JP2004250031A - 運搬用パレット - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、重量が軽く、組立作業も簡単で、しかも天然資源の枯渇を可及的に防止することができる運搬用パレットを提供する。
【解決手段】この発明の運搬用パレットは、サイドブロック11を、所定のピッチで配設された複数の角型ブロック13と、この複数の角型ブロック13を両側から挟持する一対の側板14,15とにより形成し、板材12を角型ブロック13の上下面に固着手段16を介して固着するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】この発明の運搬用パレットは、サイドブロック11を、所定のピッチで配設された複数の角型ブロック13と、この複数の角型ブロック13を両側から挟持する一対の側板14,15とにより形成し、板材12を角型ブロック13の上下面に固着手段16を介して固着するようにした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、重量のある物品を運搬する場合に使用する運搬用パレットの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、フォークリフトを使用して重量のある物品をトラック等の運送用機器に搭載する場合は、通常、物品に損傷を与えることなく当該物品をトラックに搭載することが必要である。
【0003】
そのため、従来では物品を一旦運搬用パレット上に搭載し、次にこの運搬用パレットにフォークリフトのフォークを嵌挿させて物品を吊り上げ、その後、この物品を運搬用パレットごとトラックに搭載するようにしている。
【0004】
図3は上述した運搬用パレットの従来例を示す概念斜視図である。
【0005】
この運搬用パレット1は、重量のある天然の木製の無垢材からなるサイドブロック2からなり、図示の如く通常はこのサイドブロック2を3本並設し、その上下面に複数枚の板材3を釘、ネジ等の締結手段4を使用して所定のピッチで打ち付け固定するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の運搬用パレット1によると、サイドブロック2を重量のある天然の木製の無垢材により形成するから、パレットそのものの重量も重く、そのためパレットの組立作業が難しい難点がある。また自然破壊の低減、及び天然資源の枯渇を防止する観点から、天然の太い無垢の木材で形成されたサイドブロック2の使用を制限せざるを得ない場合もある。
【0007】
この発明は、上述した事情に鑑み、重量が軽く、組立作業も簡単で、しかも天然資源の枯渇を可及的に防止することができる運搬用パレットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、この発明では、所定のピッチで複数本併設されたサイドブロックの上下に、固着手段を介し所定のピッチで複数枚の板材を固着するようにした運搬用パレットにおいて、前記サイドブロックを、所定のピッチで配設された複数の角型ブロックと、該複数の角型ブロックを両側から挟持すべく該角型ブロックに固着される一対の側板とにより形成するとともに、前記板材を前記角型ブロックの上下面に固着手段を介して固着するようにしている。
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る運搬用パレットの一実施例を詳述する。
【0009】
図1はこの発明に係る運搬用パレット10の概念組立分解斜視図である。
【0010】
この運搬用パレット10は、3本のサイドブロック11と、このサイドブロッ11の上下に固着される複数枚の板材12とから構成されている。
【0011】
このうち、サイドブロック11は、所定のピッチで併設された複数個(実施例では5個)の角型ブロック13と、この角型ブロック13を両側から挟持するように配設された一対の側板14、15とから構成されている。
【0012】
そして、この一対の側板14、15は、釘、ネジ等の固着手段16により、各角型ブロック13に固着される。
【0013】
一方、サイドブロック11に配置される板材12のうち、上面に配設される板材12は、矢印Aで示すように各サイドブロック11の角型ブロック13に対して5枚配設され、それらは釘、ネジ等の固着手段16(図2)により、各角型ブロック13の上面に固着される。
【0014】
同様に、サイドブロック11に配置される板材12のうち、下面に配設される三枚の板材12も矢印Bで示すように釘、ネジ等の固着手段16(図2)により、各角型ブロック13の下面に固着される。
【0015】
このように、上下の各板材12が各サイドブロック11の角型ブロック13に固着手段16により固着されると、図2で示すように各サイドブロック11と板材12とからなる本願発明に係る運搬用パレット10が形成されることとなる。
【0016】
なお、この運搬用パレット10を組み立てるには、予め使用する場所へ向けバラの状態にあるサイドブロック11と板材12とをトラック等の運送用機器を介して運搬し、その後、その使用場所にて、サイドブロック11と板材12とを釘、ネジ等の固着手段16を用いて互いに固着し組み立てるようにしてもよい。
【0017】
