JP2004250804A - 交感神経活性化布帛 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用することにより長時間にわたって交感神経系を活性化することができる交感神経活性化布帛を提供すること。
【解決手段】交感神経活性化香料組成物を布帛重量に対して0.1重量%以上含んでなることを特徴とする交感神経活性化布帛。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グレープフルーツオイルなどヒトの交感神経活動を活性化する香料組成物を含んでなる交感神経活性化布帛に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自律神経系は、その働きの違いから交感神経系と副交感神経系に分類されており、心臓などの臓器や器官の機能を相互に調節している。そのうち、交感神経系の活性化は、心臓機能の促進などの様々な作用を及ぼすといわれている。
【0003】
そして、これら神経系を活性化させるために従来より「アロマテラピー」として香料を用いてリラックス効果、癒し効果を得ることが知られている。特に近年では、グレープフルーツオイルなど交感神経活動を活性化させる香料組成物を含む皮膚外用剤(化粧品)や化粧水が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0004】
しかるに、かかる香料組成物を含む皮膚外用剤や化粧水では、長時間にわたって交感神経系を活性化させるには一定時間おきに塗布やメイクを行う必要があり、その対応策が求められていた。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−193824号公報
【特許文献2】
特開2002−265977号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来技術の問題を解消するためになされたものであり、本発明の目的は、着用することにより長時間にわたって交感神経系を活性化することができる交感神経活性化布帛を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の課題を達成するため鋭意検討した結果、交感神経系を活性化する香料組成物を布帛に含ませることにより、かかる活性化効果が損なわれることなく、しかも長時間維持されることを見出し、さらに鋭意検討を重ねることにより本発明を完成するに至った。
【0008】
かくして、本発明によれば、「交感神経活性化香料組成物を布帛重量に対して0.1重量%以上含んでなることを特徴とする交感神経活性化布帛」が提供される。
【0009】
その際、交感神経活性化香料組成物としては、グレープフルーツオイル、フェンネルオイル、ペッパーオイル、ヒソップオイル、セージオイル、エストラゴンオイル、ユーカリオイル、ローズマリーオイル、シンナモンオイル、クローブオイル、イランイランオイル、ジンジャーオイル、ゼラニウムオイル、及びオリバナムからなる群より選択される1種または2種以上の精油を含有するか、またはリモネン、ピネン、ミルセン及びベンジルベンゾエートからなる群より選択される1種または2種以上の活性成分を含有するものが好適である。
【0010】
かかる香料組成物が、マイクロカプセルに内包された状態で、または無機系多孔質マイクロカプセルに吸着した状態で、樹脂バインダーとともに布帛に付着していると、活性化効果が特に長時間維持され好ましい。
【0011】
その際、樹脂バインダーとしては、柔かい風合いを得る上でシリコーン樹脂が好適である。
【0012】
本発明の交感神経活性化布帛において、嗅香時の交感神経活性度が、非嗅香時のそれに対してLF/HF比で1.5倍以上であることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明の交感神経活性化布帛は、交感神経活性化香料組成物を含んでなるものである。
【0014】
かかる交感神経活性化香料組成物としては、グレープフルーツオイル、フェンネルオイル、ペッパーオイル、ヒソップオイル、セージオイル、エストラゴンオイル、ユーカリオイル、ローズマリーオイル、シンナモンオイル、クローブオイル、イランイランオイル、ジンジャーオイル、ゼラニウムオイル、及びオリバナムからなる群より選択される1種または2種以上の精油を含有するか、またはリモネン、ピネン、ミルセン及びベンジルベンゾエートからなる群より選択される1種または2種以上の活性成分を含有するものが例示される。なかでも、2種以上の軽油を含有することが好ましく、特にグレープフルーツオイル、フェンネルオイル、エストラゴンオイル、ペッパーオイルの4種を含有することが優れた交感神経活性化効果を得る上で好ましい。
