JP2004251499A - 空気清浄機 - Google Patents

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JP2004251499A JP2003040477A JP2003040477A JP2004251499A JP 2004251499 A JP2004251499 A JP 2004251499A JP 2003040477 A JP2003040477 A JP 2003040477A JP 2003040477 A JP2003040477 A JP 2003040477A JP 2004251499 A JP2004251499 A JP 2004251499A
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Shojiro Kanitani
正二郎 蟹谷
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】吹出し口から吹出す清浄化空気の吹出し効率を高め居住性を向上することのできる空気清浄機、また、吹出し口から低い風速の清浄化空気を吹出すことにより、より良好な居住性を得ることのできる空気清浄機を提供する。
【解決手段】空気の吸込みスリット2、エアフィルター、送風ファンユニット、吹出しユニット及び空気の吹出しスリット3を有する主筐体1と、吹出しユニット及び空気の吹出しスリット5を有する副筐体4と、主筐体1と副筐体4を接続する回転式風路6とを備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内の空気を清浄にできるとともに、清浄な空気を供給することのできる空気清浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種空気清浄機に、本体の一側に空気の吸込口、本体の他側部に空気の吹出口がそれぞれ形成され、吹出口にはそこから吸込口側に延出されたほぼL字形状のチャンバが接続されている。そして、吹出口に接続されるチャンバの接続口は吹出口よりも吸込口側に長い寸法に形成されており、その接続口の周囲のフランジを本体に固定し接続するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、ファン、フィルターを内蔵した本体ケースの前面に吸込口を、上面に吐出口を形成するとともに、本体ケースの前面上部に壁板で覆れる上部吹出体を設け、また、本体ケースの前面下部に置き台兼用の壁板でつながれた下部吹出体を設ける。そして、上部吹出体が前方へ突出する姿勢では吐出口が塞がれ、ファンにより外気が吸込口から吸引され、フィルターを通過して清浄化される。この清浄化された空気は吹出体から吹出して吸込口の周りにトンネル状のエアカーテンを形成し、タバコの煙などはエアカーテンの内部を通って吸込口に吸引される。上部吹出体が折り畳まれた姿勢では、吐出口が開放されて清浄空気を吐出口から吹き出すように構成したものがある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−294525号公報(第4頁、図1)
【特許文献2】
特開平11−159814号公報(第8頁、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載の発明は、本体にチャンバを安定かつ確実に接続することができるが、清浄な空気を吹出口からどのように吹出すかについては考慮されていない。空気を清浄にする効率を高めるためには風量を大きくする必要があるが、風量を大きくすると風が強すぎるという問題があるが、このような問題が解決されていない。
【0006】
また、特許文献2に記載の発明は、吹出口から吹出された清浄な空気がトンネル状のエアカーテンを形成し、このエアカーテンの内部を通って煙草の煙などを吸引するようにしているが、汚れた空気と清浄な空気とが隣接しており、清浄な空気だけの空間を確保することができないという問題がある。
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、吹出し口から吹出す清浄化空気の吹出し効率を高め、居住性を向上することのできる空気清浄機を提供することを目的したものである。
また、本発明は、吹出し口から低い風速の清浄化空気を吹出すことにより、より良好な居住性を得ることのできる空気清浄機を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る空気清浄機は、空気の吸込み口、エアフィルター、送風ファンユニット、吹出しユニット及び空気の吹出し口を有する主筐体と、吹出しユニット及び空気の吹出し口を有する副筐体と、前記主筐体と副筐体を接続する回転式風路とを備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る空気清浄機の概要を示す斜視図である。
本実施の形態に係る空気清浄機は、主筐体1、副筐体4及び両者を接続する回転式風路6からなるものである。そして、主筐体1の背面には、外気の吸込み口である複数の吸込みスリット2が設けられており、前面には清浄化された空気の吹出し口である複数の第1の吹出しスリット3が設けられている。なお、吸込みスリット2は、主筐体1の背面に限定するものではなく、側面又は天面に設けあるいはこれら複数の面に設けてもよい。
