JP2004253814A - 小形トランス - Google Patents

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Abstract

【課題】 入力コイルと出力コイルを備えた昇圧用の小形トランスにおいて、トランス効率を低下させることなく、絶縁耐圧処理を容易にし、かつ、量産に適する小形トランスを提供すること。
【解決手段】 中鍔51cによって区分された巻線部51の第1巻線区分52に入力コイルPと出力コイルSの低電圧側コイル部分とを装備し、第2巻線区分53には出力コイルSの高電圧側コイル部分を装備し、かつ、これら巻線区分52、53に装備した出力コイルSのコイル部分を連続形成した構成としてある。
【選択図】 図2

Description

この発明は、放電灯のドライバ−や写真撮影用のフラッシュ装置などに備える昇圧用の小形トランスに関する。
入力コイル(一次コイル)と出力コイル(二次コイル)を備えた従来の小形トランスの一例を図6及び図7に示す。
1はボビンで、このボビン1は、角筒状の巻線部2の両側に端鍔2a、2bを有し、これら端鍔2a、2bの下方には肉厚部2c、2dが形成され、肉厚部2cには端子ピン3a〜3eが、他方の肉厚部2dには端子ピン3f〜3jが各々植設されている。
4、5はフェライト材で形成された同形状のE形コアで、これらE形コア4、5は、中央脚4a、5aの下面とヨ−ク部4b、5bの下縁とが面一となっており、ボビン1の両側から巻線部2の内孔に各々の中央脚4a、5aを挿入するようにしてボビン1に組付けられている。
上記したボビン1の巻線部2には、入力コイル6と出力コイル7が重ね巻きによって巻線されている。
出力コイル7は、例えば、巻始端部を端子ピン3eにからげた後に、巻線部2に所定の巻回数の巻線を行ない、巻終端部を端子ピン3fにからげて形成されており、この出力コイル7の外周面には絶縁テ−プ8が巻付けられている。
入力コイル6は、例えば、巻始端部を端子ピン3aにからげた後、上記した出力コイル7の外周面(絶縁テ−プ8上)に数回巻線し、巻終端部を端子ピン3cにからげて形成されている。
上記した各々のコイル6、7のコイル端部は半田付け等によって端子ピンに固着される。
なお、この入力コイル6は巻線途中で端子ピン3bにからげて中間タップを形成したものがある。
また、上記した入力コイル6は、外周面に絶縁テ−プ9が巻付けられているが、この入力コイル6の一方側部(図中右側)と端鍔2bとの間には所定の間隔が設けられ、この間隔部所に絶縁テ−プが巻付けられ、この間隔部所が絶縁テ−プ10によって埋められている。
この絶縁テ−プ10は入力、出力コイル間の沿面距離を長くして入力、出力コイル間の絶縁耐圧を高くする構成となっている。
一般に、この種の小形トランスでは、コイル部7aを低電圧に、コイル部7bを高電圧となるように出力コイル7が巻線されるためである。
特開平4−290409号公報
周知のようにこの種の小形トランスは、数ボルトの電圧を昇圧して2500〜3500ボルト程度の高電圧を出力させるが、その形態は極めて小形となっている。
この結果、分布容量が比較的に多くなるためにトランス効率を向上させることが困難となっており、また、トランスの構造上から充分な絶縁耐圧処理を施すには限度があり、このため、必ずしも量産に適するものではなかった。
本発明は上記した実情にかんがみ、絶縁耐圧の向上に適し、量産に適するこの種の小形トランスを提供することを目的とする。
