JP2004255222A - 振盪装置 - Google Patents

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JP2004255222A JP2003045273A JP2003045273A JP2004255222A JP 2004255222 A JP2004255222 A JP 2004255222A JP 2003045273 A JP2003045273 A JP 2003045273A JP 2003045273 A JP2003045273 A JP 2003045273A JP 2004255222 A JP2004255222 A JP 2004255222A
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Yoshioki Fujimoto
宜意 冨士本
Motohiko Osano
元彦 小佐野
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01F31/00Mixers with shaking, oscillating, or vibrating mechanisms
    • B01F31/20Mixing the contents of independent containers, e.g. test tubes
    • B01F31/22Mixing the contents of independent containers, e.g. test tubes with supporting means moving in a horizontal plane, e.g. describing an orbital path for moving the containers about an axis which intersects the receptacle axis at an angle

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Abstract

【課題】振盪台上に載置される振盪対象物の重量やその載置状態に拘わらず、装置の大きな振動を防止する。
【解決手段】振盪台3と一体に偏心回転する連結部材34は、固定軸体30に対し偏心軸体37の偏心配置と反対側の位置に径方向にスライド移動自在であるウエイト72を有する。バランス調整時には、連結部材34の外周端にある係合凹部74が、支持台12上に位置が固定されたモータ81の軸に取り付けられた係合凸部83と嵌合する位置にくるように、振盪台3を停止させる。その状態でモータ81を駆動すると、係合凸部83及び係合凹部74を介して送りネジ軸が回転しウエイト72が移動する。試験的に振盪運転を行ったときに計測した振動量に基づいてモータ81を制御することで、振動量を減少させるようにウエイト72の位置を調整することができる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、振盪培養、反応、溶解、混合などに利用される振盪装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、細菌等の微生物の培養、化学反応、物質の溶解や混合などを行う際に、一定の条件で対象物を振盪させる振盪装置が用いられている。例えば振盪培養機では、培養対象である細菌等の微生物試料を付着させた液体培地を収容する試験管やフラスコなどの培養容器を振盪台に固定し、この振盪台を左右に振盪させたり旋回又は回転させたりすることによって培養容器を振盪させる。これにより、培養容器内への空気の取り込みが促進され、微生物試料の増殖が促進される。
【0003】
例えば振盪台を旋回運動させる振盪装置は、一般に、モータ等の駆動源により鉛直に立設された主軸を回転駆動し、その主軸の上部に該主軸の軸芯から所定距離だけ偏心させて配置した偏心軸を主軸の周りに偏心回転させ、その偏心軸を介して振盪台を旋回させる構成を採用している(例えば、特許文献1、特許文献2など参照)。
【0004】
振盪台はそれ自体がかなりの重量を有する上に、この上に振盪対象物が載置されると全体ではかなりの重量物となる。そのため、振盪台が主軸の周りを偏心回転するときに振盪台には大きな遠心力が作用し、その反作用により主軸を介して装置本体が振動してしまう。上記従来の振盪装置では、こうした装置本体の振動を防止するために、主軸を挟んで偏心軸の偏心方向と反対側にバランスウエイト(重錘)を取り付け、これによって振盪台に作用する遠心力との釣り合いをとるようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−314568号公報
【特許文献2】
