JP2004257782A - ガス透過率測定装置 - Google Patents

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Jun Tanaka
順 田中
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Abstract

【目的】試料ボトルの載置状態が一定にし測定データのばらつきを解消し、煩雑かつ高度な装置を用いることなく、試料ボトルとテーブルとの間を確実に簡易に気密固定して試料ボトルの口栓とテーブルとの間に漏れが無くして、正確な測定ができるガス透過率測定装置を提供することを目的とする。
【構成】ガス透過率測定装置の発明は、試料ボトル器壁のガス透過率を測定する装置であって、倒立した試料ボトルを載置する水平なテーブルと、試料ボトルの口栓をテーブルに気密固定する固定具と、テーブルを貫通して、気密固定されている試料ボトルの口栓から試料ボトルの内部に連通するキャリアーガス及び/又は測定ガスのパイプと、テーブルの位置及び状態を維持支持する支持台とを有することを特徴する。
【選択図】 なし

Description

【0001】
本発明は、ボトル等の試料の片側に測定用のガスを存在させ、試料器壁を透過するガスの透過率を測定するガス透過率測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のガス透過率測定装置は、例えば、酸素の透過率を測定するガス透過率測定装置では、キャリアーガスとして、例えば、窒素が用いられる。テーブルに気密固定されている試料ボトルの口栓から試料ボトルの内部に、窒素ボンベなどからパイプを介して、キャリアーガス及び/又は測定ガスを流す。
一方、キャリアーガスの窒素の排出側には、排気パイプに接続して酸素検知器を備え、この酸素検知器は、この酸素検知器に入った酸素の分子に比例して電子を放出し、電流を発生させる。酸素検知器には、記録計を電気的に接続し、出力の変化を記録する。
【0003】
上記のガス透過率測定装置では、試料ボトルを倒立してサンプルテーブルに載置する。ボンベから試料ボトルの内部にキャリアーガス及び/又は測定ガスを流す。試料ボトルの器壁を透過した酸素は二次側の排気管を通り、この排気管に備えた酸素検知器を通過する。酸素検知器は通過した酸素の分子に比例して電子を放出し、電流を発生して検知する。酸素検知器で発生した電流は、例えば、電圧に変換され、出力の変化を酸素の透過率として、記録計が記録する。
【0004】
ガス透過率測定装置では、キャリアーガスは、例えば、窒素である。そのガス透過率測定装置には、例えば、貯水器と窒素ボンベを備え、この貯水器と一次側とを供給管で接続する。貯水器に蒸留水を蓄えて水蒸気を供給する。一方、窒素ボンベと二次側とをキャリアーガス供給管で接続し、窒素ボンベから二次側に窒素を供給して流す。また、二次側には排気管を接続し、窒素を排出する。窒素排出側に、湿度変化を感知する感湿センサーを接続し、感湿センサーは記録計と電気的に接続し、感湿センサーで感知した湿度変化を記録計が記録する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の装置は、上記の従来例で示したように、試料ボトルの一次側及び/又は二次側にキャリアーガス及び/又は測定ガスを流す。試料ボトルの載置位置、状態が変化すると、流れるガスの気流が変化し、透過率の測定データが変化し、正確な測定ができず、試料ボトルを一定に確実に固定する必要がある。
また、試料ボトルを倒立してサンプルテーブルに載置するが、例えば傾斜したテーブルでは、試料ボトルの口栓がテーブルに気密固定されることが難しく、試料ボトルの口栓とテーブルとの間に漏れが生じて正確な測定ができず、試料ボトルとテーブルとの間を確実に簡易に気密固定する必要がある。
更に、煩雑かつ高度な装置を用いて、試料ボトルとテーブルとの間を気密固定するすることができるが、簡易に且つ確実に気密固定する必要がある。
【0006】
本発明は、試料ボトルの載置位置状態が一定にして透過率の測定データのばらつきを解消し、正確に測定ができ、煩雑かつ高度な装置を用いることなく、試料ボトルとテーブルとの間を確実に簡易に気密固定して試料ボトルの口栓とテーブルとの間に漏れが無くして、正確な測定ができるガス透過率測定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するためにガス透過率測定装置の発明は、試料ボトルの一次側に酸素、水蒸気等の測定ガスの透過率を測定する測定ガスを存在させ、該試料ボトルの二次側にキャリアーガスを流し、キャリアーガス中に含まれる測定ガスの濃度を検出して該試料ボトル器壁のガス透過率を測定する装置であって、倒立した該試料ボトルを載置する水平なテーブルと、該試料ボトルの口栓を該テーブルに気密固定する固定具と、該テーブルを貫通して、気密固定されている該試料ボトルの口栓から該試料ボトルの内部に連通するキャリアーガス及び/又は測定ガスのパイプと、該テーブルの位置及び状態を維持支持する支持台と、を有することを特徴する。
【0008】
このように構成したことにより、試料ボトルの載置位置状態が一定にして透過率の測定データのばらつきを解消し、正確に測定ができ、煩雑かつ高度な装置を用いることなく、試料ボトルとテーブルとの間を確実に簡易に気密固定して試料ボトルの口栓とテーブルとの間に漏れが無くして、正確に測定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載のガス透過率測定装置は、試料ボトルの一次側となる片側に酸素、水蒸気等の測定ガスの透過率を測定する測定ガスを存在させ、該試料ボトルの二次側となる他方側にはキャリアーガスを流し、キャリアーガス中に含まれる測定ガスの濃度を検出して、該試料ボトルのガス透過率を測定する装置であって、
倒立した該試料ボトルを載置する実質的に水平なテーブルと、
該試料ボトルの口栓を該テーブルに気密固定する固定具と、
該テーブルを貫通して、気密固定されている該試料ボトルの口栓から該試料ボトルの内部に連通するキャリアーガス及び/又は測定ガスのパイプと、
該テーブルの位置及び状態を維持支持する支持台と、
を有することを特徴する。
【0010】
上記構成により、以下の作用を有する。本発明のガス透過率測定装置は、キャリアーガスとして、例えば、窒素を用いる。試料ボトルを倒立してテーブルに載置する。テーブルは水平な平坦表面を持ち、その水平面と試料ボトルの口栓の先端部が接触し、載置するだけで十分な気密を達成し、しかも、固定具によって試料ボトルの口栓とテーブルとを固定するので、確実に完全に気密固定することができる。
このようにテーブルに気密固定されている試料ボトルの口栓から試料ボトルの内部に、窒素ボンベなどからパイプを介して、キャリアーガス及び/又は測定ガスを流す。このテーブルは、支持台によってその位置及び状態が維持支持されている。従って、試料ボトルの載置位置状態が一定にされ、透過率の測定データのばらつきを解消し、正確に測定ができる。
キャリアーガス及び/又は測定ガスの排出側には、例えば、排気パイプに接続して、酸素検知器や感湿センサーなどの測定ガス検知器を備える。その検知器は、測定ガスの濃度を検知し記録する。
【0011】
上記実施の形態において、種々の変形、設計変更が可能である。例えば、テーブルの状態を支持する支持台とそのテーブルとの間に、キャリアーガス及び/又は測定ガスの金属製パイプを用いて支持フレームを形成して支持台とテーブルと固定することもできる。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のガス透過率測定装置によって、試料ボトルの載置位置状態が一定にして透過率の測定データのばらつきを解消し、正確に測定ができ、煩雑かつ高度な装置を用いることなく、試料ボトルとテーブルとの間を確実に簡易に気密固定して試料ボトルの口栓とテーブルとの間に漏れが無くして、正確に測定することができる。

