JP2004254295A - 直交波周波数分割多重システムの搬送波周波数オフセットと位相の補償装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 周波数オフセット補償装置及び方法は、システムのパイロットサブチャネル中の前後二つのOFDMシンボルの周波数応答予測値の位相差により搬送波周波数オフセットを計算して累積位相回転を計算して受信端のOFDM信号を補償する。位相補償装置及び方法は周波数オフセット補償装置及び方法で補償した後のOFDM信号の各サブチャネル信号を受け取り並びにそのなかのパイロットサブチャネルの再度チャネルを通過して補償された後の信号とシステム発射端のオリジナル伝送信号間の位相差により残りの位相誤差を計算し、各サブチャネルの信号を補償する。
【選択図】 図12
Description
搬送波周波数オフセットが大きくない時、式(1−2)中のICI項 Γn,k の影響は無視でき、振幅ひずみと位相ひずみはチャネル補償を利用して消去でき、ゆえにただ周波数帯域にあって累積位相回転を補償するだけでよい。これにより、本発明は一種の周波数帯域において補償を行なう周波数オフセット補償装置の構造を提供し、それは図3に示されるようである。この周波数オフセット補償装置30aは、OFDMシステムの受信端にあって、周波数帯域においてシステム受信端と発射端間の発射端周波数オフセットにより形成される受信端OFDM信号の累積位相回転を補償できる。周波数オフセット補償装置30aは、パイロットサブチャネル計算装置31と周波数オフセット計算装置32、位相累積器(phase accumulator)33、及び位相回転器(phase rotator)34aを具えている。該パイロットサブチャネル計算装置31はOFDMシステムのパイロットサブチャネルの信号を受け取りパイロットサブチャネルの周波数応答を計算する(式(1−2)に示される如し)。周波数オフセット計算装置32はパイロットサブチャネル計算装置31に接続されて、パイロットサブチャネル中の、前後二つのOFDMシンボルの周波数応答予測値の位相差を利用して搬送波周波数オフセットを計算する。位相累積器33は周波数オフセット計算装置32に接続されて該周波数オフセット計算装置32の計算した搬送波周波数オフセットにより、累積位相回転を計算する。位相回転器34aは、位相累積器33に接続されて位相累積器33の計算した累積位相回転により、周波数帯域において受信端のOFDM信号を補償する(即ち式(1−1)中のYn,k )。
41 パイロットサブチャネル計算装置31がパイロットサブチャネルの信号を受信してパイロットサブチャネルの周波数応答を計算するステップ、
42 周波数オフセット計算装置32がパイロットサブチャネル中の前後二つのOFDMシンボルの周波数応答予測値の位相差を利用して搬送波周波数オフセットを計算するステップ、
43 位相累積器33が42のステップで計算した周波数オフセットにより累積位相回転を計算するステップ、
44 位相回転器34a或いは34bが43のステップで計算した累積位相回転により受信端のOFDM信号を補償するステップ。
61 位相差計算装置51が一つのシンボルのOFDM信号中の、周波数オフセット補償装置30a/30b及びチャネル補償装置112で補償後のパイロットサブチャネル信号とシステム発射端オリジナル伝送信号間の位相差を利用し、残余の位相誤差を計算するステップ、
62 61のステップで計算した残余位相誤差をバッファ52に保存するステップ、
63 バッファ52に保存した残余位相誤差で次の一つのシンボルの各サブチャネル信号を補償するステップ。
81 バッファ71で一つのシンボルのOFDM信号中の周波数オフセット補償装置30a/30bで補償した後の全てのサブチャネル信号を保留するステップ、
82 パイロットサブチャネル補償装置72がバッファ71より該シンボルのパイロットサブチャネル信号を取り出してチャネル補償を行なうステップ、
83 位相差計算装置73がパイロットサブチャネル中の、チャネル補償後の信号とシステム発射端オリジナル伝送信号間の位相差を利用して残余位相誤差を計算するステップ、
84 位相回転器74がバッファ71より該シンボルのデータサブチャネル信号を取り出し、並びに83のステップで計算した残余位相誤差で補償するステップ。
101 シグナルマッピング装置
102 IFFT装置
