JP2004255004A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2004255004A
JP2004255004A JP2003050680A JP2003050680A JP2004255004A JP 2004255004 A JP2004255004 A JP 2004255004A JP 2003050680 A JP2003050680 A JP 2003050680A JP 2003050680 A JP2003050680 A JP 2003050680A JP 2004255004 A JP2004255004 A JP 2004255004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
opening
dish
plate
cover body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003050680A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Masakazu Sakakura
雅和 坂倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP2003050680A priority Critical patent/JP2004255004A/ja
Publication of JP2004255004A publication Critical patent/JP2004255004A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【目的】球抜き装置の取り外し及び組み付けを容易に行うことができる遊技機を提供する。
【構成】皿部材27は、皿部材本体519と、皿部材カバー体490と、から構成され、球抜き装置500は、開閉部材505と、弾性部材507と、操作レバー28と、収容部材508と、から構成され、操作レバー28の操作部28aを収容部材508の開口穴501から突出させ、皿部材カバー体490の前面側下部には、収容部材508を取り付けるための取付凹部492が形成され、収容部材508の前面と皿部材カバー体490の前面とが連続面として形成されるように、収容部材508を取付凹部492に取り付けたことにより、球抜き装置500の取り外し及び組み付けの度に皿部材カバー体490を取り外し及び組み付けをする必要がなく、製造及び保守コストの低減を図ることができると共に、外観上も美観を損なうことがない。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技球を貯留する皿部材と、該皿部材に装着され且つ皿部材に貯留されていた遊技球を下方に球抜きする球抜き装置と、を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
弾球遊技機において、球発射装置へ遊技球を供給するための打球供給皿(上皿)から溢れた遊技球は、打球供給皿の下方に備えられた下皿(皿部材)に貯留されるが、この下皿に貯留された遊技球は、下皿に取り付けられた球抜き装置から球箱等に移し替えるようになっていた。この下皿に取り付けられる球抜き装置は、従来、下皿を構成する皿体に取り付けられると共に、下皿の表面側を構成するカバー体によって覆われる構成となっていた(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特許3340713号公報(第6〜8頁、図17)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した特許文献1に係る遊技機の場合、下皿をカバー体で覆うため、外観上、美観を保つことができるものの、球抜き装置もカバー体で覆われる構成であるため、球抜き装置に操作レバーを組み付けた状態では、カバー体の開口穴にレバーを挿入し難く、また、球抜き装置のメンテナンス時に球抜き装置の取り外し及び組み付けのために、カバー体もその都度、取り外し及び組み付けを行わなければならず、製造コストや保守コストが上昇するという問題があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、球抜き装置の取り外し及び組み付けを容易に行うことができる遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明においては、遊技球を貯留する皿部材と、該皿部材に装着され且つ皿部材に貯留されていた遊技球を下方に球抜きする球抜き装置と、を備えた遊技機において、前記皿部材は、該皿部材の基体をなす皿部材本体と、該皿部材本体を被覆して装飾する皿部材カバー体と、から構成され、前記球抜き装置は、遊技球を下方に球抜きする際に移動させる開閉部材と、球抜きがされない方向に前記開閉部材を付勢する弾性部材と、前記開閉部材に備えられ且つ該開閉部材を移動させる際に操作する操作レバーと、前記開閉部材,前記弾性部材及び前記操作レバーを収容する収容部材と、から構成され、前記操作レバーの操作部を前記収容部材の前面側に穿設した開口穴から突出させ、前記皿部材カバー体の前面側下部には、前記収容部材を取り付けるための取付凹部が形成され、前記収容部材の前面と前記皿部材カバー体の前面とが連続面として形成されるように、前記収容部材を前記取付凹部に取り付けたことを特徴とする。このように構成することにより、操作レバーや開閉部材等から構成される球抜き装置と皿部材カバー体とが一体的に構成されるため、球抜き装置の取り外し及び組み付けの度に皿部材カバー体を取り外し及び組み付けをする必要がなく、製造及び保守コストの低減を図ることができると共に、外観上も美観を損なうことがない。
【0006】
また、請求項2の発明においては、遊技球を貯留する皿部材と、該皿部材に装着され且つ皿部材に貯留されていた遊技球を下方に球抜きする球抜き装置と、を備えた遊技機において、前記皿部材は、該皿部材の基体をなす皿部材本体と、該皿部材本体を被覆して装飾する皿部材カバー体と、から構成され、前記球抜き装置は、遊技球を下方に球抜きする際に移動させる開閉部材と、球抜きがされない方向に前記開閉部材を付勢する弾性部材と、前記開閉部材に備えられ且つ該開閉部材を移動させる際に操作する操作レバーと、前記開閉部材,前記弾性部材及び前記操作レバーを収容する収容部材と、から構成され、前記皿部材カバー体の前面側下部には、前記収容部材を取り付けるための取付凹部が形成され、前記操作レバーの操作部が前記収容部材の前面側上端と前記取付凹部との間から突出すると共に、前記収容部材の前面と前記皿部材カバー体の前面とが連続面として形成されるように、前記収容部材を前記取付凹部に取り付けたことを特徴とする。このように構成することにより、操作レバーや開閉部材等から構成される球抜き装置と皿部材カバー体とが一体的に構成されるため、球抜き装置の取り外し及び組み付けの度に皿部材カバー体を取り外し及び組み付けをする必要がなく、製造及び保守コストの低減を図ることができると共に、外観上も美観を損なうことがない。
【0007】
また、請求項3の発明においては、前記収容部材の前面と前記皿部材カバー体の前面とが連続的な意匠となるように構成したことを特徴とする。このように構成することにより、収容部材と皿部材カバー体とを統一感のあるデザインとすることができるため、遊技機の美観を向上させることができる。
【0008】
また、請求項4の発明においては、遊技球を貯留する皿部材と、該皿部材に装着され且つ皿部材に貯留されていた遊技球を下方に球抜きする球抜き装置と、を備えた遊技機において、前記皿部材は、該皿部材の基体をなす皿部材本体と、該皿部材本体を被覆して装飾する皿部材カバー体と、から構成され、前記球抜き装置は、遊技球を下方に球抜きする際に移動させる開閉部材と、球抜きがされない方向に前記開閉部材を付勢する弾性部材と、前記開閉部材に備えられ且つ該開閉部材を移動させる際に操作する操作レバーと、前記開閉部材,前記弾性部材及び前記操作レバーを収容する収容部材と、から構成され、前記操作レバーの操作部を前記収容部材の前面側に穿設した開口穴から突出させ、前記皿部材本体の前面側下部には、前記収容部材を取り付けるための取付凹部が形成され、前記収容部材の前面と前記皿部材カバー体の前面とが連続面として形成されるように、前記収容部材を前記取付凹部に取り付けたことを特徴とする。このように構成することにより、操作レバーや開閉部材等から構成される球抜き装置と皿部材本体とが一体的に構成されるため、球抜き装置の取り外し及び組み付けの度に皿部材本体や皿部材カバー体を取り外し及び組み付けをする必要がなく、製造及び保守コストの低減を図ることができると共に、外観上も美観を損なうことがない。
【0009】
また、請求項5の発明においては、遊技球を貯留する皿部材と、該皿部材に装着され且つ皿部材に貯留されていた遊技球を下方に球抜きする球抜き装置と、を備えた遊技機において、前記皿部材は、該皿部材の基体をなす皿部材本体と、該皿部材本体を被覆して装飾する皿部材カバー体と、から構成され、前記球抜き装置は、遊技球を下方に球抜きする際に移動させる開閉部材と、球抜きがされない方向に前記開閉部材を付勢する弾性部材と、前記開閉部材に備えられ且つ該開閉部材を移動させる際に操作する操作レバーと、前記開閉部材,前記弾性部材及び前記操作レバーを収容する収容部材と、から構成され、前記皿部材本体の前面側下部には、前記収容部材を取り付けるための取付凹部が形成され、前記操作レバーの操作部が前記収容部材の前面側上端と前記取付凹部との間から突出すると共に、前記収容部材の前面と前記皿部材カバー体の前面とが連続面として形成されるように、前記収容部材を前記取付凹部に取り付けたことを特徴とする。このように構成することにより、操作レバーや開閉部材等から構成される球抜き装置と皿部材本体とが一体的に構成されるため、球抜き装置の取り外し及び組み付けの度に皿部材本体や皿部材カバー体を取り外し及び組み付けをする必要がなく、製造及び保守コストの低減を図ることができると共に、外観上も美観を損なうことがない。
【0010】
