JP2004249704A - 伝動ベルトの製造方法とその方法により得られた伝動ベルト - Google Patents

伝動ベルトの製造方法とその方法により得られた伝動ベルト Download PDF

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Abstract

【課題】リブ部の伝動面に短繊維を均一に付着してベルト走行時の騒音を軽減し、そしてベルト伸びを低減した伝動ベルトの製造方法とその方法により得られた伝動ベルトを提供する。
【解決手段】ゴム材22表面に形成した接着層23に植毛糸26を付着した第1のスリーブ24を、外周面に可撓性ジャケット42を装着した内型41と、内周面にリブ型もしくはコグ型からなる型部45を刻印した外型46との間に配置した後、可撓性ジャケット42を膨張させて上記第1のスリーブ24を外型46の刻印した型部45に密着するように未加硫の予備成型体21を作製し、外型46から離脱した内型の可撓性ジャケット42面に少なくとも心線を巻き付けた第2のスリーブ25を作製し、再度、上記内型41を外型46内に設置し、可撓性ジャケット42を膨張させて第2のスリーブ25を外型46に装着した予備成型体21と一体的に加硫し、脱型して型付部27を形成した加硫ベルトスリーブ51を作製する、伝動ベルトの製造方法にある。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は伝動ベルトの製造方法とその方法により得られた伝動ベルトに係り、詳しくはリブ部の伝動面に短繊維を付着させてベルト走行時の騒音を軽減し、そして伸びを小さくした伝動ベルトの製造方法とその方法により得られた伝動ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ベルト長手方向に沿って心線を埋設した接着ゴム層と、ベルト長手方向に延びるリブ部が設けられ、幅方向に配向する短繊維を含む圧縮ゴム層とを積層してなる伝動ベルトが知られている。
【0003】
この伝動ベルトは、一般に、ベルト長手方向に沿って心線を埋設した接着ゴム層と、接着ゴム層に隣接してリブ部を形成するフラットな圧縮ゴム層とを積層してなるスリーブを加硫缶に装着し、リブ部のない状態のフラットなスリーブを加硫成形する。この圧縮ゴム層を研削してリブ部を削りだし、必要なリブ部の数に合わせて輪切りにして伝動ベルトとする。
【0004】
しかしながら、スリーブの圧縮ゴム層を研削してリブ部を形成することにより、相当な量の材料ロスが発生する。そこて、研削しないでリブ部を形成する方法が提案されている。
【0005】
これを改善する方法として、短繊維含有ゴム組成物を拡張ダイによってシート化したものを伝動ベルトに使用することである。例えば、特許文献1には、Vリブ部成形溝を有する拡張ダイを出口部分に備えた押出機によって円筒状リブゴムチューブを押出し、このリブゴムチューブを切開したシート用いて金型上でVリブドベルト成形体を成形して、加硫し、そしてベルト成形体のVリブ部のリブ表面を研削して短繊維をリブ部表面に露出させ、走行時の騒音を軽減したVリブドベルトを作製することが開示されている。
【0006】
一方、このような研削方法によって短繊維をリブ部表面に露出させる以外に、特許文献2には静電植毛によって動力伝動側及び被伝達面の少なくとも一方の伝達部接触表面に立毛を設け、走行時の騒音を軽減した動力伝動用部材が記載されている。
【0007】
また、特許文献3には、ベルト表面にフロック加工されたファブリックを装着し、摩擦係数を増加させた駆動面を設けた伝動ベルトが開示されている。
【0008】
【特許文献1】
特開平8−74936号公報
【特許文献2】
特開平9−14361号公報
【特許文献3】
