JP2004261112A - コンバインのリール昇降装置 - Google Patents

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Fumio Yoshimura
文夫 吉邨
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Abstract

【課題】刈取機の前端部に設けて穀稈を引起し、及び掻込みするリール装置の昇降操作を容易に簡単に行えるようにしようとするものである。
【解決手段】穀稈を引起し、及び掻込みする刈取機3の前端部のリール装置5を自動昇降操作する昇降手段18は、走行車速を設定操作する走行主変速レバーへ設け、又、リール装置5を手動昇降操作する手動昇降手段と、手動下降手段とは、走行方向を変更操作する方向制御レバーへ設け、脱穀機を始動、及び停止操作する脱穀クラッチレバー11a「入」操作時に、昇降手段18「ON」操作で、リール装置5は常に下降制御される構成である。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、刈取る穀稈を引起し、及び掻込みする刈取機前端部のリール装置を自動昇降操作する昇降手段は、走行車速を設定する走行主変速レバーへ設け、又、リール装置を手動昇降操作する手動上昇手段と、手動下降手段とは、走行方向を変更操作する方向制御レバーへ設け、穀稈を脱穀する脱穀機を始動、及び停止操作する脱穀クラッチレバーを「入」操作時に、昇降手段を最初のワンタッチの「ON」操作で、リール装置は常に制御装置で、下降制御される技術であり、コンバインのリール昇降装置として利用できる。
【0002】
【従来の技術】
コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、走行車台の下側へ設けた走行装置を、運転作業者が、操作装置に設けた走行主変速レバーを所定位置へ操作して、所定の走行車速を設定し、このコンバインを穀稈を刈取る圃場を走行させる。走行装置の前方部に設けた刈取機の前端部に設けたリール装置の回転駆動により、穀稈は、引起し、及び掻込みされながら刈取りされ、この刈取り穀稈は、刈取機で後方上部へ移送されて、脱穀機内へ供給され、この脱穀機で脱穀されて、一時貯留される。
【0003】
前述の刈取り収穫作業開始のとき、及び収穫作業中のときに、穀稈を刈取りする圃場の乾湿田状態、及び圃場の凹凸状態と、穀稈の倒伏状態等とにより、刈取機のリール装置の上下位置は、後述の如く調節操作する。
特に特開2001−245521号公報に記載の如く、例えば、刈取る穀稈が、倒伏状態がひどい穀稈のときには、前記走行主変速レバーに設けた、上下位置調節スイッチを操作して、刈取機のリール装置を下降させて、圃場表面と、リール装置の下部との間の間隔を、所定間隔に近接させて、穀稈の刈取り収穫作業が行われる。又、圃場の凹凸がひどいときには、上下位置調節スイッチを操作して、刈取機のリール装置を上昇させて、圃場表面と、リール装置の回転下部との間の間隔を、所定間隔に広くして、穀稈の刈取り作業が行われる。更に圃場が湿田状態であると、コンバイン全体が沈下することにより、刈取機全体を所定位置へ上昇操作すると共に、上下位置調節スイッチを操作して、刈取機のリール装置を上昇させて、圃場表面と、リール装置の回転下部との間の間隔を、所定間隔に広くして、穀稈の刈取り作業が行われる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−245521号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
通常の収穫作業のときには、運転作業者は、左手で走行速度を変速する走行主変速レバーを把持して操作し、右手で走行方向を変更する方向制御レバーを把持して操作すると共に、走行主変速レバーに設けた、リール装置を上昇させる上下位置調節スイッチを操作するが、昇降位置の調節が不良のときには、再度この上下位置調節スイッチの操作が必要であり、昇降調節が面倒であったり、条例の終端部でリール装置を所定位置下降装置して、刈取りを行わないと、条例の終端部で刈取りした穀稈は、前方部へ倒れて、このリール装置で掻込みされないこと等が発生していたが、この発明により、この問題点を解決したり、又、リール装置を自動で所定位置へ昇降制御させたり、又、手動で昇降させようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、車行車台2下側の走行装置12の前方部には、刈取機3の穀稈を引起し、及び掻込みするリール装置5と、走行装置12を操作する操作装置16等を設けると共に、該操作装置16には、走行車速を設定操作する走行主変速レバー17aと、走行方向を変更操作する方向制御レバー17bと、穀稈を脱穀する脱穀機11を始動及び停止する脱穀クラッチレバー11aと、走行車速レバー17aに、リール装置5を自動昇降操作する昇降手段18と、方向制御レバー17bにリール装置5を手動昇降操作する手動上昇手段19aと、手動下降操作する手動下降手段19b等とを設けたコンバインにおいて、前記脱穀クラッチレバー11aを「入」操作して、脱穀機11が作動時に、昇降手段18を最初のワンタッチの「ON」操作により、リール装置5を常に下降制御する制御装置16aを設けたことを特徴とするコンバインのリール昇降装置としたものである。
