JP2004251467A - 空調ネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザインターフェイス部のレギュレータ発熱を抑えるとともに、停電検知の反応を素早くして停電からCPUリセットまでの時間を長くし、停電時における必要な処理を確実に行えるようにする。
【解決手段】ネットワークバス1に複数台の室内外機2,3および集中制御装置CCを接続してなり、集中制御装置CCのコンバータ部11は、交流電源8をAC/DC電源11aで降圧して第1直流電圧を得、その直流電圧をDC/DC電源11bでさらに降圧して第2直流電圧を得、この第2直流電圧をレギュレータ11bでコンバータ部11の動作電圧にするとともに、第2直流電圧をユーザインターフェイス10に供給する一方、第1直流電圧により停電検知回路5dで停電を検知し、その停電検知情報をユーザインターフェイス部10に出力する。ユーザインターフェイス部10では供給直流電圧をレギュレータ12aなどで安定化して動作電圧を得る一方、停電検知情報により停電処理をCPU6bなどで行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば大規模なビルディングなどに設置されるマルチ制御エアコンの空調ネットワークシステムに関し、さらに詳しく言えば、ネットワーク上の複数台の室内外機をコンバータ部およびユーザインターフェイス部によって遠隔制御する空調ネットワークシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空調ネットワークシステムは、例えば建物の各階などに必要数の室内機を配置するとともに、それら室内機、室外機および集中制御装置をフィールドバスネットワークに懸吊して各階ごとでの空調制御を可能とするシステムで、そのシステム構成例を図4に示す。
【0003】
すなわち、この空調ネットワークシステムは、ネットワークバス1に複数台の室内機2、1台の室外機3および集中制御装置4を接続し、集中制御装置4によって室内機2および室外機3を遠隔制御して空調コントロールを行う。
【0004】
集中制御装置4は、ネットワーク上のデータフレームをユーザインターフェイス部8および室内機2、室外機3とで互換するためのコンバータ部5を備え、ユーザインターフェイス部8によって室内機2および室外機3を遠隔制御する。
【0005】
ユーザインターフェイス部8には、専用コントローラを用いたソフトウェア制御端末としてのU/I(専用)部6と、PC(パソコン)を用いたソフトウェア制御端末としてのU/I(PC)部7とがあり、U/I(専用)部6およびU/I(PC)部7は、それぞれ所定の通信プロトコルに準拠している。U/I(専用)部6およびU/I(PC)部7には、コンバータ部5からその電源が供給される。
【0006】
したがって、例えば停電などが発生すると、その電源供給が停止されることになる。この停電時には、少なくとも室内機2の状態を記憶する処理などを行う必要があるが、ネットワーク上には多くの室内機2が存在することから、その処理時間がある程度必要である。この場合、コンバータ部5側だけなく、ユーザインターフェイス部8側でも、その停電の検知から内部CPUのリセットを発生するまでの時間を十分に確保する必要がある。
【0007】
ところで、コンバータ部5は、交流商用電源8をAC/DC電源5aで直流電圧(例えば12V)に変換し、直流電圧をレギュレータ5bで定電圧(5V)として、空調制御に必要な処理を行うCPU5cなどの動作電圧にするとともに、その12V系の電圧をU/I(専用)部6およびU/I(PC)部7の電源として供給する。
【0008】
また、停電などを検知するために、その直流電圧を停電検知回路5dに入力して停電検知信号を得てCPU5cに出力しており、CPU5cによってその停電時で必要な処理を実行する。なお、CPU5cはU/I(専用)部6およびU/I(PC)部7とデータの送受信を可能とし、また、データをネットワークバス1上に出力するとともに、ネットワークバス1上のデータを入力する。
【0009】
さらに、U/I(専用)部6は、コンバータ部5からの直流電圧をレギュレータ6aで定電圧とし空調制御に必要な処理を行うCPU6b、操作部6cおよび表示部6dなどの動作電源にし、コンバータ部5と同様に、その直流電圧を停電検知回路6eに入力して停電検知信号を得てCPU6bに出力しており、CPU6bによってその停電時で必要な処理を実行する。なお、CPU6bは操作部6cの操作により空調制御に必要を処理(CPU5cとのデータ転送処理を含む)を実行し、表示部6dに空調制御状態などを表示する。