特開2001−82549号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、リブ部を有する伝動ベルトの製造方法では、静電植毛によって直接リブ部の表面に付着させると、V形状のリブ溝の入口付近では充分な植毛が出来ても、リブ溝に奥深い個所では植毛しにくいといった問題があり、新たな製造方法の開発が望まれていた。一方、フロック加工されたファブリックを用いる場合には、不織布のようなファブリック(基体)に接着剤を塗布し、この上に短繊維フロックを機械的に、また静電気的に付着したものをベルトの製造に使用するものであり、フロック加工されたファブリックの端部をラップ接合し、あるいは突合せ接合するために、ベルト成形後にはファブリックの接合部から剥離が起こる可能性があった。
【0010】
本発明はかかる問題に着目し、鋭意研究した結果、リブ部の伝動面に短繊維を均一に付着してベルト走行時の騒音を軽減し、そしてベルト伸びを低減した伝動ベルトの製造方法とその方法により得られた伝動ベルトを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成すべく本願請求項1記載の発明は、ベルト長手方向に沿って心線を埋設したゴム層と、該ゴム層に隣接してベルトの長手方向に延びるリブ部もしくはベルト長手方向に所定間隔で設けたコグ部からなる型付部が設けられる圧縮ゴム層とを積層した伝動ベルトの製造方法において、
ゴム材表面に形成した接着層に短繊維を付着した第1のスリーブを、外周面に可撓性ジャケットを装着した内型と、内周面にリブ型もしくはコグ型からなる型部を刻印した外型との間に配置した後、
上記可撓性ジャケットを膨張させて上記第1のスリーブを外型の刻印した型部に密着するように未加硫の予備成型体を作製し、
外型から離脱した内型の可撓性ジャケット面に少なくとも心線を巻き付けた第2のスリーブを作製し、
再度、上記内型を外型内に設置し、可撓性ジャケットを膨張させて第2のスリーブを外型に装着した予備成型体と一体的に加硫し、
脱型して型付部を形成した加硫ベルトスリーブを作製する、伝動ベルトの製造方法にある。
【0012】
上記構成によると、第1のスリーブを内周側から押圧して型付部を形成した予備成型体を作製し、更に第2のスリーブを外側へ伸張させて予備成型体と一体的に加硫するものであって、特に第2のスリーブの径方向への変形が少ないために、伸びの小さなベルトを成形することができ、更には型付部が正確に成形でき、そして型付部表面に付着した短繊維がベルト走行時の騒音を軽減できる。
【0013】
本願請求項2記載の発明は、内型の外周に設けた可撓性ジャケット面に少なくともゴム材よりなる第1のスリーブを装着し、第1のスリーブ表面に形成した接着層に短繊維を直接付着した後、該内型を外型に嵌入する伝動ベルトの製造方法にある。
【0014】
本願請求項3記載の発明は、ゴムシート表面に形成した接着層に短繊維を付着した後、該ゴムシートを第1のスリーブにし、これを内型と外型との間に配置する伝動ベルトの製造方法にある。
【0015】
本願請求項4記載の発明は、ゴム材表面に形成した接着層に短繊維を静電植毛させる伝動ベルトの製造方法にあり、短繊維の密度を濃くすることができ、また短繊維の飛散も少なく効率よくゴム材表面に短繊維を付着することができる。
【0016】
本願請求項5記載の発明は、第1のスリーブには幅方向に配向した短繊維が含まれている伝動ベルトの製造方法にあり、ベルト幅方向の剛性を高めることもできる。
【0017】
本願請求項6記載の発明は、加硫ベルトスリーブの型付部表面を研磨し、型付部表面の短繊維を起毛させる伝動ベルトの製造方法にあり、型付部表面の短繊維を確実に起毛させることができ、型付部表面の摩擦係数をより一層小さくすることができる。
【0018】
本願請求項7記載の発明は、ベルト長手方向に沿って心線を埋設したゴム層と、該ゴム層に隣接してベルト長手方向に延びるリブ部を有する伝動ベルトにおいて、リブ部のゴムを波形状に流動させた内層と、リブ部表面に設けた接着層に短繊維を付着させた伝動ベルトにあり、短繊維がリブ部表面に形成した接着層から種々の角度で起毛した状態、寝た状態、あるいは一部ゴム層に埋設した状態が混在し、これがベルト走行時の騒音を軽減し、更にリブ部表面からの亀裂を阻止する。