更に、請求項6の発明においては、前記操作レバーと前記開閉部材とを一体的に形成したことを特徴とする。このように構成することにより、部品点数を削減することができるため、製造コストの低減を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明においては、弾球遊技機1の遊技者側を表,表面,前面,前方で表わし、弾球遊技機1を挟んで遊技者と反対側を裏,裏面,後面,後方,奥,背面で示す。まず、図1乃至図4を参照して実施形態に係る弾球遊技機1の全体の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る弾球遊技機1の正面図であり、図2は、遊技盤40の正面図であり、図3は、弾球遊技機1の背面図であり、図4は、主基板120と各種制御基板及び電気部品との関係を示すブロック図である。
【0012】
弾球遊技機1は、図1及び図2に示すように、縦長な方形状に枠組み形成される外枠2と、該外枠2の一側に開閉自在に軸支され且つ弾球遊技機1の主要構成部のほぼすべてが集約して設けられる枠基体3と、該枠基体3の前面上部に開閉自在に設けられる透明板保持枠4と、枠基体3の前面下部に開閉自在に設けられる上皿開閉枠11と、から構成されている。また、枠基体3に設けられる主要構成部としては、上記した透明板保持枠4、遊技盤40、皿部材27、灰皿ユニット29、操作ハンドル30、機構板140、打球発射装置130がある。また、図示の実施形態では、弾球遊技機1の側方に遊技者に遊技球を貸し出す(球貸しする)ためのカードユニット装置31が付設されている。
【0013】
透明板保持枠4には、後述する遊技盤40の遊技領域41をほぼ透視し得る遊技開口としての円形透視窓5が開設され、該円形透視窓5の裏面から複層ガラス板が装着されるようになっている。この円形透視窓5及び複層ガラス板は、いずれも縦長な円形状に形成されるものである。透明板保持枠4の周縁には、後方に向かって補強周枠リブ(図示しない)が立設され、透明板保持枠4の強度の向上を図っている。また、透明板保持枠4の前面側には、円形透視窓5の外周に沿って、上部に装飾部材としての上部装飾ユニット22が、左側方に被覆部材としての左装飾ユニット23が、右側方に被覆部材としての右装飾ユニット24が、下部に前面構成部材としての下部装飾ユニット25がそれぞれ設けられている。上部装飾ユニット22の内部に、発光部材としての遊技効果LED13,14a,14c及び遊技効果ランプ14b,14dが臨むように透明板保持枠4の前面側に備えられ、左装飾ユニット23及び右装飾ユニット24の内部に、それぞれ発光部材としての遊技効果ランプ16a,16b及び遊技効果ランプ17a,17bが臨むように透明板保持枠4の前面側に備えられている。この遊技効果LED13,14a,14c、遊技効果ランプ14b,14d,16a,16b,17a,17bは、遊技状態に応じて点灯又は点滅されるものであり、特別の遊技状態の発生時や継続時を遊技者に報知すると共に遊技の雰囲気を盛り上げるものである。
【0014】
また、上部装飾ユニット22の左右に、遊技の進行に応じた効果音(音声なども含む)を発生するスピーカ12a,12bが透明板保持枠4に設けられている。なお、スピーカ12a,12bは、遊技球の貸出異常が生じたとき、あるいは遊技球の貸出時(例えば、100円相当の遊技球が払い出される毎)に、その旨を報知する報知音も発生するようにしてもよい。また、左装飾ユニット23の上部右側方に、入賞球の発生に基づいて所定個数の賞球が払い出されたことを報知する遊技関連情報発光部材としての賞球LED10(なお、賞球未払出分がある場合に報知するものでもよい。具体的には、賞球未払出があるときは点灯し、賞球未払出がないときは消灯するなど)が透明板保持枠4に設けられ、右装飾ユニット24の上部左側方に、払い出すべく賞球が不足したこと(後述する球切れスイッチ157により球切れを検出したとき)を報知する遊技関連情報発光部材としての球切れLED9が透明板保持枠4に設けられている。この賞球LED10及び球切れLED9は、弾球遊技機1において行なわれる遊技演出とは別に遊技に関する情報に関連して発光する遊技関連情報発光部材であり、遊技効果LEDや遊技効果ランプとは別に設けられるものである。また、左装飾ユニット23及び右装飾ユニット24のそれぞれ左側及び右側には、装飾するための前面装飾部6が設けられている。更に、下部装飾ユニット25の両側方には、遊技盤40に貼付される証紙を視認するための透視窓18が設けられている。
【0015】
上記した遊技効果LED13,14a,14c、遊技効果ランプ14b,14d,16a,16b,17a,17b、球切れLED9、賞球LED10は、それぞれプリント配線基板で構成されるLED基板190、LEDランプ基板191,192、ランプ基板193〜196、球切れLED基板197、賞球LED基板198に実装されて枠基体3の前面側に取り付けられている。なお、遊技効果LED13,14a,14c、遊技効果ランプ16a,16b,17a,17b、球切れLED9、賞球LED10は、各プリント基板にそれぞれ複数個ずつ実装され、遊技効果ランプ14b,14dは、各プリント基板にそれぞれ1個ずつ実装されている。そして、図4に示すように、各基板190〜198及びスピーカ12a,12bは、保持枠中継基板100に接続され、この保持枠中継基板100は、枠基体3の裏面下部に取り付けられる中継基板取付台201に止着される枠基体中継基板99に接続された後、後述する電飾制御基板92に接続されている。電飾制御基板92は、後述する主基板120(遊技制御基板)から表示制御基板90を経由して送信される情報信号の種類に応じて上記した遊技効果LED13,14a,14c、遊技効果ランプ14b,14d,16a,16b,17a,17b、球切れLED9、賞球LED10の表示制御及びスピーカ12a,12bの駆動制御をするものである。なお、保持枠中継基板100は、透明板保持枠4の裏面上部に取り付けられている。
【0016】
また、枠基体3には、透明板保持枠4と枠基体3とが開放したことを検出するための保持枠開放スイッチ111(図4に符号のみ記載:図中、第1ドア開放スイッチと記載)及び枠基体3と外枠2とが開放したことを検出するための枠基体開放スイッチ112(図4に符号のみ記載:図中、第1ドア開放スイッチと記載)が設けられており、枠基体中継基板99を介して枠用外部端子基板102に接続されている。このように、保持枠開放スイッチ111及び枠基体開放スイッチ112が備えられているため、外枠2,枠基体3及び透明板保持枠4の開放状態を外部装置等によって確認することができる。なお、この保持枠開放スイッチ111及び枠基体開放スイッチ112の配線は、枠基体中継基板99に接続された後、電飾制御基板92に接続され、表示制御基板90を経由して主基板120に接続するようにし、そして、主基板120からの情報信号に基づいて電飾制御基板92によって一部又は全部のLEDあるいはランプ9,10,13,14a〜14d,16a,16b,17a,17bを点灯制御することにより枠基体3あるいは透明板保持枠4が開放されたことを報知するようにしてもよい。
【0017】
次に、透明板保持枠4の透視窓5の下方に位置する上皿開閉枠11に形成された上皿19の構成について説明すると、上皿19は、複数の合成樹脂製部材を組合せた皿部材を固着することにより構成されている。上皿19の開放側の上方には、操作レバー21が設けられている。この操作レバー21は、操作する部分である操作部21aが形成されると共に、左右方向に移動可能に設けられ、後述するスプリング(図示しない)の付勢力に抗して一方向に移動させることにより、上皿19に貯留されていた球を裏面側に形成される球抜き路(図示しない)及び球抜き(図示しない)を流下させて皿部材27に誘導するものである。
【0018】
上記した上皿19について、さらに詳細に説明すると、上皿19は、その上流側に形成される賞球払出口20から払い出された賞球を貯留し、且つ発射位置に球を供給するものである。また、上皿19には、弾球遊技機1に隣接して設けられるカードユニット装置31を介して遊技球を借り受ける際に操作する操作部(残高表示部)が設けられている。この操作部は、球貸スイッチ36,返却スイッチ37,度数表示LED105及び球貸表示LED106(いずれも図4に符号のみ記載)が実装される残高表示基板104(図4に符号のみ記載)からなり、該残高表示基板104が上皿19の上面に臨むように設けられている。なお、度数表示LED105は、カード残高を7セグメントLEDで表示するLEDであり、球貸表示LED106は、球貸しが可能か否かを表すLEDである。球貸スイッチ36は、カードユニット装置31によって遊技球を借り受ける際に操作(球貸し操作)するものであり、返却スイッチ37は、遊技終了の際にカードユニット装置31のカード挿入口(図示しない)に差し込まれたカードを返却するためのものである。なお、上皿19に設けられて上記した球貸スイッチ36,返却スイッチ37,度数表示LED105及び球貸表示LED106が実装される残高表示基板104から延びる上皿配線は、枠基体3の軸支側の下部に形成される配線通し開口(図示しない)から枠基体3の裏側に引き出され、機構板140の裏面下部に取り付けられるインターフェイス基板103を経由して後述する払出制御基板98に接続されている。また、上皿19の右側方には、透明板保持枠4を枠基体3に対して施錠し且つ枠基体3を外枠2に対して施錠する施錠装置128を操作するためのシリンダー錠26が臨んでいる。
【0019】
また、枠基体3の下部に取り付けられる皿部材27は、前記上皿19から溢れた賞球であって機構板140の裏面下部に形成される余剰球通路(図示しない)及び接続樋202を介して排出される余剰球を貯留する余剰球貯留皿(余剰球受皿)であり、この皿部材27の下部には、後述する球抜き装置500を取り付けるための取付凹部492が形成されている。球抜き装置500には、後述するように、スライド可能に操作レバー28が取り付けられており、この操作レバー28を操作することにより、皿部材27に貯留されていた球(賞球)を下方に球抜きして持ち運び可能な球箱に移し替えることができる。なお、本実施例では、賞球を貯留し且つ発射位置に球を供給する上皿19と、上皿19から溢れた余剰球を貯留する余剰球貯留皿としての皿部材27の二つを分離して設けているが、遊技領域を上下方向に拡大し上皿19が下方位置に設けられる場合には、皿部材27を設けることなく、遊技球貯留皿である上皿(皿部材)に球抜き装置500を設けるようにしてもよい。また、皿部材27の左側には、灰皿ユニット29が設けられ、右側には、操作ハンドル30が設けられている。操作ハンドル30は、図3に示す打球発射装置130のステッピングモータ601(図4に符号のみ記載:図中、発射モータと記載)の駆動を停止させるための単発発射スイッチ109(ストップスイッチ:図4に符号のみ記載)及びタッチリング110(タッチセンサ:図4に符号のみ記載)に接続されるタッチ配線(図示しない)が組み付けられていると共に、弾発力を調節するものである。なお、タッチ配線は、単発発射スイッチ109からの配線と共に束ねられる。