【0010】
U/I(PC)部7は、停電検知回路を除いて殆どU/I(専用)部6と同じ構成であるが、上述したように、専用コントローラによる専用ソフトウェア端末機に対してパソコンによる一般的なソフトウェア端末機として用いる。
【0011】
この空調ネットワークシステムによると、ネットワークバス1からのデータフレームをプロトコル変換してU/I(専用)部6やU/I(PC)部7に出力し、また、U/I(専用)部6やU/I(PC)部7からのデータをプロトコル変換してネットワークバス1に出力してネットワークバス1と端末との間におけるデータの双方向通信を行うことにより、室内機2および室外機3を遠隔制御することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
多くの場合、U/I(専用)部6およびU/I(PC)部7を含むユーザインターフェイス部8は、建物の壁面に取り付けられる。そのため、薄型で密閉度の高い筐体が用いられるが、電源を供給するにあたって安全性の観点から発熱を最小限に抑える必要がある。
【0013】
その発熱を抑えるために、供給電圧をレギュレータの前段で降圧するようにしているが、その分どうしても、電圧の検知レベルが狭くなるため、停電の検知が遅れることになる。すなわち、発熱を抑えようとすると停電検知レベルが狭くなり、停電検知レベルを広げようとすると、発熱が抑えられなくなる。
【0014】
また、停電検知は、コンバータ部5とユーザインターフェイス部8で独立して行われるため、停電検知が同期的しておらず、また、U/I(PC)部7では停電検知ができない。そこで、上記レギュレータにおける発熱を勘案して、図5に例示するように、レギュレータ6aの前段にダイオード6fを順方向に挿入し、そのダイオード6fの電圧降下分だけ供給電源を降圧する方法がある。
【0015】
この場合、入力交流電源をAC/DC電源5aの降圧トランスで降圧して供給電源(直流電圧)とするが、その直流電圧が12Vである場合、複数個のダイード6fを直列に接続し、その直流電圧を7Vまで降圧してレギュレータ6aに入力し、このレギュレータ6aによってCPUなどの電源(5V)を出力する。レギュレータ6aの出力段は降圧分を差し引いた電圧から降下を開始する。
【0016】
例えば、図6に示すように、停電によりコンバータ部5における12V電圧が降下を開始すると(同図(a)参照)、この12V電圧の降下とほぼ同時に、ダイオード6fを介した7V電圧が降下を開始し(同図(b)参照)、レギュレータ6aの出力電圧(5V)はその7V電圧よりも遅れて降下を開始する(同図(c)参照)。
【0017】
一方、12V電圧が基準値Ref以下になると、停電電圧回路6eからは停電検出信号が出力され(同図(d)参照)、この停電検出信号を受けたCPU6bはリセット処理を実行する(同図(e)参照)。
【0018】
レギュレータ6aの発熱を考慮した場合、12V電圧が基準値Refまで降下する前に、レギュレータ6aの出力電圧が降下を開始することから、停電の検知からCPU6bのリセット処理までの時間tがどうしても短くなってしまう。
【0019】
この時間tが短いと、空調ネットワークシステムの現状態が完全に記憶されずに、中途半端な処理で終了することがあり、システムの再起動に際して元の状態に復帰できなくなる。したがって、従来技術では、レギュレータの発熱を容認し、レギュレータの前段で降圧しないようにしなければ、停電検出回路における反応を速くできないことになる。
【0020】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的は、ユーザインターフェイス部のレギュレータ発熱を抑えるとともに、停電検知の反応を素早くして停電からCPUリセットまでの時間を長くし、停電時における必要な処理を確実に行えるようにした空調ネットワークシステムを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、ネットワーク上に接続した複数台の室内外機と、それら室内外機を遠隔制御可能とするためのユーザインターフェイス部および同ユーザインターフェイス部と上記各室内外機との通信を互換するためのコンバータ部を有する集中制御装置とを備え、上記ユーザインターフェイス部の空調制御操作手段の操作に応じて上記室内外機を制御して空調コントロールを実現する空調ネットワークシステムにおいて、上記コンバータ部は、交流電源を降圧,整流・平滑化して第1直流電圧を得、該第1直流電圧をDC/DCコンバータ手段でさらに降圧して第2直流電圧を得、該第2直流電圧をレギュレータで当該コンバータ部の動作電圧にするとともに、上記第2直流電圧を上記ユーザインターフェイス部に供給し、上記ユーザインターフェイス部では、供給された上記第2直流電圧をレギュレータで当該ユーザインターフェイス部の動作電圧とするようにしたことを特徴としている。