特開2002−153742号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、主軸周りの質量分布のアンバランスの大きさや重心位置は、振盪台上の振盪対象物の重量や積載状態(位置など)に大きく依存しており、装置の使用の度に異なるのが一般的である。そのため、上記のようにバランスウエイトを用いたとしても、必ずしも充分な釣り合いがとれない場合があり得る。そうした場合、振盪動作の際に大きな振動が発生し、水平状態を維持した旋回ができなくなって振盪対象物に気泡が発生するような不所望な動作をすることがある。
【0007】
さらに振動が甚だしい場合には振盪装置自体が移動してしまう、いわゆるウォーキング現象が発生し、振盪装置がテーブル上から落下したり、省スペース化を図るために振盪装置を複数台縦に積み重ねて使用している場合には、振盪装置スタックの転倒につながる恐れもある。また、振盪装置が剛性の低いテーブル上に載置されている場合には、振盪装置の振動がテーブル自体を振動させ、該テーブル上に置かれている他の物体が転倒する恐れもある。
【0008】
本発明はかかる点に鑑みて成されたものであり、その主たる目的とするところは、振盪台の上に載置される各種容器の載置状態や重量などに拘わらず、主軸周りのバランスの悪さを解消して振動の少ない振盪装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段、及び効果】
上記課題を解決するために成された本発明は、駆動源により回転駆動される主軸に対して偏心配置された偏心軸を介して振盪台を旋回運動させる振盪装置において、
前記主軸と一体に回転し、該主軸に対し前記偏心軸の偏心方向と反対側にあって、該主軸の周りの回転の径方向にスライド移動自在であるバランスウエイトを含むバランス調整手段を備えたことを特徴としている。
【0010】
本発明に係る振盪装置では、上記バランスウエイトの位置を変化させると、駆動源により主軸が回転駆動される際にそのバランスウエイトに作用する遠心力が変化する。振盪台上に載置される振盪対象物の重量や位置などに依存して、振盪台が偏心回転される際の該振盪台(及び振盪対象物)に作用する遠心力は変化するが、上記バランスウエイトの位置を適宜に調整することよって振盪台に作用する遠心力を打ち消し、又は減少させることができる。
【0011】
それにより、振盪台上に載置される各種容器の載置状態や重量などに拘わらず、振盪動作時に装置自体に発生する振動を抑制することができる。その結果、振盪台が安定して水平に旋回するので、例えば旋回速度を上げた場合でも容器中の溶液に気泡が発生することを防止できる。また、装置自体が移動してしまったり転倒したりすることを回避できる。更にまた、主軸や主軸を回転自在に保持するベアリングなどの部材に無理な負荷が掛かりにくくなるので、故障の発生が少なくなり、高い信頼性を確保することができる。
【0012】
本発明の一態様として、前記バランス調整手段は、所定重量を有するバランスウエイトと、該バランスウエイトをスライド移動させるための送りネジ軸と、駆動力を受けて前記送りネジ軸を回転させるための駆動力受容部と、から成る可動重錘部を含む構成とすることができる。ここで送りネジ軸を回転させる駆動力とは、人力に由来するものであってもよいし、モータ(電動機)や空気圧等を利用した動力に由来するものであってもよい。
【0013】
この構成によれば、駆動力受容部を介して送りネジ軸に回転駆動力を与えることにより、その回転方向と回転量に応じてバランスウエイトは内周側又は外周側に所定量だけスライド移動する。これにより、簡便な構成で以てバランスウエイトを任意の位置に調整することができ、振盪運転の際の振動を容易に且つ確実に抑制することができる。
【0014】
また、上記可動重錘部を駆動するための一態様として、前記バランス調整手段は、駆動源と該駆動源により回転駆動される駆動力付与部とを有して位置が固定された調整駆動部を含み、前記可動重錘部が前記調整駆動部と結合可能な位置に在る状態において、該調整駆動部は前記駆動力受容部を介して送りネジ軸を回動させることによりバランスウエイトの位置を調整する構成とすることができる。
【0015】
この構成によれば、主軸と一体に回転する可動重錘部が調整駆動部と結合可能な位置に来たときに回転を停止させ、その状態で、例えばモータである駆動源に所定の駆動信号(制御信号)を供給することにより、バランスウエイトの位置を調整することができる。従って、回転側つまり可動重錘部に駆動源を設置する必要がなく、電気的な信号を固定側から回転側へと送る必要がないので、構成が簡便になるとともに故障等の少ない信頼性の高い装置を提供することができる。
【0016】
また本発明の好ましい一実施態様として、当該装置の一部に又は当該装置から離間して設けられた、当該装置の振動又はそれ以外の主軸周りの質量分布の不均一性に関連した指標を検知する検知手段と、該検知手段による検知結果に基づいて前記バランスウエイトの位置を調整するように前記バランス調整手段を制御する制御手段と、を備える構成とするとよい。