【0007】
コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、走行車台2の下側に設けた走行装置12を、運転作業者が、操作装置16に設けた走行主変速レバー17aを所定位置へ操作して、所定の走行車速を設定し、このコンバインを穀稈を刈取りする圃場を走行させる。走行装置12の前方部に設けた刈取機3の前端部に設けたリール装置5の回転駆動により、穀稈は、引起し、及び掻込みされながら、刈取りされ、この刈取り穀稈は、刈取機3で後方上部へ移送されて、脱穀機11内へ供給され、この脱穀機11で脱穀されて、一時貯留される。
【0008】
前述の刈取り収穫作業開始のとき、及び収穫作業中のときに、穀稈を刈取る圃場の乾湿田状態、及び圃場の凹凸状態と、穀稈の倒伏状態等とにより、刈取機3のリール装置5の上下位置は、後述の如く調節操作する。この収穫作業のときには、運転作業者は、左手で走行主変速レバー17aを、右手で方向制御レバー17bを把持して、コンバインを運転操作する。
【0009】
例えば、刈取る穀稈が倒伏がひどい穀稈、及び圃場の凹凸がひどい圃場の穀稈を刈取り作業のときには、走行主変速レバー17aに設けた昇降手段18をワンタッチの「ON」操作すると、この「ON」操作が、操作装置16に設けた制御装置16aへ入力され、この入力により、刈取機3のリール装置5は、制御装置16aにより、この制御装置16aへ設定して記憶させた所定位置まで下降制御される。この設定下降位置が、刈取る穀稈の引起し、及び掻込みする最適高さ位置にあっていないときには、方向制御レバー17bに設けた手動上昇手段19a、又は手動下降手段19bの「ON」操作すると、この「ON」操作が制御装置16aへ入力され、この入力により、リール装置5は、制御装置16aにより、上昇、又は下降制御され、最適高さ位置になると、手動上昇手段19a、又は手動下降手段19bを「OFF」操作すると、リール装置5は、制御装置16aで自動停止制御される。この最適高さ位置のリール装置5で、穀稈を引起し、及び掻込みされて、穀稈の刈取り収穫作業が行われる。
【0010】
又、刈取り穀稈の圃場が、湿田のときには、前記刈取機3全体が沈下するために、この刈取機3を所定位置へ上昇操作後に、上述の操作を行って、穀稈の刈取り作業を行う。
上述の穀稈を刈取り収穫作業のときには、穀稈を脱穀する脱穀機11を、始動、及び停止操作する脱穀クラッチレバー11aを「入」操作して、脱穀機11が作業中のときには、刈取機3の穀稈を引起し、及び掻込みするリール装置5を昇降操作する昇降手段8を最初のワンタッチの「ON」操作することにより、このリール装置5は、常に制御装置16aにより、この制御装置16aへ設定して記憶させた所定位置まで下降制御される。この設定位置が、穀稈を引起し、及び掻込みする最適高さ位置であると、この状態で穀稈の刈取り収穫作業が行われる。又、最適高さ位置に合っていないときには、手動上昇手段19a、又は手動下降手段19bを「ON」操作して、リール装置5を手動で上昇制御、又は下降制御して補正する。
【0011】
穀稈を刈取り作業のときに、前記リール装置5が各条列の終端の近傍部へ到達すると、手動下降手段19bを「ON」操作して、リール装置5を所定量下降制御させて、各条列の終端部で、刈取り穀稈が前方部への倒れを防止して、このリール装置5で掻込みする。
【0012】
請求項2に記載の発明においては、前記昇降手段18をワンタッチの「ON」操作により、リール装置5が下部位置で停止状態、又は下降移動中のときに、脱穀クラッチレバー11aを「切」操作して、手動上昇手段19a、又は手動下降手段19bの「OFF」操作でリール装置5が上昇移動、又は下降移動していないときには、再度脱穀クラッチレバー11aを「入」操作して、昇降手段18をワンタッチの「ON」操作すると、リール装置5は元の上昇位置へ復帰移動制御する制御装置16aを設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインのリール昇降装置としたものである。
【0013】
