JP2004254107A - ボタン電話装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ボタン電話装置は、外線2に接続される主装置10とボタン電話端末とからなり、ボタン電話端末は無線親機20と無線子機30とからなる。無線親機20あるいは主装置10は、親子間の呼出または接続を検出する親子間呼出接続検出手段を有し、主装置10は、親子間呼出接続検出手段により親子間の呼出または接続が検出されたとき、ボタン電話端末が親子間呼出中または親子間接続中である旨を管理する親子間呼出接続管理手段を有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボタン電話端末の親子間で呼出通話を実現するボタン電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ボタン電話装置は、外線に接続される主装置とこの主装置に接続されかつ制御されるコードレスタイプのボタン電話端末とからなり、ボタン電話端末は無線親機とこの無線親機に収容される無線子機とからなる。無線親機は、無線回線を介して無線子機と通信を行う。従来、単独のコードレス電話機では親機から子機を呼び出す機能があり(例えば、特許文献1参照)、ボタン電話装置においても、このような機能の実現が望まれている。なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−83338号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のボタン電話装置では、主装置が無線親機と無線子機とからなるボタン電話端末を1つの電話機として管理し、主装置を通してボタン電話端末間の通話やボタン電話端末と外線との間の通話を実現しており、同一のボタン電話端末の親子間の呼出や通話を管理していないため、親子間の呼出通話ができないという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的は、ボタン電話装置において同一のボタン電話端末の親子間で呼出通話を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、外線に接続される主装置とこの主装置に接続されかつ制御されるボタン電話端末とからなり、前記ボタン電話端末は通信機能を有する無線親機とこの無線親機に収容される無線子機とからなるボタン電話装置において、前記無線親機とこの無線親機に収容される前記無線子機との間の親子間の呼出または接続を検出する親子間呼出接続検出手段と、この親子間呼出接続検出手段により前記親子間の呼出または接続が検出されたとき、前記ボタン電話端末が親子間呼出中または親子間接続中である旨を管理する親子間呼出接続管理手段とを備えるものである。
また、本発明のボタン電話装置の1構成例は、イベントの発生に応じて前記親子間の呼出または接続が必要な場合に、この親子間の呼出または接続が可能か否かを判定する判定手段と、この判定手段により前記親子間の呼出または接続が可能と判定された場合に、前記親子間を呼出状態または接続状態に移行させる制御手段とを備えるものである。イベントの例としては、内線番号のボタン操作あるいは内線呼出ボタンの操作、親子間の呼出に対する無線親機または無線子機の応答などがある。
【0006】
また、本発明のボタン電話装置の1構成例において、前記親子間呼出接続検出手段は、前記無線親機に設けられ、前記親子間呼出接続管理手段は、前記主装置に設けられるものである。
また、本発明のボタン電話装置の1構成例において、前記親子間呼出接続検出手段と前記親子間呼出接続管理手段とは、前記主装置に設けられるものである。また、本発明のボタン電話装置の1構成例において、前記判定手段は、前記無線親機に設けられるものである。
また、本発明のボタン電話装置の1構成例において、前記判定手段は、前記主装置に設けられるものである。
また、本発明のボタン電話装置の1構成例において、前記制御手段は、前記無線親機に設けられるものである。
また、本発明のボタン電話装置の1構成例において、前記制御手段は、前記主装置に設けられるものである。
【0007】
また、本発明のボタン電話装置の1構成例において、前記制御手段は、前記親子間接続中のボタン電話端末に対して前記主装置に接続された他のボタン電話端末あるいは外線から着信があった場合、前記親子間接続中のボタン電話端末を話中着信状態にするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態となる電話システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態の電話システムは、ボタン電話装置1と、図示しない通信網と、この通信網とボタン電話装置1とを接続する外線2とから構成される。
【0009】
外線2は、ボタン電話装置1と通信相手(不図示)との通信を実現する回線であり、例えばインターネットなどのパケット通信回線のほか、専用回線、電話回線あるいはISDN回線などが用いられる。ボタン電話装置1は、外線2に接続される主装置10と、この主装置10に接続されかつ制御されるボタン電話端末とから構成される。そして、ボタン電話端末は、主装置10との通信機能を有する無線親機20(20−1〜20−n)と、この無線親機20に収容される無線子機30(30−1〜30−n)からなる。無線親機20とこれに収容される無線子機30には、予め同一のIDコードが割り当てられ、また同一の内線番号が割り当てられている。
