JP2002154539A - パレット - Google Patents
パレットInfo
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- JP2002154539A JP2002154539A JP2000350813A JP2000350813A JP2002154539A JP 2002154539 A JP2002154539 A JP 2002154539A JP 2000350813 A JP2000350813 A JP 2000350813A JP 2000350813 A JP2000350813 A JP 2000350813A JP 2002154539 A JP2002154539 A JP 2002154539A
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Abstract
強度が保てるうえ、老朽化や廃棄処理の点で不都合を生
じないパレットを提供すること。 【解決手段】 物品を載置して搬送するための略平板状
のパレットであって、細長い板状である主板を、複数本
横並びさせて、略長方形の載置面を成し、2つの載置面
の間に、略板状の連結部材を配設して、それらを結合さ
せることで、略平板状のパレットを形成する構成におい
て、主板を耐食性軽金属で成し、横並びさせた主板のう
ち、少なくとも両端部近傍に配置される主板を、断面が
略コの字形状である細長い板状体を2枚、それぞれの開
口部を対向させて一体化させた筒状体にする。
Description
載置して搬送するためのパレットに関する。
の従来のパレットは、樹脂製の板をスチール製の骨組み
に接合することで、その強度を保っていた。しかし、こ
れによると、接合するための釘類が突出したり老朽化す
ることによる不都合や、その材質の重量による作業能率
の低下という問題があった。それに対し、軽量化と耐食
性向上を図るために、プラスティック製のパレットが考
案された。しかし、これによると、強度の点で難がある
ほか、廃棄処理の問題が派生してしまう。
術の有する問題点に鑑みて創出されたものであり、その
目的は、軽量で作業能率を向上させられながら十分な強
度が保てるうえ、老朽化や廃棄処理の点で不都合を生じ
ないパレットを提供することである。
に、本発明のパレットは次の構成を備える。すなわち、
物品を載置して搬送するための略平板状のパレットであ
って、細長い板状である主板を、複数本横並びさせて、
略長方形の載置面を成し、2つの載置面の間に、略板状
の連結部材を配設して、それらを結合させることで、略
平板状のパレットを形成する構成において、主板を耐食
性軽金属で成し、横並びさせた主板のうち、少なくとも
両端部近傍に配置される主板を、断面が略コの字形状で
ある細長い板状体を2枚、それぞれの開口部を対向させ
て一体化させた筒状体にすることを特徴とする。
て、主板の強度増強に寄与させてもよい。
は、棒状の柱体で成し、パレットの4側部に空隙を設け
て、搬送の利便に寄与させてもよい。
て、廃棄物の再利用性に寄与させてもよい。
示した実施例に基づいて説明する。図1ないし3は、本
発明によるパレットの正面図、平面図、側面断面図であ
り、図4は、パレットの載置面を形成する主板の正面図
である。パレットの上下面を成す主板(10)は、2枚
の板状体(11)(11)を組み合わせて形成される。
すなわち、図4に明示するように、断面が略コの字形状
である細長い板状体(11)を2枚、それぞれの開口部
(11a)(11a)を対向させた状態で、両者を溶接
して一体化することで、細長い筒状の主板(10)が得
られる。断面が略コの字形状の板状体(11)を組み合
わせて溶接したため、軽量でありながら、高い強度が達
成されている。この強度は、主板(10)の断面を、最
初から略ロの字形状の筒状体にしておいた場合よりも高
いものである。
アルミニウム等の耐食性軽金属を主原料として製造され
る。そのため、老朽化や廃棄処理の点で不都合が防止さ
れている。主板(10)は、2枚の板状体(11)(1
1)を上述のように組み合わせて形成されることで、軽
量ながら十分な強度が保てて、作業能率の向上に寄与し
ている。
示すように、複数枚横並びされて、略長方形の載置面を
形成する。その2つの載置面の間に、略板状の連結部材
(20)が配設され、それらが結合されて、略平板状の
パレットが形成される。連結部材(20)は、略ロの字
形状の板状体や棒状の柱体が利用できる。すると、2つ
の載置面の間に空隙(20a)(20b)が生じるが、
主板(10)の強度が高いので、そのような構造が可能
である。従来のパレットは、2側部(20a)(20
a)のみ開口していたが、本発明によるパレットは、4
側部(20a)(20a)(20b)(20b)を開口
させられるので、フォークリフト等の搬送部材を差し込
められる部位が多くて搬送の利便性が高い。フォークリ