【0019】
本願請求項8記載の発明は、リブ部に短繊維が含まれ、しかも該短繊維が波形状に配向している伝動ベルトにあり、ベルト幅方向の剛性を高めることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照し、本発明の実施例を説明する。
本発明では、圧縮ゴム層を形成する短繊維を幅方向に配向させたゴム材を作製するが、その製造方法として押出方法やカレンダーによる圧延方法がある。無論、短繊維を含有させないゴム材も使用することができる。
【0021】
以下では、その一例として、繊維を幅方向に配向させたシート状のゴム材を押出方法で作製する場合を示す。この押出方法では、予めオープンロールによってポリマー100質量部に10〜40質量部の短繊維を投入して混練した後、混練したマスターバッチをいったん放出し、これを20〜50°Cまで冷却してゴムのスコーチを防止する。
【0022】
1〜10質量部の軟化剤を投入すると、短繊維とゴムのなじみが良くなり、ゴム中への分散が良くなるばかりか、短繊維自体が絡み合って綿状になるのを防ぐ効果がある。即ち、軟化剤が短繊維に浸透し、素繊維同士の絡み合いがほぐれるための潤滑剤としての役割をはたし、短繊維が綿状になるのを阻止し、かつ短繊維とゴムのなじみが良くなって短繊維の分散が良くなる
【0023】
続いて、図1に短繊維入りシート状ゴム材の押出装置の概略図に示すように、マスターバッチを押出機2におけるシリンダー3の押出スクリュー4で通常40〜100℃に温度調節された状態で混練りした後、短繊維混入ゴム15をシリンダー4と相対向した位置にあって同一の中心軸線上に配置した内ダイ7間のゴム通路18で流動阻害を受けず、かつ流れ方向を変えることなくスムーズに環境拡張ダイ5のゴム通路8へ流し、そして該ゴム通路8の中を通過させながら短繊維を円周方向に配向させた筒状成形体10に押出成形する。このため、ゴム通路18には、スパイダーのような阻害物がなく、筒状成形体にはウェルドラインの発生がなく、かつシリンダーの内圧を減じて筒状成形体の吐出量を多くし、短繊維の配向性を向上させることができる。
【0024】
内ダイ7は押出装置1の外側に配置された支持部材17に機械的に固定され、内ダイ7と押出スクリュー4間のゴム通路18は短繊維混入ゴムのみが存在する空間になり、また内ダイ7と押出スクリュー4の先端部とは、相対向した位置にあって同一の中心軸線上に配置されている。このため、押出スクリュー4によって混練された短繊維混入ゴム15はゴム通路18内で流動阻害を受けず、かつ流れ方向を変えることなくスムーズに移動し、そして環境拡張ダイ5のゴム通路8の中を通過しながら短繊維を円周方向に配向させた筒状成形体10に押出成形する。
【0025】
内ダイ7の形状は、先端部20から吐出口9へ向かって徐々に径が拡張し、そのテーパー角度θが30°≦θ≦80°である。ゴム流路入口径が20〜120mm、ゴム流路出口径が100〜440mm、そしてその比率である拡張比(ゴム流路出口径/ゴム流路入口径)が1.5〜12.5に設定される。この設定範囲未満であれば、内ダイ7の吐出口9付近での円周方向への引き伸ばしが小さくて、厚みの大きな筒状成形体10の内外層では短繊維が円周方向に配向しにくくなり、一方この設定範囲を越えると、円周方向への引き伸ばしが大きくなり過ぎて、押出圧力が劣る場合には、筒状成形体10が裂けやすい。
【0026】
その後、連続して押出成形されたウェルドラインのない筒状成形体10は、図2に示すように短繊維が内層から外層にかけて円周方向に均一に配向した厚さ1〜10mmのものであり、切断手段12によって1個所切開しながら一枚のシート状のゴム材22にし、続いて該ゴム材22を所定間隔で切断する。
【0027】
