JP2004254158A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画質向上のためのフィルタリング効果を十分に得ることができる画像処理装置の提供を目的とする。
【解決手段】画像処理装置20は、スキャナー10から出力されるカラー画像信号を共通の平滑化フィルターにより平滑化する第1の平滑化回路21と、平滑化されたカラー画像信号を明度信号と色度信号とに分離する分離回路22と、分離された明度信号を基準にして濃度変化の有無及びその急峻度を所定の領域毎に判定する判定回路23と、当該領域内の濃度変化がノイズであると判断される場合に平滑化する第2の平滑化回路24と、当該領域内の濃度変化がエッジであると判断される場合にエッジを強調するエッジ強調回路25と、第2の平滑化回路24、エッジ強調回路25、あるいは分離回路22から出力された明度信号を対応する色度信号と合成してカラー再現信号を出力する合成回路26とを含む。
【選択図】 図1
【解決手段】画像処理装置20は、スキャナー10から出力されるカラー画像信号を共通の平滑化フィルターにより平滑化する第1の平滑化回路21と、平滑化されたカラー画像信号を明度信号と色度信号とに分離する分離回路22と、分離された明度信号を基準にして濃度変化の有無及びその急峻度を所定の領域毎に判定する判定回路23と、当該領域内の濃度変化がノイズであると判断される場合に平滑化する第2の平滑化回路24と、当該領域内の濃度変化がエッジであると判断される場合にエッジを強調するエッジ強調回路25と、第2の平滑化回路24、エッジ強調回路25、あるいは分離回路22から出力された明度信号を対応する色度信号と合成してカラー再現信号を出力する合成回路26とを含む。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、デジタルカメラやスキャナーにより取り込まれたカラー画像をフィルタ処理して画質を向上させる画像処理装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、カラー複写機等に設けられた画像処理装置は、スキャナ等の画像入力部から入力される反射率に対してリニアなRGB(赤・緑・青の原色系)の画像信号を、プリンタ等の画像出力部における濃度に対してリニアなCMY(シアン・マゼンタ・イエローの補色系)に変換して出力する。
【0003】
特許文献1には、平滑化処理したRGB信号から色相、彩度信号を生成し、未処理のRGB信号から明度信号を生成した後、両者を合成することにより画質を向上させる技術が開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開平5−14722号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献1に記載の処理手順では、明度信号に対して平滑化処理がなされないため、出力画像の画質向上のためのフィルタリング効果、具体的には、(1)画像の解像度と階調性を両立するための処理効果、(2)印刷原稿のモアレ抑制のための処理効果等を十分に得ることができないという問題がある。
【0006】
この発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、画質向上のためのフィルタリング効果を十分に得ることができる画像処理装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかる画像処理装置は、上記の目的を達成させるため、入力された1枚の画像に対応するカラー画像信号を共通の平滑化フィルターにより平滑化する第1の平滑化手段と、平滑化されたカラー画像信号を明度信号と色度信号とに分離する分離手段と、分離された明度信号を基準にして濃度変化の有無及び濃度変化の急峻度を画像内の所定の領域毎に判定する判定手段と、当該領域内の濃度変化がノイズであると判断される場合に、ノイズの状態に応じて複数の平滑化フィルターから適切なフィルターを選択して明度信号を処理する第2の平滑化手段と、当該領域内の濃度変化がエッジであると判断される場合に、エッジの状態に応じて複数のエッジ強調フィルターから適切なフィルターを選択して明度信号を処理するエッジ強調手段と、エッジ強調手段、第2の平滑化手段、あるいは分離手段から出力された明度信号を対応する色度信号と合成してカラー再現信号を出力する合成手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
