JP2004258477A - 電子ペーパー - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に折曲げ可能な電子ペーパーを提供する。
【解決手段】電子ペーパー10の外縁を形成する辺のうち、X方向と平行な1の辺の中央部からこれと向かい合う他の辺の中央部にかけて、線状に第1折曲げ部20が形成され、X方向と直交する1の辺の中央部から向かい合う他の辺の中央部にかけて、線状に第2折曲げ部22が形成されている。折曲げ部20Aと折曲げ部20Bとは、交差して交差部24を形成し、交差部24には、歪み防止孔26が穿孔されている。 第1折曲げ部20の表示層14と同一層上の部分である第1表示部20A、及び第2折曲げ部22の表示層14と同一層上の部分である第2表示部22Aは、表示層14の他の部分よりも曲げ剛性が低い構成とされている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気的な方法で情報を表示可能とされた電子ペーパーに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電気信号により所望の情報を表示させる表示媒体として、様々な電子ペーパーが開発されており、電子ペーパーに適用可能な情報表示技術としては、粒子の回転、電気泳動、サーマルリライタブル、液晶及びエレクトロクロミーなどの技術を用いたものが多数知られている。
【0003】
この電子ペーパーは、記録用紙に代わる表示媒体として用いることが期待されており、折曲げ可能であれば、その利便性は向上する。そこで、従来は、電子ペーパーを薄型のプラスチック製シートにより構成して折曲げ可能としたり(例えば、特許文献1参照)、複数の電子ペーパーをつなぎ合わせて各々の電子ペーパーが重なり合うように蛇腹状に折り畳み可能としたり(例えば、特許文献2参照)、折曲げる可能性の高い位置にはコントロール用チップを内蔵しない構成としたり、積層された複数の部材の曲がり率をそろえたり(例えば、特許文献3参照)することにより、折曲げ可能としている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−91749号公報
【特許文献2】
特開2002−55651号公報
【特許文献3】
特開平10−171620号公報
【0005】
しかしながら、前記の従来例では、折曲げ部分についての構造をどのようにするかの技術は開示されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事実を考慮して成されたものであり、容易に折曲げ可能な電子ペーパーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の電子ペーパーは、電気信号により情報を表示または変更することの可能な電子ペーパーであって、外縁の一箇所から表示面を横断した前記外縁の他の箇所にかけて線状に形成され、曲げ剛性が他の部分の曲げ剛性よりも低い折曲げ部、を含んで構成されている。
【0008】
ここで、曲げ剛性とは、物体が曲げの外力を受けた場合に変形しやすいかどうかの変形抵抗を示し、材料自体の弾性率(ヤング率E)と物体の断面に依存する断面二次モーメントIを使って、曲げ剛性=(ヤング率E)×(断面二次モーメントI)、で表される。
【0009】
上記構成によれば、折曲げ部の曲げ剛性が、他の部分の曲げ剛性よりも低い構成とされているので、この折曲げ部を他の部分よりも容易に折曲げることができる。
【0010】
本発明の電子ペーパーは、請求項2に記載のように、前記折曲げ部は、複数形成され、少なくとも2つが互いに交わることを特徴とすることもできる。この構成によれば、電子ペーパーを少なくとも4つ折りにすることができるので、よりコンパクトにすることができ、利便性が向上する。
【0011】
さらに、請求項3に記載のように、前記折曲げ部が交差する交差部には、この交差部の曲げ剛性を前記折曲げ部の剛性よりも低減させる孔が穿孔されていることを特徴とすることもできる。例えば、電子ペーパーを4つ折りにする場合に、2つ折り後の交差部は折曲げ部が重なり合っているため、2つ折り前よりも曲げ剛性が高くなっている上、歪みが集中するため折曲げにくくなっている。そこで、上記のように交差部に孔を穿孔することにより、歪みが集中することを防ぐことができ、容易に折曲げることができる。
