをつくるという問題がある。これを解決するものとして、特許文献1の特開平9−215628号公報には、ペーパー保持部材が前後に移動するペーパー保持部材で出没し、該ペーパーの筒芯と係合するトイレのペーパーホルダーが開示されている。このペーパーホルダーは該ペーパーホルダーの上方部分にスペースを確保する必要がないものの、ペーパーホルダーを使用分引き出す際、ペーパー保持部材が揺動して支持しているロールペーパーが両保持部材から外れないよう、上方向へ揺動する保持部材に比べ、保持部材の付勢力が大きくなるという問題がある。これを解決するものとして、特許文献2の特開2000−135176号公報には、ペーパー保持部材が上方前方に傾斜して離れる方向に揺動可能であるペーパーホルダーが開示されている。このペーパーホルダーによれば、上方にデッドスペースを生じることなく、ロールペーパーの着脱にさほどの力を要することない。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−215628号公報(請求項1)
【特許文献2】
特開2000−135176号公報(請求項1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のトイレ用ロールペーパーホルダーは、一対の両側部材が固定であり、ペーパー保持部材の揺動方向を前後方向、上下方向あるいは上方前方向のいずれかに限定するものであった。このため、トイレの空間、使用状況、顧客の要望に応じた設計変更ができないという問題があった。
【0006】
従って、本発明の目的は、ひとつのワンタッチ式ロールペーパーホルダーで、ペーパーを差し入れたり、引き出したりする方向を少なくとも前後方向と上下方向の2段階の変更が可能なロールペーパーホルダーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる実情において、本発明者は鋭意検討を行った結果、揺動する部材を、従来のペーパー保持部材ではなく、両側の腕部とし、該腕部を前後方向又は上下方向に移動するペーパーで先端側が互いに離れる方向に揺動自在とすれば、ひとつのワンタッチ式ロールペーパーホルダーで、ペーパー(以下、ロールペーパーとも言う)を差し入れたり、引き出したりする方向を少なくとも前後方向と上下方向の2段階で使用することができること等を見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明(1)は、壁面に固定される固定部と、該固定部の両側に取り付けられる一対の腕部と、該腕部の先端の内側に左右対象的に付設されるペーパーの筒芯と係合するペーパー保持部材とを少なくとも備えるものであって、該一対の腕部は、前後方向又は上下方向に移動するペーパーで先端側が互いに離れる方向に揺動自在であるペーパーホルダーを提供するものである。本発明によれば、一対の腕部が先端側が互いに離れる方向に揺動自在であるため、ペーパー保持部材を適宜の形状に選定することで、ひとつのワンタッチ式ロールペーパーホルダーで、ペーパーを差し入れたり、引き出したりする方向を少なくとも前後方向と上下方向の2段階で使用することができる。
【0009】
本発明(2)は、前記ペーパー保持部材は、その先端形状が正面視矩形状、平面視先端尖り状であって、該腕部との嵌合形態はペーパーの出し入れによって該腕部との固定関係は変化せず、手動によって回動自在又は着脱自在である前記ペーパーホルダーを提供するものである。本発明によれば、ペーパー保持部材を、その先端断面形状が正面視矩形状、平面視先端尖り状となる位置で腕部に嵌合すれば、ペーパーを前後方向に差し入れ、抜き取りができる。また、手で一対のペーパー保持部材を腕部から外し、共に鉛直面内で90度回転させて、再び腕部に嵌合させれば、ペーパーを上下方向に差し入れ、抜き取りができる。
【0010】
また、本発明(3)は、前記固定部の上面に取り付けられ、ペーパーの横方向の動きを規制する両側板を有する紙切り板を、更に備える前記ペーパーホルダーを提供するものである。本発明によれば、特に、ペーパーを前後方向に差し入れ、抜き取りする使用形態において、使用分のペーパーを紙切りする際、横方向の力が作用しても、該紙切り板の両側にある側板がペーパーの横方向への移動を規制するため、腕部が揺動して該ペーパーが抜け落ちることがない。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態におけるペーパーホルダーを図1〜図10を参照して説明する。図1は本実施の形態例のペーパーホルダーの全体を示す斜視図、図2は本実施の形態例のペーパーホルダーの分解図、図3は本実施の形態例のペーパーホルダーの第1の使用形態を説明する図、図4は本実施の形態例のペーパーホルダーにペーパーを装着した図、図5及び図6は本実施の形態例のペーパーホルダーの腕部の揺動状態を説明する裏側から見た一部の拡大図、図7及び図8は本実施の形態例のペーパーホルダーにおいて、第1の使用形態から第2の使用状態へ変更する方法を説明する図、図9及び図10は本実施の形態例のペーパーホルダーの第2の使用形態を説明する図である。なお、図5及び図6は意匠ケースの装着を省略した状態における図である。