【0017】
この構成によれば、実際に振盪運転を実行し、そのときに装置や装置の一部に発生する振動やそれ以外の主軸周りの質量分布の不均一性に関連した指標を検知手段により検知し、制御手段はその検知量に応じて振動ができる限り小さくなるようにバランスウエイトの位置を調整することができる。
【0018】
但し、主軸周りの質量分布の不均一性が非常に大きな状態で通常の振盪運転を実行した場合には、異常に大きな振動や騒音が発生する恐れがある。そこで、更に好ましくは、前記制御手段は、振盪運転の開始時に前記検知手段による検知量に基づいて前記バランスウエイトの位置を調整する構成とするとよい。振盪運転開始時において、検知手段による振動等の検知が適切に行える程度に低い速度で振盪が実行されている状態でバランス調整を完了しておけば、上述したように異常な振動や騒音が発生する可能性をかなり低減することができる。
【0019】
また、本発明に係る振盪装置において、前記制御手段は、前記検知手段による検知量とそれに対応した前記バランスウエイトの位置調整量とを関連付ける情報を予め保持しており、この情報に基づいて前記バランスウエイトの位置を調整する構成とすることができる。なお、ここで上記情報は予め(通常は本装置の工場出荷前に)実験的に求めておくことができる。この構成によれば、例えば上記のように振盪運転の開始時の比較的低速度の振盪動作に対して検知手段で得られた検知量から、速やかに且つ高い精度でバランスウエイトの位置調整量を算出することができる。従って、バランスウエイトの位置調整量を求めるために複雑な演算処理を行う必要がない。
【0020】
また、上述したように調整駆動部により可動重錘部を駆動するための具体的な一形態として、前記駆動力付与部と前記駆動力受容部とは、一方が直線状の溝部を有し、他方が該溝部に係合する凸条部を有して成り、該溝部及び凸条部が略水平に延在する状態で両者の係合及びその解除が実行される構成とすることができる。この構成によれば、簡便な構造で以て駆動力付与部と駆動力受容部との結合を行うことができ、低廉なコストでバランス調整を達成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例による振盪装置を、図面を参照して説明する。
図1は本実施例による振盪装置1の外観斜視図、図2はこの振盪装置1の外装ケース2、振盪台3、及び後述のバランス調整機構9などを取り外した状態での斜視図、図3はこの振盪装置1の自転規制機構8及びバランス調整機構9を中心に描出した斜視図、図4はこの振盪装置1の要部の縦断面図、図5はこの振盪装置1におけるバランス調整機構9の上面図(a)及び側面図(b)、図6はバランス調整機構9の斜視図である。なお、図4において本来バランス調整機構9の調整駆動部80はここには現れないが、構成及び動作の理解を容易にするために記載している。
【0022】
本実施例の振盪装置1では、図1に示すように、上面と下面とがそれぞれ開放した外装ケース2の上面に平板状の振盪台3が設けられるとともに、前面上部には斜め上方を指向して旋回速度、振盪運転時間などを設定するための操作パネル4が設けられている。また、外装ケース2の下面開口には複数個(本実施例では4個)のゴム等の弾性部材から成る防振用の脚部が突出しており、この4本の脚部5により本装置を支持している。
【0023】
この振盪装置1において振盪台3を旋回運動させるための機構系の構成としては、図2〜図4に示すように、基台10の上面に、偏心回転機構6と、該偏心回転機構6を駆動するモータ21を含む駆動機構7と、振盪台3の自転を規制する自転規制機構8と、振盪運転時の当該装置の振動を抑制するためのバランス調整機構9とを備える。以下、これら各機構の構成について詳述する。
【0024】
基台10は、上述した4個の脚部5を底面に有する水平な固定台11と、複数本のバネ状のゴムやスプリング等の弾性部材から成る防振部材13を介して該固定台11の上方にその固定台11と略平行に取り付けられた支持台12と、から成る。なお、防振部材13を用いずに固定台11のみから基台10を構成してもよいが、本実施例の構成とすれば一層高い防振効果を得ることができる。
【0025】
駆動機構7として、支持台12の上面の右側奥には、モータ取付台20を介してモータ21がその回転軸を鉛直下方に向けて固定されている。このモータ21の回転軸には小プーリ22が固定され、後述する大プーリ33との間にはタイミングベルト23が巻き掛けられている。一方、偏心回転機構6として、支持台12の略中央には鉛直方向に延伸して固定軸体30が立設され、この固定軸体30にはボールベアリング31を介して回転自在に主ハウジング32が取り付けられている。従って、主ハウジング32の回転中心は固定軸体30であり、実際に主軸として回転するのは主ハウジング32である。この主ハウジング32の下部外周側には前述の大プーリ33が固着されている。而して、モータ21が駆動されると、小プーリ22、タイミングベルト23、大プーリ33を経由して主ハウジング32が固定軸体30の周りを回転する。
