JP2004251515A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

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比呂志 西
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/25Control of valves
    • F25B2600/2511Evaporator distribution valves

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Abstract

【課題】例えば使用者が長期の旅行に出かけるに際して、冷蔵室を使用しない場合に冷凍室の冷却を止めずに冷蔵室の冷却を止めることにより、電気代を節約すること。
【解決手段】圧縮機41、凝縮器42、冷蔵用冷却器24及び冷凍用冷却器32、前記凝縮器42からの冷媒を冷蔵用冷却器24や冷凍用冷却器32に流すよう切替えるための流路切替弁である三方弁43などを備えた冷凍冷蔵庫において、使用者により操作可能な冷蔵室冷却停止スイッチ58と、この操作スイッチ58の操作に基づいて前記凝縮器42からの冷媒を前記冷蔵用冷却器24に流さないように前記三方弁43を切替え制御する制御装置であるマイクロコンピュータMとを設ける。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍サイクルを備えた冷凍冷蔵庫に関するものである。詳述すると、圧縮機、凝縮器、冷蔵室用冷却器及び冷凍室用冷却器、前記凝縮器からの冷媒を冷蔵室用冷却器や冷凍室用冷却器に流すよう切替えるための流路切替弁などを備えた冷凍冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の冷凍冷蔵庫において、制御装置が三方弁を切替えることにより、圧縮機から吐出された冷媒を凝縮器にて凝縮した後、三方弁から冷蔵室用冷却器及び冷凍室用冷却器に供給する両室冷却モードと、三方弁から冷凍室用冷却器に供給する冷凍室冷却モードを択一的に実行させる技術が知られている(例えば、特開2001−99556号公報参照)。
【0003】
【特許文献】
特開2001−99556号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
冷凍冷蔵庫の使用者が長期の旅行に出かけるに際して、冷蔵室をオフすることが知られている。
【0005】
そこで本発明は、例えば使用者が長期の旅行に出かけるに際して、冷蔵室を使用しない場合に冷凍室の冷却を止めずに冷蔵室の冷却を止めることにより、電気代を節約できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため第1の発明は、圧縮機、凝縮器、冷蔵室用冷却器及び冷凍室用冷却器、前記凝縮器からの冷媒を冷蔵室用冷却器や冷凍室用冷却器に流すよう切替えるための流路切替弁などを備えた冷凍冷蔵庫において、使用者により操作可能な操作スイッチと、この操作スイッチの操作に基づいて前記凝縮器からの冷媒を前記冷蔵室用冷却器に流さないように前記流路切替弁を切替え制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
【0007】
第2の発明は、冷蔵温度帯室を冷却するための冷蔵室用冷却器と、冷凍温度帯室を冷却するための冷凍室用冷却器とを備え、冷媒の流路を切替える冷媒流路切替弁により、この冷蔵室用冷却器と冷凍室用冷却器の両方に冷媒を流して前記冷蔵温度帯室と前記冷凍温度帯室の両室を冷却するモードと前記冷凍室冷却器のみに冷媒を流して前記冷凍温度帯室のみを冷却するモードとを切替えて前記冷蔵温度帯室と前記冷凍温度帯室の両室を適切な温度に保つ冷凍冷蔵庫において、前記冷蔵温度帯室の冷却をオフする操作スイッチを設け、この操作スイッチの操作に基づいて前記冷媒流路切替弁は常時前記冷蔵室用冷却器に冷媒を流さないように制御されることを特徴とする。
【0008】
