JP2004252515A - 電子マニュアルカスタマイズ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は利用者の理解度に応じた電子マニュアルのカスタマイズ方法に関するものであり,従来のように閲覧したコンテンツやソフトウェアの操作履歴を取得し利用するだけでは利用者が閲覧時に作成したメモを保存したい場合や利用者自らが理解度によってカスタマイズ情報を更新できないという問題があった。
【解決手段】利用者が閲覧したマニュアルコンテンツ113,操作画面のハードコピー114,理解する際に作成したメモ・音声115をコンテンツ情報110として保存し利用者毎に管理する。
利用者の電子マニュアル起動により前回保存した保存情報を取得し(102),前回閲覧・作成したコンテンツ情報をカスタマイズ情報として生成する(103)。利用者はこれを基に前回理解度と同レベルへスムーズに到達できる。新たにマニュアルを参照したりした場合は,それらの情報を保存情報に追加する。同様にカスタマイズ情報の変更,削除も可能である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子マニュアルを利用者の理解度に合致した情報にすることを目的とするカスタマイズ方法に係り,特に利用者が一度理解するために使用した情報を保存し編集することで,二度目以降の理解が迅速に行え,ブラッシュアップしていけるカスタマイズ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ソフトウェアなどの電子マニュアルを読み機能を理解するためには,解説部分,詳細説明部分を数回通読し,例題部分,操作説明部分を実際に作業する際に参照するといった利用方法が一般的である。GUIを持たないソフトウェアでは操作しながら理解を深めることができないため,利用者が理解した内容を記憶にとどめるかメモとして作成するなどで理解している。
【0003】
特にソフトウェアを単独で操作するエンドユーザ向けのマニュアルではなく,システムを構築するマニュアルの場合,そのシステムに合致した例題が電子マニュアルに掲載されていることはなく,利用者自身が例題や説明を基に構築するシステムに合うように使用方法を検討しそれを文書としてまとめることが必要である。
【0004】
GUIでの操作を中心としたソフトウェアの電子マニュアルでは,で示されている操作履歴を取得する技術を用いることで前回の操作を保存でき,次回電子マニュアル閲覧時に保存した操作履歴を利用することで前回までに理解したレベルに到達することができる(特許文献1参照)。
【0005】
また,電子マニュアル作成者があらかじめ作成した基準によって利用者のレベルに応じた文書を自動的に複数作成する技術やFAXなど対話型装置のタッチパネルなどでの利用者の応答によって利用者のレベルを判断し次にタッチパネルに表示するコンテンツを変更する技術によって,あらかじめ想定した利用者のレベルや利用者の応答から判断したレベルに応じてカスタマイズされた文書を提供することができる(特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−209603号公報
【特許文献2】
特開平9−6856号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では,利用者自身の判断によって理解に要した情報を残すことができなかった。操作履歴だけでは,なぜそういう操作をしたのかを思い出せない可能性もある。また利用者のレベルが「想定されたもの」あるいは「応答によって判断されたもの」である場合に,提供される情報が利用者の理解度と合致していない可能性もある。
【0008】
本発明は電子マニュアルの利用者自らが理解度に応じて,情報を作成できることを目的とする。ここで情報とは,電子マニュアルのコンテンツだけでなく,ソフトウェアを操作した場合にはその操作履歴(ハードコピー),利用者が理解するために作成したメモ・音声も含まれ,これらの情報を取捨選択して利用者各人にとって使いやすい情報にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は利用者が閲覧した電子マニュアルのコンテンツ情報,ハードコピー,閲覧時に作成した情報など理解するために使用した情報を保存し,次回利用時に再生できるようにすることによって達成される。
【0010】
利用者は再生した情報(カスタマイズ情報)を使用できるだけでなく,カスタマイズ情報を編集(追加,変更,削除)できることによって常に利用者の理解度と合致した情報にすることができる。これは,次回利用時に閲覧した電子マニュアルのコンテンツ,メモなどがあれば追加し,利用者が不要と判断したコンテンツについては削除するなどカスタマイズ情報を利用者自身が編集できることによって達成される。
【0011】
また、本発明による計算機を用いた電子文書の管理方法であって、前記計算機は、予め記憶装置に格納された電子化文書を読み出し、ユーザが前記電子化文書を読み出す指示を行った際に、ユーザが作成した情報と前記読み出した電子化文書とをあわせて保存情報として記憶装置に格納し、前記格納した保存情報にもとづいて、前記電子化文書の管理を行うことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】
図1は,本発明における一実施例である電子マニュアルカスタマイズシステムの処理概要を示すものである。
ローカル(クライアント側)に電子マニュアルを配置し閲覧する電子マニュアルまたはサーバ側に電子マニュアルを配置しネットワークを介して閲覧する電子マニュアルにおいて,利用者情報,保存情報,コンテンツ格納エリアはクライアント側にもサーバ側にも保存可能であり,保存情報を呼び出すことによって閲覧場所を問わずカスタマイズ情報を利用できる。
【0014】
図1では,クライアント側に全てを配置する場合を例として説明する。
【0015】