【0026】
主ハウジング32は、その上に載置された連結部材34を介して偏心ハウジング35と結合されている。偏心ハウジング35の内周側にはボールベアリング36を介して鉛直方向に延伸する偏心軸体37が回転自在に設けられ、この偏心軸体37はハブ38及び後述の連結板42を介して振盪台3の裏面に固定されている。
【0027】
図5及び図6に示すように、連結部材34は、中央に円形状の開口61を有する円盤体部60と、バランス調整機構9の一部を成す可動重錘部70とを備える。可動重錘部70については後で詳述する。円盤体部60には、主ハウジング32を介し、大プーリ33に穿孔された固定孔33aに対し螺着するための複数の主ハウジング側固定孔62と、偏心ハウジング35に形成されている位置決め用の取付孔(図示しない)と合致させることにより取付位置を規定する2個の位置決め用孔63と、偏心ハウジング35の下端フランジ35aに穿孔された孔(図示しない)に対し螺着するための複数の偏心ハウジング側固定孔64とが設けられている。また、円形状の開口61にはちょうど可動重錘部70と対向する位置に円弧状の切欠61aが形成されており、後述するように偏心軸体37の回転を阻害することがないようにしている。
【0028】
上記連結部材34の取り付け手順は次の通りである。まず連結部材34の主ハウジング側固定孔62を大プーリ33の固定孔33aと鉛直方向に同じ位置に合致させ、長ネジ39により両者を固定する。次いで、連結部材34の上に偏心軸体37を装着した状態の偏心ハウジング35を載置し、偏心ハウジング35側の2個の位置決め用孔と連結部材34の同じく2個の位置決め用孔63とを合致させ、上方からそれぞれ略円柱形状のピン40を挿入して位置を固定する。その後、偏心ハウジング35の下端フランジ35aに形成されている固定孔と連結部材34の偏心ハウジング側固定孔64とを合致させて図示しないネジで固定する。
【0029】
これにより、偏心軸体37は固定軸体30に対して所定量偏心された位置、具体的には、図3に示すように、固定軸体30の軸芯Cmに対し右側に所定量Pだけずれた位置に偏心軸体37の軸芯Cuが位置し、偏心ハウジング35はこの偏心軸体37を中心に回転可能となる。
【0030】
上記のようにハブ38と振盪台3とを接続する連結板42は、偏心回転機構6と自転規制機構8とを連結する機能を有する。自転規制機構8は、第1摺動軸43と、その第1摺動軸43と直交する方向に延伸する互いに平行な第2、第3摺動軸44、45とを含む。第1摺動軸43は円柱又は円筒の長い棒状体であり、固定軸体30を挟んで駆動機構7とは反対側にあって、振盪台3の旋回面と平行に延伸するように、両端部が連結板42の下面に突出して取り付けられた固定片42aに固定されている。この第1摺動軸43は互いに所定の間隔離間して設けられた第1、第2軸受46、47に嵌挿されており、この軸受46、47により軸方向に摺動自在に保持されている。
【0031】
第2摺動軸44も第1摺動軸43と同様の材料から成る短い部材であり、支持台12の前部に第1摺動軸43と直交する方向に延伸し、その両端部は支持台12上に上面が開口するように固定された断面略コ字形状の固定部材48に取り付けられている。この第2摺動軸44は第3軸受49に嵌挿されており、この第3軸受49により軸方向に摺動自在に保持されている。第3軸受49にはフランジ49aが形成されており、このフランジ49aにネジ止めされた連結部材50を介して第1軸受46に固定されている。
【0032】
支持台12の後部に配置されている第3摺動軸45も上記第2摺動軸44と同様の構成を有し、その両端部は支持台12上に上面が開口するように固定された断面略コ字形状の固定部材52に取り付けられている。この第3摺動軸45は第4軸受51に嵌挿されており、この第4軸受51に保持されて第2摺動軸45と略同一水平面上で且つ平行な方向に摺動自在である。第4軸受51にもフランジ51aが形成されており、フランジ51aにネジ止めされた連結部材53を介して第2軸受47に固定されている。
【0033】
上述したようにモータ21による回転駆動によって偏心軸体37が偏心回転し、これに伴って振盪台3が偏心回転する際に、この振盪台3に固定されている第1摺動軸43は第1、第2軸受46、47により軸方向に自在に摺動し、更に、第1軸受46と連結された第3軸受49は支持台12に対して固定されている第2摺動軸44に沿って自在に摺動し、第2軸受47と連結された第4軸受51は同じく支持台12に対して固定されている第3摺動軸45に沿って自在に摺動する。これにより、振盪台3は自転が規制され、固定軸体30を中心として水平面内を安定して旋回運動(公転)する。
【0034】
