JP2015046961A - 冷蔵庫 - Google Patents

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【課題】電力需要の平準化に寄与でき停電時等に二次電池が放電した電力を外部で容易に活用できる冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷凍サイクル機構においては、圧縮機が冷媒を圧縮し、放熱器が冷媒から熱を放出させ、冷却器が冷媒に熱を吸収させる。受電機構は、屋内配線に接続可能であり、屋内配線から電力を受電する。充電回路は、受電機構が受電した電力により二次電池を充電する。放電回路は、二次電池を放電させる。圧縮機は、二次電池が放電した電力を消費して冷媒を圧縮する。出力用コンセントは、二次電池が放電した電力を出力する。制御器は、第1の時間帯に充電回路に充電を許可し、第2の時間帯に二次電池が放電した電力を圧縮機に給電することを放電回路に許可する。【選択図】図2

Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
特許文献1は、リチウムイオン二次電池を冷蔵庫に内蔵し、夜間時間帯に屋内配線から受電した電力によりリチウムイオン二次電池を充電し、昼間時間帯にリチウムイオン二次電池が放電した電力を圧縮機に給電することを提案する。特許文献1に記載された冷蔵庫は、電力需要の平準化に寄与できる。
特開2008−14501号公報
特許文献1の冷蔵庫においては、リチウムイオン二次電池が放電した電力が冷蔵庫の内部において消費され、リチウムイオン二次電池が放電した電力が十分に活用されていない。
本発明は、この問題を解決するためになされる。本発明の目的は、電力需要の平準化に寄与でき停電時に二次電池が放電した電力を外部で容易に活用できる冷蔵庫を提供することである。
本発明は、冷蔵庫に関する。冷凍サイクル機構においては、圧縮機が冷媒を圧縮し、放熱器が冷媒から熱を放出させ、冷却器が冷媒に熱を吸収させる。受電機構は、屋内配線に接続可能であり、屋内配線から電力を受電する。充電回路は、受電機構が受電した電力により二次電池を充電する。放電回路は、二次電池を放電させる。圧縮機は、二次電池が放電した電力を消費して冷媒を圧縮する。出力用コンセントは、二次電池が放電した電力を出力する。制御器は、第1の時間帯に充電回路に充電を許可し、第2の時間帯に二次電池が放電した電力を圧縮機に給電することを放電回路に許可する。
第1の時間帯に屋内配線から受電した電力を第2の時間帯に圧縮機が消費する。電力需要の平準化に寄与できる。二次電池が放電した電力を出力用コンセントから出力可能である。停電時等に二次電池が放電した電力を冷蔵庫の外部で容易に活用できる。
これらの及びこれら以外の本発明の目的、特徴、局面及び利点は、添付図面とともに考慮されたときに下記の本発明の詳細な説明によってより明白となる。
冷蔵庫の模式図である。 冷蔵庫に内蔵される電気回路等のブロック図である。 制御回路による制御のアルゴリズムを示すフローチャートである。 制御回路による制御のアルゴリズムを示すフローチャートである。
図1の模式図は、冷蔵庫100を示す。図2のブロック図は、冷蔵庫100に内蔵される電気回路113等を示す。
図1及び図2に示されるように、冷蔵庫100は、筐体110、プラグ付きコード111、二次電池112、電気回路113、冷凍サイクル機構114及び出力用コンセント115を備える。電気回路113は、AC/DC変換器120、充電回路121、放電回路122、DC/AC変換器123、切り替え回路124、温度検出機構125、停電検出機構126、充電状態(SOC)検出機構127、冷却管理機構128、操作部129、表示部130及び制御回路131を備える。冷凍サイクル機構114は、冷媒140、循環路141、圧縮機142、放熱器(凝縮器)143及び冷却器(蒸発器)144を備える。冷蔵庫100がこれらの構成物以外の構成物を備えてもよい。これらの構成物の全部又は一部が統合されてもよい。
筐体110の内部には、冷蔵室150が形成される。冷蔵室150以外の室が筐体110の内部に形成されてもよい。例えば、冷凍室が筐体110の内部に形成されてもよい。すなわち、冷蔵庫100が冷凍冷蔵庫であってもよい。
冷蔵室150は、3個のブロック160,161及び162を有する。ブロックの数が増減されてもよい。冷蔵庫100が冷凍室を有する場合は、冷凍室がブロックを有してもよい。