【0012】
ペーパーホルダー10は、壁面に固定される固定部1と、固定部1の両側に取り付けられる一対の腕部2、2と、腕部2、2の先端の内側に左右対象的に付設されるペーパーaの筒芯bと係合するペーパー保持部材3、3と、固定部の上面に取り付けられた紙切り板4を備えるものであって、自由状態においては図1に示すように、固定部1と一対の腕部2、2とで、平面視略コ字形状を形成している。
【0013】
ペーパーホルダー10において、固定部1は壁面に固定するビス穴13、14を有するやや横長平板状であって、裏面両側にトーションバネ5の他端部51を支持する第2溝181を有する固定本体部11と、固定本体部11の上方にあって紙切り板4を揺動可能に支持する係合溝121を備える紙切り板係合部12と、固定本体部11の左右両側にあって一対の腕部2、2を支持する上下一対の軸孔161を有する軸支持部16、16とを備える。なお、固定部本体11と軸支持部16の連接部分は腕部2の内側付勢を規制する軸孔161よりやや前方に突出する突出壁15を備えている。また、軸支持部16、16には、インナーアーム22、22の揺動をガイドする楔形状部17、17をその前方に備える。
【0014】
左右一対の腕部2は、意匠ケース21と、意匠ケース21に全体が収納されるインナーアーム22とから構成される。インナーアーム22は、上下一対の軸孔221を備える枢支部222と、トーションバネ5の一端部52を支持する第1溝223を有する本体部23と、内側面にペーパー保持部材3の係合筒部34と嵌合する嵌合孔225を備える。意匠ケース21は、インナーアーム22を収納し、ピン6の脱落を規制すると共に、ペーパー保持部材3を嵌合するケースであり、その先端の内側面にはペーパー保持部材3の4つの爪33a、33b、33c及び33dが嵌合する嵌合孔26a、26b、26c及び26dと、ペーパー保持部材3の係合筒部34を通す貫通穴27を備える。すなわち、固定本体部11に組み込まれたインナーアーム22に対して、意匠ケース21を組み込めばピン6の脱落を防止すると共に、インナーアーム22の嵌合孔225とペーパー保持部材3の貫通穴27が一致する。この状態でペーパー保持部材3の係合筒部34をペーパー保持部材3の貫通穴27を貫通して、インナーケース22の嵌合孔225に挿入すると共に、4つの爪33a、33b、33c及び33dを4つの嵌合孔26a、26b、26c及び26dに嵌めれば、意匠ケース21をインナーアーム22に固定できると共に、ペーパー保持部材3を意匠ケース21に固定できる。
【0015】
左右一対のインナーアーム22は、固定部本体11の上下一対の軸支持部16、16にピン6を介して枢支され、トーションバネ6及び突出壁15によって自由状態において、固定部本体11に対して直角方向の起立状態とされる。また、左右一対の腕部2はロールペーパーaが挿入される程度の作用力を受けると、トーションバネ5の付勢力に抗してその先端部が互いに離れる方向、すなわち図3に示す矢印Aの方向に動く。この場合、開き過ぎを防止するため、開度規制手段19を備える。開度規制手段19は、固定部本体11の軸支持部16における軸孔161の中心から固定部本体11の端部18までの長さ(図5中、符号xで表される隙間)を、インナーアーム22の枢支部222の軸孔221の中心から枢支部222の膨らみ部25の先端までの長さ(図5中、符号yで表される隙間)より短くすることで達成するものである。すなわち、開度規制手段19は固定本体部の端部18と、インナーアーム22の枢支部222の膨らみ部25の当接で行なわれる。自由状態では、固定本体部の端部18と、膨らみ部25の間には若干の隙間(図5中、符号zで表される隙間)があるものの、腕部2が開くにつれて、この隙間が小さくなり、遂には両者が当接してそれ以上開くことを規制する。
【0016】
本発明のペーパーホルダーにおいて、ペーパー保持部材3は、ペーパーaの移動により一対の腕部2、2が固定部側を基点として互いに離れる方向に揺動自在となるように作用するものであれば、特に制限されず、本例のペーパー保持部材3は、基板32の先端断面形状が正面視矩形状、平面視先端尖り状の突起31であって、基板32の裏面には、等間隔で配設される4つの爪33a、33b、33cを備える。ペーパー保持部材3は4つの爪33a、33b、33cを意匠ケース21の嵌合孔26a、26b、26c及び26dに嵌合させることで腕部2に取り付けられる。この嵌合強さはペーパーaの出し入れによって腕部2との固定関係は変化せず、手動によって着脱できる強さである。従って、ペーパー保持部材3を手で取り外し、鉛直面に対して90度回転させ、再度腕部2に嵌合すれば、先端断面形状が正面視先端尖り状、平面視矩形状の突起とすることができる。また、ペーパー保持部材3は、上記実施の形態例の他、その嵌合形態をペーパー保持部材側の環状突起と、腕部側の環状溝との手動による回動自在の嵌合とすることができる。
