JP2004257749A - メータ照明構造 - Google Patents

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恵司 石塚
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Abstract

【課題】昼夜を問わず、外観品質が良好で、しかも、メータ装置の配置等の設定の自由度が高いメータ照明構造を提供する。
【解決手段】メータ表示部14aの周縁に設けられて、筒状を呈する導光部材15と、導光部材15の後端部15b側から前端部15a側に向けて照明光を照射する光源9と、導光部材15の前端部15aに設けられて、断面三角形形状を呈することにより、外周面側に施された金属調薄膜層27を正面視で、虚像28として視認可能とするプリズム部材25とを有している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、メータの周囲に設けられたリング状部材を、夜間発光させるメータ照明構造で、主に自動車に搭載されるメータ照明構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5又は図6に示すような自動車等の車両に搭載されるメータ照明構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
まず、構成から説明すると、この従来のメータ照明構造では、メータ装置1が複数のアナログ指示計器2〜5を、樹脂製ハウジングケース6内に並設している。
【0004】
これらのアナログ表示計器2〜5には、各々周縁に筒状を呈する導光部材7,8が設けられていて、この導光部材7,8の後端部7b,8b側に設けられた光源9,9からの照明光を、前端部7a,7a側に向けて照射するように構成されている。
【0005】
そして、これらのアナログ表示計器2〜5の前面には、暗色系の透視板部材10が配設されている。
【0006】
次に、この従来のメータ照明構造の作用について説明する。
【0007】
このように構成された従来のメータ照明構造では、前記光源9,9を点灯すると、この光源9,9からの照光は、前記導光部材7,8を介して、前端部7a,8aから照射される。
【0008】
このため、前記各アナログ表示計器2〜5の表示部周縁が、リング状に光り、暗色系の前記透視板部材10を介して、奥行き感を与えられて浮き上がって視認される。
【0009】
【特許文献1】
特開平10−48003号公報(
【0014】段落、
【0015】段落、図1、図2)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のメータ照明構造では、夜間等、リング状に光る前記導光部材7,8の前端部7a,8aが、車両のフロントウインドウパネル等に窓写りしないように、前記暗色系の透視板部材10を設けなければならず、例えば、前記前端部7a,8aに金属調の蒸着塗装を施して、外観品質を向上させようとしても、この前端部7a,8aが昼間でも見えにくいといった問題があった。
【0011】
そこで、本発明の目的は、昼夜を問わず、外観品質が良好で、しかも、メータ装置の配置等の設定の自由度が高いメータ照明構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる問題点に着目してなされたもので、請求項1に係る発明では、メータ表示部の周縁に設けられて、筒状を呈する導光部材と、該導光部材の後端部側から前端部側に向けて照明光を照射する光源と、前記導光部材の前端部に設けられて、断面三角形形状を呈することにより、外周面側に施された金属調薄膜層を正面視で、虚像として視認可能とするプリズム部材とを有するメータ照明構造を特徴としている。
【0013】
このように構成された請求項1記載のものでは、前記光源を点灯させていない場合には、前記導光部材の前端部に設けられたプリズム部材が、断面三角形形状を呈することにより、外周面側に施された金属調薄膜層を正面視で、虚像として視認可能とする。
【0014】
このため、昼間の外観品質が良好であると共に、表面に金属調薄膜層を形成する場合のように、窓写りする虞がない。
【0015】
また、前記光源を点灯させると、該光源からの照光が、前記導光部材を介して、前端部から照射される。この照射光は、前記金属調薄膜層を透過した後、前記プリズム部材で屈曲されて、運転者の視線方向のみに照射される。
【0016】
このため、夜間でも、例えばリング状に光る前記導光部材の前端部が、窓写りする虞が無い。
【0017】
従って、前記従来のように暗色系の透視板部材を設ける必要が無くなり、部品点数の増大が抑制出来ると共に、メータ装置の配置等の設定の自由度を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態1】
図1乃至図4は、この発明の実施の形態1のメータ照明構造を示すものである。
【0019】
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0020】
まず、構成から説明すると、この実施の形態1のメータ照明構造では、車室内に装着されるインストルメントパネル11の運転席前方に位置する上面側11aに、3連コンビネーションメータ装置12が、固定されて設けられている。
【0021】
この3連コンビネーションメータ装置12では、筐体を構成するハウジング部材13の内側に、スピードメータ14,タコメータ16,及び燃料系18が、並設されて設けられている。
【0022】
このうち、中央のスピードメータ14のメータ表示部14aの周囲には、筒状を呈する筒状ハウジング部材14bが設けられている。この円筒状ハウジング部14b内には、透明樹脂製の略筒状を呈する導光部材15が設けられている。
【0023】
更に、この導光部材15の内側には、前記筒状ハウジング部材14bと同系色に塗装された内側ハウジング部材14cが内嵌されている。
【0024】
このスピードメータ14の左,右両側に位置するタコメータ16及び燃料計18についても、このスピードメータ14と略同様に、メータ表示部16a,18aの周囲に筒状を呈する筒状ハウジング部材16b,18b内に、導光部材17,19が各々独立して設けられていて、内側ハウジング部材16c,18cを内嵌させている。
【0025】
このうち、主に、前記スピードメータ14の構成について説明する。