しかして本発明は、第1の発明として、両側に端鍔を備えると共に、これら端鍔間に中鍔を有する筒状の巻線部を備えたボビンと、このボビンの巻線部に巻装された入力コイルと出力コイルと、前記巻線部の内孔に挿入するようにしてボビンに組付けられたコアとを備えた小形トランスにおいて、前記中鍔によって区分された巻線部の一方の巻線区分には入力コイルと出力コイルの低電圧側コイル部分を装備し、他方の巻線区分には出力コイルの高電圧側コイル部分を装備すると共に、各々の巻線区分に装備した出力コイルのコイル部分を連続形成する構成としたことを特徴とする小形トランスを提案する。
第2の発明としては、上記した第1の発明の小形トランスにおいて、出力コイル端部を一方の端鍔に設けた端子ピンに固着した後、出力コイルを前記一方の巻線区分に巻装して出力コイルの低電圧側コイル部分を形成し、続いて、出力コイルを中鍔に設けた端子ピンに固着した後、出力コイルを前記他方の巻線区分に巻装して出力コイルの高電圧側コイル部分を形成し、そのコイル端部を他方の端鍔に設けた端子ピンに固着する構成としたことを特徴とする小形トランスを提案する。
第3の発明としては、上記した第1の発明の小形トランスにおいて、出力コイル端部を一方の端鍔に設けた端子ピンに固着した後、出力コイルを前記一方の巻線区分に巻装して出力コイルの低電圧側コイル部分を形成し、続いて、出力コイルを中鍔に設けた溝を通して前記他方の巻線区分に引出し他方の巻線区分に巻装して出力コイルの高電圧側コイル部分を形成し、そのコイル端部を他方の端鍔に設けた端子ピンに固着する構成としたことを特徴とする小形トランスを提案する。
第4の発明としては、上記した第1〜第3の発明のいずれかに記載した小形トランスにおいて、前記ボビンの中鍔にI形コアを嵌合させる割状溝を設け、前記ボビンの端鍔外から巻線部内孔に内脚を挿入するE形コアを前記割状溝に嵌合させたI形コアに連結する構成としたことを特徴とする小形トランスを提案する。
このように構成した小形トランスは、入力コイルと出力コイルの高電圧側コイル部分とが中鍔によって仕切られるため、これら入力コイルと出力コイルの高電圧側コイル部分との間の電気絶縁が確実となる。
この結果、出力コイルに発生する高電圧によって生ずる入力コイルとの間のコロナ放電や絶縁破壊などの電気障害を防止することができる。
なお、出力コイルの低電圧側コイル部分は、入力コイルと共にボビン巻線部の一方の巻線区分に装備されているが、この低電圧側コイル部分には電気障害を与えるような高電圧が発生しないから、この低電圧側コイル部分と入力コイルとを同じ巻線区分に巻線しても問題がない。
また、この小形トランスは、一方の巻線区分に入力コイルと出力コイルの低電圧側コイル部分を巻線し、他方の巻線区分に出力コイルの高電圧側コイル部分を巻線して生産されるから、絶縁耐圧処理の充分な小形トランスの量産に適するものとなる。
ただ、出力コイルが部分的に入力コイルと重ね巻されるために、出力コイルの全体を入力コイルと重ね巻きしたトランスに比べて効率が下がるように考えられるが、しかし、出力コイルが低電圧側コイル部分と高電圧側コイル部分とに分けて巻線されていること、また、絶縁耐圧を向上させたことから、分布容量が少なくなり、この構成によって効率の低下が充分にカバ−される。
次に、本発明の実施形態について図面に沿って説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態であり、小形トランスに備えたボビンとコアの分解斜視図、図2は小形トランスの縦断面図、図3はコイル部分を断面して示した小形トランスの底面図である。
これらの図面において、合成樹脂材からなるボビン50は、角筒状の巻線部51の両側に端鍔51a、51bを一体形成すると共に、これら端鍔51a、51b間に中鍔51cを設け、巻線部51を第1巻線区分52と第2巻線区分53に区分してある。
上記した中鍔51cは、巻線部51の中央より端鍔51b寄りに形成してあり、したがって、第1巻線区分52は第2巻線区分53に比べて巻線幅が広くなっている。