【0012】
また、本発明の電子ペーパーは、請求項4に記載のように、前記折曲げ部の少なくとも1つは、この折曲げ部で折曲げたときに電子ペーパー同士の重なり合わない部分が構成される位置に形成されることを特徴とすることもできる。
【0013】
この構成によれば、この折曲げ部で折曲げたときに電子ペーパー同士の重なり合わない部分を綴じ代として利用することができる。すなわち、この部分に綴じ孔をあけたりすることにより綴じ代として利用すれば、綴られた状態の電子ペーパーを前記折曲げ部で折曲げた際に、この綴じ代に電子ペーパーが重ならなくて便利である。
【0014】
本発明の電子ペーパーは、請求項5に記載のように、表面が線対称形状であり、前記折曲げ部の少なくとも1つが線対称軸上に形成されることを特徴とすることもできる。ここで、表面とは、電子ペーパーに情報表示が行われる側の面をいう。この構成によれば、線対称軸を含んだ位置に形成された折曲げ部を折曲げることにより、この折曲げ部を挟んだ両側の部分の全部が重なり合うように折曲げることができ、電子ペーパーをよりコンパクトな形状になるように折曲げることができる。
【0015】
本発明の電子ペーパーは、請求項6に記載のように、前記折曲げ部が、複数形成され、その中の少なくとも2つは互いに平行な構成とすることもできる。
【0016】
本発明の電子ペーパーは、請求項7に記載のように、積層された複数の層を備え、前記折曲げ部は、前記複数の層の少なくとも1層を除くことにより構成されていることを特徴とすることもできる。このように、複数の層の少なくとも1層を除くことにより折曲げ部を構成することにより、容易に折曲げ部の曲げ剛性を低くすることができる。
【0017】
本発明の電子ペーパーは、請求項8に記載のように、前記折曲げ部の曲げ剛性が、前記折曲げ部を一方向に曲げた場合と他方向に曲げた場合とで異なることを特徴とすることもできる。この構成によれば、電子ペーパーの曲げ方向を曲げ剛性の低い方向に特定することができる。
【0018】
本発明の電子ペーパーは、請求項9に記載のように、前記折曲げ部の歪み量を検出する歪みセンサと、前記歪みセンサにより検出された歪み量に基づいて、前記折曲げ部の折曲げ状態を認識する第1認識手段と、前記第1認識手段により認識された折曲げ状態に応じて、情報を表示する領域及び表示する情報の表示サイズを変更する第1変更手段と、を更に備えたことを特徴とすることもできる。
【0019】
この構成によれば、歪みセンサにより折曲げ部の歪み量が検出され、第1認識手段により、歪みセンサで検出された歪み量に基づいて折曲げ部の折曲げ状態が認識される。ここでの歪み量には、歪みの方向が含まれる。そして、第1変更手段により、第1認識手段により認識された折曲げ状態に応じて、情報を表示する領域及び表示する情報のサイズが変更される。したがって、折曲げ状態に応じて適切な領域に適切なサイズの情報を表示させることができる。
【0020】
本発明の電子ペーパーは、請求項10に記載のように、前記折曲げ部を挟んで線対称の位置の一方に配置され、接近の認識対象となる接近源と、前記折曲げ部を挟んで線対称の位置の他方に配置され、前記接近源の接近状態を検知する接近センサと、前記接近センサにより検知された接近状態に基づいて、前記折曲げ部の折曲げ状態を認識する第2認識手段と、前記第2認識手段により認識された折曲げ状態に応じて、情報を表示する領域及び表示する情報の表示サイズを変更する第2変更手段と、を更に備えたことを特徴とする。
【0021】
この構成によれば、接近の認識対象となる接近源が、折曲げ部を挟んで線対称の位置の一方に配置され、接近センサによりその接近状態が検知され、第2認識手段により、この接近状態に基づいて折曲げ部の折曲げ状態が認識される。そして、第2変更手段により、第2認識手段により認識された折曲げ状態に応じて、情報を表示する領域及び表示する情報の表示サイズが変更される。したがって、折曲げ状態に応じて適切な領域に適切なサイズの情報を表示させることができる。
【0022】