【0010】
外線2と無線親機20とを収容する主装置10は、外線2を介して通信網と接続され、この通信網を介して通信相手と通信を行うことにより、音声通話などの通信サービスを無線親機20あるいは無線子機30の利用者へ提供する。この主装置10は、外線2との接続制御を行う外線インタフェース部101と、無線親機20との接続制御を行う内線インタフェース部102と、外線インタフェース部101と内線インタフェース部102との間に選択的に通話路を閉成して、外線2と無線親機20とを選択的に接続するスイッチ103と、主装置10の制御全般を一括して行うCPU104と、メモリ105とを有している。
【0011】
メモリ105には、CPU104の動作に必要なプログラム、自装置のIDコード、自装置が収容するボタン電話端末(無線親機20および無線子機30)のIDコード、ボタン電話端末の内線番号、ボタン電話端末の状態情報、およびボタン電話端末の機能設定情報が記憶されている。CPU104は、メモリ105に格納されているプログラムと情報に従って動作し、主装置全体を制御する。
【0012】
無線親機20は、内線伝送路40(40−1〜40−N)を介して主装置10と通信し、また無線回線50(50−1〜50−N)を介して無線子機30と通信する。この無線親機20は、主装置10との接続制御を行う内線インタフェース部201と、自機が収容する無線子機30との接続制御を行う無線送受信部202と、アンテナ203と、無線親機20の制御全般を一括して行うCPU204と、無線親機20に対して利用者が指示を与えるための操作部205と、利用者に対して情報を提示するための表示部206と、メモリ207と、各種の信号音を発生するトーンリンガ208と、増幅器209と、スピーカ210とを有している。
【0013】
メモリ207には、CPU204の動作に必要なプログラム、自機のIDコード、自機に割り当てられた内線番号、および子機の状態情報が記憶されている。CPU204は、メモリ207に格納されているプログラムと情報に従って動作し、無線親機全体を制御する。
【0014】
無線子機30は、無線回線50を介して無線親機20と通信する。この無線子機30は、自機が収容される無線親機20との接続制御を行う無線送受信部301と、アンテナ302と、無線子機30の制御全般を一括して行うCPU303と、無線子機30に対して利用者が指示を与えるための操作部304と、利用者に対して情報を提示するための表示部305と、メモリ306と、各種の信号音を発生するトーンリンガ307と、増幅器308と、スピーカ309とを有している。
【0015】
メモリ306には、CPU303の動作に必要なプログラム、および自機のIDコードが記憶されている。CPU303は、メモリ306に格納されているプログラムと情報に従って動作し、無線子機全体を制御する。
【0016】
次に、本実施の形態の電話システムの動作を説明する。本実施の形態では、無線親機20とこれに収容される無線子機30に割り当てられた内線番号を「10」とする。図2は無線子機30から無線親機20を呼び出す動作を示すシーケンス図、図3は無線親機20から無線子機30を呼び出す動作を示すシーケンス図である。
【0017】
まず、無線子機30から無線親機20を呼び出す動作を図2を用いて説明する。無線子機30の利用者は、無線親機20の利用者と通話する場合、無線子機30の操作部304に設けられた内線番号「10」のボタンを操作する(図2ステップS101)。この操作に応じて、無線子機30のCPU303は、メモリ306から自機のIDコードを読み出し、このIDコードと内線番号「10」の呼出情報とを無線送受信部301を介して無線親機20に送信する(ステップS102)。
【0018】
無線親機20のCPU204は、無線送受信部202を介して無線子機30からのIDコードを受信すると、このIDコードをメモリ207に記憶されている自機のIDコードと比較する。CPU204は、IDコードが一致しない場合、自機が収容する無線子機30からの送信ではないと判断して無視し、IDコードが一致する場合、自機が収容する無線子機30からの送信と判断して、無線子機30からの呼出情報を受け付ける。
【0019】
IDコードが一致した場合、無線親機20のCPU204は、親子間呼出要否判定手段として、親子間の呼出が必要か否かを判定する。すなわち、CPU204は、無線子機30から受信した呼出情報が指定する着信内線番号「10」とメモリ207に記憶されている自機の内線番号とを比較し(ステップS103)、内線番号が一致する場合、親子間の呼出(ここでは、無線子機30から無線親機20への呼出)が必要と判定する。内線番号が一致しなかった場合、呼出情報は無線親機20から主装置10へ転送され、呼出情報に応じて主装置10から他の無線親機20が呼び出される。
【0020】