【0020】
弾球遊技機1の正面構造は、概ね上記した通りであるが、図示の実施形態では、図3に示すように、弾球遊技機1にカードユニット装置31が隣接されている。このカードユニット装置31は、前記上皿19の上面に設けられる前述した球貸スイッチ36や返却スイッチ37等の操作部を操作することにより作動されるものである。しかして、カードユニット装置31の表面側には、使用可能状態であるか否かを表示する使用可能表示器(図示しない)と、当該カードユニット装置31がいずれの側の弾球遊技機1に対応しているか否かを表示する連結台方向表示器(図示しない)と、記録媒体としての磁気カードを挿入するカード挿入口(図示しない)とが設けられている。そして、このように構成されるカードユニット装置31は、独自の制御回路によって制御されるものであるが、後述するインターフェイス基板103とカードユニット配線35を介して接続され、このカードユニット配線35からインターフェイス基板103を経由して後述する払出制御基板98に接続されている(図3参照)。なお、カードユニット装置31を弾球遊技機1に内蔵しても良いし、カードユニット装置31を付設せず、カードによる球貸し機能を有しない弾球遊技機でもよい。また、本実施形態においては、遊技者に遊技球を貸し出す(球貸しする)ためのユニット装置としてカードユニット装置31を例示したが、例えば、紙幣等を挿入し得るユニット装置であっても良い。
【0021】
一方、弾球遊技機1の背面には、図3に示すように、入賞球の発生に基づいて所定個数の賞球を払い出すための各種の機構を装備した機構板140が設けられると共に、前記操作ハンドル30に対応する裏面には、ステッピングモータ601及び打球槌(図示しない)を有する打球発射装置130が固着され、その打球発射装置130の側方には、機構板140の余剰球通路(図示しない)を流下する賞球を前記皿部材27に誘導する接続樋202が固着されている。更に、接続樋202の側方に中継基板取付台201が取り付けられ、外枠2に対する枠基体3の開放側裏面には、外枠2の掛止片129に対する枠基体3の施錠及び枠基体3に対する透明板保持枠4の施錠を行う施錠装置128が設けられている。
【0022】
上記した構成のうち、打球発射装置130には、発射制御基板107(図4に符号のみ記載)が付設されており、この発射制御基板107によって打球発射装置130が駆動制御されるようになっている。発射制御基板107は、基板ボックス203内に収容されると共に、枠基体中継基板99を介して払出制御基板98と接続されており(図4参照)、所定の状態(例えば、カードユニット未接続、それだけでもよいが、他に皿部材満タン、球切れ時などのとき)となったときに払出制御基板98から停止信号をうけて打球の発射を行えないようになっている。
【0023】
以上で、弾球遊技機1の全体の概略構成を説明したが、以下、弾球遊技機1を構成する要素のうち、遊技盤40と、機構板140の詳細な構成について順次説明する。まず、図2を参照して遊技盤40について説明する。
【0024】
遊技盤40は、枠基体3の裏面側に一体的に形成される遊技盤収納枠部393(図示しない)に収容固定されるべく、ほぼ正方形状の合板により形成され、その表面には、円形うず巻き状に誘導レール42が取り付けられ、該誘導レール42の内側が縦長の円形状に形成された遊技領域41とされて発射された打球が落下するものである。遊技領域41には、図示の場合、特別可変表示装置44、特別可変入賞球装置48、普通可変入賞球装置58、普通可変表示装置63等が設けられると共に、単に打球を入賞とする入賞口、打球の流下方向,速度を変化せしめる風車又は多数の障害釘が設けられ、また、遊技領域41の最下方には、いずれの入賞領域にも入賞しない打球が取り込まれるアウト口69が設けられている。
【0025】
遊技領域41の構成をその遊技動作に従ってより詳細に説明すると、可変表示装置44の下方に普通可変入賞球装置58が設けられると共に、可変表示装置44の両側方には、それぞれ通過球検出器62a,62bを内蔵する通過口61a,61bが設けられている。この通過球検出器62a,62bは、遊技領域41を落下する打球の通過を検出すると、その検出信号に基づいて特別可変入賞球装置48の右側方に設けられる上下一対のLEDからなる普通図柄表示器63を可変表示(点灯移動)して表示結果を導出する(上下いずれか一方のLEDのみを点灯表示する)。しかして、普通図柄表示器63の表示結果が予め定められた当りLEDの点灯(図示の場合は、上方のLED)である場合に、普通可変入賞球装置58が所定時間開放される。なお、普通図柄表示器63の可変時間は、後述する非特別遊技状態のときに相対的に長く(例えば、30秒)、後述する特別遊技状態のときに相対的に短く(例えば、3〜5秒)設定されている。また、特別可変入賞球装置48の左側方には、普通図柄表示器63の可変表示中に通過球検出器62a,62bを通過した打球数を記憶表示する普通図柄始動記憶LED64(最高4個まで記憶表示する)が設けられている。
【0026】
普通可変入賞球装置58は、遊技領域41のほぼ中央に配置される可変表示装置44と遊技領域41の前記アウト口69の上部に配置される特別可変入賞球装置48との間に配置され、ソレノイド59(図4に符号のみを記載)によって開閉駆動される電動チューリップタイプの可変入賞球装置である。そして、普通可変入賞球装置58には、始動球検出器60が内蔵され、開放中又は閉成中に受け入れた入賞球を検出するようになっている。しかして、打球が始動球検出器60によって検出されると可変表示装置44が可変表示を開始する。なお、普通可変入賞球装置58の開放時間は、非特別遊技状態のときに相対的に短く(例えば、0.5秒)、特別遊技状態のときに相対的に長く(例えば、2秒)設定されている。また、普通可変入賞球装置58が開放していない場合でも打球を受け入れるようになっている。
【0027】
可変表示装置44は、図2に示すように、識別情報を可変表示する表示部223を有した液晶タイプの表示器であり、この表示部223は、左・中・右の3つの表示領域に識別情報が表示制御されるものである。
【0028】
上記した表示部223の前方外周には、表示部223の外周部分を装飾するための装飾部材66が設けられている。そして、可変表示装置44の変動停止時における図柄の組合せが予め定めた大当り図柄の組合せ(例えば、同一の図柄が当りラインのいずれかに揃った場合)である特定表示結果となった場合に、特定遊技状態となって特別可変入賞球装置48を次に説明する所定の態様で開閉駆動するものである。ただし、特定表示結果の一部は、特別表示結果として設定され、この特別表示結果で特定遊技状態となったときには、その特定遊技状態終了後における前記普通図柄表示器63における当り(当りLEDの点灯)の出現確率や可変表示装置44における大当り図柄の出現確率が高くなる遊技者に有利な特別遊技状態となるように設定されている。これに対し、特別表示結果以外の特定表示結果は、特別遊技状態よりも遊技者に不利な非特別遊技状態となる非特別表示結果として設定されている。また、可変表示装置44の上方右側には、可変表示装置44の可変動作中に前記始動球検出器60によって検出された球数を記憶表示する特別図柄始動記憶LED46(最高4個まで記憶表示する)と、が設けられている。なお、可変表示装置44は、液晶タイプのものに限らず、CRT,ドットマトリクス,LED,7セグメント,ドラム等により構成されるものであっても良い。また、装飾部材66の構成については後に詳述するものである。
【0029】
特定遊技状態となったときに駆動制御される特別可変入賞球装置48は、ソレノイド65(図4に符号のみを記載)によって開閉駆動される開閉板49を有し、その開閉板49に受け入れられた打球を検出する入賞個数検出器52(図4に符号のみを記載)が設けられている。また、特別可変入賞球装置48内(開閉板49の内側)には、打球の検出(V入賞検出)に伴って特定遊技状態の継続権を成立させる特定球検出器51(図4に符号のみを記載)が設けられており、該特定球検出器51の上方には、一旦V入賞検出があると次に開閉板49を開放するまでは打球が特定球検出器51を通過しないようにするVシャッター(図示しない)が設けられている。このVシャッターは、ソレノイド50(図4に符号のみを記載)によって開閉駆動が行われる。しかして、特定遊技状態となった場合には、一定時間(例えば、28秒)が経過するまで又はその一定時間内に所定個数(例えば、10個)の入賞球が入賞するまで開閉板25を開放(以下、この開放を開放サイクルという)し、その開放サイクル中に受け入れられた打球が特定球検出器51によって検出されたときに継続権が成立して、再度上記した開放サイクルが実行され、各開放サイクルにおいて継続権が成立していることを条件に最高16回の開放サイクルを繰り返すことができるようになっている。
【0030】
なお、本発明の特定遊技状態は、上記に限らず以下に示す▲1▼〜▲5▼の制御のうちいずれか1つの制御又は組合せた制御を実行する状態であればよい。
【0031】
▲1▼ 打球の入賞を容易にする第一の状態と、打球が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一の状態にする制御
▲2▼ 特定の入賞又は通過領域での打球の検出を介在させ、打球の入賞を容易にする第一の状態と、打球が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一の状態にする制御
▲3▼ 打球の入賞に関わらず所定数の景品球を直接排出する制御
▲4▼ 有価価値を有する記憶媒体(カードやレシート等)に対して有価数を加算する制御
▲5▼ 得点があることに基づいて遊技可能な弾球遊技機に対して得点を付与する制御
また、特別可変入賞球装置48の左右両側には、それぞれ入賞球検出器56a,56bを内蔵する通常入賞口54a,54bが設けられ、該通常入賞口54a,54bの外側上方には、それぞれ入賞球検出器55a,55bを内蔵する通常入賞口53a,53bが設けられている。
【0032】