上記の構成によれば、明度信号に基づいてエッジの判定、強調が行われるため、人間の眼で見たときの強調効果が高い。また、領域毎に濃度変化の急峻度に応じてエッジ強調、平滑化の度合いを変更できるため、画像全体に同一のフィルタリング処理を施す場合と比較すると、適切なフィルタリング処理が可能となる。
【0009】
なお、判定手段は、微分フィルターを用いて濃度変化を検出することにより、急峻度を判定することができる。また、判定手段は、微分フィルターの出力を複数の閾値と比較することにより、領域内の濃度変化がエッジであるか、ノイズであるかを判断すると共に、適用すべきフィルターを選択することができる。さらに、判定手段は、画像の種類に応じて前記閾値を変更するようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかる画像処理装置をカラー複写機に適用した場合の実施形態を説明する。
図1は、実施形態にかかるカラー複写機の概略構成を示すブロック図である。カラー複写機1は、カラー原稿を読み取るスキャナー10と、スキャナー10から入力されるカラー画像信号をフィルタ処理して画質を向上させる画像処理装置20と、画像処理装置20から出力されるカラー再現信号によりカラー画像を用紙に印刷するプリンタ30とから構成されている。
【0011】
スキャナー10は、公知のカラースキャナーであり、カラー原稿を照明しながら走査し、原稿からの反射光をダイクロイックフィルター等の色分解光学系を用いてR,G,Bの三原色に分解し、それぞれの色用のライン状のCCDイメージセンサーにより逐次読み取るものである。あるいは、色分解光学系を設けずにCCDカラーイメージセンサーを利用してもよい。
【0012】
画像処理装置20は、スキャナー10から出力される原色系のR,G,Bのカラー画像信号を画像全体にわたって共通の平滑化フィルターにより平滑化する第1の平滑化回路21と、平滑化されたカラー画像信号をCIE 1976 L*a*b*色空間の明度信号Lと色度信号a*,b*とに分離する分離回路22と、分離された明度信号Lを基準にして濃度変化の有無及び濃度変化の急峻度を画像内の所定の領域毎に判定する判定回路23と、判定された濃度変化の急峻度に応じて、当該領域内の濃度変化がノイズであると判断される場合に平滑化する第2の平滑化回路24と、当該領域内の濃度変化がエッジであると判断される場合にエッジを強調するエッジ強調回路25と、第2の平滑化回路24、エッジ強調回路25、あるいは分離回路22から出力された明度信号を対応する色度信号と合成してカラー再現信号を出力する合成回路26とを含む。
【0013】
第1の平滑化回路21は、例えば図2(A)に示す3×3の平滑化フィルター(平均値フィルター)を利用してR,G,Bの各濃度信号を平滑化する。図2(A)に示すマトリックスの1つの四角形はカラー画像信号の単一の画素に対応しており、四角形内の数値は、重み付けに用いられるオペレータ(加重マトリックス)を示している。一般に、カラー画像信号のある画素について3×3の平滑化フィルターにより平滑化する場合、その画素を注目画素とし、その周囲の8つの画素を含むマトリックスがカラー画像信号から抽出され、図2(B)に示すように、注目画素の濃度をe、その周囲の8つの画素の濃度をa,b,c,d,f,g,h,iとして、各濃度と対応するオペレータとの積を求め、その総和に平滑化フィルターの係数をかけた値が注目画素の平滑化された新しい濃度値とされる。図2(A)に示す平滑化フィルターを適用した場合、注目画素の新しい濃度値e’は、以下の通りとなる。
e’=1/10×(a×1+b×1+c×1+d×1+e×2+f×1+g×1+h×1+i×1)
【0014】
第1の平滑化回路21は、画像の全体に対して上記のような共通の平滑化フィルターを適用し、カラー画像信号から不規則なノイズを除去する。平滑化されたカラー画像信号は、分離回路22により明度信号Lと色度信号a*,b*に分離され、明度信号が判定回路23に入力される。
【0015】
判定回路23は、微分フィルターを用いて濃度変化を検出することにより、急峻度を判定する。検出に用いられる微分フィルターは、例えば図3(A)に示すような3×3のマトリックス、あるいは図3(B)に示すような5×5のマトリックスで表現される。マトリックスが大きい方が広い領域内のエッジを検出することができる。これらのフィルターは、必要に応じていずれかが用いられる。また、これらに代えて公知の4近傍ラブラシアンフィルターを用いてもよい。さらに、縦方向、あるいは横方向の線を検出したい場合には、Prewittフィルター、Sobelフィルター等を用いればよい。