ここで使用するゴム材22の原料ゴムとしては、天然ゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、エチレン−プロピレンゴム、アルキル化クロロスルフォン化ポリエチレン、水素化ニトリルゴム、水素化ニトリルゴムと不飽和カルボン酸金属塩との混合ポリマー、エチレン−プロピレンゴム(EPR)やエチレン−プロピレン−ジエンモノマー(EPDM)からなるエチレン−α−オレフィンエラストマー等のゴム材の単独、またはこれらの混合物が使用される。ジエンモノマーの例としては、ジシクロペンタジエン、メチレンノルボルネン、エチリデンノルボルネン、1,4−ヘキサジエン、シクロオクタジエンなどが挙げることができる。
【0028】
上記ゴム材には、アラミド繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、綿等の繊維からなり繊維の長さは繊維の種類によって異なるが、1〜10mm程度の短繊維が用いられ、例えばアラミド繊維であると3〜5mm程度、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、綿であると5〜10mm程度のものが用いられる。その添加量はゴム100質量部に対して10〜40質量部である。
【0029】
更に、上記ゴム材には、軟化剤、カーボンブラックからなる補強剤、充填剤、老化防止剤、加硫促進剤、加硫剤等が添加される。
【0030】
上記軟化剤としては、一般的なゴム用の可塑剤、例えばジブチルフタレート(DBP)、ジオクチルフタレート(DOP)等のフタレート系、ジオクチルアジペート(DOA)等のアジペート系、ジオクチルセバケート(DOS)等のセバケート系、トリクレジルホスフェート等のホスフェートなど、あるいは一般的な石油系の軟化剤が含まれる。
【0031】
続いて、図3に示すように内型41に装着された加硫ゴム製の可撓性ジャケット42の外周面に、離型紙あるいは樹脂フィルムからなる離型シート(図示せず)を巻き付けた後、短繊維を配向させたシートのゴム材22を巻き付けて、ラップジョイントして第1のスリーブ24を作製する。
【0032】
次いで、内型41を回転させながら第1のスリーブ24の表面に接着剤をスプレー法、ディップ法等の公知の方法で塗布して接着層23を形成する。接着剤としては、トルエン、メチルエチルケトン等のゴムシート22を溶かすことができる有機溶剤、ゴム系接着剤、RFL(レゾリシン−ホルムアルデド−ラテックス)接着剤、ウレタン系エマルジョン、アクリル系エマルジョン、酢酸ビニル系エマルジョン、スチレン系エマルジョン等がある。RFL液はレゾルシンとホルムアルデドとの初期縮合体をラテックスに混合したものであり、ここで使用するラテックスとしてはクロロプレン、スチレン・ブタジエン・ビニルピリジン三元共重合体、水素化ニトリル、NBR、エチレン・α−オレフィン−ジエン共重合体ゴムラテックスである。また、RFL液にイソシアネート化合物も添加することができる。
尚、接着剤を塗布する前に、第1のスリーブ24の表面をアルコール拭きなどのクリーニング処理、プライマー処理等の前処理を行うこともできる。
【0033】
接着層23の厚みは、特に限定されるものではないが、短繊維を良好にさせるためにも約0.05〜1mm、好ましくは0.05mm〜0.5mmである。しかし、本発明では、接着層23を必ず設ける必要はないが、接着層23を設けた方が好ましい。
【0034】
続いて、公知の静電植毛機を用いて、第1のスリーブ24の接着層23に静電植毛を行う。植毛処理としては、内型41をアースとし、静電植毛機の電極に電圧を印加することにより電界を形成し、この電界内にレーヨン、綿、ポリエステル、ナイロン、アラミド、ビニロン、炭素繊維、ポリテトラフルオロエチレン等などからなる表面を電着処理したパイルを供給し、飛翔させて第1のスリーブ―24の接着層23に向けて突き刺すことにより植毛糸26を設け、植毛後の第1のスリーブ24を自然または加熱乾燥する。
【0035】
上記パイルの長さは0.1〜5.0mmが好ましく、アスペクト比(長さLmm/太さ直径Dmmは30〜300である。また、植毛糸の密度は摩擦係数や走行時の音に寄与するものであり、今日使用されている伝動ベルトに近時するもので、10,000〜500,000本/cmである。
【0036】