【0017】
紙切り板4は、フード状の紙切り板本体部41と、固定部本体11の上面の係合溝121に回動自在に取り付けられる枢支軸42と、ペーパーの横方向の動きを規制する両側板43、43から構成される。紙切り板4を固定部本体11の上面の係合溝121に係合させた後は、係合が外れることを防止するため、係合部材7が係合溝121に嵌め込まれる。
【0018】
次に、本実施の形態におけるペーパーホルダー10の組み付け例を示す。先ず、インナーアーム22の枢支部222間に一端部51と他端部52の平面視形状がV字状のトーションバネ5を入れ込み、この状態で、固定本体部11の軸支持部16間に入れ、一端部51を固定本体部11の裏面の第2溝181に嵌め、他端部52をインナーアーム22の外側面の第1溝223に嵌める。次いで上方又は下方からピン6を一方の軸孔161、一方の軸孔221、トーションバネ5の中空部、他方の軸孔221及び他方の軸孔161のそれぞれの孔に通す。この際、ピン6の脱落を防止するため、手で下方を支えつつ意匠ケース21を差し込み、固定部本体11の両側にインナーアーム22を取り付ける。次いで、意匠ケース21の先端にペーパー保持部材3を嵌め、腕部2にペーパー保持部材3を固定すると共に、意匠ケース21がインナーアーム22から外れないようにする。次いで、紙切り板4を固定本体部11の上方に取り付け、組み付けを完了する(図1)。次いで、この組み付け体はトイレの垂直壁面等にネジ止め等にて固定される。
【0019】
次に、本実施の形態例のペーパーホルダー10の使用形態について説明する。
第1の使用形態は、ロールペーパーaを前後方向に差し入れ、引き出しする方法であり、第2の使用形態は、ロールペーパーaを上下方向に差し入れ、引き出しする方法である。第1の使用形態において、ペーパー保持部材3は、図1〜図4に示すように、その先端形状が正面視矩形状、平面視先端尖り状である。この場合、ロールペーパーaを前方からペーパーホルダー10に差し込めば、ロールペーパーaがペーパー保持部材3の前方の第1滑り面36、36に当たり、腕部2、2を両側に押出す(図3)。そして、一対の腕部2、2は、トーションバネ5のバネ付勢に抗して両側に開き待機して、ペーパー保持部材3部分にその筒芯bが来ると、一対の腕部2、2が再び戻り、ロールペーパーaを保持する。そして、紙切り板4を降ろせば設置が完了する(図4)。
【0020】
次に、第1の使用形態から第2の使用形態に変更する場合を説明する。図4の第1の使用形態で設置された状態において、ロールペーパーaが引き出される。
この場合、ロールペーパーaがペーパー保持部材3の後方の第2滑り面37、37に当たり、腕部2、2を両側に押出す。そして、一対の腕部2、2は、トーションバネ5のバネ付勢に抗して両側に開き待機して、ペーパー保持部材3部分からロールペーパーaが外れ、一対の腕部2、2が再び戻り、図1に示すようなペーパーが空の状態となる。
【0021】
次いで、ペーパー保持部材3を指で摘んで引抜くことで、腕部2から取り外す(図7)。次いでペーパー保持部材3を鉛直面に沿った方向に90度回動させると、第1滑り面36が上方側に、第2滑り面37が下方側に位置することになる(図8)。そして、この姿勢にあるペーパー保持部材3の4つの爪33a、33b、33c及び33dを、それぞれ対向する腕部2の嵌合孔26a、26b、26c及び26dに嵌め込めば、第2の使用形態が適用できる状態となる(図9)。
【0022】
第2の使用形態において、ペーパー保持部材3は、図9〜図10に示すように、その先端断面形状が正面視先端尖り状、平面視矩形状である。この場合、ロールペーパーaを下方からペーパーホルダー10に差し込めば、ロールペーパーaがペーパー保持部材3の下方の第2滑り面37、37に当たり、腕部2、2を両側に押出す。そして、一対の腕部2、2は、トーションバネ5のバネ付勢に抗して両側に開き待機して、ペーパー保持部材3部分にその筒芯bが来ると、一対の腕部2、2が再び戻り、ロールペーパーaを保持する。そして、紙切り板4を降ろせば設置が完了する(不図示)。
【0023】
次に、第2の使用形態から第1の使用形態に変更する場合を説明する。第2の使用形態で設置された状態において、ロールペーパーaが引き上げられる。この場合、ロールペーパーaがペーパー保持部材3の下方の第2滑り面37、37に当たり、腕部2、2を両側に押出す。そして、一対の腕部2、2は、トーションバネ5のバネ付勢に抗して両側に開き待機して、ペーパー保持部材3部分からロールペーパーaが外れ、一対の腕部2、2が再び戻り、ペーパーが空の状態となる。