親子間の呼出が必要と判定した場合、無線親機20のCPU204は、親子間呼出可否判定手段として、親子間の呼出が可能か否かを判定する(ステップS104)。無線親機20が例えば外線通話中である場合には、親子間の呼出が不可能と判定する。CPU204は、親子間の呼出が可能と判定した場合、親子間を呼出状態に移行させる制御手段として動作する。すなわち、CPU204は、無線子機30からの呼出情報に応じてトーンリンガ208を駆動してスピーカ210から内線着信音を鳴動させる(ステップS105)。
【0021】
なお、無線親機20のCPU204は、親子間の呼出が可能と判定した後、親子間呼出接続検出手段として、親子間呼出中であることを示す親子間呼出状態情報と自機のIDコードとを内線インタフェース部201を介して主装置10に送信してもよい。主装置10のCPU104は、内線インタフェース部102を介して受信したIDコードと親子間呼出状態情報とを対応付けてメモリ105に格納する。これにより、親子間呼出接続管理手段である主装置10は、このIDコードのボタン電話端末が親子間呼出中であることを認識することができる。
【0022】
次に、無線親機20のCPU204は、親子間接続要否判定手段として、親子間の接続が必要か否かを判定する。すなわち、CPU204は、無線親機20の利用者が操作部205を使ってオフフック操作をした場合(ステップS106)、親子間の接続が必要と判定する。親子間の接続が必要と判定した場合、CPU204は、親子間を接続状態に移行させる制御手段として、内線着信音の鳴動を停止させ、無線子機30との間に音声通話路を形成する(ステップS107)。こうして、親子間が接続され、親子間通話が開始される。
【0023】
なお、CPU204は、親子間の接続が必要と判定した後、親子間接続可否判定手段として、親子間の接続が可能か否かを判定し、可能と判定した場合に親子間を接続するようにしてもよい。
【0024】
親子間通話の開始後、無線親機20のCPU204は、親子間呼出接続検出手段として、親子間通話中であることを示す親子間通話状態情報と自機のIDコードとを内線インタフェース部201を介して主装置10に送信する(ステップS108)。主装置10のCPU104は、内線インタフェース部102を介して受信したIDコードと親子間通話状態情報とを対応付けてメモリ105に格納する。これにより、主装置10は、このIDコードのボタン電話端末が親子間接続中であることを認識することができる。
【0025】
無線子機30あるいは無線親機20でオンフック操作が行われると、親子間通話が終了し、無線親機20のCPU204は、親子間通話が終了したことを示す終話状態情報と自機のIDコードとを内線インタフェース部201を介して主装置10に送信する(ステップS109)。IDコードと終話状態情報とを受信した主装置10のCPU104は、このIDコードに対応する親子間通話状態情報をメモリ105から削除する。
以上の動作により、無線子機30の内線番号「10」のボタンを使って無線親機20を呼び出し、親子間通話を行うことができる。
【0026】
次に、無線親機20から無線子機30を呼び出す動作を図3を用いて説明する。無線親機20の利用者は、無線子機30の利用者と通話する場合、無線親機20の操作部205に設けられた内線番号「10」のボタンを操作する(図3ステップS201)。
【0027】
この操作に応じて、無線親機20のCPU204は、親子間呼出要否判定手段として、親子間の呼出が必要か否かを判定する。すなわち、CPU204は、着信内線番号「10」とメモリ207に記憶されている自機の内線番号とを比較し(ステップS202)、内線番号が一致する場合、親子間の呼出(ここでは、無線親機20から無線子機30への呼出)が必要と判定する。
【0028】
親子間の呼出が必要と判定した場合、無線親機20のCPU204は、親子間呼出可否判定手段として、親子間の呼出が可能か否かを判定する(ステップS203)。無線子機30が例えば外線通話中である場合には、親子間の呼出が不可能と判定する。
【0029】
親子間の呼出が可能な場合、無線親機20のCPU204は、親子間を呼出状態に移行させる制御手段として、内線番号「10」の呼出を無線親機20から無線子機30への呼出と判断し、メモリ207から自機のIDコードを読み出して、このIDコードと内線番号「10」の呼出情報とを無線送受信部202を介して無線子機30に送信する(ステップS204)。ステップS202において内線番号が一致しなかった場合、呼出情報は無線親機20から主装置10に送信され、呼出情報に応じて主装置10から他の無線親機20が呼び出される。
【0030】
なお、無線親機20のCPU204は、親子間の呼出が可能と判定した後、親子間呼出接続検出手段として、自機のIDコードと親子間呼出状態情報とを主装置10に送信してもよい。主装置10のCPU104は、受信したIDコードと親子間呼出状態情報とを対応付けてメモリ105に格納する。これにより、主装置10は、このIDコードのボタン電話端末が親子間呼出中であることを認識することができる。
【0031】
次に、無線子機30のCPU303は、無線送受信部301を介して無線親機20からのIDコードを受信すると、このIDコードをメモリ306に記憶されている自機のIDコードと比較する。CPU303は、IDコードが一致しない場合、自機が収容される無線親機20からの送信ではないと判断して無視し、IDコードが一致する場合、自機が収容される無線親機20からの送信と判断して、無線親機20からの呼出情報を受け付ける。
