JP2004252237A - 電子写真装置の帯電装置 - Google Patents

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JP2004252237A JP2003043478A JP2003043478A JP2004252237A JP 2004252237 A JP2004252237 A JP 2004252237A JP 2003043478 A JP2003043478 A JP 2003043478A JP 2003043478 A JP2003043478 A JP 2003043478A JP 2004252237 A JP2004252237 A JP 2004252237A
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Yukinori Sakuma
行則 佐久間
Isao Nakajima
勇夫 中嶋
Koji Kato
孝二 加藤
Yukio Otome
幸雄 乙▲め▼
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Hitachi Printing Solutions Inc
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Abstract

【課題】本発明は、鋸歯電極を交換する際に、特殊な工具を必要とせず、手や指を傷つけることなく、かつ鋸歯電極の歯先も損傷せず、容易に鋸歯電極が交換可能な帯電装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、鋸歯状の電極を有した板状電極部材と、前記板状電極部材の両側及び、背面を囲むシールド板と、前記板状電極部材の長手方向に張力を付与する張力付与部材を備えた帯電装置において、前記板状電極部材の長手方向両端部に、挟持エリアを設けたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子写真装置の帯電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術を図11〜図13を用いて説明する。
【0003】
電子写真装置の帯電装置については、コロナ放電を行うための放電電極としてコロナワイヤが主に使用されているが、放電時、コロナワイヤから発生するオゾンの量を低減すべく、コロナワイヤの代わりに鋸歯状の放電電極(以降、「鋸歯電極」と記す)を用いた帯電装置が広く知られている。鋸歯電極は、薄い金属板をエッチング加工するなどして作られており、帯電装置への装着方式としては、鋸歯電極を支持部材に固着する方法であったり、図12に示す如くコロナワイヤの張力設定に多く用いられているようなスプリング9による装着方式がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
後者はコロナワイヤと同様にある一定の張力を確保するため、鋸歯電極19の長手方向両端部に穴14が設けられており、一方の穴は鋸歯電極取付け用電極ホルダ15に設けられた突起部18、もう一方の穴14にはスプリング9が掛けられていて、スプリング9の反対側の端部をスプリング取付け用電極ホルダ16に設けられたスプリング引掛け用穴17に掛けることで鋸歯電極19に所定の張力が付与される構造になっている。鋸歯電極取付け用電極ホルダ15及び、スプリング取付け用電極ホルダ16には鋸歯電極19先端部以外からの異常放電を防ぐ目的等でホルダカバー11が図示しないスナップフィット等によって取り付けられていて、着脱可能な構成になっている。
【0005】
鋸歯電極を用いた帯電装置において、放電を長時間実施すると、鋸歯電極の先端付近に放電生成物である窒素酸化物が大気中の水分と反応して生成される硝酸が付着し、鋸歯電極先端部を腐食させてしまう。腐食の進んだ鋸歯電極はコロ放電が不均一になり、帯電が正常に行われず、印刷品質に不具合が生じる。
【0006】
従って、上記構成の帯電装置の場合、印刷品質を一定のレベルに保つために定期的に鋸歯電極19を交換する必要がある。交換方法として、ホルダカバー11を外してから鋸歯電極19に引掛けているスプリング9をピンセットまたは精密ドライバー等で鋸歯電極19端部の穴14から取り外した後、反対側の鋸歯電極19端部を鋸歯電極取付け用電極ホルダ15の突起18から外し、鋸歯電極19を帯電装置1から取り外す。
【0007】
次に交換用の新しい鋸歯電極19をピンセットまたは指等で掴み、鋸歯電極19端部に設けられた穴14を鋸歯電極取付け用電極ホルダ15の突起18にはめこむ。続いてピンセットまたは精密ドライバー等の工具を用いてスプリング取け用電極ホルダ16に掛けられているスプリング9を引っ張り、鋸歯電極19端部に設けられたもう一方の穴14にスプリング9を引掛けることで一定の張力を付与する。次ぎにホルダカバー11を鋸歯電極取付け用電極ホルダ15、スプリング取付け用電極ホルダ16にそれぞれ取り付けて交換完了となる。
【特許文献1】
特開平8−194363号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように帯電装置は概ね小型で細長く、鋸歯電極交換時にはスプリングを鋸歯電極から取り外すための精密ドライバー等を必要としたり、鋸歯電極を掴むためのピンセット等、工具を予め用意しなければならない。工具を使わず指で直接鋸歯電極を掴もうとすると、誤って鋸歯電極の刃先に触れて電極先端部を変形させたり、指を傷つけてしまう恐れがある。
【0009】
又、鋸歯電極単体ではなく帯電装置そのものを交換する方法もあるが、交換作業が容易である反面、交換する部品のコストは鋸歯電極単体に比べて高価であり、必ずしも良い方法とはいえない。
【0010】
