JP2004251308A - 複列ころ軸受ならびに複列ころ軸受の潤滑構造 - Google Patents

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    • F16C33/6677Details of supply of the liquid to the bearing, e.g. passages or nozzles from radial inside, e.g. via a passage through the shaft and/or inner ring

Abstract

【課題】単一の外輪11と、二つの内輪12,13と、複数のころ14とを有する複列ころ軸受2において、二列のころ14群に対する潤滑作用を良好としたうえで、外部からの異物侵入を防止する。
【解決手段】内輪12,13にそれぞれ給油孔21,22を設け、内輪12,13の突き合せ部分に一対の溝23,24からなる排油孔を設けている。これにより、二列のころ14群に対して潤滑油を二系統の給油経路から個別に供給させることができるので、潤滑油を一系統の給油経路から分流させて二列のころ14群へ供給させる従来例のように片方列のころ14群に対して潤滑油供給が不足する事態が起こらなくなる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複列ころ軸受ならびに複列ころ軸受の潤滑構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
複列ころ軸受において、オイルミストやオイルアンドエアなど空気により搬送される潤滑油を用いる場合、例えば二つの内輪の突合せ面に給油路を設け、二つの内輪においてころ軌道面よりも外側に排油路を設けている。そして、複列ころ軸受内部へその軸方向中央に設けてある1系統の給油路から外部の給油装置でもって空気により搬送される潤滑油を所定の圧力をかけて強制的に供給しており、軸受内部の潤滑油は、複列ころ軸受の軸方向両側に設けてある2系統の排油路から外部の回収装置で強制的に吸引して回収するようにしている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−27874号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例では、排油路が2系統であるため、排油のバランスが崩れると、片方列のころ群に対して潤滑油が集中して供給される一方で、残り片方列のころ群に対する潤滑油の供給が不足するといった現象が発生する可能性がある。また、中心軸に対して二つの内輪をすきま嵌めしている場合、上記回収装置の吸引力によって前記嵌め合い面のすきまから外気を吸入するおそれがある。この外気に水分やダストなどの異物が混在していると、この異物が上記回収装置のタンク内の潤滑油に混入してしまう。この回収装置に回収した潤滑油は、再度、上記給油装置へ送って軸受内部へ供給させる場合に、好ましくない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の複列ころ軸受は、中心軸に外装されるもので、内径部分に軸方向に並ぶ二つの軌道面を有する単一の外輪と、外径部分に前記外輪の各軌道面に対応する単一の軌道面をそれぞれ有する二つの内輪と、前記外輪と二つの内輪との間に二列で介装される複数のころと、前記外輪の軸方向両端部に取り付けられて前記二つの内輪の外径部分において軸方向外端部に対して接触される二つのシールとを有し、前記各内輪の外径部分において前記シール接触領域よりも軸方向内側には、前記中心軸側から供給され空気により搬送される潤滑油を導入するための給油孔が設けられており、前記各内輪の突き合せ部分には、軸受内部に存在する潤滑油を前記中心軸側へ排出するための排油孔が設けられている。
【0006】
この場合、複列ころ軸受の軸方向両端側の給油孔から空気により搬送される潤滑油を導入させて、複列ころ軸受の軸方向中間の排油孔から排出させることができる。そのため、二列のころ群に対して潤滑油を個別に供給させることができるので、従来例のように片方列のころ群に対して潤滑油供給が不足する事態が起こらなくなる。