電子マニュアルの利用者によって電子マニュアル起動時に入力された利用者IDを基に利用者情報管理テーブル108で保存情報IDを決定し,保存情報管理テーブル109で保存情報IDに対応する前回閲覧時に保存したコンテンツIDを取得する。
【0016】
コンテンツ情報110には前回閲覧したマニュアルコンテンツ113,ハードコピー114,作成メモ・音声115の情報を管理している。これらの情報を基に利用者に提供する情報(カスタマイズ情報)を生成し(処理103),利用者に表示する(処理104)。
【0017】
利用者は前回閲覧時に使用した情報を参照することで理解した過程をたどることができ前回の理解度へスムーズにたどりつくことができる。利用者は,この理解度をスタート地点とし電子マニュアルを閲覧,ソフトウェア操作,メモ作成,音声記録をすることで,理解をさらに深めることができる。これら閲覧・作成されたコンテンツを取得し,カスタマイズ情報表示エリアに取り込む。
【0018】
本実施例によれば,利用者は理解に要した情報だけをカスタマイズ情報として保存し利用することができる。本発明で想定する電子マニュアルは複数マニュアルで構成され,一つのマニュアルは複数のファイルで構成され,1ファイルは章節項といった単位毎にある。利用者は複数のマニュアル間をまたがってファイルを閲覧する。目的のファイルにたどりついたとしてもファイルによって情報量に差があるためファイル中の目的の箇所を閲覧するためにはファイル中を検索するといった操作が必要な場合がある。
【0019】
このような場合に目的のファイルあるいは目的のファイル中の必要な箇所だけを保存し再利用できることによってマニュアル名や章節項番号などを覚えておき再度目的の情報を探す操作が必要なくなる。
【0020】
利用者はカスタマイズ情報表示エリアで,不要となった情報を削除することや,並び順,表示コンテンツの選択などを行える。このような編集作業によって,利用者自身の理解度に応じて必要な情報だけを残すことができるとともに使いやすい情報にすることができる。利用者の終了操作により保存情報を更新する。
【0021】
図2は,本発明における一実施例である電子マニュアルカスタマイズシステムの全体構成を示すものである。
利用者情報制御装置205は,利用者IDの入力に伴い利用者情報管理テーブル格納エリア201にアクセスし利用者IDに対応する保存情報IDを取得する処理を行う。また利用者が利用終了後に更新処理を行う。利用者情報管理テーブルの詳細説明は図10で行う。
【0022】
保存情報制御装置206は,利用者情報制御装置205によって取得した保存情報IDを基に保存情報管理テーブル格納エリア202にアクセスし保存情報IDに対応するコンテンツIDを取得する処理を行う。また利用者による新たな電子マニュアルの閲覧,メモ作成などに応じてカスタマイズ情報の更新処理を行う。保存情報管理テーブルの詳細説明は図11で行う。
【0023】
コンテンツ情報制御装置207は,保存情報制御装置206によって取得したコンテンツIDを基にコンテンツ情報格納エリア203にアクセスし対応するコンテンツ情報を取得する。
【0024】
コンテンツ情報を格納するレコード構造の詳細説明は図11で行う。
【0025】
カスタマイズ情報生成装置208は,コンテンツ情報制御装置207によって取得したコンテンツIDを基に電子マニュアル112にアクセスし,対応するマニュアルコンテンツ113を取得,またコンテンツ格納エリア204にアクセスし,対応する操作画面ハードコピー114,作成メモ・音声115を取得する。取得したコンテンツからカスタマイズ情報を生成する。また利用者による新たな電子マニュアルの閲覧,メモ作成などに応じてカスタマイズ情報の更新処理を行う。
【0026】
電子マニュアル対象ソフトウェア209は,マニュアルの記述対象となるソフトウェアのことである。
メモ作成ソフトウェア210はメモを作成するためのソフトウェアのことである。
【0027】
音声記憶装置211とは音声を記録する装置のことである。
カスタマイズ情報制御装置212は,利用者の入力によって生成したカスタマイズ情報中のコンテンツの表示順序の変更処理や表示コンテンツの絞込み処理を行う。
並べ替え処理および絞込み処理の詳細説明は図5および図6で行う。
【0028】
図2では,全装置をクライアントに配置する場合の構成を示している。サーバに管理情報や電子マニュアルなどを配置する構成を図3で示す。
【0029】
図3は,本発明における一実施例である電子マニュアルカスタマイズシステムをサーバ,クライアントに分けて配置する全体構成を示すものである。
【0030】
図2で示した構成要素のうち,管理情報(利用者情報管理テーブル格納エリア201,保存情報管理テーブル格納エリア202,コンテンツ情報格納エリア203),電子マニュアル112およびコンテンツ格納エリア204をサーバに配置する構成である。
【0031】
図4,図5,図6は,本発明における利用者側の操作例を説明したもである。利用者側の操作には大きく分けて「カスタマイズ情報を基に編集する操作(電子マニュアルの閲覧,メモ作成,カスタマイズ情報からコンテンツの削除など)」と「カスタマイズ情報の表示情報を利用者の使いやすいように変更する操作」がある。
【0032】
図4は前者「カスタマイズ情報を基に編集する操作」を示したものである。
【0033】
利用者は表示されたカスタマイズ情報116を参照し前回利用した情報全体を参照する(電子マニュアルコンテンツManA−1 404,電子マニュアルコンテンツManB−3 405,ハードコピーHC−001 406,作成メモMemo−001 407)。
【0034】
2回目の利用方法として,前回の理解が100%に達しているため別の機能について電子マニュアルを閲覧するなど次のステップに進むケースと,前回の理解が100%に満たない場合にさらに理解を深めるケースが考えられる。
【0035】