【0032】
IDコードが一致した場合、無線子機30のCPU303は、呼出情報に応じて、トーンリンガ307を駆動しスピーカ309から内線着信音を鳴動させる(ステップS205)。無線子機30の利用者が操作部304を使ってオフフック操作をすると(ステップS206)、CPU303は、自機のIDコードとオフフック情報とを無線送受信部301を介して無線親機20に送信する(ステップS207)。
【0033】
無線親機20のCPU204は、親子間接続要否判定手段として、親子間の接続が必要か否かを判定する。CPU204は、無線子機30からオフフック情報を受信した場合、親子間の接続が必要と判定する。親子間の接続が必要と判定した場合、CPU204は、親子間を接続状態に移行させる制御手段として、無線子機30との間に音声通話路を形成する(ステップS208)。なお、CPU204は、無線子機30からオフフック情報を受信した後、親子間接続可否判定手段として、親子間の接続が可能か否かを判定し、可能と判定した場合に親子間を接続するようにしてもよい。
【0034】
ステップS209,S210の動作は、それぞれステップS108,S109と同じである。主装置10のCPU104は、無線親機20からIDコードと親子間通話状態情報とを受信した場合、これらをメモリ105に格納し、また無線親機20からIDコードと終話状態情報とを受信した場合、IDコードに対応する親子間通話状態情報をメモリ105から削除する。こうして、無線親機20の内線番号「10」のボタンを使って無線子機30を呼び出し、親子間通話を行うことができる。
【0035】
従来のボタン電話装置では、主装置10の介在なしに親子間の呼出や通話を実現できたとしても、このような呼出通話は主装置10の管理外の動作なので、親子間呼出通話中のボタン電話端末に対して主装置10で管理される正規のイベント(例えば、ボタン電話端末に対する着信)が発生すると、イベントに応じてボタン電話端末で実行されるべき動作と主装置10で管理されていないボタン電話端末の動作とが衝突してしまい、主装置10が適切な処理を行うことができなくなってしまう。また、親子間の呼出通話を主装置10が管理できないため、各ボタン電話端末の電源を切断するというイベントが発生すると、あるボタン電話端末で親子間通話の最中であるにも拘わらず、全てのボタン電話端末の電源を落としてしまうという問題が生じる。したがって、主装置10の介在なしに親子間呼出通話を行うことはできない。
【0036】
これに対して、本実施の形態では、親子間の呼出通話を主装置10が管理できるようにしたので、親子間呼出通話中のボタン電話端末に対してイベントが発生したとしても、主装置10は適切な処理を行うことができる。結果として、本実施の形態では、主装置10の管理の下に同一のボタン電話端末の親子間呼出通話を実現することができる。なお、親子間呼出通話中のボタン電話端末に対して着信が発生したときの動作については後述する。
【0037】
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、無線親機20と無線子機30にそれぞれ設けられた内線呼出ボタンを使って無線親機20あるいは無線子機30を呼び出すものである。本実施の形態においても、電話システムの構成は第1の実施の形態と同じであるので、図1の符号を用いて説明する。
【0038】
まず、無線子機30から無線親機20を呼び出す動作を図4を用いて説明する。無線子機30の利用者は、無線親機20の利用者と通話する場合、無線子機30の操作部304に設けられた内線呼出ボタンを操作する(図4ステップS301)。この操作に応じて、無線子機30のCPU303は、メモリ306から自機のIDコードを読み出し、このIDコードと親機呼出情報とを無線送受信部301を介して無線親機20に送信する(ステップS302)。
【0039】
無線親機20のCPU204は、無線送受信部202を介して無線子機30からのIDコードを受信すると、このIDコードをメモリ207に記憶されている自機のIDコードと比較する。CPU204は、IDコードが一致する場合、自機が収容する無線子機30からの送信と判断して、無線子機30からの親機呼出情報を受け付ける。
【0040】
IDコードが一致した場合、無線親機20のCPU204は、親子間呼出要否判定手段として、親子間の呼出が必要か否かを判定する。CPU204は、無線子機30から受け付けた情報が親機呼出情報の場合、親子間の呼出(ここでは、無線子機30から無線親機20への呼出)が必要と判定する。親子間の呼出が必要と判定した場合、CPU204は、親子間呼出可否判定手段として、親子間の呼出が可能か否かを判定する(ステップS303)。
【0041】
無線親機20のCPU204は、親子間の呼出が可能と判定した場合、親子間を呼出状態に移行させる制御手段として、無線子機30から受信した親機呼出情報に応じてスピーカ210から内線着信音を鳴動させる(ステップS304)。このとき、CPU204は、第1の実施の形態と同様に、自機のIDコードと親子間呼出状態情報とを主装置10に送信してもよい。ステップS305,S306,S307,S308の動作は、それぞれステップS106,S107,S108,S109と同じである。