穀稈を刈取り作業のときに、前記リール装置5を所定位置へ上昇、又は下降操作する昇降手段18がワンタッチ「ON」操作され、リール装置5が制御装置16aへ設定して記憶させた下部の所定位置へ下降制御されて停止状態か、又は設定の下部の所定位置へ下降制御移動中のときに、脱穀機11を始動、及び停止操作する脱穀クラッチレバー11aが「切」操作されて、リール装置5は、手動上昇手段19a、又は手動下降手段19bが「OFF」操作されて、上昇移動制御、又は下降移動制御されていないときに、再度脱穀クラッチレバー11a「入」操作され、昇降手段18がワンタッチの「ON」操作されると、リール装置5は、元の上部位置へ制御装置16aにより、復帰移動制御される。
【0014】
請求項3に記載の発明においては、前記昇降手段18をワンタッチの「ON」操作で、リール装置5が上昇移動中、又は下降移動中に再度昇降手段18をワンタッチ「ON」操作により、反対方向側へリール装置5を移動制御する制御装置16aを設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインのリール昇降装置としたものである。
【0015】
穀稈を刈取り作業のときに、前記リール装置5を所定位置へ上昇操作、又は下降操作する昇降手段18がワンタッチの「ON」操作され、リール装置5は、制御装置16aにより、上昇移動中、又は下降移動中に、再度昇降手段18がワンタッチの「ON」操作されると、この操作により、制御装置16aでリール装置5は、上昇移動制御中のときには、反対方向の所定の下降位置へ下降移動制御される。又、下降移動制御中のときには、反対方向の所定の上部位置へ上昇移動制御される。
【0016】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明においては、操作装置16に設けた、走行装置12の走行車速を設定操作する走行主変速レバー17aには、刈取機3に設けて穀稈を引起し、及び掻込みするリール装置5を所定位置へ上昇、及び下降操作する昇降手段18を設けると共に、走行方向を変更操作する方向制御レバー17bには、リール装置5を手動で上昇、及び下降操作する手動上昇手段19aと、手動下降手段19bとを設け、更に穀稈を脱穀する脱穀機11を始動、及び停止操作する脱穀クラッチレバー11aを設けた構成である。この脱穀クラッチレバー11aを「入」操作して、脱穀機11が作動時に、昇降手段18を最初のワンタッチ「ON」操作により、リール装置5は、制御装置16aにより、常に所定位置まで下降制御されることにより、まず、リール装置5は、必ず下降から開始されることで、上昇か、又は下降のどちらかへ働くかわからない不安感を除去することができる。又、安全上の効果も大である。
【0017】
請求項2に記載の発明においては、前記昇降手段18の操作により、リール装置5が下部位置で停止状態、又は下降移動中のときに、脱穀クラッチレバー11aを「切」操作して、手動上昇手段19a、又は手動下降手段19bの「OFF」操作で、リール装置5が上昇移動、又は下降移動していないときに、再度脱穀クラッチレバー11aを「入」操作して、昇降手段8をワンタッチの「ON」操作することにより、リール装置5は、元の上部位置へ復帰移動制御されることにより、このリール装置5の高さ調節の必要がなく、速やかに刈取り作業が開始できる。
【0018】
請求項3に記載の発明においては、前記昇降手段18をワンタッチの「ON」操作で、リール装置5が上昇移動中、又は下降移動中に、再度昇降手段18をワンタッチ「ON」操作により、リール装置5は、反対方向へ制御装置16aにより、移動制御されることにより、間違って昇降手段18を操作したときに、再度の操作により、元の位置へ復帰することで、操作性が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】
コンバイン1の走行車台2の下側には、走行装置12を設け、この走行装置12の前方部には、穀稈を刈取る刈取機3を設け、この刈取機3の前端部には、穀稈を引起し、及び掻込みするリール装置5等を設けた構成である。又、走行車台2の右側前部には、コンバイン1の各部を操作する操作装置16を設け、この操作装置16には、走行装置12の走行車速を設定操作する走行主変速レバー17aと、走行方向を変更する方向制御レバー17bと、穀稈を脱穀する脱穀機11を始動、及び停止操作する脱穀クラッチレバー11aと、制御装置16a等とを設けた構成である。走行主変速レバー17aには、刈取機3のリール装置5を上下位置へ移動操作する昇降手段18を設けると共に、方向制御レバー17bには、リール装置5を昇降手段18の操作で設定した所定の上下位置から、所定の上下位置へ補正操作する手動上昇手段19aと、手動下降手段19bとを設けた構成である。これら昇降手段18と、手動上昇・下降手段19a,19bとの操作による作用を主に図示して説明する。