本発明の電子ペーパーは、請求項11に記載のように、全面に対応する情報を表示する原表示と、前記折曲げ部での折曲げ後に外側から視認可能な少なくとも1面以上の外面に前記全面に表示される情報を縮小または回転縮小してその全体を表示する外面縮小表示または外面回転縮小表示とが可能とされ、前記原表示及び前記外面縮小表示または外面回転縮小表示のいずれで表示するかを選択可能な選択手段を備えたことを特徴とすることもできる。
【0023】
この構成によれば、全面に情報を表示する原表示と、折曲げ後に外側から視認可能な少なくとも1面以上の外面に前記全面に表示される情報を縮小または表示面の縦横比に合わせてより大きく表示できるように回転縮小してその全体を表示する外面縮小表示または外面回転縮小表示とが可能とされ、選択手段により、原表示及び前記外面表示のいずれで表示するかが選択可能とされている。したがって、折曲げ後の電子ペーパーの外面に、原表示のままの情報、即ち、電子ペーパーの全面に表示された情報の一部を表示させるか、電子ペーパーの全面に表示された情報を縮小または回転縮小してその全体を表示させるかが可能となる。
【0024】
なお、この際、折曲げ後に外側から視認可能な外面は2面考えられるが、いずれの面にも同じ表示をしてもよいし、1面だけに表示してもよい。2面に表示すれば、電子ペーパーの使用者が電子ペーパーをどの様に保持しても情報を見ることができるので、利便性が向上する。また、1面だけに表示する場合は表示に必要なエネルギーを節約することができる。
【0025】
本発明の電子ペーパーは、請求項12に記載のように、折曲げ時には、前記折曲げ部及びこの折曲げ部の近傍には情報を表示しないことを特徴とすることもできる。折曲げ後の折曲げ部及びその近傍には情報が表示されても、見にくい場合が多い。そこで、折曲げ部及びその近傍には情報を表示しないことにより、見にくい部分を少なくすることができる。
【0026】
本発明の電子ペーパーは、請求項13に記載のように、電気信号の伝達を行う信号線を備え、前記折曲げ部内に配線された前記信号線は、他の領域に配線された信号線よりも厚みが薄くかつ幅広であることを特徴とすることもできる。
【0027】
この構成によれば、折曲げ部内に配線された前記信号線は、他の領域に配線された信号線よりも厚みが薄型であるので折曲げ部の折曲げが容易になり、また、他の領域に配線された信号線よりも幅広であるので、折曲げによる断線を防止することができる。
【0028】
本発明の電子ペーパーは、請求項14に記載のように、前記折曲げ部内の前記信号線は、この折曲げ部と直交する方向から傾斜した方向に配線されていることを特徴とすることもできる。
【0029】
この構成によれば、折曲げ部内の信号線が、折曲げ部と直交する方向から傾斜した方向に配線されているので、折曲げ部と直交する方向に配線されている場合と比較して、折曲げ部に配線される長さは長くなり、同じ折曲げ量に対し配線の単位長さ当たりの歪み量が少なくなるため、信号線の折曲げに対する強度を高くすることができる。
【0030】
なお、信号線と折曲げ部との成す角度は、5度以上45度以下であることが好ましい。
【0031】
本発明の電子ペーパーは、請求項15に記載のように、前記折曲げ部を挟んだ部分の一方から他方への信号の伝達を無線通信により行うことの可能な無線通信手段、をさらに備えたことを特徴とすることもできる。
【0032】
この構成によれば、無線通信手段により、折曲げ領域を挟んだ部分の一方から他方への信号の伝達を無線通信により行うことができるので、折曲げ部に信号線を配置する必要がなくなる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の適用される電子ペーパーの実施形態について説明する。
【0034】
図1に示すように、電子ペーパー10は、長方形板状の、保護層12、表示層14、及びベース層16が積層されて全体として長方形板状に構成されている。電子ペーパー10は必ずしも長方形板状である必要はなく、板状であれば任意の形状とすることが可能であるが、板面は線対称の形状で、特に長方形であることが好ましく、さらには、既存の記録用紙の規格サイズ、例えば、A4、B4などであることが好ましい。
【0035】
表示層14は、情報表示の行われる層であり、表示層14を挟んでユーザーに表示が視認される側(以下この側を「表面」という)に保護層12が、その反対側(以下この側を「裏面」という)にベース層16が配置されている。
【0036】