プラグ付きコード111は、屋内配線のコンセントに電気的及び機械的に接続可能である。屋内配線は、商用電源の給電経路である。プラグ付きコード111は、屋内配線から電力Pを受電する。プラグ付きコード111は、電力PをAC/DC変換器120に給電する。プラグ付きコード111が他の種類の受電機構に置き換えられてもよい。例えば、プラグ付きコード111がプラグを経由しないで屋内配線に直接的に接続されるコードに置き換えられてもよい。
AC/DC変換器120は、電力Pを交流から直流に変換し、直流に変換された電力Pを電力P1及びP2に分離して給電する。電力P1は、二次電池112を経由する。電力P2は、二次電池112を迂回する。電力P1は、充電回路121に給電される。電力P2は、制御回路131を経由して圧縮機142に給電される。AC/DC変換器120が他の種類の給電機構に置き換えられてもよい。例えば、分岐を有する給電経路がAC/DC変換器の外部に設けられ、直流に変換された電力Pが分岐を有する給電経路により電力P1及びP2に分離して給電されてもよい。電力Pが直流であり昇圧又は降圧が必要である場合は、AC/DC変換器120がDC/DC変換器に置き換えられる。DC/DC変換器は、電力Pを昇圧又は降圧し、昇圧又は降圧された電力Pを電力P1及びP2に分離して給電する。
充電回路121は、電力P1により、二次電池112を充電する。充電回路121は、定電流定電圧方式により二次電池112を充電する。充電回路121が定電流定電圧方式以外の方式により二次電池112を充電してもよい。
二次電池112は、望ましくは全固体型ポリマーリチウム二次電池である。
全固体型ポリマーリチウム二次電池は、リチウムイオン二次電池の一種である。全固体型ポリマーリチウム二次電池は、固体電解質を含むが、揮発性及び可燃性を有する液体電解質及びゲル電解質を含まない。このため、全固体型ポリマーリチウム二次電池は、冷蔵庫100が水没した場合、冷蔵庫100の設置場所に火災が発生した場合等の保護装置の動作を期待できない状況においても、発火、爆発等の危険性を有しない。これにより、冷蔵庫100の安全性が高くなる。二次電池112が、全固体型ポリマーリチウム二次電池以外の全固体型二次電池であってもよい。液体電解質又はゲル電解質を含むが発火、爆発等の危険性を有しないリチウムイオン二次電池が開発された場合は、二次電池112が液体電解質又はゲル電解質を含むリチウムイオン二次電池であってもよい。
放電回路122は、二次電池112を放電させ、二次電池112が放電した電力P3を電力P4及びP5に分離して給電する。電力P4は、制御回路131を経由して圧縮機142に給電される。電力P5は、DC/AC変換器123を経由して又はDC/AC変換器123を迂回して出力用コンセント115に給電される。
DC/AC変換器123は、電力P5を直流から交流に変換する。出力用コンセント115から直流のみが出力される場合は、DC/AC変換器123が省略される。
切り替え回路124は、電力P5がDC/AC変換器123を経由して出力用コンセント115に給電される第1の状態と電力P5がDC/AC変換器123を迂回して出力用コンセント115に給電される第2の状態とを切り替える。第1の状態においては、交流に変換された電力P5が出力用コンセント115に給電される。第2の状態においては、直流のままの電力P5が出力用コンセント115に給電される。これにより、出力用コンセント115から直流及び交流のいずれも出力可能である。また、出力用コンセント115が交流のみを出力可能である場合と比較して、直流が必要である場合に交流から直流への再変換が不要になり、電力P5の損失が減少する。第2の状態において、電力P5がDC/DCコンバーターにより昇圧又は降圧されてもよい。切り替え回路124が省略される場合もある。例えば、出力用コンセント115から交流のみ又は直流のみが出力される場合は、切り替え回路124が省略される。交流を出力するコンセントとは別に直流を出力するコンセント(USBレセプタクル等)が設けられる場合は、切り替え回路124が省略されてもよい。
出力用コンセント115は、電力P5を出力する。これにより、停電が発生した場合に二次電池112が放電した電力P3を冷蔵庫100の外部で容易に活用できる。
冷蔵庫100は、災害等により停電が発生した場合にライフラインの維持に寄与する。例えば、携帯電話、スマートフォン等を充電するために必要な電力、ラジオ、テレビ等を視聴するために必要な電力、水を煮沸するために必要な電力、夜間に最低限の照明を行うための電力等が出力用コンセント115から出力される。電力事情が悪い地域においては、冷蔵庫100は、停電が発生した場合に予備電源として活用される。