【0020】
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図6〜図8で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ12aを張設した走行装置12を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機11を載置した構成である。走行装置12の前方部の刈取機3で立毛穀稈を刈取り、この刈取り穀稈は、この刈取機3の掻込移送ローラ装置7で掻込み移送され、移送コンベア装置10で引継ぎされて、後方上部へ移送され、脱穀機11へ供給され、この脱穀機11内で脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、この脱穀機11の横側へ配設した穀粒貯留タンク13内へ供給されて、一時貯留される構成である。
【0021】
前記走行装置12の前方部には、図6〜図8で示す如く刈取機3を設け、この刈取機3は、詳細後述する移送コンベア装置10の後方上部を回動支点として、油圧駆動の伸縮シリンダ15の作動により、刈取機3全体を上下に回動自在に設けた構成である。
【0022】
前記刈取機3は、図6〜図8で示す如くこの刈取機3の前端部より、刈取りする立毛穀稈を分離する左右両端部には、左・右分草体4a,4bを設け、これら左・右分草体4a,4bの上側には、刈取る立毛穀稈を引起し、及び掻込みする略六角形状で各隅部には、所定間隔に複数個のリール杆5aを回動自在に設けたリール装置5は、支持装置14で上下に昇降自在で、回転自在に軸支して設けた構成である。リール装置5は、油圧駆動の上下シリンダ15aの作動により、支持装置14の後端部の回動軸14aを回動中心として、昇降自在な構成である。
【0023】
前記リール装置5の下側で、左右両側の左・右分草体4a,4b間で、後述する掻込移送ローラ装置7の前側には、左右移動自在な刈刃6aと、固定した受刃6b等よりなり、穀稈を刈取る刈刃装置6を設けた構成である。
前記刈刃装置6の後側には、掻込移送ローラ装置7を設け、この掻込移送ローラ装置7は、左・右側板8a,8bと、底板8cと、天井板8dと、後板8e等とにより、箱形状に形成して、掻込室8fを設け、この掻込室8fの前側は、全面開放状態に成形した構成である。又、この掻込室8f内には、掻込ローラ9を回転自在に軸支して設け、この掻込ローラ9の外周部には、刈取り穀稈を掻込みすると共に、横移送する各螺旋プレート9aを設けると共に、後板8eに設けた供給口8h部が位置する箇所には、掻込ローラ9の外周部より、大きく突出して、刈取り穀稈を掻込みする掻込杆9bを左右方向に所定間隔に複数個を設けて、ロータリカム回転駆動する構成である。
【0024】
前記掻込移送ローラ装置7の後板8eの後側には、図6〜図8で示す如く移送コンベア装置10を前方下部から後方上部へ向け、傾斜させて設けた構成である。この移送コンベア装置10は、箱形状に上・下移送ケース20a,20bで形成すると共に、移送ラグ20cを所定間隔に装着した平ベルト方式の移送ベルト20dを回転自在に内装配設した構成である。
【0025】
前記掻込移送ローラ装置7の掻込室8f内へ軸支して設けた、掻込ローラ9の各螺旋プレート9aと、各掻込杆9bとにより、後板8eの供給口8h部へ掻込み移送された穀稈は、移送コンベア装置10へ供給され、この移送コンベア装置10の移送ベルト20dの各移送ラグ20cで引継ぎされ、後方上部へ移送されて、脱穀機11内へ供給される構成である。
【0026】
前記脱穀機11内へ供給された穀稈は、この脱穀機11内で脱穀されると共に、揺動選別、及び風選別され、選別済み穀粒は、脱穀機11の右横側で、走行車台2の上側へ載置した穀粒貯留タンク13内へ揚穀装置21で揚送されて供給され、一時貯留される。又、排塵処理物である藁屑等は、脱穀機11の後部より、機外の圃場へ排出する構成である。
【0027】
前記穀粒貯留タンク13側の前部には、図6、及び図7で示す如く操作室ケース22aで操作室22bを形成した構成である。この操作室22b内には、コンバイン1を始動、停止、及び各部の調節等を行う操作装置16を設けると共に、これらの操作を行う作業者が搭乗する操縦席23を内装して設けた構成である。
【0028】
前記操作室ケース22aの下側で、走行車台2の上側面には、エンジン24を載置した構成である。これら走行装置12と、刈取機3と、脱穀機11と、穀粒貯留タンク13と、エンジン24等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。
【0029】