【0015】
かかる香料組成物において、精油の配合量は特に限定されるものではないが、通常、香料組成物中0.001〜100重量%(より好ましくは10〜100重量%)含まれることが好ましい。
【0016】
なお、前記の精油や活性成分は、特開2002−265977号公報に記載された方法や公知の方法により製造することが可能である。例えば、グレープフルーツオイルは、果汁製造と同時に得ることができ、その他の香料組成物も、水蒸気蒸留など従来から知られている各種の方法により製造することができる。
【0017】
本発明の交感神経活性化布帛において、前記の交感神経活性化香料組成物が、布帛重量に対して0.1重量%以上(好ましくは1.0〜5.0重量%)含まれる。
【0018】
ここで、交感神経活性化香料組成物の含有量が布帛重量に対して0.1重量%よりも小さいと、十分な交感神経の活性化が得られず好ましくない。逆に、該含有量が10.0重量%よりも大きいとコストアップとなる恐れがある。
【0019】
前記の交感神経活性化香料組成物は、布帛を構成する繊維中に練り込まれていてもよいが、製造の容易さの点で布帛に付着していることが好ましい。特に、香料組成物が、マイクロカプセルに内包された状態で、または無機系多孔質マイクロカプセルに吸着した状態で、樹脂バインダーとともに布帛に付着していることが、活性化効果を長時間維持させる上で好ましい。なかでも、香料組成物を無機系多孔質マイクロカプセルに吸着した状態で、樹脂バインダーとともに布帛に付着していることがより好ましい。
【0020】
前記のマイクロカプセルとしては、大きさが5〜10μm程度で、その壁膜物質として非水溶性樹脂例えばエチルセルローズ、ポリエチレン、ポリアクリレート、ポリアミド、ポリエチレンビニルアセテート、ニトロセルローズ、シリコン、尿素−ホルムアルデヒド系樹脂など香料組成物と反応しないものが好適である。香料組成物のマイクロカプセルに占める割合は30〜80重量%が適当である。
【0021】
前記の無機系多孔質マイクロカプセルとしては、大きさが0.1〜10μm程度で、その材質としてセラミックシリカを主成分とする公知のものを使用することができる。香料組成物の無機系多孔質マイクロカプセルに占める割合は30〜80重量%が適当である。
【0022】
前記の樹脂バインダーとしては特に制限がなく、アクリル酸エステル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、ポリプロピレン樹脂、フッ素樹脂あるいはそのプレポリマーなどが使用でき、なかでも、本発明の交感神経活性化布帛は嗅香して効果を発揮するものであり、顔に近づけることもあるので、柔かい風合いを得る上でシリコーン樹脂が特に好適である。
【0023】
かかるバインダー樹脂の使用量は、布帛の重量に対して、0.5〜30重量%(より好ましくは1〜10重量%)の範囲内にあることが好ましい。該バインダー樹脂の使用量が、0.5重量%未満では、香料組成物の固定耐久性が不十分となる傾向がある。逆に、該バインダー樹脂の使用量が、30重量%を越えると、香料組成物がバインダー樹脂によって完全に覆われてしまい、十分な活性効果が得られない恐れがある。
【0024】
また、布帛を構成する構成材料としては特に限定されるものではなく、綿、麻、絹等の天然繊維、レーヨンなどの再生繊維、アセテートなどの半合成繊維、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリ乳酸などに代表されるポリエステル繊維、ポリエーテルエステル繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維、アラミド繊維などの合成繊維が例示される。使用する繊維材料の種類により、高強度、耐摩耗性、難燃性、易リサイクル性、生分解性等の機能を本発明の交感神経系活性化布帛に付加することができる。
【0025】
これら繊維の形態も特に限定されるものではなく、長繊維、短繊維、これらの複合糸条、さらには、仮撚捲縮加工糸、空気加工糸、紡績糸、撚糸等が例示される。なかでも、香料組成物の吸着耐久性を考慮すると、複合糸条の仮撚捲縮加工糸またはその撚糸が特に好ましく例示される。
【0026】
そして、これらの糸条は公知の布帛形態である織編物や不織布として用いられる。その際、かかる布帛の形態としては特に限定されないが、洗濯等の寸法安定性の点で織物または編物が好ましい。織物の組織としては、平織、綾織、朱子織、またはこれらの変化組織などが例示される。編物では、経編物、緯編物のいずれでもよい。また、1層構造でもよいし、布帛を2種以上貼り合わせた多層布帛であってもよい。
【0027】