また、端鍔51a、51bの下方には肉厚部を形成し、端鍔51aの肉厚部には端子ピン54a〜54dを、端鍔51bの肉厚部には端子ピン54e〜54hを各々植設し、中鍔51cの下方にも端子ピン54i、54jが植設してある。
フェライトコア55、56は同形状のもので、長方形の板状のヨ−ク部55a、56aの長手方向両端部にこのヨ−ク部55a、56aと同じ幅及び肉厚の左右脚55b、56bを設け、また、中央脚55c、56cは長方形断面をなし、
その下面がヨ−ク部55a、56aの下縁と面一となるように形成してある。
上記した小形トランスの生産に当っては、端子ピンを備えたボビン50に入力コイルPと出力コイルSを巻装する。
出力コイルSの巻線は、巻始端部を例えば、端鍔51aの端子ピン54dにからげた後に第1巻線区分52に所定の巻回数の巻線を行ない、巻終端部を中鍔51cの端子ピン54jにからげる。
端子ピン54jのからげに続いてこの線材を切断することなく第2巻線区分53に所定回数の巻線を行ない、巻終端部を端鍔51bの端子ピン54eにからげて切断する。
なお、このように巻線した出力コイルSは、第1巻線区分52に巻線したコイル部分を低電圧側、第2巻線区分53に巻線したコイル部分を高電圧側となるように使用する。
また、第1巻線区分52に巻装した出力コイルSのコイル部分外周面には絶縁テ−プ57が巻付けてある。
なお、第1、第2巻線区分52、53に巻装した上記出力コイルSのコイル部分は、第1巻線区分52に出力コイルS全体の3〜5割を巻装し、第2巻線区分53には残りの出力コイルS、つまり、出力コイルS全体の5〜7割を巻装する。
また、出力コイルSの巻線は平巻、がら巻き等種々の巻線方法によって装備させることができるが、本実施形態では、耐電圧、効率を高める斜向重ね巻き方法によって巻線してある。
図4は、この斜向重ね巻きによる巻線方法を示す説明図である。
なお、この図は第1巻線区分52に巻線する出力コイルSのコイル部分を示しているが、第2巻線区分53に巻線する出力コイルSのコイル部分についても同様に巻線する。
出力コイルSのコイル部分は、第1巻線部分S1、第2巻線部分S2、第3巻線部分S3からなる一本の線材から形成してある。
第1巻線部分S1は、端鍔51aの内面最下部から中鍔51c方向に数タ−ンの往路巻線を施し、この往路巻線上に1タ−ンの巻線を減少させるように復路巻線を施し、復路巻線上には1タ−ンの巻線を減少させるように往路巻線を施し、上記した往路と復路の巻線を順次繰り返し斜辺部分がコア55、56の軸心に対し角度θとなる三角形断面層として形成する。
また、第2巻線部分S2は、上記した三角形断面層の斜辺に沿って斜向に巻線ピッチを進めて形成する。
第3巻線部分S3は、中鍔51cの内面最下部から往路巻線と復路巻線が繰り返される毎に1タ−ンの巻線を増加させるように巻線され、斜辺部分がコア55、56の軸心に対して角度θとなる三角形断面層として形成する。
次に、入力コイルPとなる線径の太い線の巻始端部を、例えば、端鍔51aの端子ピン54aにからげて第1巻線区分52に巻線し、巻終端部を端鍔51aの端子ピン54cにからげて切断する。
これにより、第1巻線区分52には、出力コイルSのコイル部分上層に入力コイルPが巻装される。
なお、入力コイルPの巻線過程で端鍔51aの端子ピン54bにからげてタップを形成することができる。
このように巻線した後は、各コイルP、Sの巻線端部を半田付けによって端子ピンに固着させ、また、第1巻線区分52の入力コイルPの外周面と、第2巻線区分53の出力コイルSのコイル部分外周面に絶縁テ−プ58、59を巻付ける。
フェライトコア55、56は、中央脚55c、56cを端鍔51a、51bの外側より巻線部51内孔に挿入するようにしてボビン50に嵌挿し、各フェライトコア55、56の脚端面を接着材で固着する。