また、空気の流通が可能で、かつヒンジ機能を備えた回転式風路6を介して主筐体1に接続された副筐体4の前面には、清浄化された空気の吹出し口である複数の第2の吹出しスリット5が設けられている。
【0010】
主筐体1内には、図2に示すように、吸込みスリット2の前面側にエアフィルター7が設けられている。このエアフィルター7は、脱臭フィルターあるいは電極を使用した空気清浄手段を用いてもよく、さらには、複数の空気清浄手段を用いたユニットでもよい。
また、エアフィルター7の前面側には送風ファンユニット8が設けられている。この送風ファンユニット8は、図3に示すように、モータ9及びこのモータ9に機械的に接続された送風ファン10がケーシング11内に収容されており、このケーシング11の側面には、吹出し風路12が設けられ、この吹出し風路12には、回転式風路6側に開口する開口部13と、後述の第1の吹出しユニット15側に開口する開口部14とが設けられている。なお、送風ファン10は、図にはシロッコファンを示したが、他の構造のものでもよい。
【0011】
さらに、送風ファン8の前面側と第1の吹出しスリット3との間には、図4に示すように、前面側に複数の吹出し孔16が設けられた中空で板状の第1の吹出しユニット15が、主筐体1の前部内面のほぼ全域にわたって設けられており、その側面には、吹出し風路12の開口部14に接続される吸込み口17が設けられている。なお、図には第1の吹出しユニット15に円形の吹出し孔16を設けた場合を示したが、吹出し孔16の形状は多角形等他の形状であってもよい。また、吹出し孔16の大きさも一定でく変化させてもよく、その密度も一定でなくてもよい。
【0012】
回転式風路6は、図5に示すように、角筒状の第1の風路18と第2の風路21とからなり、第1の風路18の下面に設けられ吸込み口19と連通する円筒状の第1の連結部20が、第2の風路21の上面に設けられ、その内径が第1の連結部20の外径とほぼ等しく吹出し口23に連通する円筒状の第2の連結部22に回動可能に嵌合されており、これによりヒンジ機能が付与されている。
そして、第1の風路18の吸込み口19は主筐体1の吹出し風路12の開口部13に接続され、第2の風路21の吹出し口23は後述する副筐体4の第2の吹出しユニット24の吸込み口26に接続される。なお、図1においては、回転式風路6を簡略化して直方体状に図示してある。
【0013】
副筐体4内には、図6、図7に示すように、板状で中空の本体の前面側に複数の吹出し孔25が設けられた第2の吹出しユニット24が、副筐体4の前部内面のほぼ全域にわたって設けられており、側面には回転式風路6の吹出し口23に接続される吸込み口26が設けられている。なお、第2の吹出しユニット24の吹出し孔25の形状、大きさ、密度等は、図4で説明した第1の吹出しユニット15の吹出し孔16と同様に適宜変更することができる。
【0014】
次に、上記のように構成した本実施の形態の作用について説明する。
送風ファンユニット8のモータ9に通電して送風ファン10を駆動すると、図1、図2に示すように、主筐体1の吸込みスリット2から外気30が吸込まれ、エアフィルター7を通過することにより清浄な空気31となる。この清浄な空気31は送風ファンユニット8により吹出し風路12に送られ、その一部は分岐して第1の吹出しユニット15に送られて吹出し孔16から吹出し、第1の吹出しスリット3から清浄な空気32として吹出す。
【0015】
また、吹出し風路12に送られた空気31の一部は、回転式風路6の吸込み口19、吹出し口23を経て副筐体4の第2の送出しユニット24に送られて吹出し孔25から吹出し、第2の吹出しスリット25から清浄な空気33として吹出す。
【0016】
上記の説明では、主筐体1の一方の側に副筐体4を接続した場合を示したが、主筐体1の両側に副筐体4を接続してもよく、あるいは、主筐体1に複数の副筐体4を直列に接続してもよい。
【0017】
本実施の形態によれば、清浄な空気の吹出し口を有する主筐体1に、同じく吹出し口を有する1台又は複数台の副筐体4を回転式風路6により接続するようにしたので、居住空間の空気清浄化効率を高めることができ、居住性を向上することができる。
また、副筐体4は回転式風路6により主筐体1に対して回転することができるので、副筐体4を回転させてその吹出し口を所望の位置に向けることができるため便利である。さらに、副筐体4を180°回転して主筐体1と対面させることによりコンパクトになるので、梱包、輸送等に便利な空気清浄機を得ることができる。
【0018】
[実施の形態2]
本実施の形態は、吹出し口から吹出す空気の風速を適正に設定することにより、さらに居住性を向上することのできる空気清浄機を得るようにしたものである。
例えば、大きさが中型の位置づけにある風量4m/minの空気清浄機(実施の形態1における主筐体のみの場合)において、空気の吹出し口の大きさ(複数ある場合はその合計大きさをいい、以下の説明では吹出し口の有効面積という)を約100mm×150mmとすると、この場合の風速Tは、
T=4/60/0.1/0.15=4.4(m/sec)…(1)
となる。
【0019】
この風速4.4m/secは、気象庁風力階級表によると、風力階級3(風速3.4〜5.5m/sec)に分類され、陸上では木の葉や細い小枝が絶えず動き、軽い旗が開くとあり、海上では小波の小さいもの、波がしらが砕けはじけるとある。このような風力階級3の吹出し空気を居住空間に使用するには風速が大きすぎて、好ましくない。