本発明の交感神経系活性化布帛は、前記の香料組成物を内包したマイクロカプセル、または無機系多孔質マイクロカプセルに前記の香料組成物を吸着させたものと、前記の樹脂バインダーをヘプタン、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチル、ミネラルターペン、イソプロピルアルコール等の有機溶剤に分散・溶解させるか、必要に応じて適当な乳化剤、例えば、高級アルコールの硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、高級アルコールポリオキシアルキレン付加物、高級脂肪酸ソルビタンエステル等を用いて水中に自己乳化させた後、該溶液を布帛に加工処理することにより得られる。
【0028】
その際、該加工法としては、浸漬法、パッドドライ法、コーテイング法、ラミネート法などいずれの方法によっても行うことができ、布帛の形態、樹脂、溶液の種類によって、適宜選択される。
【0029】
かくして得られた交感神経系活性化布帛は、嗅香時の交感神経活性度が、非嗅香時のそれに対してLF/HF比で1.5倍以上(より好ましくは2.0〜6.0倍)であることが好ましい。ここで、該LF/HF比とは、日本生理人類学会発行の「人間科学計測ハンドブック」387〜398頁に記載された方法により測定されるものであり、該LF/HF比が大きいほど交感神経活動が高い状態にある。ここで、LFとは0.04〜0.15Hzの低周波領域のパワースペクトル面積であり、他方HFとは0.15〜0.40Hzの高周波領域のパワースペクトル面積である。
【0030】
本発明の交感神経系活性化布帛には、前記の香料組成物以外に、他の交感神経活性化剤、例えばカプサイシン、ジンゲロン、ピペリン等、および/または他の抗肥満・痩身成分、例えばカフェイン等のキサンチン誘導体、中国茶、緑茶抽出物、ウイキョウ、シャクヤク、ショウキュウ、ラベンダー、トウガラシなどの生薬、タマリンド、ギムネマシルベスター、イノシット、デキストラン硫酸などが合わせて含まれていてもよい。
【0031】
さらに、本発明の交感神経系活性化布帛には、染色加工、起毛加工、撥水加工、吸湿吸水加工、制電加工、抗菌防臭加工、防炎加工、難燃加工、マイナスイオン加工など公知の機能加工が付加されていてもさしつかえない。
【0032】
本発明の交感神経系活性化布帛によれば、長時間交感神経活動が活性化されることにより、優れた効果が期待できる。例えば、血圧や心拍数が増加し、心拍出量も増加することにより、運動前のウオーミングアップ効果が期待できる。また、美容面でも、交感神経を刺激することにより分泌されるノルアドレナリンが中性脂肪を燃焼する脱共益たんぱく質の発現を促進することなども知られており、脂肪分解を促進するカフェインやカプサイシン等との組み合わせにより、脂肪分解・燃焼を助長し痩身効果も期待できる。
【0033】
【実施例】
次に本発明の実施例及び比較例を詳述するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。なお、実施例では下記の方法で評価を行った。
<交感神経活性度>日本生理人類学会発行の「人間科学計測ハンドブック」に記載された測定方法により、LF/HF比を求めた。すなわち、まず、バイオビュー2000(NECメデイカル社製)を用いて心電図を計測し、そのデータを500Hzの周波数にてDASY Lab(アムテック社製)ソフトにてパーソナルコンピューターに保存した。その後、1拍ごとの時間間隔(RRI)を算出し、MemCalcシステムによる最大エントロピー法を用いて3秒間隔にて周波数解析を実施し、0.04〜0.15Hzの低周波領域のパワースペクトル面積LHと、0.15〜0.40Hzの高周波領域のパワースペクトル面積HFとからLF/HF比を求め交感神経活性度とした。
【0034】
被験者は20代の女性8名で、室温20℃、相対湿度60%に維持された人工気象室内で閉眼椅座位にて安静にし、呼吸変動による影響を排除するため呼吸を15回/分(呼気2秒、吸気2秒)に制限した。上記安静状態にて30分以上経過した後、心電図を3分間測定し、得られた心電図より安静時のLF/HF比を算出後、3分間の平均値を非嗅香時のLF/HF比とした。なお、数値は被験者8名の平均値で示す。
【0035】
次いで、30cm×30cmの大きさに裁断された交感神経活性化布帛を、被験者の顔前5cmに吊り下げ、10分間の心電図を測定し、香料組成物のニオイを嗅いでいる時のLF/HF比を算出後、10分間の平均値を嗅香時のLF/HF比とした。なお、数値は被験者8名の平均値で示す。
【0036】
[実施例1]