以上の動作により、無線子機30の内線呼出ボタンを使って無線親機20を呼び出し、親子間通話を行うことができる。
【0042】
なお、無線親機20のCPU204は、第1の実施の形態と同様に、ステップS305において親子間の接続が必要と判定した後、親子間接続可否判定手段として、親子間の接続が可能か否かを判定し、可能と判定した場合に親子間を接続するようにしてもよい。
【0043】
次に、無線親機20から無線子機30を呼び出す動作を図5を用いて説明する。無線親機20の利用者は、無線子機30の利用者と通話する場合、無線親機20の操作部205に設けられた内線呼出ボタンを操作する(図5ステップS401)。この操作に応じて、無線親機20のCPU204は、親子間呼出要否判定手段として、親子間の呼出が必要か否かを判定する。CPU204は、内線呼出ボタンが操作された場合、親子間の呼出(ここでは、無線親機20から無線子機30への呼出)が必要と判定する。
【0044】
親子間の呼出が必要と判定した場合、無線親機20のCPU204は、親子間呼出可否判定手段として、親子間の呼出が可能か否かを判定する(ステップS402)。CPU204は、親子間の呼出が可能な場合、親子間を呼出状態に移行させる制御手段として、メモリ207から自機のIDコードを読み出し、このIDコードと子機呼出情報とを無線送受信部202を介して無線子機30に送信する(ステップS403)。なお、CPU204は、第1の実施の形態と同様に、親子間の呼出が可能と判定した後、親子間呼出接続検出手段として、自機のIDコードと親子間呼出状態情報とを主装置10に送信してもよい。
【0045】
次に、無線子機30のCPU303は、無線送受信部301を介して無線親機20からのIDコードを受信すると、このIDコードをメモリ306に記憶されている自機のIDコードと比較する。CPU303は、IDコードが一致する場合、自機が収容される無線親機20からの送信と判断して、無線親機20からの子機呼出情報を受け付ける。
【0046】
IDコードが一致した場合、無線子機30のCPU303は、無線親機20から受信した子機呼出情報に応じて、スピーカ309から内線着信音を鳴動させる(ステップS404)。ステップS405,S406,S407,S408,S409の動作は、それぞれステップS206,S207,S208,S209,S210と同じである。
以上の動作により、無線親機20の内線呼出ボタンを使って無線子機30を呼び出し、親子間通話を行うことができる。
【0047】
なお、無線親機20のCPU204は、第1の実施の形態と同様に、無線子機30からオフフック情報を受信した後、親子間接続可否判定手段として、親子間の接続が可能か否かを判定し、可能と判定した場合に親子間を接続するようにしてもよい。
【0048】
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態においても、電話システムの構成は第1の実施の形態と同じであるので、図1の符号を用いて説明する。第1の実施の形態では、無線親機20が親子間呼出接続検出手段、判定手段および制御手段を構成し、主装置10が親子間呼出接続管理手段を構成していたが、本実施の形態では、主装置10が親子間呼出接続検出手段、親子間呼出接続管理手段、判定手段および制御手段を構成する。
【0049】
まず、無線子機30から無線親機20を呼び出す動作を図6を用いて説明する。無線子機30の利用者は、無線親機20の利用者と通話する場合、無線子機30の内線番号「10」のボタンを操作する(図6ステップS501)。この操作に応じて、無線子機30のCPU303は、メモリ306から自機のIDコードを読み出し、このIDコードと内線番号「10」の呼出情報とを無線送受信部301を介して無線親機20に送信する(ステップS502)。
【0050】
無線親機20のCPU204は、無線送受信部202を介して無線子機30からのIDコードを受信すると、このIDコードをメモリ207に記憶されている自機のIDコードと比較する。CPU204は、IDコードが一致しない場合、自機が収容する無線子機30からの送信ではないと判断して無視し、IDコードが一致する場合、自機が収容する無線子機30からの送信と判断して、無線子機30からのIDコードと呼出情報とを内線インタフェース部201を介して主装置10に転送する(ステップ503)。
【0051】
主装置10のCPU104は、内線インタフェース部102を介して無線親機20からのIDコードを受信すると、親子間呼出要否判定手段として、親子間の呼出が必要か否かを判定する。つまり、CPU104は、無線親機20から受信したIDコードに対応する内線番号、すなわち発信内線番号をメモリ105から取得し、無線親機20から受信した呼出情報が指定する着信内線番号「10」とメモリ105から取得した発信内線番号とを比較し(ステップS504)、内線番号が一致する場合、親子間の呼出(ここでは、無線子機30から無線親機20への呼出)が必要と判定する。
【0052】