第3の発明は、冷却器を備え、冷気の流路を切替える冷気流路切替手段により、この冷却器から冷気を冷蔵温度帯室と冷凍温度帯室の両室に供給するモードと前記冷凍温度帯室のみに冷気を供給するモードとを切替えて前記冷蔵温度帯室と前記冷凍温度帯室の両室を適切な温度に保つ冷凍冷蔵庫において、前記冷蔵温度帯室の冷却をオフする操作スイッチを設け、この操作スイッチの操作に基づいて前記冷気流路切替手段は常時前記冷蔵温度帯室に冷気を供給しないように制御されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。先ず、冷凍冷蔵庫である冷凍冷蔵庫の正面図である図1において、1はそれぞれ前面扉が設けられた複数の食品保存室から成る冷凍冷蔵庫の冷凍冷蔵庫本体で、鋼板製の外箱1Aと内箱1B及び両箱間に充填された発泡ウレタンなどの断熱材1Cにより構成されている。この冷凍冷蔵庫本体1の内部は断熱作用のある仕切壁により仕切られ、上部より冷蔵室2、野菜室3、製氷室4、温度切換室5及び冷凍室6を備えている。
【0010】
そして、前記冷蔵室2前面開口はハンドル7により開閉可能な回動式の冷蔵室扉8により閉塞可能であり、冷蔵室2の下の野菜室3、製氷室4、温度切換室5及び冷凍室6は引出し式の野菜室扉9、製氷室扉10、温度切換室扉11及び冷凍室扉12により夫々閉塞されている。また、各扉にはハンドル13、14、15、16が設けられている。17は冷蔵室扉8の前面に設けられたコントロールパネルである。
【0011】
図2に示すように、前記冷蔵室2内には所定間隔を存して食品等を載置する複数の棚20が配設され、冷蔵室2の下部には特定低温室21を配置する。該特定低温室21には、前面に開閉可能な扉が設けられたスライド式保存容器が備えられる。また、前記野菜室3内には野菜容器22が配設され、前記野菜室扉9の引出しにより該野菜容器22も前方へ引出される。
【0012】
そして、野菜室3及び冷蔵室2の背面に沿って上方に向かって冷蔵用ダクト23を形成し、該冷蔵用ダクト23内に冷蔵用冷却器24及び送風機25を配設して、この冷蔵用冷却器24で発生した冷気は送風機25により前記冷蔵用ダクト23内を上昇しつつ、前記特定低温室21や冷蔵室2内に各吹出口26から直接冷気が供給され、食品等の鮮度を長く保ち保存することが可能である。
【0013】
そして、前記冷蔵室2に供給された冷気は、仕切板27に開設した吸込口28から野菜室3に供給され、野菜室3内の野菜容器22の前面に沿って下降し、仕切壁29に沿って吸込口30から前記冷蔵用ダクト23に帰還する構成である。
【0014】
また、製氷室4、冷凍室6の背面に冷凍用ダクト31を形成し、このダクト31内に冷凍用冷却器32及び送風機33を配設する。そして、前記冷凍用冷却器32で発生した冷気は送風機33により前記冷凍用ダクト31内を上昇しつつ、製氷室4内に吹出口34から冷気が供給され、容器35の前面に沿って下降して吸込口36を介して吹出ダクト37に合流する。そして、製氷室4と冷凍室6との間の仕切壁29には、前記冷凍用ダクト31と連通する吹出ダクト37を形成し、この吹出ダクト37に開設した吹出口より下方に向けて冷気が供給されるように構成する。
【0015】
更に、前記冷凍室6の底面を形成する底壁6Aには、吸込口を有する吸込ダクト38を形成すると共にこの吸込ダクト38を前記冷凍用ダクト31に連通させる。
【0016】
39は上面開口せるフリーザー容器で、この容器39の底面は複数の開孔を有するパンチングメタル40で形成される。前記パンチングメタル40は、合成樹脂材料より熱伝導性が良好なステンレス製や、アルミニウム製、鉄鋼板製などで形成される。
【0017】
次に図3の冷媒回路図に示すように、41は冷媒を吸入圧縮して高温高圧にするレシプロ式コンプレッサである圧縮機、42は該圧縮機41からの高温高圧のガス状冷媒を凝縮する凝縮器、43は冷媒流路を切り換えるためのモータ駆動の三方弁(流路切替弁)、44及び45はそれぞれ第1及び第2の減圧装置としてのキャピラリチューブである。キャピラリチューブ44、45は後述する冷媒吸込配管41Sと熱交換関係となるようにハンダ付けされている。
【0018】
そして、前記圧縮機41の冷媒吐出配管41Dは凝縮器42に接続され、凝縮器42の出口部はドライヤ46を経て前記三方弁43に接続される。三方弁43の一方の出口はキャピラリチューブ44を経て冷蔵用冷却器24の入口に接続され、冷蔵用冷却器24の出口は冷凍用冷却器32の入口に接続されている。
【0019】
また、前記三方弁43の他方の出口はキャピラリチューブ45を経て冷凍用冷却器32の入口に接続されると共に、冷凍用冷却器32の出口は圧縮機41の冷媒吸込配管41Sに接続されている。即ち、三方弁43は冷媒回路の高圧側(圧縮機41〜凝縮器42)と低圧側(キャピラリチューブ44、45〜各冷却器24、32、後述するヘッダー47)の間に接続されている。