前記操作装置16には、図4で示す如く各部を操作する各種の操作レバーを設けた構成であるが、本発明に関連する走行装置12の走行車速を操作位置により、設定する走行主変速レバー17aと、走行方向を操作方向により、変更する方向制御レバー17bと、脱穀機11を始動、及び停止操作する脱穀クラッチレバー11aと、伸縮シリンダ15を始動、停止操作する刈取上下スイッチ25c等とを設けると共に、CPU16bを内装した制御装置16aを操作装置16へ内装して設けた構成である。又、図示している25aはスロットルレバーであり、25bは副変速レバーである。
【0030】
前記走行主変速レバー17aの把持部の一方側の側面外側部には、図4で示す如く刈取機3のリール装置5を自動で、制御装置16aのCPU16bへ設定して記憶させた所定の上下位置へ昇降させるときに、操作するON−OFFスイッチ方式の昇降手段18を設けた構成である。又、方向制御レバー17bの把持部の上側面の上下部には、図4で示す如くリール装置5を昇降手段18の操作で所定位置へ設定した、この所定位置から手動で、所定位置へ昇降補正させるときに操作する。上昇補正操作用のON−OFFスイッチ方式の手動上昇手段19aと、下降補正操作用のON−OFFスイッチ方式の手動下降手段19bとを設けた構成である。これら昇降手段18と、手動上昇・下降手段19a,19bとの操作による作用は後述する。
【0031】
走行車速を設定する前記走行主変速レバー17aに設けた昇降手段18を最初のワンタッチの「ON」操作すると、この「ON」操作は、操作装置16に設けた制御装置16aのCPU16bへ入力され、この入力により、このCPU16bで、リール装置5を昇降制御する上下シリンダ15aは、下降方向へ作動開始されて、このCPU16bへ設定して記憶させた所定高さ位置(下部側)まで、リール装置5が下降制御されると、上下シリンダ15aの作動は、CPU16bによって停止制御され、リール装置5の下降は停止され、このリール装置5は、設定の所定高さ位置(下部側)で、支持される構成である。
【0032】
又、前記操作手段18を再度の「ON」操作すると、この「ON」操作は、制御装置16aのCPU16bへ入力され、この入力により、このCPU16bで、リール装置5を昇降制御する上下シリンダ15aは、上昇方向へ作動開始されて、このCPU16bへ設定して記憶させた所定高さ位置(上部側)であり、元の位置である下降開始時の位置まで、リール装置5が上昇制御されて復帰されると、上下シリンダ15aの作動が停止され、リール装置5の上昇は停止され、設定の下降開始前の所定の高さ位置(上部側)へ支持される構成である。
【0033】
更に、前記走行装置14の走行方向を変更する方向制御レバー17bに設けた手動上昇手段19aを「ON」操作すると、この「ON」操作は、制御装置16aのCPU16bへ入力され、この入力により、このCPU16bでリール装置5を昇降制御する上下シリンダ15aは、上昇方向へ作動開始制御される。任意の補正位置までリール装置5が上昇制御されて補正されると、手動上昇手段19aを「OFF」操作すると、この「OFF」は、CPU16bへ入力され、この入力により、このCPU16bで上下シリンダ15aは、停止制御されて、リール装置5は、任意の所定の補正位置で停止制御される構成であり、任意の所定の補正位置で支持される構成である。
【0034】
又、前記方向制御レバー17bに設けた手動下降手段19bを「ON」操作すると、この「ON」操作は、制御装置16aのCPU16bへ入力され、この入力により、このCPU16bでリール装置5を昇降制御する上下シリンダ15aは、下降方向へ作動開始制御される。任意の補正位置までリール装置5が下降制御されて補正されると、手動下降手段19aを「OFF」操作すると、この「OFF」は、CPU16bへ入力され、この入力により、このCPU16bで上下シリンダ15aは、停止制御されて、リール装置5は、任意の所定の補正位置で停止制御される構成であり、任意の所定の補正位置で支持される構成である。
【0035】
前記走行装置12の走行車速を設定する走行主変速レバー17aには、刈取機3のリール装置5を自動昇降のときに、操作する昇降手段18を設け、この昇降手段18の操作により、リール装置5を設定した所定高さ位置(下部側)へ制御装置16aのCPU16bにより、下降制御すると共に、再操作により、下降開始時の設定の所定高さ位置(上部側)へ自動上昇制御される。更に走行装置12の走行方向を変更するときに、操作する方向制御レバー17bには、リール装置5を手動昇降のときに操作する手動上昇手段19aと、手動下降手段19bとを設けたことにより、通常の穀稈を刈取り収穫作業のときには、作業者が左手で走行主変速レバー17aを把持して操作する。又、右手で方向制御レバー19bを把持して操作する。これにより、走行主変速レバー17aに設けた昇降手段18の操作での所定の設定位置では、リール装置5の位置が、圃場条件、及び穀稈条件等に対して、適正位置でないときは、即時に手動上昇手段19a、又は手動下降手段19bを操作して、リール装置5を適正位置へ補正調節することができ、補正調節を容易に行うことができる。又、補正調節が簡単である。更にリール装置5での穀稈の引起し、及び掻込性能を向上させることができる。