上記の如く構成した小形トランスは、出力コイルSの高電圧側コイル部分を第2巻線区分53に、その低電圧側コイル部分を第1巻線区分52に装備する構成としたので、高電圧を発生する出力コイル部分が中鍔51cによって入力コイルPと分離され、これらコイルP、S間が確実に絶縁される。
ちなみに、出力コイルS全体の3〜5割のコイル部分を装備した第1巻線区分52に入力コイルPを重ね巻きによって装備し、第2巻線区分53には残りの出力コイル部分、つまり、出力コイルS全体の5〜7割のコイル部分を装備し、さらに、第1巻線区分52の出力コイル部分を低電圧側、第2巻線区分53の出力コイル部分を高電圧側として使用する小形トランスとすることにより、一つの巻線区分に入力コイルと出力コイルを重ね巻きした従来の小形トランスに比べ同等の効率が得られることが検証された。
つまり、上記のように構成した小形トランスは、出力コイルSの高電圧を発生するコイル部分が、入力コイルPと出力コイルSの低電圧側コイル部分に対して中鍔51cによって仕切られるため、コイルの分布容量が少なくなり、この結果、従来の小形トランスと同等の効率が得られる。
なお、上記した実施形態では、第1、第2巻線区分52、53に巻装した各々の出力コイルSのコイル部分を中鍔51cに備えた端子ピン54jを介して接続するように構成してあるが、図3に示すように、中鍔51cの底部に溝51dを形成し、第1巻線区分52に巻線した後に線材を上記溝51dを通して第2巻線区分53に引き出し、続いて、第2巻線区分53に巻線するように構成することができる。
また、第1巻線区分52には、はじめに出力コイルSのコイル部分を巻装し、このコイル部分の上層に入力コイルPを巻装するようにして各々のコイルS、Pを装備してあるが、上記とは逆に、はじめに入力コイルPを巻装し、この入力コイルPの上層に出力コイルSのコイル部分を巻装するようにしてもよい。
上記した小形トランスは、E−E形コアトランスとして構成してあるが、図5に示すようなE−I−E形コアトランスととして構成することもできる。
図5は第2の実施形態を示す小形トランスの縦断面図であり、この小形トランスのボビン60は、巻線部61の両側に端鍔61a、61bを、中程に中鍔61cを一体形成し、中鍔61cにはI形コア62を嵌合させる割状溝61dが形成してある。
割状溝61dは、I形コア62の板厚とほぼ同じ溝幅で巻線部61内孔の底面に合せた溝の深さとなしてある。
また、63は端鍔61a、61b及び中鍔61cに植設した端子ピンである。
フエライトコア64、65は第1の実施形態で示したフエライトコア55、56と同様のもので、各々の中央客64a、65aはその下面がヨ−ク部64b、65bの下縁と面一となるように片寄っており、各中央脚64a、65aをボビン60の両側から巻線部61内孔に挿入するようにしてボビン60に組付けてある。
I形コア62は、中鍔61cの割状溝61dに嵌合させて、フエライトコア64、65の各脚端面と接合させてある。
ボビン60の第1巻線区分66には出力コイルSの低電圧側となるコイル部分を巻装し、この出力コイルSの外周面に絶縁テ−プ68を巻付けた後、出力コイルSのコイル部分上層に入力コイルPが巻装してある。
ボビン60の第2巻線区分67には、出力コイルSの高電圧側となるコイル部分が巻装してある。
そして、第1巻線区分66と第2巻線区分67に巻装した各々の出力コイルSのコイル部分は、中鍔61cに植設した端子ピン63を介して直列に接続してある。
なお、端子ピン63を使用しない場合は、中鍔61cの底部に溝を形成し、第1巻線区分66に巻線した線材をこの溝を通して第2巻線区分67に引き出し、続いて、第2巻線区分67に巻線するようにしてもよい。
上記した第1巻線区分66には、出力コイルS全体の3〜5割のコイル部分が巻装してあり、第2巻線区分67には、残りの5〜7割の出力コイルSのコイル部分が巻装してある。