本実施例の振盪装置1の基本的構成及び動作は上記の通りであるが、振盪台3の重心位置とその回転中心である固定軸体30の軸芯Cmとが水平方向にずれているため、旋回運動時には振盪台3に遠心力が作用し、これが振動の大きな原因となる。また、振盪台3上に載置される振盪対象物の重量や載置位置等によって上記遠心力の大きさは変化する。そこで、こうした不所望の遠心力に起因する振動を適切に防止するために、固定軸体30の軸芯Cmの周りの重量の不均一さを軽減するべくバランス調整機構9を設けている。次に、このバランス調整機構9について説明する。
【0035】
バランス調整機構9は、上記のように振盪台3の旋回運動に伴って移動する連結部材34に固着された可動重錘部70と、支持台12上の前部に固定されたステップモータ81を含む調整駆動部80とから成る。
【0036】
図5及び図6に示すように、連結部材34にあって、円盤体部60の略径方向に延伸して取り付けられたハウジング71には、送りネジ軸73に沿ってスライド自在にバランスウエイト72が設けられている。円盤体部60と反対側の送りネジ軸73の端部はハウジング71から突出しており、その先端には一直線状の溝74aが形成された係合凹部74が駆動力受容部として取り付けられており、この係合凹部74を回転させると送りネジ軸73が回転し、バランスウエイト72が円盤体部60に近づく方向(つまり固定軸体30に対する内周方向)又は円盤体部60から遠ざかる方向(つまり固定軸体30に対する外周方向)に自在に移動する。
【0037】
調整駆動部80は、下部の折り曲げ面が支持台12にネジ止めされる断面L字形状の取付金具82と、該取付金具82の上部の所定位置に軸が水平になるように固定されたステップモータ81と、そのステップモータ81の軸の先端に取り付けられ、上記係合凹部74の溝74aに嵌合する凸条83aが形成された駆動力付与部としての係合凸部83とから成る。係合凸部83の凸条83aの高さはちょうど溝74aに合致する高さに調整され、また、振盪台3が旋回運動を行う際に連結部材34(つまり係合凹部74)が描く軌道上の所定の1箇所(以下、これをバランス調整位置と呼ぶ)で凸条83aが溝74aに合致するように、モータ21(つまり取付金具82)は固定されている。
【0038】
而して、連結部材34が上記バランス調整位置に来たときに振盪台3の旋回を停止するべくモータ21を制御すると、図6に示すように係合凸部83の凸条83aはちょうど係合凹部74の溝74aに嵌合する。その状態でステップモータ81を作動させてその軸を回転させると、係合凸部83、係合凹部74を介して送りネジ軸73が回転し、その回転方向及び回転量に応じて上述したようにバランスウエイト72はスライド移動する。それによって、振盪台3自体及びその上に載置された振盪対象物によって振盪台3に作用する遠心力を適切に打ち消し、偏心回転に伴う振動を軽減することができる。
【0039】
上記構成において、係合凸部83と係合凹部74との嵌合及びその離脱が行われるには、凸条83aが水平になっている必要がある(なお、凸条83aが水平になっていれば溝74aも同様の状態になる)。そこで、ステップモータ81の回転停止時に係合凸部83の凸条83aが必ず水平になるように、該ステップモータ81の制御が実行される。
【0040】
図7は本実施例の振盪装置の要部の電気系構成図である。制御の中心には、CPU、RAM、ROM、タイマなどを含んで構成される制御部90が据えられている。制御部90は、操作パネル4に設けられる操作部91から操作信号を受け取るとともに、表示部92に対して運転状態のモニタ等のための表示制御信号を出力する。また、制御部90には、ホール素子や光マイクロスイッチ等による回転位置センサ93より主ハウジング32(つまり主軸)又は振盪台3などの回転位置に応じた回転位置信号が、固定軸体30や支持台12などに設置された歪センサや感振センサ等の振動検知センサ94より振動検知信号が、ステップモータ81に付設され、ステップモータ81の軸の回転負荷を検知することによりバランスウエイト72のスライド移動時の両端の制止状態を検知するリミットセンサ95よりリミット検知信号がそれぞれ入力される。一方、制御部90は、モータ駆動部96を介してモータ21の動作を制御するとともに、ステップモータ81を所定角度回転させるためにパルス信号を送出する。モータ21は好ましくはサーボモータがよいが、モータとブレーキ機構との組み合わせでもよい。
【0041】
続いて、上記構成を有する本実施例の振盪装置1における、バランス調整機構9を利用したバランス調整の手順の一例について図8のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0042】
使用者が振盪対象物を振盪台3上に載置し、操作部91で運転スタートのキー操作を行うと(ステップS1)、この操作信号を受けた制御部90は、振盪運転の開始時、即ち本来の目的とする振盪運転としての連続運転に先立って行う試験的な振盪運転として自動バランス調整処理を実行する。
【0043】