上記したように、打球が入賞するすべての入賞口及び入賞装置には、入賞球を検出する入賞球検出器としての各スイッチ52,55a,55b,56a,56b,60が設けられているが、これは、これらの検出信号に基づいて所定個数の賞球を払い出すために使用されるものである。なお、入賞球を検出するが、賞球を払い出さない各スイッチ51,62a,62bも設けられている。しかして、これらのスイッチ(入賞球検出器)51,52,55a,55b,56a,56b,62a,62bは、図4に示すように、次に説明するスイッチ中継基板95を介して主基板120に接続され、主基板120では、これらの検出器からの検出信号により未払出数として対応した個数を加算すると共に順次払出制御基板98に賞球個数信号を導出する。そして、払出制御基板98は、その賞球個数信号に基づいて所定個数の賞球を払い出すように後述する球払出装置154を駆動制御するようになっている。なお、スイッチ(特定球検出器)51は、継続権の成立を検出する機能を兼用しており、スイッチ(入賞球個数検出器)52は、開閉板49の開放を規制するための計数機能を兼用している。また、スイッチ(始動球検出器)60は、特別可変表示装置44の可変表示をさせるための始動機能を兼用している。
【0033】
また、始動球検出器60は、図4に示すように、スイッチ中継基板95を介することなく直接主基板120と接続されている。(ただし、他の入賞球検出器51,52,55a,55b,56a,56b,62a,62bによって導出される賞球個数信号は、相対的に多い個数、例えば、13個や15個であるのに対し、始動球検出器60に基づく賞球個数信号は、相対的に少ない個数、例えば、5個や7個である)これは、始動球検出器60からの配線を直接主基板120に接続することにより、その途中に不正な回路基板を組み込んだ配線(ぶら下がり基板等と称されている)が接続されているか否かの発見を容易にするためである。また、始動球検出器60と主基板120とを直接接続する配線は、他の配線の色と明らかに異なる色(本実施形態の場合には、ピンクと黄の蛍光色)としたので、この点からも始動球検出器60からの配線に不正が行われているか否かを見分け易い。さらに、その始動球検出器60と主基板120とを接続する配線を遊技機裏面側から見て視認できるようにしているので、より不正を発見し易い。
【0034】
遊技盤40には、上記したようにスイッチやソレノイド、あるいは装飾ランプや装飾LED等が多数設けられるが、これらは、電飾制御基板92やあるいはスイッチ中継基板95を介して主基板120に接続されるようになっている。即ち、図4に示すように、遊技盤40に設けられる各スイッチ51,52,55a,55b,56a,56b,62a,62b及び各ソレノイド50,59,65は、スイッチ中継基板95を介して主基板120に接続され、普通図柄可変表示装置63及びソレノイド71b,73b,74bは、盤用電飾中継基板93を介して電飾制御基板92に接続されている。
【0035】
一方、遊技盤40の裏面には、図3に示すように、遊技盤40の裏面側の中央部分には、裏面カバー体81が取り付けられている。裏面カバー体81の中央には、特別可変表示装置44が臨む開口(図示しない)が形成されており、この裏面カバー体81に対して、特別可変表示装置44の裏面が突出して設けられている。この特別可変表示装置44の裏面部分の右側には、音声制御基板94が音声制御基板ボックス125内に収容して取り付けられている。この音声制御基板94は、前記スピーカ12a,12bを駆動制御するものであり、主基板120からの情報信号に応じて遊技内容に対応した効果音を発生させるものである。また、音声制御基板94には、音量を切り替える音量切替スイッチ127が設けられている。また、音声制御基板94の下方には、後述する表示制御基板90から特別可変表示装置44へ送信される信号を中継するための表示中継基盤91が備えられている。
【0036】
また、特別可変表示装置44の裏面部分の左側には、盤用電飾中継基板93が取り付けられている。この盤用電飾中継基板93は、前述したように遊技盤40に設けられる可変表示装置63、ソレノイド71b,73b,74bと電飾制御基板92との接続を中継するものである。また、盤用電飾中継基板93の下方には、スイッチ中継基板95が取り付けられている。このスイッチ中継基板95は、前述したように、遊技盤40に設けられる各スイッチ51,52,55a,55b,56a,56b,62a,62b及び各ソレノイド50,59,65と主基板120との接続を中継するものである。また、盤用電飾中継基板93の左側方には、裏面カバー体81上に盤用外部端子基板96が取り付けられている。この盤用外部端子基板96は、弾球遊技機1の営業管理上必要な遊技情報(例えば、大当り遊技状態中である旨を報知する大当り1情報、確率変動図柄で大当り遊技状態となり、その大当り状態中及びその大当りによる確率変動中である旨を報知する大当り2情報(大当り中と確率変動中に出力され続ける信号)、確率変動図柄による大当り状態終了後の確率変動中である旨を報知する確率変動情報、始動球検出器をONした打球の数を報知する始動口情報、特別可変表示装置の可変動作回数を報知する図柄確定回数1情報、普通可変表示装置の可変動作回数を報知する図柄確定回数2情報、及び普通可変入賞球装置の開閉回数を報知する役物回数2情報等)を遊技場に設置される管理コンピュータに出力するための外部接続端子(図示しない)を有し、これらの情報が主基板120から与えられるようになっている。更に、どの図柄で大当りしたか、どの図柄で停止したか等の情報を出力するようにしてもよい。
【0037】
また、裏面カバー体81の下方には、遊技盤40に設けられる各入賞口から入賞した入賞球を誘導する入賞球誘導路(図示しない)がその前面に形成される入賞球誘導カバー体82が取り付けられている。入賞球カバー体82には、表示制御基板90及び電飾制御基板92が表示制御基板ボックス124内に収容して取り付けられている。表示制御基板90は、特別可変表示装置44の可変表示動作を主基板120からの情報信号の種類に応じて駆動制御するものであり、電飾制御基板92との情報信号のやり取りを行なうものである。また、電飾制御基板92は、図4に示すように、遊技盤40に設けられる装飾LED、普通可変表示装置63、ソレノイド、及び透明板保持枠4に設けられる遊技効果LEDや遊技効果ランプ等を主基板120からの情報信号に応じて一括して駆動制御するものである。
【0038】
以上、遊技盤40の構成について詳細に説明してきたが、上記のように構成される遊技盤40は、枠基体3の裏面側に形成される遊技盤収納枠部(図示しない)に収納固定されるようになっている。遊技盤収納枠部は、周知のように、ほぼ正方形状に構成される遊技盤40を収容するように枠基体3の裏面に段差状に形成され、収容した遊技盤40の裏面を押圧固定するための遊技盤係止レバー200が遊技盤収納枠部の左側方に2箇所及び右側方に1箇所に取り付けられている。なお、遊技盤係止レバー200の取付位置は、このような位置に限られるものではなく、適宜箇所に設けられるものであればよい。また、遊技盤収納枠部の下方部は、平板状の支持板となって遊技盤40の下辺を載置するようになっており、その支持板のほぼ中央にアウト球を誘導するアウト球連通口(図示しない)が形成されている。また、遊技盤40を遊技盤係止レバー200によって収容固定した状態においては、その裏面から機構板140が被覆されることとなるが、その機構板140は、開閉自在に軸支され、また、機構板140を閉じた状態で保持することができるようになっている。なお、機構板140は、枠基体3に対して固定されて開閉できないものであってもよい。
【0039】
次に、弾球遊技機1の背面に設けられる機構板140の構成について図3を参照して説明する。図3において、機構板140は、遊技球を貯留する貯留タンク147と該貯留タンク147に貯留された賞球を下流側に整列しながら誘導する球整列レール部材148及びカーブレール部材150と、カーブレール部材150からの遊技球を誘導する球通路156と、入賞に基づく賞球を払い出す球払出装置154と、主として遊技盤40に打ち込まれた入賞球を含む打球を処理する処理機構と、が機構板主体141上に設けられる。球整列レール部材148の下流側上部には、外部との信号線が接続される外部接続端子を有する情報端子基板102が設けられる。情報端子基板102に設けられる外部接続端子118からは、外部(例えば、管理コンピュータ)へ貯留タンク147にて遊技球が不足している旨の球切れ情報と貸球情報と賞球情報とが出力される。
【0040】
また、カーブレール部材150の下流側には、垂直状に球通路部材156が設けられる。具体的には、前後2列の球通路から球通路部材156が構成され、該2列の球通路には、それぞれ球切れスイッチ157(図4に符号のみ記載)が通路に臨むように設けられている。この球切れスイッチ157は、図4に示すように、主基板120に接続され、球切れスイッチ157が遊技球を検出しなくなったときには、球払出装置154の作動を停止して遊技球の払出を不能動化させるようになっている。球払出装置154は、ほぼ直方体形状をなすケースの内部に収納されて機構板主体141の前面側に着脱自在に取り付けられるようになっている。
【0041】
また、機構板140の下部後面側には、電圧の異なる複数の電源を生成する電源ユニット基板97を収容する電源基板ボックス122と、遊技盤40に設けられる可変表示装置44や特別可変入賞球装置48等の遊技装置の動作を制御する主基板120を収容する主基板ボックス121と、前記球払出装置154の動作を制御する払出制御基板98を収容する払出制御基板ボックス123が設けられる。電源ユニット基板(電源生成基板)97は、電源コード117が接続されてAC24Vの電圧が供給されると共に、DC30V、DC21V、DC12V、DC5V、AC24Vの5種類の電圧を生成し、各制御基板に所定の電源を供給する。
【0042】
以上、弾球遊技機1の構成、遊技盤40の構成、及び機構板140の構成について説明してきたが、次に、配線接続される回路構成について、図4を参照して説明する。主基板120には、遊技盤40に設けられる各スイッチ51,52,55a,55b,56a,56b,62a,62bからの信号がスイッチ中継基板95を介して入力されると共に始動球検出器60からの信号も入力され、また、満タンスイッチ158及び球切れスイッチ157からの信号が機構板中継基板101及び払出制御基板98を介して入力される。更に、主基板120には、中継基板113及び払出制御基板98を介して払出個数カウントスイッチ116からの信号が入力されるものである。
【0043】