【0016】
また、判定回路23は、微分フィルターの出力Vと所定の閾値とを比較することにより、注目画素がノイズなのか、エッジなのか、そのいずれでもないのかを判定する。また、第2の平滑化回路24及びエッジ強調回路25は、それぞれノイズやエッジの状態に応じてそれぞれ3種類のフィルターから適切なフィルターを選択して適用する。図4は、第2の平滑化回路24に備えられた3種類の平滑化フィルターを示し、それぞれを平滑化フィルターA,B,Cとする。A,B,Cの順に平滑化の度合いが強くなる。また、図5は、エッジ強調回路25に備えられた3種類のエッジ強調フィルターを示し、それぞれをエッジ強調フィルターA,B,Cとする。A,B,Cの順にエッジ強調の度合いが強くなる。
【0017】
判定回路23は、これらのフィルターの何れを適用するかを判断するため、ノイズの状態、エッジの状態をさらに細かく判別する必要がある。このため、判定回路23には、6つの閾値SH1〜SH6が設定されている。なお、判定基準となる閾値は、画像の種類によって異ならせることが望ましい。例えば、入力画像として写真を読み取る場合、画像の種類が風景や建築物等であるときには閾値を低めに設定して強いエッジ強調をかけ、画像の種類が人物のポートレート等であるときには閾値を高めに設定してエッジ強調を弱めにする。これは、一般に風景や建築物等の細かい描写が要求される画像についてはメリハリの利いた画像が好まれるのに対し、人物のポートレート等の場合にはよりソフトな画像が好まれるからである。これらの設定については後述する。
【0018】
検出されたエッジの急峻度に応じて、第2の平滑化回路24、あるいはエッジ強調回路25において処理された明度信号、あるいは分離回路22から出力されて判定回路23を通った未処理の明度信号は、合成回路26において分離回路23で分離された色度信号と合成され、合成回路26からはカラー再現信号が出力される。このカラー再現信号に基づいて、プリンタ30が駆動され、明度信号に関して必要な画像処理が施された画像信号に基づいてカラー画像が用紙上に印刷される。
【0019】
次に、実施形態のカラー複写機の画像処理の作用を図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
ステップS001でスキャナー10から1画面分の画像データがRGB信号として入力されると、ステップS002〜S004で画像の種類に応じて閾値が設定される。なお、画像の種類は、操作者が図示せぬ操作スイッチ等を用いて手動で設定する。画像の種類が人物のポートレート等(第1種の画像)である場合には、閾値SH1〜SH5は以下の表1の中央の列で示すように設定される。一方、画像の種類が風景や建築物等(第2種の画像) である場合には、閾値SH1〜SH6は以下の表1の右側の列で示すように設定される。
【0020】
【表1】
【0021】
続いてステップS005では、第1の平滑化回路21により、入力された画像データ全体を均一に平滑化し、ステップS006では分離回路22が平滑化した画像信号を明度信号と色度信号とに分離する。
【0022】
続くステップS007〜S025では、画素単位で画像の明度の濃度変化を検出し、必要に応じて明度信号に平滑化、エッジ強調が施される。最初にステップS007で3×3の領域の明度信号を取り込み、全領域が終了していれば処理を終了し(S008, Yes)、それ以外の場合(S008, No)は微分フィルターを適用する(S009)。ステップS010では、微分フィルターを適用して演算された注目画素の明度値をVに代入する。ここでは、例えば明度信号が8ビット、256階調で表現され、これを図3(A)に示した3×3の微分フィルターにより処理した出力をVとする。以下、この明度値Vを上記のようにして設定された閾値と比較する。
【0023】
微分フィルターの出力Vが0以下である場合には(S011, No)、フィルタ処理は行わずにステップS025に進み、合成回路26で明度信号と色度信号とを合成してカラー再現信号を得る。
【0024】