【0007】
ところで、上記二つの給油孔の各直径をA,B、上記排油孔の直径をCとしたとき、A+B>Cの関係に設定することができる。
【0008】
本発明の複列ころ軸受の潤滑構造は、中空の中心軸に外装される複列ころ軸受として、内径部分に軸方向に並ぶ二つの軌道面を有する単一の外輪と、外径部分に前記外輪の各軌道面に対応する単一の軌道面をそれぞれ有する二つの内輪と、前記外輪と二つの内輪との間に二列で介装される複数のころと、前記外輪の軸方向両端部に取り付けられて前記二つの内輪の外径部分において軸方向外端部に対して接触される二つのシールとを有するものとし、前記各内輪の外径部分において前記シール接触領域よりも軸方向内側には、前記中心軸側から供給され空気により搬送される潤滑油を導入するための給油孔が設けられており、また、前記各内輪の突き合せ部分には、軸受内部に存在する潤滑油を前記中心軸側へ排出するための排油孔が設けられており、前記中心軸の給油孔に対して空気により搬送される潤滑油を所定圧力をかけて供給する給油装置が接続され、前記中心軸の排油孔に対して複列ころ軸受内部の潤滑油を吸引回収する回収装置が接続されている。
【0009】
この場合、給油装置でもって複列ころ軸受の軸方向両端側の給油孔から空気により搬送される潤滑油を導入させて、回収装置でもって複列ころ軸受の軸方向中間の排油孔から強制的に排出させるようにしているから、二列のころ群に対して潤滑油を二系統の給油経路から個別に供給させることができ、従来例のように片方列のころ群に対して潤滑油供給が不足する事態が起こらなくなる。また、給油装置から中心軸の給油孔を介して内輪の軸方向両側の給油孔へ空気により搬送される潤滑油を所定の圧力をかけて供給するので、中心軸に対して内輪をすきま嵌めしている場合でも、圧送する潤滑油に含まれる空気が前記すきまから漏れ出ることはあっても、従来例のように前記すきまから外気を吸入することはなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1から図3に本発明の一実施形態を示している。図中、1は中空の中心軸、2は複列ころ軸受、3は給油装置、4は回収装置である。
【0011】
複列ころ軸受2は、単一の外輪11と、二つの内輪12,13と、外輪11と二つの内輪12,13との間に介装される複数のころ14と、各列のころ14を保持する二つの保持器15,15と、二つのシール16,16とを備えている。
【0012】
外輪11は、内径の軸方向中間に径方向内向きの鍔11aが設けられているとともに、この鍔11aの両側に軌道面11b,11bが設けられている。二つの内輪12,13は、それぞれ外径に軌道面12c,13cが設けられているとともに、この軌道面12c,13cの軸方向外端部に径方向外向きの鍔12a,13aが設けられている。二つのシール16,16は、外輪11の軸方向両端の内径部分に取り付けられて、二つの内輪12,13の鍔12a,13aの外周面に対して接触される。このシール16は、いずれも主として外部からの異物侵入を防止するような形態で使用される。
【0013】
そして、上記中心軸1は、図示しないが非回転に支持されており、この中心軸1周りに上記外輪11が回転する形態で使用される。なお、内輪12,13は、中心軸1に対して「すきま嵌め」されている。
【0014】
また、上記複列ころ軸受2に対しては、オイルアンドエアまたはオイルミストなど空気により搬送される潤滑油を供給するための給油装置3が接続されているとともに、複列ころ軸受2内部の潤滑油を吸引回収する回収装置4が接続されている。
【0015】
次に、上記複列ころ軸受2に対して給油装置3および回収装置4を接続する経路について説明する。
【0016】