【0022】
また、本発明は、別の特徴として、上記コンバータ部は、交流電源を降圧、整流・平滑化して第1直流電圧を得、この第2直流電圧をDC/DCコンバータ手段でさらに降圧して第2直流電圧を得、この第2の直流電圧をレギュレータで当該コンバータ部の動作電圧にするとともに、上記第2直流電圧をユーザインターフェイス部に供給する一方、上記第1直流電源により停電を検知し、その停電検知情報をユーザインターフェイス部に伝送し、ユーザインターフェイス部では供給された直流電圧をレギュレータで当該ユーザインターフェイス部の動作電圧とするとともに、伝送された停電検知情報により停電処理を行う。
【0023】
上記第1直流電圧を生成する電源および第2直流電圧を生成する電源はトランスによる絶縁構造とすることが好ましい。これにより、集中制御装置における電気的絶縁が適切になり、極めて安全規格上好ましく、他の電圧を使用する回路部位の設計が極めて容易に行える。
【0024】
上記ユーザインターフェイス部は、少なくとも空調制御の操作手段および表示手段を備えた専用のインターフェイス部(U/I(専用)部)と、パソコンのインターフェイス部(U/I(PC)部)とを含み、上記コンバータ部とU/I(専用)部およびU/I(PC)部との通信はパソコンと同等のインターフェイスを採用してそのコンバータ部を共通化してなり、パソコンのアプリケーションソフトを用いたU/I(PC)部とU/I(専用)部との接続を可能にするとよい。これによると、U/I(専用)部とU/I(PC)部の間において通信が可能とされ、当該システムの機能拡大が図れ、U/I(専用)部やU/I(PC)部の何れによっても、室内外機の制御が可能となる。
【0025】
また、上記コンバータ部は、停電検知情報を内部に一旦取り込み、瞬時停電であるかもしくはCPUリセットを伴う時間を有する停電であるかを判定し、その判定を含めて停電検知情報を上記ユーザインターフェイス部に伝送することにより、ユーザインターフェイス部における不必要な停電検知処理実行を低減することができ、その分、他の処理が行えるようになるため、システムの機能拡大が図れる。
【0026】
また、上記ユーザインターフェイス部における動作電圧を最適化するため、コンバータ部からユーザインターフェイス部に供給される直流電圧は、少なくとも上記コンバータ部とU/I(専用)部およびU/I(PC)部との接続ケーブルの電圧降下分を加味して生成することが好ましい。
【0027】
また、上記コンバータ部とユーザインターフェイス部との通信にはRC232Cプロトコルを用い、空調制御のための通信およびハンドシェイク以外で空きピンを停電検知情報の伝送用に用い、U/I(PC)部とU/I(専用)部との互換性を確保するとよい。
【0028】
さらには、上記コンバータ部は内部で停電を検知し、RS232Cインターフェイスの空きピンを利用して停電検知情報をパソコンのU/I(PC)部に伝送し、そのパソコンに搭載されているアプリケーションソフトによって停電の有無を判定して停電を報知し、その停電復帰後にコンバータ部との間の再同期処理を再開し、ネットワーク上の室内外機の再起動を可能にすることが好ましい。
【0029】
これにより、標準インターフェイスによって当該システムが確実に制御され、しかも各通信に影響なく、コンバータ部およびユーザインターフェイス部において停電検知による停電処理が実現される。また、ユーザインターフェイス部のU/I(PC)部にて停電検知、停電処理が実行され、しかも入力交流電源の復帰時には再起動が行われ、当該システムが立ち上げられる。
【0030】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図1ないし図3を参照して詳しく説明する。なお、図中、図4と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0031】
図1に示すように、本発明の空調ネットワークシステムの集中制御装置CCには、ユーザインターフェイス部10とコンバータ部11とが含まれ、コンバータ部11は、DC/DCコンバータを用いて直流電圧を降圧してユーザインターフェイス部10に供給するとともに、その降圧した直流電圧をレギュレータで当該コンバータ部11の動作電圧とし、また、停電を検知してユーザインターフェイス部10に送信し、ユーザインターフェイス部10は、その降圧した直流電圧をレギュレータで当該ユーザインターフェイス部10の動作電圧としており、これにより、レギュレータ発熱を抑え、また、停電検知の反応を早め、停電時にコンバータ部11とユーザインターフェイス部10とで必要な処理を同期させて行わせる。