図4では2回目で理解をさらに深めるケースについて説明する。表示されたカスタマイズ情報116全体が利用者によって参照された後,理解を深めたい箇所にカーソルが位置付けられ電子マニュアルが起動され,電子マニュアルコンテンツManB−4 408が閲覧されると新たにカスタマイズ情報表示エリアに電子マニュアルコンテンツManB−4 408を取り込み表示する。またマニュアルコンテンツManB−4 408の情報にコンテンツIDを付与しコンテンツ情報を取得し,保存情報管理テーブル109にコンテンツIDを追加する。保存情報管理テーブル109に追加する位置はカスタマイズ情報116のカーソル位置に連動する。図4では,電子マニュアルコンテンツManB−3 405とハードコピーHC−001 406の間にカーソルが位置付けられ電子マニュアルコンテンツManB−4 408が閲覧され,取り込んだため,保存情報管理テーブル109では,405の保存情報と406の保存情報の間に閲覧した情報409が追加される。電子マニュアルの閲覧だけでなくメモを作成した場合にはメモ情報が保存情報管理テーブル109に追加される。
【0036】
同様にカスタマイズ情報116の内容を削除,変更すると保存情報管理テーブル109,コンテンツ情報格納レコード111も更新する。
【0037】
前回の理解が100%に達しているため別の機能について電子マニュアルを閲覧するなど次のステップに進むケースでは,利用者が新たにカスタマイズ情報を作成することを選択しカスタマイズ情報が新規に作成される。
【0038】
本実施例によれば閲覧した電子マニュアルコンテンツを再生できるため前回理解する際に利用したコンテンツだけに絞ることができる。また画面を使用して環境設定などを行った場合に電子マニュアルを閲覧しながら設定情報を調査し入力した画面のハードコピーを保存しておくことで,2回目以降は前回入力した情報を画面そのもので参照できるため新たに調査したりどの入力エリアにどの値を入力したのかの覚書を残す必要がなくなる。
【0039】
作成メモや音声は「どう考えて設定値を決定したのか」や「電子マニュアルに載っている計算式にどういう値を入力してエリアサイズを決定したのか」「注意すべき事項」など電子マニュアルの内容を理解した過程を残すことができ,次回利用時にもその過程を参考にできる。
【0040】
また利用者の理解に応じてカスタマイズ情報を更新できるため常に利用者にとって有効な情報となる。
【0041】
マニュアルやハードコピー,メモなどのコンテンツをカスタマイズ情報に取り込むビューワ(カスタマイズ情報編集画面)については図7で説明する。
【0042】
図5および図6は,利用者が「カスタマイズ情報の表示情報を利用者の使いやすいように変更する操作」を示したものである。
図5でカスタマイズ情報に表示しているコンテンツの表示順序を変更する操作について説明する。図6で表示コンテンツを絞り込む操作について説明する。
【0043】
図5は,カスタマイズ情報に表示しているコンテンツの表示順序を変更する操作について示したものである。
カスタマイズ情報の表示順序(初期)501に対して,表示順序選択エリアで利用者によって503のように指定されると,指定に従って表示順序(表示順序選択時)504のように表示する。
【0044】
図5の例ではコンテンツ種別(マニュアル→ハードコピー→メモ→音声)順に表示する指定である。この他に各コンテンツの閲覧・作成時刻によって並べ替えたり,電子マニュアルコンテンツに対して内容種別(解説部分,例題部分,用語説明部分)の順に並べ替えたり,電子マニュアルのコンテンツに対してマニュアルの階層順に並べ替えたり,カスタマイズ情報のコンテンツの利用回数順に並べ替えることができる。
【0045】
本実施例によれば,利用者が作成したカスタマイズ情報のコンテンツの表示順序を変更できるため,利用者がさらに理解を深めることができる。例えばコンテンツ種別順に並べ替えることによって,電子マニュアル部分だけを再度通読し理解を深めることができる。
図6は,カスタマイズ情報に表示しているコンテンツを絞り込む操作について示したものである。
【0046】
カスタマイズ情報の表示コンテンツ(初期)501に対して,表示情報選択エリアで利用者によって601のように指定されると,指定に従って表示コンテンツ(コンテンツ選択時)602のように表示される。図6の例では,コンテンツ種別のうちマニュアルコンテンツだけを表示する指定である。この他にコンテンツの閲覧・作成期間で絞り込んだり,電子マニュアルコンテンツに対して内容種別(解説部分,例題部分,用語説明部分)で絞り込んだり,電子マニュアル中に複数のマニュアルがあった場合にはマニュアル名で絞り込むことができる。
【0047】
本実施例によれば,利用者が作成したカスタマイズ情報のコンテンツを絞り込むことができるため,例えば電子マニュアルコンテンツの用語説明の部分だけを表示し保存することで利用者自身の用語集を作成できるなど新たな情報を作成することができる。また多数のコンテンツがカスタマイズ情報に存在した場合に閲覧・作成期間を設定し古いコンテンツは排除するなど編集操作を簡単に行うこともできる。
【0048】
図7はカスタマイズ情報にコンテンツを表示し利用者が編集するビューワ「カスタマイズ情報編集画面116」を示したものである。利用者によって電子マニュアルのアイコンがダブルクリックされ利用者IDが入力されると,このカスタマイズ情報編集画面116を開く。電子マニュアルコンテンツManA−1 404,電子マニュアルコンテンツManB−3 405は,前回電子マニュアル閲覧時に取り込んだコンテンツである。利用者によって電子マニュアルボタン706がクリックされると電子マニュアルを起動し,マニュアルコンテンツ取込ボタン707がクリックされると,表示しているマニュアルコンテンツをカスタマイズ情報表示エリア701に取り込み表示する。またコンテンツIDを付与しコンテンツ情報を取得しコンテンツ情報格納レコードを作成し,保存情報管理テーブルにコンテンツIDを追加する。
【0049】
電子マニュアルの起動は,電子マニュアルボタン706がクリックされた場合だけでなく,電子マニュアルコンテンツManA−1 404および電子マニュアルコンテンツManB−3 405がダブルクリックされる操作によっても行う。
【0050】