電子ペーパー10の外縁を形成する辺のうち、図1の縦方向であるX方向と平行な1の辺の中央部からこれと向かい合う他の辺の中央部にかけて、線状に第1折曲げ部20が形成され、X方向と直交する1の辺の中央部から向かい合う他の辺の中央部にかけて、線状に第2折曲げ部22が形成されている。折曲げ部20Aと折曲げ部20Bとは、交差して交差部24を形成し、交差部24には、歪み防止孔26が穿孔されている。 第1折曲げ部20の表示層14と同一層上の部分である第1表示部20A、及び第2折曲げ部22の表示層14と同一層上の部分である第2表示部22Aは、表示層14の他の部分よりも曲げ剛性が低い構成とされている。具体的には、第1表示部20A、第2表示部22Aを曲げ剛性の低い材料、例えばシリコンゴムで構成したり、図2(A)に示すように、第1表示部20A、第2表示部22Aの厚みを薄くしたり、図2(B)に示すように、第1表示部20A、第2表示部22Aの部分を空洞としたりすることにより、曲げ剛性を低くすることができる。
【0037】
なお、ここで重要なのは、折曲げ部の曲げ剛性を他より低くすることにより、常に折曲げられる一定にし、これに基づいて電子ペーパーの表示制御を確実に行うことである。よって、折曲げ部の曲げ剛性は極端に低い必要はなく、むしろ曲げ剛性が低すぎると電子ペーパーとしての形態を保てず、使い勝手が低下する。この点については、電子ペーパーの重さにも影響されるので曲げ剛性の値としては、一概には言えないが、電子ペーパーの一端を持って水平に保持した場合、他端の撓み量が概ね30mm以下になるように設定するのが好ましい。
【0038】
第1折曲げ部20及び第2折曲げ部22の保護層12及びベース層16の各々と同一層上の部分である第1保護部20B、第2保護部22B、第1ベース部20C、及び第2ベース部22Cは、保護層12及びベース層16の他の部分と同一材料で、同一の厚みとされ、同一の曲げ剛性とされている。
【0039】
なお、本実施形態では、第1表示部20A、及び第2表示部22Aの曲げ剛性を表示層14の他の部分よりも曲げ剛性が低い構成とすることにより、第1折曲げ部20及び第2折曲げ部22の曲げ剛性を、電子ペーパー10の他の部分の曲げ剛性よりも低くなるようにしたが、第1表示部20A及び第2表示部22A、第1保護部20B及び第2保護部22B、第1ベース部20C及び第2ベース部22C、の少なくとも1つの曲げ剛性を低くすることにより、第1折曲げ部20及び第2折曲げ部22の曲げ剛性が、電子ペーパー10の他の部分の曲げ剛性よりも低くなるようにすることもできる。
【0040】
さらに、図3(A)に示すように、第1折曲げ部20及び第2折曲げ部22の幅を狭くして、第1ベース部20C又は第2ベース部22Cのみで構成することもできる。この構成によれば、電子ペーパー10の曲げ剛性は、曲げる方向によって異なる。すなわち、図3に示すように、表面を内側にしてY方向に折り曲げる場合には、第1折曲げ部20及び第2折曲げ部22以外の部分の保護層12及び表示層14(曲げ剛性が高い部分)がぶつかり合うため折り曲げにくく(図3(B)参照)、裏面を内側にしてZ方向に折り曲げる場合には、第1折曲げ部20及び第2折曲げ部22以外の部分の保護層12及び表示層14がぶつかり合うことがなく、ベース層16のみを折り曲げればよいので折り曲げやすくなる(図3(C)参照)。
【0041】
また、前記歪み防止孔26は、必ずしも必要ではないが、歪み防止孔26がないと、電子ペーパー10を第1折曲げ部20及び第2折曲げ部22で折曲げて4つ折りにする場合に、2つ折り後の交差部30は2つの折曲げ部が重なり合っているため、2つ折り前よりも曲げ剛性が高くなっている上、歪みが集中するため折曲げにくくなっている。そこで、歪み防止孔26を構成することにより、交差部30の曲げ剛性が低くなり、歪みが集中することを防止することができ、容易に折曲げることができる。
【0042】
また、第1折曲げ部20及び第2折曲げ部22は、必ずしも電子ペーパー10の各辺の中央部に位置する必要はないが、この位置であれば、電子ペーパー10を完全に重なり合うように、すなわち、よりコンパクトな形状に折曲げることができる。
【0043】