【0020】
尚、三方弁43は凝縮器42からの液冷媒をキャピラリチューブ44かキャピラリチューブ45に択一的に流すよう出口を開閉する機能を備えると共に、双方の出口を閉じて流路を完全に閉鎖する機能と双方の出口を開放する機能をも有する。また、46は冷凍用冷却器32の出口側(冷凍用冷却器32と圧縮機41の間)に接続された冷媒液溜としてのヘッダーである。
【0021】
次に、図4において、制御装置Cは汎用のマイクロコンピュータMにて構成されており、その入力には前記冷凍室6の温度を検出する冷凍室温度センサ50、前記冷蔵室2の温度を検出する冷蔵室温度センサ51、前記温度切換室5の温度を検出する温度切換室温度センサ52、冷凍冷蔵庫が設置された周囲の外気温を検出する外気温度センサ53、冷蔵用冷却器24の温度を検出する冷蔵室用冷却器温度センサ54、冷凍用冷却器32の温度を検出する冷凍室用冷却器温度センサ55、設定スイッチ56及び冷蔵室冷却停止スイッチ58などが接続されている。この設定スイッチ56、省エネスイッチ57及び冷蔵室冷却停止スイッチ58は前記コントロールパネル17に配置される。
【0022】
なお、使用者が長期の旅行に出かけるに際して、冷蔵室を使用しない場合には冷蔵室の冷却を止めて、電気代を節約するために冷蔵室冷却停止スイッチ58は設けられる。
【0023】
また、マイクロコンピュータMの出力には、前記圧縮機41、送風機25及び33がそれぞれインバータ回路60、61、62を介して接続され、更に、三方弁(モータ)43、冷蔵用冷却器24の下側に設けられた除霜ヒータ63、冷凍用冷却器32の下側に設けられた除霜ヒータ64、温度補償用電気ヒータH、温度切換室5の温度に基づいてこの切換室の吐出口を開閉するモータダンパー65などが接続される。更に、マイクロコンピュータMの出力にはLEDから成る表示器66と電子音発生器67が接続され、これらも前記コントロールパネル17に配置される。
【0024】
以上の構成により、以下本発明の冷凍冷蔵庫の動作を説明する。先ず、各室の温度設定作業について説明する。マイクロコンピュータMは各温度センサ50、51の出力に基づき、冷凍室6の温度(及び冷蔵室2の温度)を表示器66にてデジタル表示する。また、設定スイッチ56の冷凍室温度設定スイッチの押圧操作に基づき、冷凍室6の設定温度を、例えば−18℃(上限値)〜−28℃(下限値)の範囲で設定すると共に、表示器66にてバー表示(複数のLEDの列の点灯数で表示)する。
【0025】
この場合、マイクロコンピュータMは上記冷凍室温度設定スイッチが押圧される度に電子音発生器67により一回電子音「ピ」を発生させる。また、この圧操作により、設定温度を−18℃から−28℃、そして、−28℃から−18℃へと循環変更する。この際、−18℃に達した場合にはマイクロコンピュータMは電子音発生器67により二回(押圧時のものと合計して三回となる)電子音を発生させる。また、−28℃に達した場合には一回(押圧時のものと合計して二回となる)電子音を発生させる。冷凍室温度設定スイッチを一瞬押圧して離した場合には、マイクロコンピュータMは設定温度を例えば2℃変化させるが、継続して押圧した場合には例えば0.4℃刻みで細かく変更する。
【0026】
尚、設定スイッチ56には冷蔵室温度設定スイッチも設けられ、同様の方法で例えば設定温度を+1℃(下限値)から+5℃(上限値)の範囲で設定可能とされている。また、設定スイッチ56には温度切換室設定スイッチも設けられ、これにより、温度切換室5の温度設定を冷蔵温度若しくは冷凍温度に変更可能とされている。
【0027】
そして、マイクロコンピュータMは各室の設定温度の上下に例えば3℃のディファレンシャルでON点−OFF点を設定する。このとき、外気温度センサ53の出力に基づき、例えば外気温が+20℃以下の場合には、冷蔵室2のディファレンシャルは2℃とし、温度制御上の安定化を図る。
【0028】
また、基本的にマイクロコンピュータMはインバータ回路60により、圧縮機41の運転周波数を、停止を含め、例えば37HZ、48HZ、58HZ、64HZ、68HZの5ステップ(外気温が+27℃以下のときは通常37HZ、+27℃以上のときには48HZ)で変更可能とされている。
【0029】