ハードコピーHC−001 406はGUIを持つソフトウェアの場合に利用者によってソフトウェア起動ボタン708がクリックされるとソフトウェアを起動し,利用者の画面操作後,次画面へ遷移時にハードコピーを取得しカスタマイズ情報表示エリア701に取り込み表示する。またコンテンツIDを付与しコンテンツ情報を取得しコンテンツ情報格納レコードを作成し,保存情報管理テーブルにコンテンツIDを追加する。作成メモMemo−001 407は前回利用者によって作成されたメモである。電子マニュアル閲覧時に利用者がメモを作成したい場合にメモ作成・呼出ボタン709がクリックされると専用のメモ編集画面を開き利用者はメモを作成できる。
【0051】
専用のメモ編集画面で利用者によってメモが作成され保存されると,カスタマイズ情報表示エリア701に取り込み表示する。またコンテンツIDを付与しコンテンツ情報を取得しコンテンツ情報格納レコードを作成する。保存情報管理テーブルにコンテンツIDを追加する。専用のメモ編集画面ではテキスト形式のファイルやワープロソフトなどで作成したファイルを呼出し取り込むことも可能である。専用のメモ編集画面については,図8で説明する。
【0052】
音声再生Onsei−001 702は前回利用者によって記録された音声である。電子マニュアル閲覧時に利用者が音声で残しておきたい情報がある場合に音声記録ボタン710がクリックされると専用の音声記録画面を開き利用者は音声を録音できる。専用の音声記録画面で利用者によって音声が記録され保存されると,カスタマイズ情報表示エリア701に取り込む。音声の場合は音声再生ボタンを作成し,表示する。またコンテンツIDを付与しコンテンツ情報を取得しコンテンツ情報格納レコードを作成する。
【0053】
保存情報管理テーブルにはコンテンツIDを追加する。音声の場合は利用者によって音声再生ボタンOnsei−001 702がクリックされると録音した音声を再生する。専用の音声記録画面については,図9で説明する。
【0054】
表示順序選択エリア704は「閲覧・作成時刻順」「コンテンツ種別順」「内容種別順」「階層順」「利用回数順」などでカスタマイズ情報表示エリア701に表示する順序を指定するエリアである。「閲覧・作成時刻順」はカスタマイズ情報表示エリア701へコンテンツを取り込んだ時系列順に並べ替える。コンテンツ情報格納レコードの各コンテンツの保存時刻を基に並べ替えを行う。「コンテンツ種別順」は電子マニュアル,ハードコピー,メモ,音声の種別でカテゴライズし並べ替える。
【0055】
コンテンツ情報格納レコードのコンテンツIDを基に並べ替えを行う。各種別に表示順序が指定されることで,並べ替えを行い表示する。同種別でコンテンツが複数ある場合には時系列で表示する。「内容種別順」は電子マニュアルのコンテンツのみに適用し閲覧している電子マニュアルの内容種別(解説部分,例題部分,用語説明部分)によってカテゴライズし並べ替える場合に選択する。
【0056】
各種別に表示順序を指定することで,並べ替える。「階層」は電子マニュアルのコンテンツのみに適用し電子マニュアルの並び順に沿って電子マニュアルコンテンツを並べ替える。コンテンツ情報格納レコードの階層情報を基に並べ替えを行う。電子マニュアルが複数マニュアルで構成されている場合には表示情報選択エリア705で表示するマニュアルを指定した状態でのみ「階層順」が選択できる状態とする。「利用回数順」はカスタマイズ情報表示エリア7001で再度コンテンツが閲覧された際にポインティングデバイスなどを入力としてカウントしておき,その回数が多い順に並べ替える。
【0057】
コンテンツ情報格納レコードの利用回数を基に並べ替えを行う。頻度が高いものほど重要な情報,再利用される情報である可能性が高くカスタマイズ情報表示エリア701の一番上に表示することができる。
【0058】
表示情報選択エリア705では,カスタマイズ情報表示エリア701に表示する情報を設定するエリアである。「閲覧・作成期間」「コンテンツ種別」「内容種別」「マニュアル」などによって表示コンテンツを絞り込むことができる。
【0059】
「閲覧・作成期間」はカスタマイズ情報表示エリア701へコンテンツを取り込んだ期間で絞り込む。コンテンツ情報格納レコードの各コンテンツの保存時刻を基に絞込みを行う。「コンテンツ種別」はマニュアル,ハードコピー,メモ,音声といったコンテンツの種別で絞込みを行う。コンテンツ情報格納レコードのコンテンツIDを基に絞込みを行う。
【0060】
「内容種別」は電子マニュアルのコンテンツのみに適用し閲覧している電子マニュアルの内容種別(解説部分,例題部分,用語説明)で絞込みを行う。コンテンツ情報格納レコードの内容種別を基に絞込みを行う。「マニュアル」は電子マニュアルが複数マニュアルで構成されている場合に,指定したマニュアル名のコンテンツで絞込みを行う。コンテンツ情報格納レコードのマニュアル名を基に絞込みを行う。
【0061】
電子マニュアルボタン706は電子マニュアルを起動するボタンである。本発明では利用者はカスタマイズ情報編集画面で主として作業を行い必要に応じて電子マニュアルを起動する。電子マニュアル取込ボタン707は電子マニュアルが起動されている場合に利用者によってクリックされると表示しているマニュアルコンテンツをカスタマイズ情報表示エリア701に取込み表示する。
【0062】
取り込む位置はカスタマイズ情報表示エリア701でカーソルが位置付けられている位置である。電子マニュアルで表示しているコンテンツが非常に大きなファイルで利用者が閲覧する部分が少量であった場合に利用者によってポインティングデバイスで必要な部分が選択され電子マニュアル取込ボタン707がクリックされた場合には,選択された部分だけを取込み表示する。
【0063】
ソフトウェア起動ボタン708は電子マニュアルの対象とするソフトウェアを起動するボタンである。ソフトウェアを起動し利用者によって操作されると次画面への遷移時にハードコピーを自動的に取得しカスタマイズ情報表示エリア701に取込み表示する。
【0064】