次いで、図4に示すように上記植毛した第1のスリーブ24を装着した内型41を外型46の内側に一定の空隙を設けて基台上に載置する。内型41は別の成形工程より移動してくる関係上、媒体流通口Aと媒体送入排出路Bとは分離しており、内型41を基台に載置後、媒体流通口AをジョイントJでパイプと連結する。
【0037】
媒体送入機を作動して高圧空気もしくは高圧蒸気を媒体送入排出路B、媒体流通口Aを経て、可撓性ジャケット42の内部に送入する。可撓性ジャケット42は、その上下部が内型41上に密閉固定されているため、可撓性ジャケット42の内面と内型41の外面の間に空気が充満し、可撓性ジャケット42は次第に膨張する。そして、その外周面に装着されている植毛した第1のスリーブ24を半径方向に均一に膨張させ、加熱ヒーター若しくは高温蒸気で100〜160℃に加熱した外型46のリブ型である型部45と30〜120秒間接触せしめる。
【0038】
このとき、可撓性ジャケット42の膨張押圧力により、上記植毛した第1のスリーブ24が外型46の型部45に押圧され、図5のような表面に複数のV型突起の型付部27を有する未加硫の予備成型体21を形成するに至る。そして、植毛した短繊維は接着層23により強固に接合する。
【0039】
その後は、バルブを真空ポンプの方へ切替えて、可撓性ジャケット42内に充満している空気を排気し、次いで吸引作用で可撓性ジャケット42を図4に示す元の位置に収縮復帰せしめる。
【0040】
そして、内型41を外型46から抜き取り、内型41の可撓性ジャケット42の外周面に補強布47、接着ゴム49、およびコードからなる心線48を順次に捲き付けて第2のスリーブ25を形成する。その後、図6に示すようにこの内型41を外型46内へ設置した後、図7に示すように可撓性ジャケット42を膨張させ、第2のスリーブ25を半径方向に均一に膨張させ、加熱ヒーター若しくは高温蒸気で100〜180℃に加熱した外型46の型部45に装着した予備成型体21に密着して一体的に加硫し、ベルトスリーブ51を作製する。
【0041】
上記製造方法のように未加硫の予備成型体21を成型することにより、成形時に可撓性ジャケット42の膨張による第2のスリーブ25の伸張量を抑え、また心線48を平坦に配置することができ、寸法安定性に優れたVリブドベルトを作製することができる。
【0042】
加硫後は、図8に示すように可撓性ジャケット42を収縮させ、内型41を外型46から抜き取った後、外型46に装着した加硫済みベルトスリーブ51を抜き取る。加硫済みベルトスリーブ51の型付部27の表面では、短繊維(植毛糸26)が型付部27表面に形成した接着層23から種々の角度で起毛した状態、寝た状態、あるいは一部ゴム層に埋設した状態が混在している。短繊維(植毛糸26)を更に露出させるために、加硫済みベルトスリーブ51を別の1軸もしくは2軸ドラムに挿入して回転させながら、回転させたブラシを型付部に当接させながら、表面層を薄く研磨して短繊維を起毛させることができる。
【0043】
更に、上記加硫済みベルトスリーブ51を他の1軸もしくは2軸ドラムに挿入して回転させながら、円周方向に所定幅に切断し、ドラムより取出し反転することにより、周長が一定で、V形リブが正確に型付形成されたVリブドベルト1を得た。尚、外型46を分割式モールドにした場合、未加硫スリーブの挿入ならびに加硫スリーブの取り外しが容易になり、かつこの分割面が一種の空気抜きの機能を果し、V型リブをより一層正確に形成することができる。
【0044】
図9は得られたVリブドベルトの断面図である。Vリブドベルト100は、高強度で低伸度のコードよりなる心線102を接着ゴム層103中に埋設し、その下側に弾性体層である圧縮ゴム層104を有している。この圧縮ゴム層104にはベルト長手方向に伸びる断面略三角形の複数のリブ部106(型付部)が設けれ、リブ部の内層110に短繊維109が波状に配置してベルトの耐側圧性を向上させ、更にリブ部の表面層111に設けた接着層107に植毛短繊維108が分散し、リブ部表面に対してランダムに傾斜し、あるいは寝かされた状態になっている。
