JP2004254432A - リニアモータ - Google Patents

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JP2004254432A
JP2004254432A JP2003042562A JP2003042562A JP2004254432A JP 2004254432 A JP2004254432 A JP 2004254432A JP 2003042562 A JP2003042562 A JP 2003042562A JP 2003042562 A JP2003042562 A JP 2003042562A JP 2004254432 A JP2004254432 A JP 2004254432A
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flange
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bolt
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JP2003042562A
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Tadahiro Miyamoto
恭祐 宮本
Takeshi Inoue
岳司 井上
Takashi Yamada
孝史 山田
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

【課題】電機子を物体に取り付ける際の自由度が高く、加工が容易でコストが低いリニアモータを提供する。
【解決手段】フランジ3に電機子コイル2を取り付けて構成した電機子1にテーブルや固定ベースなどの物体8を取り付けてなるリニアモータにおいて、フランジ3の物体固定面に、スラスト方向に延びる溝5を設けるとともに、物体8にボルト通し穴8aを形成し、Tスローナット4を溝5にスライド挿入させるとともに、物体8のボルト通し穴8aに通した締付けボルト12をTスローナット4と螺合させて、物体8をフランジ3に締付固定する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電機子にテーブルや固定ベースなどの物体を取り付けてなるリニアモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のリニアモータは、図3に示すように、フランジ3に電機子コイル2を取り付けて電機子1を構成している(例えば特許文献1)。また、前記電機子1は、フランジ3に複数のタップ穴31を加工し、前記タップ穴31に締付けボルトを螺合させて、前記電機子をテーブルや固定ベースなどの物体に固定していた。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−95226号公報(図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術においては、次のような問題があった。
(1)電機子の取り付け位置は、タップ穴によって制限を受けるので、制限を少なくするためにはタップ穴の数を増やさなければならない。しかし、それでも完全なフリーにはならない。
(2)フランジ3の3面に多くのタップ穴31を形成するため、加工が面倒で時間がかかる。したがって、コストが高くなる。
(3)タップ穴31の数が多いので、タップ穴31相互の位置精度が低くなりやすく、電機子1の取付精度が低くなるおそれがある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、電機子を物体に取り付ける際の自由度が高く、加工が容易でコストが低いリニアモータを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、フランジに電機子コイルを取り付けて構成した電機子にテーブルや固定ベースなどの物体を取り付けてなるリニアモータにおいて、前記フランジの物体固定面に、スラスト方向に延びる溝を設けるとともに、前記物体にボルト通し穴を形成し、Tスローナットを前記溝にスライド挿入させるとともに、前記物体のボルト通し穴に通した締付けボルトを前記Tスローナットと螺合させて、前記物体を前記フランジに締付固定するようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例における電機子を示す斜視図である。
図1において、1はリニアモータの電機子である。電機子コイル2を保持するフランジ部材3のスラスト方向に、Tスローナット4をスライド配置させるための溝5を、電機子コイル2を固定しない3面に加工し、この溝5にTスローナット4をスライド挿入させて、このTスローナット4により前記電機子1を固定させる。
図2は、前記電機子1を組み込んだリニアスライダを示す正断面図である。
図2において、6はスライダベースであり、これには、2本のリニアガイド7a、7bが平行に固定されている。さらにテーブル8が、このリニアガイド7に固定され、摺動自在に保持されている。
前記スライダベース6には、マグネットトラック9がリニアガイド7a,7bと平行に固定されており、電機子1は、マグネットトラック9と、ギャップを介して、溝5にスライド嵌合されたTスローナット4によりテーブル8に固定されている。
前記電機子1はTスローナット4をスライドさせることにより、前記テーブル8の適宜の位置に取り付けることができる。
また、電機子1は、フランジ3をアルミニウムまたはアルミニウム合金で製造することにより、前記溝を押出加工で簡単に形成することができる。
【0007】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果がある。
(1) 電機子は、Tスローナットを溝内でスライドさせることにより、テーブルや固定ベースなどの物体に、適宜の位置で取り付けることができる。したがって、リニアモータのユーザーサイドの駆動部への組み込み自由度が向上する。
(2) また、前記溝は、高い直線精度で成形できるので、リニアモータのユーザーサイドの駆動部への組み込み精度も向上する。
(3) 電機子は、フランジをアルミニウムまたはアルミニウム合金で製造することにより、溝を押出加工で簡単に形成することができるので、製造コストが大きく低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における電機子を示す斜視図である。
【図2】図1における電機子を組み込んだリニアスライダを示す正断面図である。
【図3】従来技術における電機子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電機子
2 電機子コイル
3 フランジ
3a タップ穴
4 Tスローナット
5 溝
6 スライダベース
7a,7b リニアガイド
8 物体(テーブル)
8a ボルト通し穴
9 マグネットトラック
10 マグネットヨーク
11 マグネット
12 締付けボルト

Claims (2)

  1. フランジに電機子コイルを取り付けて構成した電機子にテーブルや固定ベースなどの物体を取り付けてなるリニアモータにおいて、
    前記フランジの物体固定面に、スラスト方向に延びる溝を設けるとともに、前記物体にボルト通し穴を形成し、
    Tスローナットを前記溝にスライド挿入させるとともに、前記物体のボルト通し穴に通した締付けボルトを前記Tスローナットと螺合させて、前記物体を前記フランジに締付固定したことを特徴とするリニアモータ。
  2. 前記フランジをアルミニウムまたはアルミニウム合金で構成し、前記溝を押出加工で形成したことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010539878A (ja) * 2007-09-20 2010-12-16 フェスト アーゲー ウント コー カーゲー 駆動キャリッジを線状にガイドするための2つのガイドレールを有する固定子を備える、ダイレクト駆動のリニア電磁駆動装置

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JP2010539878A (ja) * 2007-09-20 2010-12-16 フェスト アーゲー ウント コー カーゲー 駆動キャリッジを線状にガイドするための2つのガイドレールを有する固定子を備える、ダイレクト駆動のリニア電磁駆動装置

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