図4は、電子ペーパー10のE部分(図1の破線で囲われた部分)付近の内部構造の概略を示す図である。電子ペーパー10の表示層14には、図4に示すように、複数の信号線30が配線されている。信号線30は、第1折曲げ部20内では、第1折曲げ部20と直交するX方向から傾斜した方向に配線されている。第1折曲げ部20と信号線30との成す角は、5度以上45度以下であることが好ましい。
【0044】
電子ペーパー10内の信号線30の配線は、必ずしも上述のように配線されている必要はないが、上述のように配線されていることにより、信号線30は、第1折曲げ部20に配線される長さを長くすることができ、信号線30の折曲げに対する強度を高くすることができる。
【0045】
図5に示すように、第1折曲げ部20内の信号線30は、それ以外の部分よりも、少なくとも厚みが薄く、望ましくは厚みが薄くかつ幅が広い構成とされている。信号線30は、必ずしも上記構成とする必要はないが、このように構成することにより、第1折曲げ部20の折曲げが容易になり、かつ、折曲げに対する断線を防止することができる。
【0046】
なお、上記実施形態では、第1折曲げ部20に信号線30が配線される場合の構成について説明したが、図6に示すように、第1折曲げ部20Aの近傍に無線通信手段としてのアンテナ32を設け、第1折曲げ部20を挟んだ部分の一方から他方への信号の伝達を無線通信で行うことを可能とすることにより、第1折曲げ部20に信号線を配置する必要がなくなる。なお、アンテナ32には、スパイラル誘導体アンテナなどを用いることができる。
【0047】
上記では、第1折曲げ部20について説明したが、第2折曲げ部22についても同様の構成とすることができる。
【0048】
図4に示すように、第1折曲げ部20の内部には、第1歪みセンサ36が配置されている。第1歪みセンサ36には、歪ゲージなどの各種のセンサーが利用可能である。第1歪みセンサ36の配置については、電子ペーパーの表面側からみた位置は前述の位置とほぼ同じ位置で、電子ペーパーの表に近い側、例えば保護層12と表示層14との間と、裏に近い側、例えばベース層16と表示層14との間の両方に配置する方法と、いずれか一方に配置する方法とが考えられる。第1歪みセンサ36は、第1折曲げ部20の歪み量を検出可能とされている。第2折曲げ部22の内部(図示省略)にも、同様の第2歪みセンサ38が配置されている。
【0049】
図7に示すように、ベース層16の内部には、電子ペーパー10の表示切替え制御部50及び表示部14Aが備えられている。表示切替え制御部50は、第1歪みセンサ36及び第2歪みセンサ38と接続され、これらの各々から、第1折り曲げ部20及び第2折り曲げ部22の歪み量を受取り可能とされている。表示切替え制御部50は、受取った歪み量に基づいて、電子ペーパー10の折り曲げ状態を認識可能とされている。
【0050】
例えば、第1歪みセンサ36を、電子ペーパー10の表に近い側、例えば保護層12と表示層14との間か、裏に近い側、例えばベース層16と表示層14との間のどちらか一方に配置する構成の場合は、第1歪みセンサ36が伸び歪みを検出した場合には、第1歪みセンサ36が配置されている側が外側になって折曲げられていると認識する。逆に、第1歪みセンサ36が圧縮歪みを検出した場合には、第1歪みセンサ36が配置されている側が内側になって折曲げられていると認識する。これは、電子ペーパー10の折曲げ時の中立面が表示層内にある場合の例であるが、中立面に対し第1歪みセンサ36がどのような位置に配置されるかによって、第1歪みセンサ36の検出結果に対する曲げ状態の認識結果、及び検出精度は変わる。より確実に検出を行うには、第1歪みセンサ36の曲げの中立面からより離れた位置、つまり、電子ペーパー10の表面、裏面に近い位置に配置するのがより。
【0051】
また、第1歪みセンサ36の配置を、電子ペーパー10上のほぼ同じ位置で、電子ペーパー10の表に近い側、例えば保護層12と表示層14との間と、裏に近い側、例えばベース層16と表示層14との間の両方に配置する構成の場合は、一組の第1歪みセンサ36の内、より大きな伸び歪みを検出した側が外側になって折曲げられていると認識する。第1歪みセンサ36を両方に配置した構成の場合、片方に配置した構成の場合より検出確度が高くなることが期待できる。
【0052】
また、上記いずれの場合も、電子ペーパー10の構造・寸法によって定まる、一定値以上の歪み量が検出された場合に、折曲げられたと判断する。