【0036】
前記刈取機3の穀稈を引起し、及び掻込みするリール装置5を、自動で設定した所定位置へ昇降させるときに操作する昇降手段18と、手動で操作して、リール装置5を設定した所定位置から補正するときに操作する手動上昇手段19aと、手動下降手段19bと、穀稈を脱穀する脱穀機11を始動、及び停止操作する脱穀クラッチレバー11a等の操作による。リール装置5の作用について説明する。
【0037】
図1、図4、及び図5で示す如く前記脱穀クラッチレバー11aを「入」操作して、脱穀機11が作動中の時には、刈取機3の穀稈を引起し、及び掻込みするリール装置5を昇降操作する。昇降手段18を最初のワンタッチの「ON」操作することにより、このリール装置5は、常に制御装置16aのCPU16bにより、このCPU16bへ設定して記憶させた所定の下部位置まで、自動下降制御される構成である。この設定記憶の所定の下部位置が、穀稈を引起し、及び掻込みする最適高さ位置であると、この状態で穀稈の刈取り収穫作業が行われる。又、最適高さ位置に合っていないときには、手動昇降手段19a、又は手動下降手段19bを「ON」操作して、リール装置5を手動で上昇制御、又は下降制御して最適高さ位置へ補正する構成である。
【0038】
前記脱穀機3を脱穀クラッチレバー11aを「入」操作して、脱穀機3が作動中の時に、穀稈を引起し、又は掻込するリール装置5を昇降する昇降手段18を最初のワンタッチ「ON」操作により、リール装置5は、制御装置16aのCPU16bにより、常にこのCPU16bへ設定記憶させた所定位置まで下降制御されることにより、まず、リール装置5は、必ず下降から開始されることで、上昇制御か、又は下降制御のどちらかへ作動するか、わからない不安感を除去することができる。又、安全上の効果も大である。
【0039】
穀稈を刈取り収穫作業のときに、図2、図4、及び図5で示す如く前記リール装置5を、制御装置16aのCPU16bへ設定記憶の所定位置へ上昇操作、又は下降操作する昇降手段18がワンタッチの「ON」操作され、リール装置5が設定記憶の下部の所定位置へ下降制御されて停止状態か、又は下部の所定位置へ下降制御移動中のときに、脱穀機11を始動、及び停止操作する脱穀クラッチレバー11aが「切」操作されて、リール装置5は、手動上昇手段19a、又は手動下降手段19bが「OFF」操作されて、上昇制御、又は下降制御されていないときに、再度脱穀クラッチレバー11aが「入」操作され、昇降手段18がワンタッチの「ON」操作されると、リール装置5は、元の上部位置へ制御装置16aのCPU16bにより、復帰移動制御される構成である。
【0040】
前記昇降手段18の操作により、リール装置5が設定記憶の下部位置で停止状態、又は下降移動中のときに、脱穀クラッチレバー11aが「切」操作されて、手動上昇手段19a、又は手動下降手段19bの「OFF」操作で、リール装置5が上昇移動、又は下降移動していないときに、再度脱穀クラッチレバー11aを「入」操作して、昇降手段18をワンタッチ「ON」操作することにより、リール装置5は、元の上部位置へ復帰移動制御されることにより、このリール装置5の高さ調節の必要がなく、このために、速やかに刈取り収穫作業を開始することができる。
【0041】
穀稈を刈取り収穫作業のときに、図3〜図5で示す如く前記リール装置5を設定記憶の所定位置へ上昇操作、又は下降操作する昇降手段18がワンタッチの「ON」操作され、リール装置5は、制御装置16aのCPU16bにより、上昇移動中、又は下降移動中に、再度昇降手段18がワンタッチの「ON」操作されると、この操作により、制御装置16aのCPU16bで、リール装置5は、上昇移動制御中のときは、反対方向の設定記憶の下部位置へ下降制御される。又、下降制御移動中のときには、反対の設定記憶の上部位置へ上昇移動制御される構成である。
【0042】
前記昇降手段18をワンタッチの「ON」操作で、リール装置5が上昇移動中、又は下降移動中に、再度昇降手段18をワンタッチの「ON」操作により、リール装置5は、反対方向へ制御装置16aのCPU16bにより、移動制御されることにより、間違って昇降手段18を操作したときに、再度の操作により、元の位置へ復帰することにより、操作性が向上する。
【0043】