自動バランス調整処理において、制御部90はまず、回転位置センサ93による回転位置信号に基づきモータ駆動部96を介してモータ21を制御し、連結部材34をバランス調整位置で停止させる(ステップS2)。これにより、調整駆動部80の係合凸部83と可動重錘部70の係合凹部74とが嵌合する。次いで、リミットセンサ95が作動するまでステップモータ81に所定個数のパルス信号を送ることにより、係合凸部83及び係合凹部74を介して送りネジ軸73を回転させ、バランスウエイト72を最内周端(又は最外周端)まで移動させる(ステップS3)。この最内周端又は最外周端をバランスウエイト72の初期位置とする。
【0044】
その後、試験的に振盪運転を行わせるべく所定時間だけモータ21を駆動し、振盪台3を所定速度で偏心回転させる(ステップS4)。このときの回転速度をあまり高くすると装置の振動が大きくなり過ぎて最悪の場合には転倒等のおそれがあるため、後述するような振動検知を充分に行える範囲でできるだけ低い回転速度とすることが望ましい。上記のようなバランスウエイト72を初期位置に配した状態では、多くの場合、上記試験的な振盪運転の際に固定軸体30の周りの質量分布のアンバランスなどの各種要因によって固定軸体30や装置自体に振動が発生する。
【0045】
この振動量を振動検知センサ94により検知し、制御部90はその振動量に応じた振動検知信号を受け取る(ステップS5)。上述したような固定軸体30周りのアンバランスさが大きいほど振動は大きくなり、そのアンバランスさと振動量との関係には高い再現性がある。この関係を予め実験的に調べておき、さらにそうしたアンバランスを解消するためのバランスウエイト72の位置も調べておく。そして、各振動量に対してバランスウエイト72の最適位置を初期位置からの移動距離として求め、その移動量と振動量との対応関係を表すテーブル又は演算式などを制御部90の内部メモりに格納しておく。なお、こうした作業は本装置の工場出荷前に行っておくものとする。
【0046】
制御部90は試験的な振盪運転において振動量を計測した後、その振動量がまず所定の上限値以上であるか否かを判定する(ステップS6)。即ち、バランスウエイト72の移動による調整には限界があるから、振動量が異常に大きい場合にはバランスウエイト72の移動による調整を試みたとしても振動量が充分に小さくなる可能性がない場合があり得る。そこで、こうした場合を想定した振動量の条件を上限値として予め設定しておき、実測した振動量がそれ以上であると判定されるときにはバランス調整を諦めてステップS14へと進み、表示部92に異常警告報知を行って運転を休止する。
【0047】
実測した振動量が上記上限値未満である場合には、次にその振動量が許容値以下であるか否かを判定する(ステップS7)。もし許容値以下であれば、バランス調整を行うことなくそのまま本来の振盪運転を開始しても振動の問題が発生しないと判断し、自動バランス調整処理を終了する。
【0048】
実測した振動量が許容値を越えているが上限値よりも小さい場合には、バランスウエイト72の移動によるバランス調整が可能であると判断する。そのときには、上述したような振動量とバランスウエイト72の移動量との対応関係を表すデータを利用し、制御部90は与えられた実際の振動量からバランスウエイト72の適正な移動量を導出する(ステップS8)。それと同時に、モータ21を作動させて連結部材34を再びバランス調整位置で停止させる(ステップS9)。その後、導出された上記バランスウエイト72の移動量に対応した数のパルス信号をステップモータ81へと送出し、送りネジ軸73を回転させることによりバランスウエイト72を所定位置までスライド移動させる(ステップS10)。
【0049】
その後、上記ステップS4と同様に再び試験的な振盪運転を実行し、そのときの振動量を振動検知センサ94により計測する(ステップS11、S12)。上述したように、上記バランスウエイト72の移動量は実験的に予め求められたデータから導出されたものであるから、実際に最小の振動量を与えるバランスウエイト72の位置から若干ずれが生じる可能性はあるが、元の振動量よりも振動量が増加するほどの位置ずれが生じることは考えにくい。従って、ステップS9におけるバランスウエイト72の移動の結果、振動量が増加してしまったような場合には何らかの異常が考えられる。具体的には、例えば振盪台3上に載置された振盪対象物の固定が充分ではなく位置がずれてしまったり、途中で振盪対象物が追加又は一部が除去されてしまったりしたような状況が考え得る。
【0050】
そこで、実測した振動量がバランスウエイト72の移動前の振動量よりも減少しているか否かを判定し(ステップS13)、増加しているようであればステップS14へと進み異常警告報知を実行する。他方、ステップS13で振動量が減少していることが確認されればバランス調整が適切に行われたものと看做し、自動バランス調整処理を終了して、使用者の設定に従った連続運転又はタイマ運転を開始する(ステップS15)。
【0051】