親子間の呼出が必要と判定した場合、主装置10のCPU104は、親子間呼出可否判定手段として、親子間の呼出が可能か否かを判定する(ステップS505)。受信したIDコードのボタン電話端末が例えば外線通話中である場合には、親子間の呼出が不可能と判定する。CPU104は、親子間の呼出が可能と判定した場合、親子間を呼出状態に移行させる制御手段として、受信したIDコードと内線番号「10」の着信情報とを無線親機20に送信する(ステップS506)。
【0053】
そして、主装置10のCPU104は、親子間呼出接続検出手段および親子間呼出接続管理手段として、受信したIDコードと親子間呼出状態情報とを対応付けてメモリ105に格納する。これにより、主装置10は、このIDコードのボタン電話端末が親子間呼出中であることを認識することができる。なお、ステップS504において内線番号が一致しなかった場合、CPU104は、着信内線番号に対応する他の無線親機20に着信情報を送信する。
【0054】
次に、無線親機20のCPU204は、内線インタフェース部201を介して主装置10からのIDコードを受信すると、このIDコードをメモリ207に記憶されている自機のIDコードと比較する。CPU204は、IDコードが一致しない場合、自機宛ての送信ではないと判断して無視する。一方、IDコードが一致した場合、CPU204は、主装置10からの着信情報を受け付けるが、自機が収容する無線子機30から内線番号「10」の呼出情報を既に受け付けているので、内線番号「10」の着信情報が自機への着信を示すものと判断して、スピーカ210から内線着信音を鳴動させる(ステップS507)。
【0055】
無線親機20の利用者がオフフック操作をすると(ステップS508)、無線親機20のCPU204は、自機のIDコードとオフフック情報とを内線インタフェース部201を介して主装置10に送信する(ステップS509)。主装置10のCPU104は、親子間接続要否判定手段として、親子間の接続が必要か否かを判定する。すなわち、CPU104は、無線親機20からオフフック情報を受信した場合、親子間の接続が必要と判定する。
【0056】
親子間の接続が必要と判定した場合、主装置10のCPU104は、親子間を接続状態に移行させる制御手段として、親子間通話の実行を無線親機20に指示する(ステップS510)。なお、CPU104は、親子間の接続が必要と判定した後、親子間接続可否判定手段として、親子間の接続が可能か否かを判定し、可能と判定した場合に親子間を接続するようにしてもよい。
【0057】
親子間通話の実行を無線親機20に指示した後、主装置10のCPU104は、親子間呼出接続検出手段および親子間呼出接続管理手段として、無線親機20から受信したIDコードと親子間通話状態情報とを対応付けてメモリ105に格納する。これにより、主装置10は、このIDコードのボタン電話端末が親子間接続中であることを認識することができる。
【0058】
次に、無線親機20のCPU204は、主装置10の指示により、内線着信音の鳴動を停止させて、自機が収容する無線子機30との間に音声通話路を形成する(ステップS511)。無線子機30あるいは無線親機20でオンフック操作が行われると、親子間通話が終了し、無線親機20のCPU204は、親子間通話が終了したことを示す終話状態情報と自機のIDコードとを内線インタフェース部201を介して主装置10に送信する(ステップS512)。IDコードと終話状態情報とを受信した主装置10のCPU104は、このIDコードに対応する親子間通話状態情報をメモリ105から削除する。
以上の動作により、無線子機30から主装置10を介して無線親機20を呼び出し、親子間通話を行うことができる。
【0059】
次に、無線親機20から無線子機30を呼び出す動作を図7を用いて説明する。無線親機20の利用者は、無線子機30の利用者と通話する場合、無線親機20の内線番号「10」のボタンを操作する(図7ステップS601)。この操作に応じて、無線親機20のCPU204は、メモリ207から自機のIDコードを読み出し、このIDコードと内線番号「10」の呼出情報とを内線インタフェース部201を介して主装置10に送信する(ステップS602)。
【0060】
主装置10のCPU104は、内線インタフェース部102を介して無線親機20からのIDコードを受信すると、親子間呼出要否判定手段として、親子間の呼出が必要か否かを判定する。つまり、CPU104は、無線親機20から受信したIDコードに対応する内線番号、すなわち発信内線番号をメモリ105から取得し、無線親機20から受信した呼出情報が指定する着信内線番号「10」とメモリ105から取得した発信内線番号とを比較し(ステップS603)、内線番号が一致する場合、親子間の呼出(ここでは、無線親機20から無線子機30への呼出)が必要と判定する。
【0061】
親子間の呼出が必要と判定した場合、主装置10のCPU104は、親子間呼出可否判定手段として、親子間の呼出が可能か否かを判定する(ステップS604)。受信したIDコードのボタン電話端末が例えば外線通話中である場合には、親子間の呼出が不可能と判定する。CPU104は、親子間の呼出が可能と判定した場合、親子間を呼出状態に移行させる制御手段として、受信したIDコードと内線番号「10」の着信情報とを内線インタフェース部102を介して無線親機20に送信する(ステップS605)。
【0062】