【0032】
コンバータ部11は、入力交流電源8をAC/DC電源5aの降圧トランスで降圧し、全波整流・平滑化して直流電圧(第1直流電圧;12V)とし、この直流電圧をDC/DC電源(コンバータ)11aでさらに降圧し、この降圧した電圧(第2直流電圧;7V)をレギュレータ11bで5Vの定電圧にしてCPU5cなどの電源電圧として用いる一方、降圧した7V電圧をユーザインターフェイス部10に供給するとともに、停電検知回路5dの停電検知情報をバッファ回路11cを介してユーザインターフェイス部10に送信する。
【0033】
ユーザインターフェイス部10は、コンバータ部11から供給された直流電圧(7V)をレギュレータ12aで5Vの定電圧にして当該ユーザインターフェイス部10の電源電圧とし、コンバータ部11から送信する停電検知信号をバッファ回路12bを介して取り込んで空調制御に必要な処理を行うU/I(専用)部12と、このU/I(専用)部12と同様にコンバータ部11からの電源および停電検知信号を受けて必要な処理を実行するU/I(PC)部13とを備えている。
【0034】
なお、コンバータ部11、U/I(専用)部12およびU/I(PC)部13のその他の機能は、先の図4で説明したコンバータ部5、U/I(専用)部6およびU/I(PC)部7と同じであってよい。
【0035】
また、ユーザインターフェイス部10は、図4に示す停電検知回路6eを省いた構成であるが、U/I(専用)部12およびU/I(PC)部13の双方においてコンバータ部11と同期して停電検知を可能としている。そのため、図2に示すように、コンバータ部11の停電検知回路5dは、AC/DC電源5aの出力直流電圧(12V)と基準値Refと比較し、この比較結果を停電検知信号として出力するコンパレータ回路で構成されている。
【0036】
この場合、停電検知回路5dは、AC/DC電源5aの電圧変換のバラツキを加味し、極力高い電圧レベルで停電と判断できるリファレンスで反応するように設計される。具体的には、停電時に例えば11Vのリファレンス電圧でコンパレータ回路が反応するようにするとよい。これにより、12V系電圧が11Vから8Vに降下するまで5V系が変動せず、図6と比較してCPUのリセットまでの時間が3V分だけ余計に確保されることになる。
【0037】
次に、この空調ネットワークシステムの集中制御装置CCの動作を図3のタイムチャートを参照して説明する。例えば、ビル管理者などがU/I(専用)部12の操作部6cあるいはU/I(PC)部13を操作して各階などの空調コントロールに必要な設定を行うと、集中制御装置10は、その操作に応じたデータをコンバータ部11を介してネットワークバス1に送出する。室内機2および室外機3はそのデータをもとにして制御開始し、各階などにおける空調をコントロールする。
【0038】
この場合、コンバータ部11のAC/DC電源5aは交流電源8を降圧トランスで降圧して整流・平滑化した電源(直流電圧;12V系)を出力しており、低電圧安定化用のチョッパ方式のDC/DC電源11aは、その12V系の直流電圧を7V系の直流電圧に変換する。
【0039】
なお、AC/DC電源5aについてはスイッチング方式を採用してもよい。また、DC/DC電源11aの出力電圧値は、ユーザインターフェイス部10の動作電圧に同ユーザインターフェイス部10のレギュレータ駆動電圧分と接続ケーブルの消費分と各デバイスのバラツキ分とを加味した値にするとよい。
【0040】
そして、7V系の直流電圧をレギュレータ11bで5V系の定電圧としてCPU5cなどの電源電圧として用いるとともに、その7V系の直流電圧をユーザインターフェイス部10に供給する一方、12V系の直流電圧を停電検知回路5dで検知し、停電検知信号をユーザインターフェイス部10に送信する。
【0041】
ユーザインターフェイス部10のU/I(専用)部12は、コンバータ部11からの供給電源(7V系の直流電圧)をレギュレータ12aで5V系の定電圧としてCPU6b、操作部6c、表示部6dおよびドライバなどの電源電圧に用いる。また、U/I(PC)部13においては、そのU/I(専用)部12と同様に、7V系の直流電圧をレギュレータで5V系の定電圧としてCPUなどの電源電圧に用いる。
【0042】