以上のように振盪運転の開始時、即ち連続運転やタイマ運転に先立って自動バランス調整処理を行って、振盪台3上に載置された振盪対象物の載置状態や重量などに応じて固定軸体30の周りのアンバランス状態を改善し、固定軸体30に掛かる異常な負荷や装置自体の大きな振動を未然に防止することができる。
【0052】
図8に基づいて説明したバランス調整処理の手順は単に一例であって、様々な変形が考え得る。例えば、上述したように、ステップS10でバランスウエイト72を移動させることにより振動量を減少させることが可能であり、通常、そのときのバランスウエイト72の位置が振動量最小を与える最適位置に近いことは確かであるが、最適位置になっているとは限らない。そこで、上記ステップS2〜S10で説明したような手順でバランスウエイト72を大きく(当然小さい場合もある)移動させることにより粗調整を行った後に、バランスウエイト72を微小ステップずつ移動させつつ最適位置を見い出すような微調整を実行してもよい。
【0053】
このときの調整手順の一例を図9を用いて説明する。図9(a)はバランスウエイト72の位置Lと振動量との関係の一例を示す図である。このような場合に、例えば上述したような手順によるバランスウエイト72の大きな移動によって、最内周の位置L2から位置L1まで移動したものとする。位置L1は最小の振動量を与える位置L0に近く、その位置L1における振動量も充分に小さいが、さらに振動量を小さくしたい場合に微小調整を行う。
【0054】
微小調整では、試験的な振盪運転を行った状態での振動の計測と、バランス調整位置でのステップモータ81の駆動によるバランスウエイト72の微小ステップ移動とを少なくとも1回以上繰り返す。即ち、図9(b)に示すように、まず位置L1において内周側又は外周側に微小量Δmだけバランスウエイト72を移動させる。いま、仮に内周側へ微小量Δmだけバランスウエイト72を移動させるものとすると、移動後に振動量を計測すると、そのときの振動量は微小移動前よりも減少する。この場合は、内周側の移動が適切であると判断し、さらに内周側へ微小量Δmだけバランスウエイト72を移動させ、再び移動後の振動量を計測する。そして、振動量が移動前よりも増加するまでこれを繰り返す。
【0055】
振動量が移動前よりも増加した場合には、最適位置L0を通りすぎたものと判断できるから、次には微小量Δmだけ外周側へバランスウエイト72を移動させて、そこを最適位置L0の近似点L0’(一致している場合もあり得る)と看做し、そこでバランス調整処理を終了する。図9(b)の例では、微小量Δmの移動を3回行った時点で振動量は移動前よりも増加するから、その時点で1回前へと戻る。
【0056】
位置L1において外周側へ微小量Δmだけバランスウエイト72を移動させてしまった場合には、移動前よりも振動量が増加するから、移動方向が逆であることが判るから、次には移動方向を反転して上記と同様の手順で最適位置L0の近似点L0’を見つければよい。
【0057】
また、それ以外にも、例えば、バランスウエイト72を移動した後にその移動先の振動量に基づいて最適位置までの移動量を再計算し、その再計算結果に応じて次の移動を行うようにしてもよい。また、バランスウエイト72の初期位置も最内周や最外周でなくとも例えば可動範囲の中央とするようにしてもよい。但し、バランスウエイト72の移動と振動量の計測とを繰り返し行うとそれだけバランス調整処理に要する時間が長くなるから、好ましくはその繰り返しをできるだけ少なくしつつ振動量が許容範囲に収まるような手順とするとよい。
【0058】
また、振動量は偏心回転の回転速度によって相違するから、この回転速度を複数段階又は無段階に切換え可能とした場合には、振動量の許容値や上限値も回転速度に応じて適宜変更し、回転速度が上がったときに振動が異常に大きくなることを回避するようにするとよい。
【0059】
なお、上記実施例は本発明の単に一例であるから、上記で記載した以外の点についても、本発明の趣旨の範囲で適宜変更、修正又は追加することができることは明らかである。
【0060】
例えば上記実施例では、基台10上にステップモータ81を固定的に設置し、このステップモータ81の回転駆動力を係合凸部83、係合凹部74を介して可動重錘部70へ伝達し、それによってバランスウエイト72を移動させるようにしている。この構成によれば、固定部と可動部との間では機械的な力の伝達のみを行えばよいので、その間に電気的な信号を送る必要はない。しかしながら、ステップモータ等の駆動源自体を可動側に設け、適宜の接点部品を利用して電力信号や制御信号を固定部から可動部へと送るようにしてもよい。また、一般にモータは或る程度の重量を有しているから、可動側にモータを設ける場合にはモータ自体を重錘又はその一部として利用することもできる。
【0061】