【0045】
接着ゴム層103に使用されるゴムとしては、短繊維を除いた圧縮ゴム層104のゴム配合物に類似している。無論、短繊維を含めてもよい。
【0046】
心線102としては、ポリエステル繊維、アラミド繊維、ガラス繊維が使用され、中でもエチレン−2,6−ナフタレートを主たる構成単位とするポリエステル繊維フィラメント群を撚り合わせた総デニール数が4,000〜8,000の接着処理したコードが、ベルトスリップ率を低く抑えることができ、ベルト寿命を延長させるために好ましい。また、心線102にはゴムとの接着性を改善する目的で接着処理が施される。このような接着処理としては繊維をレゾルシン−ホルマリン−ラテックス(RFL)液に浸漬後、加熱乾燥して表面に均一に接着層を形成するのが一般的である。しかし、これに限ることなくエポキシ又はイソシアネート化合物で前処理を行なった後に、RFL液で処理する方法等もある。
【0047】
心線102は、スピニングピッチ、即ち心線の巻き付けピッチを0.9〜1.3mmにすることで、モジュラスの高いベルトに仕上げることができる。0.9mm未満になると、コードが隣接するコードに乗り上げて巻き付けができず、一方1.3mmを越えると、ベルトのモジュラスが徐々に低くなる。
【0048】
背面補強材105は、織物、編物、不織布の繊維材料あるいはゴム材料から選択されるが、より好ましいものは不織布である。構成する繊維素材としては、例えば綿、麻、レーヨン等の天然繊維や、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリフロルエチレン、ポリアクリル、ポリビニルアルコール、全芳香族ポリエステル、アラミド等の有機繊維が挙げられる。上記帆布は公知技術に従ってレゾルシン−ホルマリン−ラテックス液(RFL液)に浸漬後、未加硫ゴムを背面補強材105に擦り込むフリクションを行ったり、またRFL液に浸漬後にゴムを溶剤に溶かしたソーキング液に浸漬処理する。
【0049】
このようなVリブドベルトは、リブ部表面に均一に付着した短繊維108がベルト走行時の騒音を軽減し、更にリブ部表面からの亀裂も発生を阻止する。
【0050】
尚、以上説明した実施形態は、以下のように変更して実施することができる。
まず、上記実施形態では、内型41の外周に設けた可撓性ジャケット42面に第1のスリーブ24を装着し、第1のスリーブ24表面に形成した接着層23に短繊維を直接付着した後、該内型を外型に嵌入する方法であったが、これ以外に図4に示すようにアース電極板29の上にシート状のゴム材22を設置した後、該ゴム材22の表面に上記の方法で接着剤塗布装置24で接着剤を塗布して接着層23を形成し、そして電着処理したパイル糸を静電植毛して植毛糸26を付着した後、該ゴム材22を第1のスリーブ24にし、これを内型41と外型46との間に間隙設けて配置することもできる。
【0051】
また、第1のスリーブ24表面に形成した接着層23に短繊維を直接付着させる方法として、パイル糸を静電植毛する以外に、コロナ放電により電気力線を発生させ、パイル糸を空気よって吹き付ける方法も採用することができる。
【0052】
また、図5に示すようにゴム材22の一方の表面に、接着剤をスプレー法、ディップ法等の公知の方法で塗布装置24にてして接着層23を形成し、接着層23の上に静電植毛ではなく短繊維を散布して接着層23上に付着したものを使用することもできる。これによって得られたVリブドベルト100は、図10に示すように、高強度で低伸度のコードよりなる心線102を接着ゴム層103中に埋設し、その下側に弾性体層である圧縮ゴム層104を有している。この圧縮ゴム層104にはベルト長手方向に伸びる断面略三角形の複数のリブ部106が設けれ、リブ部の内層110に短繊維109が波状に配置してベルトの耐側圧性を向上させ、更にリブ部の表面層111に設けた接着層107にほとんど立毛せずに付着した短繊維108が分散し、短繊維107がリブ部表面を被覆した状態になっている。
【0053】