ここで、コンバータ部11と、U/I(専用)部12およびU/I(PC)部13との接続ラインについて具体的に説明すると、それをシリアル信号(RC232C)線を用いてRxD(受信データ),TxD(送信データ)ポートで全二重通信を行う。
【0043】
なお、ハンドシェイク線としては、DTR(データ・ツー・レディ)/DSR(データ・セット・レディ),RTS(リクエスト・セット・センド)/CTS(クリア・セット・センド)の2回線をもっている。
【0044】
また、コンバータ部11の停電検知回路5dからの停電検知信号は、例えばRC232Cラインの1番ピンあるいは9番ピンの空きピンに接続する。すなわち、そのピンのポートはPC側が入力となり、PCのアプリケーションのソフト処理でイベントを発生させることが可能だからである。
【0045】
上記シリアル信号出力をまとめると、2番ピン;RxD、3番ピン;TxD、4番ピン;DTR、5番ピン;グランド線、6番ピン;DSR、7番ピン;RTS、8番ピン;CTS、空きピンの1番ピンあるいは9番ピン;停電検知信号とする。
【0046】
これにより、U/I(専用)部12とU/I(PC)部13とでコンバータ部11を共有化することが可能となり、上述したようにPCのアプリケーションソフトで停電検知処理が行える。また、停電を検知した場合、PCのアプリケーションソフトはユーザに対して停電の検知、ユーザへの情報表示の初期化、停電復帰後のシリアル信号線の再同期処理やネットワーク上の室内外機の再起動処理などが確実に行えるようになる。
【0047】
ここで、空調コントロール時において、停電が発生すると、AC/DC電源5aの出力電圧(12V系直流電圧)が降下を開始するが(図3(a)参照)、DC/DC電源11aの出力電圧(7V系電圧)はそれよりも遅れて降下開始する(図3(b)参照)。すなわち、DC/DC電源11aは12V系直流電圧の変動に対して広範に出力電圧を安定化させることができるからである。例えば、DC/DC電源11aの内部ロスが1V程度とすれば、入力電圧が12Vから8Vまで変動しても、その出力電圧を7V程度に維持させるようにすればよい。
【0048】
また、7V系直流電圧が降下を開始し、しかる後にレギュレータ5bの出力電圧(5V系直流電圧)が降下を開始する(図3(c)参照)。このように、5V系直流電圧の降下は7V系直流電圧の降下よりも遅れて開始する。
【0049】
このとき、12V系直流電圧が基準値Ref以下になると、停電検知回路5dによってLレベルの停電検知信号(図3(d)参照)がCPU5cに出力されるとともに、ユーザインターフェイス部10にも送信される。そして、5V系直流電圧が12V系直流電圧よりかなり遅れて降下を開始し、しかる後リセットレベル以下になると、各CPU5c,6bにおいてリセット処理が行われる(図3(e)参照)。
【0050】
このように、コンバータ部11のCPU5cは、停電検知信号により内部で停電処理を実行するが、ユーザインターフェイス部10のU/I(専用)部12とU/I(PC)部13のCPUにおいても、それぞれ内部で停電処理を同期的に実行する。その停電処理にあっては、U/I(専用)部12は専用ソフトを利用して停電検知信号により停電の有無を判定し、U/I(PC)部13は搭載アプリケーションソフトによってその停電の有無を判定することになる。
【0051】
特に、ネットワーク系の巨大なシステムを制御する場合、停電時には各室内機2の情報を書き換える作業を行い、例えば受信バッファに残っている室内機2のデータを保存したり、電源復帰時の自己動作や室内機2の起動動作などを不揮発性メモリにバックアップする作業を行う必要がある。
【0052】
そこで、U/I(専用)部12とU/I(PC)部13は、停電検知信号を受けると、上述した作業を終了させた後、停電検知信号を監視しつつ待機状態に入るようにする。その時点で電源が復帰した場合には継続動作を行い、その停電が継続している場合には停電検知からリセットまでの時間Tの経過後にマイコンリセットを発生してリセット処理を実行する。
【0053】
このように、DC/DC電源11aを用いて7V系直流電圧を得、この7V系直流電圧をコンバータ部11のレギュレータで当該コンバータ部11の動作電圧にする一方、U/I(専用)部12およびU/I(PC)部13に供給することから、コンバータ部11およびU/I(専用)部12およびU/I(PC)部13におけるレギュレータ発熱が抑えられ、他方において、停電検知のための電圧レベルが広く停電検知反応を適切なものとすることができる。
【0054】