上記した入力信号のうち、遊技盤40に設けられる各スイッチ51,52,60,62a,62bからの入力信号に基づいて主基板120は、遊技盤40に設けられるソレノイド50,59,65を駆動制御すると共に、遊技状態に応じた電飾信号を表示制御基板90を介して電飾制御基板92に出力し、遊技状態に応じた効果音信号を表示制御基板90及び電飾制御基板92を介して音声制御基板94に出力し、更に、大当り表示制御信号あるいはリーチ表示制御信号又は外れ表示制御信号を表示制御基板90に出力し、盤用外部端子基板96に各種の遊技情報を出力する。電飾制御基板92は、主基板120から入力される信号によって、普通可変表示装置63を表示制御し、音声制御基板94は、主基板120から入力される効果音信号の種類に応じて電飾制御基板92及び保持枠中継基板100を介してスピーカ12a,12bを駆動制御する。また、表示制御基板90は、主基板120から入力される表示制御信号の種類に応じて特別可変表示装置44の表示結果を導出するように制御する。
【0044】
また、満タンスイッチ158からの入力信号に基づいて主基板120は、払出制御基板98に満タン信号(払出停止コマンド)を出力し、その満タン信号に基づいて払出制御基板98は、払出モータ115の駆動を停止させる。また、その満タン信号に基づいて、ステッピングモータ601の駆動を停止する。なお、満タンスイッチ158からの入力信号があったときには、電飾制御基板92に満タン信号を出力して所定のランプ又はLEDを表示駆動してその旨を報知するようにしてもよい。また、満タン信号を払出制御基板98に出力するので、例えば、該払出制御基板98上のエラー表示器等でその旨を報知するようにしてもよい。
【0045】
また、遊技盤40に設けられる通過球検出器62a,62bを除く各スイッチ51,52,55a,55b,60,56a,56bからの入力信号に基づいて主基板120は、払出制御基板98に賞球個数信号を出力し、払出制御基板98は、その賞球個数信号の入力に基づいて払出モータ115を駆動して所定個数の賞球を払い出す。また、払出個数カウントスイッチ116からの入力信号に基づいて主基板120は、未払出数があるか否かを判定する。また、払出個数カウントスイッチ116からの入力信号に基づいて主基板120は、枠用外部端子基板102に賞球個数情報(10個で1パルス)を出力し、この信号を枠用外部端子基板102から外部の管理コンピュータの出力する。更に、各スイッチ51,52,55a,55b,60,56a,56bからの入力信号に基づいて主基板120は、電飾制御基板92(及び音声制御基板94)に賞球信号を出力し、賞球LED10(又はスピーカ12a,12b)を表示駆動してその旨を報知する。
【0046】
更に、球切れスイッチ157からの入力信号に基づいて主基板120は、払出モータ115を駆動停止させるために払出制御基板98に球切れ信号(払出停止コマンド)を出力したり、電飾制御基板92に賞球切れ信号を出力して球切れLED9を所定の態様で表示駆動する。なお、満タンスイッチ158又は球切れスイッチ157のいずれかがONすることで賞球停止信号(払出停止コマンド)を主基板120から払出制御基板98に出力して賞球しないようにし、いずれのスイッチ158,157ともOFFであれば賞球可能信号(払出停止解除コマンド)を出力するというものでもよい。また、賞球LED10に換えて未払出がある場合、点灯する未払出報知ランプなどを設けてもよい。
【0047】
主基板120には、遊技動作を制御するためのスイッチ入力、賞球の払出動作を制御するためのスイッチ入力しか入力されず、主基板120と払出制御基板98を除く他の制御基板90,92,94との関係においては、主基板120から制御基板90,92,94に向かって一方向の通信関係となる。このため、制御基板に不法な処理プログラムを組み込んで主基板120で不正な処理を施そうとしても実行することができないという利点があり、また、主基板120の制御の一部を他の制御基板90,92,94,98で担当しているので、主基板120の負担が軽減されると共に、主基板120の検査の容易化を図ることも可能である。
【0048】
また、払出制御基板98には、センサ基板114のモータ位置センサ及び払出個数カウントスイッチ116からの信号が中継基板113を介して入力され、残高表示基板104の球貸スイッチ36及び返却スイッチ37からの信号が入力され、カードユニット装置31から各種の情報が入力されている。更に、前述したように、主基板120から賞球個数信号、満タン信号、球切れ信号が入力されるものである。上記した入力信号のうち、モータ位置センサからの入力信号に基づいて払出制御基板98は、貸球及び賞球の払出動作において払出モータ115の停止位置、即ち球払出装置154のスプロケットの停止位置を正確に制御すると共にスプロケットが回転しているか否かを検出できる。また、払出個数カウントスイッチ116からの入力信号に基づいて払出制御基板98は、貸球及び賞球の正確な払出数を払い出すように払出モータ115を駆動制御すると共に、枠用外部端子基板102に貸球数情報(100円分の球25個で1パルス)を出力する。なお、賞球数情報を主基板120から出力するようにしてもよい。
【0049】
また、払出制御基板98は、球貸スイッチ36からの入力信号に基づいてカードユニット装置31から貸球要求信号が出力されると払出モータ115を駆動し、また、返却スイッチ37からの入力信号は、インターフェイス基板103を経由してカードユニット装置31に伝達される。また、カードユニット装置31からの各種の情報信号もインターフェイス基板103を経由して残高表示基板104の度数表示LED105及び球貸表示LED106に伝達される。更に、主基板120からの球切れ信号、賞球個数信号、満タン信号等に基づいて払出制御基板98は、前述したように中継基板113を介して賞球の払出動作を実行せしめたり、発射制御基板107にステッピングモータ601の停止信号を出力したりする。なお、枠用外部端子基板102に接続される球切れスイッチ107からの入力信号は、球切れ情報として外部の管理コンピュータ等に出力される。
【0050】
また、上記した払出制御基板98には、接続線(図示しない)を介して補強ヒンジ部材176(図3参照)が接続されており、この補強ヒンジ部材176あるいは補強ヒンジ部材176と係合する枠基体3の下側のヒンジ金具(図示しない)に接続されるアース板(図示しない)から遊技球の静電気を受け、これをカードユニット装置31から放電するようになっている。
【0051】
次に、本実施形態の要部を構成する皿部材27及び球抜き装置500について図5及び図6を参照して説明する。図5は、皿部材27の分解斜視図であり、図6は、皿部材カバー体490及び球抜き装置500の斜視図である。
【0052】
皿部材27は、図5に示すように、主として皿部材第2セット板540と、該皿部材第2セット板540の前面側を被覆する皿部材第1セット板534と、該皿部材第1セット板534の前面側に取り付けられる皿部材本体519と、該皿部材本体519の前面及び左右を覆う皿部材第2カバー部材528と、該皿部材第2カバー部材528の前面側を被覆する皿部材第1カバー部材513と、皿部材27の前面部分を構成する皿部材カバー体490と、皿部材カバー体490を介して皿部材本体519の底面に取り付けられる球抜き装置500と、から構成されている。なお、皿部材第1カバー部材513と皿部材第2カバー部材528との間には、皿部材中央レンズ525,皿部材左レンズ526及び皿部材右レンズ527が挟持されている。
【0053】
皿部材第2セット板540は、有色の樹脂材料によって形成されるものであり、そのほぼ中央に賞球出口541が形成され、その賞球出口541の後方に賞球誘導筒部547が後方に突出されている。この賞球誘導筒部547は、枠基体3に形成される皿部材対応板部(図示しない)のほぼ中央に開設される余剰球排出口(図示しない)を貫通して前記接続樋202に接続されるものであり、賞球誘導筒部547の両側には、接続樋202の位置決めピン(図示しない)を差し込んで位置決めを行う位置決め穴(図示しない)が形成されている。また、賞球出口541の両側方上部には、差し込み溝548が形成されており、この差し込み溝548に皿部材第1カバー部材513の両側方に形成された挿入片558が挿入されて皿部材第2セット板540を皿部材第1カバー部材513に対して位置決めするようになっている。また、賞球出口541の下方に位置決め突起549が突設されると共に一側下方に位置決め突起545が突設されており、位置決め突起549,545が皿部材第1セット板534の位置決め穴550及び位置決め穴539にそれぞれ差し込まれて皿部材第1カバー部材513が皿部材第2カバー部材528に対して位置決めするようになっている。
【0054】
また、皿部材第2セット板540の前面には、複数の取付ボスが突設されている。このうち取付ボス542は、皿部材本体519の取付片521と対応させ、皿部材第1セット板534の取付穴536を介して取付ネジ523で裏面から止着することにより、皿部材第1セット板534及び皿部材第2セット板540と皿部材本体519とを組み付けるものである。また、取付ボス543は、皿部材カバー体490の取付ボス496及び皿部材第2カバー部材528の取付ボス530と対応させ、皿部材第1セット板534の取付穴537を介して取付ネジ531で裏面から止着することにより、皿部材第1セット板534及び皿部材第2セット板540と皿部材カバー体490及び皿部材第2カバー部材528とを組み付けるものである。また、取付ボス544は、皿部材カバー体490の取付ボス(図示しない)と対応させ、皿部材第1セット板534の取付穴538を介して取付ネジ546で裏面から止着することにより、皿部材第1セット板534及び皿部材第2セット板540と皿部材カバー体490とを組み付けるものである。
【0055】
また、賞球出口541の下方には、取付穴551が穿設されているが、この取付穴551は、皿部材本体519の取付穴(図示しない)と対応させ、皿部材第1セット板534の取付穴552を介して取付ネジ524で裏面から止着することにより、皿部材第1セット板534及び皿部材第2セット板540と皿部材本体519とを組み付けるものである。
【0056】
また、皿部材第1セット板534は、透明の合成樹脂により形成されるものである。皿部材第1セット板534には、皿部材第2セット板540と同様にそのほぼ中央に賞球出口535が形成され、その賞球出口535の後方には、皿部材第2セット板540の賞球誘導筒部547の表面を覆うように賞球誘導筒被覆部554が後方に突出されている。また、皿部材第1セット板534には、前述のように、皿部材第2セット板540の取付ボス542,543,544、位置決め突起545、差し込み溝548、位置決め突起549に対応する位置に、取付穴536,537,538、位置決め穴539、差し込み溝553、位置決め穴550が形成されている。
【0057】