こうすると、予め組み立て終了した運搬用パレット10をトラック等の運送用機器を使用して目的地まで搬送する場合に比較して、大量のサイドブロック11と板材12とをトラック等の運送用機器して目的地に搬送することができ、この結果一回の運搬搬送で大量枚数の運搬用パレット10を目的地で得ることができる。
【0018】
なお、上記実施例では、板材12を単なる木材の薄板で構成したが、この発明は上記実施例に限定されることなく、板材12の下面に合成樹脂、たとえばPET(ポリエチレンテレフタレート)等を塗布し、当該板材12の機械的強度を高めるようにしてもよい。
【0019】
また上記実施例では板材12の取り付け枚数を上面5枚、下面3枚に設定したが、この発明は上記実施例に限定されることなく、上面7枚、下面4枚でもよく、その枚数に限定されない。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の運搬パレットでは、サイドブロックを所定のピッチで配設された複数の角型ブロックと、この複数の角型ブロックを両側から挟持すべく、この角型ブロックに固着される一対の側板とにより形成するとともに、板材を前記角型ブロックの上下面に固着手段を介して固着するようにしたから、木製の太い天然の無垢材で形成されたサイドブロックを使用することがなく、また重量も軽くなるから、天然資源の枯渇を可及的に防止し、しかも組み立て及びその運搬が簡単な運搬用パレットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係る運搬用パレットの組立概念斜視図。
【図2】図2はこの発明に係る運搬用パレットの概念斜視図。
【図3】図3は従来の運搬用パレットの斜視図である。
【符号の説明】
10…運搬用パレット
11…サイドブロック
12…板材
13…角型ブロック
14、15…側板
16…固着手段
【発明の属する技術分野】
この発明は、重量のある物品を運搬する場合に使用する運搬用パレットの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、フォークリフトを使用して重量のある物品をトラック等の運送用機器に搭載する場合は、通常、物品に損傷を与えることなく当該物品をトラックに搭載することが必要である。
【0003】
そのため、従来では物品を一旦運搬用パレット上に搭載し、次にこの運搬用パレットにフォークリフトのフォークを嵌挿させて物品を吊り上げ、その後、この物品を運搬用パレットごとトラックに搭載するようにしている。
【0004】
図3は上述した運搬用パレットの従来例を示す概念斜視図である。
【0005】
この運搬用パレット1は、重量のある天然の木製の無垢材からなるサイドブロック2からなり、図示の如く通常はこのサイドブロック2を3本並設し、その上下面に複数枚の板材3を釘、ネジ等の締結手段4を使用して所定のピッチで打ち付け固定するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の運搬用パレット1によると、サイドブロック2を重量のある天然の木製の無垢材により形成するから、パレットそのものの重量も重く、そのためパレットの組立作業が難しい難点がある。また自然破壊の低減、及び天然資源の枯渇を防止する観点から、天然の太い無垢の木材で形成されたサイドブロック2の使用を制限せざるを得ない場合もある。
【0007】
この発明は、上述した事情に鑑み、重量が軽く、組立作業も簡単で、しかも天然資源の枯渇を可及的に防止することができる運搬用パレットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、この発明では、所定のピッチで複数本併設されたサイドブロックの上下に、固着手段を介し所定のピッチで複数枚の板材を固着するようにした運搬用パレットにおいて、前記サイドブロックを、所定のピッチで配設された複数の角型ブロックと、該複数の角型ブロックを両側から挟持すべく該角型ブロックに固着される一対の側板とにより形成するとともに、前記板材を前記角型ブロックの上下面に固着手段を介して固着するようにしている。
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る運搬用パレットの一実施例を詳述する。
【0009】
図1はこの発明に係る運搬用パレット10の概念組立分解斜視図である。
【0010】
この運搬用パレット10は、3本のサイドブロック11と、このサイドブロッ11の上下に固着される複数枚の板材12とから構成されている。
【0011】
このうち、サイドブロック11は、所定のピッチで併設された複数個(実施例では5個)の角型ブロック13と、この角型ブロック13を両側から挟持するように配設された一対の側板14、15とから構成されている。
【0012】
そして、この一対の側板14、15は、釘、ネジ等の固着手段16により、各角型ブロック13に固着される。
【0013】
一方、サイドブロック11に配置される板材12のうち、上面に配設される板材12は、矢印Aで示すように各サイドブロック11の角型ブロック13に対して5枚配設され、それらは釘、ネジ等の固着手段16(図2)により、各角型ブロック13の上面に固着される。
【0014】
同様に、サイドブロック11に配置される板材12のうち、下面に配設される三枚の板材12も矢印Bで示すように釘、ネジ等の固着手段16(図2)により、各角型ブロック13の下面に固着される。
【0015】
このように、上下の各板材12が各サイドブロック11の角型ブロック13に固着手段16により固着されると、図2で示すように各サイドブロック11と板材12とからなる本願発明に係る運搬用パレット10が形成されることとなる。