【0053】
表示切替え制御部50は、表示層14と接続され、認識された折り曲げ状態に応じて表示層14に情報表示が行われるように、情報表示信号を表示層14へ出力可能とされている。
【0054】
また、表示切替え制御部50は、電子ペーパー10の裏側(図示省略)に設けられた選択ボタン52と接続されている。ユーザーは、選択ボタン42により、電子ペーパー10への情報の表示を、電子ペーパー10の全面に表示される原表示と、折り曲げ後に外側から視認可能な少なくとも1面以上の外面に電子ペーパー10の全面に表示された情報と同一の情報を縮小または表示面の縦横比に合わせてより大きく表示できるように回転縮小してその全体を表示する外面縮小表示または外面回転縮小表示との、いずれか一方を選択することができる。
【0055】
次に本実施形態の作用について説明する。
【0056】
図8(A)に示すように、折曲げていない状態で「ABC」と表示された電子ペーパー10を折り畳む際には、まず、第1折り曲げ部20で折り曲げて2つ折りにする。このとき、第1折り曲げ部20の曲げ剛性は、他の部分の曲げ剛性よりも低いので、電子ペーパー10をこの部分で容易に折り曲げることができる。
【0057】
第1歪みセンサ36では、折り曲げられた第1折り曲げ部20の歪み量が検出され、この歪み量が表示切替え制御部50へ出力される。このとき選択ボタン52により、原表示が選択されている場合には、表示の切り替えは行われず、図8(B)に示すように、外側から視認可能な外面の一方に、「ABC」の一部が表示される。選択ボタン52により、外面縮小表示が選択されている場合には、表示切替え制御部50で表示の切替えが行われ、図8(C)に示すように、外面の一方に、「ABC」の全部が表示される。
【0058】
次に、原表示がされている2つ折りの電子ペーパーを、図9(A)に示すように、第2折り曲げ部22で折り曲げて4つ折りにする。このとき、第2折り曲げ部22の曲げ剛性は、他の部分の曲げ剛性よりも低いので、前述の第1折り曲げ部20の場合と同様に、電子ペーパー10をこの部分で容易に折り曲げることができる。また、交差部24には、歪み防止孔26が構成されているので、この部分に生じる歪みを回避して、容易に折り畳むことができる。
【0059】
第2歪みセンサ38では、折り曲げられた第2折り曲げ部22の歪み量が検出され、この歪み量が表示切替え制御部50へ出力される。このとき選択ボタン52により、原表示が選択されている場合には、表示の切り替えは行われず、図9(B)に示すように、外面の一方に、「ABC」の一部が表示される。選択ボタン52により、外面縮小表示が選択されている場合には、表示切替え制御部50で表示の切替えが行われ、図9(C)に示すように、外面の一方に、「ABC」の全部が表示される。
【0060】
本実施形態によれば、電子ペーパー10の折り曲げ状態に応じて外面への表示を切替えることができるので、電子ペーパー10の利便性がさらに向上する。
【0061】
なお、本実施形態では、第1歪みセンサ36、第2歪みセンサ38により、第1折り曲げ部20、第2折り曲げ部22の歪み量を検出し、この歪み量に基づいて、表示切替え制御部50で電子ペーパー10の折り曲げ状態を認識した。しかしながら、この折り曲げ状態の認識は、前述の方法以外の方法で行うこともできる。
【0062】
例えば、図10に示すように、電子ペーパー10を折り曲げた際に線対称となる位置、電子ペーパー10の1つの角と交差部24を挟んで反対側に位置する角にコイルや磁石などの接近源60A、60Bを各々配置し、これらの配置された位置と第1折り曲げ部20または第2折り曲げ部22を軸として線対称の位置に、接近源60A、60Bの接近状態を検知する接近センサ62A、62Bを配置する。接近源60A、60Bは、接近センサ62A、62Bに対し、各々異なる信号を与えるもので、例えば、接近源60A、60Bが磁石であれば、各々の極性を異ならせ、コイルであれば、コイルに流す交流信号の周波数を異ならせたり、コイルに流すパルス状信号のタイミングを異ならせたりするなど、様々な方法が考えられる。接近源60A、60Bの信号が異なることで、第1折曲げ部20で折曲げた場合と、第2折曲げ部22で折曲げた場合とで、接近センサ62A、62Bに対して接近する接近源60A、60Bが入れ替わったことが検出可能となり、どちらの折曲げ部で曲げられたかを判断することが可能となる。この場合には、図11に示すように、接近センサ62A、62Bは、各々表示切替え制御部50に接続される。そして、接近センサ62A、62Bにより検知された接近状態が、表示切替え制御部50へ出力され、表示切替え制御部50では、この接近状態に基づいて電子ペーパー10の折り曲げ状態を認識することもできる。