上記した皿部材第1セット板534の前方に取り付けられる皿部材本体519は、賞球出口541から流出する賞球を貯留する貯留部を有するように後方が開放された凹状に形成されている。また、皿部材本体519の貯留部底面には、円形状の球抜き穴(図示しない)が開設され、その球抜き穴は、皿部材カバー体490を介して皿部材本体519の底面に取り付けられる球抜き装置500の開閉部材505によって開閉自在に閉塞されている。したがって、皿部材本体519の底面の裏側には、開閉部材505のスライド動作を案内する(開閉部材505が水平移動し易いようにその上面と摺動する)ための開閉部材案内リブ(図示しない)と、開閉部材505を収納する収容部材508を取り付けるための取付ボス522とが突設形成されている。なお、球抜き装置500に係る構造については、後に詳述する。また、皿部材本体519の上端前面には、当接鍔部520が前方に向かって突設され、皿部材本体519を組み付けたときに皿部材第1カバー部材513の後述する当接載置部515下方に嵌入されるようになっている。
【0058】
次に、皿部材カバー体490は、前方中央部分が膨出状に突出すると共に、両サイドが前記皿部材対応板部と対応するように平板状に透明の合成樹脂材料によって形成されている。前方中央部分は、下方に向けて湾曲して形成されており、その端部は、皿部材第1カバー部材513の下部当接部514が当接する当接載置部491として形成されている。また、膨出状に突出した部分の先端であって、皿部材カバー体490の前面側下部には、球抜き装置500を取り付けるための取付凹部492が形成されている。また、皿部材カバー体490の裏面側には、皿部材カバー体490を皿部材第2カバー部材528及び皿部材第1セット板534と共に皿部材第2セット板540に取り付けるための取付ボス496と、皿部材カバー体490に皿部材第1カバー部材513及び皿部材第2カバー部材528を取り付けるための取付ボス494と、皿部材カバー体490を皿部材第1セット板534と共に皿部材第2セット板540に取り付けるための取付ボス(図示しない)が突設されている。また、膨出状に突出した部分の下方には、球抜き装置500が貫通される長方形状の開口555が形成されている。
【0059】
また、皿部材カバー体490の左側方には、灰皿ユニット29が取り付けられる灰皿取付部495が、右側方には、操作ハンドル30が取り付けられるハンドル固定穴493が形成されている。更に、灰皿取付部495の左側方には、目隠しカバー498が取り付けられるようになっている。これは、灰皿取付部495の左側方には、スイッチ等が取り付けられる空間が形成されているが、このスイッチ等を取り付けないときに、その空間を覆い隠すために目隠しカバー498を取り付けるものである。この目隠しカバー498は、係止片499を皿部材カバー体490の係止穴(図示しない)に係止することにより取り付けるものである。なお、この皿部材カバー体490には、後述するように、皿部材本体519の他に皿部材第1カバー体513、皿部材中央レンズ525、及び皿部材第2カバー部材528が取り付けられるようになっている。
【0060】
上記した皿部材第1カバー体513は、透明な合成樹脂材料によって、中央部分が前面に膨出する円弧状に形成されており、その前面側上端部が皿部材本体519の前面側端部と当接する当接載置部515として形成され、また、前面側下端部が皿部材カバー体490の当接載置部491と当接する下部当接部514として形成されている。また、皿部材第1カバー体513の裏面側両側方には、皿部材第2カバー部材528を取り付けるための取付ボス(図示しない)が突設され、また、下部両側方には、皿部材第1カバー体513を皿部材第2カバー部材528と共に皿部材カバー体490に取り付けるための取付片516が下方に向けて突設されている。
【0061】
また、皿部材中央レンズ525は、有色の合成樹脂材料によって平板で円弧状に形成されている。また、皿部材左レンズ526及び皿部材右レンズ527も有色の合成樹脂材料によって断面がL字状に形成され、その正面側には、ローレット加工が施されている。
【0062】
更に、皿部材第2カバー部材528は、有色の合成樹脂材料によって、中央部分が前面に膨出する円弧状に形成されており、その前面側上端部が皿部材本体519の前面側端部と当接する当接部529として形成されている。皿部材第2カバー部材528の両側方には、皿部材第2カバー部材528を皿部材第1セット板534及び皿部材第2セット板540と共に皿部材カバー体490に取り付けるための取付ボス530が形成され、この取付ボス530の皿部材第2カバー部材528中央側の側方には、皿部材第2カバー部材528と皿部材第1カバー体513とを取り付けるための取付ボス533が形成され、更に、皿部材第2カバー部材528の下部両側方には、皿部材第2カバー部材528を皿部材第1カバー体513と共に皿部材カバー体490に取り付けるための取付片532が下方に向けて突設されている。
【0063】
しかして、皿部材第1カバー体513中央の湾曲部分と皿部材第2カバー部材528中央の湾曲部分との間に皿部材中央レンズ525を、また、皿部材第1カバー体513の両側方と皿部材第2カバー部材528の両側方との間に、それぞれ皿部材左レンズ526及び皿部材右レンズ527を挟持した後、取付ネジ518によって皿部材第1カバー体513に皿部材第2カバー部材528を組み付ける。そして、組み立てられた皿部材第1カバー体513及び皿部材第2カバー部材528は、皿部材第1カバー体513の取付片516及び皿部材第2カバー部材528の取付片532に挿通した取付ネジ517を皿部材カバー体490の取付ボス494に螺着することにより皿部材カバー体490に取り付けられる。
【0064】
上記のようにして皿部材第1カバー体513及び皿部材第2カバー部材528が取り付けられた皿部材カバー体490と皿部材本体519とを組み付けた際には、皿部材第1カバー体513,皿部材第2カバー部材528及び皿部材カバー体490によって皿部材本体519の前方及び下部を覆うような形状となる。
【0065】
しかして、皿部材本体519を皿部材カバー体490に組み付けた後に、皿部材第1セット板534及び皿部材第2セット板540をこの順番で後方からあてがって取付ボス543,530,496を一致させて皿部材第2セット板540の後方から取付ネジ531を取付ボス496に螺着し、取付ボス544と皿部材カバー体490の取付ボス(図示しない)を一致させて皿部材第2セット板540の後方から取付ネジ546を皿部材カバー体490の取付ボスに螺着し、取付ボス542と取付片521を一致させて皿部材第2セット板540の後方から取付ネジ523を取付片521に螺着し、取付穴551,550と皿部材本体519の取付穴(図示しない)を一致させて皿部材第2セット板540の後方から取付ネジ524を皿部材本体519の取付穴に螺着することにより、皿部材27が組み立てられる。このとき皿部材第1セット板534の差し込み溝553及び皿部材第2セット板540の差し込み溝548に皿部材第1カバー部材513の挿入片558が挿入される。
【0066】
ところで、皿部材カバー体490の両サイドには、灰皿ユニット29と操作ハンドル30とが組み付けられるようになっている。そこで、まず、灰皿ユニット29の取付構造について説明すると、皿部材カバー体490の正面から見て左側には、前述したように、皿部材27を組み付けるための凹状の灰皿取付部495が形成されている。この灰皿取付部495は、皿部材第2セット板540の後面よりも後方に突出しており、その突出した部分が枠基体3の灰皿用凹部(図示しない)に収納されるようになっている。
【0067】
一方、皿部材カバー体490の正面から見て右側には、前述したように、操作ハンドル30を取り付けるためのハンドル固定穴493が形成されている。このハンドル固定穴493は、操作ハンドル30の回転軸(図示しない)及び操作ハンドル30から延設されるスイッチ配線(図示しない)だけが貫通する貫通孔が形成された有底穴である。その底部分に形成される取付穴559と有底面に当接する操作ハンドル30の後握持部材(図示しない)の端部肉厚内に形成される取付穴(図示しない)とを合致させて取付ネジ497で止着することにより、操作ハンドル30をハンドル固定穴493に固定する。ただし、操作ハンドル30の固定位置は、後握持部材の端部面に突設される位置決め突起(図示しない)を有底面に形成される位置決め穴(図示しない)に係合させることにより行われる。
【0068】
以上、皿部材カバー体490の両サイドに組み付けられる灰皿ユニット29及び操作ハンドル30について説明してきたが、次に、球抜き装置500の取付構造について説明する。
【0069】
次に、上記した皿部材本体519の底面の裏側に取り付けられる球抜き装置500について説明する。球抜き装置500は、主として、遊技球を下方に球抜きする際に移動させる開閉部材505と、球抜きがされない方向に開閉部材505を付勢する弾性部材507と、開閉部材505に備えられ且つ開閉部材505を移動させる際に操作する操作レバー28と、開閉部材505,弾性部材507及び操作レバー28を収容する収容部材508と、から構成されている。開閉部材505は、収容部材508内にスライド可能に収納されるものである。この開閉部材505には、収容部材508の外側に突出する係合片506が一体的に形成されている。収容部材508には、その一側に前記球抜き穴に対応する開口509が開設され、その四隅に前記取付ボス522が嵌合する嵌合穴510が形成されている。また、収容部材508の前面側は、前面部502として形成されると共に、この前面部502のほぼ中央には、操作レバー28の操作部28aが突出する開口穴501が穿設されている。
【0070】
一方、開閉部材505は、収容部材508の長手方向の側壁内側に当接しながらスライドするように構成され、収容部材508の他側中央に突設されるスプリング係合突起511と開閉部材505の裏面に形成されるスプリング係合部(図示しない)との間に差し渡される弾性部材507によって常に開閉部材505が前記球抜き穴を閉塞する方向に付勢されている。上記した操作レバー28の裏面側には、係合穴(図示しない)が穿設されており、この挿入穴に開閉部材505の係合片506が係合することにより、操作レバー28が開閉部材505に取り付けられる。なお、このように操作レバー28と開閉部材505とが個別に形成されるものに限らず、例えば、射出成型等により操作レバー28と開閉部材505とを一体的に形成したものであってもよい。
【0071】