フト等の搬送部材が差し込まれる位置は、パレットの縁
近くなので、複数枚の主板(10)のうち、少なくとも
両端部近傍に配置される主板(10A)は、上述の筒状
に形成することが望まれる。
す。断面が略コの字形状である細長い板状体(11)の
開口部(11a)に、板状のリブ(11b)が立設され
て、断面が略ヨの字形状になっている。そのため、板状
体(11)の底面の中程でも支持されて、主板(1
0’)の強度が増強されている。このリブ(11b)を
付設すると、アルミニウム板の厚みを5mmから1.6mm
に薄くできるほど強度が増す。なお、リブ(11b)の
形状及び数は、板状体(11)の長さと等しい1本の長
方形に限らず、不連続なものを多数本設置してもよい。
るので次の効果を奏する。請求項1に記載のパレットに
よると、耐食性軽金属から成り、断面が略コの字形状で
ある細長い板状体を2枚、それぞれの開口部を対向させ
て一体化させた筒状の主板を、複数枚横並びさせて、物
品を載置する面を形成している。この主板の構造によっ
て、軽量でありながら高い強度が保てて、作業能率の向
上が図られる。
体の開口部にリブが立設されるので、主板の強度が増強
される。
部材が、略ロの字形状の板状体または棒状の柱体なの
で、パレットの4側部に空隙が生じる。そのため、その
4方の空隙を利用して搬送できるので、搬送の利便性が
高い。
料がアルミニウムの主板が用いられるので、廃棄の際の
再利用に寄与させられる。
Claims (4)
- 【請求項1】物品を載置して搬送するための略平板状の
パレットであって、 細長い板状である主板を、複数本横並びさせて、略長方
形の載置面を成し、 2つの載置面の間に、略板状の連結部材を配設して、そ
れらを結合させることで、略平板状のパレットを形成す
る構成において、 主板が耐食性軽金属から成り、 横並びされた主板のうち、少なくとも両端部近傍に配置
される主板が、 断面が略コの字形状である細長い板状体を2枚、それぞ
れの開口部を対向させて一体化させた筒状体であること
を特徴とするパレット。 - 【請求項2】板状体が、 その開口部に立設されたリブを備える請求項1に記載の
パレット。 - 【請求項3】連結部材が、略ロの字形状の板状体、また
は、棒状の柱体から成り、 パレットの4側部に空隙が備わる請求項1または2に記
載のパレット。 - 【請求項4】耐食性軽金属の主原料がアルミニウムであ
る請求項1ないし3に記載のパレット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000350813A JP4625174B2 (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000350813A JP4625174B2 (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | パレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002154539A true JP2002154539A (ja) | 2002-05-28 |
JP4625174B2 JP4625174B2 (ja) | 2011-02-02 |
Family
ID=18823976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4625174B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5486147A (en) * | 1977-12-19 | 1979-07-09 | Nippon Light Metal Co | Pallet |
JPS556235U (ja) * | 1978-06-23 | 1980-01-16 | ||
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JP2000043870A (ja) * | 1998-07-28 | 2000-02-15 | Kobe Steel Ltd | 軽量化アルミパレット |
-
2000
- 2000-11-17 JP JP2000350813A patent/JP4625174B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000043870A (ja) * | 1998-07-28 | 2000-02-15 | Kobe Steel Ltd | 軽量化アルミパレット |
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---|---|
JP4625174B2 (ja) | 2011-02-02 |
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