【0063】
また、本実施形態では、折り曲げ部を十字状に2本設けて、電子ペーパー10を4つ折りにする例について説明したが、折り曲げ部は、図12、図13に示すように、複数の折り曲げ部40が互いに平行になる位置に設けることもできる。このとき、複数の折り曲げ部40は、等間隔に配置されても(図12(A)参照)、そうでなくても(図13(A)参照)よい。このような位置に設けることにより、電子ペーパーを他の状態(図12(B)、図13(B)参照)に折り畳むことができる。
【0064】
また、本実施形態の電子ペーパー10には、図14(A)に示すように、電子ペーパー10の表面からみて一方(図14では左端)に綴り穴42を構成することもできる。この綴り穴42を利用して電子ペーパー10を綴ることができれば、利便性が向上する。この場合、第2折り曲げ部22は、図14(B)に示すように、ここで折り曲げた際に、電子ペーパー10の右端が綴り穴42に重ならない位置に配置されることが好ましい。
【0065】
また、電子ペーパー10の、第1折り曲げ部20、第2折り曲げ部22及びこれらの近傍の範囲内(以下「折り曲げ部とその近傍部」という)に表示された情報は、折り曲げられると見にくくなる。そこで、第1折り曲げ部20、第2折り曲げ部22、及び折り曲げ部とその近傍部には、情報表示を行わないようにするのが好ましい。なお、第1折り曲げ部20及び第2折り曲げ部22の近傍とは、第1折り曲げ部20及び第2折り曲げ部22から5mm以内の距離、好ましくは3mm以内の距離の範囲をいう。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の電子ペーパーによれば、折曲げ部の曲げ剛性が、他の部分の曲げ剛性よりも低い構成とされているので、この折曲げ部を他の部分よりも容易に折曲げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の電子ペーパーの斜視図である。
【図2】本実施形態の電子ペーパーの変形例の断面図である。
【図3】本実施形態の電子ペーパーの他の変形例の断面図である。
【図4】本実施形態の電子ペーパーの一部である。
【図5】本実施形態の電子ペーパーの一部の断面図である。
【図6】本実施形態の電子ペーパーの一部の変形例の断面図である。
【図7】本実施形態の電子ペーパーの制御系の概略ブロック図である。
【図8】本実施形態の電子ペーパーの折曲げ状態を示す図である。
【図9】本実施形態の電子ペーパーの他の折曲げ状態を示す図である。
【図10】本実施形態の電子ペーパーの変形例の斜視図である。
【図11】本実施形態の電子ペーパーの変形例の制御系の概略ブロック図である。
【図12】本実施形態の電子ペーパーの他の変形例の斜視図である。
【図13】本実施形態の電子ペーパーの他の変形例の斜視図である。
【図14】本実施形態の電子ペーパーの他の変形例の斜視図である。
【符号の説明】
10 電子ペーパー
12 保護層(層)
14 表示層(層)
16 ベース層(層)
20 第1折り曲げ部(折り曲げ部)
22 第2折り曲げ部(折り曲げ部)
24 交差部
26 歪み防止孔(孔)
30 信号線
32 アンテナ(無線通信手段)
36 第1歪みセンサ(歪みセンサ)
38 第2歪みセンサ(歪みセンサ)
40 折り曲げ部
50 表示切替え制御部(第1認識手段、第2認識手段、第1変更手段、第2変更手段)
60A、60B 接近源
62A、62B 接近センサ
52 選択ボタン(選択手段)

Claims (15)

  1. 電気信号により情報を表示または変更することの可能な電子ペーパーであって、
    外縁の一箇所から表示面を横断した前記外縁の他の箇所にかけて線状に形成され、曲げ剛性が他の部分の曲げ剛性よりも低い折曲げ部、
    を備えた電子ペーパー。