微分フィルターの出力Vが0<V<SH3の場合には、濃度の変化はノイズであると判断されて平滑化フィルターが適用される。具体的には、0<V<SH1の場合(S012, Yes)には、平滑化フィルターCが適用され(S013)、SH1≦V<SH2の場合(S014, Yes)には平滑化フィルターBが適用され(S015)、SH2≦V<SH3の場合(S016, Yes)には平滑化フィルターCが適用される(S017)。
【0025】
SH3≦V<SH4の場合(S018, Yes)には、ノイズであるともエッジであるとも判断ができないため、フィルタ処理は行わずにステップS025に進む。一方、微分フィルターの出力Vが閾値SH4以上の場合(S018, No)にはエッジと判断される。SH4≦V<SH5の場合(S019, Yes)にはエッジ強調フィルターAが適用される(S020)。出力Vが閾値SH5以上の場合(S019, No)には、画像の種類によって処理が分かれる。第1種の画像の場合(S021, 第1種)には、出力Vが閾値SH5以上であると何れのフィルターも適用しない。第2種の画像であると(S021, 第2種)、SH5≦V<SH6の場合(S022, Yes)にはエッジ強調フィルターBが適用され(S024)、SH6≦Vの場合(S022, No)にはエッジ強調フィルターCが適用される(S023)。
【0026】
なお、上記のように同一名の閾値を用いて適用するフィルターを選択しているが、閾値の数値が画像の種類によって異なるため、同一値の出力Vに対しても画像の種類が異なると適用されるフィルターが異なる場合がある。例えば、出力Vが15であるとき、これが第1種の画像であれば平滑化フィルターCが適用されるが、第2種の画像であれば平滑化フィルターBが適用される。
【0027】
フィルターが適用される場合、されない場合のいずれにおいても、ステップS025において明度信号と色度信号が合成回路26において合成される。フィルターが適用されない場合には、分離回路22から出力された明度信号がそのまま合成回路26に入力されて色度信号と合成される。平滑化フィルターが適用される場合には、第2平滑化回路24で平滑化された明度信号が合成回路26で色度信号と合成される。エッジ強調フィルターが適用される場合には、エッジ強調回路25で強調された明度信号が合成回路26で色度信号と合成される。
【0028】
合成回路26から出力されるカラー再現信号に基づいて、プリンタ30が駆動され、明度信号に関して必要な画像処理が施された画像信号に基づいてカラー画像が用紙上に印刷される。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像処理装置によれば、全体の画像信号に対して平滑化処理の後に、ノイズに対しては平滑化処理により歪みを除去し、エッジに対してはエッジ強調処理を施すことにより、出力画像の画質向上のための十分なフィルタリング効果が得られ、画像の解像度と階調性を両立した出力信号、すなわち、鮮鋭で歪みのない画像が得られる。
【0030】
また、明度信号に基づいてエッジの判定、強調が行われるため、再現された画像を人間の眼で見たときの強調効果が高い。さらに、領域毎に濃度変化の急峻度に応じてエッジ強調、平滑化の度合いを変更できるため、画像全体に同一のフィルタリング処理を施す場合と比較すると、適切なフィルタリング処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるカラー複写機の信号処理系の概略を示すブロック図である。
【図2】(A)は平滑化フィルターの一例を示すマトリックス図、(B)は(A)の平滑化フィルターに対応した画像信号のマトリックス図である。
【図3】(A)は3×3の微分フィルター、(B)は5×5の微分フィルターの一例を示すマトリックス図である。
【図4】第2の平滑化回路に備えられた3つの平滑化フィルターのマトリックス図である。
【図5】エッジ強調回路に備えられた3つのエッジ強調フィルターのマトリックス図である。
【図6】実施形態のカラー複写機の画像処理の作用を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カラー複写機
10 スキャナー
20 画像処理装置
21 第1平滑化回路
22 分離回路
23 判定回路
24 第2平滑化回路
25 エッジ強調回路
26 合成回路
30 プリンタ
【発明の属する技術分野】