上記のように構成される球抜き装置500の取り付けは、皿部材カバー体490の下部の前述した取付凹部492に対して、皿部材カバー体490の下方側から球抜き装置500を挿入する。このとき、球抜き装置500が皿部材カバー体490の開口555に嵌合すると共に、収容部材508の前面部502と皿部材カバー体490の前面とが連続面として形成されるように、球抜き装置500が取付凹部492に取り付けられる。このように、収容部材508の前面部502と皿部材カバー体490の前面とが連続面として形成されるが、形状あるいは構造的に連続して形成されるばかりでなく、収容部材508の前面部502と皿部材カバー体490の前面に意匠を施し、この意匠が連続的に構成されるようにしてもよい。
【0072】
球抜き装置500を取付凹部492に取り付けた際には、収容部材508の嵌合穴510が皿部材本体519の取付ボス522に嵌合される。そして、球抜き装置500の裏面側から嵌合穴510に挿通した取付ネジ512を取付ボス522に螺着することにより、球抜き装置500が皿部材本体519の底面裏側に固定される。
【0073】
そして、この組み付け状態においては、開閉部材505及び操作レバー28が右側方に位置した状態となっているので、操作レバー28の操作部28aに指を掛けて左側方向にスライドさせることにより、開閉部材505が弾性部材507の付勢力に抗して移動し球抜き穴を開放する。これにより、皿部材27に貯留されている賞球を球抜き穴から下方に落下させることができる。一方、指掛部500から指を離すと弾性部材507の付勢力により操作レバー28が右側に移動すると共に開閉部材505が球抜き穴を閉塞する。これにより、皿部材27からの賞球の落下を止めることができる。
【0074】
しかして、以上のように構成される皿部材27は、皿部材第1セット板534の後面に突設される図示しない取付ボスと皿部材カバー体490の後面側に突設される取付ボス592とを枠基体3の皿部材対応板部に開設される皿部材取付穴(図示しない)に嵌合して裏面からビスを止着することにより、皿部材27を枠基体3の下部前面に取付固定することができるものである。
【0075】
なお、上記した実施形態においては、球抜き装置500の収容部材508に形成される開口穴501は、前面部502の中央部分に形成される穴によって構成されるものを示したが、このようなものに限らず、図6(B)に示すように、前面部502aの中央部分が下方に向けて切り欠かれた形状で開口穴501aとして形成されるものであってもよい。このような収容部材508を用いた球抜き装置500aによって皿部材27を構成した場合、操作レバー28の操作部28aが収容部材508の前面側上端、即ち、開口穴501aと取付凹部492との間から突出する構成となる。
【0076】
また、上記した実施形態においては、皿部材カバー体490に取付凹部492が形成され、この取付凹部492に球抜き装置500が取り付けられるものを示したが、このようなものに限らず、皿部材本体519に取付凹部492が形成され、この皿部材本体519に形成された取付凹部492に球抜き装置500が取り付けられると共に、収容部材508の前面部502と皿部材カバー体490の前面とが連続面として形成されるものであってもよい。
【0077】
以上、実施形態にかかる弾球弾球遊技機1について詳細に説明してきたが、本実施形態においては、遊技球を貯留する皿部材27と、該皿部材27に装着され且つ皿部材27に貯留されていた遊技球を下方に球抜きする球抜き装置500と、を備えた弾球遊技機1において、前記皿部材27は、該皿部材27の基体をなす皿部材本体519と、該皿部材本体519を被覆して装飾する皿部材カバー体490と、から構成され、前記球抜き装置500は、遊技球を下方に球抜きする際に移動させる開閉部材505と、球抜きがされない方向に前記開閉部材505を付勢する弾性部材507と、前記開閉部材505に備えられ且つ該開閉部材505を移動させる際に操作する操作レバー28と、前記開閉部材505,前記弾性部材507及び前記操作レバー28を収容する収容部材508と、から構成され、前記操作レバー28の操作部28aを前記収容部材508の前面側に穿設した開口穴501から突出させ、前記皿部材カバー体490の前面側下部には、前記収容部材508を取り付けるための取付凹部492が形成され、前記収容部材508の前面と前記皿部材カバー体490の前面とが連続面として形成されるように、前記収容部材508を前記取付凹部492に取り付けたことを特徴とする。このように構成することにより、操作レバー28や開閉部材505等から構成される球抜き装置500と皿部材カバー体490とが一体的に構成されるため、球抜き装置500の取り外し及び組み付けの度に皿部材カバー体490を取り外し及び組み付けをする必要がなく、製造及び保守コストの低減を図ることができると共に、外観上も美観を損なうことがない。
【0078】
また、本実施形態においては、遊技球を貯留する皿部材27と、該皿部材27に装着され且つ皿部材27に貯留されていた遊技球を下方に球抜きする球抜き装置500aと、を備えた弾球遊技機1において、前記皿部材27は、該皿部材27の基体をなす皿部材本体519と、該皿部材本体519を被覆して装飾する皿部材カバー体490と、から構成され、前記球抜き装置500aは、遊技球を下方に球抜きする際に移動させる開閉部材505と、球抜きがされない方向に前記開閉部材505を付勢する弾性部材507と、前記開閉部材505に備えられ且つ該開閉部材505を移動させる際に操作する操作レバー28と、前記開閉部材505,前記弾性部材507及び前記操作レバー28を収容する収容部材508と、から構成され、前記皿部材カバー体490の前面側下部には、前記収容部材508を取り付けるための取付凹部492が形成され、前記操作レバー28の操作部28aが前記収容部材508の開口穴501a(前面側上端)と前記取付凹部492との間から突出すると共に、前記収容部材508の前面と前記皿部材カバー体490の前面とが連続面として形成されるように、前記収容部材508を前記取付凹部492に取り付けたことを特徴とする。このように構成することにより、操作レバー28や開閉部材505等から構成される球抜き装置500aと皿部材カバー体490とが一体的に構成されるため、球抜き装置500aの取り外し及び組み付けの度に皿部材カバー体490を取り外し及び組み付けをする必要がなく、製造及び保守コストの低減を図ることができると共に、外観上も美観を損なうことがない。
【0079】
また、本実施形態においては、前記収容部材508の前面と前記皿部材カバー体490の前面とが連続的な意匠となるように構成したことを特徴とする。このように構成することにより、収容部材508と皿部材カバー体490とを統一感のあるデザインとすることができるため、弾球遊技機1の美観を向上させることができる。
【0080】
また、本実施形態においては、遊技球を貯留する皿部材27と、該皿部材27に装着され且つ皿部材27に貯留されていた遊技球を下方に球抜きする球抜き装置500と、を備えた弾球遊技機1において、前記皿部材27は、該皿部材27の基体をなす皿部材本体519と、該皿部材本体519を被覆して装飾する皿部材カバー体490と、から構成され、前記球抜き装置500は、遊技球を下方に球抜きする際に移動させる開閉部材505と、球抜きがされない方向に前記開閉部材505を付勢する弾性部材507と、前記開閉部材505に備えられ且つ該開閉部材505を移動させる際に操作する操作レバー28と、前記開閉部材505,前記弾性部材507及び前記操作レバー28を収容する収容部材508と、から構成され、前記操作レバー28の操作部28aを前記収容部材508の前面側に穿設した開口穴501から突出させ、前記皿部材本体519の前面側下部には、前記収容部材508を取り付けるための取付凹部492が形成され、前記収容部材508の前面と前記皿部材カバー体490の前面とが連続面として形成されるように、前記収容部材508を前記取付凹部492に取り付けたことを特徴とする。このように構成することにより、操作レバー28や開閉部材505等から構成される球抜き装置500と皿部材本体519とが一体的に構成されるため、球抜き装置500の取り外し及び組み付けの度に皿部材本体519や皿部材カバー体490を取り外し及び組み付けをする必要がなく、製造及び保守コストの低減を図ることができると共に、外観上も美観を損なうことがない。
【0081】
また、本実施形態においては、遊技球を貯留する皿部材27と、該皿部材27に装着され且つ皿部材27に貯留されていた遊技球を下方に球抜きする球抜き装置500aと、を備えた弾球遊技機1において、前記皿部材27は、該皿部材27の基体をなす皿部材本体519と、該皿部材本体519を被覆して装飾する皿部材カバー体490と、から構成され、前記球抜き装置500aは、遊技球を下方に球抜きする際に移動させる開閉部材505と、球抜きがされない方向に前記開閉部材505を付勢する弾性部材507と、前記開閉部材505に備えられ且つ該開閉部材505を移動させる際に操作する操作レバー28と、前記開閉部材505,前記弾性部材507及び前記操作レバー28を収容する収容部材508と、から構成され、前記皿部材本体519の前面側下部には、前記収容部材508を取り付けるための取付凹部492が形成され、前記操作レバー28の操作部28aが前記収容部材508の開口穴501a(前面側上端)と前記取付凹部492との間から突出すると共に、前記収容部材508の前面と前記皿部材カバー体490の前面とが連続面として形成されるように、前記収容部材508を前記取付凹部492に取り付けたことを特徴とする。このように構成することにより、操作レバー28や開閉部材505等から構成される球抜き装置500aと皿部材本体519とが一体的に構成されるため、球抜き装置500aの取り外し及び組み付けの度に皿部材本体519や皿部材カバー体490を取り外し及び組み付けをする必要がなく、製造及び保守コストの低減を図ることができると共に、外観上も美観を損なうことがない。
【0082】
更に、本実施形態においては、前記操作レバー28と前記開閉部材505とを一体的に形成したことを特徴とする。このように構成することにより、部品点数を削減することができるため、製造コストの低減を図ることができる。
【0083】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、請求項1の発明においては、操作レバーや開閉部材等から構成される球抜き装置と皿部材カバー体とが一体的に構成されるため、球抜き装置の取り外し及び組み付けの度に皿部材カバー体を取り外し及び組み付けをする必要がなく、製造及び保守コストの低減を図ることができると共に、外観上も美観を損なうことがない。