温度検出機構125は、冷蔵室150の温度を検出する。温度検出機構125は、例えば、冷蔵室150に設置された温度センサーにより冷蔵室150の温度を検出する。
停電検出機構126は、屋内配線からの電力Pの受電が停止したことを検出する。停電検出機構126は、例えば、AC/DC変換器120の入力電圧を監視することにより、屋内配線からの電力Pの受電が停止したことを検出する。
SOC検出機構127は、二次電池112のSOCを検出する。SOC検出機構127は、例えば、二次電池112の電圧、充放電電流の時間積分等から、二次電池112のSOCを検出する。
冷凍サイクル機構114においては、冷却器144が冷蔵室150から冷媒140へ熱を吸収させ、放熱器143が冷媒140から外部へ熱を放出させる。冷媒140は、循環路141を循環する。圧縮機142、放熱器143及び冷却器144は、循環路141に挿入される。圧縮機142は、電力P2及びP4を消費し冷媒140を圧縮する。冷凍サイクル機構114の構成が変更されてもよい。例えば、循環路141が省略され、圧縮機142、放熱器143及び冷却器144が直結されてもよい。放熱器143は、典型的に板状をなす。
冷却管理機構128は、通常は3個のブロック160,161及び162の全部を冷却器144に冷却させるが、3個のブロック160,161及び162の一部のみを冷却器144に冷却させることもできる。より一般的には、冷却管理機構128は、通常は2個以上のブロックの全部を冷却器144に冷却させるが、2個以上のブロックの一部のみを冷却器144に冷却させることもできる。冷蔵庫100が間冷式である場合は、冷却されるブロックに冷風が送風され冷却されないブロックに冷風が送風されないようにすることにより、2個以上のブロックの一部を冷却器144に冷却させる。冷蔵庫100が直冷式である場合は、冷却されるブロックに属する冷却器144において冷媒140に熱が吸収され冷却されないブロックに属する冷却器144において冷媒140に熱が吸収されないようにすることにより、2個以上のブロックの一部を冷却器144に冷却させる。2個以上のブロックの一部のみが冷却器144に冷却される場合は、圧縮機142が消費する電力P4が小さくなり、出力用コンセント115から出力可能な電力P5が大きくなる。
操作部129は、スイッチ、タッチパネル等を備える。操作部129がこれらの操作部材以外の操作部材を備えてもよい。操作部129に対して行われる操作は、制御回路131により検出される。
表示部130は、ディスプレイ、ランプ等を備える。表示部130がこれらの表示部材以外の表示部材を備えてもよい。表示部130に表示される内容は、制御回路131により制御される。
制御回路131は、温度検出機構125、停電検出機構126及びSOC検出機構127の検出結果を取得し、操作部129に対して行われた操作を検出し、AC/DC変換器120、充電回路121、放電回路122、DC/AC変換器123、切り替え回路124及び冷却管理機構128を制御し、表示部130に表示される内容を制御する。制御回路131においては、組み込みコンピューターに制御プログラムを実行させることにより、タイマー、システム制御等の機能が実現される。制御回路131が同様の機能を有する他の種類の制御器に置き換えられてよい。例えば、制御回路131の機能の全部又は一部がプログラムを伴わないハードウェアにより実現されてもよい。ハードウェアは、例えば、演算増幅器、コンパレーター、論理回路等の電子回路を含む。
制御回路131は、基本的には、23時から7時までの夜間時間帯に充電回路121に充電を許可し7時から23時までの昼間時間帯に電力P4を圧縮機142に給電することを放電回路122に許可することにより、23時から7時までの夜間時間帯に屋内配線から受電した電力Pを7時から23時までの昼間時間帯に圧縮機142が消費するようにする。これにより、電力需要の平準化に寄与できる。
リチウムイオン電池は、充放電を行わずに保存した場合に充放電性能が低下しやすい。しかし、冷蔵庫100においては、二次電池112に対して1日に1サイクルの充放電が行われるので、二次電池112がリチウムイオン電池である場合であっても二次電池112の充放電性能が低下しにくく、災害等により停電が発生した場合に出力用コンセント115から十分な電力が出力される。
23時から7時までの時間帯は、深夜電力向けの電力料金が適用される時間帯である。電力料金の体系、電力需要の平準化の社会的要請等によっては、充電回路121に充電を許可する時間帯が23時から7時までの時間帯以外の時間帯に変更されてもよく、放電回路122に放電を許可する時間帯が7時から23時までの時間帯以外の時間帯に変更されてもよい。