この発明は、デジタルカメラやスキャナーにより取り込まれたカラー画像をフィルタ処理して画質を向上させる画像処理装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、カラー複写機等に設けられた画像処理装置は、スキャナ等の画像入力部から入力される反射率に対してリニアなRGB(赤・緑・青の原色系)の画像信号を、プリンタ等の画像出力部における濃度に対してリニアなCMY(シアン・マゼンタ・イエローの補色系)に変換して出力する。
【0003】
特許文献1には、平滑化処理したRGB信号から色相、彩度信号を生成し、未処理のRGB信号から明度信号を生成した後、両者を合成することにより画質を向上させる技術が開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開平5−14722号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特許文献1に記載の処理手順では、明度信号に対して平滑化処理がなされないため、出力画像の画質向上のためのフィルタリング効果、具体的には、(1)画像の解像度と階調性を両立するための処理効果、(2)印刷原稿のモアレ抑制のための処理効果等を十分に得ることができないという問題がある。
【0006】
この発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、画質向上のためのフィルタリング効果を十分に得ることができる画像処理装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかる画像処理装置は、上記の目的を達成させるため、入力された1枚の画像に対応するカラー画像信号を共通の平滑化フィルターにより平滑化する第1の平滑化手段と、平滑化されたカラー画像信号を明度信号と色度信号とに分離する分離手段と、分離された明度信号を基準にして濃度変化の有無及び濃度変化の急峻度を画像内の所定の領域毎に判定する判定手段と、当該領域内の濃度変化がノイズであると判断される場合に、ノイズの状態に応じて複数の平滑化フィルターから適切なフィルターを選択して明度信号を処理する第2の平滑化手段と、当該領域内の濃度変化がエッジであると判断される場合に、エッジの状態に応じて複数のエッジ強調フィルターから適切なフィルターを選択して明度信号を処理するエッジ強調手段と、エッジ強調手段、第2の平滑化手段、あるいは分離手段から出力された明度信号を対応する色度信号と合成してカラー再現信号を出力する合成手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
上記の構成によれば、明度信号に基づいてエッジの判定、強調が行われるため、人間の眼で見たときの強調効果が高い。また、領域毎に濃度変化の急峻度に応じてエッジ強調、平滑化の度合いを変更できるため、画像全体に同一のフィルタリング処理を施す場合と比較すると、適切なフィルタリング処理が可能となる。
【0009】
なお、判定手段は、微分フィルターを用いて濃度変化を検出することにより、急峻度を判定することができる。また、判定手段は、微分フィルターの出力を複数の閾値と比較することにより、領域内の濃度変化がエッジであるか、ノイズであるかを判断すると共に、適用すべきフィルターを選択することができる。さらに、判定手段は、画像の種類に応じて前記閾値を変更するようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかる画像処理装置をカラー複写機に適用した場合の実施形態を説明する。
図1は、実施形態にかかるカラー複写機の概略構成を示すブロック図である。カラー複写機1は、カラー原稿を読み取るスキャナー10と、スキャナー10から入力されるカラー画像信号をフィルタ処理して画質を向上させる画像処理装置20と、画像処理装置20から出力されるカラー再現信号によりカラー画像を用紙に印刷するプリンタ30とから構成されている。
【0011】
スキャナー10は、公知のカラースキャナーであり、カラー原稿を照明しながら走査し、原稿からの反射光をダイクロイックフィルター等の色分解光学系を用いてR,G,Bの三原色に分解し、それぞれの色用のライン状のCCDイメージセンサーにより逐次読み取るものである。あるいは、色分解光学系を設けずにCCDカラーイメージセンサーを利用してもよい。
【0012】