103 GI増加の回路
104 パラレル・シリアル変換器
105 デジタル・アナログ変換器
106 チャネル
107 アナログ・デジタル変換器
109 GI除去の回路
110 シリアル・パラレル変換器
111 FFT装置
112 チャネル補償装置
113 シグナルデマッピング装置
21 ローカル振動器
22 ローカル振動器
30a 周波数オフセット補償装置
30b 周波数オフセット補償装置
31 パイロットサブチャネル計算装置
32 周波数オフセット計算装置
33 位相累積器
34a 位相回転器
34b 位相回転器
50a 位相補償装置
50b 位相補償装置
51 位相差計算装置
52 バッファ
53 位相回転器
70a 位相補償装置
70b 位相補償装置
71 バッファ
72 パイロットサブチャネル補償装置
73 位相差計算装置
74 位相回転器
75 データサブチャネル補償装置
1000 位相補償装置
1001 データバッファ
1002 位相差計算装置
Claims (23)
- 通信システムの周波数オフセット補償装置において、該システムは発射端においてデータをエンコードしてシンボルとなし、複数のサブチャネルで伝送し、伝送過程中に搬送波を利用して変調を行ない、これらサブチャネルは特定信号を伝送するための少なくとも一つのパイロットサブチャネルを具え、該周波数オフセット補償装置は該システムの受信端に位置し、該システムの受信端と発射端間の搬送波周波数オフセットの形成する受信端の信号の累積位相回転を補償し、該周波数オフセット補償装置は、パイロットサブチャネル計算装置、周波数オフセット計算装置、位相累積器、位相回転器を具え、
該パイロットサブチャネル計算装置は、該パイロットサブチャネルの周波数応答を計算し、
該周波数オフセット計算装置は、該パイロットサブチャネル計算装置に接続され、該パイロットサブチャネル中の、前後の二つのシンボルの周波数応答予測値の位相差を利用して推定搬送波周波数オフセットを形成し、
該位相累積器は、該周波数オフセット計算装置に接続され、該推定搬送波周波数オフセットに基づき、累積位相回転を計算し、
該位相回転器は、該位相累積器に接続され、該位相累積器で受信端の信号を補償することを特徴とする、通信システムの周波数オフセット補償装置。 - 請求項1記載の通信システムの周波数オフセット補償装置において、位相回転器が受信端の信号の周波数帯域信号を補償することを特徴とする、通信システムの周波数オフセット補償装置。
- 請求項1記載の通信システムの周波数オフセット補償装置において、位相回転器が受信端の信号の時間域信号を補償することを特徴とする、通信システムの周波数オフセット補償装置。
- 請求項1記載の通信システムの周波数オフセット補償装置において、周波数オフセット計算装置が各パイロットサブチャネル中の、前後二つのシンボルの周波数応答予測値の位相差を総計し、更にその平均値を求めることで搬送波周波数オフセットを形成することを特徴とする、通信システムの周波数オフセット補償装置。
- 通信システムの位相補償装置において、該システムは発射端においてデータをエンコードしてシンボルとなし、複数の周波数帯域のサブチャネルで伝送し、伝送過程中に搬送波を利用して変調を行ない、これらサブチャネルは特定信号を伝送するための少なくとも一つのパイロットサブチャネルを具え、該システムの受信端は受信端と発射端間の発射端周波数オフセットの形成する受信端の信号の位相回転を補償する周波数オフセット補償装置と、これらサブチャネルの信号に対してチャネル補償を行なうチャネル補償装置を具え、該位相補償装置は該システムの受信端に位置して受信端の信号を該周波数オフセット補償装置で補償した後に残った位相誤差を補償し、該位相補償装置は位相差計算装置、バッファ、及び位相回転器を具え、
該位相差計算装置は、一つのシンボルの信号中の、周波数オフセット補償装置とチャネル補償装置で補償した後のパイロットサブチャネル信号を受け取り、並びに該パイロットサブチャネル信号とシステム発射端オリジナル伝送信号間の位相差により残余位相誤差を計算し、
該バッファは、位相差計算装置の計算した残余位相誤差を保存して次の一つのシンボルの補償に用い、