尚、マイクロコンピュータMはインバータ回路60(PWM制御)により圧縮機41の各相(R相、S相、T相)に正弦波の三相電力を印加する。これにより、矩形波を印加する場合に比して運転振動・騒音を低減でき、省エネルギーともなる。
【0030】
更に、冷凍室用の送風機33と冷蔵室用の送風機25は各インバータ回路62、61により、停止を含めて例えば700rpmから1500rpm(冷凍室用の送風機33は通常1300rpm、冷蔵室用の送風機25は通常1000rpm)の範囲で変更可能とされている。
【0031】
そして、冷却運転が開始され、マイクロコンピュータMにより圧縮機41が運転されると、圧縮機41の冷媒吐出配管41Dから吐出された高温高圧のガス冷媒は凝縮器42に流入して放熱し、凝縮液化される。そして、この凝縮器42を出た冷媒はドライヤ46を経て三方弁43に入る。
【0032】
各温度センサ50、51が検出する冷凍室6、冷蔵室2の温度が何れも高い場合(OFF点に達していない場合)、マイクロコンピュータMは三方弁43をキャピラリチューブ44側に開放し、キャピラリチューブ45は閉じる(両室冷却モード)。これにより、凝縮器42で凝縮液化された冷媒はキャピラリチューブ44で減圧された後、冷蔵用冷却器24と冷凍用冷却器32とに順次流入して蒸発し、双方の冷却器24、32で冷却能力を発揮する。
【0033】
この状態から温度センサ51の出力に基づき冷蔵室2の温度がOFF点に達した場合、マイクロコンピュータMは三方弁43をキャピラリチューブ45側に開放し、キャピラリチューブ44側は閉じる(冷凍室冷却モード)。これにより、凝縮器42で凝縮液化された冷媒はキャピラリチューブ45で減圧された後、冷凍用冷却器32に流入して蒸発し、冷凍用冷却器32で冷却能力を発揮する。そして、冷凍室6の温度がOFF点に達した場合、マイクロコンピュータMは圧縮機41を停止すると共に、三方弁43の双方の出口を閉じ、流路を完全に閉鎖する。
【0034】
かかる三方弁43の閉鎖によって、冷媒回路内は高圧側と低圧側とで完全に隔離されるので、高圧側から低圧側に高温冷媒が自然流入する不都合が防止される。これにより、各冷却器24、32の不必要な温度上昇や圧力上昇が回避され、運転効率が改善されて省エネルギーとなる。
【0035】
また、圧縮機41はレシプロコンプレッサにて構成しているため、ロータリーコンプレッサに比して圧縮機運転中と停止中との低圧側の圧力差(差圧)を取ることが困難となるが、モータ駆動式の三方弁43にて流路を閉鎖するので、確実に冷媒回路内の高低圧差を維持できる。
【0036】
そして、冷凍室6の温度がON点に上昇したらマイクロコンピュータMは再び圧縮機41を運転し、三方弁43をキャピラリチューブ45側に開放する。マイクロコンピュータMは冷凍室6の温度で圧縮機41の運転−停止を制御し、三方弁43をキャピラリチューブ45側に開くと共に、冷蔵室2の温度によって三方弁43をキャピラリチューブ44側に開く制御を行う。
【0037】
尚、キャピラリチューブ45に冷媒を流している状態で、冷蔵室2の温度がON点に上昇した場合には、マイクロコンピュータMは三方弁43を再びキャピラリチューブ44側に開放し、キャピラリチューブ45側を閉じる。また、温度センサ50が検出する冷凍室6の温度が例えば−5℃以上の場合には、OFF点に達するまで圧縮機41の運転周波数を1ステップずつ上昇させる。
【0038】
各室2、6の温度がOFF点からON点に上昇する間、基本的に各送風機25、33は停止され、ON点からOFF点に至るまで運転される。尚、何れも独立して運転制御が行われる。そして、冷凍室用の送風機33が運転されると、冷凍用冷却器32にて冷却された冷気は製氷室吐出口やセレクト室吐出口から製氷室4や温度切換室5に吐出されると共に、吹出ダクト37に開設した吹出口より冷凍室6に吐出される。そして、各室内を循環して冷却した後、冷気は吸込ダクト38を介して前記冷凍用ダクト31に帰還する。これによって、冷凍室6内は設定温度に維持される。
【0039】
一方、冷蔵室用の送風機25が運転されると、冷蔵用冷却器24にて冷却された冷蔵用ダクト23から吹出口26を介して冷蔵室2内に吹き出され、内部を循環して冷却した後、吸込口28を介して野菜室3に流入し、野菜容器22周囲を循環してこの容器22内を間接的に冷却した後、吸込口30から吸い込まれ、冷蔵用ダクト23に帰還する。これによって、冷蔵室2内は設定温度に維持され、また野菜容器22内の野菜は乾燥が防がれた状態で保冷されることになる。