画像処理装置20は、スキャナー10から出力される原色系のR,G,Bのカラー画像信号を画像全体にわたって共通の平滑化フィルターにより平滑化する第1の平滑化回路21と、平滑化されたカラー画像信号をCIE 1976 L*a*b*色空間の明度信号Lと色度信号a*,b*とに分離する分離回路22と、分離された明度信号Lを基準にして濃度変化の有無及び濃度変化の急峻度を画像内の所定の領域毎に判定する判定回路23と、判定された濃度変化の急峻度に応じて、当該領域内の濃度変化がノイズであると判断される場合に平滑化する第2の平滑化回路24と、当該領域内の濃度変化がエッジであると判断される場合にエッジを強調するエッジ強調回路25と、第2の平滑化回路24、エッジ強調回路25、あるいは分離回路22から出力された明度信号を対応する色度信号と合成してカラー再現信号を出力する合成回路26とを含む。
【0013】
第1の平滑化回路21は、例えば図2(A)に示す3×3の平滑化フィルター(平均値フィルター)を利用してR,G,Bの各濃度信号を平滑化する。図2(A)に示すマトリックスの1つの四角形はカラー画像信号の単一の画素に対応しており、四角形内の数値は、重み付けに用いられるオペレータ(加重マトリックス)を示している。一般に、カラー画像信号のある画素について3×3の平滑化フィルターにより平滑化する場合、その画素を注目画素とし、その周囲の8つの画素を含むマトリックスがカラー画像信号から抽出され、図2(B)に示すように、注目画素の濃度をe、その周囲の8つの画素の濃度をa,b,c,d,f,g,h,iとして、各濃度と対応するオペレータとの積を求め、その総和に平滑化フィルターの係数をかけた値が注目画素の平滑化された新しい濃度値とされる。図2(A)に示す平滑化フィルターを適用した場合、注目画素の新しい濃度値e’は、以下の通りとなる。
e’=1/10×(a×1+b×1+c×1+d×1+e×2+f×1+g×1+h×1+i×1)
【0014】
第1の平滑化回路21は、画像の全体に対して上記のような共通の平滑化フィルターを適用し、カラー画像信号から不規則なノイズを除去する。平滑化されたカラー画像信号は、分離回路22により明度信号Lと色度信号a*,b*に分離され、明度信号が判定回路23に入力される。
【0015】
判定回路23は、微分フィルターを用いて濃度変化を検出することにより、急峻度を判定する。検出に用いられる微分フィルターは、例えば図3(A)に示すような3×3のマトリックス、あるいは図3(B)に示すような5×5のマトリックスで表現される。マトリックスが大きい方が広い領域内のエッジを検出することができる。これらのフィルターは、必要に応じていずれかが用いられる。また、これらに代えて公知の4近傍ラブラシアンフィルターを用いてもよい。さらに、縦方向、あるいは横方向の線を検出したい場合には、Prewittフィルター、Sobelフィルター等を用いればよい。
【0016】
また、判定回路23は、微分フィルターの出力Vと所定の閾値とを比較することにより、注目画素がノイズなのか、エッジなのか、そのいずれでもないのかを判定する。また、第2の平滑化回路24及びエッジ強調回路25は、それぞれノイズやエッジの状態に応じてそれぞれ3種類のフィルターから適切なフィルターを選択して適用する。図4は、第2の平滑化回路24に備えられた3種類の平滑化フィルターを示し、それぞれを平滑化フィルターA,B,Cとする。A,B,Cの順に平滑化の度合いが強くなる。また、図5は、エッジ強調回路25に備えられた3種類のエッジ強調フィルターを示し、それぞれをエッジ強調フィルターA,B,Cとする。A,B,Cの順にエッジ強調の度合いが強くなる。
【0017】
判定回路23は、これらのフィルターの何れを適用するかを判断するため、ノイズの状態、エッジの状態をさらに細かく判別する必要がある。このため、判定回路23には、6つの閾値SH1〜SH6が設定されている。なお、判定基準となる閾値は、画像の種類によって異ならせることが望ましい。例えば、入力画像として写真を読み取る場合、画像の種類が風景や建築物等であるときには閾値を低めに設定して強いエッジ強調をかけ、画像の種類が人物のポートレート等であるときには閾値を高めに設定してエッジ強調を弱めにする。これは、一般に風景や建築物等の細かい描写が要求される画像についてはメリハリの利いた画像が好まれるのに対し、人物のポートレート等の場合にはよりソフトな画像が好まれるからである。これらの設定については後述する。
【0018】