前記走行主変速レバー17aの一方側の側面部には、図9で示す如く刈取機3の穀稈を引起し、又は掻込みするリール装置5をワンタッチ「ON」操作で上昇させるON−OFFスイッチ方式の上昇用手段29aを設けると共に、ワンタッチの「ON」操作で下降させるON−OFFスイッチ方式の下降用手段29bを設けた構成である。更にこれらの手段29a,29bを、再度のワンタッチ「ON」操作により、リール装置5を任意の所定位置へ停止制御させる構成である。
【0044】
前記上昇用・下降用手段29a,29bを同時にワンタッチの「ON」操作により、リール装置5は、制御装置16aのCPU16bへ設定して記憶させた所定の最上限位置まで上昇制御される構成である。
これにより、穀稈を引起し、又は掻込みするリール装置5を上昇、及び下降させる上昇用・下降用手段29a,29bを個別に設けたことにより、運転作業者の思う方向へ必ず昇降させることができて、操作性が向上する。又、同時の「ON」操作により、上限位置まで上昇することにより、枕刈り穀稈の処理時のリール装置5の上昇操作が簡単である。
【0045】
前記脱穀機11には、図5、及び図6で示す如くこの脱穀機11の脱穀室11b内に、扱胴30を軸支した扱胴軸30aを回転自在に軸支した構成であり、この扱胴軸31aには、回転数を検出する扱胴回転センサ30bを設けると共に、操作装置16には、図4で示す如く警報装置31を設けた構成である。
【0046】
前記脱穀機3は、図10で示す如く脱穀クラッチレバー11aが「入」操作されて、扱胴30の回転が開始され、一定時間(T)は、扱胴回転センサ30bが検出する、この扱胴30の回転数が低下した状態であっても、操作装置16に設けた警報装置31から警報を発生させない構成であると共に、操作装置16に設けたモニタランプ16cを点灯制御しない構成である。又、一定時間(T)経過後に、扱胴回転センサ30bが扱胴30の回転数を、所定以下の回転数を検出すると、警報装置31から警報を発生制御させると共に、図4で示す如く操作装置16に設けた、モニタランプ16cを点灯制御する構成である。
【0047】
これにより、前記扱胴30の回転数が安定してから、警報装置31から警報を発生させることにより、間違った警報を防止できる。
前記扱胴30の回転数が、扱胴回転センサ30bで検出され、扱胴30の回転数が、所定値以下の検出により、警報装置31から警報が発生すると共に、モニタランプ16cを点灯する構成において、図11で示す如く扱胴30の回転数が、設定の低回転数(M)以下である所定の低回転数(M1)が検出され、この所定の低回転数(M1)が一定時間(T2)間に亘り、継続されて検出されたときには、エンジン24を停止させるエンジン停止出力が「ON」されて、このエンジン24を停止する構成である。
【0048】
これにより、前記扱胴30の回転数の異常な低下は、脱穀機3を回転駆動する脱穀ベルトのスリップ等が考えられて、この脱穀ベルトの破損が発生することがあるが、この破損を防止することができる。
前記扱胴30の回転数が、扱胴回転センサ30bで検出され、扱胴30の回転数が低下したと判定すると、警報装置31から警報が発生すると共に、モニタランプ16cを点灯する構成において、図12で示す如くエンジン24の回転数が設定の一定回転数(N1)以下の所定低回転数(N2)のときには、扱胴30の回転数(M2)に低下した状態であっても、警報装置31から警報が発生しない構成である。
【0049】
又、前記エンジン24の回転数が設定の一定回転数(N1)以下の所定低回転数(N2)から、所定高回転数(定格回転数)(N3)以上になってから、一定時間(T2)は、警報装置31から警報を発生させない構成である。更にエンジン24の回転数が設定の一定回転数(N1)以上では、扱胴30の回転の警報が可能な構成である。
【0050】
これにより、前記エンジン24の回転数が所定の回転数(定格回転数)(N3)より、一定以上低い場合には、刈取り収穫作業中であるとは、考えられないことにより、このときに警報装置31より、警報を発生させると、運転作業者に不快感を与えることになるが、これを防止できる。
【0051】
前記扱胴30の回転数が、扱胴回転センサ30bで検出され、扱胴30の回転数が低下したと判定すると、警報装置31から警報が発生すると共に、モニタランプ16cを点灯する構成において、図13で示す如くエンジン24の所定回転数(N4)が、所定低回転数(N5)へ変更されたときに、このエンジン24の所定低回転(N5)に基づいて、扱胴30の回転数(M4)が、警報装置31により、警報が発生する設定回転数(M3)以下の低回転数(M5)へ変更されたときには、この警報装置31から警報が発生しない構成である。
【0052】
これにより、前記コンバイン1をコーナで旋回中にエンジン24の回転数が低下し、その結果で、扱胴30の回転数が、低下したときには、警報装置31より、警報を発生させると、運転作業者に不快感を与えることになるが、これを防止することができる。