【0040】
通常は、以上のように制御されるが、例えば使用者が長期の旅行に出かけるに際して、冷蔵室を使用しない場合には冷蔵室2の冷却を止めることにより、電気代を節約することができる。即ち、使用者は冷蔵室2及び野菜室3内から食品などを全て取出した後、コントロールパネル17に設けられた冷蔵室冷却停止スイッチ58を操作すると、マイクロコンピュータMは三方弁43を凝縮器42からの冷媒を冷蔵用冷却器24に流すように切替えるよう制御する。
【0041】
この冷蔵室冷却停止スイッチ58の操作後は、マイクロコンピュータMは三方弁43をキャピラリチューブ44側を閉じると共に冷凍室6の温度で圧縮機41の運転−停止を制御し、圧縮機41が運転するときにはキャピラリチューブ45側を開き、停止するときには閉じる。
【0042】
従って、冷蔵室用の送風機25が運転することもなく、また圧縮機41の運転時間も短縮され、電気代を節約することができる。
【0043】
また、使用者が旅行から帰ってきて、再び冷蔵室2及び野菜室3を使用する場合には前記冷蔵室冷却停止スイッチ58を操作することにより、その使用が可能となるものである。
【0044】
なお、本実施形態では圧縮機は1台であったが、冷蔵用と冷凍用とに分けて2台設ける場合にも適用できる。
【0045】
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
【0046】
【発明の効果】
以上のように本発明は、例えば使用者が長期の旅行に出かけるに際して、冷蔵室を使用しない場合に冷凍室の冷却を止めずに冷蔵室の冷却を止めることにより、電気代を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷凍冷蔵庫の正面図である。
【図2】冷凍冷蔵庫の縦断側面図である。
【図3】冷凍サイクルを示す図である。
【図4】制御機能を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 冷凍冷蔵庫本体
24 冷蔵用冷却器
32 冷凍用冷却器
41 圧縮機
42 凝縮器
43 三方弁
58 冷蔵室冷却停止スイッチ
M マイクロコンピュータ

Claims (3)

  1. 圧縮機、凝縮器、冷蔵室用冷却器及び冷凍室用冷却器、前記凝縮器からの冷媒を冷蔵室用冷却器や冷凍室用冷却器に流すよう切替えるための流路切替弁などを備えた冷凍冷蔵庫において、使用者により操作可能な操作スイッチと、この操作スイッチの操作に基づいて前記凝縮器からの冷媒を前記冷蔵室用冷却器に流さないように前記流路切替弁を切替え制御する制御装置とを設けたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 冷蔵温度帯室を冷却するための冷蔵室用冷却器と、冷凍温度帯室を冷却するための冷凍室用冷却器とを備え、冷媒の流路を切替える冷媒流路切替弁により、この冷蔵室用冷却器と冷凍室用冷却器の両方に冷媒を流して前記冷蔵温度帯室と前記冷凍温度帯室の両室を冷却するモードと前記冷凍室冷却器のみに冷媒を流して前記冷凍温度帯室のみを冷却するモードとを切替えて前記冷蔵温度帯室と前記冷凍温度帯室の両室を適切な温度に保つ冷凍冷蔵庫において、
    前記冷蔵温度帯室の冷却をオフする操作スイッチを設け、この操作スイッチの操作に基づいて前記冷媒流路切替弁は常時前記冷蔵室用冷却器に冷媒を流さないように制御されることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  3. 冷却器を備え、冷気の流路を切替える冷気流路切替手段により、この冷却器から冷気を冷蔵温度帯室と冷凍温度帯室の両室に供給するモードと前記冷凍温度帯室のみに冷気を供給するモードとを切替えて前記冷蔵温度帯室と前記冷凍温度帯室の両室を適切な温度に保つ冷凍冷蔵庫において、
    前記冷蔵温度帯室の冷却をオフする操作スイッチを設け、この操作スイッチの操作に基づいて前記冷気流路切替手段は常時前記冷蔵温度帯室に冷気を供給しないように制御されることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
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