検出されたエッジの急峻度に応じて、第2の平滑化回路24、あるいはエッジ強調回路25において処理された明度信号、あるいは分離回路22から出力されて判定回路23を通った未処理の明度信号は、合成回路26において分離回路23で分離された色度信号と合成され、合成回路26からはカラー再現信号が出力される。このカラー再現信号に基づいて、プリンタ30が駆動され、明度信号に関して必要な画像処理が施された画像信号に基づいてカラー画像が用紙上に印刷される。
【0019】
次に、実施形態のカラー複写機の画像処理の作用を図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
ステップS001でスキャナー10から1画面分の画像データがRGB信号として入力されると、ステップS002〜S004で画像の種類に応じて閾値が設定される。なお、画像の種類は、操作者が図示せぬ操作スイッチ等を用いて手動で設定する。画像の種類が人物のポートレート等(第1種の画像)である場合には、閾値SH1〜SH5は以下の表1の中央の列で示すように設定される。一方、画像の種類が風景や建築物等(第2種の画像) である場合には、閾値SH1〜SH6は以下の表1の右側の列で示すように設定される。
【0020】
【表1】
【0021】
続いてステップS005では、第1の平滑化回路21により、入力された画像データ全体を均一に平滑化し、ステップS006では分離回路22が平滑化した画像信号を明度信号と色度信号とに分離する。
【0022】
続くステップS007〜S025では、画素単位で画像の明度の濃度変化を検出し、必要に応じて明度信号に平滑化、エッジ強調が施される。最初にステップS007で3×3の領域の明度信号を取り込み、全領域が終了していれば処理を終了し(S008, Yes)、それ以外の場合(S008, No)は微分フィルターを適用する(S009)。ステップS010では、微分フィルターを適用して演算された注目画素の明度値をVに代入する。ここでは、例えば明度信号が8ビット、256階調で表現され、これを図3(A)に示した3×3の微分フィルターにより処理した出力をVとする。以下、この明度値Vを上記のようにして設定された閾値と比較する。
【0023】
微分フィルターの出力Vが0以下である場合には(S011, No)、フィルタ処理は行わずにステップS025に進み、合成回路26で明度信号と色度信号とを合成してカラー再現信号を得る。
【0024】
微分フィルターの出力Vが0<V<SH3の場合には、濃度の変化はノイズであると判断されて平滑化フィルターが適用される。具体的には、0<V<SH1の場合(S012, Yes)には、平滑化フィルターCが適用され(S013)、SH1≦V<SH2の場合(S014, Yes)には平滑化フィルターBが適用され(S015)、SH2≦V<SH3の場合(S016, Yes)には平滑化フィルターCが適用される(S017)。
【0025】
SH3≦V<SH4の場合(S018, Yes)には、ノイズであるともエッジであるとも判断ができないため、フィルタ処理は行わずにステップS025に進む。一方、微分フィルターの出力Vが閾値SH4以上の場合(S018, No)にはエッジと判断される。SH4≦V<SH5の場合(S019, Yes)にはエッジ強調フィルターAが適用される(S020)。出力Vが閾値SH5以上の場合(S019, No)には、画像の種類によって処理が分かれる。第1種の画像の場合(S021, 第1種)には、出力Vが閾値SH5以上であると何れのフィルターも適用しない。第2種の画像であると(S021, 第2種)、SH5≦V<SH6の場合(S022, Yes)にはエッジ強調フィルターBが適用され(S024)、SH6≦Vの場合(S022, No)にはエッジ強調フィルターCが適用される(S023)。
【0026】
なお、上記のように同一名の閾値を用いて適用するフィルターを選択しているが、閾値の数値が画像の種類によって異なるため、同一値の出力Vに対しても画像の種類が異なると適用されるフィルターが異なる場合がある。例えば、出力Vが15であるとき、これが第1種の画像であれば平滑化フィルターCが適用されるが、第2種の画像であれば平滑化フィルターBが適用される。
【0027】
フィルターが適用される場合、されない場合のいずれにおいても、ステップS025において明度信号と色度信号が合成回路26において合成される。フィルターが適用されない場合には、分離回路22から出力された明度信号がそのまま合成回路26に入力されて色度信号と合成される。平滑化フィルターが適用される場合には、第2平滑化回路24で平滑化された明度信号が合成回路26で色度信号と合成される。エッジ強調フィルターが適用される場合には、エッジ強調回路25で強調された明度信号が合成回路26で色度信号と合成される。