平均伸度300%の未延伸ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸(250dtex/48fil)と、平均伸度160%の未延伸ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸(250dtex/15fil)とを引き揃えてインターレースノズルにより交絡を付与した後、延伸倍率1.6倍、温度180℃、加工速度350m/分で公知の延伸仮撚加工を行い、複合糸条を得た。
【0037】
そして、該複合糸条に1800T/mの撚糸を施したものを経糸と緯糸に配して、経糸密度140本/2.54cm、緯糸密度80本/2.54cmで2/2綾織物を製織することにより、布帛を得た。
【0038】
他方、グレープフルーツオイル、フェンネル、エストラゴン、ペッパーの4種の精油を含んだ香料組成物(香料B PERFECT PF 資生堂(株)製)を50重量%吸着させた粒子径0.5〜3.0μm、表面細孔5〜15nmの球形多孔質シリカ(鈴木油脂工業(株)製)を7重量%、シリコン樹脂バインダーMF23(信越化学(株)製)を7重量%、シリコン樹脂用触媒LZ−1(信越化学(株)製)を4重量%含む水系エマルジョンを用意した。
【0039】
該水系エマルジョンを前記の布帛にピックアップ率70%でパデング処理し、110℃で5分間乾燥し、次いで120℃で3分間加熱処理することにより、交感神経活性化布帛(香料組成物の付着量2.0重量%)を得た。
【0040】
この布帛を用いてLF/HF比を測定したところ、非嗅香時のLF/HF比が0.40、嗅香時のLF/HF比が2.05であった。嗅香時のLF/HF比は非嗅香時のLF/HF比の5.1倍であり、嗅香時において交感神経活動が十分に活性化している。
【0041】
[実施例2]
実施例1において、水系エマルジョンに含まれる、香料組成物を付着させた球形多孔質シリカの含有量を0.4重量%に変更したこと以外は実施例1と同様にして交感神経活性化布帛(香料組成物の付着量0.1重量%)を得た。
【0042】
この布帛を用いてLF/HF比を測定したところ、非嗅香時のLF/HF比が0.39、嗅香時のLF/HF比が0.72であった。嗅香時のLF/HF比は非嗅香時のLF/HF比の1.8倍であり、嗅香時において交感神経活動が活性化している。
【0043】
[比較例1]
実施例1において、水系エマルジョンに含まれる、香料組成物を付着させた球形多孔質シリカの含有量を0.1重量%に変更したこと以外は実施例1と同様にして交感神経活性化布帛(香料組成物の付着量0.025重量%)を得た。
【0044】
この布帛を用いてLF/HF比を測定したところ、非嗅香時のLF/HF比が0.40、嗅香時のLF/HF比が0.43であった。嗅香時のLF/HF比は非嗅香時のLF/HF比の1.1倍であり、嗅香時において交感神経活動があまり活性化していない。
【0045】
[比較例2]
実施例1において、布帛に水系エマルジョンを付与せずに、LF/HF比を測定したところ、非嗅香時のLF/HF比が0.40、嗅香時のLF/HF比が0.40であった。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、交感神経系を活性化することができる交感神経活性化布帛がが提供される。かかる交感神経活性化布帛は、着用することにより長時間その交感神経活性化効果を維持できるので、ハンカチ、インナー衣料、ストッキング、ブラウスやシャツなどの中衣、アウター衣料、帽子、スカーフ、マスク、ピローケース、布団カバーなどとして極めて好適である。

Claims (5)

  1. 交感神経活性化香料組成物を布帛重量に対して0.1重量%以上含んでなることを特徴とする交感神経活性化布帛。
  2. 交感神経活性化香料組成物が、グレープフルーツオイル、フェンネルオイル、ペッパーオイル、ヒソップオイル、セージオイル、エストラゴンオイル、ユーカリオイル、ローズマリーオイル、シンナモンオイル、クローブオイル、イランイランオイル、ジンジャーオイル、ゼラニウムオイル、及びオリバナムからなる群より選択される1種または2種以上の精油を含有するか、またはリモネン、ピネン、ミルセン及びベンジルベンゾエートからなる群より選択される1種または2種以上の活性成分を含有する請求項1に記載の交感神経活性化布帛。
  3. 香料組成物が、マイクロカプセルに内包された状態で、または無機系多孔質マイクロカプセルに吸着した状態で、樹脂バインダーとともに布帛に付着してなる請求項1または請求項2に記載の交感神経活性化布帛。
  4. 樹脂バインダーが、シリコーン樹脂からなる請求項3に記載の交感神経活性化布帛。
  5. 嗅香時の交感神経活性度が、非嗅香時のそれに対してLF/HF比で1.5倍以上である請求項1〜4のいずれかに記載の交感神経活性化布帛。
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