上記実施形態では、圧縮ゴム層が幅方向に配向した短繊維を含有しているタイプにより説明したが、コスト低減のために短繊維を含ませないタイプの圧縮ゴム層であってもよい。短繊維を含まない圧縮ゴム層であっても、リブ部に沿った圧縮ゴム層の流動を確保しつつ、心線の整列状態を良好なものに維持したまま、スリーブを積層して加硫成形をすることができる。
【0054】
短繊維を入れない代わりに、圧縮ゴム層には固体潤滑材を配合することができる。この固体潤滑材は六方晶系又は鱗片状のグラファイト、二流化モリブデン、そしてポリテトラフルオロエチレンから選ばれたものであり、その添加量は原料ゴム100質量部に対して10〜100質量部、好ましくは10〜60質量部であり、10質量部未満の場合にはベルト質量部を超えると、ゴム物性の伸びがちいさくなり、ベルト寿命が短くなる。
【0055】
第1スリーブ24を圧縮ゴム層だけとし、第2スリーブ25を接着ゴム層の第1部分と心線と接着ゴム層の第2部分との積層体とすることができる。この場合、リブに沿った流動は圧縮ゴム層だけとなり、接着ゴム層の全体がこの流動から隔離された状態となり、心線3の整列状態がより確実となる。ただし、圧縮ゴム層1と接着ゴム層2との加熱加圧状態での加硫接合が確実に行われるように適宜な材料選択を行う。
【0056】
伝動ベルト100の背面補強材105について、場合により背面補強材105を省略した形式の伝動ベルトとすることもできる。
【0057】
また、上述した型装置を用いた伝動ベルトの製造方法により、ローエッジコグベルトも成形することができる。
このベルトは、接着ゴム層内にベルト長手方向に沿ってスパイラル状に埋設した心線と、該心線の上側(ベルト外周側)に積層した伸張ゴム層と、前記心線の下側(ベルト内周側)に積層した圧縮ゴム層1からなり、圧縮ゴム層は所定間隔で設けた凹部と凸部とを交互に有するコグ部を有している。また伸張ゴム層の背面及び圧縮ゴム層のコグ部表面には補強布を設けている。
【0058】
このベルトを成形する場合には、外型51は本体内周方向に沿って所定間隔で外型51の長手方向の延びるコグ型に相当する型部45を設けたものを使用することができる。その他の型装置の構造は変わらない。
少なくとも圧縮ゴム層になるゴム材表面に形成した接着層に短繊維を付着した第1のスリーブを形成する第1工程と、この第1のスリーブを内周側から押圧してゴム材の表面にコグ部(型付部)を形成する予備成型体を作製する第2工程と、心線とそれが巻回される接着ゴム層のベルト外周側と伸張ゴム層とを含む第2のスリーブを形成する第3工程と、この第2のスリーブを予備成型体に嵌め、第2のスリーブの内周側から押圧して予備成型体と積層する第4工程により、ベルトを製造することができる。
【0059】
【発明の効果】
以上のように本願請求項に係る発明では、ゴム材表面の接着層に短繊維を付着した第1のスリーブを、外周面に可撓性ジャケットを装着した内型と、内周面にリブ型もしくはコグ型からなる型部を刻印した外型との間に配置した後、上記可撓性ジャケットを膨張させて第1のスリーブを外型の刻印した型部に密着するように未加硫の予備成型体を作製し、外型から離脱した内型の可撓性ジャケット面に少なくとも心線を巻き付けた第2のスリーブを作製し、再度、上記内型を外型内に設置し、可撓性ジャケットを膨張させて第2のスリーブを外型に装着した予備成型体と一体的に加硫し、脱型して型付部を有する加硫ベルトスリーブを作製する、伝動ベルトの製造方法にあり、上記構成により、第1のスリーブを内周側から押圧して型付部を形成した予備成型体を作製し、更に第2のスリーブを外側へ伸張させて予備成型体と一体的に加硫するものであって、特に第2のスリーブの径方向への変形が少ないために、伸びの小さなベルトを成形することができ、更には型付部が正確に成形でき、そして型付部表面に付着した短繊維がベルト走行時の騒音を軽減する効果がある。
【0060】