取り込む位置はカスタマイズ情報表示エリア701でカーソルが位置付けられている位置である。メモ作成・呼出ボタン709はメモを作成する,または作成したメモを呼び出す専用のメモ編集画面を開くボタンである。音声記録ボタン710は音声を記録する専用の音声記録画面を開くボタンである。
【0065】
コンテンツ削除ボタン711はカスタマイズ情報表示エリア701に表示しているコンテンツを削除するボタンである。利用者によって該当するコンテンツにカーソルが位置付けられコンテンツ削除ボタン711がクリックされるとコンテンツを削除し該当するコンテンツ情報格納レコードを削除,保存情報管理テーブルから該当するコンテンツIDを削除する。
【0066】
保存ボタン712は保存情報IDを指定する画面(開いている保存情報IDを表示し同じ保存情報IDで保存するか,利用者が別の保存情報IDを指定し保存するかを選択できる画面)を開く。利用者によって同じ保存情報IDで保存する選択がされた場合には利用者情報管理テーブルの該当する保存情報IDの保存日時を更新する。利用者によって別の保存情報IDが指定された場合には保存情報管理テーブルを更新し利用者情報管理テーブルに保存情報IDを追加する。
【0067】
開くボタン713は他の保存情報IDを開くボタンである。
終了ボタン714はカスタマイズ情報編集画面を閉じるボタンである。
【0068】
本実施例によればカスタマイズ情報編集画面にマニュアルコンテンツの中から利用者が必要な情報だけを集めることができ,また理解に要したメモやハードコピーなども同様に保存することができるため利用者にとって最も利用しやすい情報を作成することができる。電子マニュアルには解説マニュアル,文法マニュアルなど複数マニュアルがあり目的の情報を取り出すために時間を要することがある。
【0069】
また複数OSを対象としているソフトウェアのマニュアルでは利用者は自分の使用するOSの記述だけを取り出せれば読みやすい。またリファレンス型の文法マニュアルでは,例えばあるコマンドについて説明している部分では指定できる全値について説明しているが,利用者が指定する値が一つの場合,次回マニュアルを閲覧する際に利用者がどの値を選択したのかが分かるようになっていれば再度,全値について読み選択する必要がなくなる。
【0070】
この場合にGUIを持つソフトウェアであれば実際に利用者が入力した画面のハードコピーを保存し再利用することで指定値,指定箇所も即座に把握できる。カスタマイズ情報編集画面116からは電子マニュアルの起動,ソフトウェアの起動を行うことができるため利用者は常にこの画面だけで必要な情報をスムーズに取り込むことができる。
【0071】
さらにカスタマイズ情報の表示順序を変更したり不要となった情報を削除するといった編集作業も行えるため,より使いやすい情報にすることができる。
【0072】
図8はメモ編集画面を示したものである。メモ入力エリア802は利用者によってメモが入力される領域である。ファイル呼出ボタン803は既に作成しているメモ(他のソフトウェアで作成したメモも含む)ファイルを呼び出す。保存ボタン804はメモ入力エリアに入力されたメモをファイルに保存する。クリックされるとファイル保存画面で任意の名称,フォルダに保存できる。OKボタン805はメモ編集画面801を閉じカスタマイズ情報編集画面に作成したメモを取込み,カスタマイズ情報編集画面に遷移する。
【0073】
図9は音声記録画面を示したものである。記録開始ボタン902がクリックされると音声の記録を開始する。記録終了ボタン903がクリックされると音声の記録を終了する。再生ボタン904がクリックされると記録した音声を再生する。保存ボタン905がクリックされるとファイル保存画面で任意の名称,フォルダに保存できる。OKボタン906は音声記録画面を閉じカスタマイズ情報編集画面に作成した音声を取込み,カスタマイズ情報編集画面に遷移する。
【0074】
図10は利用者情報管理テーブル108を示したものである。1項目目1001は利用者IDである。2項目目1002は1項目1001の利用者が作成した保存情報のIDである。3項目目1003は保存情報を保存した日時である。
【0075】
図11は保存情報の管理方法(二種類)を示したものである。保存情報の管理方法には,保存情報と保存情報に含まれるコンテンツを対応付ける管理テーブルを設ける方法と設けない方法の二種類がある。
【0076】
前者の管理方法を図11で示す。
保存情報管理テーブル109の1項目目1102は保存情報IDである。2項目目1103はコンテンツIDである。コンテンツIDは電子マニュアルの閲覧やハードコピー,メモ,音声など各コンテンツ情報を管理するIDである。コンテンツの種別(電子マニュアル,ハードコピー,メモ,音声)を示す部分(Manなど)とシリアルナンバーで構成する。保存情報IDには複数のコンテンツIDが含まれる。
【0077】
コンテンツID毎に詳細情報が格納されるレコードの構造をコンテンツ情報格納レコード構造111で示す。1項目目コンテンツID 1104は保存情報管理テーブル109のコンテンツID 1103に対応している。2項目目保存時刻1105はコンテンツをカスタマイズ情報編集画面に取り込んだ時間である。3項目目利用回数1106はカスタマイズ情報編集画面でコンテンツを閲覧した回数を示す。コンテンツの閲覧は利用者がカスタマイズ情報編集画面のコンテンツをポインティングデバイスなどで位置付けることによってカウントし利用回数の更新を行う。
【0078】
4項目目マニュアル名1107はマニュアル名称である。5項目目内容種別1108は,コンテンツがマニュアルの場合にコンテンツの内容が「解説部分」,「詳細説明部分」,「文法部分」,「例題部分」,「用語説明部分」かを示す。あらかじめ電子マニュアルの各コンテンツ(各ファイル)に内容種別を示す属性を付加しておき属性情報を取得することで実現する。6項目目位置情報1109はコンテンツが電子マニュアルの場合に閲覧しているコンテンツの中でポインティングデバイスなどで部分的に閲覧した場合にその位置情報を示すものである。