まず、二つの内輪12,13の鍔12a,13aには、径方向に沿って貫通する給油孔21,22が設けられている。この給油孔21,22の外径側開口は、鍔12a,13aの外周面においてシール16の接触領域よりも内輪12,13の軌道面12c,13c側に配置されており、この給油孔21,22の内径側開口は、内周溝17,17の底に配置されている。また、二つの内輪12,13の内周面において鍔12a,13aと反対側の端部には、大径部12b,13bが設けられており、さらに、内輪12,13それぞれにおいて鍔12a,13aと反対側の端面の円周数ヶ所には、断面が半円形状の溝23,24が径方向に沿ってそれぞれ形成されている。この二つの内輪12,13それぞれの溝23,24を互いに軸方向に突き合わせて断面円形の排油孔を円周数ヶ所に形成し、また、大径部12b,13bを互いに軸方向に突き合わせて環状の1つの中継路を形成する。この環状の1つの中継路に対して上記各排油孔それぞれの内径側開口が開放されている。なお、上記給油路21,22の各直径をA,B、上記溝23,24で形成する排油孔の直径をCとしたとき、A+B>Cの関係に設定されている。
【0017】
また、中心軸1には、二つの内輪12,13の各給油孔21,22に連通する給油孔25,26と、二つの内輪12,13の溝23,24で形成する排油孔に連通する排油孔27とが設けられている。中心軸1の給油孔25,26と二つの内輪12,13の各給油孔21,22との間に内周溝17,17を、また、中心軸1の排油孔27と二つの内輪12,13の溝23,24で形成する排油孔との間に大径部12b,13bからなる中継路を配置しているので、各孔が位相ずれしていても確実に連通させることができる。
【0018】
さらに、中心軸1の中空部には、給油管5が二つの間座6,7を介して非接触に挿通されている。給油管5には、軸方向所定間隔おきの二ヶ所の位置で円周数ヶ所に、径方向に沿う貫通孔28,29が設けられている。間座6,7は、同一の構成であり、それぞれ、軸方向中間に径方向に沿う貫通孔6a,7aが設けられている。この二つの間座6,7のうち、図中右側の間座7において貫通孔7aを避けた円周数ヶ所には、軸方向に貫通する排油孔7bが設けられている。なお、二つの間座6,7の外径において軸方向両端部分には、それぞれ環状のパッキン8,8が装着されている。このパッキン8,8は、給油管5に供給される潤滑油供給圧力を細孔6c,7cから受けて中心軸1の中空孔内周面に対して圧接されるようになっており、間座6,7の貫通孔6a,7aと中心軸1の給油孔25,26との連通連結部分を密封する。
【0019】
そして、上述した給油管5の貫通孔28,29と、二つの間座6,7の各貫通孔6a,7aと、中心軸1の両端の給油孔25,26と、二つの内輪12,13の給油孔21,22とがそれぞれ連通しており、これらが給油通路を構成している。一方、上述した二つの内輪12,13において排油孔を構成する溝23,24と、中心軸1の中央の排油孔27と、中心軸1の中空部と給油管5と二つの間座6,7で囲まれる空間30と、一方の間座7の排油孔7bとがそれぞれ連通しており、これらが排油通路を構成している。なお、一方の間座7の排油孔7bは回収装置4に連通連結されている。
【0020】
次に、上記複列ころ軸受2に対する給油動作について説明する。
【0021】
給油装置3で給油管5に対してオイルミストやオイルアンドエアを供給すると、図1中の矢印で示すように、給油管5、二つの間座6,7の貫通孔6a,7a、中心軸1の給油孔25,26、二つの内輪12,13の給油孔21,22を経て、複列ころ軸受2の軸方向両側から内部へと導入され、複列ころ軸受2の軸方向中央に集まる。この複列ころ軸受2の内部に溜まった潤滑油は、回収装置4の吸引力によって、二つの内輪12,13の溝23,24からなる排油孔、中心軸1の中央の排油孔27、空間30、一方の間座7の排油孔7bを経て、回収装置4に回収される。なお、回収装置4で回収した潤滑油は、給油装置3に対して送られ、再利用される。
【0022】
以上説明したように、この実施形態では、空気により搬送される潤滑油を複列ころ軸受2の軸方向両端側から導入させて、複列ころ軸受2の軸方向中間から排出させるようにしている。
【0023】
要するに、二列のころ14群に対して潤滑油を二系統の給油経路から個別に供給させるようにしているので、潤滑油を一系統の給油経路から分流させて二列のころ14群へ供給させる従来例のように片方列のころ14群に対して潤滑油が供給不足になるという事態を確実に回避できるようになる。また、この実施形態では、二つの内輪12,13の鍔12a,13aところ14との摺動部分に対して潤滑油を確実に供給できるようになるので、そこの潤滑と冷却が良好となり、好ましい。