【0026】
このスピードメータ14では、文字板20の表示面側に設けられた指針21が、この文字板20の裏面側に設けられたムーブメント22によって、回動駆動されるように構成されている。
【0027】
この文字板20の表示面側には、透明樹脂材料で構成される断面略山型の無反射メータカバー部材23が、前記導光部材15と一体となるように設けられていて、この無反射メータカバー部材23の中央位置には、液晶小表示部24が支持されて設けられている。
【0028】
この導光部材15の後端部15b側には、光源9,9が設けられている。
これらの光源9,9からは、この導光部材15の前端部15a側にて照明光が照射されるように構成されている。この実施の形態1の前端部15aには、図1に示すように、断面形状を斜めに切断することにより、メータ内側方向に前記照明光を反射する反射面15cが設けられている。
【0029】
また、前記内側ハウジング部材14cの前端面部14dに当接されると共に、この導光部材15の前端部15aに内嵌するように、断面三角形形状で、リング状を呈するプリズム部材25が設けられている。
【0030】
このプリズム部材25は、透明材料によって構成されると共に、前記導光部材15の内側面と対向する外周面側に、凹状溝部26が全周に渡って形成されている。
【0031】
この凹状溝部26に沿って、金属調薄膜層27が、塗装として施されていて、前記3連コンビネーションメータ12の正面視では、前記内側ハウジング部材14cの前端面部14dの手前に、この金属調のリング部材のように見える虚像28が視認可能となるように形成するように構成されている。
【0032】
次に、この実施の形態1のメータ照明構造の作用について説明する。
【0033】
この実施の形態1のメータ照明構造では、前記光源9を点灯させていない場合には、前記導光部材15の前端部15aに設けられたプリズム部材25が、断面三角形形状を呈することにより、外周面側に施された金属調薄膜層27を正面視で、虚像として視認可能とする。
【0034】
この実施の形態1では、前記金属調薄膜層27が、外周面に形成された凹状溝部26に沿って設けられているので、虚像は、手前に凸状のリング形状となるように視認される。
【0035】
このため、昼間の外観品質が良好であると共に、実際のリング部材等の表面に金属調薄膜層を形成する場合のように、窓写りする虞がない。
【0036】
また、夜間等、前記光源9を点灯させると、この光源9からの照光が、前記導光部材15の後端部15bから入光して、この導光部材15を介して、前端部15aから照射される。
【0037】
この実施の形態1の前端部15aには、反射面15cが形成されているので、照射光は、この反射面15cで、メータ内側方向に略全反射されて、前記プリズム部材25の金属調薄膜層27を透過した後、このプリズム部材25で屈曲されて、運転者の視線方向のみに照射される。
【0038】
このため、夜間でも、例えばリング状に光る前記導光部材15の前端部15a近傍に形成されるリング状発光が、窓写りする虞が無い。
【0039】
従って、前記従来のように暗色系の透視板部材を設ける必要が無くなり、部品点数の増大が抑制出来ると共に、前記3連コンビネーションメータ12の配置等の設定の自由度を向上させることができる。
【0040】
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態1のメータ照明構造を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
【0041】
例えば、前記実施の形態1では、インストルメントパネル11の運転席前方に位置する上面側11aに、前記3連コンビネーションメータ装置12を固定しているが、特にこれに限らず、例えば、前記インストルメントパネル11の車幅方向中央部の上面側に固定されて位置するいわゆるセンタメータ装置等に用いても良く、メータ装置の形状、数量、材質が特に限定されるものではない。
【0042】
【発明の効果】
上述してきたように、請求項1記載のものでは、前記光源を点灯させていない場合には、前記導光部材の前端部に設けられたプリズム部材が、断面三角形形状を呈することにより、外周面側に施された金属調薄膜層を正面視で、虚像として視認可能とする。
【0043】
このため、昼間の外観品質が良好であると共に、表面に金属調薄膜層を形成する場合のように、窓写りする虞がない。
【0044】
また、前記光源を点灯させると、該光源からの照光が、前記導光部材を介して、前端部から照射される。この照射光は、前記金属調薄膜層を透過した後、前記プリズム部材で屈曲されて、運転者の視線方向のみに照射される。
【0045】
このため、夜間でも、例えばリング状に光る前記導光部材の前端部が、窓写りする虞が無い。
【0046】
従って、前記従来のように暗色系の透視板部材を設ける必要が無くなり、部品点数の増大が抑制出来ると共に、メータ装置の配置等の設定の自由度を向上させることができる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のメータ照明構造を示し、図3中C−C線に沿った位置での要部の拡大断面図である。
【図2】実施の形態1のメータ照明構造で、車室内に設けられた3連コンビネーションメータの斜視図である。
【図3】実施の形態1のメータ照明構造で、3連コンビネーションメータの正面図である。
【図4】実施の形態1のメータ照明構造を示し、図3中B−B線に沿った位置での断面図である。
【図5】従来のメータ照明構造を示し、文字板の正面図である。
【図6】従来のメータ照明構造で、図5中A−A線に沿った位置での断面図である。
【符号の説明】
9 光源
12 3連コンビネーションメータ装置(メータ装置)
14 スピードメータ
14a メータ表示部
15,17,19 導光部材
15a 前端部
15b 後端部
25 プリズム部材
27 金属調薄膜層
28 虚像

Claims (1)

  1. メータ表示部の周縁に設けられて、筒状を呈する導光部材と、該導光部材の後端部側から前端部側に向けて照明光を照射する光源と、前記導光部材の前端部に設けられて、断面三角形形状を呈することにより、外周面側に施された金属調薄膜層を正面視で、虚像として視認可能とするプリズム部材とを有することを特徴とするメータ照明構造。
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