【0079】
本項目によって,1コンテンツが非常に大きいが閲覧した部分はごくわずかである場合に不要な情報を取得せずに必要な部分だけを取込むことができる。
【0080】
7項目目の階層情報1110はコンテンツが電子マニュアルの場合に該当するコンテンツがマニュアルのどの階層に位置するかを示す。保存したカスタマイズ情報を電子マニュアルの階層順序に沿って再表示する場合のキーとして利用する。
【0081】
8項目目の格納情報1111はコンテンツを格納しているパスを示す。電子マニュアルの場合,電子マニュアルを格納するディレクトリ以下の該当ファイル名のパスを示す。ハードコピーや作成したメモ・音声の場合,利用者が指定した任意のフォルダのパスを示す。カスタマイズ情報生成時に本項目を基に再生する。保存情報と保存情報に含まれるコンテンツを対応付ける管理テーブルを設けない後者の方法について図12で示す。
【0082】
1項目目1102は保存情報IDを示す。2項目目のコンテンツ数1113は,コンテンツIDの数を示すものである。3項目目コンテンツID 1104は,保存情報IDに含まれるコンテンツ情報を管理するIDである。4項目目保存時刻1105はコンテンツをカスタマイズ情報編集画面に取り込んだ時間である。5項目目利用回数1106はカスタマイズ情報編集画面でコンテンツを閲覧した回数を示す。コンテンツの閲覧は利用者がカスタマイズ情報編集画面のコンテンツをポインティングデバイスなどで位置付けることによってカウントし利用回数の更新を行う。
【0083】
6項目目マニュアル名1107はマニュアル名称を示す。7項目目内容種別1108はコンテンツがマニュアルの場合にコンテンツの内容が「解説部分」,「詳細説明部分」,「文法部分」,「例題部分」,「用語説明部分」かを示す。あらかじめ電子マニュアルの各コンテンツ(各ファイル)に内容種別を示す属性を付加しておき属性情報を取得することで実現する。
【0084】
8項目目の位置情報1109はコンテンツが電子マニュアルの場合に閲覧しているコンテンツの中でポインティングデバイスなどで部分的に閲覧した場合にその位置情報を示す。本項目によって,1コンテンツが非常に大きいが閲覧した部分はごくわずかである場合に不要な情報を取得せずに必要な部分だけを絞り込むことができる。
【0085】
9項目目の階層情報1110はコンテンツが電子マニュアルの場合に該当するコンテンツがマニュアルのどの階層に位置するものかを示す。保存したカスタマイズ情報を電子マニュアルの階層順序に沿って再表示する場合のキーとして利用する。
【0086】
10項目目の格納情報1111はコンテンツが格納されているパスを示すものである。電子マニュアルの場合,電子マニュアルを格納するディレクトリ以下の該当ファイル名のパスを示す。ハードコピーや作成したメモ・音声の場合,利用者の指定した任意のフォルダのパスを示す。カスタマイズ情報生成時に本項目を基に再生する。
【0087】
11項目目以降は1105〜1111の繰り返し情報であり保存したコンテンツ分だけ格納する。
【0088】
これらのコンテンツ情報を格納することで利用者はカスタマイズ情報を表示する方法を「取得した順」「電子マニュアル→ハードコピー→作成メモといったコンテンツの種別順」「電子マニュアルの場合,電子マニュアルの階層順」などで選択できる。
【0089】
図13は電子マニュアルカスタマイズの処理フローである。利用者によって電子マニュアルが起動され利用者IDが入力されると利用者情報制御装置が処理1202を開始する。
利用者情報制御装置は処理1203で利用者がカスタマイズ情報を新規に作成するか作成済みのカスタマイズ情報を利用するかを選択するメッセージを出力し利用者の選択によって処理1204か処理1205に遷移する。新規にカスタマイズ情報を作成する1204が選択された場合には,処理1301に遷移する。処理1301については図13で説明する。
【0090】
作成済みのカスタマイズ情報を利用する1205が選択された場合には,処理1206に遷移する。処理1206では利用者情報制御装置が利用者情報管理テーブルにアクセスし利用者IDを基に保存情報ID及び保存日時を取得する。保存情報IDが複数存在する場合にはどの保存情報を開くかを利用者に選択させ選択された保存情報IDの情報を取得する。
【0091】
処理1207では保存情報制御装置が保存情報管理テーブルにアクセスし,処理1206で取得した保存情報IDに含まれるコンテンツIDを取得する。処理1208ではコンテンツ情報制御装置が処理1207で取得したコンテンツIDの情報を格納しているコンテンツ情報を基に前回利用した電子マニュアルコンテンツ,ハードコピー,作成したメモ・音声情報を取得する。
【0092】
処理1209ではカスタマイズ情報生成装置が,処理1208で取得したコンテンツ情報を基にカスタマイズ情報を生成しカスタマイズ情報編集画面のカスタマイズ情報表示エリアに表示する。処理1210ではカスタマイズ情報編集画面で利用者による操作があった場合には処理1211に遷移し,処理1301に遷移する。利用者による編集操作がない場合には処理1212に遷移する。
【0093】
処理1213では利用者によってカスタマイズ情報編集画面でコンテンツの表示順序が指定されると処理1215に遷移する。指定されていない場合は処理1214に遷移する。
【0094】
処理1215に遷移した場合は処理1216でカスタマイズ情報制御装置が表示順序をカスタマイズ情報生成装置に通知し,カスタマイズ情報生成装置が生成し再表示する(処理1217)。
【0095】
処理1218では利用者によってカスタマイズ情報編集画面に表示コンテンツが指定されると処理1220に遷移する。指定されていない場合は処理1219に遷移する。
【0096】
処理1221ではカスタマイズ情報制御装置が表示コンテンツをカスタマイズ情報生成装置に通知し,カスタマイズ情報生成装置が生成し再表示する(処理1222)。
【0097】
処理1223では利用者によってカスタマイズ情報編集画面のコンテンツが削除されると処理1225に遷移する。指定されていない場合は処理1224に遷移する。