該位相回転器は、次のシンボルの各サブチャネル信号を受け取り、並びにバッファに保存した残余位相誤差で補償することを特徴とする、通信システムの位相補償装置。 - 請求項5記載の通信システムの位相補償装置において、次の一つのシンボルのこれらサブチャネル信号を、先にチャネル補償装置で補償した後に、位相回転器に送ることを特徴とする、通信システムの位相補償装置。
- 請求項5記載の通信システムの位相補償装置において、これらサブチャネルが複数のパイロットサブチャネルを具備する時、位相差計算装置がそのシンボルの周波数オフセット補償装置とチャネル補償装置で補償した後の各パイロットサブチャネル信号とオリジナル伝送信号との間の位相差を計算し、並びに総計した後、その平均値を求めて残余位相誤差を計算することを特徴とする、通信システムの位相補償装置。
- 通信システムの位相補償装置において、該システムは発射端においてデータをエンコードしてシンボルとなし、複数の周波数帯域のサブチャネルで伝送し、伝送過程中に搬送波を利用して変調を行ない、これらサブチャネルは特定信号を伝送するための少なくとも一つのパイロットサブチャネルとデータ伝送用の少なくとも一つのデータサブチャネルを具え、該システムは周波数オフセット補償装置を具え、該周波数オフセット補償装置は受信端と発射端間の搬送波周波数オフセットの形成する受信端の信号の位相回転を補償し、該位相補償装置は該システムの受信端に位置して受信端の信号を該周波数オフセット補償装置で補償した後に残った位相誤差を補償し、該位相補償装置はバッファ、パイロットサブチャネル補償装置、位相差計算装置、位相回転器を具え、
該バッファは、一つのシンボルの信号中の、周波数オフセット補償装置による補償後のサブチャネル信号を受け取り並びに保存し、
該パイロットサブチャネル補償装置は、該バッファより該シンボルのパイロットサブチャネル信号を受け取りチャネル補償を行ない、
該位相差計算装置は、該パイロットサブチャネル補償装置に接続され、該パイロットサブチャネル中の、チャネル補償後の信号とシステム発射端オリジナル伝送信号間の位相差により残余位相誤差を計算し、
該位相回転器は、該バッファより該シンボルのデータサブチャネル信号を受け取り、並びに該位相差計算装置の計算した残余位相誤差で補償することを特徴とする、通信システムの位相補償装置。 - 請求項8記載の通信システムの位相補償装置において、該シンボルのデータサブチャネル信号を先に該システムの受信端のデータサブチャネル補償装置でチャネル補償した後に、該位相回転器に送ることを特徴とする、通信システムの位相補償装置。
- 請求項8記載の通信システムの位相補償装置において、これらサブチャネルが複数のパイロットサブチャネルを具備する時、位相差計算装置がそのシンボルのチャネル補償後の各パイロットサブチャネル信号とオリジナル伝送信号間の位相差を計算し、並びにそれを総計した後に、その平均値を求めて残余位相誤差を計算することを特徴とする、通信システムの位相補償装置。
- 通信システムの補償モジュールにおいて、該システムは発射端においてデータをエンコードしてシンボルとなし、複数のサブチャネルで伝送し、伝送過程中に搬送波を利用して変調を行ない、そのうちこれらサブチャネルが特定信号伝送用の少なくとも一つのパイロットサブチャネルと、データ伝送用の少なくとも一つのデータサブチャネルを具え、該補償モジュールは該システムの受信端に位置して受信端と発射端間の搬送波周波数オフセットの形成する受信端の信号の位相回転を補償し、該補償モジュールは、周波数オフセット補償装置と位相補償装置を具え、
該周波数オフセット補償装置は、該パイロットサブチャネル中の、前後二つのシンボルの周波数応答予測値の位相差により搬送波周波数オフセットを計算し、更に累積位相回転を計算し、受信端の信号を補償し、
該位相補償装置は、該周波数オフセット補償装置で補償した後の信号のこれらサブチャネル信号を受け取り、並びにそのうちパイロットサブチャネル中の更にチャネル補償後の信号と、システム発射端オリジナル伝送信号間の位相差により残余の位相誤差を計算し、これらサブチャネルの信号を補償することを特徴とする、通信システムの補償モジュール。 - 請求項11記載の通信システムの補償モジュールにおいて、周波数オフセット補償装置はパイロットサブチャネル計算装置、周波数オフセット計算装置、位相累積器、位相回転器を具え、
該パイロットサブチャネル計算装置は、パイロットサブチャネルの信号を受け取り、該パイロットサブチャネルの周波数応答を計算し、