二次電池112が冷蔵庫100に内蔵された場合は、二次電池112が冷蔵庫100に内蔵されない場合と比較して、冷蔵庫100の価格が高くなる。このため、災害等により停電が発生した場合にライフラインの維持に寄与できるというだけでは、冷蔵庫100の利点を消費者に訴求することは難しい。しかし、冷蔵庫100は、深夜電力向けの電力料金が適用される時間帯に受電した電力をそうでない時間帯に消費し、電力料金の削減にも寄与できる。電力料金の削減に寄与できるという冷蔵庫100の利点と併せて災害等により停電が発生した場合にライフラインの維持に寄与できるという冷蔵庫100の利点を消費者に訴求できる。
圧縮機142は、直流駆動される。圧縮機142に内蔵され冷媒140を圧縮する動力を発生するモーターは、直流モーターである。これにより、電力P4が圧縮機142に給電される場合に直流から交流への再変換を行う必要がなくなり、直流から交流への変換に伴う損失がなくなり、圧縮機142が交流駆動される場合と比較して電力P4の損失が減少する。ただし、電力P4を直流から交流へ再変換するDC/AC変換器が設けられ、圧縮機142が交流駆動されてもよい。
図3のフローチャートは、制御回路131によるAC/DC変換器120、充電回路121及び放電回路122の制御のアルゴリズムを示す。
23時から7時までの夜間時間帯に(ステップS101においてYES)、電力Pの受電が停止したことを停電検出機構126が検出していない場合は(ステップS102においてNO)、制御回路131は、AC/DC変換器120に給電を許可し、充電回路121に充電を許可し、放電回路122に圧縮機142への給電を許可しない(ステップS105)。この場合は、電力P1を充電回路121に給電可能であり、電力P1により二次電池112を充電可能である。また、制御回路131を経由して電力P2を圧縮機142に給電可能であり、圧縮機142が電力P2を消費して冷媒140を圧縮可能である。
23時から7時までの夜間時間帯に(ステップS101においてYES)、電力Pの受電が停止したことを停電検出機構126が検出し、SOC検出機構127が検出したSOCが基準以上である場合は(ステップS102においてYES、ステップS103においてYES)、制御回路131は、AC/DC変換器120に給電を許可し、充電回路121に充電を許可し、圧縮機142への給電を放電回路122に許可する(ステップS104)。この場合は、制御回路131を経由して電力P4を圧縮機142に給電可能であり、圧縮機142が電力P4を消費して冷媒140を圧縮可能である。これにより、停電が発生した場合でも冷蔵庫100の運転が継続される。この場合は、AC/DC変換器120による給電及び充電回路121による充電は許可されているが、電力Pの受電が停止しているため、電力P1による二次電池112の充電は実際には行われず、電力P2の圧縮機142への給電は実際には行われない。したがって、この場合において、AC/DC変換器120による給電及び充電回路121による充電の両方又は片方を許可しないことも許される。
23時から7時までの夜間時間帯に(ステップS101においてYES)、電力Pの受電が停止したことを停電検出機構126が検出し、SOC検出機構127が検出したSOCが基準以上でない場合は(ステップS102においてYES、ステップS103においてNO)、制御回路131は、AC/DC変換器120に給電を許可し、充電回路121に充電を許可し、放電回路122に圧縮機142への給電を許可しない(ステップS105)。この場合は、電力P2及びP4のいずれも圧縮機142に供給されず、圧縮機142は冷媒140を圧縮しない。この場合は、AC/DC変換器120による給電及び充電回路121による充電は許可されているが、屋内配線からの電力Pの受電が停止しているため、電力P1による二次電池112の充電は実際には行われず、電力P2の圧縮機142への給電は実際には行われない。したがって、この場合において、AC/DC変換器120による給電及び充電回路121による充電の両方又は片方を許可しないことも許される。
7時から23時までの昼間時間帯に(ステップS101においてNO)、SOC検出機構127が検出したSOCが基準以上である場合は(ステップS106においてYES)、制御回路131は、AC/DC変換器120に給電を許可せず、充電回路121に充電を許可せず、放電回路122に圧縮機142への給電を許可する(ステップS107)。この場合は、制御回路131を経由して電力P4を圧縮機142に給電可能であり、圧縮機142が電力P4を消費して冷媒140を圧縮可能である。