Claims (1)

  1. 試料ボトルの一次側となる片側に酸素、水蒸気等の測定ガスの透過率を測定する測定ガスを存在させ、該試料ボトルの二次側となる他方側にはキャリアーガスを流し、キャリアーガス中に含まれる測定ガスの濃度を検出して、該試料ボトルのガス透過率を測定する装置であって、
    倒立した該試料ボトルを載置する実質的に水平なテーブルと、
    該試料ボトルの口栓を該テーブルに気密固定する固定具と、
    該テーブルを貫通して、気密固定されている該試料ボトルの口栓から該試料ボトルの内部に連通するキャリアーガス及び/又は測定ガスのパイプと、
    該テーブルの位置及び状態を維持支持する支持台と、
    を有することを特徴するガス透過率測定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008541079A (ja) * 2005-05-10 2008-11-20 シデル パルティシパション 高速の状態調整による気体の透過性を測定する方法、および該方法の実施用装置
CN104155228A (zh) * 2014-08-08 2014-11-19 山东省纺织科学研究院 纺织品淋雨渗透性试验仪
JP2015108435A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 有限会社 ホーセンテクノ ベローズ式圧力調整器による分岐型調湿ガス供給装置
KR102589777B1 (ko) * 2023-08-17 2023-10-13 강정민 수소 투과량 측정시스템 및 이를 이용한 측정 방법

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