また、上述したように、DC/DC電源11aを用いることにより、7V系直流電圧の降下が12V系直流電圧と比較して遅く開始し、また停電検知回路5dのリファンレンス電圧を高いレベルに設定することを加え、さらに5系直流電圧の降下が12V系直流電圧と比較して遥かに遅く開始する。
【0055】
したがって、5V系直流電圧の降下開始タイミングが従来よりかなり遅くなる(つまり停電検知からリセットまでの時間Tが従来の時間tより長くなる)。これにより、コンバータ部11、U/I(専用)部12およびU/I(PC)部13では、停電からリセットまでの時間T内で当該空調ネットワークシステムの現状態を完全に記憶し、再起動に際して元の状態に復帰可能とするデータの収集などの処理を行うことができるようになる。
【0056】
なお、停電には瞬時停電もあるため、停電検知信号を一旦コンバータ部11のCPU5cに取り込んで瞬時停電か、5V系直流電圧を維持できないレベルのままの永続的な停電かを判定し、この判定信号をユーザインターフェイス部10に送信することにより、ユーザインターフェイス部10における停電検知処理作業を少なくすることができる。
【0057】
また、コンバータ部11からのシルアル信号出力は、例えば2系統のコネクタを用い、U/I(PC)部13と接続する場合、9番ピンの汎用ケーブルを使用できるようにし、U/I(専用)部12と接続する場合、電源供給線を平行としたケーブルを使用できるようにするとよい。
【0058】
さらに、AC/DC電源5aの第1の電圧生成部と、DC/DC電源11aの第2の電圧生成部とをトランスで構成する二重絶縁構造を採用することにより、安全規格の面から、それ以後の電圧などを使用する回路構成の設計が極めて容易になる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ネットワーク上に接続された少なくとも複数台の室内外機を遠隔制御する空調ネットワークシステムにおいて、その遠隔制御を行うためのユーザインターフェイス部と各室内外機との通信をコンバータ部で互換しており、このコンバータ部は交流電源を降圧、整流・平滑化した第1直流電圧を得、この第1直流電圧をDC/DCコンバータ手段でさらに降圧して第2直流電圧を得、この第2直流電圧をレギュレータで安定化して当該動作電圧を得るとともに、その第2直流電圧をユーザインターフェイス部に供給し、ユーザインターフェイス部では供給された直流電圧をレギュレータで安定化して当該動作電圧を得るようにし、第1直流電圧よりも低い第2直流電圧をレギュレータに入力するようにしていることから、レギュレータの発熱が抑えられ、ユーザインターフェイス部を建物の壁などに安心してに設置することができ、また、停電からCPUリセットまでの時間内に必要な処理が可能となるという効果が奏される。
【0060】
また、コンバータ部は上記第2直流電圧をユーザインターフェイス部に供給する一方、上記第1直流電圧により停電を検知し、この停電検知情報をユーザインターフェイス部に出力し、ユーザインターフェイス部では供給された直流電圧をレギュレータで安定化して当該動作電圧を得る一方、停電検知情報により停電処理を行うようにすることにより、上述した効果に加え、停電時には第2直流電圧よりも早く降下開始する第1直流電圧を用いて停電検知の反応を早くし、コンバータ部およびユーザインターフェイス部における必要な停電処理が同期的に行え、少なくともシステムの再起動時に必要な処理が確実に実行され、また、ハードウェア的にはコンバータ部のDC/DCコンバータが増えるが、ユーザインターフェイス部の停電検知回路が省かれ、コスト面でも有利でもあるという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空調ネットワークシステムの一実施形態を示す概略的なブロック線図。
【図2】上記空調ネットワークシステムの制御系の要部を示す概略的なブロック線図。
【図3】上記空調ネットワークシステムの動作説明用のタイミングチャート。
【図4】従来の空調ネットワークシステムを示す概略的なブロック線図。
【図5】上記従来の空調ネットワークシステムの電源系を示す概略的なブロック線図。
【図6】上記従来の空調ネットワークシステムの動作説明用のタイミングチャート。
【符号の説明】
1 ネットワークバス
2 室内機
3 室外機
5a コンバータ部のAC/DC電源
5c コンバータ部のCPU
5d コンバータ部の停電検知回路
6b U/I(専用)部のCPU
6c U/I(専用)部の操作部
6d U/I(専用)部の表示部
10 ユーザインターフェイス部
11 コンバータ部
11a DC/DC電源
11b レギュレータ