7時から23時までの昼間時間帯に(ステップS101においてNO)、SOC検出機構127が検出したSOCが基準以上でない場合は(ステップS106においてNO)、制御回路131は、AC/DC変換器120に給電を許可し、充電回路121に充電を許可し、放電回路122に圧縮機142への給電を許可しない(ステップS108)。この場合は、制御回路131を経由して電力P2を圧縮機142に給電可能であり、圧縮機142が電力P2を消費して冷媒140を圧縮可能である。また、AC/DC変換器120を経由して電力P1を充電回路121に給電可能であり、電力P1により二次電池112を充電可能である。これにより、二次電池112の過放電が抑制される。
図4のフローチャートは、制御回路131による圧縮機142の制御のアルゴリズムを示す。
圧縮機142に電力P2又はP4を給電可能である場合は、温度検出機構125により検出される温度が設定温度以上であるときは(ステップS111においてYES)、圧縮機142が駆動される(ステップS112)。温度検出機構125により検出される温度が基準温度以上でないときは(ステップS111においてNO)、圧縮機142は駆動されない(ステップS113)。このON−OFF制御により、冷蔵室150の温度が設定温度の付近に調整される。ON−OFF制御以外の制御が行われてもよい。例えば、PID制御等が行われてもよい。
制御回路131は、出力用コンセント115から出力される電力の種別を選択する操作が操作部129に対して行われた場合は、選択された種別の電力が出力用コンセント115から出力されるようにDC/AC変換器123及び切り替え回路124を制御する。
制御回路131は、冷却されるブロックを選択する操作が操作部129に対して行われた場合は、選択されたブロックが冷却され選択されないブロックが冷却されないように冷却管理機構128を制御する。これにより、選択されたブロックのみが冷却され、圧縮機142が消費する電力P4が小さくなる。
制御回路131は、SOC検出機構127により検出されたSOC又はその指標が表示部130に表示されるように表示部130を制御する。操作者は、停電が発生した場合に、表示されたSOC又はその指標を参照し、冷却されるブロックを選択可能である。例えば、操作者は、SOCが小さくなるほど冷却されるブロックを減らす操作を行う。
本発明は詳細に示され記述されたが、上記の記述は全ての局面において例示であって限定的ではない。したがって、本発明の範囲からはずれることなく無数の修正及び変形が案出されうると解される。
100 冷蔵庫
110 筐体
111 プラグ付きコード
112 二次電池
114 冷凍サイクル機構
115 出力用コンセント
121 充電回路
122 放電回路
123 DC/AC変換器
124 切り替え回路
128 冷却管理機構
131 制御回路
140 冷媒
142 圧縮機
143 放熱器
144 冷却器

Claims (3)

  1. 二次電池と、
    屋内配線に接続可能であり、前記屋内配線から電力を受電する受電機構と、
    前記受電機構が受電した電力により前記二次電池を充電する充電回路と、
    前記二次電池を放電させる放電回路と、
    冷媒、圧縮機、放熱器及び冷却器を備え、前記圧縮機が前記二次電池により放電された電力を消費して前記冷媒を圧縮し、前記放熱器が前記冷媒から熱を放出させ、前記冷却器が前記冷媒に熱を吸収させる冷凍サイクル機構と、
    前記二次電池が放電した電力を出力する出力用コンセントと、
    第1の時間帯に前記充電回路に充電を許可し、第2の時間帯に前記二次電池により放電された電力を前記圧縮機に給電することを前記放電回路に許可する制御器と、
    を備える冷蔵庫。
  2. 前記二次電池により放電された電力を直流から交流に変換するDC/AC変換器と、
    前記二次電池により放電された電力が前記DC/AC変換器を経由して前記出力用コンセントに給電される第1の状態と前記二次電池により放電された電力が前記DC/AC変換器を迂回して前記出力用コンセントに給電される第2の状態とを切り替える切り替え回路と、
    をさらに備える請求項1の冷蔵庫。
  3. 2個以上のブロックを有する室が内部に形成される筐体と、
    前記2個以上のブロックの一部を前記冷却器に冷却させることができる冷却管理機構と、
    をさらに備える請求項1又は請求項2の冷蔵庫。
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