【0016】
なお、この運搬用パレット10を組み立てるには、予め使用する場所へ向けバラの状態にあるサイドブロック11と板材12とをトラック等の運送用機器を介して運搬し、その後、その使用場所にて、サイドブロック11と板材12とを釘、ネジ等の固着手段16を用いて互いに固着し組み立てるようにしてもよい。
【0017】
こうすると、予め組み立て終了した運搬用パレット10をトラック等の運送用機器を使用して目的地まで搬送する場合に比較して、大量のサイドブロック11と板材12とをトラック等の運送用機器して目的地に搬送することができ、この結果一回の運搬搬送で大量枚数の運搬用パレット10を目的地で得ることができる。
【0018】
なお、上記実施例では、板材12を単なる木材の薄板で構成したが、この発明は上記実施例に限定されることなく、板材12の下面に合成樹脂、たとえばPET(ポリエチレンテレフタレート)等を塗布し、当該板材12の機械的強度を高めるようにしてもよい。
【0019】
また上記実施例では板材12の取り付け枚数を上面5枚、下面3枚に設定したが、この発明は上記実施例に限定されることなく、上面7枚、下面4枚でもよく、その枚数に限定されない。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の運搬パレットでは、サイドブロックを所定のピッチで配設された複数の角型ブロックと、この複数の角型ブロックを両側から挟持すべく、この角型ブロックに固着される一対の側板とにより形成するとともに、板材を前記角型ブロックの上下面に固着手段を介して固着するようにしたから、木製の太い天然の無垢材で形成されたサイドブロックを使用することがなく、また重量も軽くなるから、天然資源の枯渇を可及的に防止し、しかも組み立て及びその運搬が簡単な運搬用パレットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係る運搬用パレットの組立概念斜視図。
【図2】図2はこの発明に係る運搬用パレットの概念斜視図。
【図3】図3は従来の運搬用パレットの斜視図である。
【符号の説明】
10…運搬用パレット
11…サイドブロック
12…板材
13…角型ブロック
14、15…側板
16…固着手段
Claims (3)
- 所定のピッチで複数本併設されたサイドブロックの上下に、固着手段を介し所定のピッチで複数枚の板材を固着するようにした運搬用パレットにおいて、
前記サイドブロックを、所定のピッチで配設された複数の角型ブロックと、該複数の角型ブロックを両側から挟持すべく該角型ブロックに固着される一対の側板とにより形成するとともに、
前記板材を前記角型ブロックの上下面に固着手段を介して固着するようにしたことを特徴とする運搬用パレット。 - 前記固着手段は、釘あるいはネジであることを特徴とする請求項1に記載の運搬用パレット。
- 前記板材の下面には補強用の合成樹脂が塗布されることを特徴とする請求項1に記載の運搬用パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003041226A JP2004250031A (ja) | 2003-02-19 | 2003-02-19 | 運搬用パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003041226A JP2004250031A (ja) | 2003-02-19 | 2003-02-19 | 運搬用パレット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004250031A true JP2004250031A (ja) | 2004-09-09 |
Family
ID=33024870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003041226A Abandoned JP2004250031A (ja) | 2003-02-19 | 2003-02-19 | 運搬用パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004250031A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013216387A (ja) * | 2011-05-23 | 2013-10-24 | Camry Packing Industrial Ltd | プラスチックパレット |
-
2003
- 2003-02-19 JP JP2003041226A patent/JP2004250031A/ja not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013216387A (ja) * | 2011-05-23 | 2013-10-24 | Camry Packing Industrial Ltd | プラスチックパレット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20071026 |
|
A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072 Effective date: 20080212 |