該周波数オフセット計算装置は、該パイロットサブチャネル計算装置に接続され、該パイロットサブチャネル中の前後二つのシンボルの周波数応答計算値の位相差により搬送波周波数オフセットを計算し、
該位相累積器は、該周波数オフセット計算装置に接続され、該周波数オフセット計算装置の計算した搬送波周波数オフセットにより、累積位相回転を計算し、
該位相回転器は、該位相累積器に接続され、該位相累積器の計算した累積位相回転で受信端の信号を補償することを特徴とする、通信システムの補償モジュール。 - 請求項11記載の通信システムの補償モジュールにおいて、システム受信端がチャネル補償装置を具え、該チャネル補償装置はサブチャネルの信号に対してチャネル補償を行ない、位相補償装置は位相差計算装置、バッファ、位相回転器を具え、
該位相差計算装置は、一つのシンボルの信号中の、周波数オフセット補償装置の補償とチャネル補償装置の補償を行なった後のパイロットサブチャネル信号を受け取り、並びに該パイロットサブチャネル信号とシステム発射端オリジナル伝送信号間の位相差により残余の位相誤差を計算し、
該バッファは、該位相差計算装置の計算した残余位相誤差を保存して次の一つのシンボルの補償に用い、
該位相回転器は、次の一つのシンボルのサブチャネル信号を受け取り、並びに該バッファに保存された残余位相誤差で補償することを特徴とする、通信システムの補償モジュール。 - 請求項11記載の通信システムの補償モジュールにおいて、位相補償装置が、バッファ、パイロットサブチャネル補償装置、位相差計算装置、位相回転器を具え、
該バッファは、一つのシンボルの信号中の、周波数オフセット補償装置で補償後のサブチャネル信号を受け取り並びに保存し、
該パイロットサブチャネル補償装置は、該バッファより該シンボルのパイロットサブチャネル信号を受け取り、チャネル補償を行ない、
該位相差計算装置は、該パイロットサブチャネル補償装置に接続され、該パイロットサブチャネル中の、チャネル補償後の信号とシステム発射端オリジナル伝送信号間の位相差により残余の位相誤差を計算し、
該位相回転器は、該バッファより該シンボルのサブチャネル通信信号を受け取り、並びに該位相差計算装置の計算した残余位相誤差で補償することを特徴とする、通信システムの補償モジュール。 - 請求項11記載の通信システムの補償モジュールにおいて、システム受信端がパイロットサブチャネル計算装置を具え、該パイロットサブチャネル計算装置はパイロットサブチャネルの信号を受け取り、該パイロットサブチャネルの周波数応答を計算し、位相補償装置はデータバッファ、パイロットサブチャネル補償装置、位相差計算装置、第1位相回転器を具え、
該データバッファは、一つのシンボルの信号中の、該周波数オフセット補償装置で補償後のデータサブチャネル信号を受け取り並びに保存し、
該パイロットサブチャネル補償装置は、該シンボルの信号中の、該パイロットサブチャネル計算装置で処理後のパイロットサブチャネル信号を受け取り、チャネル補償を行ない、
該位相差計算装置は、該パイロットサブチャネル補償装置よりチャネル補償後のパイロットサブチャネル信号を受け取り、残余の位相誤差を計算し、
該第1位相回転器は、該データバッファより該シンボルのデータサブチャネル信号を受け取り、並びに該位相差計算装置の計算した残余位相誤差で補償することを特徴とする、通信システムの補償モジュール。 - 請求項15記載の通信システムの補償モジュールにおいて、周波数オフセット補償装置は、周波数オフセット計算装置、位相累積器、第2位相回転器を具え、
該周波数オフセット計算装置は、該パイロットサブチャネル計算装置に接続され、該パイロットサブチャネル中の前後二つのシンボルの周波数応答予測値の位相差により周波数オフセットを計算し、
該位相累積器は、該周波数オフセット計算装置に接続され、該周波数オフセット計算装置の計算した搬送波周波数オフセットにより、累積位相回転を計算し、
該第2位相回転器は、該位相累積器に接続され、該位相累積器の計算した累積位相回転で、受信端信号の時間域信号を補償することを特徴とする、通信システムの補償モジュール。 - 通信システムの周波数オフセット補償方法において、該システムは発射端においてデータをエンコードしてシンボルとなし、複数のサブチャネルで伝送し、伝送過程で搬送波を利用して変調を行ない、これらサブチャネルが特定信号伝送用の少なくとも一つのパイロットサブチャネルを具え、該周波数オフセット補償方法は、該システムの受信端にあって、受信端と発射端間の搬送波周波数オフセットの形成する受信端の信号の累積位相回転を補償し、該周波数オフセット補償方法は、