【0098】
処理1226ではカスタマイズ情報生成装置が生成し再表示する。またコンテンツ情報制御装置がコンテンツ情報格納レコードを削除し(処理1227),保存情報制御装置が保存情報管理テーブルを更新する(処理1228)。
【0099】
処理1229では利用者によってカスタマイズ情報編集画面の開くボタンがクリックされると処理1230に遷移する。指定されていない場合は処理1231に遷移する。処理1230に遷移した場合には処理1232で現在カスタマイズ情報編集画面で開いている保存情報IDの更新をするかどうかを利用者に問うメッセージを出力し利用者によって更新しない処理1233が選択されると処理1237に遷移する。
【0100】
利用者によって更新する処理1234が選択されると処理1235で保存情報ID名を保存する画面を表示し利用者によって保存情報IDが入力されると保存情報制御装置が保存情報管理テーブルを更新する。この画面では開いている保存情報IDを表示する。利用者によってそのままOKボタンがクリックされた場合には処理1236に遷移する。
【0101】
処理1236では利用者情報制御装置が利用者情報管理テーブルを更新する。
【0102】
処理1237では利用者によって保存情報IDが指定されると該当する保存情報IDを取得し処理1207に遷移する。
処理1238では利用者によってカスタマイズ情報編集画面の保存ボタンがクリックされると処理1240に遷移する。指定されていない場合は処理1239に遷移する。
【0103】
処理1241では保存情報ID名を保存する画面を表示し利用者によって保存情報IDが入力されると保存情報制御装置が保存情報管理テーブルを更新する。この画面では開いている保存情報IDを表示する。利用者によってそのままOKボタンがクリックされた場合には処理1242に遷移する。
【0104】
処理1242では利用者情報制御装置が利用者情報管理テーブルを更新する。処理1243では利用者によって終了ボタンが押下されると処理1245に遷移する。押下されていない場合は処理1244に遷移する。
【0105】
処理1246でカスタマイズ情報編集画面で開いている保存情報IDの更新をするかどうかを利用者に問うメッセージを出力し利用者によって更新しない選択がされると処理1247に遷移する。
【0106】
利用者によって更新する選択がされると処理1248に遷移する。
処理1249では保存情報ID名を保存する画面を表示し利用者によって保存情報IDが入力されると保存情報制御装置が保存情報管理テーブルを更新する。この画面では開いている保存情報IDを表示する。利用者によってそのままOKボタンがクリックされた場合には処理1250に遷移する。
【0107】
処理1250では利用者情報制御装置が利用者情報管理テーブルを更新する。
【0108】
図13はカスタマイズ情報編集画面で利用者が操作した場合の処理を示す。
処理1302ではカスタマイズ情報編集画面で利用者の操作によって対応する処理に遷移する。電子マニュアル起動ボタンがクリックされた場合およびカスタマイズ情報表示エリアのマニュアルコンテンツにカーソルが位置付けられダブルクリックされた場合には処理1303に遷移する。電子マニュアル取込ボタンがクリックされた場合は処理1304に遷移する。ソフトウェア起動ボタンがクリックされた場合には処理1305に遷移する。メモ作成・呼出ボタンがボタンがクリックされた場合には処理1307に遷移する。音声記録ボタンがクリックされた場合には処理1316に遷移する。
【0109】
処理1303では利用者によって電子マニュアル閲覧ボタンがクリックされると電子マニュアルを起動する。
処理1304では,電子マニュアルが起動されている場合に利用者によって電子マニュアル取込ボタンがクリックされると電子マニュアルに表示しているマニュアルコンテンツを取得する。
【0110】
処理1305では利用者によってソフトウェア起動ボタンがクリックされるとソフトウェアを起動する。利用者が操作を行い次画面へ遷移すると前画面のハードコピーを取得する(処理1306)。
【0111】
処理1307では利用者によってメモ作成・呼出ボタンがクリックされると専用のメモ編集画面を開き利用者がタイプインした情報をメモ入力エリアに表示する。処理1308では利用者によってファイル呼出ボタンがクリックされると処理1310に遷移し,処理1311でファイルを指定する画面を開き利用者が作成したメモファイルをメモ入力エリアに取込み表示する。処理1308では利用者によってファイル呼出ボタンがクリックされない場合は処理1309に遷移する。
【0112】
処理1312では利用者によって保存ボタンがクリックされたか,OKボタンがクリックされたかによって分岐する。保存ボタンがクリックされた場合には処理1313に遷移し,処理1315でメモ入力エリアに表示している情報を利用者が指定する任意のファイル名,フォルダに保存する。利用者によってOKボタンがクリックされた場合には処理1314に遷移する。
【0113】
処理1316では利用者にメモを保存するかどうかを選択するメッセージを出力し保存する指定がされた場合には処理1318に遷移し,保存しない指定がされた場合には処理1317遷移する。処理1319では利用者が指定する任意のファイル名,フォルダにメモを保存する。
【0114】
処理1320では利用者によって音声記録ボタンがクリックされると音声記録画面を開き,利用者によって記録開始ボタン,記録終了ボタンがクリックされると録音を行う。再生ボタンがクリックされた場合には録音した音声を再生する。
【0115】
処理1321では利用者によって保存ボタンがクリックされたか,OKボタンがクリックされたかによって分岐する。保存ボタンがクリックされた場合には処理1322に遷移し,処理1324で記録した音声を利用者が指定する任意のファイル名,フォルダに保存する。利用者によってOKボタンがクリックされた場合には処理1323に遷移する。
【0116】