  2. 前記折曲げ部は、複数形成され、少なくとも2つが互いに交わることを特徴とする請求項1に記載の電子ペーパー。
  3. 前記折曲げ部が交差する交差部には、この交差部の曲げ剛性を前記折曲げ部の剛性よりも低減させる孔が穿孔されていることを特徴とする請求項2に記載の電子ペーパー。
  4. 前記折曲げ部の少なくとも1つは、この折曲げ部で折曲げたときに電子ペーパー同士が重なり合わない部分が構成される位置に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子ペーパー。
  5. 表面が線対称形状であり、前記折曲げ部の少なくとも1つが線対称軸上に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電子ペーパー。
  6. 前記折曲げ部は、複数形成され、少なくとも2つが互いに平行であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電子ペーパー。
  7. 積層された複数の層を備え、前記折曲げ部は、前記複数の層の少なくとも1層を除くことにより構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の電子ペーパー。
  8. 前記折曲げ部の曲げ剛性は、前記折曲げ部を一方向に曲げた場合と他方向に曲げた場合とで異なることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の電子ペーパー。
  9. 前記折曲げ部の歪み量を検出する歪みセンサと、
    前記歪みセンサにより検出された歪み量に基づいて、前記折曲げ部の折曲げ状態を認識する第1認識手段と、
    前記第1認識手段により認識された折曲げ状態に応じて、情報を表示する領域及び表示する情報の表示サイズを変更する第1変更手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の電子ペーパー。
  10. 前記折曲げ部を挟んで線対称の位置の一方に配置され、接近の認識対象となる接近源と、
    前記折曲げ部を挟んで線対称の位置の他方に配置され、前記接近源の接近状態を検知する接近センサと、
    前記接近センサにより検知された接近状態に基づいて、前記折曲げ部の折曲げ状態を認識する第2認識手段と、
    前記第2認識手段により認識された折曲げ状態に応じて、情報を表示する領域及び表示する情報の表示サイズを変更する第2変更手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の電子ペーパー。
  11. 全面に対応する情報を表示する原表示と、前記折曲げ部での折曲げ後に外側から視認可能な少なくとも1面以上の外面に前記全面に表示される情報を縮小または回転縮小してその全体を表示する外面縮小表示または外面回転縮小表示と、が可能とされ、
    前記原表示、及び前記外面縮小表示または前記外面回転縮小表示のいずれで表示するかを選択可能な選択手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の電子ペーパー。
  12. 折曲げ時には、前記折曲げ部及びこの折曲げ部の近傍には情報を表示しないことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の電子ペーパー。
  13. 電気信号の伝達を行う信号線を備え、前記折曲げ部内に配線された前記信号線は、他の領域に配線された信号線よりも厚みが薄くかつ幅広であることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の電子ペーパー。
  14. 前記折曲げ部内の前記信号線は、この折曲げ部と直交する方向から傾斜した方向に配線されていることを特徴とする請求項13に記載の電子ペーパー。
  15. 前記折曲げ部を挟んだ部分の一方から他方への信号の伝達を無線通信により行うことの可能な無線通信手段、をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の電子ペーパー。
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