【0020】
こような問題を解決するために、本実施の形態においては、吹出し口を大きくすることにより、吹出し空気の風速の低速化を実現した。
例えば、吹出し口の合計大きさ(有効面積)を、約300mm×400mmとすると、この場合の風速Tは、
T=4/60/0.3/0.4=0.55(m/sec)…(2)
となる。
【0021】
この風速0.55m/secは、気象庁風力階級表によると、風力階級1(風速0.3〜1.6m/sec)に分類され、陸上では煙がなびくので風の向きはわかるが風見には感じないとあり、海上ではうろこのようなさざ波ができるが、波がしらに泡はないとある。
このように、空気清浄機の吹出し口から風力階級1の風速で空気を吹出して居住空間を形成することにより、居住性を向上することができる。なお、構造上可能であれば、吹出し口の大きさを、後述の実施の形態3で説明する気象庁風力階級表による風力階級0に設定してもよく、これにより、より良好な居住性を得ることができる。
【0022】
[実施の形態3]
本実施の形態は、実施の形態1に係る主筐体と副筐体からなる空気清浄機において、適正な吹出し空気の風速を得るためのもものである。
実施の形態1における主筐体1の吹出し口(第1の吹出しスリット3)の有効面積を、実施の形態2の場合と同様に気象庁風力階級表による風力階級1とした場合、さらに居住性を向上するために、副筐体4の吹出し口(第2の吹出しスリット5)の有効面積を、主筐体1の吹出し口の有効面積と等価にすると、吹出し口の有効面積が2倍になるため、両者からの吹出し空気の風速Tは、(2)式の2分の1、すなわち、それぞれ0.275m/secとなる。
【0023】
この風速0.275m/secは、気象庁風力階級表による風力階級0(風速0.3m/sec未満)に分類され、陸上では静穏、煙はまっすぐ昇るとあり、海上では鏡のような海面とある。このため、風力階級0の吹出し空気で居住空間を形成すると、申分のない良好な居住性を得ることができる。
【0024】
上記の説明では、主筐体1と副筐体4からなる空気清浄機において、両者の吹出し口から吹出す空気の風速を、気象庁風力階級表の風力階級0とした場合を示したが、構造上大きな吹出し口を設けられない場合やその他の理由により、吹出し口から吹出す空気の風速を、気象庁風力階級表の風力階級0〜1の範囲としてもよい。
【0025】
上記の各実施の形態においては説明を省略したが、実施の形態1,3に係る主筐体1、実施の形態2に係る空気清浄機には、各種スイッチや表示を制御する制御部が設けられている。
【0026】
【発明の効果】
本発明に係る空気清浄機は、空気の吸込み口、エアフィルター、送風ファンユニット、吹出しユニット及び空気の吹出し口を有する主筐体と、吹出しユニット及び空気の吹出し口を有する副筐体と、主筐体と副筐体を接続する回転式風路とを備えたので、吹出し口から吹出す清浄化空気の吹出し効率を高め、居住性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る空気清浄機の概要を示す斜視図である。
【図2】図1の主筐体の平断面図である。
【図3】図2の送風ファンユニットの分解斜視図である。
【図4】図2の第1の吹出しユニットの斜視図である。
【図5】図1の回転式風路の分解斜視図である。
【図6】図1の副筐体の平断面図である。
【図7】図6の第2の吹出しユニットの斜視図である。
【符号の説明】
1 主筐体、2 空気の吸込みスリット、3 第1の吹出しスリット、4 副筐体、5 第2の吹出しスリット、6 回転式風路、7 エアフィルター、8 送風ファンユニット、15 第1の吹出しユニット、24 第2の吹出しユニット。

Claims (4)

  1. 空気の吸込み口、エアフィルター、送風ファンユニット、吹出しユニット及び空気の吹出し口を有する主筐体と、吹出しユニット及び空気の吹出し口を有する副筐体と、前記主筐体と副筐体を接続する回転式風路とを備えたことを特徴とする空気清浄機。
  2. 前記回転式風路はヒンジ機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
  3. 前記主筐体と副筐体の空気の吹出し口の合計有効面積を、これら吹出し口から吹出す空気の風速が気象庁風力階級表による風力階級0〜1になるように設定したことを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
  4. 空気の吸込み口、エアフィルター、送風ファンユニット、吹出しユニット及び空気の吹出し口を有する空気清浄機において、
    前記空気の吹出し口の有効面積を、該吹出し口から吹出す空気の風速が気象庁風力階級表による風力階級0〜1になるように設定したことを特徴とする空気清浄機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108150901A (zh) * 2017-12-21 2018-06-12 广东工贸职业技术学院 一种基于物联网且具有空气净化功能的智能筒灯

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108150901A (zh) * 2017-12-21 2018-06-12 广东工贸职业技术学院 一种基于物联网且具有空气净化功能的智能筒灯
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