【0084】
また、請求項2の発明においては、操作レバーや開閉部材等から構成される球抜き装置と皿部材カバー体とが一体的に構成されるため、球抜き装置の取り外し及び組み付けの度に皿部材カバー体を取り外し及び組み付けをする必要がなく、製造及び保守コストの低減を図ることができると共に、外観上も美観を損なうことがない。
【0085】
また、請求項3の発明においては、収容部材と皿部材カバー体とを統一感のあるデザインとすることができるため、遊技機の美観を向上させることができる。
【0086】
また、請求項4の発明においては、操作レバーや開閉部材等から構成される球抜き装置と皿部材本体とが一体的に構成されるため、球抜き装置の取り外し及び組み付けの度に皿部材本体や皿部材カバー体を取り外し及び組み付けをする必要がなく、製造及び保守コストの低減を図ることができると共に、外観上も美観を損なうことがない。
【0087】
また、請求項5の発明においては、操作レバーや開閉部材等から構成される球抜き装置と皿部材本体とが一体的に構成されるため、球抜き装置の取り外し及び組み付けの度に皿部材本体や皿部材カバー体を取り外し及び組み付けをする必要がなく、製造及び保守コストの低減を図ることができると共に、外観上も美観を損なうことがない。
【0088】
更に、請求項6の発明においては、部品点数を削減することができるため、製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る弾球遊技機の正面図である。
【図2】遊技盤の正面図である。
【図3】弾球遊技機の背面図である。
【図4】主基板と各種制御基板及び電気部品との関係を示すブロック図である。
【図5】皿部材の分解斜視図である。
【図6】皿部材カバー体及び球抜き装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機(遊技機)
19 上皿
27 皿部材
28 操作レバー
28a 操作部
40 遊技盤
41 遊技領域
130 打球発射装置
490 皿部材カバー体
492 取付凹部
500 球抜き装置
500a 球抜き装置
501 開口穴
501a 開口穴
505 開閉部材
507 弾性部材
508 収容部材
519 皿部材本体

Claims (6)

  1. 遊技球を貯留する皿部材と、該皿部材に装着され且つ皿部材に貯留されていた遊技球を下方に球抜きする球抜き装置と、を備えた遊技機において、
    前記皿部材は、該皿部材の基体をなす皿部材本体と、該皿部材本体を被覆して装飾する皿部材カバー体と、から構成され、
    前記球抜き装置は、遊技球を下方に球抜きする際に移動させる開閉部材と、球抜きがされない方向に前記開閉部材を付勢する弾性部材と、前記開閉部材に備えられ且つ該開閉部材を移動させる際に操作する操作レバーと、前記開閉部材,前記弾性部材及び前記操作レバーを収容する収容部材と、から構成され、
    前記操作レバーの操作部を前記収容部材の前面側に穿設した開口穴から突出させ、
    前記皿部材カバー体の前面側下部には、前記収容部材を取り付けるための取付凹部が形成され、
    前記収容部材の前面と前記皿部材カバー体の前面とが連続面として形成されるように、前記収容部材を前記取付凹部に取り付けたことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技球を貯留する皿部材と、該皿部材に装着され且つ皿部材に貯留されていた遊技球を下方に球抜きする球抜き装置と、を備えた遊技機において、
    前記皿部材は、該皿部材の基体をなす皿部材本体と、該皿部材本体を被覆して装飾する皿部材カバー体と、から構成され、
    前記球抜き装置は、遊技球を下方に球抜きする際に移動させる開閉部材と、球抜きがされない方向に前記開閉部材を付勢する弾性部材と、前記開閉部材に備えられ且つ該開閉部材を移動させる際に操作する操作レバーと、前記開閉部材,前記弾性部材及び前記操作レバーを収容する収容部材と、から構成され、
    前記皿部材カバー体の前面側下部には、前記収容部材を取り付けるための取付凹部が形成され、
    前記操作レバーの操作部が前記収容部材の前面側上端と前記取付凹部との間から突出すると共に、前記収容部材の前面と前記皿部材カバー体の前面とが連続面として形成されるように、前記収容部材を前記取付凹部に取り付けたことを特徴とする遊技機。
  3. 前記収容部材の前面と前記皿部材カバー体の前面とが連続的な意匠となるように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 遊技球を貯留する皿部材と、該皿部材に装着され且つ皿部材に貯留されていた遊技球を下方に球抜きする球抜き装置と、を備えた遊技機において、
    前記皿部材は、該皿部材の基体をなす皿部材本体と、該皿部材本体を被覆して装飾する皿部材カバー体と、から構成され、
    前記球抜き装置は、遊技球を下方に球抜きする際に移動させる開閉部材と、球抜きがされない方向に前記開閉部材を付勢する弾性部材と、前記開閉部材に備えられ且つ該開閉部材を移動させる際に操作する操作レバーと、前記開閉部材,前記弾性部材及び前記操作レバーを収容する収容部材と、から構成され、
    前記操作レバーの操作部を前記収容部材の前面側に穿設した開口穴から突出させ、
    前記皿部材本体の前面側下部には、前記収容部材を取り付けるための取付凹部が形成され、
    前記収容部材の前面と前記皿部材カバー体の前面とが連続面として形成されるように、前記収容部材を前記取付凹部に取り付けたことを特徴とする遊技機。
  5. 遊技球を貯留する皿部材と、該皿部材に装着され且つ皿部材に貯留されていた遊技球を下方に球抜きする球抜き装置と、を備えた遊技機において、
    前記皿部材は、該皿部材の基体をなす皿部材本体と、該皿部材本体を被覆して装飾する皿部材カバー体と、から構成され、
    前記球抜き装置は、遊技球を下方に球抜きする際に移動させる開閉部材と、球抜きがされない方向に前記開閉部材を付勢する弾性部材と、前記開閉部材に備えられ且つ該開閉部材を移動させる際に操作する操作レバーと、前記開閉部材,前記弾性部材及び前記操作レバーを収容する収容部材と、から構成され、
    前記皿部材本体の前面側下部には、前記収容部材を取り付けるための取付凹部が形成され、
    前記操作レバーの操作部が前記収容部材の前面側上端と前記取付凹部との間から突出すると共に、前記収容部材の前面と前記皿部材カバー体の前面とが連続面として形成されるように、前記収容部材を前記取付凹部に取り付けたことを特徴とする遊技機。
  6. 前記操作レバーと前記開閉部材とを一体的に形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の遊技機。
JP2003050680A 2003-02-27 2003-02-27 遊技機 Withdrawn JP2004255004A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003050680A JP2004255004A (ja) 2003-02-27 2003-02-27 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003050680A JP2004255004A (ja) 2003-02-27 2003-02-27 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004255004A true JP2004255004A (ja) 2004-09-16

Family

ID=33116030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003050680A Withdrawn JP2004255004A (ja) 2003-02-27 2003-02-27 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004255004A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016116975A (ja) * 2016-03-29 2016-06-30 株式会社大一商会 遊技機
JP2016116976A (ja) * 2016-03-29 2016-06-30 株式会社大一商会 遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016116975A (ja) * 2016-03-29 2016-06-30 株式会社大一商会 遊技機
JP2016116976A (ja) * 2016-03-29 2016-06-30 株式会社大一商会 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005152579A (ja) 弾球遊技機
JP2002011154A (ja) 遊技機
JP2004065688A (ja) 遊技機
JP2002017964A (ja) 遊技機
JP2002035232A (ja) 遊技機
JP2008048958A (ja) 遊技機
JP2009011415A (ja) 遊技機
JP2020146086A (ja) 遊技機用演出装置
JP2004255004A (ja) 遊技機
JP2001204937A (ja) 弾球遊技機
JP2004129677A (ja) 遊技機
JP5298525B2 (ja) 遊技機
JP2002143404A (ja) 遊技機
JP2001347021A (ja) 弾球遊技機
JP2002028302A (ja) 弾球遊技機
JP2001231921A (ja) 弾球遊技機
JP5070465B2 (ja) 遊技機
JP4215194B2 (ja) 遊技機
JP2003340083A (ja) 遊技機
JP2020146085A (ja) 遊技機用操作装置
JP2004147712A (ja) 遊技機
JP2004267590A (ja) 遊技機
JP2002035234A (ja) 遊技機
JP2002011156A (ja) 遊技機
JP2004248771A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060125

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20081110