そして、主装置10のCPU104は、親子間呼出接続検出手段および親子間呼出接続管理手段として、受信したIDコードと親子間呼出状態情報とを対応付けてメモリ105に格納する。なお、ステップS603において内線番号が一致しなかった場合、CPU104は、着信内線番号に対応する他の無線親機20に着信情報を送信する。
【0063】
次に、無線親機20のCPU204は、内線インタフェース部201を介して主装置10からのIDコードを受信すると、このIDコードをメモリ207に記憶されている自機のIDコードと比較する。CPU204は、IDコードが一致しない場合、自機宛ての送信ではないと判断して無視する。一方、IDコードが一致した場合、CPU204は、主装置10からの着信情報を受け付けるが、自機が内線番号「10」の呼出情報を送信したので、内線番号「10」の着信情報が無線子機30への着信を示すものと判断し、受信したIDコードと内線番号「10」の着信情報とを無線送受信部202を介して無線子機30へ転送する(ステップS606)。
【0064】
無線子機30のCPU303は、無線送受信部301を介して無線親機20からのIDコードを受信すると、このIDコードをメモリ306に記憶されている自機のIDコードと比較する。CPU303は、IDコードが一致しない場合、自機が収容される無線親機20からの送信ではないと判断して無視し、IDコードが一致する場合、自機が収容される無線親機20からの送信と判断して、無線親機20からの着信情報を受け付ける。
【0065】
IDコードが一致した場合、無線子機30のCPU303は、着信情報に応じてスピーカ309から内線着信音を鳴動させる(ステップS607)。無線子機30の利用者がオフフック操作をすると(ステップS608)、CPU303は、自機のIDコードとオフフック情報とを無線送受信部301を介して無線親機20に送信する(ステップS609)。無線親機20のCPU204は、受信したIDコードとオフフック情報とを内線インタフェース部201を介して主装置10へ転送する(ステップS610)。
【0066】
主装置10のCPU104は、親子間接続要否判定手段として、親子間の接続が必要か否かを判定する。すなわち、CPU104は、無線親機20からオフフック情報を受信した場合、親子間の接続が必要と判定する。親子間の接続が必要と判定した場合、主装置10のCPU104は、親子間を接続状態に移行させる制御手段として、親子間通話の実行を無線親機20に指示する(ステップS611)。
【0067】
親子間通話の実行を無線親機20に指示した後、主装置10のCPU104は、親子間呼出接続検出手段および親子間呼出接続管理手段として、無線親機20から受信したIDコードと親子間通話状態情報とを対応付けてメモリ105に格納する。なお、CPU104は、親子間の接続が必要と判定した後、親子間接続可否判定手段として、親子間の接続が可能か否かを判定し、可能と判定した場合に親子間を接続するようにしてもよい。
【0068】
次に、無線親機20のCPU204は、主装置10の指示により、内線着信音の鳴動を停止させて、自機が収容する無線子機30との間に音声通話路を形成する(ステップS612)。ステップS613の動作はステップS512と同じである。
以上の動作により、無線親機20から主装置10を介して無線子機30を呼び出し、親子間通話を行うことができる。
【0069】
なお、本実施の形態では、無線親機20あるいは無線子機30が応答した時点で、親子間通話中であることを主装置10が認識できるので、親子間通話中であることを主装置10に改めて通知する必要はない。
【0070】
また、本実施の形態では、主装置10のパスを通すことなく、親子間通話を実現しているが、主装置10と無線親機20間の通話路が複数チャネル有る場合には、主装置10のパスを通して親子間通話を実現してもよい。主装置10のパスを用いる場合の親子間の通話路の概要を図8に示す。図8の例では、主装置10と無線親機20間のch1,ch2の2つの通話チャネルのうち、ch1を使って無線親機20と主装置10とを接続し、ch2を使って無線子機30と主装置10とを無線親機20を介して接続し、スイッチ103によってch1とch2とを接続することにより、無線親機20と無線子機30間に音声通話路を形成している。
【0071】
また、第1〜第3の実施の形態では、着信音を鳴動させて親子間の呼出を行っているが、親子間で呼出を行う際に音声通話路を形成して発信側から着信側を音声で呼び出すようにしてもよい。
【0072】
最後に、親子間通話中のボタン電話端末に対して着信が発生したときの動作について説明する。親子間通話中のボタン電話端末に対して主装置10に接続された他のボタン電話端末または外線2から着信があった場合の動作としては、話中(ビジー)にする第1の動作と、話中着信にする第2の動作と、親子間通話を切断して着信にする第3の動作の3通りが考えられる。
【0073】
制御手段(第1、第2の実施の形態では無線親機20、第3の実施の形態では主装置10)は、親子間通話中のボタン電話端末に対して他のボタン電話端末あるいは外線2から着信があった場合、主装置10から着信の通知を受ける。ここで、第1の動作を採用する場合、制御手段は、親子間通話を継続させ、主装置10が発信側に対してビジートーンを送出する。
【0074】