【0053】
前記扱胴30の回転数が、扱胴回転センサ30bで検出され、扱胴30の回転数が低下したと判定されると、警報装置31から警報が発生すると共に、モニタランプ16cを点灯する構成において、図14で示す如く走行主変速レバー17aを「ON」操作時、又は「ON」操作から一定時間(T3)内に、エンジン24、及び扱胴30の回転数が低下したときには、警報装置31から警報を発生させない構成である。
【0054】
これにより、前記コンバイン1をコーナで旋回中にエンジン24の回転数が低下し、その結果で、扱胴30の回転数が、低下したときには、警報装置31より、警報を発生させると、運転作業者に不快感を与えることになるが、これを防止することができる。
【0055】
前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース26内の伝動機構の伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ26aを設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク13内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク13の後側には、縦移送螺旋27aを内装した排出支持筒27を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支持筒27の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋28aを伸縮自在に内装した排出オーガ28を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイムチャート図
【図2】タイムチャート図
【図3】タイムチャート図
【図4】リール装置部と、操作装置部との拡大背面斜視図
【図5】ブロック図
【図6】コンバインの一部断面した左側の全体側面図
【図7】コンバインの右側の全体側面図
【図8】コンバインの全体平面図
【図9】他の実施例を示す図で、走行主変速レバーの拡大背面図
【図10】他の実施例を示す図で、タイムチャート図
【図11】他の実施例を示す図で、タイムチャート図
【図12】他の実施例を示す図で、タイムチャート図
【図13】他の実施例を示す図で、タイムチャート図
【図14】他の実施例を示す図で、タイムチャート図
【符号の説明】
2 走行車台
3 刈取機
5 リール装置
11 脱穀機
11a 脱穀クラッチレバー
12 走行装置
16 操作装置
16a 制御装置
17a 走行主変速レバー
17b 方向制御レバー
18 昇降手段
19a 手動上昇手段
19b 手動下降手段

Claims (3)

  1. 車行車台2下側の走行装置12の前方部には、刈取機3の穀稈を引起し、及び掻込みするリール装置5と、走行装置12を操作する操作装置16等を設けると共に、該操作装置16には、走行車速を設定操作する走行主変速レバー17aと、走行方向を変更操作する方向制御レバー17bと、穀稈を脱穀する脱穀機11を始動及び停止する脱穀クラッチレバー11aと、走行車速レバー17aに、リール装置5を自動昇降操作する昇降手段18と、方向制御レバー17bにリール装置5を手動昇降操作する手動上昇手段19aと、手動下降操作する手動下降手段19b等とを設けたコンバインにおいて、前記脱穀クラッチレバー11aを「入」操作して、脱穀機11が作動時に、昇降手段18を最初のワンタッチの「ON」操作により、リール装置5を常に下降制御する制御装置16aを設けたことを特徴とするコンバインのリール昇降装置。
  2. 前記昇降手段18をワンタッチの「ON」操作により、リール装置5が下部位置で停止状態、又は下降移動中のときに、脱穀クラッチレバー11aを「切」操作して、手動上昇手段19a、又は手動下降手段19bの「OFF」操作でリール装置5が上昇移動、又は下降移動していないときには、再度脱穀クラッチレバー11aを「入」操作して、昇降手段18をワンタッチの「ON」操作すると、リール装置5は元の上昇位置へ復帰移動制御する制御装置16aを設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインのリール昇降装置。
  3. 前記昇降手段18をワンタッチの「ON」操作で、リール装置5が上昇移動中、又は下降移動中に再度昇降手段18をワンタッチ「ON」操作により、反対方向側へリール装置5を移動制御する制御装置16aを設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインのリール昇降装置。
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