本発明は、鋸歯電極の交換作業を特別な工具を必要とせず、かつ容易に交換可能な帯電装置を得ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、鋸歯状の電極を有した板状電極部材と、前記板状電極部材の両側及び、背面を囲むシールド板と、前記板状電極部材の長手方向に張力を付与する張力付与部材を備えた帯電装置において、前記板状電極部材の長手方向両端部に、挟持エリアを設けることで達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図1〜図10を用いて説明する。
【0013】
本発明は、鋸歯電極2にはその両端に挟持エリア3を設けている。一方、帯電装置1にはシールド板4の両側に固定ホルダ5、スライドホルダ6が設置してあり、スライドホルダ6には背面にガイド7が設けられていて、シールド板4の背面に長手方向と平行に設けられた溝8に沿ってスライド可能な構成となっている。
スライドホルダ6にはスプリング引掛け用の穴17が設けられていて、スプリング9が掛けられている。スプリング9の反対側の端部をシールド板4に設けられているスプリング引掛け用の穴20に掛けることで所定の位置におかれ、スライドホルダ6の下部に設けた凹部10に指を掛けることでスプリング9の伸縮性を利用し、ある一定の範囲を移動可能である。凹部10は操作性または実装に問題が無ければ逆に凸部であっても構わない。
【0014】
鋸歯電極2の歯先以外からの感光体への異常放電を防ぐために固定ホルダ5、スライドホルダ6にはそれぞれホルダカバー11が取り付けられており、図示しないスナップフィット等により工具を使わず容易に着脱可能な構成となっている。
【0015】
鋸歯電極2を交換する場合、まず固定ホルダ5、スライドホルダ6に取りつけているホルダカバー11を取り外す。次にスライドホルダ6側に取り付けられている鋸歯電極2の挟持エリア3を掴みながら、スライドホルダ6下部の凹部10に指をかけてスプリング9により作用している鋸歯電極2の張力が小さくなる方向(図4で右方向)にスライドホルダ6をスライドさせて、スライドホルダ6の突起12から鋸歯電極2を取り外す。続いて鋸歯電極2の固定ホルダ5側の挟持エリア3を掴みながら固定ホルダ5の突起13から鋸歯電極2を取り外す。
【0016】
新たに鋸歯電極2を帯電装置1へ取り付ける場合は、まず鋸歯電極2の挟持エリア3を持ち、固定ホルダ5内部に設けられた突起13へ鋸歯電極2端部の穴14を差し込む。
【0017】
次に反対側の鋸歯電極2の挟持エリア3を保持しながらスライドホルダ6下部の凹部10に指をかけてスライドホルダ6を固定ホルダ5側にスライドさせ、スライドホルダ6内部の突起12へ鋸歯電極2端部の穴14を差し込んだ後、スライドホルダ6にかけていた指を外すことで、スライドホルダ6に連結されたスプリング9により所定の張力を鋸歯電極2に付与することができる。その後ホルダカバー11を固定ホルダ5、スライドホルダ6にそれぞれ取り付けて交換作業終了となる
上記の如く本発明における鋸歯電極の交換時には精密ドライバーやピンセット等の工具は不要であり、さらに鋸歯電極の挟持エリアを保持することで指先が鋸歯電極の先端部に近接しないので交換時の歯先の破損がなく、歯先が指に刺さるというような危険からも回避できる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、特別な工具を必要とせず、また手や指を傷つけることなく、かつ鋸歯電極の歯先も損傷せず、容易に鋸歯電極が交換可能な帯電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である帯電装置の鋸歯電極を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例である帯電装置を示す斜視図である。
【図3】図2の背面斜視図である。
【図4】本発明の一実施例である帯電装置を示す断面図である。
【図5】図4の帯電装置からホルダカバーを取り外した状態の平面図である。
【図6】本発明の一実施例である帯電装置のシールド板背面の斜視図である。
【図7】本発明の一実施例である帯電装置のスライドホルダの斜視図である。
【図8】図7を反対側から見た斜視図である。
【図9】図7の背面の視図である。
【図10】本発明の一実施例である帯電装置の固定ホルダの斜視図である。
【図11】従来の帯電装置の鋸歯電極の例を示す正面図である。
【図12】従来の帯電装置の一例を示す断面図である。
【図13】従来の帯電装置のホルダカバーを取り外した状態の平面図である。
【符号の説明】
1は帯電装置、2は鋸歯電極、3は挟持エリア、4はシールド板、5は固定ホルダ、6はスライドホルダ、7はガイド、8はシールド板の溝、9はスプリング、
10はスライドホルダの凹部、11はホルダカバー、12はスライドホルダの突起、13は固定ホルダの突起、14は鋸歯電極端部の穴、15は鋸歯電極取付け用電極ホルダ、16はスプリング取付け用電極ホルダ、17はスプリング引掛け用穴、18は鋸歯電極取付け用電極ホルダ突起部、19は従来の鋸歯電極、20はシールド板のスプリング引掛け用穴である。

Claims (2)

  1. 鋸歯状の電極を有した板状電極部材と、前記板状電極部材の両側及び、背面を囲むシールド板と、前記板状電極部材の長手方向に張力を付与する張力付与部材を備えた帯電装置において、前記板状電極部材の長手方向両端部に、挟持エリアを設けたことを特徴とする電子写真装置の帯電装置。
  2. 前記張力付与部材は、それ自身を挟持可能な窪み又は突起を有し、前記板状電極部材の長手方向と平行にかつ、前記シールド板に沿ってスライド可能であることを特徴とする請求項1記載の電子写真装置の帯電装置。
JP2003043478A 2003-02-21 2003-02-21 電子写真装置の帯電装置 Pending JP2004252237A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103823352A (zh) * 2012-11-16 2014-05-28 富士施乐株式会社 送风目标结构以及图像形成设备

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