一方、第2の動作を採用する場合、制御手段は、主装置10から着信の通知を受けると、親子間通話を継続させたまま、親子間通話中のボタン電話端末の無線親機20および無線子機30から着信音を鳴動させる。
また、第3の動作を採用する場合、制御手段は、主装置10から着信の通知を受けると、親子間通話中のボタン電話端末の親子間接続を切断して、このボタン電話端末の無線親機20および無線子機30から着信音を鳴動させる。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、無線親機とこの無線親機に収容される無線子機との間の親子間の呼出または接続を検出する親子間呼出接続検出手段と、この親子間呼出接続検出手段により親子間の呼出または接続が検出されたとき、ボタン電話端末が親子間呼出中または親子間接続中である旨を管理する親子間呼出接続管理手段とを設けることにより、親子間の呼出または接続を検出して管理するようにしたので、同一のボタン電話端末の親子間で呼出通話を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態となる電話システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態において無線子機から無線親機を呼び出す動作を示すシーケンス図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態において無線親機から無線子機を呼び出す動作を示すシーケンス図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態において無線子機から無線親機を呼び出す動作を示すシーケンス図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態において無線親機から無線子機を呼び出す動作を示すシーケンス図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態において無線子機から無線親機を呼び出す動作を示すシーケンス図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態において無線親機から無線子機を呼び出す動作を示すシーケンス図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態において主装置のパスを用いる場合の親子間の通話路の概要を示す図である。
【符号の説明】
1…ボタン電話装置、2…外線、10…主装置、20…無線親機、30…無線子機、40…内線伝送路、50…無線回線。
Claims (9)
- 外線に接続される主装置とこの主装置に接続されかつ制御されるボタン電話端末とからなり、前記ボタン電話端末は通信機能を有する無線親機とこの無線親機に収容される無線子機とからなるボタン電話装置において、
前記無線親機とこの無線親機に収容される前記無線子機との間の親子間の呼出または接続を検出する親子間呼出接続検出手段と、
この親子間呼出接続検出手段により前記親子間の呼出または接続が検出されたとき、前記ボタン電話端末が親子間呼出中または親子間接続中である旨を管理する親子間呼出接続管理手段とを備えることを特徴とするボタン電話装置。 - 請求項1記載のボタン電話装置において、
イベントの発生に応じて前記親子間の呼出または接続が必要な場合に、この親子間の呼出または接続が可能か否かを判定する判定手段と、
この判定手段により前記親子間の呼出または接続が可能と判定された場合に、前記親子間を呼出状態または接続状態に移行させる制御手段とを備えることを特徴とするボタン電話装置。 - 請求項1記載のボタン電話装置において、
前記親子間呼出接続検出手段は、前記無線親機に設けられ、前記親子間呼出接続管理手段は、前記主装置に設けられることを特徴とするボタン電話装置。 - 請求項1記載のボタン電話装置において、
前記親子間呼出接続検出手段と前記親子間呼出接続管理手段とは、前記主装置に設けられることを特徴とするボタン電話装置。 - 請求項2記載のボタン電話装置において、
前記判定手段は、前記無線親機に設けられることを特徴とするボタン電話装置。 - 請求項2記載のボタン電話装置において、
前記判定手段は、前記主装置に設けられることを特徴とするボタン電話装置。 - 請求項2記載のボタン電話装置において、
前記制御手段は、前記無線親機に設けられることを特徴とするボタン電話装置。 - 請求項2記載のボタン電話装置において、
前記制御手段は、前記主装置に設けられることを特徴とするボタン電話装置。 - 請求項2記載のボタン電話装置において、
前記制御手段は、前記親子間接続中のボタン電話端末に対して前記主装置に接続された他のボタン電話端末あるいは外線から着信があった場合、前記親子間接続中のボタン電話端末を話中着信状態にすることを特徴とするボタン電話装置。
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2003
- 2003-02-20 JP JP2003042912A patent/JP2004254107A/ja active Pending
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