処理1325では利用者に音声を保存するかどうかを選択するメッセージを出力し保存する指定がされた場合には処理1327に遷移し,保存しない指定がされた場合には処理1326遷移する。処理1327では利用者が指定する任意のファイル名,フォルダに音声を保存する。
【0117】
利用者による編集操作で作成したコンテンツは処理1329でカスタマイズ情報生成装置がカスタマイズ情報編集画面に取込み表示する。また処理1330でコンテンツ情報制御装置が作成したコンテンツ情報を格納するコンテンツ情報格納レコードを作成し,処理1331で保存情報制御装置が保存情報管理テーブルにコンテンツIDを追加する。処理を終了すると図12の処理1210に遷移する。
【0118】
このように,利用者が閲覧した電子マニュアルのコンテンツだけでなく操作した画面のハードコピー,作成したメモも合わせて保存し再利用するため,電子マニュアルを理解する際に利用した情報から前回理解と同レベルまでスムーズに達することができる。
【0119】
電子マニュアルの大量の情報(電子化文書等)から自分に必要な情報だけを保存でき,かつ理解に要した情報も保存できるため利用者にとって最も使いやすい情報となる。これらの情報は編集することができ利用者の理解度に沿って情報の追加・削除を行うことやコンテンツの並び順や表示するコンテンツを自由に操作できるため常に利用者の理解と一致した状態に保つことができる。
【0120】
【発明の効果】
本発明によれば,電子情報やソフトウエアを利用・操作したときに,利用・操作履歴を含む情報を取捨選択して利用者にとって使いやすい情報にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施例である電子マニュアルのカスタマイズシステムの処理概要を示す図である。
【図2】本発明における一実施例である電子マニュアルのカスタマイズシステムの全体構成を示す図である。全構成要素をクライアントに配置する全体構成である。
【図3】本発明における一実施例である電子マニュアルのカスタマイズシステムの全体構成を示す図である。全構成要素のうちの一部をサーバに配置する全体構成である。
【図4】実施例である電子マニュアルのカスタマイズシステムを利用者が利用する操作イメージを示した図である。
【図5】カスタマイズ情報編集画面で表示するコンテンツの並べ替え処理を示す図である。
【図6】カスタマイズ情報編集画面で表示するコンテンツを絞り込む処理を示す図である。
【図7】カスタマイズ情報編集画面のイメージ図である。
【図8】利用者がメモを作成するメモ編集画面のイメージ図である。
【図9】利用者が音声を記録する音声記録画面のイメージ図である。
【図10】利用者情報管理テーブルの構造図である。
【図11】保存情報管理テーブルおよび保存情報レコードの構造図である。
【図12】保存情報管理テーブルおよび保存情報レコードの構造図である。
【図13】電子マニュアルカスタマイズの処理フローである。
【図14】電子マニュアルカスタマイズの処理フローの中で利用者によって新たにコンテンツが閲覧・作成された場合の処理フローである。
【符号の説明】
101 利用者情報取得
102 保存情報決定処理
103 カスタマイズ情報生成処理
104 カスタマイズ情報表示処理
105 閲覧した電子マニュアルコンテンツ・ハードコピー・作成メモ・作成音声の情報取得処理
106 カスタマイズ情報の編集
107 保存情報管理テーブル,保存情報の更新処理
108 利用者情報管理テーブル
109 保存情報管理テーブル
110 コンテンツ情報
111 コンテンツ情報格納レコード
112 電子マニュアル
113 マニュアルコンテンツ
114 操作画面ハードコピー
115 作成メモ・音声
116 カスタマイズ情報

Claims (4)

  1. 計算機を用いた電子文書の管理方法であって、
    前記計算機は、予め記憶装置に格納された電子化文書を読み出し、
    ユーザが前記電子化文書を読み出す指示を行った際に、ユーザが作成した情報と前記読み出した電子化文書とをあわせて保存情報として記憶装置に格納し、
    前記格納した保存情報にもとづいて、前記電子化文書の管理を行うことを特徴とする電子化文書の管理方法。
  2. 計算機を用いた電子マニュアルのカスタマイズ方法であって、
    前記計算機は、閲覧した電子マニュアルを構成するコンテンツ中の文章と閲覧時に操作したソフトウェアの画面のハードコピーと閲覧時に作成した情報とを含む保存情報を記憶装置に格納し、
    前記保存情報にもとづいて、ユーザが前記電子マニュアルを閲覧する指示を行った際に、前記電子マニュアルに関連する情報を表示することを特徴とする電子マニュアルのカスタマイズ方法。
  3. 計算機を用いた電子化情報のカスタマイズ方法であって、
    前記計算機は、予め記憶装置に格納された電子化情報を読み出し、
    利用者から前記電子化情報に対するカスタマイズ情報を編集する処理を受け付け、
    予め記憶装置に格納された利用者情報と前記カスタマイズ情報とにもとづいて、利用者に対してカスタマイズ情報を提示することを特徴とする電子化情報のカスタマイズ方法。
  4. 前記カスタマイズ情報は、少なくとも電子化情報の種別の情報、電子化情報の内容の情報、電子化情報の閲覧時刻、電子化情報の作成時刻、カスタマイズ情報の利用回数を含むことを特徴とする請求項3記載の電子化情報のカスタマイズ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009031942A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Fuji Xerox Co Ltd 電子文書管理装置及びプログラム
JP2015028677A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 Yamagata Intech株式会社 情報処理システム、および、情報処理装置

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