なお、第1、第2巻線区分66、67の最外周のコイル部分には絶縁テ−プ69が巻付けてある。
上記した小形トランスにおいても、第1の実施形態の小形トランスと同様にトランス効率を下げることなく、出力コイルSの絶縁耐圧処理を容易にすることができる。
なお、ボビン巻線部の第1巻線区分に装備させた出力コイルSのコイル部分に発生する電圧は出力電圧の1/2以下となるから、出力電圧を余り高くしないときは、このコイル部分と入力コイルとの間の絶縁テ−プを取り除くことが可能である。
また、出力コイルSについては、第1巻線区分を平巻きに、第2巻線区分を斜向重ね巻きにする等任意の巻線によって形成することができ、さらに、第1巻線区分と第2巻線区分の巻線幅は必要に応じて任意に定めることができる。
放電灯のドライバ−、写真撮影用のフラッシュ装置などに利用する昇圧用の小形トランスである。
本発明の第1の実施形態であり、小形トランスに備えたボビンとフェライトコアの分解斜視図である。 同小形トランスの縦断面図である。 コイルを断面した同小形トランスの底面図である。 小形トランスの巻線方法を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態であり、小形トランスの縦断面図である。 従来の小形トランスの縦断面図である。 コイルを断面した従来の小形トランスの底面図である。
符号の説明
50 ボビン
51 巻線部
51a、51b 端鍔
51c 中鍔
52 第1巻線区分
53 第2巻線区分
55、56 フェライトコア
57 絶縁テ−プ
P 入力コイル
S 出力コイル

Claims (4)

  1. 両側に端鍔を備えると共に、これら端鍔間に中鍔を有する筒状の巻線部を備えたボビンと、このボビンの巻線部に巻装された入力コイルと出力コイルと、前記巻線部の内孔に挿入するようにしてボビンに組付けられたコアとを備えた小形トランスにおいて、
    前記中鍔によって区分された巻線部の一方の巻線区分には入力コイルと出力コイルの低電圧側コイル部分を装備し、他方の巻線区分には出力コイルの高電圧側コイル部分を装備すると共に、各々の巻線区分に装備した出力コイルのコイル部分を連続形成する構成としたことを特徴とする小形トランス。
  2. 請求項1に記載した小形トランスにおいて、
    出力コイル端部を一方の端鍔に設けた端子ピンに固着した後、出力コイルを前記一方の巻線区分に巻装して出力コイルの低電圧側コイル部分を形成し、続いて、出力コイルを中鍔に設けた端子ピンに固着した後、出力コイルを前記他方の巻線区分に巻装して出力コイルの高電圧側コイル部分を形成し、そのコイル端部を他方の端鍔に設けた端子ピンに固着する構成としたことを特徴とする小形トランス。
  3. 請求項1に記載した小形トランスにおいて、
    出力コイル端部を一方の端鍔に設けた端子ピンに固着した後、出力コイルを前記一方の巻線区分に巻装して出力コイルの低電圧側コイル部分を形成し、続いて、出力コイルを中鍔に設けた溝を通して前記他方の巻線区分に引出し他方の巻線区分に巻装して出力コイルの高電圧側コイル部分を形成し、そのコイル端部を他方の端鍔に設けた端子ピンに固着する構成としたことを特徴とする小形トランス。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載した小形トランスにおいて、
    前記ボビンの中鍔にI形コアを嵌合させる割状溝を設け、
    前記ボビンの端鍔外から巻線部内孔に内脚を挿入するE形コアを前記割状溝に嵌合させたI形コアに連結する構成としたことを特徴とする小形トランス。
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