12 U/I(専用)部
12a レギュレータ
12b バッファ回路
13 U/I(PC)部
CC 集中制御装置

Claims (8)

  1. ネットワーク上に接続した複数台の室内外機と、それら室内外機を遠隔制御可能とするためのユーザインターフェイス部および同ユーザインターフェイス部と上記各室内外機との通信を互換するためのコンバータ部を有する集中制御装置とを備え、上記ユーザインターフェイス部の空調制御操作手段の操作に応じて上記室内外機を制御して空調コントロールを実現する空調ネットワークシステムにおいて、
    上記コンバータ部は、交流電源を降圧,整流・平滑化して第1直流電圧を得、該第1直流電圧をDC/DCコンバータ手段でさらに降圧して第2直流電圧を得、該第2直流電圧をレギュレータで当該コンバータ部の動作電圧にするとともに、上記第2直流電圧を上記ユーザインターフェイス部に供給し、上記ユーザインターフェイス部では、供給された上記第2直流電圧をレギュレータで当該ユーザインターフェイス部の動作電圧とするようにしたことを特徴とする空調ネットワークシステム。
  2. ネットワーク上に接続した複数台の室内外機と、それら室内外機を遠隔制御可能とするためのユーザインターフェイス部および同ユーザインターフェイス部と各室内外機との通信を互換するためのコンバータ部を有する集中制御装置とを備え、上記ユーザインターフェイス部の空調制御操作手段の操作に応じて上記室内外機を制御して空調コントロールを実現する空調ネットワークシステムにおいて、
    上記コンバータ部は、交流電源を降圧,整流・平滑化して第1直流電圧を得、該第1直流電圧をDC/DCコンバータ手段でさらに降圧して第2直流電圧を得、該第2直流電圧をレギュレータで当該コンバータ部の動作電圧にするとともに、上記第2直流電圧を上記ユーザインターフェイス部に供給する一方、上記第1直流電圧により停電を検知し、該停電検知情報を上記ユーザインターフェイス部に伝送し、上記ユーザインターフェイス部では、供給された上記第2直流電圧をレギュレータで当該ユーザインターフェイス部の動作電圧とする一方、伝送された上記停電検知情報により停電処理を行えるようにしたことを特徴とする空調ネットワークシステム。
  3. 上記第1直流電圧を生成する電源および上記第2直流電圧を生成する電源は、トランスによる絶縁構造としてなる請求項1または2に記載の空調ネットワークシステム。
  4. 上記ユーザインターフェイス部は、少なくとも空調操作手段および表示手段を備えた専用インターフェイス部(U/I(専用)部)と、パソコンのインターフェイス部(U/I(PC)部)とを含み、上記コンバータ部と上記U/I(専用)部および上記U/I(PC)部との通信は、パソコンと同等のインターフェイスを採用して上記コンバータ部を共通化してなり、パソコンのアプリケーションソフトを用いて上記U/I(PC)部と上記U/I(専用)部との接続を可能とした請求項1または2に記載の空調ネットワークシステム。
  5. 上記コンバータ部は、停電検知情報をCPUの内部に一旦取り込み、瞬時停電であるかもしくはCPUリセットを伴う時間を有する停電であるかを判定し、該判定を含めて停電検知情報を上記ユーザインターフェイス部に伝送し、上記ユーザインターフェイス部における不必要な停電検知処理実行を低減するようにした請求項2に記載の空調ネットワークシステム。
  6. 上記ユーザインターフェイス部に供給する直流電圧は、少なくとも上記コンバータ部と、上記U/I(専用)部および上記U/I(PC)部との接続ケーブルの電圧降下分を加味して生成される請求項4または5に記載の空調ネットワークシステム。
  7. 上記コンバータ部と上記ユーザインターフェイス部との通信にはRC232Cプロトコルを用い、空調制御のための通信およびハンドシェイク以外での空きピンを停電検知情報の伝送用に用い、上記U/I(PC)部と上記U/I(専用)部との互換性を確保するようにした請求項4,5または6に記載の空調ネットワークシステム。
  8. 上記コンバータ部は内部で停電を検知し、RS232Cインターフェイスの空きピンを利用して、停電検知情報を上記パソコンのU/I(PC)部に伝送し、上記パソコンに搭載されているアプリケーションソフトによって停電の有無を判定して停電の報知し、その停電復帰後に上記コンバータ部との間の再同期処理を再開し、ネットワーク上の上記室内外機の再起動を可能としてなる請求項4,5または6に記載の空調ネットワークシステム。
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