また、上記実施例では自動的にバランスウエイト72を最適位置に移動させる自動バランス調整処理を実行していたが、例えば調整駆動部80として、外部から係合凹部74に係合して送りネジ軸73を回転させることができるようなハンドルを備え、使用者が手動にてハンドルを回転させてバランスウエイト72の位置を適宜に調整できるようにしてもよい。このように手動によるバランスウエイト72の位置調整を行う場合であっても、本発明によれば、バランス調整を行う際に振盪台3などを取り外す必要がなく、使用者の手間を大幅に軽減しつつ容易に振盪運転時の振動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による振盪装置の外観斜視図。
【図2】本実施例の振盪装置において外装ケース、振盪台、及びバランス調整機構などを取り外した状態での斜視図。
【図3】本実施例の振盪装置において自転規制機構及びバランス調整機構を中心に描出した斜視図。
【図4】本実施例の振盪装置の要部の縦断面図。
【図5】本実施例の振盪装置におけるバランス調整機構の上面図(a)及び側面図(b)。
【図6】本実施例の振盪装置におけるバランス調整機構の斜視図。
【図7】本実施例の振盪装置の要部の電気系構成図。
【図8】本実施例の振盪装置においてバランス調整機構を利用したバランス調整の手順の一例を示すフローチャート。
【図9】バランス調整機構を利用したバランス調整の手順の他の例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…振盪装置
2…外装ケース
3…振盪台
5…脚部
6…偏心回転機構
7…駆動機構
8…自転規制機構
9…バランス調整機構
10…基台
11…固定台
12…支持台
13…防振部材
20…モータ取付台
21…モータ
22…小プーリ
23…タイミングベルト
30…固定軸体
31、36…ボールベアリング
32…主ハウジング
33…大プーリ
34…連結部材
35…偏心ハウジング
35a…下端フランジ
37…偏心軸体
38…ハブ
39…長ネジ
40…ピン
42…連結板
42a…固定片
43…第1摺動軸
44…第2摺動軸
45…第3摺動軸
46…第1軸受
47…第2軸受
48、52…固定部材
49…第3軸受
50、53…連結部材
51…第4軸受
60…円盤体部
61…開口
61a…切欠
62…主ハウジング側固定孔
63…位置決め用孔
64…偏心ハウジング側固定孔
70…可動重錘部
71…ハウジング
72…バランスウエイト
73…送りネジ軸
74…係合凹部
74a…溝
80…調整駆動部
81…ステップモータ
82…取付金具
83…係合凸部
83a…凸条
90…制御部
93…回転位置センサ
94…振動検知センサ
95…リミットセンサ
96…モータ駆動部

Claims (7)

  1. 駆動源により回転駆動される主軸に対して偏心配置された偏心軸を介して振盪台を旋回運動させる振盪装置において、
    前記主軸と一体に回転し、該主軸に対し前記偏心軸の偏心方向と反対側にあって、該主軸の周りの回転の径方向にスライド移動自在であるバランスウエイトを含むバランス調整手段を備えたことを特徴とする振盪装置。
  2. 前記バランス調整手段は、所定重量を有するバランスウエイトと、該バランスウエイトをスライド移動させるための送りネジ軸と、駆動力を受けて前記送りネジ軸を回転させるための駆動力受容部と、から成る可動重錘部を含むことを特徴とする請求項1に記載の振盪装置。
  3. 前記バランス調整手段は、駆動源と該駆動源により回転駆動される駆動力付与部とを有して位置が固定された調整駆動部を含み、前記可動重錘部が前記調整駆動部と結合可能な位置に在る状態において、該調整駆動部は前記駆動力受容部を介して送りネジ軸を回動させることによりバランスウエイトの位置を調整することを特徴とする請求項2に記載の振盪装置。
  4. 当該装置の一部に又は当該装置から離間して設けられた、当該装置の振動又はそれ以外の主軸周りの質量分布の不均一性に関連した指標を検知する検知手段と、該検知手段による検知結果に基づいて前記バランスウエイトの位置を調整するように前記バランス調整手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の振盪装置。
  5. 前記制御手段は、振盪運転の開始時に前記検知手段による検知量に基づいて前記バランスウエイトの位置を調整することを特徴とする請求項4に記載の振盪装置。
  6. 前記制御手段は、前記検知手段による検知量とそれに対応した前記バランスウエイトの位置調整量とを関連付ける情報を予め保持しており、この情報に基づいて前記バランスウエイトの位置を調整することを特徴とする請求項4又は5に記載の振盪装置。
  7. 前記駆動力付与部と前記駆動力受容部とは、一方が直線状の溝部を有し、他方が該溝部に係合する凸条部を有して成り、該溝部及び凸条部が略水平に延在する状態で両者の係合及びその解除が実行されることを特徴とする請求項3に記載の振盪装置。
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