【0024】
しかも、この実施形態では、中心軸1の二つの給油孔25,26から二つの内輪12,13の給油孔21,22へ空気により搬送される潤滑油を圧送させるようにしているので、中心軸1に対して二つの内輪12,13をすきま嵌めにすることによって前記両者の嵌め合い面に若干のすきまができている場合には、このすきまから外部へ潤滑油に含まれる空気が漏れ出ることはあっても、従来例のように前記すきまから外気を吸入することはなくなる。したがって、回収装置4のタンク内に回収される潤滑油に異物が入らずに済むので、この潤滑油を再利用するうえで有利となる。
【0025】
なお、上記実施形態において、複列ころ軸受2の給油孔21,22や排油孔(溝23,24)に対して給油装置3および回収装置4を連結する経路の構成については特に限定されず、いろいろな応用や変形が考えられる。
【0026】
【発明の効果】
本発明では、二列のころ群に対し潤滑油を個別に不足なく供給できるから、潤滑性、冷却性を向上できるようになる。しかも、複列ころ軸受内に外気を混入させないようにできるので、転がり接触面やすべり接触面での異物噛み込みを確実に防止できるなど、軸受性能の長期安定化に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る複列ころ軸受を示す断面図
【図2】図1の二つの内輪を示す斜視図
【図3】図1の間座を示す端面図
【符号の説明】
1 中心軸 2 複列ころ軸受
3 給油装置 4 回収装置
5 給油管 6,7 間座
11 外輪 12,13 内輪
14 ころ 21,22 内輪の給油孔
23,24 内輪の排油孔用溝 25,26 中心軸の給油孔
27 中心軸の排油孔

Claims (3)

  1. 中心軸に外装される複列ころ軸受であって、
    内径部分に軸方向に並ぶ二つの軌道面を有する単一の外輪と、外径部分に前記外輪の各軌道面に対応する単一の軌道面をそれぞれ有する二つの内輪と、前記外輪と二つの内輪との間に二列で介装される複数のころと、前記外輪の軸方向両端部に取り付けられて前記二つの内輪の外径部分において軸方向外端部に対して接触される二つのシールとを有し、
    前記各内輪の外径部分において前記シール接触領域よりも軸方向内側には、前記中心軸側から供給され空気により搬送される潤滑油を導入するための給油孔が設けられており、
    前記各内輪の突き合せ部分には、軸受内部に存在する潤滑油を前記中心軸側へ排出するための排油孔が設けられている、複列ころ軸受。
  2. 前記二つの給油孔の各直径をA,B、上記排油孔の直径をCとしたとき、A+B>Cの関係に設定されている、請求項1の複列ころ軸受。
  3. 中空の中心軸に外装される複列ころ軸受の潤滑構造であって、
    前記複列ころ軸受は、内径部分に軸方向に並ぶ二つの軌道面を有する単一の外輪と、外径部分に前記外輪の各軌道面に対応する単一の軌道面をそれぞれ有する二つの内輪と、前記外輪と二つの内輪との間に二列で介装される複数のころと、前記外輪の軸方向両端部に取り付けられて前記二つの内輪の外径部分において軸方向外端部に対して接触される二つのシールとを有し、
    前記各内輪の外径部分において前記シール接触領域よりも軸方向内側には、前記中心軸側から供給され空気により搬送される潤滑油を導入するための給油孔が設けられており、また、前記各内輪の突き合せ部分には、軸受内部に存在する潤滑油を前記中心軸側へ排出するための排油孔が設けられており、
    前記中心軸において前記各内輪の給油孔に連通する給油孔が設けられているとともに、この中心軸において前記各内輪の排油孔に連通する排油孔が設けられており、
    前記中心軸の給油孔に対して空気により搬送される潤滑油を所定圧力をかけて供給する給油装置が接続され、前記中心軸の排油孔に対して複列ころ軸受内部の潤滑油を吸引回収する回収装置が接続されている、複列ころ軸受の潤滑構造。
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