(a)パイロットサブチャネルの信号を受信してパイロットサブチャネルの周波数応答を計算するステップ、
(b)パイロットサブチャネル中の前後二つのシンボルの周波数応答予測値の位相差により搬送波周波数オフセットを計算するステップ、
(c)(b)のステップで計算した搬送波周波数オフセットにより、累積位相回転を計算するステップ、
(d)(c)のステップで計算した累積位相回転により受信端の信号を補償するステップ、を具えたことを特徴とする、通信システムの周波数オフセット補償方法。 - 請求項17記載の通信システムの周波数オフセット補償方法において、(d)のステップで受信端の信号の周波数帯域信号を補償することを特徴とする、通信システムの周波数オフセット補償方法。
- 請求項17記載の通信システムの周波数オフセット補償方法において、(d)のステップで受信端の信号の時間域信号を補償することを特徴とする、通信システムの周波数オフセット補償方法。
- 通信システムの位相補償方法において、該システムは発射端においてデータをエンコードしてシンボルとなし、複数の周波数帯域のサブチャネルで伝送し、伝送過程で搬送波を利用して変調を行ない、これらサブチャネルが特定信号伝送用の少なくとも一つのパイロットサブチャネルを具え、該システムの受信端は周波数オフセット補償装置を具え、該周波数オフセット補償装置は受信端と発射端間の発射端周波数オフセットの形成する受信端の信号の位相回転を補償し、及びチャネル補償装置を具え、該チャネル補償装置はこれらサブチャネルの信号にチャネル補償を行ない、該位相補償方法は該システムの受信端にあって、受信端の信号を周波数オフセット補償装置で補償後の残余の位相誤差を補償し、該位相補償方法は、
(a)一つのシンボルの信号中の、周波数オフセット補償装置とチャネル補償装置による補償後のパイロットサブチャネル信号と該システムの発射端のオリジナル伝送信号間の位相差を利用して残余の位相誤差を計算するステップ、
(b)(a)で計算した残余位相誤差をバッファに保存するステップ、
(c)バッファに保存した残余位相誤差で次の一つのシンボルのこれらサブチャネル信号を補償するステップ、を具えたことを特徴とする、通信システムの位相補償方法。 - 請求項20記載の通信システムの位相補償方法において、(c)のステップの前に、
(c0)チャネル補償装置を利用して次の一つのシンボルのこれらサブチャネル信号に対してチャネル補償を行なうステップ、を具えたことを特徴とする、通信システムの位相補償方法。 - 通信システムの位相補償方法において、該システムは発射端においてデータをエンコードしてシンボルとなし、複数の周波数帯域のサブチャネルで伝送し、伝送過程で搬送波を利用して変調を行ない、これらサブチャネルが特定信号伝送用の少なくとも一つのパイロットサブチャネルと、データ伝送用の少なくとも一つのデータサブチャネルを具え、該システムは周波数オフセット補償装置を具え、該周波数オフセット補償装置は受信端と発射端間の発射端周波数オフセットの形成する受信端の信号の位相回転を補償し、該位相補償方法は該システムの受信端にあって、受信端の信号を周波数オフセット補償装置で補償後の残余の位相誤差を補償し、該位相補償方法は、
(a)バッファに一つのシンボルの信号中の、周波数オフセット補償装置で補償後のサブチャネル信号を保存するステップ、
(b)バッファより該シンボルのパイロットサブチャネル信号を取り出し、チャネル補償を行なうステップ、
(c)パイロットサブチャネル中の、チャネル補償後の信号とシステム発射端オリジナル伝送信号間の位相差により残余の位相誤差を計算するステップ、
(d)バッファより該シンボルのデータサブチャネル信号を取り出し、並びに(c)のステップで計算した残余位相誤差で補償するステップ、
を具えたことを特徴とする、通信システムの位相補償方法。 - 請求項22記載の通信システムの位相補償方法において、(d)のステップで、先に該シンボルのデータサブチャネル信号に対してチャネル補償を行なった後に(c)のステップで計算した残余位相誤差で補償することを特徴とする、通信システムの位相補償方法。
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