リブ部のゴムを波形状に流動させた内層と、リブ表面の接着層に短繊維を付着させた短繊維を起毛させた伝動ベルトにあり、リブ部表面の接着層に均一に起毛させた短繊維がベルト走行時の騒音を軽減し、更にリブ部表面からの亀裂を阻止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する短繊維入りシート状ゴム材の製造方法に使用する押出装置の概略図である。
【図2】押出成形された円筒状成形体を直線状に切開しながらゴムシートにする状態の概略図である。
【図3】内型に装着された可撓性ジャケットの外周面に第1のスリーブを作製し、その上に形成した接着層に静電植毛を行った状態を示す断面図である。
【図4】シート状ゴム材に静電植毛している状態を示す図である。
【図5】シート状ゴム材に短繊維を付着している状態を示す図である。
【図6】予備成型体を成形している状態の縦断図である。
【図7】予備成型体を作製した後状態の断面図である。
【図8】未加硫のベルトスリーブを作製する前状態の断面図である。
【図9】ベルトスリーブを加硫している状態の断面図である。
【図10】ベルトスリーブを加硫した後状態の断面図である。
【図11】本発明の製造方法で得られたVリブドベルトの断面図である。
【図12】本発明の製造方法で得られた他のVリブドベルトの断面図である。
【符号の説明】
21 予備成型体
22 ゴム材
23 接着層
24 第1のスリーブ
25 第2のスリーブ
26 植毛糸
27 型付部
41 内型
42 可撓性ジャケット
45 型部
46 外型
51 ベルトスリーブ
100 Vリブドベルト
102 心線102
103 接着ゴム層
104 圧縮ゴム層
106 リブ部
107 接着層
108 植毛短繊維
110 内層
111 表面層

Claims (8)

  1. ベルト長手方向に沿って心線を埋設したゴム層と、該ゴム層に隣接してベルトの長手方向に延びるリブ部もしくはベルト長手方向に所定間隔で設けたコグ部からなる型付部が設けられる圧縮ゴム層とを積層した伝動ベルトの製造方法において、
    ゴム材表面に形成した接着層に短繊維を付着した第1のスリーブを、外周面に可撓性ジャケットを装着した内型と、内周面にリブ型もしくはコグ型からなる型部を刻印した外型との間に配置した後、
    上記可撓性ジャケットを膨張させて上記第1のスリーブを外型の刻印した型部に密着するように未加硫の予備成型体を作製し、
    外型から離脱した内型の可撓性ジャケット面に少なくとも心線を巻き付けた第2のスリーブを作製し、
    再度、上記内型を外型内に設置し、可撓性ジャケットを膨張させて第2のスリーブを外型に装着した予備成型体と一体的に加硫し、
    脱型して型付部を形成した加硫ベルトスリーブを作製する、
    ことを特徴とする伝動ベルトの製造方法。
  2. 内型の外周に設けた可撓性ジャケット面に少なくとも圧縮ゴム層よりなる第1のスリーブを装着し、第1のスリーブ表面に形成した接着層に短繊維を直接付着した後、該内型を外型に嵌入する請求項1記載の伝動ベルトの製造方法。
  3. ゴム材表面に形成した接着層に短繊維を付着した後、該ゴムシートを第1のスリーブにし、これを内型と外型との間に配置する請求項1記載の伝動ベルトの製造方法。
  4. ゴム材表面に形成した接着層に短繊維を静電植毛させる請求項1〜3の何れかに記載の伝動ベルトの製造方法。
  5. 第1のスリーブには幅方向に配向した短繊維が含まれている請求項1〜4の何れかに記載の伝動ベルトの製造方法。
  6. 加硫ベルトスリーブの型付部表面を研磨し、型付部表面の短繊維を起毛させる請求項1〜5の何れかに記載の伝動ベルトの製造方法。
  7. ベルト長手方向に沿って心線を埋設したゴム層と、該ゴム層に隣接してベルト長手方向に延びるリブ部を有する伝動ベルトにおいて、リブ部のゴムを波形状に流動させた内層と、リブ部表面に設けた接着層に短繊維を付着させたことを特徴とする伝動ベルト。
  8. リブ部に短繊維が含まれ、しかも該短繊維が波形状に配向している請求項7記載の伝動ベルト。
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