【0024】
なお、第2の使用形態におけるロールペーパーaの差し入れ、引き抜く方法としては、上記下方から差し入れ、上方へ引き抜く方法に限定されず、例えば下方から差し入れ、下方から引き抜く方法、上方から差し入れ、下方又は上方へ引き抜く方法を適用することができる。
【0025】
第1の使用形態及び第2の使用形態のいずれの場合においても、例えば使用分のペーパーを紙切りする際、横方向の力が作用しても、紙切り板4の両側に設けられた両側板43、43がペーパーaの横方向への移動を規制するため、腕部2、2が揺動してペーパーaが抜け落ちるようなことがない。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、一対の腕部が先端側が互いに離れる方向に揺動自在であるため、ペーパー保持部材を適宜の形状に選定することで、ひとつのワンタッチ式ロールペーパーホルダーで、ペーパーを差し入れたり、引き出したりする方向を少なくとも前後方向と上下方向の2段階で使用することができる。
また、本発明によれば、ペーパー保持部材を、その先端断面形状が正面視矩形状、平面視先端尖り状となる位置で腕部に嵌合すれば、ペーパーを前後方向に差し入れ、抜き取りができる。また、手で一対のペーパー保持部材を腕部から外し、共に鉛直面内で90度回転させて、再び腕部に嵌合させれば、ペーパーを上下方向に差し入れ、抜き取りができる。
また、本発明によれば、特に、ペーパーを前後方向に差し入れ、抜き取りする使用形態において、使用分のペーパーを紙切りする際、横方向の力が作用しても、該紙切り板の両側板が横方向への移動を規制するため、腕部が揺動して該ペーパーが抜け落ちることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態例のペーパーホルダーの全体を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態例のペーパーホルダーの分解図である。
【図3】本実施の形態例のペーパーホルダーの第1の使用形態を説明する図である。
【図4】本実施の形態例のペーパーホルダーにペーパーを装着した図である。
【図5】本実施の形態例のペーパーホルダーの腕部の揺動状態を説明する裏側から見た一部の拡大図である。
【図6】本実施の形態例のペーパーホルダーの腕部の揺動状態を説明する裏側から見た他の一部の拡大図である。
【図7】本実施の形態例のペーパーホルダーにおいて、第1の使用形態から第2の使用状態へ変更する方法を説明する図である。
【図8】本実施の形態例のペーパーホルダーにおいて、第1の使用形態から第2の使用状態へ変更する方法を説明する他の図である。
【図9】本実施の形態例のペーパーホルダーの第2の使用形態を説明する図である。
【図10】本実施の形態例のペーパーホルダーの第2の使用形態を説明する他の図である。
【符号の説明】
1 固定部
2 腕部
3 ペーパー保持部材
4 紙切り板
5 トーションバネ
6 ピン
10 ペーパーホルダー
11 固定本体部
12 紙切り板係合部
13、14 ビス穴
16 軸支持部
17 楔形状部
21 意匠ケース
22 インナーアーム
23 本体部
26a、26b、26c、26d 嵌合孔
27 貫通穴
33a、33b、33c、33d 爪
34 ペーパー保持部材の係合筒部
41 紙切り板本体部
51 トーションバネの他端部
121 係合溝
161 軸孔
181 第2溝
221 上下一対の軸孔
222 枢支部
223 第1溝
225 嵌合孔
a ロールペーパーa
b 筒芯

Claims (3)

  1. 壁面に固定される固定部と、該固定部の両側に取り付けられる一対の腕部と、該腕部の先端の内側に左右対象的に付設されるペーパーの筒芯と係合するペーパー保持部材とを少なくとも備えるものであって、該一対の腕部は、前後方向又は上下方向に移動するペーパーで先端側が互いに離れる方向に揺動自在であることを特徴とするペーパーホルダー。
  2. 前記ペーパー保持部材は、その先端断面形状が正面視矩形状、平面視先端尖り状であって、該腕部との嵌合形態はペーパーの出し入れによって該腕部との固定関係は変化せず、手動によって回動自在又は着脱自在であることを特徴とする請求項1記載のペーパーホルダー。
  3. 前記固定部の上面に取り付けられ、ペーパーの横方向の動きを規制する両側板を有する紙切り板を、更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載のペーパーホルダー。
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