【0028】
合成回路26から出力されるカラー再現信号に基づいて、プリンタ30が駆動され、明度信号に関して必要な画像処理が施された画像信号に基づいてカラー画像が用紙上に印刷される。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像処理装置によれば、全体の画像信号に対して平滑化処理の後に、ノイズに対しては平滑化処理により歪みを除去し、エッジに対してはエッジ強調処理を施すことにより、出力画像の画質向上のための十分なフィルタリング効果が得られ、画像の解像度と階調性を両立した出力信号、すなわち、鮮鋭で歪みのない画像が得られる。
【0030】
また、明度信号に基づいてエッジの判定、強調が行われるため、再現された画像を人間の眼で見たときの強調効果が高い。さらに、領域毎に濃度変化の急峻度に応じてエッジ強調、平滑化の度合いを変更できるため、画像全体に同一のフィルタリング処理を施す場合と比較すると、適切なフィルタリング処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるカラー複写機の信号処理系の概略を示すブロック図である。
【図2】(A)は平滑化フィルターの一例を示すマトリックス図、(B)は(A)の平滑化フィルターに対応した画像信号のマトリックス図である。
【図3】(A)は3×3の微分フィルター、(B)は5×5の微分フィルターの一例を示すマトリックス図である。
【図4】第2の平滑化回路に備えられた3つの平滑化フィルターのマトリックス図である。
【図5】エッジ強調回路に備えられた3つのエッジ強調フィルターのマトリックス図である。
【図6】実施形態のカラー複写機の画像処理の作用を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カラー複写機
10 スキャナー
20 画像処理装置
21 第1平滑化回路
22 分離回路
23 判定回路
24 第2平滑化回路
25 エッジ強調回路
26 合成回路
30 プリンタ
Claims (4)
- 入力されたカラー画像信号をフィルタ処理して画質を向上させる画像処理装置において、
1枚の画像に対応するカラー画像信号を共通の平滑化フィルターにより平滑化する第1の平滑化手段と、
平滑化されたカラー画像信号を明度信号と色度信号とに分離する分離手段と、
分離された明度信号を基準にして濃度変化の有無及び濃度変化の急峻度を前記画像内の所定の領域毎に判定する判定手段と、
当該領域内の濃度変化がノイズであると判断される場合に、当該ノイズの状態に応じて複数の平滑化フィルターから適切なフィルターを選択して前記明度信号を処理する第2の平滑化手段と、
当該領域内の濃度変化がエッジであると判断される場合に、当該エッジの状態に応じて複数のエッジ強調フィルターから適切なフィルターを選択して前記明度信号を処理するエッジ強調手段と、
前記エッジ強調手段、前記第2の平滑化手段、あるいは前記分離手段から出力される明度信号を対応する前記色度信号と合成してカラー再現信号を出力する合成手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記判定手段は、微分フィルターを用いて濃度変化を検出することにより、前記急峻度を判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記判定手段は、前記微分フィルターの出力を複数の閾値と比較することにより、前記領域内の濃度変化がエッジであるか、ノイズであるかを判断すると共に、適用すべきフィルターを選択することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記判定手段は、画像の種類に応じて前記閾値を変更することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
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2003
- 2003-02-21 JP JP2003043705A patent/JP2004254158A/ja active Pending
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